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【総論】ワンピースは「新世界編」以降どう描いていればよかったか?

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こんなブログをやってると、

  • じゃあお前が描いてみろ
  • 自分じゃ描けないクセに偉そうに批判するな

といったコメントをしてくる人が定期的に現れます。この言い分がどれだけ的外れであるかは、以下の記事をお読みいただければと思いますが、

【ワンピース】「嫌なら読むな」は最も無価値で有害な主張である理由

その上で、「ではもし自分が編集者の立場であれば、どのように修正の打診をするか(どうすればもっと面白くなると考えるか)」についてまとめてみようと思います。

ひとまずこの記事では、「総論」としてざっくり章ごとに修正すべき点を示しながら、「新世界編」の全体像を概括してみます。

その後、章ごとに掘り下げを行い、細部の改善案を提示する「各論」を公開していきます。(※不定期更新)

尚、「新世界編」については、そもそも覇気の習得に「2年」もの修行期間が必要だったのか、という点が争点として挙げられ、「必要なかった」というのが私の結論です。「2年後」という設定自体が「新世界編」をつまらなくしてしまった根本原因だと思っているので、「3D2Y」ではなく「3D2M」(2ヶ月の修行期間)として進めた場合の「ifストーリー」についても考えてみようと思います。

といっても、ゼロからアイデアを追加して、物語の流れや内容を根本的に変えてしまうと意味がないので(例えば「魚人島」の後の島を原作に登場していない架空の島にする等)、あくまで原作のストーリーに沿いながら、原作に登場した食材の調理の仕方を変えてみる、という方針となります。「こうやって物語が進んでいくことを想像していた・期待していた」という点も含めてまとめてみようと思います。(※こちらも不定期更新)

この記事は、ブログ立ち上げ当初から執筆予定であることをお伝えしており、実際だいぶ前から執筆には取り掛かっていたのですが、「ワノ国編」終盤以降ワンピースへの熱量が大幅に失われていったこともあって、なかなか仕上げることができずにいました。

しかし最近のワンピースを読んでいると、このままでは「前半の海」の頃の熱量まで完全に消え去ってしまい、「新世界編をどう描いていれば面白くなったか」などどうでもよくなって書く気力を失いかねないと危機感を覚え始めました。

実際のところ、最終章に入ってからは「前半の海」で描いたきた物語やキャラ達の魅力や面白さを破壊する展開ばかり描かれるため、もはや

  • 「今更何をどう修正しても面白くなりようがない(編集者の力ではどうにもならない)」
  • 「今のワンピースが元々尾田先生が描きたかった(思い描いた)ワンピースなんだ」
  • 「今のワンピースが尾田先生にとっての“面白い”漫画なんだ」

と受け止めざるを得ない(=改善可能性がないので、今のワンピースをつまらないと思うなら「読まない」選択をする他ない)心境になっています。

なので今更「こうすれば面白くなった」と考えること自体、あまりにも虚しい作業となってしまうのですが、このブログを始めた当初から書くとお伝えしていた記事ではあるので、当時の熱量を思い出しながら、書いてみようと思います。

ただし、これまでワンピースを読まない日がないほど毎日のように読み返していた生活から、「前半の海」さえ読み返すことがなくなってしまった今、薄れゆく記憶に頼りながらの執筆となるため、抜け漏れや細かな誤りが発生しうる点は、あらかじめご了承いただければと思います。

第598話〜第602話
2年後・シャボンディ諸島

※2年後から魚人島へ向けて出発するまでは話数が少ないので、ここだけ1話ずつまとめます。

  • 598話「2年後」
    修行を終えたルフィのシーンからスタートし、シャボンディ諸島へ麦わらの一味が続々と姿を現す。(「偽麦わらの一味」という存在価値のない茶番は全カット)「2年前」に、くまによって一味崩壊をさせられたことに思いを馳せながら、ようやく同じ場所に戻って来れたことや、早くルフィや仲間達と再会したいという思いをそれぞれが噛み締める。
  • 599話「九人の海賊」
    一味の一部のメンバーが再会し、お互いのビジュアルの変化や、一味崩壊後、2年間どこで何をしていたのか等について会話する。その姿を見た周囲が、“麦わらの一味”ではないかと騒ぎ出し、“麦わらの一味”の「九人」が全員シャボンディ諸島に集まっていることが海軍の耳に入る。(もしくは、一番に到着したゾロがすでに何か騒ぎを起こしていた結果、一味再集結を予想して海軍が準備を始める)
  • 600話「再出発の島」
    戦桃丸とパシフィスタがシャボンディ諸島に到着し、麦わらの一味を探すべく大量の海兵を配備。シャボンディ諸島には2年前同様に新星達(カリブーなど)が集まっており、話題の麦わらの一味を一目見ようと(もしくは話題の一味の仲間に入れてもらおうと)集まり始める。レイリーとシャッキーがサニー号へ現れ、そこにいたメンバーに海軍の状況とルフィがすでに上陸していることを伝え、「再出発」の時が来たことを伝える。
  • 601話「”ROMANCE DAWN for the new world”─あたらしい世界への冒険の夜明け─」
    変装して上陸したルフィだったが、パシフィスタに見つかり正体がバレる。カリブー含む新星達が集まる前で戦桃丸&パシフィスタとの戦闘開始。覇気を纏った“JET銃”でパシフィスタをワンパンし、2年前の因縁の相手である戦桃丸にも一発お見舞い。戦桃丸は覇気でガードするも強烈なダメージを負い、2年前と比べ物にならないほど強くなっているルフィを目の当たりにする。新星達もその強さに驚愕。もう一体のパシフィスタがルフィを攻撃しようとしたところ、ゾロとサンジが駆けつけて2人で破壊。自分とパシフィスタだけで一味の主力を止めることは不可能だと判断した戦桃丸は、本部に連絡し救援を要請。ルフィ達は急いでその場を離れ、サニー号に向かおうとするところ、ルフィがレイリーに気づき、レイリーに向かって「“海賊王”に おれはなるっ!!!!」と誓う。
  • 602話「下舵いっぱい!!」
    サニー号に一味が集結し、無事全員が再会を果たす。海軍の追手が来るので慌ただしく出航しなければならないかと思いきや、なぜか追手が来ない。それは2年間の修行に付き合ってくれた面々が駆けつけ、海軍を足止めしてくれたから(そのおかげで一味は2年ぶりの再会を喜び、お互いに言葉を掛け合う間が生まれる)。ナミの指示により出航準備を整え、ルフィの一言で魚人島へ向かって出航する。

絶対に入れて欲しかったのは、一味のビジュアル変化について一味同士がきちんと触れることです。特にルフィ、ゾロ、サンジの3人については、読者に対する説明のためにも絶対に触れるべきでした。フランキーのロボット化に丸々2ページ使うなど正気の沙汰ではなく、他に触れた事といえばブルックのミュージシャン化やナミの巨乳化(一段と実っちまったこと)くらいで、なぜか「ルフィの腹の傷」や「ゾロの隻眼化」「サンジの分け目の変更」など肝心な部分に触れようとしないのです。

また「新世界編」は、スタートをルフィ視点で描いておきながら、シャボンディ諸島からは客観視点(読者がシャボンディ諸島を客観的に覗く視点)となり、ルフィ視点で描かれていなかったことも、いまいち「2年後」に感情移入しづらかったポイントかと思います。誰の目線で「2年後の一味」と再会すればいいのかわからない上、なぜかみんなビジュアルの変化に触れようとしないので、誰にも感情移入ができず、読者が置いてけぼりを味わう結果となりました。

最初にルフィ視点で入るのであれば、ルフィ視点でシャボンディ諸島に上陸し、ルフィ視点で仲間達と再会する様子を描くべきでしたし、598話のラストで変装したルフィが「ん?」と振り返る構成にするのであれば、最初からシャボンディ諸島を客観視点で描き、ルフィ視点は描くべきではありませんでした。

客観視点で「2年後」のシャボンディ諸島や一味の面々を見ながら、「ルフィはまだ出てこないのかな…」と感じたタイミングで、最後にルフィが登場する演出・構成であれば「うおールフィだ〜!!」となるのですが、初っ端に「2年後のルフィ」を描いておきながら、急に客観視点に移り、最後に「すでに到着しているルフィ」を描かれても何の興奮にもつながりません。(たとえばドラゴンボールで悟空が大人になって武道会に登場するシーンの前に、先に神様の宮殿で大人になった姿を見せてしまっていたら台無しでしょう。これと同じことをしているわけです。ルフィに悟空ほどのビジュアル変化はないにせよ、ラストで変装した姿のまま「ん?」と振り返る構成にするのであれば、598話のルフィの登場シーンはそこのみとした方が、構成の意図が明確となり、よっぽど興奮できる1話となったでしょう)

