ワンピースが「新世界編」以降つまらなくなったという話をしていると、
- 「日本一売れてる漫画に何言ってんだ笑」
- 「(新世界編以降も)毎巻300万部も発行してる国民的作品に何を言ってるんだ笑」
- 「日本一売れてる時点でそれだけ面白いと思ってる読者が大半ってことなんだから、お前の感性の方がおかしいんだ」
といった主張をする人が必ず現れます。
こうした主張を得意げにしている人にまず伝えたいのは、今の発行部数や販売部数は、過去の実績を反映したものにすぎず、“今のワンピースの面白さ”を保証するものではないため、上記主張は「ワンピースが『新世界編』以降つまらなくなった」という主張への反論にならない、ということです。
一度人気漫画となって数百万人規模の読者を抱えた作品は、その後いかに作品の質が下がろうと即座に数字が落ちることはありません。
なぜなら、読者の評価が「販売部数」や「発行部数」に影響を与えるまでには一定のタイムラグがあり、それまで積み重ねた読者の信頼が厚いほど、「今後持ち直してくれるはず」「また前のように面白くなるはず」という期待から読み続けるため、その評価が実際の数字に現れるまでに時間がかかるからです。
ワンピースはその最たるもので、「前半の海」の時点で日本一の漫画となり、その座を継続してきた期間が長いからこそ(そこで抱えた読者の数や信頼が凄まじいものだからこそ)、「新世界編」以降、多少つまらない・退屈なエピソードが続いても、即座に読者が離れることなく、一定の部数を維持できてしまうわけです。
事実、私は「新世界編」以降ずっと「つまらない・つまらなくなった」と感じながらも、いつか面白くなるだろう、いつか以前のワンピースの面白さを取り戻してくれるだろうと信じながら、「ワノ国編」終盤の103巻までコミックスを買い続けてきました。
それは「前半の海」の圧倒的な面白さと、それを描いてきた尾田先生に対する絶大な信頼があったからこそです。
こうした読者は決して少なくないはずです。私は104巻以降コミックスの購入をやめましたが、当ブログの読者で未だに「つまらない」と思いつつも購入を続けている人も一定数いるでしょう。
「前半の海」で熱狂的なファンになったからこそ、(つまらなくなったと感じる)今も、惰性や期待、応援といった理由で買い続けているだけで、新世界編以降を面白いと評価して買い続けてきたわけではない人はたくさんいるはずです。
この時点で、最初に並べた主張がいかに的外れであるかよくわかります。
「今も売れている=今も読んでいる(購入している)人がいる」とは言えても、「購入している人はみんな今も面白いと評価しているから購入している」、つまり「売れている=面白い」というロジックは成り立たないという事です。
その結果、つまらないと思われながらも高い部数を維持するというケースが起こりえます。
ゆえに、今の販売部数・発行部数を挙げて、ワンピースは今も変わらぬ面白さと人気で、世間の支持や評価を得られていると主張するのは、甚だ筋違いであるということです。
目次
読者の評価が部数に影響を与えるまでには時間がかかる
前述の通り、読者の評価が「販売部数」に影響を与えるまでには一定の期間がかかり、「発行部数」まで影響を与えるのはさらに時間がかかります。
簡単に言うと、ワノ国編が平均200万部近く売れているのは、「ドレスローザ編」や「ホールケーキアイランド編」までは許容範囲だった(離脱しなかった)読者が「ワノ国編」まで読者を続けた結果の数字であり、「ワノ国編」に対する評価の影響が出てくるのはこれからだということです。
実際、「ワノ国編」序盤の91巻は(計測期間内で)「239万部」売れていましたが、終盤の101巻は同期間で「200万部」まで下がっています。本来クライマックスにかけて盛り上がっていくはずが、明確に販売部数を下げているのです。
その後も回復することはなく、102巻(195万部)、103巻(198万部)、104巻(161万部)と徐々に数字は下がっていきます。
まぁこれらは発売時期の関係で計測期間が1年未満なので、1年間の数字で見れば、102、103巻はおそらく200万部まで達するでしょう。
しかし104巻(ワノ国編完結巻)は、(同計測期間においては)200万部に到達しない可能性もあります。今後何年も連載が続くことを考えれば、最終的には200万部に到達する可能性は高いですし、その数字がものすごいことは言うまでもありませんが、販売部数が下がっていることは事実です。
ピーク時(67巻:パンクハザード編の導入)は400万部発行して300万部以上売れていたものが、直近では300万部発行の200万部未満の販売数になっているわけですから、単純計算で「パンクハザード編〜ワノ国編」にかけて100万人近くの読者を失っていることになります。
電子書籍への移行などを加味しても、それだけではカバーしきれないほどの読者離れが進んでいることは確かであり、それは「新世界編」をつまらないと評価している読者が100万人規模で存在しているということです。
そして、発行部数は販売部数に応じて設定されるものなので、販売部数が減れば、次第に発行部数も下がっていきます。
逆に言うと、発行部数が下がるまでには相当なタイムラグがあるため、「今の発行部数は今の作品の評価を表しているわけではない」となるわけです。
それはワンピースの歴代最高発行部数である405万部を記録したのが、67巻(パンクハザード編の導入)であったことからも明らかです。全ワンピース読者に「一番面白かった巻」を聞いて、67巻を挙げる人はまずいないでしょうし、一番面白かった章にパンクハザード編を挙げる人もまずいないでしょう。
67巻が最高発行部数になったのは、「前半の海」の終盤(頂上戦争編)にかけての怒涛の展開と、「新世界編」スタートの際の盛り上がりによって「販売部数」が増えたからです。
おそらく57巻〜61巻あたりの販売部数が伸び、そこで掴んだ読者が(今後の展開への期待から)「新世界編」もしばらく買い続けた結果、「刷ればこれだけ売れる」の基準値が上がり続け、67巻時点でピークが来たのでしょう。
「これだけ売れるなら400万部刷っても大半は捌けるだろう」という予測から、史上最大の発行部数に至ったわけです。
しかしながら「頂上戦争編」〜「新世界編」スタートの盛り上がりに反して、その後の「新世界編」があまりにも期待外れで前半の盛り上がりや面白さを維持できていなかったことから、少しずつコミックス購入者が減っていき、売れ残りが増えていったことで、その後の発行部数は67巻のピークを越えることはもちろん、維持することもできずに300万部まで下がってしまったわけです。(もちろんこれも凄まじい数字です)
それでは「新世界編」以降のコミックス販売部数の遷移を見ながら、ワンピースは「新世界編」以降どのタイミングで読者が離れて行ったのか分析してみましょう。
以下、前提となる情報を整理しておきます。
- 初版発行部数の最高記録は、第67巻(「COOL FIGHT」)の405万部。
- 2010年3月に発売された57巻以降(少なくとも)第96巻までは初版300万部以上発行。
- 「販売部数」は、オリコンニュースが発表している年間の「推定売上部数」を参照。
- 電子書籍版への移行に伴う紙版の「販売部数」の減少についてはひとまず無視。
- 販売部数が減少傾向にあるとはいえ、依然200万部前後売れていることは十分驚異的であり、偉業を果たしていることに異論はなく、大前提として認めている。
- ただし、その部数は「今のワンピースの面白さ」を保証しないというのがこの記事で伝えたいこと。
読者離れはいつ起きた?
