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【ワンピース】1102話「くまの人生」がもったいなさすぎる理由【簡易版】

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1102話について、誤解なきよう先にお伝えしてくと、シーン単体で見れば「感動シーン」と呼べるものがあることに異論はありません。

具体的には、くまが過去をフラッシュバックしながら走り続ける演出や、ベガパンクがくまに背を向けたまま、大粒の涙を流して自我を奪うレバーを下げてそのまま崩れ落ちる演出。その間に戦桃丸や(研究所の人間なのか海軍の人間なのかエッグヘッドの住人なのかわかりませんが)仲間達がその様子を黙祷しながら見送るという演出。くまがボニーに最後に残した言葉が「10歳の 誕生日 おめでとう」だったことなど、どれも個別の演出としては感動できる要素を持っていると思います。

しかしながら、少なくとも私は物語の文脈に沿って各キャラの感情を想像し、その感情に寄り添いながら読み進めていくタイプのため、その文脈が破綻しすぎていると一切感情移入できなくなり、感動することができなくなります。

めちゃめちゃ涙もろい私ですが、1102話は(いや、くまの過去は全編通して)本当に、涙腺が一ミリたりとも動きませんでした。

本来であれば(当初描くことが決まっていた要素だけでくまの過去編をまとめ上げていれば)ワンピース史に残る感動エピソードになり得ただろうに、ニカという後付けをしたことによって、その辻褄合わせのためにくまの過去や当初の設定が強引に捻じ曲げられていることがよくわかります。

これは別記事でまとめようと思いますが、「ニカ」の要素を抜くだけで、前半の海との矛盾も違和感もない、非常にシンプルで納得感のある過去にまとめることができるからです。

だからこそ、あまりにももったいなく感じてしまう。

1102話のおかしな点については、すぐに執筆する時間が取れないため、随時追記していきます。

取り急ぎ、みなさまのコメントの場としてご利用くださいませ。

わかりづらい描写と不自然セリフ

ボニーにやられる海軍の描写

まず冒頭からコマ割り・作画がわかりづらかったですね。

ボニー海賊団がとある島に上陸して海軍とやり合うシーン。


「海軍全体に拿捕命令が出てる!!! 奴らの通った後にゃ傷ついた老人や子供が転がってるらしい!!」

「人間のクズじゃねェか!!!」

「ええ〜!!?」

「??」

ぎゃあああああ


初見でこのシーンすんなり理解できましたか?

というも、「人間のクズじゃねェか!!!」と海兵が叫んだ次のコマで、いきなり「ええ〜!!?」と叫びながら海兵がやられている描写になるのですが、この「やられている」絵が非常にわかりづらく、その前に描かれた海兵が「子供」と「老人」に変化させられていることを瞬時に把握できないからです。

一瞬で殴られ、刀まで折られている描写の中に、年齢操作まで加わっているためコマの間の時間が飛びすぎている上、子供化・老人化される前の姿がきちんと(印象に残る形で)描かれていないため、その「前後」を理解しづらく、肝心の「後」の絵も「子供」「老人」と瞬時判断しづらい作画のため、めちゃめちゃわかりづらい描写になっていると思います。

このシーン、要するに海軍はボニーの能力を知らないため、懸賞金が掛けられるほどの悪人となったのは、老人や子供を襲い暴力を振るって来たからだと思っているわけですね。だから「人間のクズじゃねェか!!!」と叫んでるわけです。

その後、一瞬でやられてしまい、その姿が「子供」と「老人」になっていることで、読者に「ボニーは子供や老人に手を出しているわけではなく、立ちはだかる大人の敵を子供や老人に変えて倒していただけなんです(悪人でも人間のクズでもないんですよ)」と説明しているわけですね。

海賊側(ルフィの味方側)を全員「いい人」にしたい、というか悪人にできないのでしょうね。「海賊」なのにいい人アピール(悪人じゃないアピール)されるキャラばかりで、あれだけ個性豊かだった超新星達が、結局みんなただの似たり寄ったりの「いい海賊」となってしまいました。