598話は「入り方」と「締め方」をそれぞれ個別に捉えるとどちらもよい演出になっているのですが、合わせて使ってしまったことで、それぞれの良さを台無しにしているのがもったいないところです。

また、戦桃丸とも決着はつけないまでも、2年前の雪辱を果たしておくべく一度対峙しておくべきだったと思います。(エッグヘッド編での雑な扱いと急速な格落ち感、雑魚キャラ化を考えると、尚更ここで戦わせておくべきでした。偽麦わらの一味との茶番をカットすれば十分描けたはずです)

第603話〜第654話
魚人島編
  • サンジの鼻血ネタのカット(出血多量で瀕死になる流れは確実に不要)
  • ルフィとジンベエの茶番ケンカのカット(流れが強引すぎる上、ケンカの理由に全く共感できない)
  • 過去編は個人的に文句ない名エピソードなので特に変更なし。
  • 新・魚人海賊団は、描き方が中途半端すぎたため変更の余地あり。(“麦わらの一味”と実力を拮抗させたいのであれば、エネルギーステロイドによってもっと常軌を逸した強化をさせて強敵感や恐怖感を描くべきだし、一味に圧倒させて修行の成果を披露したいのであれば、エネルギーステロイドの設定など不要で、2年前のアーロン一味くらいの実力の連中を全クルーが圧倒する描き方をすればよかった)※キャラクタービジュアルも、ホーディ以外は魅力がなさすぎるため変更の余地あり。
  • 「魚人島を救うためにノアを破壊する」という展開は茶番が過ぎるため、変更の余地あり。落下中のノアに上からパンチを加えたら、その圧力によって落下スピードはむしろ加速するはずだし、ノアを破壊したところで同じ質量の残骸が魚人島に降りかかることは変わらないのだから、どう見ても魚人島を救う方法になってない。船の下に回り込んで船体を抱えて落下スピードを抑え、みんなが逃げる時間を作るとか、横から乱打して破壊しつつノアを横にそらせて魚人島に落下しないようにするとか、しらほしと一緒に船を上に引っ張って落下スピードを抑えるとか、最低限「それをやれば確かに魚人島を救える」と思える展開にすべき。

魚人島編は、大枠のシナリオ(この章を通して尾田先生が描きたいテーマ)はしっかりしていたので、主に「サンジの鼻血ネタのカット」「新・魚人海賊団の強さ設定の明確化」「クライマックスシーンの説得力強化」をすれば、もっと評価されるエピソードになっただろうと思います。過去編は素晴らしかっただけにもったいないとしか言いようがありません。

また、2年前と比べて全キャラに無駄なセリフをしゃべらせすぎな上、セリフの「説明化」「長文化」が顕著に見られ、読みやすさやテンポの悪化を招いているため、セリフの「引き算」をして無駄を排除する必要があります。

細かな点はあまり記憶に残っていないので、詳細記事の執筆時に読み直して指摘します。

第655話〜第700話
パンクハザード編
  • カイドウを倒すためにローと同盟を組むという筋書きは残してOKだが、内容については変更の余地あり。(結局のところ「四皇を1人引きずり降ろす“策”」ではなく、ドフラミンゴを「七武海」から引きずり降ろす策でしかなかったため)
  • ローのシャンブルズによる「精神の入れ替え」茶番のカット。
  • スモーカーの連戦連敗シーンのカット(ないし描き方を変更)
  • たしぎの安過ぎるお涙連発シーンをカット。
  • 「シノクニ」を受けて全員ノーダメージで復活した茶番のカット。
  • ドフラミンゴ(七武海)がカイドウ(四皇)の圧倒的格下という設定の排除。
  • ドフラミンゴがローに交渉負けして焦りまくる演出の排除。
  • ドフラミンゴがスモーカーを圧倒する展開の修正。
  • ドフラミンゴがクザンに向けたセリフが諸々ダサすぎるため修正。

パンクハザード編は、ワノ国編やエッグヘッド編(ベガパンク)につながる重大要素が散りばめられているため、情報の取捨選択が難しいのですが、不要な要素を大胆にカットして、重要なポイントにもっと焦点を当てる内容にしていれば「面白い」と評価されるエピソードになり得たと思います。

たとえば錦えもんやモモの助など、ワノ国のキャラ達をこのタイミングで登場させる必要があったのかについては議論の余地があるでしょう。個人的にはどちらも初登場時から一切魅力を感じないキャラだったため、パンクバザードで登場させたことで新世界の大半を一緒に航海することになった事がつまらなさを助長させたとも思っていますが、その後のワノ国編やエッグヘッド編との繋がりを考えると、パンクハザードで登場させざるを得ない(ここで登場させることに一定の意義がある)とも言えるため、その展開は残さざるを得ないかなとも思います。

そのため、パンクハザード編は、錦えもん・モモの助と行動を共にすることが面白いと思えるように料理することが重要で、単に「目的不明で謎の多い侍(種明かしはゾウ編までお預け)とせず、もっと明確かつ読者の好奇心をそそる伏線や謎解き要素を描いた上で2人との航海を描いていくか(例えば「20年後の未来から来た」ことをこの時点で明かすないし匂わせてしまう等)、ビジュアルや性格を変えてもっと魅力的なキャラとして描いてくれていれば許容できたかもしれません。この点の掘り下げは詳細記事で行います。

パンクハザード編で一番邪魔だったのは、ローのシャンブルズによる「精神の入れ替え」茶番。二度と使われない(ただ作者が描いてみたかっただけであろうことが丸分かりの)無意味なお遊びのせいで、本筋がブレ、「悪魔の実」の能力の「何でもアリ」感やローのチート感が増し、ただただ読みづらくなるという誰も得しない結果となりました。これだけチート能力を持っておきながら、何故かドフラミンゴにだけは敵わないというのもご都合主義にしか映りません。

他にも茶ひげやイエティクールブラザーズといった(物語を間延びさせるだけの)蛇足キャラもカット候補です。

そして、何より修正すべきは、パンクハザード終盤でドフラミンゴが冷や汗垂らしてカイドウにビビりまくり、部下に顔色の悪さを心配されながらローに交渉負けして(実際には「奥の手」によってローを出し抜くことができたのに)唐突に小物感全開のギャグキャラと化してしまうシーンです。

「悪のカリスマ」の異名を持つ「“七武海”で最も危険な男」と対決する前に、その評価を地に落とすような描き方をする意味がわかりません。これのせいで「ドレスローザ編」は全編通して茶番エピソードとなり、何の感動も緊張感も得られない凡作・駄作と成り下がってしまいました。ルフィの傘下の海賊団が生まれる重大エピソードだっただけに、そのボスキャラであるドフラミンゴを対戦前に雑魚化させたことは、ワンピース史に残る大失態だったと今でも思っています。

第701話〜第802話
ドレスローザ編
  • 大筋の流れは変更なしでOKだが、セリフ回りがひど過ぎるため改善必須。(この頃から「説明台詞」が激増し、キャラに感情移入ができなくなっていく)
  • 大量の「💢」マークをカット。
  • ベラミー再登場は不要。
  • コリーダコロシアムの優勝賞品である「メラメラの実」を「獲った者勝ち」にするという愚策を変更。(これではドフラミンゴがただのマヌケでしかなく「悪のカリスマ」の異名が破綻してしまう)
  • ローが何度殺されても生きている茶番展開の変更。
  • ルフィ(&ロー)vsドフラミンゴの描き方、決め台詞の変更。
  • ルフィがドフラミンゴと戦う(倒す)目的の明確化。(兵隊、レベッカ、ベラミー、ロー、国など、おおざっぱに抱えているものが多過ぎて、何のために戦っているのか曖昧なため、いちいち決め台詞に説得力がなく、物語が締まらないしそのセリフに共感や感情移入ができない。(「この国よく見てみろ!! 今おれが止まってどうすんだ!!!」「おれは息がつまりそうだ!!!」等からも、いかにルフィの目的が曖昧かが伝わってくる)
  • ドフラミンゴの「鳥カゴ」やシュガーのホビホビの能力の設定も変更の余地あり(なんでもあり過ぎて「悪魔の実」の能力の設定が破綻している)

