Twitterで軽く触れたのですが、ジャンフェスについてコメントしたい方もいると思うので、各トピックの私の感想をここにまとめておきます。
※途中から配信を見たので、その範囲に対する言及となります。
目次
実写ゲストサプライズ登場
イニャキ君とジェイコブ君のサプライズ登場にはテンションが上がり、興奮しました。
2人とも活力に満ちた気持ちのいい青年で、見ているだけで元気をもらえます。風格も華々しさもあって素直にカッコよかった。
それだけに、進行や会場のリアクションがグダグダ過ぎて見ていてしんどかったです。なんで通訳をすぐ横につけて、もっとタイムラグなく会話できるようにしなかったんですかね。。
今の時代では考えられない程のタイムラグで、せっかく生の2人の声を聞ける機会だというのに、まともなコミュニケーションになっていませんでした。ビッグゲストを2人も海外から呼んでおいてあの仕切りは残念すぎる。
おそらく、最初に通訳の人がタイミングよく通訳してくれず変な間ができてしまったから、仕切りの山口勝平さんがアドリブで(舞台外の通訳さんに)「通訳お願いします」と振る形にしたのだと思うのですが、それによって恐ろしくテンポが悪くなり、2人がしゃべったことに対して会場がリアクションしづらい空気感となりました。
コメント欄では会場「冷め過ぎ」「ノリ悪過ぎ」という意見も見られましたが、あの進行と空気の中で「ウェーイ」するのは相当な勇者でないと無理でしょう。私には絶対できない。
ただでさえ、大会場のイベントで大声を出すのは恥ずかしがる人が大半なのですから、そこを理解した上で、主催者側が観客がリアクションしやすいよう場を温めたり進行に配慮したりする必要があります。
たとえば仕切りの人が観客に向けて「みなさんまずははるばる日本に来てくれた2人に大きな声で、“ありがとう”とお礼を言いましょう!!! せ〜の!!!」の一言があれば、会場全体で「歓迎」を表せたはずです。
そうした配慮がないどころか、むしろひたすらテンポを悪くして声を発しづらい空気に仕上げていくんですから、会場にいた人達もリアクションができずにもどかしかったのではないでしょうか。
イニャキ君もジェイコブ君もとてもわかりやすい英語で話してくれていたので、会場の大人達は通訳がなくてもおよそ意味は理解できていたはずで、それに対してリアクションもできた(したかった)はずです。
そこにいちいち「通訳お願いします!」の振りが入るため(振りを待たなければならないため)、観客は遠慮してリアルタイムのリアクションをしづらくなり、しかし通訳された後だともう言葉の熱を失い、旬も過ぎ去っているためそれに応えづらく、2人は興奮冷めやらぬ感じで熱のこもったコメントをしてくれているというのに、観客が一切応えない、リアクションしないという異様な空気になっていました。(もちろん2人はそんな空気に負けずに、終始笑顔で盛り上げようとしてくれてましたが)
通訳の最中、キャストがコミカルに耳を澄ます所作を入れることで、何とか場を持たせようという配慮もありましたが、逆にそちらが注目されて通訳の声が目立たなくなってしまい、彼ら2人の言葉がきちんと観客に伝わり、観客がそれにリアクションする、というコミュニケーションが一切できていなかったように思います。(2人が話している時間よりも、通訳までにかかる時間の方が何倍も長いため、なんて無駄な時間の使い方をするのだろうともどかしかったです)
最初から通訳を2人のそばにつけておけば解決した話ではと思ってしまいますが、何かつけられない理由でもあったのでしょうか。。(もっというと、今後声優さんに仕切り・進行を任せるもやめた方がいい。プロのアナウンサーか司会者をつければいいのに、なんで声優さんの負担を無駄に増やして、延々カンペを見ながら進行に気を取られてイベントに集中できない状況にしてしまうのか理解不能でした)
たぶん会場にいた人達も、実写キャストの登場には興奮してテンションも上がったろうし、来てくれてありがとうという感謝の気持ちも伝えたかっただろうに、仕切りが悪すぎて盛り上がりきれず、その想いを2人に伝えきれずに、ただノリの悪い観客(歓迎していないような雰囲気)にしか見えない形になってしまったのは心苦しかったのではないでしょうか。
まぁ配信で見るのと生の空気は違うだろうから、現場ではそんな冷めた空気感ではなかったよかもしれませんが。
実写ゲストとのアテレコについて