参考にする数値はオリコンニュースが発表している年間の「推定売上部数」で、これは2011年以降、毎年11月中旬〜1年間のコミックス販売部数を集計しているものです。
そのため、たとえば各年度の計測終了間近である10月、11月に発売された巻は、「1年間」の販売部数の計測とはなっておらず、必然的に数値が低くなっています。
なので、ここではまず2012年度〜2022年度までの各年度において、集計期間が最も長い巻の数字をもとに販売部数の遷移を見ていきます。
要するに「各年度で一番集計期間が長い巻の販売部数」を並べたのが以下の表です。
巻数 | エピソード | 販売部数 | 発売年月 | 集計期間 |
---|---|---|---|---|
65 | 魚人島 | 3,336,992 | 2012/2/3 | 2011/11/21~2012/11/18 |
69 | PH | 3,147,224 | 2013/3/4 | 2012/11/19~2013/11/17 |
73 | DR | 3,010,801 | 2014/3/4 | 2013/11/18~2014/11/16 |
76 | DR | 3,185,018 | 2014/12/27 | 2014/11/17~2015/11/22 |
80 | DR〜ゾウ | 2,981,494 | 2015/12/28 | 2015/11/23~2016/11/20 |
84 | WCI | 2,730,184 | 2017/2/3 | 2016/11/21~2017/11/19 |
88 | WCI | 2,476,305 | 2018/3/2 | 2017/11/20~2018/11/18 |
91 | ワノ国 | 2,388,243 | 2018/12/4 | 2018/11/19~2019/11/17 |
95 | ワノ国 | 2,054,642 | 2019/12/28 | 2019/11/18/~2020/11/22 |
98 | ワノ国 | 2,018,042 | 2021/2/4 | 2020/11/23~2021/11/21 |
101 | ワノ国 | 2,007,590 | 2021/12/3 | 2021/11/22~2022/11/20 |
「魚人島編」終盤の65巻(「ゼロに」)で337万部売れていたものが、「パンクハザード編」終盤の69巻(「SAD」)では315万部に減少。
その後「ドレスローザ編」に入ってからは300万〜312部で部数を維持しておりますが、「ドレスローザ編」完結から「ゾウ編」に入る80巻(「開幕宣言」)では291万部となり、300万部を切ります。
その後、「ホールケーキアイランド編」に入ってからは部数の低下が止まらず、「ルフィvsサンジ」が描かれた84巻は273万部、終盤の88巻(「獅子」)では248万部、「ワノ国編」に突入する91巻には、239万部まで下がります。
「魚人島編」から「ワノ国編」突入までに100万近く「販売部数」が下がっており、これは100万人近くの読者を失ったということです。
作者肝入りの自信作である「ワノ国編」に入っても部数の低下は止まらず、95巻(「おでんの冒険」)では205万部、98巻(「忠臣錦」)では202万部、101巻(「花形登場」)では201万部と、終盤のクライマックスにかけても微減を続けるばかりで、回復の兆しが見えません。
102巻以降は、計測期間が短いため単純に比較はできませんが、102巻(195万部)、103巻(198万部)、104巻(161万部)となっており、104巻(ワノ国完結)、105巻(エッグヘッド編スタート)は、200万部を切る可能性も出てきました。
新世界編に入って以降、これだけの読者を失っているのです。
以下、上記表の中から章途中の巻を取り除き、およそ章の序盤or終盤となる巻に絞って読者の離脱タイミングをまとめてみました。
巻数 | サブタイトル | エピソード | 販売部数 | 減少数 | 離脱を決めたタイミング |
---|---|---|---|---|---|
65 | “ゼロに” | 魚人島 | 3,336,992 | – | – |
69 | “SAD” | PH | 3,147,224 | 20万部減 | 魚人島〜PH序盤を面白くないと思った人が離脱(20万人) |
80 | “開幕宣言” | DR〜ゾウ | 2,981,494 | 17万部減 | PH終盤〜DRを面白くないと思った人が完結のタイミングで離脱(17万人) |
84 | “ルフィvsサンジ” | WCI | 2,730,184 | 25万部減 | ゾウ・WCI序盤を面白くないと思った人が離脱(25万人) |
88 | “獅子” | WCI | 2,476,305 | 25万部減 | WCIを面白くないと思った人が完結のタイミングで離脱(25万人) |
91 | “侍の国の冒険” | ワノ国 | 2,388,243 | 8.8万部減 | 世界会議〜ワノ国序盤を面白くないと思った人が離脱(8.8万人) |
101 | “花形登場” | ワノ国 | 2,007,590 | 38万部減 | ワノ国を面白くないと思った人が、終盤で離脱(38万人) |
上記「離脱を決めたタイミング」は私の憶測に過ぎませんが、一番興味深いのは「WCI編から世界会議編を経てワノ国編へ入る際の減少数(8.8万部)」と「ワノ国編終盤の減少数(38万部)」の比較です。
魚人島からWCIまでの間は、章を終えるごとに15〜20万部減少し、合計90万部近く部数を下げておりますが、WCIからワノ国に入るタイミングでは8.8万部減と、他の章の終盤と比較して減少数が少なめです。
これはWCIが面白かったから続き(ワノ国)も読もうとなったわけではなく、明らかに、尾田先生肝入りの章で多くの読者が長らくそのエピソードを待ち望んでいたワノ国編に対する期待があったからでしょう。(その証拠に、WCI自体は入ってから終えるまでに25万部も部数を落としており、それまでの最大の減少幅です)
その後、ワノ国途中で38万部と過去最大の下げ幅を記録していることからも、いかにワノ国編への期待が大きく、同時にワノ国編への読者の失望が大きかったかを物語っています。
つまり、新世界編後、WCIまではつまらないと思いつつも根気強く読み続けてきた読者達は、ワノ国編に入るタイミングでは「尾田先生が長年温めてきたワノ国編までは読んでみよう」と思った人が多く、WCIからワノ国編への移行のタイミングでは減少数は少なかったものの、いざ始まってみるとあまりにも期待外れだったため、ここで見切りをつけて離脱した読者が大量に発生した、ということです。
上記販売部数の減少数に見る「憶測」は、かなりの部分で私自身の心理遷移と重なる部分があるため、同じように感じて、同じように読み続け、同じように失望して見切りをつけた読者が何十万人単位でいるであろうことは、かなり確信に近い心情を持っています。
ざっくり言うと、以下のような心理遷移です。
- 新世界編スタート
なんだこの「前半の海」の勢いや面白さを無に帰すような展開は…(とはいえまだ始まったばかりだし、これからこれから) - 魚人島編
なんだこの期待外れのエピソードは…過去編は悪くなかったけど、全体的に退屈な展開ばかりで盛り上がりに欠けるし読みづらすぎる…(とはいえまだ始まったばかりだし、新世界の島に入ってからは面白くなるだろうと期待) - PH編
スモーカーがローに心臓を抜き取られた1話だけは興奮。しかしその後、「精神の入れ替え」という茶番によって一気に緊張感がなくなり、スモーカーが新キャラに連敗しまくって一気に格落ちし、(人前で涙を見せない強さを持っていた)たしぎが人前で泣きまくり、涙を流して悔しがるだけの媚女キャラに劣化。化学兵器シノクニは誰も死なずにギャグ落ちで終わり、終盤はドフラミンゴに冷や汗かかせて四皇にビビりまくるという大失態を犯し、「前半の海」のキャラ達の個性や魅力がどんどん殺されていき、怒りに近い感情を抱くようになる。(しかし次は前半の海から直接対決を心待ちにしていたドフラミンゴとの対決だから読み続ける)