ベラミー再登場不要については賛否両論あるかもしれませんが、個人的には確実にいらなかった要素です。ベラミーは空島編後にドフラミンゴに始末されて死亡(一味崩壊)という描き方で十分回収されていたのだから、そこで終わっておいた方が綺麗にまとまっていました。「実は生きていて空島に行って価値観が変わった」なんて蛇足は不要で、途中仲間を失った(だから1人でドフラミンゴの元に戻ってきた)なんてご都合主義の極みのような理由で全滅させられたベラミー海賊団が哀れでなりません。(ベラミー海賊団のメンツ好きだったので、こいつらも一緒に「新世界」でのベラミー海賊団として再度掘り下げるか、ドフラミンゴに復讐しにくるといった展開であればまだ興味を持てましたが、まぁそれでも本編で描くほどのネタではないですね)

一度退場したキャラの「その後」は、SBSやファンブック、スピンオフで補足すればいい話で、よっぽど物語の本筋に関わってくる(当初の構成段階から再登場を前提としていた)重要キャラでなければ、再登場させるべきではありません。実際、ベラミーは再登場したことによって何ら得をしておらず、ただ「ルフィの優しさや器の大きさ」を描くために消費されただけで終わりました。いてもいなくても物語の本筋には一切関係がありません。

敵キャラとしての魅力を削ぎ落とすだけの再登場になるのなら、新キャラとの友情エピソードを丁寧に描いた方がよほど面白いエピソードになったでしょう。キュロスかレベッカとの友情の芽生えをもっと丁寧に描いて、キュロスのため、レベッカのためにドフラミンゴを倒す、とルフィの目的を明確に描いた方が、最後の決め台詞にも説得力が生まれたはずです。

たとえばクロを倒したのはウソップの為、クリークを倒したのは自分の夢の為、アーロンを倒したのはナミの為、クロコダイルを倒したのはビビの為、エネルを倒したのはひし型のおっさん(やサル達)の為、ルッチを倒したのはロビンの為等々、「戦う目的」や「救う対象」が明確だったからこそ、ルフィの決め台詞には力がありました。

しかしドレスローザ編では、兵隊、レベッカ、ベラミー、ロー、国、スマイル工場の破壊など、ルフィの目的や抱えているものが多すぎる上、その描き方がどれも弱く表面的であるため、なんで戦っているのか、誰を・なぜ救おうとしているのかがいまいち伝わってこないのです。結果として「この国よく見てみろ!! 今おれが止まってどうすんだ!!!」とか「おれは息がつまりそうだ!!!」といった曖昧でルフィらしくないキレのない決め台詞となり、爽快感も感情移入もなく、物語が締まらずに終わりました。

また「鳥カゴ」の設定もチートすぎて整合性が取れないため変更の余地ありで、“イトイト”の能力によってピンチに追い込むのなら、全国民をマリオネットとして操って星付きの指名手配班達を襲わせる(相手は意識ある罪のない国民達だから反撃するわけにもいかず、数の暴力で追い込まれるなどの)方向性もありだったのではと思います。その方が初期から描かれていたドフラミンゴの能力や得体のしれなさ、恐ろしさを効果的に描けたのではないかと。(この点は「独自路線」の方で検討します)


「メラメラの実」の獲得方法やルフィの目的の明確化、バトル展開の描き方や決め台詞についてはすぐに結論を出せないので、ドレスローザ編の詳細記事を書く際に検討します。

第803話〜第822話
ゾウ編
  • 大筋は変更なしでOKだが、セリフ回りがひど過ぎるため改善必須。
  • 「💢」マークの大幅カット。
  • ロビンの可愛いもの好き設定によるしつこい媚びシーンをカット。
  • ウソップが泣き叫びまくるシーンをカット。
  • サンジがナミとブルックを撒いて、1人でビッグ・マム海賊団についていく展開に変更の余地あり。(意味不明な書き置きや曖昧な離脱の仕方などせず、仲間にきちんと意図を説明した上で離脱すべきだった)
  • ナミがルフィに抱きつくシーンのカット。
  • ゾロがキレ散らかすシーンや、サンジを見捨てるセリフを吐くシーンを修正。
  • ロビン・フランキー・ブルックのアダルト3人集が寝落ちする茶番のカット。
  • 雷ぞうのビジュアル変更(ミンク族が命を賭けて守り抜いた相手として、あまりにも魅力がなさすぎて説得力に欠けるし、「忍者」を顔デカ短足二頭身の奇形キャラにする必要性がない)
  • ラフテルやロード・ポーネグリフについて明かされるシーンの一味のノリやセリフを大幅修正。
  • モモの助と「同盟」を組むシーンの一味のノリやセリフを大幅修正。
  • サンジに会いに行くと決めた後に、無意味に二度目の宴会を行うクソ展開のカット。

ゾウ編は、とにかくウソップがやかましいこと、ゾロが「💢」付きでキレすぎなことを始め、“麦わらの一味”がまともな会話できなくなってしまったことで、せっかくの物語の核心に迫る「ロードポーネグリフ」や「ラフテル」への行き方について明かされるシーンが台無しになっているため、ここの描き方を変えるだけで、もっと衝撃を受ける、読み応えのあるエピソードになり得たと思います。

第823話〜第902話
ホールケーキアイランド編
  • サンジが「1人で」ホールケーキアイランドへ向かった理由の変更。
  • 「サンジvsルフィ」のカット、ないし戦わなければならない理由の変更。(今更サンジが一味を抜けるために嘘をついても茶番にしかならない)
  • 相変わらずセリフ回りがひど過ぎるため改善必須(特にルフィとサンジ)。
  • 「💢」マークの大幅カット。
  • 「えーー!!」というやかましいだけのギャグリアクションを大量カット。
  • 四皇と対峙するエピソードなのに緊張感がまるでないので、ビッグ・マム(四皇)の脅威がもっと伝わるようにシリアス寄りで描く。
  • ルフィvsビッグ・マムをもっとしっかり描く。
  • 御涙頂戴展開の大幅カット(サンジ、プリン、カタクリの過去は全て幼少期のいじめや虐待を描いただけで、あまりにもワンパターンすぎてお粗末。ちなみにドレスローザ編のベビー5の過去も同様で、なんならロビンも同じという芸のなさ)

そもそもサンジの過去(ジェルマの家系設定)の追加や、政略結婚ネタ自体いらなかった派ですが、そこを変えるとストーリーの根幹が変わってしまうため、「原作準拠」版ではジェルマの設定は残した上で、どのように描けば許容できるエピソードになったかを検討します。(「独自路線」版では、ジェルマの存在自体をなかったことにするかもしれません)

まず、サンジがビッグ・マム海賊団の脅しにビビり出し、1人でホールケーキアイランドへ向かう展開に無理がありすぎるので、これを変更する必要があります。サンジは脅しは一切気にしていないものの、無視して追い返しても何も解決しないので、結婚話に乗ったように見せかけて、実際はビッグ・マムの元へ潜入して情報を奪いに行く狙いだった(ルフィを「海賊王」にするにはいずれ四皇を倒す必要があるためいい機会だと考えた)くらいの思惑を用意して、サンジの計算高さや頭の良さ、参謀具合も交えて描くエピソードにすればよかったと思います。

物語の起点となるサンジの行動にリアリティや説得力がないため、ホールケーキアイランド編全体が茶番になってしまっているのがもったいない。この導入部分を変えるだけで、よほど先の展開が読めないハラハラドキドキワクワクできるエピソードになったでしょう。「サンジが一味を辞めるかもれいない」なんて茶番を導入(物語の引き)にされても、どうせ戻ってくるでしょ笑としか思えないため、オチのわかった無駄話に付き合わされている感覚になってしまいます。

また、せっかくの四皇とのエピソードなのに緊張感ゼロで、ルフィvsビッグ・マムをきちんと描かなかったのも失敗だったと思います。「四皇はおれが全部倒すつもりだから」とか「海軍大将だろうが四皇だろうが!!! 全員ブッ飛ばしていかなきゃ!!! おれは!!! 海賊王にはなれねェんだ!!!!」と言っていた上、これまで散々直接喧嘩を売ってきたビッグ・マムを目の前にして「逃げる」という選択を素直に聞くルフィが信じられません。そんな歯切れのいい年寄りじみた答えではなく、「今ここで倒していけば問題ない(それが最善の選択である)」という姿勢くらい見せて欲しかった。


結局ワノ国でも直接対決することはなく、決着はキッド&ローに譲ってしまいました。もちろんルフィが四皇全員倒す展開ではあまりにも主人公補正が過ぎるので、最終的にキッド&ローがビッグ・マムを倒すこと自体は良いのですが、それならホールケーキアイランド編できちんとぶつからせて、ある程度戦闘シーンとそれぞれの実力差を描いておくべきだったと思います。