アーロン編の名シーンを、イニャキ君とナミ役の岡村明美さんが演じながら、イニャキ君のセリフに合わせて田中真弓さんも日本語で演技するという形で披露してくれたのですが、これはとてもよかったです。(※この点、アーカイブを確認したらセリフの順序が逆で、田中真弓さんが日本語セリフの述べた後にイニャク君が英語でセリフを述べる流れでした)
岡村さんも田中さんが素晴らしいのはもちろん、イニャキ君の演技も最高でした。
原作ではナミの「助けて…」に対して「当たり前だ!!!!!」と一回叫ぶだけなのですが、ネトフリ版では「of course I will…(当たり前だ…)」「of course I will(当たり前だ)」と次第に声を強くしていき、「of course I will〜〜〜!!!」と3回叫ぶ演出になっているんですよね。
ただ、3回目に叫ぶ時に(原作に合わせて)両腕を振り上げる形になっていて、これがものすごくす ダサくて違和感がありました。セリフも声もいいのに、この腕の振り上げだけとても不自然だった。
でも今回は、片腕だけの振り上げにしていたことで、体の動きと声の力強さがマッチしていて、さらに間に田中真弓さんの声が入ったこともあって(間も完璧で)とてもかっこよく、感動できるシーンとなっていました。
アーカイブ配信があったらあの演技はもう一度観たいなと思います。
原作&アニメの激スベりアテレコ
声優陣による原作・アニメの名シーンのアテレコとして、アラバスタ編の「仲間の印」と、頂上戦争編後の「仲間がいるよ」のシーンが演じられたのですが、両方とも無駄にボケ要素を入れてきて、それが完全にスベッていて地獄の空気でしたね。
「仲間の印」のシーンについては、そもそも無言で腕を掲げることでビビと仲間であることを伝えるシーンなので、一味にセリフはなく、(アテレコなのにほぼセリフないやんけ笑)(なんでいい大人がただ腕をあげる様子を見せられなきゃいかんのや笑)と苦笑してしまったのですが、最後に田中真弓さんの「これから何が起こっても左腕のこれが仲間の印だ」というセリフがあれば締まるのかなと思って見ていました。
しかしそこに(演出なのかアドリブなのかわかりませんがフランキー役の方?が)カンペを持ってきて、「仲間」に×印をつけて「うんこ」に変えてるんですね。
そのカンペを前に差し出された田中さんはセリフを言う前から笑ってしまい、(この時点でおそらく観客にはカンペの文字が見えていないので、なぜ笑っているのかいまいちわからず)「これから何が起こっても左腕のこれが…」というセリフも笑いながら中途半端な声量で言うこととなって、終始グダグダで冷え冷えした空気になってしまいます。
で、最終的に「(これから何が起こっても左腕のこれが…)うんこの印だ!!」と叫ぶ。
いや……まじで誰、この演出考えた奴…
どちゃくそスベってて見てられませんでした。なんであんな無意味かつクソつまらないボケをかまして名シーンに泥を塗る必要があるんですかなね。。会場に訪れたファンって、ああいうスベり芸が好きで、ああいうのが観たくてイベントに参加してるんですか…?
「あれで喜ぶファンってどういう層の人?」「原作やアニメにうんこ塗りたくられるのが好きな人?」「今のファンってああいうのを喜ぶ人たちって思われてるの?」と素直に疑問に思ってしまいました。
「うんこ」という言葉を使えば子供達は笑ってくれるとでも思ったんですかね。だとしたら舐めすぎでしょう。小学生でも笑えないレベルで意味不明でしたし、いい歳したオッサンオバサンがやるボケでもない。
自らやったのであれば痛々しいし、スタッフにやらされたのであればかわいそすぎます。
もう一つの「仲間がいるよ」のシーンは、田中真弓さんは真剣に演じてくれたので素晴らしかったのですが、そこに至るまでの一味のセリフは、なぜか声優陣をシャッフルさせており、それぞれが真剣なのかふざけてるのかわからない演技のため、笑った方がいいのか真剣に味わった方がいいのかわからず、微妙な空気感となりました。
これも「この演出いる…?」と思ってしまった。
誰も望んでないくだらないボケやギャグを挟んで大スベりする感じ、観客のニーズや熱量をまるで理解していない感じが、まさに今のワンピースを現している感じがしましたね。
原作のスベり方をそのまま実写化してくれたような空気でした。
尾田先生のコメントについて
以下、ジャンフェスでの尾田先生のコメントです。
これを読んで、まだまだ実写ドラマに力入れてくつもりで落胆しかありませんでした。