※この時点で約20万人が離脱。 - DR編
無理のある設定や展開の連続でツッコミどころが多すぎる上、ルフィの台詞に終始キレも深みもないため全く盛り上がらず、露骨なお涙頂戴展開やルフィ上げ台詞の乱用のせいで、一気にキャラ達が作者の操り人形と化し、作品の質が明確に落ちる。この原稿にOKを出している編集者イライラするようになる。
※この時点でさらに17万人が離脱。 - ゾウ〜WCI編
あり得ない展開や不自然すぎる言動ばかりで感情移入できるキャラクターがいなくなり、「面白くない」という評価が常態化する。(とはいえ次は待ちに待ったワノ国編だし、尾田先生が長年温めてきたエピソードなんだから、ここだけは前半の海と同等のクオリティや完成度の、久々に面白くて感動できるエピソードになるに違いない…!と信じて読み続ける)
※この段階でさらに50万人が離脱。 - ワノ国編
始まってすぐに「何か違う」と感じ、(いきなりカイドウに喧嘩を売る展開だけはよかったが)その後の退屈で雑音だらけの展開やどんどん劣化する作画とセリフ回しに落胆し、もう今後改善される可能性はなさそうだと諦め始める。そこに「ニカ」というこれまで描いてきた根幹をぶち壊すような壮大な後付けを追加し、物語を破壊されたことで、いよいよ見切りをつけ、コミックス購入をやめる。
※この段階でさらに46.8万人が離脱し、魚人島〜ワノ国終盤にかけて合計約134万人が離脱。
この販売部数の減少とそのアベレージが一定期間続くと、いよいよ発行部数にも影響が出てきます。
300万部刷って初動で200万部売れ、その後一定期間に+50万部以上売れる可能性が高ければ、300万部の発行部数は維持できるかもしれませんが、初動で200万部を割り、その後+50万以上売れる見込みもなくなれば、300万部発行し続けることは難しくなるでしょう。刷っても毎回100万部近く売れ残る状況が続けば、300万部も刷り続けられないのは当然のことです。
それでも、ワンピースはまだ連載中であることに加え、これまでの信頼の蓄積が大きいため、他の作品に比べると、発行部数減の判断までの期間は長く取られるかもしれません。
とはいえさすがに「ワノ国編」を通して販売部数がガクッと落ちていることを見ると、「エッグヘッド編以降」は300万部を切ってもおかしくないですし、もしかしたら「ワノ国編」終盤にかけて、すでに300万部を切っているかもしれません。(ただし、ワンピースに関しては特例で、編集部が「300万部を○年以上維持」という記録にこだわって、力技で300万部維持のための働きかけをする可能性もあります)
部数低下は作者のモチベーションにも影響する
今もワンピースは最高に面白いと思っていて、つまらなくなったという読者の気持ちがわからない人達からすれば、こうした批判的なコメントを見ると腹が立って否定したくなるかもしれません。
しかし新世界に入ってから100万人以上の読者を失っているということは、それだけの読者から見切りをつけられている(継続して購読する価値のない作品だと評価されてしまった)ということなのです。
この事実に目を向けず、「日本一売れてるんだから今も日本一面白い漫画だ」「日本一売れてる漫画をつまらないと言っている奴は頭がおかしい・嫉妬してるだけだ」と短絡的に結論づけて持ち上げ続けていては、この先もワンピースは部数減少を止めることはできないでしょう。
200万部がMAXの作品と、400万部売れていた作品が200万部しか売れなくなるのとでは、同じ200万部でも明確に意味合いが異なります。減少傾向の中での販売部数には、上述の通り「つまらないと思っているけど惰性で買い続けているだけ」の、いつ購入をやめてもおかしくない読者が相当数含まれるからです。
こうした状況は、作者のモチベーションやマインドにも影響を与えかねず、オワコンと言われないように読者に媚び始めたり、日本一の看板のまま物語を畳むために、描くべきことを端折りまくって駆け足の展開になったりするかもしれません。
何を描かれても面白いと肯定する盲目的な読者しかいなくなると、作品の劣化は止められなくなり、作品の寿命は縮んでいってしまいます。
まぁ実際のところもう手遅れで、すでにそうなり始めていると思います。尾田先生は最終章に入って以降、物語を早く畳むために明確にペースアップをし、描くべきことや描いてほしいことをも端折るようになってしまいました。
通常の描き方をしていれば5年かけて描いていたものが、人気の低迷(やモチベーションの低下)から早く畳むことに舵を切り、大幅に割愛して3年で終わらせるとしたら、それは作品の寿命が縮んだということです。
今のワンピースのファン達は、ワンピースのそんな描かれ方、終わり方を望んでいるのでしょうか。
また、「考察」という名の「元ネタ探し&晒し行為」(尾田先生は完全オリジナルなストーリーは考えられず、全てに元ネタがあると言っているような行為)をしつこくやり続けている人達も、作品にとっては害悪でしかありません。なまじ閲覧者が多く、影響力を持っているから尚更タチが悪い。
なぜ尾田先生が描いてくれるもの、紡いでくれるものを待たずに、先の展開を予想し、それを広めようとするのか理解できません。しかも尾田先生が参照しているであろう元ネタを探ってそこから先の展開を予測するって、もはや嫌がらせでしかないでしょう笑
当たってようが外れてようが、その説が読者に広まってしまったら、尾田先生がその通りに描きづらくなることがわからないんですかね。ただでさえ、尾田先生は読者の予想が当たっていたら内容を変える、絶対に読者の予想とは違う物にすると公言しているというのに、それを当てに行こうとするって、とてもファンがやる行為とは思えません。
まぁ、もちろんそうした考察をすることも見ることも自由なので、彼らに責任はありません。
だからやはり、編集者がどうにかするしかないのです。
肝心なのは原作の質であり、それを維持・向上させるには、編集者のサポートやマネジメントが必要不可欠だというのに、原作以外の監修や描き下ろしの仕事を大量に振りまくり、尾田先生の時間を奪っていく。その癖、尾田先生の絵や名前以外に訴求できるものがないため、どれも大した結果を残せていないのだから悲惨です。
「ビブルカード」も「ワンピースマガジン」も「ワンピースオデッセイ」も、尾田先生に描き下ろしをしてもらう以外に話題性や販売数を上げる手立てがないため、大した結果を残すこともできず尻すぼみに終わっています。その程度の商品のために、尾田先生の原作の時間を奪って質の低下や部数減を招くようなマネをするなと思いませんか。
「カードゲーム」には転売目的の人間が群がっているだけで、カード本来の遊び方をしている人達はどれだけいるのでしょうか。
「FILM RED」は数字的には成功したと言えるでしょうが、あれだけプロモーションと来場特典を乱発したらさもありなんという話で、作品が正当に評価された結果の数字だと思っている人はほとんどいないでしょう。
つまり、編集部は自身の企画力や商品力で結果を出すことができず、何をやるにも尾田先生の名前と描き下ろしに頼りっきりのため、尾田先生の時間を奪う企画ばかりを立ち上げ、その影響で原作の質が劣化しているにもかかわらず、大した結果を残せない、という最低最悪の状況を長年継続しているわけです。
原作の劣化や販売部数の低下と引き換えに生み出されたのが、「ビブルカード」「ワンピースマガジン」「ワンピースオデッセイ」「カードゲーム」「FILM RED」と考えて、編集部に怒りの感情を抱かないファンなどいるのでしょうか。。
そうして原作の部数が減って尾田先生のモチベーションが下がり、原作を早く畳もうと駆け足になったとしたら、ワンピースは編集部によって破壊された、寿命を縮められたと言っても過言ではありません。
大した売上にも新規ファン獲得にもつながらないようなクソどうでもいい関連商品や企画を粗製濫造するために尾田先生の原作の時間を奪い続け、販売部数を下げ続けていると考えると、私は腹立たしくて仕方ありません。
エッグヘッド編以降はどうなる?