あれだけ喧嘩を売ったビッグ・マムに対して「逃亡」を選択し、(ビッグ・マムよりも懸賞金が上の)カイドウを倒したからルフィはビッグ・マムよりも上という事でお茶を濁す描き方では、ビッグ・マムとは何だったのか、ルフィにとっての四皇とは何だったのかと思ってしまいます。(ワンピースは元々ルフィが四皇と戦う物語だったそうですが、そのうちの一人との戦いをこんな中途半端な描き方で済ませちゃって良かったのでしょうか。もともとこういう描き方する予定だったとはとても思えません)

第903話〜第908話
世界会議編
  • ルフィ上げのセリフしか吐かないキャラ達があまりにも気色悪いため、セリフの変更は必須。
  • 今世界で起こっている具体的な問題についてきちんと触れ、「世界会議」の様子を描く。

「世界会議編」は(「ルフィに恩のあるキャラ達が一堂に会してルフィ愛を語り合うためのお祭り」にしかなっていないため)そもそもわざわざ描く必要性があったのか疑問ですが、描くなら、世界の具体的な問題を議題に挙げた上で、各国首脳同士の議論や会議中のやりとりなど多少なり描くべきだったと思います。

それこそエネルギー問題によって各地で戦争が起こっているのであれば、(エッグヘッド編でベガパンクに唐突に触れさせるのではなく)「世界会議編」で触れておくべきだったし、「セラフィム」の名前や特徴(羽が生えているなど)もこの時点で出しておけば、ワノ国編での「ルナーリア族」の唐突感や、エッグヘッド編での「セラフィム」設定の後出し感を軽減できただろうと思います。

第909話〜第1057話
ワノ国編
  • 無駄キャラの削減(浦島、ホールデム、港友、牛鬼丸、ナンバーズ等)※「ナンバーズ」はバトルにおいて全く存在感を示せず、面白い戦闘シーンにもならなかったのでカット候補ですが、登場シーンだけはカイドウ軍の脅威や層の厚さを伝える上では有効だったため、「強敵との死闘」として面白く描ける場合は残す余地アリ。
  • キャラビジュアルの改善(トノヤス、しのぶ、オロチ、霜月コウ三郎などブタ鼻不細工キャラが多すぎる)
  • 個人的にはルフィ・ゾロ・サンジの無理のあるちょんまげビジュアルやおサムい呼び名変更(ルフィ太郎・ゾロ十郎・サン五郎等)も不要。
  • 錦えもんの作戦の変更(仲間集めの為に2週間も潜伏する必要性なし)
  • 「えーー!!」というやかましいだけのギャグリアクションを大量カット。
  • ルフィが自ら疫災にかかりに行く描写の変更。
  • モモの助が「無理でござる!!!」と泣き叫ぶシーンの大量カット。(武士・侍としての覚悟や成長をきちんと描く)
  • 桃太郎オマージュをするのなら、もっと明確にわかりやすく描くべきだった。(カイドウと対峙する際に、桃太郎・イヌ、サル、キジ役の4人を勢揃いさせるなど。何もかも中途半端で物語のまとまりがなく期待外れでしかなかった)
  • 「ゴムゴムの実」が実は「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“ニカ”」という設定の排除。
  • カイドウ&ビッグ・マムそれぞれの撃破までの展開と終結時の描写の変更。
  • 日和の最後の決め台詞「燃えてなんぼの黒炭に候!!」の変更。

「ワノ国編」は全編通して失敗だらけで、ほぼ全てのシーンに修正点があるため、上記の箇条書きでは書ききれません。

尾田先生が描きたかった小粒アイデアの数々を、なりふり構わず全て詰め込んだだけにしか見えず、「本筋」と関わりのない無駄要素が腐るほどあります。「引き算」をしなかったことが最大の失敗原因のため、不要な要素を大幅にカットして焦点を明確にするだけでグッと読みやすい章になるでしょう。(もちろん尾田先生が描きたいことを描くという点は否定すべきではないので、編集者の立場としては、どうすればストーリーの面白さやわかりやすさを損なうことなく、それらのアイデアを落とし込めるかを考えつつ、面白さを損なう要素と判断したものは思い切ってカットを進言・説得すべきだったと思います)

細かくは詳細記事で触れていきますが、唯一絶対的に言えるのは、「ニカ」の設定は追加すべきではなかったということです。「覚醒」と「覇王色纏い」だけで十分であり、これまで描いてきた「悪魔の実」の前提を覆すような後付けは絶対に不要でした。

まぁ今後どのように処理するかによって、「絶対に不要だった」とまで言えないレベルまで昇華させられる可能性もゼロではありませんが、現時点でワンピースの面白さの根幹を破壊されてしまったため、その時点で大損でしかなく、最終的にどうまとまるとしても「不要だった」という結論は変わらないだろうと思います。(そもそも連載開始時点で考えていたアイデアではないのだから、なくて困ることはなかったはず)

尚、「プルトンがワノ国にある」という設定については、私は確実に後付けだと思っているので排除したいところですが、まだ結論が描かれていない為、ひとまずプルトンの扱いについては保留とします。

第1058話〜
エッグヘッド編
  • 完結次第更新予定

※基本は「原作準拠」のほうを優先し、「独自路線」は不定期更新していきます。

更新されたらTwitterで告知します。

@nabeotsu_sub

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名1
匿名1
7 ヶ月 前


最後打ち間違えてました笑
長々書いてますが、昔はワンピースファンでした。フィルムZも観て感動しましたし、ストロングワールドもかっこよかったです。賛同はあんまいないかもですが、オマツリ男爵と冬島編とデッドエンドが個人的に好きです。

匿名
匿名
7 ヶ月 前

初めてコメントさせていただきます。
僕も新世界編は、その読みづらさと要らない要素が多いことからワンピースから離れつつある一人です。
貴方のブログでも書かれているように、ワンピースが劣化した一番の原因はやはり「人間」を描かなくなったことだと思います。初期のワンピースの魅力は、現実味のある人間とまではいかなくても、夢を純粋に追いかける主人公たちやチョッパーの過去編では仲間がいないことへの悲しさのような、人間の持つ「哀愁」を上手に描くことに長けていたと思います。それが次第に話が複雑になるにつれて、ストーリーを進めることに手一杯になり、肝心の人間模様を描けていないと感じています。特に近年の登場人物の多いことによる場面転換の多さは、「漫画を読んでいる」というよりも、「ワンピースのキャラがついている歴史マンガ」を読んでいるような感覚になります。問題点は多いですが、その中で非常に冷めるのは安っぽい感動表現でした。かつては漫画キャラで鼻水を流して泣くという表現は、一つのリアリティのある感情表現としてとても斬新かつその使い方も上手かったと思います。しかし近年の感動表現はそれに至るまでのプロセスがきちんと描けていなく、その上すべてのキャラが同じように泣くというバリエーションの無さはマズイと思います。

そして1番の問題である伏線?(僕もニカの設定はイマイチでしたが)の回収というのは、あくまで漫画の副次的な要素と考えています。1話1話の漫画としての完成度を高めることが、ワンピースの復活の道だと思います。そのためには要らないキャラの排除や、戦闘描写をキチンと描くこと、そして何よりも「共感」や「憧れ」を抱くことのできる描写を取り戻すことが必要です?