「今年は映画や実写ドラマが忙しくて休載が多くなってしまい申し訳ない。来年は原作もいよいよ最終章がクライマックスに入るので、勢いそのままに休載0で一気に描き切れるようがんばります」のようなコメントをしてくれたら喜べたし、今後の連載に期待もできたのですが、原作がこんな有様なのに、エミー賞だのアカデミー賞だの掲げられても全く応援する気にならないんですよね…
新OP&EDをきただにひろしさんと大槻マキさんが担当することに決定
私がアニメを見ていたのは初期シーズンの頃で、「ウィーアー!」も「memories」も大好きだったので、これは素直にテンション上がりました。曲も聴いてみたいと思います。
「memories」については、今でも定期的に聴きたくなるのですが、YouTubeのアニメ垂れ流し配信が始まった際に、エンディングで聴いた時は、懐かしさと当時の感覚が蘇ってきて普通に涙腺が緩んでしまいました。それくらい好きな曲なので、新EDがどんな曲になるのか今から楽しみです。
きただにひろしさんの『あーーっす!』も、大槻マキさんの『Dear sunrise』も2024年1月8日(月・祝)0:00に先行配信予定とのこと。
アニメリメイクについて
これも「前半の海」のファンとしては、(原作の後付け設定に合わせた改変が行われずに、原作に忠実なリメイクをしてくれるのであれば)普通に嬉しいニュースではあります。このプロジェクトに対して尾田先生が時間を取られることは基本的にはないと思うので、原作の足を引っ張ることにもならないでしょうから。
ただ、その思惑というか心積りを想像すると「そういうことじゃないでしょう」とは思ってしまいますね。
要するに原作の人気低迷を脱却するため、「新規ファンの獲得」と「離れてしまった読者の取り戻し」を図った施策なのでしょうが、その前に「原作のクオリティ改善」という最優先でやらなければならないことがあるだろうと。
それを放置して、ここまで原作を劣化させておいて、人気低迷の本質的原因に目を向け、手を加えることなく、また「前半の海」の名エピソードに縋って人気回復を図ろうとしているようにしか見えないため、素直に喜べませんでした。
前半の海は間違いなく名作のため、いつ作り直しても、何度作り直しても、どの世代が見ることになっても間違いなくヒットするでしょう。「新規ファンの獲得」にも「離れてしまった読者の取り戻し」にも一定の効果はあると思います。私自身、前半の海は大好きなのでリメイクされたアニメは見てみたい。
しかし、肝心の「その後(完結まで)」の原作がつまらなければ、そこで獲得した読者は最後までルフィの冒険に付き合ってくれません。リメイクしたところで、結局今と同じように新世界編以降に大きく視聴者(視聴数)を落とし、同じことの繰り返しになることは目に見えています。だって、途中で離脱した読者は、前半の海の原作やアニメがつまらなくて離脱したわけではないんですから。
問題は「後半の海」と「今」にあるというのに、そこに手を打つことなく前半の海の作り直しによって人気回復を図ろうとしている(ようにしか見えない)。
作者や編集部は、人気低迷の根本原因を理解できていないのでしょうか。まさか「超・長期連載になってしまったことが原因で読者が離れただけで(それは仕方なく)、依然原作は最高に面白いクオリティで届けられている(だから新規の獲得チャネルを増やせればまた人気を復活させられる)」とでも思っているんですかね…。
「前半の海」の再評価は、「後半の海」の人気復活にはつながらず、読者の取り戻しにもならないこと、だから何よりも優先すべきは原作の改善と、最高の形での完結であるということを理解していないのでしょうか。。
お願いだから、完結まで原作に集中して、前半の海の頃のクオリティでワンピースで最終章を描いてください。。 そうなるように編集者・編集部が舵取りをしてください。。
アニメをリメイクするの嬉しいニュースですが、実写ドラマに時間を取られて最終章のクオリティが劣化しまくり、読者を減らしまくってグダグダなまま完結するような作品にはしないいただきたいと願うばかりです。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
今時世界共通語の英語を理解できない話せないじゃ無能どころか発達障害を疑うレベルですもんね笑
そんな奴は置いて進行しても良いんですけどね笑頭の方が残念な方に合わせても今回の様な残念な結果にしかなりませんし笑
過去のOPやEDのLiveでもやれば客は一発で温まるだろうに。(願望)
エッグヘッド編の原作アテレコ