エッグヘッド編の序盤は、「あぁこれじゃワンピースはこのまま部数を下げ続けて完全にオワコン化するな…」と思っていました。初動の販売部数が150万部を切り、200万部に到達しない巻が続いて、発行部数も250万部以下に下がっていくイメージです。
しかしながら、世界情勢については一部面白いと思える話もあったので、この先、最終章でその面白さやクオリティを維持できれば、これ以上の部数の低下は止められるかもしれません。
そこに乱視の改善による作画の向上が組み合わされば、状況が上向く可能性もあり、ファンとしてはその可能性に期待したいところではあります。
ただし、仮に作画が改善しても、“麦わらの一味”が作者の操り人形と化したまま、自分の意志や感情を持たずに動き続ける限り(そこに編集者が意見して改善を促さない限り)、やはり「世界情勢が面白いだけ」で根本的な解決にはならず、部数低下は止まらないでしょう。
全ては休載明け、場面が“麦わらの一味”のいるエッグヘッドに戻ってきた際のクオリティの変化次第なので、連載再開を楽しみに待ちたいと思います。
最後に
さて、最後にお伝えしておく必要があるのは、上記販売部数は「電子版への移行による紙版の販売部数の減少」を一切考慮していないことです。
電子版の販売部数がどれくらいあるのかわからない&周りにワンピースを電子版でのみ購入している人がいないので、肌感覚としても全く予想がつかないのですが、もし、世の中に電子書籍が普及していく時流の中で、ワンピースも章を追うごとに15〜20万人単位で電子書籍に移行していて、紙版の販売部数はその数と連動している(つまり紙版の販売部数が減っているのは、電子版に移行しているだけであり、全体の読者数は変わっていない)という場合は、上記私の言い分は完全に的外れということになります。
まぁ、電子版の発売を1ヶ月遅らせていることからも、出版社が紙版の販売部数を優先していることは明らかであり、コミックス購入意欲のあるファンで、1ヶ月も発売を待って電子版だけを買う読者が多数派とは思えないため、さすがに100万人(3分の1)も電子書籍のみに移行したとは思えませんが、その可能性はゼロではありません。
データが足りていないので、あくまで私の個人的な想像によるものという点、ご了承いただければと思います。(もし電子書籍版の販売部数がわかる方いたら教えていただきたいですが、まぁ電子版のみを購入しているユニークユーザー数を割り出すことは不可能なので、実態は出版社も分析しきれないだろうとは思います)
以下、最後に65巻〜107巻までの集計期間中の販売部数をまとめておきます。(※随時更新)
巻数 | エピソード | 販売部数 | 発売年月 | 集計期間 |
---|---|---|---|---|
65 | 魚人島 | 3,336,992 | 2012/2/3 | 2011/11/21~2012/11/18 |
66 | 魚人島〜PH | 3,321,000 | 2012/5/2 | 〃 |
67 | PH | 3,045,000 | 2012/8/3 | 〃 |
68 | PH | 2,391,000 | 2012/11/2 | 〃 |
69 | PH | 3,147,224 | 2013/3/4 | 2012/11/19~2013/11/17 |
70 | PH | 3,039,487 | 2013/6/4 | 〃 |
71 | DR | 2,890,263 | 2013/8/2 | 〃 |
72 | DR | 2,354,005 | 2013/11/1 | 〃 |
73 | DR | 3,010,801 | 2014/3/4 | 2013/11/18~2014/11/16 |
74 | DR | 2,834,558 | 2014/6/4 | 〃 |
75 | DR | 2,698,071 | 2014/9/4 | 〃 |
76 | DR | 3,185,018 | 2014/12/27 | 2014/11/17~2015/11/22 |
77 | DR | 3,020,137 | 2015/4/3 | 〃 |
78 | DR | 2,977,466 | 2015/7/3 | 〃 |
79 | DR | 2,810,583 | 2015/10/3 | 〃 |
80 | DR〜ゾウ | 2,981,494 | 2015/12/28 | 2015/11/23~2016/11/20 |
81 | ゾウ | 2,696,528 | 2016/4/4 | 〃 |
82 | ゾウ〜WCI | 2,532,488 | 2016/7/4 | 〃 |
83 | WCI | 2,287,521 | 2016/11/4 | 〃 |
84 | WCI | 2,730,184 | 2017/2/3 | 2016/11/21~2017/11/19 |
85 | WCI | 2,688,847 | 2017/5/2 | 〃 |
86 | WCI | 2,496,033 | 2017/8/4 | 〃 |
87 | WCI | 2,040,375 | 2017/11/2 | 〃 |
88 | WCI | 2,476,305 | 2018/3/2 | 2017/11/20~2018/11/18 |
89 | WCI | 2,167,146 | 2018/6/4 | 〃 |
90 | WCI〜ワノ国 | 2,074,623 | 2018/9/4 | 〃 |
91 | ワノ国 | 2,388,243 | 2018/12/4 | 2018/11/19~2019/11/17 |
92 | ワノ国 | 2,200,000 | 2019/3/4 | 〃 |
93 | ワノ国 | 2,112,734 | 2019/7/4 | 〃 |
94 | ワノ国 | 1,880,146 | 2019/10/4 | 〃 |
95 | ワノ国 | 2,054,642 | 2019/12/28 | 2019/11/18/~2020/11/22 |
96 | ワノ国 | 1,898,453 | 2020/4/3 | 〃 |
97 | ワノ国 | 1,806,133 | 2020/9/16 | 〃 |