匿名M
匿名M
9 ヶ月 前

自分がワンピースを読んでいて感じた違和感や不満点がまとまっていて、安堵しました。
なべおつさんの記事はただ面白くないと愚痴るだけの内容ではなく、理にかなった改善点を述べているので好きです。自分はただ不満を述べることしか出来ません。

個人的ワンピースの嫌い要素
・古すぎる感性から生み出される寒いギャグ要素 えーー!! 鼻血ブシャー ブルックとフランキー
・登場人物が成長しない 精神面の変化は戦闘力の上昇に伴って欲しい 例えばウソップはそげキングになった時点で有能狙撃手として成長して欲しかった 逃げ足が異常に早い等狡猾でありながら、肝心な場面で毎回活躍するように描いてくれたらよかったのに今では喚くだけで邪魔
・無駄な登場人物が多い割に無個性であり、ナミと同じ顔のキャラが複数いる 欠けているのはキャラクターの創造性か、もしくは画力か 最近ではブサイクにすることでしか印象を残せなくなっている
・ニカの戦闘スタイルに魅力がない ギアセカンドとか格好良かったのに…
・世界中で売れてる漫画なのに海外へのブランディングが皆無 ワノ国なんかは日本の良さを全面的に出せたのではないか 雷ぞう・オロチ・日和どれも日本への侮辱かと

匿名
匿名
9 ヶ月 前

一味がバラバラになった女ヶ丘島から頂上戦争はあれとしても集合した後でもナレーターに予告を喋らせてるのはマジで新世界編がキャラに感情移入せず、作者視点で描かれてるかを象徴してるなと感じる

Last edited 9 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
9 ヶ月 前

すべて同意。尾田は素人かって思うし、編集仕事しろって思う

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ここで書いていい内容かどうかわかりませんが…
イトイトの実で雲を掴める事については、人は乗らないけどイトイトの実の糸なら掴めるほんの数ミリ程度の島雲が地上にも存在するんじゃないでしょうか?
こう考えれば、空島が伝説扱いされている理由とも辻褄は合うんじゃないかと思います。

参考資料
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11149593521

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ワンピースの敗因は「当初のシンプルな冒険活劇漫画から離れ過ぎた」ことだと思います。

他作品の話になりますが。。
「幽遊白書」で、魔界編になり雷禅と黄泉と骸が出てきて三大勢力の争いの話になった時、今でいうアルスラーン戦記やキングダムや蒼天航路や銀河英雄伝説みたいな「戦記もの」的な流れになるのか?とワクワクしました。
ところが、幽助の行動で流れが一気に変わり、勢力の枠を取っ払った「魔界統一トーナメント」といういつものジャンプ展開になった時は正直、ちょっとガッカリしたんですよ。
トーナメントで戦う新キャラ含め多数のキャラを見ながら「このキャラで戦記もの描けばもっと面白かっただろうに」と納得いかないまま読んでました。

でも、今になって考えると「あそこであのまま戦記ものになってたら【今のワンピース】になってたかもしれない」と思うんですよね。
幽白もワンピースも「才能に溢れた面白い漫画」ではありますがどちらもシンプルなストーリーでアクション要素の強い少年漫画であり、それがヒットしてるからといって他のジャンルを描いても面白いかどうかは分からない。
勢力同士や多数のキャラ同士の戦略的な駆け引きなどをアクション漫画で売れただけの作者が面白く描けるかどうかは分からないんですよね。
なので冨樫先生か編集のどちらかが「戦記ものは合わないかもしれないからやっぱりやめよう」と魔界トーナメントに変更したのだとしたら、正しい判断たったんだなと思います。

そしてこれを平気でやっちゃってるのがワンピースなんですね。
「人気があるからと才能ある要素以外の色々な要素を詰め込んで複雑にしちゃうのは、人気の元になってる要素を薄めてしまうことであり、せっかくの自分の才能部分を弱めることになる」という事に気付いてない。
しかもやってみたら作者が予想以上に「多数のキャラが入り乱れる複雑な展開」を描くのが下手だったという最悪の事実が判明。そして作者がそれを自覚していないという地獄。
結果、冒険アクションなのか戦略的な駆け引きなのか謎解きなのかよくわからないジャンルになり、ムリに謎を増やそうとして話も進まなくなり終わりの見えないグダグダ展開に。
正直こんなんじゃなくて、シンプルに中ボスを倒して街を救う、ボスを倒して国を救う、を繰り返して最終的にラスボス倒してワンピースゲット!で全然良かったのに。

個人的にはもう今からでも全部放り出して幽助ばりに「天下一能力者トーナメント!優勝者にはワンピースを贈呈!」とかやってほしいです。
能力バトル自体は見たいしこの先もグダグダ続くくらいならもうトーナメントでいいです(笑)

Last edited 9 ヶ月 前 by 匿名
匿名A
匿名A
10 ヶ月 前

サンジの鼻血ギャグカットは心底同意ですが、「冒頭で人間への輸血を断られる→魚人島編を通してルフィという人間を理解したジンベエがラストシーンで輸血をする」という対比は「タイヨウへ続く道」という形容も含めて好きなので残す方向で検討していただけると嬉しいです。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

秘密を知るドフラミンゴを抑えられなかったから天竜人が軟化したみたいな説明が当時からずっと納得行ってない。
超強敵みたいな神の騎士団なんかも出て来たけどそいつらは何してたの?
大将一人二人でも良いしどんだけ戦力間引いて考えても疑問。
あとイワンコフが創世記みたいな本出してきて20の王家の名前記されてるっぽい感じだったのにドンキホーテ家に気づかなかった(特にロー)のも謎。

Last edited 10 ヶ月 前 by 匿名
匿名さん
匿名さん
10 ヶ月 前

ずっと胸の中でわだかまりがあるのですが……。ごめんなさい。2年後の一味のビジュアルがいまだに好きになれません。連載再開から何年経ってるんだと突っ込まれそうですが、ビジュ変によって、まるでよく似た別人がそのキャラの役割を担っているような感覚がずっと付き纏ってきて、前程物語に入り込めなくなってしまったんですよね。特にロビンちゃん。

オールバックは見慣れてしまえばまぁいいかもねと思えたのですが、全体的に童顔になってしまい、他のモブ女性と見分けがつかなくなってしまったのが嫌でした。(ガビーンの顔とか、和の国でお化粧している時の顔とか、泣き顔とか)

後大きなところでいえば、フランキーの奇形化(前のリーゼント+ポパイっぽい腕のデザインはめちゃくちゃ良かったと思う)や、サンジの髭(実年齢よりおじさんに見えてしまう)及び女性キャラにメロメロ状態の顔(前のお目々ハート+煙ハートで良かったのでは)……でしょうか。

ビジュアルは変更しないで欲しかったし、するにしてもせめてなべおつさんが語られたように変更点をキャラクターに触れさせて、読者へ丁寧に落とし込む工程が入っていればなというのが正直な感想でした。

匿名T
匿名T
10 ヶ月 前

ワンピースのワノ国編で私が望んだこと。
・かっこいい威厳ある侍キャラが出てくる
・そしてその侍がこれまでのキャラクターの何よりも強い(殆どがゾロのような強豪剣士)
・熱い重みのある名ゼリフをはいてくるシーンがある。
・これまでの島とは一変した異国を感じられる和風描写
・Cp9のクマドリのような歌舞伎風のキャラも沢山
・カイドウとの壮絶なる死闘、そしてゴムゴムの実の覚醒。これまでにない覚醒ゴムゴムの攻撃でカイドウを倒す!

実際↓
・ブサイクで奇形でダサいビジュアルの侍キャラばっか。威厳よりもバカで品なしが多い。
・強さの迫力を活かしきれていない侍ばっか。クライマックスでは殆ど戦力にならずモブに降格、海賊任せで、結局は外部の海賊にほとんど敵キャラを倒される始末。
・結局は前のエピソードから連続してわちゃわちゃごちゃごちゃシーンの多さで和を感じられるシーンはほとんどなかった。恐竜系などの古代種の能力者の多さ、さらにはスマイルの奇形能力者といった和とはかけ離れた描写も多く、もはや日本の歴史を感じられるシーンというのは皆無。
・なんか名ゼリフになったシーンってありましたっけ?ルフィの「サンジー!やべぇな今の攻撃」でしたっけ?
・クマドリポジションの勘十郎が普通のセリフで喋ってるよ。どういう事だ?しかもそんなキャラは他にはいなかったな。
・カイドウとの死闘になったのは覚醒する前の段階の時だったけど、ニカという悪魔の実に対する伏線すらもない急な後付けで、ゴムの覚醒すら活かしきれてない、ただ神という概念で誤魔化してパワーアップという超サイヤ人設定で読者も望まない戦いをし、ドフラミンゴの時と同じ(拳をデカくして威力を大きくしただけの)とどめでボスと決着。カイドウが本当に死んだかもわからず曖昧にし、モノローグで勝利扱いにした。

Last edited 10 ヶ月 前 by 匿名T
匿名
匿名
10 ヶ月 前

なべおつ氏が触れてるかどうか知らないけど、ペドロは自分で自爆して亡くなったのに勝手にペロスペローに敵にするキャロットとワンダ、ネコマムシがマジでクソに見えたわ

Last edited 10 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
10 ヶ月 前

魚人島編は浦島太郎をもとにしてるため、エネルギーステロイドという設定はある意味必要だったわけですが、その描き方があまりにも中途半端に感じるんですよね。なべおつさんはそこらへんどう思ってますか?