漫画では作者に喋らされてる傀儡にしか見えない「お前そんな事言うキャラだったっけ?」といったセリフも近年多いですが、声優さんの声音や話し方と言った演技でずいぶんと印象が変わるんだなと思いました。
声優さんって凄いんだなと原作の台詞が劣化して余計に際立つようになったというか声の威力と凄さにあらためて気がつきました。
実写版については、俳優とかよくわかりませんが、声優については、こんなもんだと受け入れるしかありませんね。
基本、声優は変人ぞろいでノリが寒い。(ワンピースに限った話ではありません。)
原作に改善しなきゃいけない箇所なんてないだろ。何言ってるんだ。売り上げが下がってるのは長期連載の宿命ゆえだよ。
言ってることはわかりますが、手の打ちようが無いのだと思います
内容を良くして欲しいという旨、私もわかります
休載や荒れた原稿を見てると私もTwitterで愚痴っちゃいそうになります
他にもチェック漏れがあったんじゃないかと思えるシーンとかもありますし
でもまぁ、最善ではないですが、次善ではあるのではないでしょうか
カードやら映画やら実写やらで強く人気を得ることができれば
様々な媒体を包含したコンテンツとしてのワンピースは大人気になれますし
漫画単体として勝負するのではなくコンテンツとして勝負するのが集英社の戦略なのではないでしょうか
もちろん一番最初に好きになったのは漫画ワンピースなので漫画を頑張って欲しい気持ちはありますが
僕らが考えていることは尾田先生や編集者の方も考えているでしょうし
その上で修正が効かないならもう手の打ちようが無い難しい状態なのだと推測しております
なので大変に無念な気持ちではありますが、仕方ないかな、と
やっぱり作者含めた製作陣がアレコレ挑戦するのは無理があるのでは?と思います。
なんか新時代を標榜してるけどついていけてないんですよね、現代の基準に。
RED→流行りのアイドル路線に挑戦するものの、結果は特典商法で客を釣るという、古い手法を用いてしまう付け焼き刃ビジネス。
バスターコール展→前例の無い創作プロジェクトに挑戦し、ステマがバレる程おざなりな管理体制が発覚する。
ジャンフェス→通訳関連のもたつき、ド滑り💩ギャグ、原作を反省せず初期をアニメ化
生成AI→尾田氏が歌を作詞させるが、海外(特に米国)では俳優ストライキや裁判などの影響で生成AIがタブー視されているため、反発される。
別に皆人間なので完璧にはいかないですけど、無理してるんじゃない…?って思います。ケチばっかついてますし。
やっぱり古い製作体制によって作られている「昔からの作品とその時代」が終わらなければ、新時代なんて来ないですよね。
ワンピースは流行や未来を見るんじゃなくて、評価された過去を振り返り、有終の美を飾って時代と共に終わるべきだと思います。
Xなどでは絶賛してるけど、表立って言えないだけで今のワンピが劣化してるのは多くの人もけっこう分かってるんだなって安心した
https://bbs.animanch.com/board/2774946/
ジャンフェス尾田先生のコメント読んでたら「ワノ国の涙のラストを迎え」……?まさか三船長の滝落ちじゃないでしょうし、回想の燃えてなんぼの黒炭に候うのこと……?あそこ??泣く????
なんかよくわかんなかったっす……
ワンピース 一つの平和
ワンフォーオール 一人はみんなのために みんなは一人のために
地馴らし 人類を一つにまとめるために行われた
ワンピースのアニメ(古い方)に関して、1つ知っておいて欲しいことがあります。自分の好みなので、読み飛ばしていただいてもいいです。
結構前にもどこかで同じようなこと書きました(笑)
小泉昇さんという初代作画監督の方が居まして
ウィーアー、Believe、ヒカリへなどのOP絵も担当されていた方です。デッドエンドの冒険とか映画も担当されていました。
自分は小泉さんのよく動く作画が大好きで、毎週放送だった時も担当話は当たりでした。
サンジのクソお世話になりました、チョッパーとヒルルクの出会い、ルフィvsワイパーなど描いておられました。お忙しく、作画監督として設定資料集を作って他のアニメーターの方に指示する役割でした。
しかしシリーズ長期化ゆえの過労で、降板されました。「ワンピースを動かそう面白くしよう」という人が居たということも知って欲しい、再認識して欲しいなと思いましてこのような事を書きました。
毎週放送という限界状態で、素晴らしい作画でワクワクさせていただき感謝しかありません。
絵を嗜む自分にとっては今でも憧れの方です。
駄文失礼しました。
ジャンプフェスタに関しての記事の更新、ありがとうございます!