ちなみにこの後、「海賊らしくあるための鉄の掟!! 欲しいも物はうばいとれ!!(悪者から)」「人助けはするな!!(なるべく)」という、本当に取ってつけたようなクソ薄っぺらい説明セリフによって、強引にシャボンディ諸島との整合性を取りにきます。

要するに、2年前のシャボンディ諸島でボニーはゾロに「海賊が人助け!? 聞いたことねェよ!!!」と言っており、「海賊は人助け等しない悪党である」という価値観だったボニーが、実は元牧師の聖人・くまの娘で、心優しき少女で、実年齢は10才で、ただくまを探すために「海賊ごっこ」をしているだけだったとなってしまうと、当初のキャラと整合性が取れないため、「海賊らしくあるための鉄の掟!!」という名目で、「欲しいも物はうばいとれ!!(悪者から)」「人助けはするな!!(なるべく)」と言わせることで、「心優しき少女(悪人ではない)」と「海賊が人助けなんて聞いたことがないという過去の発言(=海賊とは人助け等しない悪党であるという価値観を持っている事)」の整合性を取ろうとしているわけです。

こんな薄っぺらいセリフ1つで。

くまを「暴君」から「元奴隷」の「優しい」「聖人」にしてしまったことで、その娘を悪党海賊(ルフィ達とは違う「海賊らしい海賊」)として描くことができなくなり、こうして小手先の辻褄合わせをしているわけですね。

そもそも、こんな薄っぺらい「海賊ごっこ」をしている10歳の少女がシャボンディ諸島まで来れてしまうって、どんだけレベルの低い海になってしまったんですかね“偉大なる航路”は…。もう根本から設定崩壊してるでしょう。

世界最悪の犯罪者・ドラゴンの誤魔化し方「いやァ…」

「ローグタウン? 何しに行くんです?」

「いやァ…あの辺は誰のナワバリだ?」

何じゃこの会話…笑

「いやァ…」ってどんな誤魔化し方だよ…笑

相手の質問に答えずに誤魔化して、すぐ「あの辺は誰のナワバリだ?」と逆質問していますが、いやまだ前の話終わってないから笑

もうセリフが酷すぎて失笑しかありません。

なんで普通に会話させられなくなってしまったんですかね…

答えさせる気がないなら(作者が答えを用意できないのなら)そもそもサボに質問させなければいいのに。

「世界最悪の犯罪者」とは思えないアホ丸出しの誤魔化し方です。こんな奴がトップだったらついて行く気失せるわ。

一つも見せ場が描かれていない状況で登場する度に小物化し、株を落としていくだけのドラゴン。

前半の海の頃は、その正体や実力が明かされる日を楽しみにしてきたというのに、もう小物すぎてただのオッサンにしか見えなくなってしまいました。

そもそも、サボの質問を「いやァ…」と煙に巻いて1人ローグタウンを目指すということは、「他の革命軍としての目的があったわけではなく、本当にただルフィのことを心配して向かった」ということなんですかね…それも

イワンコフから「東の海に思う家族でもあるの?…どう?」と言い当てられ、くまから「あんたこの国に異常に詳しい…しかも国の外れの小さな村に足を伸ばし 一人の少年を目で追っていた…!!」と追及されるも、明言せずに誤魔化しながら隠し通そうとしている(=バレたくない)はずなのに、(革命軍のトップともあろう立場で)「何かある」ことがバレバレのわかりやすい対応しかできないというポンコツ具合…笑

上記やりとりを補足すると、おそらく以下のようになるのでしょう。


「ちょっとローグタウンへ行ってくる」

「ローグタウン? 何しに行くんです?」

「いやァ…あの辺は誰のナワバリだ?」


ダセェ…笑 なんじゃこのやりとり笑

普通に、

「サボ ローグタウンの周辺は誰のナワバリかわかるか?」

「ローグタウンは…確かスモーカー大佐ですね 何か用でも?」

という「会話」をさせればいいだけ(その後のドラゴンの返答は描かず読者の想像に任せるか、「いやちょっとな…」とか「いや気にするな」くらいのセリフを入れればいいだけ)なのに、なんで「いやァ…」なんてバカみたいな誤魔化し方をさせて「会話にならない会話」にする必要があるんですかね…