匿名
匿名
10 ヶ月 前

キャラクターが愛されているのってちゃんと描写されてきたからであって、キャラクターしか見てない人が多いって事じゃないんだよね。だから最近の過去キャラの言動に不満を持っている人がいる訳で。
バンバンキャラ出しても場が持つのは一瞬なのよ。すぐに何故出したのか?の説得力を求められる。だってとりあえずの登場なら冗長になるのは当たり前だし。

適当な作画で元CP9が描かれて嬉しいか?
クロコダイルとミホークがバギーのカリスマに圧されてるの見てワクワクするか?
シャンクスが言い訳がましく30億のルーキーを倒してカッコいいのか!?

総じて説得力が無い。脈絡も繋がりも無い。
こんなものをどうやったら普通に読めるのよw

コメ主
コメ主
10 ヶ月 前

前半の海で良くないと言われていた点が2点ありまして、それに対して
新世界で改善(変化)があったのですが、その点どう思いますか。
①ルフィの修行しない問題→2年間の修行期間及びワノ国での修行

②悪魔の実食べた者勝ち問題、とくにロギア→悪魔の実側から選んでいる食べられるだけの素養・格があるという描写

など前半の海で批判的に言われていた点に対して回答があったのですが
どうお考えか意見を伺いたいです。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

後半のワンピースには言いたいことが多くありますけど、自分はまず女キャラが「ワンピースっぽくなくなった」と言いたくなるんですよね。これはなべおつさんも他の方も言ってる事なので今更ではありますが…。

自分が好きな頃のワンピースってエロティックでセクシーな女キャラでもただのお色気要員ではないと子供心に受け取りやすかったんです。
本人が生き生きのびのびしてて自信を持ってて、戦闘力が有る無しに関わらず正に「ドン!」って擬音が似合う人ばかりだったと見返す度に思いました。
生命力が漲ってたと言うか…あれはジョジョ立ちならぬワンピース立ちとも言える堂々とした姿でした。
特に好きなのはミス・ダブルフィンガーでしたね。モデルがいるかは知りませんが、あれ程尖っててセンスあるデザインはそうそう拝めない。あれだけ過激な格好してるのに上品で優雅ですらある。何より迫力があって怖くて格好いい。
それに彼女と正面から戦ったナミさんの踊り子衣装も元々異国情緒があって好きでしたし、サンジが買ってきちゃうのも本人がノリノリで着るのも「そのキャラらしい」のですっと受け入れられました。
スカートを自ら裂いたりボロボロになるのも逆にセクシー演出を通り越した潔さ、勇ましさや渋さすら感じる格好良さがありました。今でも上位に来る大好きな対戦カードでしたよ。

ワンピースの女キャラはどれだけ際どい格好してても個性的な本人の意思でそういう服を着てるんだって説得力があったし、だからこそ大海原を旅するテーマに相応しい爽やかさがありました。
変わり種でもあったカリファみたいな女諜報員も、本人が淡々と仕事として軽快に立ち回る戦闘シーンやハニトラしてくる感じが強かで効果的に描かれてたし、己の鍛え抜いた全身武器に自信があるからこそ入浴シーンなど一見無防備な格好ができるのだという説得力もありました。
これらの女性キャラの開放的な格好や雰囲気は、作品その物の個性が醸していた自由のオーラだったと思うしそんなワンピースが好きでした。

前は今と比べると明らかにコマ使いも大きくて広々としてたからシュッとした靭やかな絵柄で、それこそがワンピースの絵柄ブランドだと感じていました。
今のように足だけ極端に長いのでなく、首や胴など全身が伸びやかに描かれてたから独特ではあるけどバランスが取れてて、女性キャラはミニスカートやパンツスタイルが本当によく似合うすらりとした佇まいでした。
コニスみたいなキャラもミニスカートで体型がよく分かる服ではありましたが、清廉さがあってわざとらしいエロさは感じない正に天使でしたし、ケイミーも神秘的な種族とされてますが天真爛漫でTシャツがよく似合う親しみやすいキャラで大好きでした。

そういえば昔は「ワンピースの女キャラは巨乳で露出度が高いけど似たりよったりだしエロくない」って意見が散見されてた気がします。確かに体型が量産型ですしね。
それに胸以外は肉感的じゃなく、くびれがすごいだけで手足や尻はほっそりして見えるくらいでしたから、その辺がよりキャラの若々しさを演出する一因になっていたようにも思います。
むしろ物語に集中できるからそれが良かったんだと思いますし。
人気少年漫画の際どいシーンとかコーディネートとかそんなのアングラエロ同人ででも補給すれば良いことで、本来この作品には必要の無いあざとさですから。
やるにしてもシナリオ的に説得力のある上手い演出でやらないとただの作者のオ○ニーになりますし、それを漠然と感じてしまうともう一般的な感覚で読んでる側は気持ち悪さで集中できなくなりますし、読者サービスだとしても演出や脈絡を度外視した愉しみ方を求める層への露骨な媚びにしかならないと思います。

最近…と言って良いのか分かりませんが、ワノ国だとルフィと会うなり急に大きく袖を破いて横乳を見せまくるヤマトが不自然過ぎて、作者のエロ心が本格的に暴走し始めたと感じました。
エースとの戦いではそのままだったみたいなのに。マジで何で?って聞かれたらエロくしたかったから以外に理由が無いと思われます。モモの助を懐に入れるのだって袖千切らない方がむしろ良かったでしょうし。
そういう見せつけを好むキャラでも無いし、動きにくいだろうというなら侍キャラ達も皆同じような格好すればいいし、逆にヤマトがおでんのように侍達のようにたすき掛けするのでもいい。
こう考えていくとやはりあれは完全に作者がお色気の為だけの行動をヤマトにさせている、キャラから剥離した描写だとしか思えないんです。それ以降はもう論じたくないレベル。

Last edited 10 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
10 ヶ月 前

尾田はここ最近の女性キャラの描き方も最悪になってきたな。元々女性に対する描写の問題はくいなの死からあったけど、最近じゃ性格最悪の女性キャラ増えた気がする。ウタや日和も然り、最近の原作の女性キャラだって2年前より性格悪くなってるし

匿名
匿名
10 ヶ月 前

なべおつさん早くYouTubeに動画を投稿してほしいなと思っています。最近のYouTubeはどこ行ってもワンピースを絶賛する輩ばかりで見るに耐えません。ぜひ今のワンピースの何がいけないのかをYouTubeで語っていただきたい

たんぼ
たんぼ
10 ヶ月 前

自分はワンピース及び尾田先生に対してアンチの立場なのですが、なべおつさんの批評は至極真っ当でいつも気持ちよく読んでいます。

「嫌なら見ない」が難しいほどの知名度と人気を誇る作品でありながら、その評価と実際の満足度には著しい乖離があると常々感じていました。
好き嫌い以前に読者を舐め腐っているとしか思えない、汚い絵や頭の悪いセリフの数々。現ジャンプ連載陣の中でもワースト3に数えられるくらい漫画が下手なのではないでしょうか。こんなクオリティの作品を描いて、おそらく他のどの作家よりも高い収入を得ているであろうことが本当に腹立たしいです。
ファンは本当にこのワンピースを楽しんで読んでいるのか?がっかりしないのか?本当に見たいものを見られているのか?と甚だ疑問だったので、ファンの立場からも不満があること、本当に面白かった頃のワンピースからどんどん遠ざかっていることが知れてよかったです。
ありがとうございます。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

Youtubeなどでよく言われてるのが桃太郎はモモの助、犬はヤマト、猿はルフィ、キジはマルコ何だそうですが、考えてみればキジはカイドウ(鬼)と戦ってないですね。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

作品クオリティどうこうの前に今の尾田は人間性も終わってるからな。特に平田氏に対する見下し発言?はマジでひどかった

匿名
匿名
10 ヶ月 前

ちなみに新世界編入ってから麦わらの一味のキャラ紹介がほとんど変わってないのマジで何なんって思うわ。そう言うところちゃんとしろよって思う

匿名
匿名
10 ヶ月 前

今の構成も何もない気分による場面転換とダイジェストの多用は描く方からしたらすっごい楽してるね。
描きたいとこだけ気の向くままに描くアマチュアのやり方。
最強すぎて自らも「ニカ化」した選ばれし漫画家には許される手法なのかな。
編集(客観)不在でトップに居続けたらこうなってしまうのはある意味当たり前か。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

多分これ他の人も言ってるだろうけど、そもそもなんで未だルフィが世界の謎とかDについて興味がないのかが謎でしかない。序盤から中盤ならまだしも終盤になったら海賊王になるために少しずつでもそういうのを知ろうと思う描写必要だろ。