98 | ワノ国 | 2,018,042 | 2021/2/4 | 2020/11/23~2021/11/21 |
99 | ワノ国 | 1,863,574 | 2021/6/4 | 〃 |
100 | ワノ国 | 1,839,886 | 2021/9/3 | 〃 |
101 | ワノ国 | 2,007,590 | 2021/12/3 | 2021/11/22~2022/11/20 |
102 | ワノ国 | 1,946,333 | 2022/4/4 | 〃 |
103 | ワノ国 | 1,976,427 | 2022/8/4 | 〃 |
104 | ワノ国 | 1,609,752 | 2022/11/4 | 〃 |
105 | ワノ国 | 1,912,008 | 2023/3/3 | 2022/11/21~2023/11/19 |
106 | エッグヘッド | 1,690,973 | 2023/7/4 | 〃 |
107 | エッグヘッド | 1,300,580 | 2023/11/2 | 〃 |
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
300万発行し続ける事についてですが、オリコンはコンビニの販売数カウントしてないので実売より低く出る事と、平均返本率40%を考慮すると考えられなくはないです。ただ来年再来年くらいは怪しいでしょう。
そもそもONE PIECEだけではなく、紙コミック市場自体の売上が全体的に落ちて来ているので、発行部数が下がって行くのは当然だと思います。2023年のコミック市場全体の売上の約70%が電子コミックで占めていますし。売上の減少の要因として、電子コミックの需要増加や読者離れもあると思いますが、勿論それだけではなく、鬼滅や呪術など人気作の台頭による競争の激化、価格の上昇、新刊ではなく中古本での購入など様々な要因があると考えられます。
これらを踏まえると、今でもこれだけ売れているONE PIECEが凄いと思います。
ワンピースに限らずどの作品も後半にかけてどんどん売上が落ちていく漫画は基本つまらないってことなのかな
描くべき所を端折ってと言うのは、ONE PIECEは長すぎるという意見を取り入れた結果、ペースアップしているのではないかと考えます。それで、なべあつさんが描いて欲しい所を作り手側が描けていない原因の1つなのかとも思いました。また、長期連載において物語の起伏や展開の幅は避けられません。ただ、なべあつさんの様な意見や話が長いと短絡的な方意見など様々読者の意見を入れすぎると、尾田先生の独自性が失われるリスクがあるので、尾田先生のペースで物語を作ることが1番だと思います。盲目的な支持も作品の成功を妨げているとは考えにくく、多様な読者層がいるからこそ、これだけ長期にわたり連載され、幅広い人気があると思います。
ONE PIECEの発行部数だけではなく、紙コミック市場の売上が落ちています。
調べてみると「日本の電子コミック市場は過去5年間で市場規模が約2.5倍に拡大し、2023年には4830億円の売上を記録しました。一方、紙のコミック市場は減少傾向が続いており、同年の売上は1610億円と、前年比で8.2%減少しました。これにより、コミック市場全体における電子版のシェアは約70%に達した」とあります。(2023年のコミック市場全体の売上は6,937億円)
また、2019年以降、電子コミックの売上が紙コミックを上回り、以降もその差は拡大しているというデータもあります
す。他にも発行部数の減少は海賊版の蔓延、競争の激化、長期連載による読者離脱、価格の上昇など考えられる原因は様々です。
それを加味すると、今でもONE PIECEの発行部数がこれだけあるのは凄いことだと思います。他にもグッズなど様々展開していますが、全体的には好調または安定しています。
2024年も11月半ばでこの販売部数推移もそろそろ更新のタイミングですか。
65巻との比較でほぼ200万部減とか電子版の要素を加味してもかなり厳しいね。
エルバフ編序盤の低調を考えると累積売上部数全巻100万部超えもそろそろ危なくなってきた。
今更ですがこのデータはすごく参考になりますね。
思い切って一味を分けたWCI編での売上が芳しくなかった結果、ワノ国をなんとか盛り上げ成功させたい一心で人気キャラを大量投入してしまい、話がごちゃついてしまったのかなと考えてしまいました。
なべおつさんは海賊版や早バレについてはどうお考えでしょうか?正直そいつらの存在も売上を下げる要因にはなってると思います。最も尾田含めて公式がそいつらに媚びるような真似してるってのが現状なのですが。何より早バレが蔓延してること自体集英社の情報管理も甘さが露呈してるように感じますね
2018年ごろからアプリとか発達したイメージだから、ジャンプもアプリ読者が増えたのではないだろうか。
実際周りのワンピースファンも、単行本買わないでアプリで読んでる人が多い
103巻が2024年1月時点で10刷もされてるから、オリコン以外で売れてるんだろうね
エッグヘッド編もオリコンは下がってるけど初版は320万部だから気にすることはなさそう
初版320→300万部に落ちてないから記録のためだけに刷ってるってのも考えにくいな
最後らへんドロピザのことディスってるやんw
あの考察はワンピースの面白さを斬新な切り口で発信してて自分は良いと思うー
誤字報告です。「肝入り」は相手に世話を焼くなどの意味合いで、おそらく尾田先生の自信作、お気に入りといったニュアンスの間違いではないかと
疑問が3つあるのですが、まず
>「ビブルカード」も「ワンピースマガジン」も「ワンピースオデッセイ」が大した結果を残すこともできず尻すぼみに終わっています。
とありますが、なぜ尻すぼみに終わったとわかるのでしょうか?
心理遷移の部分ですが、なぜ離脱した人数までわかるのですか?
販売部数もどうやって調べたのですか?検索しても出てこないです
アンチなのかなと思って文章読んでたら大好きだった前半のワンピースを後半で汚されて悔しがってる厄介ファンチだったの草
こんな長文で語らなくてもみんなフツーにわかってることやぞ
何で電子版の販売部数って公表されないんでしょうね?