弟溺愛の媚びバカ兄貴と化したエース

「ジンベエジンベエ これ誰の弟だと思う?」

「アーロン一味を倒した!? この小僧が!?」

「答え!! おれの弟〜!!」

これも酷い。「これ誰の弟だと思う?」と質問されているのにジンベエは完全スルーして独り言でしゃべり続け、エースはジンベエに無視されてるのに気にせず一人で「答え」を発表し出す笑

もう滑稽すぎて耐えられんわ…

エースにまで「弟溺愛」キャラにして読者に媚びさせるシマツ。

いつからこんなにルフィへの愛情をひけらかす頭空っぽなバカ兄貴になっちまったんだよ…

「青い石」ではなく「金のリング」をつけるボニー

「ほっぺは何もないとお父さんがあたしって気づかねーかもしれねェ」

これも意味不明ですね。それなら青い石埋め込むか、青いタトゥーでも掘るか、青いシールでも貼るべきでしょう。

なんで金色のリング(ピアス?)をつけたら気づいてもらえるって発想になるのでしょうか。。

要するにただの辻褄合わせの他前の後付け追加説明ですね。これで「ボニーがピアスをつけていた理由」が明かされた!!(伏線回収だ!!)と騒ぐ読者がいることを思うとため息しか出てきません。

自分で話を振って自分で驚くベガパンク

「それより聞いたか「世界政府」に“宣戦布告”した小僧の話!!」

「え!?(ドラゴンの息子!?)」

これも酷い。

おそらくどちらもベガパンクのセリフで、(ダイジェストゆえ)「間」をカットした(くまの「あぁドラゴンの息子の事か」とか「あの青年はドラゴンの息子だ」といったセリフをカットした)のだと思いますが、にしても描き方がわかりづらすぎるでしょう。

「それより聞いたか」と話を振った側が、次のコマで「え!?」と驚くって笑 漫画の描き方としておかしくないですか?

セリフ主を描かずに言葉だけで説明

もう一つ、五老星とベガパンクの会話をくまが聞いていたというシーンもわかりづらい。というか漫画の描き方としておかしい。


ガチャ!

「気持ちは受け取ったよ…ベガパンク」

「え…!?💦 聞こえるハズは…」

「おれの聴覚を超人的にしたのは誰だ?」


このやりとりが、なんと(ちょっと扉が開いた絵と)セリフだけで(セリフ主を描かずに)行われます。

「ガチャ!」とドアがほんのわずか開いた(くまの体が通れるほどドアが開いていない)描写の間に上記のやりとりをしているため、くまはちょっと扉を開けて顔を覗かせながらベガパンクと話していることになってしまいます。どんなシーンなんだそれ。

また、世界最大の頭脳を持つ科学者は自分の研究所に仕掛けられた盗聴器に気づかず、自分の声が隣の部屋にいるくまに聞こえていることさえもわからず「え…!? 聞こえるハズは…💦」どバカみたいに狼狽えてしまう無能っぷりを披露。

「世界最悪の犯罪者」も「世界最大の頭脳を持ち、人類が500年かけて到達する科学力に至っている天才」もどちらもアホすぎてその肩書きが泣いてますね。

作者による原作改悪が酷い

ルフィの初頭手配時のリアクション

ルフィの初頭手配の時のリアクションが改悪されました。

「やったー賞金首ィ〜〜〜〜!!!」

こんな薄っぺらいリアクションしてなかったでしょうに…何でこんな無意味な改悪を加える必要があるんですかね。。

ついに前半の海の既出シーンまで、SBSノリで上書きされてしまいました。。

「なっはっはっは!! おれ達は“お尋ね者”になったぞ!! 3千万ベリーだってよ!!」

このセリフの差。「やったー」と露骨に喜ぶセリフは口にせず、笑顔であっけらかんと報告して笑ってる描写によって、「事の重大さがわかっていない」ことと「喜んでいる」ことを同時に伝える描写になっており、なおかつ「おれ達」と言わせることで、仲間達と共に(“麦わらの一味”として)「お尋ね者」になったことを伝えるセリフだったのに、「やったー賞金首ィ〜〜〜〜!!!」と自分1人の手柄のようにバカ丸出しで大喜びする様ときたら……もう船長の器にも海賊王の器にも到底見えませんよ。。