個人的にはどことなく焦りや余裕の無さを感じました。なべおつさんの記事にもありましたが読者も減少傾向にある様ですし、呪術廻戦や鬼滅の刃、スパイファミリー、葬送のフリーレン等の様な「作画の良いアニメ」を作って再び輝きを取り戻したいのかなという印象です。ですが肝心の原作を根本的に見直さない限り難しいのでは無いかと思います💦
それと最初の頃の作画や演出が好きなので正直微妙な気持ちにもなりました。原作通りのアニメを作ってくれるのであれば嬉しいのですが、余計な付け足し(ニカを匂わせる演出やウタを出演させる等)をするのは本当に辞めて欲しいです···。
実写・YouTube垂れ流し・アニメリメイクと過去の栄光にすがりまくってるように見えるのに、どうして少しでもその頃の作風に立ち帰ろうという発想にはならないのか全く理解が出来ません。無理に前半を絡めたプッシュは集英社の施策にすぎず、尾田さんにはなぜ前半の海がウケたのか、また現在の作品の劣化が認識できていないのでしょうかね…
今更ですけども皆さん、批判を言いまくったり悪口や愚弄しまくるのは依存性になったり自分の寿命を縮めるので控えた方がいいですよ。実際ストレス発散してるように見えて実は自分の脳にストレスを与えてるだけですし
https://toyokeizai.net/articles/-/366140?display=b
掲示板の方にも書いたけど現行と並行してのアニメ化は東映に砂掛けすぎでしょ。
それに集英社も尾田氏も鬼滅に負けたのはアニメのせいとか考えていそうだけど、鬼滅はアニメの出来もさることながら手に取りやすい巻数だからこそアニメから原作に繋がったんだぞ?ワンピのアニメが良くなったとしてどれだけの人が100巻以上の漫画を買ってくれるんだ?
うんこの印・・・?は?
つまらなすぎやろ、誰か止めなかったんか。
笑えもせんし。許せんわ。
ジャンフェスではSAKAMOTO DAYS のアニメ化の話がでるのだとばかり思っていたので驚きました。
THE ONE PIECEは集英社と東映アニメーションとフジテレビが製作委員会(出資)になるのですね。制作は進撃の巨人やSPY FAMILYを手掛けた会社ですか……。
これで作者の念願の「今のアニメ」を作れるってところでしょうか。
東映上層部は儲かるのならば自社制作でなくてもヨシって感じ?現場とは温度差がありそうだなと思います。
MONSTERSの制作会社が東映でないのも気になりました。
こちらは呪術廻戦0の監督。
……札束で叩いた感がスゴイ笑
アニオリ、原作に追いつかないための引き伸ばしをしなくても現時点での出てる巻数で300話超えるだろう原作を最後までやり切れるとは思えない
200億いかなかったからってREDの再上映やって無理やり200億突破させたなぁと思ったら、次はアニメリメイクですか……
リマスター+アニオリを排した再編集版を放送ってんならまだギリ理解できますが(それですら原作に近付けるために新規や手直しもまぁまぁ要求されるはず)、まだ東映でワンピアニメ作ってる内からそんなことやる?しかも全く別のアニメ制作会社て……やるにしても尾田いわく原作最終章なんだから完結+東映版アニワン完走まで待てんもんかね?
(書いてて思ったけど声優は少なくとも田中真弓ルフィは確定みたいだし全員同じなら寿命的に早よやらんとの精神?そもそもアニメそのものをリメイクすんのに声優だけは変えちゃいけないってこともないと思うけどなぁ)
集英社のワンピへの金のつぎ込み方マジで理解出来ない…………うーん、東映版のアニメ制作陣がこのプロジェクトどう思ってんのか知りたい。RED連動アニメも放送タイミングに明らかな遅延あったしやっぱバスターコール展から決定的な亀裂でも生まれてたのかな?
【ルフィ達がもし無事にエッグヘッドを出られたら…行きますかねーあの島。行かないルートも考えたんですが…ルフィは止められないかな】
そろそろ過去編から戻ってエッグヘッドのクライマックスのはずですが、サターン聖もう作者の宣言により始まる前から負け確しています笑
何しに来たんでしょうか。
そりゃあ麦わらの一味が死ぬわけないですが、一応原作では今絶体絶命の状況の体を取っているわけで…なんともメタいですね。目の前の事に飽きて、次々に新情報しか摂取したくない読者に向けているわけです。
ジャンプフェスのグダグダぶりからも集英社の企業としての杜撰さが良くわかる。マジでこんな企業これから誰が入社すんの?