ワンピースのような紙オンリーの時代から連載されている漫画と違って、ここ十年くらいで始まった漫画は、かなり電子版の売り上げが高いと思うのに。ちなみに、私は最近始まった漫画はほぼ電子版(コミックスはkindleです)で買います。ジャンプも電子版(公式)です。
電子版が公表されれば、なべおつさんの推論もかなり真実に近くなると思うのですが。
本当のマニア等は、カラー版も併せて買うなんてことはあると思うのですが、せいぜい多くて20万部くらいな気がするので。新規で電子版から買う層もいるとは思うけど、最近話題にすらならなくなっている漫画だからなあ。
PHやドレスローザまではなんとか読んでたけど、サンジが「仲間のため()」って言ってビッグマムのとこに黙って行ったの見て読むのやめたなあ。
これだけ一緒に過ごして命を懸けて冒険してきて散々どういう性格か見てきて、それでもあの決断かあ・・・と。取り戻しにケンカしに行くに決まってるやろそんなことも分からない程度の「お友達」だったのかってかなり引いた記憶。流石にあの行動はヒーローコンプレックス過ぎてカッコ悪いし、こっちが恥ずかしくなった。その辺がなべおつさんの「あり得ない展開や不自然すぎる言動ばかりで感情移入できるキャラクターがいなくなり、」の部分なのかも。
あとは散々言われてるようにとにかく絵がごちゃごちゃで読みにくいとこかな。
でも最終章と聞いてまた読み始めようって気持ちもあるわ。頂上決戦の時みたいに、ラストに向けて盛り上がっていくなら是非読みたいんだけど。
ドレスローザ入ったあたりから、もう惰性だなと感じ始め
頑張ってドフラミンゴ討伐までは読んでたものの、当時のワクワクは無くなり馬鹿らしくなって当時全巻売ったのが懐かしい。
ジャンプ自体も部数減ってるし、ワンピースだけの問題とも言えないかなあ。
コナンとか他の長寿シリーズと比較すれば、電子書籍の影響もある程度推測できるんじゃないか。
今のワンピース信者って信者とは名ばかりの連中が多い。こいつらってワンピースが好きなんじゃなくてワンピース好きな自分が好きなだけ。ワンピースを使ってこじつけ考察や原作リスペクト皆無の二次創作を行なって承認欲求満たそうとしてるのが何よりの証拠
ホールケーキアイランドあたりで脱落しました
「なぜこんなにも、読むのが苦痛になったのか」
自分で色々考えた結果
「絵がゴチャゴチャしていて読みにくい」にたどり着きました
他のジャンプ作品(と言っても、自分が持ってるのは、ぬ~べ~、BLEACHぐらい)は、絵がゴチャゴチャしてなくて、キレイで読みやすい
また、名探偵コナンも大好きなのですが、あちらはセリフがズラーッとしていても読みやすい
なのでそういった、絵の変化とかもあるのかなと、ブログを読んでいて思いました
小学二年生のときに生まれて初めて買った漫画がワンピースでしたが、エースが死んだくらいから読まなくなりました。
ワンピースがおもしろくなくなったのか、自分の嗜好が変わったのかわかりませんが、初めて単行本を買ったあのときは、まさか30過ぎのおっさんになってもまだ完結していないとは思いもしなかったです。
ワンピースに限った話ではありませんが、少年誌は読み始めた少年が大人になる前には完結してほしいです。(ハンターハンターだけは大人になってからも読みつづけています)
いつも楽しみにしております。なべおつさんの前半の海でのベストバウトなども聞きたいですね。
マイベストはルフィVSブルーノです。絵の迫力とスピード感、緊張感どれをとっても最高です。
それにしても、子供の頃から辛い時も悲しい時も、ワンピースの続巻を楽しみに生きてきたクチですが、読むのがどんどん苦痛になり、106巻は初めて最後まで読めませんでした。ツライですね〰。
100巻超えってやっぱり一つの区切りで「さすがに買い過ぎ&長すぎ&場所取りすぎじゃないか…」みたいに冷静になるタイミングな気がする
勿論もっと早くいつでも気づけることではあるんですが
そこにあの激寒ワノ国がぶつかっちゃったのもタイミング最悪というか
作者も勿論分かっていてニカ覚醒等むしろ頂上戦争以上の盛り上がりをぶつけて打ち消すくらいの意気込みだったんじゃないかなあ(頂上戦争が可愛く見える戦いってワノ国のことでしたっけ?)
明らかにテコ入れで美形新キャラや人気過去キャラを意味なく大集合させて(更に悪化させて)たし
「5年で終わる」発言もあと数十巻で完結するから少しの我慢で買い続けてねというメッセージなのかなと
なべおつさんと自分含めてそこらでコミックス脱落したコメントをちらほら見かけて何となく思いました
本当、魚人島は騒動の巻き込まれ方も雑で、セリフも読みにくいしで頭 痛くなった思い出しかないわ
2年後フランキーもいまだに慣れないし
ウソップは魅力の無い緑星シューターになっちゃったし
いい加減チョッパーは新世界に少しでもいいから慣れろ
東の海=ベジータ編
グランドライン前半=フリーザ編
魚人島=セル編
パンクハザード=ブウ編
ドレスローザ=GT
ビッグマム=神と神
ワノクニ=とよたろう
考察系はそもそも「東大・京大ワンピース部がワンピースを徹底考察」みたいなムーブメントを公式側が作っていたのが始まりでは?と思います。
YouTubeがまだ(馴染みの)ない頃、コンビニに行けばいつもその類の本が並んでいる時期がありました。
この「才能ある一般人の自然発生ムーブメント」を見せかける事によって流行を作るやり方はバスターコール(才能あるオサレクリエイター達の自然発生ムーブメントが来てる!)と同じで苦笑します。
公式側が明確にワンピを考察系・謎解き系・高尚系で売りたいという意図を持っていたと感じます。
これを見ると今のようなYouTubeで考察系の一大ムーブメントを作るというのも狙いの一つであり、もし自然発生しなければ今までのように仕組む(もしくは起爆剤役はもういたかもしれません)ことは十分に考えられそうです。
コメントにあったけど確かにドロピザ氏の考察は凄いと思う。
ただ気になるのが
・当たった場合→驚きがどうしても少なくなる。何も知らずにそういう展開だった場合の反応とは違ってしまう。尾田さん凄いをドロピザ凄いが何割か喰ってしまう。
・外れて下回った場合→比較されてがっかりされる。比較しなければ評価が下がらなかったかもしれない。
また
・違った展開だった場合に出来の良い考察に引っ張られる
・同じ展開だった場合ムキになって変えてしまう
この辺も気になります。
和の国編がめちゃめちゃだったのは鬼滅人気の影響も確実にあると思う。尾田からしたら長年ジャンプを支えてきた俺が批判されて、なんでぼっと出の新人がちやほやされてるんだっていうやりきれない気持ちもあったと思う。
ワンピースって制作側の金の汚さも相当なもんだけど、ファンの民度の低さも異常だよな。ネットイナゴ、原作を尊重しない二次創作者や他者に迷惑をかけまくるコスプレイヤーなど、ワンピース界隈はマジで地獄ですね
YouTubeで「考察」をしている連中は、視聴回数で日銭を稼いでいるだけの寄生虫です。
それが証拠に、どの「考察者」も、連日の様に、「単なる素人のつまらない脳内空想」をアップして視聴回数を稼いでいます