ダイジェストなので一言完結リアクションする必要がある(そうしてテンポよく駆け抜ける演出)というのはわかりますが、そもそもエースが手配書をジンベエに見せるシーンがあるのですから、このコマ自体が不要です。

なくてもいいコマを入れ込んだ上で、既存のセリフを無意味に改悪するって、ほんと何がしたいんですかね。。

まじで今の尾田先生が原作をリメイク(描き直し)したら、ただただ全員がSBSノリで騒ぎまくるだけの中身空っぽで緊張感もカッコよさも皆無のクソつまらんワンピースになるんだろうな…

くまの思考・言動に一切の整合性なし

「前半の海」で描かれたシーンのくまの真意が明かされる、という意味では、1102話は面白い1話(になるはず)だったと言えます。なんならこれが描かれる日をめちゃめちゃ楽しみにしていました。

しかしもうね、ニカを追加したことによって、その辻褄合わせのためにくまの設定が改変されすぎているため、まるでその行動に納得・共感ができません。

全ての行動について整合性が取れておらず、終始、普通の思考能力を持っていれば「あり得ない」行動ばかりを取り続ける(作者にとって都合のいいだけの存在となった)くま。

ルフィに「ニカ」の可能性を見ていたという前提が追加されてしまうと、スリラーバークでのあらゆる言動も、シャボンディ諸島でのボニーに対する選択も、その後自我を失う前にプログラムした(“麦わらの一味”の船を守るという)任務も、何もかも「あり得ない」という結論にしかなりません。

まぁ今の読者はこんな穴だらけの辻褄合わせでも「伏線回収!!」「驚愕の真実!!」「神展開!!」「史上最涙回!!」と囃し立ててくれるんですから、もう何がどう描かれようと関係ないんでしょうね。。尾田先生が感動シーンだと言えば感動し、かっこいいシーンだと言えばかっこいいと称賛し、面白いと言えば面白いと絶賛する。

そうやって何もかも肯定し続けた結果、作者から何をどう描いてもいいと思われてしまい、それによって日本一の作品が劣化の一途を辿った末に崩壊してしまったことが残念でなりません。

スリラーバーク編の改悪

「くまが実は(最初から)いい奴だった」ことを説明するために、無意味で不自然な内心(心の声)を追加することでガンガンに改変を加えていきます。

もう野暮でしかないし、連載中に作者自身がここまで原作を改悪する作品を私は見たことがありません。

何もかもセリフによる説明で後付けの「答え」を提示し、読者の想像や解釈の余地を奪い続ける(=前半の海を破壊していく)ようでは、もう作者の作為しか残らない、作中に人格を持ったキャラクターが存在しない空っぽの漫画になってしまいますよ。。

スリラーバーク編で唯一(最後にこれがあったから)面白いと思えたくまの襲来シーンまで、中身ゼロの整合性皆無シーンに改悪されてしまいました。

まず、

「身代わりになるというなら お前がこの苦痛を受けろ(これはおれでも気を失うかもな)」

ってどういう感想?

あまりにも中途半端でどうでもいい情報のため蛇足でしかありません。

「(おれでも気を失うレベルのダメージだから)ただでさえ死にそうなお前がこれに耐え切ることは不可能 死に至る」と口にした(=ゾロは死ぬと思っていたし、殺しても問題ないと思っていた・殺すつもりだった)ということでいいですか?

憧れの「ニカのよう」で、ドラゴンの息子であるルフィの大切な仲間を…?

何のために?

政府への報告(言い訳)のためでしょうか?