匿名徳寧
匿名徳寧
10 ヶ月 前

ここのブログは、ほんと何回読んでも面白い。

新世界編で一番好きなキャラはキュロス
新世界編で一番好きなキャラはキュロス
10 ヶ月 前

パーツパーツで見ると面白くなりそうな要素しかない。
やっぱ尾田先生は超一流だ。
超一流のアイデアマン。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

和の国に関してはニカも酷いが、光月おでんの回想も更に酷いものでした。
オロチの人質にされて、裸踊りやら釜茹での刑やら、あんなの共感できないどころかキャラをいじめているだけで酷すぎる。
しかも結局はどれも平然と裏切られてその過程はまったく活かされないという…。
勘十郎も狂死郎も敵や味方化に関してはまったく訳がわかりませんでした。
急に取り付けたような設定で彼らの過去を通しても納得できない。逆張りを目的にキャラという概念さえ無視しているようなやり方の気がしません。

Last edited 10 ヶ月 前 by 匿名
きつねうどん
きつねうどん
10 ヶ月 前

物語の構成が本格的にgdりだしたドレス編が分水嶺だったのかなと思います。因縁のあるローに活躍させて麦一味はサポート役に徹するといった展開にでもしていればまだ説得力も新鮮味もあったのに実際は案の定のワンパご都合茶番に終始。作者の底が知れてこれはもうダメだなと確信した時でした。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

自分だけなのかもしれないんですが、魚人島の結末ってあれで良かったんでしょうか?「差別」という重いテーマを描きながら、結局暴走したやつをただぶっ飛ばして牢屋に入れて、ってなんか違う気が昔からしていました。エースの死という「痛み」を経て、ルフィが成長したとするなら、たとえ相手が悪いやつだとしても他人の心の痛みに共感するみたいな展開があってもよかったんじゃないか、って少し思います。それをやっちゃうとワンピースという漫画として収集がつかなくなるのかもしれませんが(この先シンプルな勧善懲悪ができなくなる)

各キャラのモデルの話で、他の麦わらの一味は国名なのにウソップだけ「アフリカ」と一括りにされてる(それは言うならば日本人とインド人と中国人とベトナム人を一緒くたにする行為と同じ)とかもあり、尾田先生には「差別」を描くのは少し荷が重かったのかな、という気もします。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

ニカの設定がなければ本当にただのゴムゴムの実として描くことが出来たのになぁ

匿名
匿名
10 ヶ月 前

本筋と全く関係ないんですが、なべおつさんはワンピース学園という漫画をご存知でしょうか?

Last edited 10 ヶ月 前 by 匿名
匿名の子
匿名の子
10 ヶ月 前

ワノ国はカイドウ戦のグダグダから生み出された後付けニカという存在が一番の失敗だと思うが、他にイライラしたのはヤマトが仲間になるならないを最後の最後まで引っ張って繰り返した件だわ。
てかマジであのしつこいくだりいるか?
アンチというわけでもないんだが、物語の進行上で言えばぶっちゃけ必要なキャラではなかったと思う。
ワノ国はワンピースの中でもワーストレベルの酷さだしいろいろ言いたいことが多過ぎて記事に書ききれないのもよくわかる。
なんとかで候!べべんっ!すぅぅぅ~(これ大嫌い)という激寒なお約束セリフ?からワノ国終了でようやくおさらばできると思ったらエッグ編はそれを超えてくる酷さだったというね。

匿名
匿名
10 ヶ月 前

火の鳥鳳凰編の茜丸を思い出した。
人って金や権力を得ると醜くなるんだね。。

とくめい
とくめい
10 ヶ月 前

ワノ国編のダメな部分で記事5つくらい作れそう

匿名
匿名
10 ヶ月 前

創作業界全体に言えることとしては、作者が作品への意識を忘れ現実の人間たちを釣るようになったら作品ってのは面白く無くなる。今の漫画やアニメ業界はとにかく人を釣ることが前提で創作の世界に入り込むことが出来なくなってるからリアリティのない薄っぺらい作品が生まれてるんだと思ってる。なべおつさんはそれをどうお考えでしょうか

昔コアだったワンピファン
昔コアだったワンピファン
11 ヶ月 前

記事お疲れ様でした。
新世界編でひどいと思うこと。(以前からかもしれませんが)
キャラを新しく作って話を考える( 冗長すぎる話数になってる)
のはオダ先生も好きな物語の作り方だそうですが、
が、いつも終わり方があっさりしすぎてませんか?!
せっかく長々と膨らませたキャラを、1、2カットで登場終了にすることが多すぎます。

これから最終章に入ってるのに、一味の夢についても、この作者は
盛り上げるだけ盛り上げて、一人1ページくらいの説明で終わるんじゃないかと
不安でいっぱいです。駄文で失礼しました。

匿名
匿名
11 ヶ月 前

話の要点を隠して先送りにするばかりで結局は土台がしっかりしてないからせっかく途中までは面白かったものがここにきて一気にガタガタになってしまった
本当に今は思い付きで構成とか無視でそのまま描いてるだけだもんね
作者が重視してるのは話をどうやって面白くするかよりも自身のプライドが大切で発行&動員数やSNSでのトレンド狙いなのかなとすら思ってしまう

匿名匿名
匿名匿名
11 ヶ月 前

正直世界情勢編って興味ないんですよね。
ワンピースはもちろんルフィが海賊王になっていくストーリーであって、そのためには世界と関わることが必須なのだとは思います。でも個人的にはワンピースの海と世界の広さと、そんな世界を(前半の海の)ルフィ達が飄々と自由に冒険する様に魅力を感じていました。最近はその軽やかさと広がりがなくなってしまったと感じています…。
アラバスタの最後の方、「後に歴史に刻まれる戦いと決して語られることのない戦いが終結した」というナレーションがすごく好きなんですよね。名誉も名声も関係なく、ただただ単純に仲間のために戦う、正義でも悪でもない「海賊」を表現していて当時感動したことを覚えています。
というかその頃の尾田先生っていい意味で若さがあったんだなと思います。実年齢という意味ではなく、全てを説明してしまうことはダサいという感覚がちゃんとあるんだなと。語らないことで深まる物語がすべて語ってしまうことでペラペラになってしまったという印象です。これはいつも記事で仰ってますね。

匿名
匿名
11 ヶ月 前

茶ひげに関しては頂上戦争後にて一度登場しているためカットすることについては議論の余地がある方だと思います。その一方で茶ひげを蛇足感なくいかにうまく調理するかが重要なのではないかと私は考えます

匿名
匿名
11 ヶ月 前

ぶっちゃけ悪魔の実の設定ってニキュニキュの実あたりから徐々に何でもありになりつつあった印象あるんですよね。なべおつ氏はその辺どうお考えですか?

匿名
匿名
11 ヶ月 前

総論新世界改善案、とても楽しく読ませていただきました。(『総論』と付くものでここまでガツガツ読み込めたのは人生初かも)
きちんと各章の具体的な改善案を明示し、またそれがどれも「ああ、前半のワンピースならそういう展開になりそうだな」と思える改変で終始感心しきりで、また同時に個人的にこれはとても勇気のいることだなと思いました。
さらに、キャラや戦闘シーンの魅力をどうすればより引き出せたかという視点はもちろん、伏線や重要情報の小出しもきちんと適切か、残すべきか、それとも後に回すべきかという視点でも考えられているのには舌を巻きました。
(かつての)ワンピ愛が溢れている名論文だと思います!現ンピに対して熱意が下がった状態での、この大変な執筆作業、本当にお疲れ様でした。

匿名
匿名
11 ヶ月 前

他のコメントにもありましたが、尾田栄一郎ってまだ一作目なんですよね。
つまり一作目が売れただけの要するに「一発屋」かもしれない。
音楽で言えば「愛は勝つ」のkanや三木道三、瑛人みたいな程度かもしれない。

25年売れてると言っても、5年連載の人気作品を5作品連続でヒットさせれたなら凄いけど、たまたま売れた一作目を25年間引っ張ってもそこまで凄いとは言えない気がするんですよね。

もちろん一発屋でも凄いとは思いますしニ作目の売れ行き次第では一発屋とは言えませんが、ワンピースは正直ずっと人気があるわけではなく、当たれば無限に引き伸ばせる「漫画」というジャンルに助けられてるだけだと思います。

映画や音楽ならとっくに二作目を求められ正当な評価が下されてるはず。

他作品ですがナルト作者による「サムライ8」の無残な打ち切りなんかもあったので、尾田栄一郎も集英社も「二作目はやっぱヤバいな」と認めてるからこそここまで引っ張ってるんじゃないでしょうか。