1日一万円の視聴収入があるとして、30日アップすれば月に30万円の稼ぎになるでしょうか。
他になんの才能も取り柄もないような寄生虫達の、「考察」と称した同人作家以下の下らない稚拙な脳内空想はご遠慮戴きたいものです(※ただしドロピ○は除く)。
単行本を子供の頃から買い続けている者です。
私も前半の海まではワンピースは何百巻でもずっと続いてほしいと思っていたクチでした。
あれだけ面白かったワンピースがなぜこんなにも..他にも同じ気持ちの人はいるかな?という思いから『ワンピース つまらなくなった』で検索しこちらのブログにたどり着きました。
自分が漠然と不満に思っていた部分をしっかりと言語化してバッサリ指摘して下さっているこちらのブログは読んでいて爽快で「そうそう、そういうことなのよ」といつも頷いております。笑
つまらなく感じるのは読み手が大人になったからと的外れな指摘をする人もおりますが、イーストブルー編なんか今読んでも泣けるくらいの名作ですし、それが原因と片付ける人は本当にちゃんと読んでるのかよと思ってしまいますね。
なべおつさんの仰る『キャラクターの尾田栄一郎化』これ、笑えない深刻な問題ですよね。
今のルフィや一味のキャラクターはごちゃごちゃごちゃごちゃと聞いてもないのに『彼は今こう思ってますよ!』とこの上なく分かりやすく記号化され、言語化されてしまっています。
絵も、台詞も、これでもかと『説明』を詰め込んできますよね。
なんて読者への信頼のない漫画になってしまったのでしょうか。
今イーストブルー編を読み返すと特に台詞回しの上手さにビックリするやら現状にガッカリするやらです。
その台詞に込められた作者の意図が分かろうが分かるまいが、キャラクターがしっかり意志を持って喋っていますよね。たとえ分からなくても、その格好よさに向かって背伸びしたくなる感じ..今のワンピースにはないなぁと思います。
尾田さんは空白の100年について考える前に作品の余白について考えて欲しいものです。
昔は上手だった引き算がなぜ出来なくなってしまったのか..。
詰め込むのは作者の気配りなのかもしれませんが、そこまで世の少年達は馬鹿ではないように思います。
少なくともそんなに賢い方でもなかった自分の少年時代でもあの頃のワンピースには最高にワクワクできましたし、当時のワンピースからは読者への信頼が余白から見て取れました。
過去なべおつさんも書いていらしたかと思いますが、作者の中での少年観の変化があったのでしょうか..。だとしたら尾田さんは少年を舐め過ぎですね。
少し話が逸れますが作者の中での少年観の変化はルフィというキャラクターの変化にも見て取れるような気がしますね。
ルフィは年々粋さが失われ幼児退行している気がします。
粋さを失っているのはルフィだけではありませんね。作品全体から『粋』の要素が失われました。最高に粋な漫画だったのになぁ..。
日本一、いや世界一になり得る漫画だったのにそれが大幅劣化していることを尾田さんやその周りはもっと重く受け止めるべきですよね。
長くなってしまい失礼しました。
ご覧頂いた通り、私はなべおつさんのように理路整然とした文章は書けませんが、だからこそ冒頭に記したようにこちらのブログを楽しみにしています。
これからもお体に気をつけて頑張って下さい。
わたしは、ワンピースをつまらないとは思ったことはないワンピースファンです。
あなたは視野が狭すぎる。遊びでやっているなら、余計な世話だと思いますが、今のワンピースを本気で変えたいなら、この文章を見てお偉い方は絶対に動きません。むしろ、不快です。
一つ、そもそも長期連載というのは読者が減りがちです。少年誌である漫画を大人になって読まなくなることはありがちだと思います。
その隙間を埋めるのが新たな読者”少年”でありますが、進みすぎたストーリーを誰が今更読むのでしょうか。
また、それをカバーするのが週刊誌ですが、データは調べてないのですが親によるとたかくなったらしいのです。経済的弱者である子供達は安く便利な電子書籍を買うはずです。興味が湧いても電子じゃないやつなんてわざわざ買う人は、はっきり言ってマニアです。
2つ、資料が少ねぇ。新世界編のデータしか示さないとはどういうことですか!!
つまらなさで減少しているということの説得力を示すには、必ず前半の海”楽園”で減少していないという証拠を出さなければなりません。
そして、同じく長期連載された漫画の販売傾向も示さなければなりません。
3つ、妄想で語りすぎ。各編の感想の妄想はいらない。
正直、和の国編(特に鬼ヶ島)はこれはまずいなとおもってました。場面があまりにも多すぎて。でもそれは、設定を積込みすぎたが、それでも詰めてできたものと思います。
エッグヘッド編は、その悪い点が改善されています。確かに、設定多さありますが、焦点がしっかりしています。和の国は、一人一人にストーリーが描写されてしまいましたからね。それでも、面白いと思いました。
まぁ、私が単行本をよんでいるからですかね。
私から見たら、どう見てもワンピースに固執している信者だから、楽しむためにあなたも週刊をやめて単行本を読んだらどうですか?
坊主憎けりゃ袈裟まで…ではないですが、私も今あるワンピースの様々な数字やコンテンツには、どれも余り良い印象を持てません。
こうなった以上素直に楽しむことは不可能だと思いますが、そこは作品ではなく自分に素直になって『自分が好きだったのは、過去のワンピースである』と割り切るのも大事かもしれませんね。今後への期待ではなく今までの思い出に浸るというのも、向き合い方としての選択肢ではあるので。
最近前半の海を読み返したり、様々な人の反応を見て楽しんでいます。昨今の描写で所々茶番になってしまったセリフやストーリーはありますが、悪くなかったです。
ほんとは面白くて批判があまりでないのが最良なんだろうけどね
批判にしろ肯定にしろその気持ちを共感してほしいと思うのは自分の感想の後のはず
願いとは違う方向になっちゃうことがこの世にはなんと多いことか
本当のファンってなべおつさんのようにちゃんと作品が面白くなくなった
理由を論理的に話し、じゃあどうすれば良いか具体案を描ける人だと思う
ただ残念ながら多くのワンピース信者は一言でも作品に対する批判をアンチと
決めつけ、しかも反論した人にキモオタやネトウヨだとか意味不明なレッテルを張る
そうやって批判する人=悪や基地外と決めつけ、自分たち信者は妄想じみた考察を
他のファンに押し付けたり、中には「それはないわ」と平気で他の人の考察を侮辱する
以前B.O.TというDiscordのコミュニティに居ましたが、あそこは地獄でしたね
古参が新参に対してマウントを取り、少しでも気に入らないと無言で追放する
あと学閥?や創価学会か何か裏で関わっているみたいで、早稲田や公明党の
批判が雑談チャットで行われるとすぐ上に連絡され、追い出されるようです
自分は一向に自分の考察を配信で読まれないので呆れて退会してきました
ワンピースで一番酷かった時期はヘキサゴンに媚びてた時期ですね。頂上戦争の内容は良かったんですが、アニメでのヘキサゴンのOPのマッチ度の低さはマジで異常でした。なべおつさんはアニメの頂上戦争ご覧になりましたか?