それならゾロの首を持ち帰らんと何の意味もありませんし、そもそも誰の首を奪うつもりも政府に差し出すつもりもなく、成果ゼロで退散してもよかったのであれば、ゾロに「死に至る」ダメージを与える必要がありません。

「ルフィにニカの可能性を見ていた」という後付けが行われたことで、まじでルフィの代わりにゾロを痛めつける必要性がなかったことになり、茶番でしかなくなってしまいました。

政府には「麦わらのルフィは取り逃したが、一味No.2の“海賊狩りのゾロ”には死に至るダメージを与えてきた(生存確認はしていない)」とでも報告したんですかね?笑

それで許されるってどんだけ甘くて緩くて舐められている集団なんでしょうか世界政府。

もしくは、くまは最初から「ルフィの仲間を殺すわけにはいかない(殺すつもりはない)」と思っており、だから「おれでも気を失うかもしれない(が死ぬことはない)ダメージをゾロに与えた」ということでしょうか?

いや、お前政府の特命で“麦わらの一味”の抹殺命令を受け、「…た易い」とものすごい迫力ある形相で任務受けてたよな?

政府からの特命は受けたけど、“麦わらの一味”のことは誰一人殺すつもりはなく、しかし建前上何もせずに帰ることはできないから、とりあえずゾロ1人に気絶するくらいのダメージを与えてバイバイしたってコト…!?

まじでどういう思考回路でそれでOKという判断になるのか理解不能です。

くまがやったことって、“麦わらのルフィ”は見逃して、一味のNo.2を死なせない程度のダメージを与えただけですよね。それが(ボニーを人質に取られている中での)政府の特命に対する“答え”としてなぜ成立するのでしょうか。。

その行動・結果のどこに、政府が納得できる理由(言い訳)があるのでしょうか。

お前サターン聖に「あんた達の言いなりに動く」と約束して、「指令に対し従順すぎる」七武海という設定だったよな?

その約束を破ったら(命令通り動かなかったら)ボニーは奴隷に落とされる(かもしれない)んだぞ?

にもかかわらず、1101話では政府(海軍)の通信を無視して商船の一般人救護を優先したり、政府の“特命”を受けておきながら何の成果も言い訳も用意せずに一味丸ごと見逃して立ち去ったり、一体何がしたいんだよ…

「ボニーに会わない」という約束だけは無意味に守りながら、政府の通信や指令はガンガン無視して反抗していくって、どう考えてもおかしいでしょう。

さらにこの後、シャボンディでは「政府の息のかからない事例では我々が海軍と仲良くする義務はない」と黄猿に言い放ち、また独断でルフィ達を逃すシマツです。

政府にボニーを人質に取られてる状況において、(サターン聖と直接繋がってて経緯や状況を全て把握してる)大将・黄猿に対してこんなセリフを吐けますか? 黄猿の目の前で(何の説明もせずに)一味を逃すなんて選択が取れるでしょうか?

サターン聖との約束って「政府の直接の命令は聞くけど、政府の命令が下されていない海軍大将の言うことは聞かなくて問題ない」って約束だったのでしょうか?

黄猿は「天竜人」が殴り飛ばされたことで(世界政府によって)招集された大将なんだが? なんでそれが「政府の息のかからない事例(任務)」という解釈になるの…?

そんな解釈が可能なら、普通にボニー連れてとっとと逃げろって。

「政府の息のかからない事例では我々が海軍と仲良くする義務はない」というのは「七武海」の立場であって(だからこそ当時はその理に適った言い分に納得できましたが)、ボニーを人質に取られ、世界政府の言いなりに動くと約束し、約束を破ったら奴隷に落とすと脅されている人間が口にできる立場ではないでしょう。

そもそも(政府の息のかからない)ピザパーティで一緒にニカ踊りして仲良しアピールしておきながら、何が「仲良くする義務はない」だよ…言ってることとやってることがめちゃくちゃ過ぎだよ。

で、最終的に、“麦わらの一味”を二度も逃したことに対して、政府からも黄猿からも一切の追及やペナルティはなく、普通に予定通り自我を奪う手術を進めるだけで済み、戦桃丸からも何もなかったかのように追悼を受けるという笑