Last edited 11 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
11 ヶ月 前

やはり作品とビジネスって切り離していく必要があるな。人気になるとどの作者も調子に乗って作品を劣化させてしまうからな。今のワンピースとかまさにそれでしょ

海老
海老
11 ヶ月 前

執筆お疲れ様でした。
エッグヘッドについては長編終了後に書くとの事ですが、今の所ブッチギリで酷いのでなべおつさんの気力がその時まで続くか不安な所ですね。私なら書けないです(笑)

新世界からはもっと彼らが世界の謎に迫る、そうしなければ「海賊王にはなれないし各々の夢は叶わないという軸」を持って描いてほしいと思っていました。ですがずっと目的やテーマが曖昧で、何を積み重ねて島から島へ行くのかもハッキリしなくなりましたね。

ルフィの『運命力』的なもので偶然誰かに出会わなければ物語は全く進まない…というのは正直やり過ぎだと思います。「こうなるべくしてなる」というのと「そうなるまで目的を持たない」のは全く別の事で、彼らが目的意識を明確にして団結しなければ超えられない海として描いて欲しかった。
『偶然の連続』が二年で培った知識や技を活かす事を否定しているように感じますし、意味を持たせられていないと感じて仕方ありません。

ウィスキーピークでナミがビビの強さに感化され彼女を国へ届けると決意し、航路に立ち塞がる刺客を倒しつつ、出会った人々と絆を深め、ナミが危篤になれば医者を探し、その過程で仲間として認めたビビの面倒も最後まで見る…。
一貫して冒険と仲間の為に戦う彼らに、もっと言うと偉大なる海ですらブレなかった彼らの生き様に我々は感動してきた訳です。
成り行きという言葉では表せない、確固たる意思と説得力ある描写こそが魅力でした。

引き算が出来なくなった今、その魅力が希薄になっているというのが私の見解です。

匿名さん
匿名さん
11 ヶ月 前

2年後はじまったあたりまではしっかり読んでて魚人島あたりでフェードアウトして今はネカフェとかでときおり読むくらいになったのですが
キャラ変更に関しては本当気になったところでした…
ルフィの腹どうしたの!?ゾロの目どうしたの!?…と
どこかで回想的に彼らの修行シーンと合わせて理由が明かされるのかなあと思っていたら未だに明かされず…

タネ明かしをやるのがいいのか?というのはともかく一味の会話としてはすでに別の記事でも言われてたように
ウソップ「おぉー!ルフィ!ゾロ!よく生きてたな!」
ルフィ、ゾロ「ウソップー!おめーこそ!というかおまえが1番心配だったぞ」
ウソップ「2年前のびびってたオレじゃないぞ!飛ばされた先で得た植物の力とダイアルとを合わせた新兵器と勇敢な戦士を見せてやる…ところでゾロ、その目はどうしたんだ」
ゾロ「オレは鷹の目のところで剣を学んでたんだ(なにー!?)そのときにな…」
みたいなのがあれば例え修行シーンがなくてもみんななにをしたのかわかるんですがね…

うがった見方しちゃうと隠しておいて後からタネ明かししたかったけど飽きたから放ったらかしみたいなのかなあ…とすらおもってしまう…

匿名
匿名
11 ヶ月 前

ドレスローザの時からそうだけど国民達の手のひら返しぶりがマジで酷いせいで国が救われても全然スカッとしない。何でこういうところだけリアルに寄せてんだよって思うわマジで

匿名
匿名
11 ヶ月 前

記事良かったです。正に気になっていた諸々が綺麗に整理されてシナリオに納得しやすく、新世界前の世界観としっかり地続きになっていると感じます。こんなワンピースなら今も読んでいたのになあ。

ところで新世界以降のシナリオには直接関係無いのですが…今回の記事を読んでたら、頂上戦争の時にミホークが「ルフィの最も恐ろしいのは周囲を次々に味方にする力」と考えたシーンで急に水を差されたような気分になった事を思い出しました。
これを読んだ当時の自分はルフィと近い年頃でしたが、そういう事はっきり言っちゃうの?その言い方は何かわざとらしいな、と不愉快になってしまったのを覚えています。
おかげでこの先も白ひげ海賊団にずっと助けてもらうんだろうかと冷めてしまい、危機感が薄れた気がして勿体無く感じました。

頂上戦争は評価が割れる印象があり新世界以降の世界観の崩壊の前触れのように言う人もいて、今までは「でも自分は面白かったけどな」くらいにしか思ってませんでしたが、今思うと覇気その物よりもこの「主人公補正の明言化」を描写する感覚こそが問題だったのではと思います。
他の作品でもあるにはあることでしょうが、ワンピース作者はその辺の描き方があざとくなりがちなので…主人公以外にも色々盛りたがりますし…
つまりルフィが主人公だからこその物語ではなく、主人公補正こそが物語の根幹になってしまうという見方です。

Last edited 11 ヶ月 前 by 匿名
匿名さん
匿名さん
11 ヶ月 前

ワノ国は記憶が新しいのもあるけど本当に駄作でしたね
2年後のワンピースの悪いところを詰め込んだというか順当に劣化したというか
とにかく作者が思いついたその時書きたかっただけの無駄なシーンが多すぎる
そのくせ肝心な部分は曖昧にしたり書かなかったりで結果として話が進まない

あとシャボンディ諸島の指摘で改めて思いましたが、
2年後になって作者が麦わらの一味に対して興味が無くなったのかなと
正確には外側(記号)には興味あるけど中身(人格)はどうでもいいのかなと思いました
その証拠として当記事にも書いてあるとおり、一味の再集結時にキャラ同士の会話がほとんど無い
一般的な読者の感覚として「え、なんでゾロ隻眼?」とか「サンジ分け目変わってるやん!」と感じるのは当然ですし、麦わらの一味のメンバも同じことを思うはずです。
でも誰もゾロやサンジのイメチェンに触れない。それこそ触れたら駄目な地雷なの?レベルで
つまり一味(キャラ)を生きてる存在ではなくただの漫画のキャラとしてしか思ってないんですよね
面白い漫画はキャラが生きているかのように勝手に動き出すとよく聞きますが
2年後のワンピース(個人的にはスリラーバークくらいからだけど)は正直登場人物がワンピースの正体やルフィが海賊王になるという物語の結末のための舞台装置でしかないんだろうなと思ってしまいます。
パッと思いつくだけでもウソップナミチョッピーのトリオがいつまでも「うわああああ!!!」「死ぬううううう!!」と大騒ぎしてるのも鬱陶しくて
初期の戦闘力が低かった3人ならそういうリアクションも理解できるけど、あなたたち2年間修行して強くなったんですよね?
本気でルフィを海賊王をするために頑張ったんですよね?だったらいつまでも弱い弱いで大騒ぎするの止めさせてよと思います
これも作者がキャラを作品の展開と共に生きている(成長してる)人間だと思わずに「こういうふうに設定した記号」としか捉えてない証拠だと思ってます
そうじゃなければ味方の変化に一切触れないことや強くなったのにリアクションが変わらないことも有りえませんから
(まぁウソップは2年後の最初に「お前ら雑魚と一緒にすんな」と言ってたのに一瞬でなかったことになりましたけどね)
ストーリーの進展を重視(これも遅いけど)しすぎててキャラが蔑ろにされてるから読んでてつまらないんだと思いました。
再登場にしても「お前らほら!ベラミー懐かしいだろ!w」「クロコダイルも出しちゃうよ~w」みたいなスケベ心しか感じません
せっかく魅力的なキャラばかりなのに『記号的な性格』『ご都合な設定付け足し』で作者自ら魅力を殺してて勿体ないなぁと思います

匿名
匿名
11 ヶ月 前

ベラミーは「死ねばあの人の記憶に少しでも残る」とか泣きながらニコッと笑った顔とかキモくて印象に残ってる。
キャラ崩壊かつ無意味無駄展開なのでカットって意見だけどこういうのこそ尾田先生の描きたいシーンって感じがする。
尊厳破壊かつ被虐・加虐シュミというか…。
ベラミーに限らず所謂お涙頂戴的な無駄展開は大体これ、WCIの無理矢理サンジも。
結局描きたい絵・シーン・展開ばかり優先してしまい冷静に捨てる人がいないからそのまま全部載っちゃってるイメージ。
昔は編集者も機能してただろうけど尾田先生自身も自制心と客観性を今より持って描いてたんじゃないかなぁ。

元ワンピースファン
元ワンピースファン
11 ヶ月 前

原作の新世界編が劣化してても映画に関しては監督や脚本家の手腕によってストロングワールドに劣らずよかったのが大半でしたね。RED?知らない名前ですね

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