なべおつさんが剛毛の逆さキンタマって表現したベガパンクの頭脳が開幕画面にアップで出てきてやっぱきもいなって思いました。
なべおつさんはまだ尾田のことを「先生」と敬称付けてるだけで穏やかな方だなって思う。俺なんてもはや敬称すら付けたくないんだが
お尻の描写に力を入れてるみたいですが相変わらずやってることが下品で性的趣向隠せてないだけですよねこれ
なによりお尻描写の代名詞である寺沢武一氏のコブラには到底及ばないという
話がつまらない分エロと媚で凌ぐしかないのがワンピの現状なんですよねえ
今YouTubeで『106巻公式テーマソング』なるものがオススメに来たので見たところです。
未来島エッグヘッドとベガパンクについて歌った90年代風の作りでした。
ハッキリ言ってクソつまらない本誌が単行本化したのでそのフォローと、休載期間中のファンへの餌付けにしか見えませんでした。
だってエッグヘッド編って暫くしたら描かれなくなるし、キャラ崩壊のオンパレードと1ミリも興味ない裏切り者の話じゃないですか。
マジでこれからこんなサムい動画出し続けたりしないですよね…内容が伴ってからやれよって切に思います。
もう本誌がつまらなすぎてマトモに評価できなくなりました。
はじめてコメントいたします。つい最近このブログを見つけました。切れ味の鋭い記事、楽しく拝読しています。
単行本販売数の減少、どのような原因があるのか気になるところですね。素直に考えれば一部読者から見限られたというのがもっともな説明になりそうですが、管理人さんも言及されているように、電子版の普及の伸びなど他の要因の影響がどれだけあるのかも気になるところです。
個人的に気になるのは、購入をやめていった読者の年齢層の影響ですね。私などはたぶん典型例で、物心ついた頃からワンピースを読み、新世界に入る頃までは単行本を全巻買っていましたが、親元を離れて生活するようになると、やはりこの巻数の漫画はなかなか家に置きにくい(実家には置くスペースもあったけど)という事情が出てくるんですよね。相当に好きな作品であっても、わざわざ単行本を揃えようとは思えない。さらに、「どうせ揃えないなら1巻も買わなくていいじゃん、電子版もあるし」と紙媒体の購買欲が萎んでいったり。憶測ですが、こういう読者層が離れていくのをどう食い止めるかという課題もあるのかなと思いました。これは作者や編集者の制作の問題というよりは、集英社のマーケティング戦略の課題ですけどね。
もちろん、より若い読者にアピールしにくい作風だという問題もあるかもしれません。私は今でも本作を楽しく読めてはいますが、確かに尾田さんのノリに少し白けることがあるのも確かなので、多感な年齢層の読者には一時的に読まれてもすぐ手放されてしまうのかも?実態はよくわかりませんが…。
今後の記事も楽しみにしています!
作者と編集の関係性についてはなべおつさんとは少し違った印象を抱いています。売れだして調子に乗り始めた尾田さんが”僕にアイディアを出すな(口出しするな)”と言い出し、編集は嗚呼聞く耳持たない馬鹿の耳に念仏・駄犬に論語だなと思い見切りをつけて担当にはいてもいなくても大差ない若手を宛てがい売上げを伸ばすためだけの広報役に徹するというのが現状なのではと思っているので、一概に編集がーというよりもそもそもは尾田さんのコミュ障っぷりが元凶であるような気がします(笑、無論憶測の域を出ませんが。
質問なんですがなべおつさんはワンピースのお風呂での描写についてどうお考えですか?(例としてアブサロムが透明感してお風呂を覗くシーン、ヤマトが男湯、お菊が女湯に入っていたシーンなど)。ちなみに尾田先生は「ルフィが女湯を覗いたのは修学旅行のノリみたいなもの」と発言したことがあります。そしてその価値観は今の一向に変わっていません
正直言ってもう読まない方がいいのでは?信者とかそういうことじゃなくて読まない方がむしろワンピースにとっては良いんじゃないかと。売上が急激に落ちても今の売上でも漫画全体で見れば高い方ではあるから、尾田氏も集英社も調子に乗るんじゃないでしょうかね。読者離れを一気に起こしてオワコン化寸前になれば彼らも危機感を覚え始めるんじゃないでしょうか?
何度も書かれてきましたが、キャラデザの変更は最悪手だったと痛感します。
一味の前半のカッコ良さたるや…。
特に好きだったフランキーなんて前腕か膨らんでいて剛毛で、星マーク入ってるのにカッコ良かった。海パンでリーゼントで鼻はブリキなのに超兄貴でした。
2年後の麦わらの一味のキャラデザが嫌いなのですが、その中でも特に嫌いなのはナミのキャラデザです。
2年前のショートヘアスタイルのときは臆病だけど勇敢で、セクシーとキュートが備わった凄く魅力的な美少女に見えたのですが、2年後からはただの五月蠅くて下品な娼婦だなとしか思えなくなりました。
作者がナミを徹底的に優遇してますし、自分の理想の彼女と性欲を詰め込ませている感じがありますから、ああいう下品な娼婦っぽいのが好みなんでしょうね。
取って付けたような無駄に子供に優しい設定も意味がわかりませんし生理的に受け付けません。
ナミに限らずですが、他の女性キャラも娼婦みたいで全く好きじゃないです。
男子読者のサービスシーンを公言しておりましたが、読者に向けてのサービスシーンではなく作者の抑えきれないだだ漏れの性欲の間違いでは?とツッコミたくなります。
とくにここ近年ではそれが露骨になってきており、女性キャラ集合の水着のカラー扉絵は理想のハーレム妄想を見せられてるかと思いました。
総じてワンピースのコンテンツは頭悪そうで嫌いです。クオリティは二の次な感じが。
それが売れてるから確かにファンにはワンピースならなんでもいい、このキャラが好き!それだけ!みたいな人も居るんでしょうね。
ワノ国編の減り具合マジでやばいな。まああんな中途半端な終わり方した時点で今後のワンピースの動向なんてたかが知れてるけど
「いつからアニメや漫画は数で評価されるようになったんだよ」とか言い出す某黒人YouTuberがいたけど、数が減ったってことはそれだけ期待が悪い意味で外れてクオリティが下がったって意味だろ。そこを無視してある漫画をやたら持ち上げるくせに、ある漫画(ワンピースではない)の最近の展開には文句言いまくるのマジで意味不明なんだが。
最近一部で触れられてますがアラバスタ編のペルが生きていた展開についてどう思いますか?
他の方も呟いてるのであまりここでいうことじゃないけど、元々ワンピースは当時編集長だった鳥嶋氏曰く「構成が悪かった」と言われてたらしいからな。当時だったら「見る目ないんか?」ってなるんだろうけど今の現状見てるとマジでその通りなんだよな。前半の海が良かったのは尾田の実力ではなくて編集の手腕なんだろうな