五老星、世界政府、海軍大将、戦桃丸を全員「バカ」にすることで作られた感動()シーンです。

ボニーが目と鼻の先にいるのに、なぜか一緒に逃げるという選択を取らないくま

天竜人が殴られたことで招集された海軍大将に対して、「政府の息のかからない事例では海軍と仲良くする義務はない」と言い切って無視するほどドライな対応ができるなら、ボニーが海賊になってソルベ王国(政府の拘束)から逃げ出して再会の機会が得られた時点で、一緒に逃げる道を選べばいいのではないでしょうか。

瞬時に身を消して移動し、世界を飛び回る能力があるんだからまず捕まることなどないわけで、ボニーと世界を旅しながら世界政府から逃げ続けてもいいし、一緒に革命軍に戻って自分の近くに置いた上で命懸けで守り抜けばいいと思いません?

どう考えても自我を奪われて世界政府の言いなりとなり、その後のボニーを守れなくなる(ボニーの人生を見届けられなくなる)よりも、自我を残した上でボニーと一緒に逃亡生活する方がマシでしょう。

100人に聞いたら100人が後者を選びますよ。だって前者を選ぶメリットがくまに何一つない上、選ばずに済む状況がこれでもかってくらい用意されてしまってるんですもん。

世界政府は、世界政府に宣戦布告した“麦わらの一味”を抹殺せずに放置しても、天竜人を殴り飛ばした“麦わらの一味”を逃しても何も言ってこないんですから笑

なんで政府や海軍の命令は無視しまくるのに、「ボニーとは会わずに自我を捨てる」という約束だけは律儀に守り続けるのか意味不明です。

しかも、その約束を守った上で、海賊として政府から追われるボニーのことは放置したまま、最後の願いが“麦わらの一味”の船を守ることなんです。

どういう思考回路を持ってたらその結論に至るのでしょうか…

ボニーのことが何より大事なら、ボニーとの旅行の約束を果たした上で命を懸けて守り抜けばよかったのでは?

ボニーの命を守るため、全てを捨てて政府の言いなりになる道を選んだというのに、決して政府の言いなりにはならず、政府の命令に背きまくって“麦わらの一味”を守りながら、なぜか「ボニーに会わない」という約束だけを従順に守り続けるくま。

お前にとってボニーが一番優先順位低いようにしか見えない行動なんだが?

「くまの人生」の目的と優先順位って何なの…?

革命軍のためにジニーを捨て、ボニーのために革命軍を捨て、ボニーの病気を治すために自らの命を捨てたのに、何で最後の任務が革命軍ためでもボニーのためでもなく、麦わらの一味の船を守ることになるですかね…

ルフィがニカとして世界を救う(ことで革命軍の目的を果たし、ボニーのことも救ってくれる)はずだから、最後に一味の船を守ることにしたのでしょうか。

どんだけ回りくどくて曖昧で雲を掴むような可能性に最後の一手を賭けてるのでしょうか。

もっと納得のいく、意外性と説得力のある理由が明かされるものだと思っていましたよ。。

大好きだったシャボンディ諸島編までこんな泥のぬられ方で改変されるとは思っても見ませんでした。

どこまでニカの後付けを成立させるために前半の海のキャラに割りを食わせ、物語を破壊すれば気が済むのでしょうか…

「ボニーに会えない可哀想なくま」という一点のみで読者の同情を引きたいだけで、その他の言動が何一つ整合性が取れていません。

どんな説明を加えても、このくまの行動とそれに対する周囲の対応について、整合性のとれる説明は不可能でしょう。

もし整合性の取れる説明ができる方は、ぜひコメント欄で教えてください。

果たして「くまの人生」は、ジニーのためにあったのか、革命軍のためにあったのか、ボニーのためにあったのか、ドラゴンの息子(ルフィ)のためにあったのか、憧れのニカのためにあったのか、どれなのでしょうか。