なんだろう、ジャンフェスの「💩の印事件」だけど
ひょっとして集英社も尾田栄一郎の迷走っぷりに対して
最大限の嫌がらせを実はしたんじゃないかと思ってしまう
アニメ化された鬼滅や呪術が海外でも大ヒットし、集英社としては
ワンピース以外のビッグコンテンツを育て、アニメで売り抜ける戦略を
取ろうとしていた矢先、まずチェンソーマンが円盤売り上げでコケてしまい、
欧米で人気のあるヒロアカは日本では鬼滅のような社会現象は起こせなかった
そんな中、期待していなかった実写版ワンピースが予想外に海外で受けてしまった
これで調子に乗った尾田君はセカンドシーズンを作ることに夢中になり、
連載中にもFILM REDの製作総指揮に関わったりと、作品を完結させることに
集中せず、コナンの作者と対談したり、さんまやキムタクと会うことに時間を
割いた結果、くまの回想編でセリフが乱れ始め、ついには未完成原稿を載せてしまう
本来なら最終章はルフィ達メインにし、モブキャラの回想は短くまとめ、テンポよく
ラフテルまでの冒険を描くことで読者を引き留めることが、作者の目立ちたがり屋が
災いとなり、集英社からも引き伸ばしする尾田君を「💩みたい」と思われたと思う
フェスは行ってないのですがそんなことになってたのですね…
仲間の印のやつは明らかに間違えてるだろ…
どうせやるならその印を入れた簡単なシールとかで会場のみんな、オンラインで見てるみんな、俺たちは(ワンピースがすきな)仲間だ!ってやるとかしてSNSでもハッシュタグつけてツイートしようとかやったらよかったのに…
なんで小学生低学年しか笑わないようなネタに走ったの…
声優の方々のファンが怒ることは承知で申し訳ないが、ノリが辛いですね。。
田中真弓氏はけっこうずっと辛い。。
いわゆる尾田ノリの体現者だと思っています。
まあ一話は改変というか改悪されるでしょうね
見聞色の覇気があるのに煙幕ごときでヒグマを見失う四皇笑とかそういう長期連載につきものの揶揄に対してムキになって反論するような内容になるのではないでしょうか
シャンクスが海王類に腕を食われるときに意味深なカットを入れることは間違いないと思います
あくまで主観ですが、今のワンピースは無理にメインストリームになろうとしてませんかね。
長く連載して制作側が高齢化しているし、どうあがいても前時代的な漫画だと思うんです。
(声優さんたちのおふざけも、内輪ノリというか昔の人って感じ)
前半の魅力をそのままに駆け抜けることも出来ず少しずつ衰弱していき、なんとか様々なコンテンツで延命しながら「新時代」を叫んでいるように見えるんです。
商業作品ですから時代のニーズに答えようとする姿勢は正しいんですが、その波に上手く乗れているかというと微妙に感じます。
リメイクのOP・EDの面子を見るに往年のファンを再獲得する狙いもありそうですしどうなるか注目していきたい反面、イマイチ乗り切れないのは他ならぬ原作の劣化のせいだよなぁと。
どうか、せめて前半の海はどうか忠実に再現されるようにと願うことしかできません。
リメイク計画の話を聞いた時はまだアニメも連載も終わってない中で今やることべき事じゃない&もう過去の栄光に頼る形でしかテコ入れ出来ないのかと思ってしまいました。
こんなやり方を見てると人気低迷の理由をアニメのクオリティのせいにしてるのかなとも感じます。
頼むから出版社にはこれ以上尾田さんが原作に集中出来ないような状況にしないでいただきたい。
実際のところは我々にはわからないけど尾田さん自身が話題性を欲したり記録のために漫画家以外の外部の仕事も望んでるのであれば優先順位が間違ってるよ。
まとめありがとうございます!
面白く読みました。
>プロジェクトに対して尾田先生が時間を取られることは基本的にはないと思うので、原作の足を引っ張ることにもならないでしょうから。
こちらに関して、もしよろしければ詳しく聞きたいです。
個人的には(他のコメントに書いたのですが)わりと関わっていくのかな?と思ったのですが、たたでさえ実写版にぞっこんな中たしかに想像するに恐ろしい話ではありますね。これ以上時間を取られないことを願います。
あとof courseかなと思います!