私には、くまにとって一番重要なのはジニーでもボニーでも革命軍でもなく、「ニカが世界を救う漫画を作者に描かせてやること」だったというオチにしか見えず、そのためだけに用意され、消費され尽くした操り人形になってしまったことが残念でなりません。

まとめ

これでくまの過去編は基本的に描き切ったということだと思うので(情報が出揃ったので)、これを元に、「前半の海の時点では、くまとボニーの設定はどのようなものだったのか?」を考察したいと思っています。

ニカなんて余計な設定を追加せず、当初の予定通りに描いていれば、おそらく1102話で描かれた「くまの人生」は、きちんとその生き様に整合性が取れていて感情移入できる、ワンピース史に残る感動エピソードになり得ただろうと思います。

また、今度はツッコミどころやダメな点の指摘ではなく「改善したらどうなるか」をメインに書いていく方針にしようかと思っています。(この作品に毎週ツッコミを入れていく事がバカバカしくなってきてしまいまして、「どう描けば面白くなるか」を考えた方が有意義だなと思ったため)

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
2 ヶ月 前

改めて読み返してるんですが、結局ボニーの病気が治った上ボニーが脱走して(人質ではなくなり)海賊になった時点で、まだくまがボニーに「会うわけにいかない」理由って何だったんですかね?
改造手術が進んでいて自爆装置や完全停止装置を付けられていたのなら納得できましたが、その描写はボニーが海賊になった後ですし
またサターンが科学者で嘘が見破れるからといって、ベガパンクが非人道的な改造手術を命令通りに着々と進めていくのも訳が分かりませんでした
世界一の天才ならいくらでも欺く方法を考えつきそうですし、実際パシフィスタの威権順位には小細工をしていたと明かされました
ボニーがパシフィスタの命令を書き換えるまでサターンは細工に気づかなかったのだから、やはりそもそも改造手術を政府の命令通りに進める理由がないと感じます
なべおつさんが別の記事でまとめられていましたが、ベガパンクの倫理基準が恣意的すぎて本当に意味不明で、「くまの姿をしたパシフィスタにボニーが殺される」→NG、「くまの人格を消す(実質的に殺す)」→OKってどこにライン引いてんだよ(笑)
つまるところ表面的で薄っぺらな愛情表現や悲劇の演出のためにキャラたちが不合理な行動をしているようにしか見えませんでした

匿名
匿名
2 ヶ月 前

僕には神回なんですね。
過去のセリフの適合性や現実感を出してのストーリーを出すと、そりゃ矛盾は出ますよね。漫画ですから。
漫画に現実のストーリーの様に適合性を求めると、どの漫画も矛盾は出ますよね。
あくまで漫画ですから。

この回で泣くのは、くまが子を思う気持ち。
同じくドラゴンも子を思っている気持ち。
不器用ながらも辛い人生を走って、自分が傷付いても回りを優しくするくまの人柄。
そこが泣けるんです。

自分も娘が居まして、今は別に暮らしているけど。
今でもお父さんと、走り寄ってくれるんです。
この娘の為なら、人生を掛けても良いと思っています。
子が居て、その子を愛している親は。
この回は何度読んでも泣けてくるんです。
共感を持てるし、シンクロしちゃうんですね。

僕には間違いなく、神回です。
ドレスローザのキュロスとレベッカの回と同じ、神回でした。

匿名
匿名
4 ヶ月 前

世間でこの程度のエピソードが感動!だの絶賛!だのなってるのは普段が冗長でつまらなすぎるからなんだろうな
常に面白い話をかけないからあえてハードルを下げて物語を書いてるとしか思えない

匿名
匿名
6 ヶ月 前

スリラーバークで本気でルフィを殺そうとしたのにシャボンディでは助けているから整合性が取れていないのでニカのことがなくても詰んでいます。
結論 尾田先生にはくまの過去を描くのは荷が重すぎた。

匿名
匿名
7 ヶ月 前

ベガパンクってくまの記憶の塊を覗き見るっていう謎の装置も開発してたのに、ボニーに追体験させるときはそれ使わずにそのまんま塊を体に取り込ませる方法取ったんですね ボニーの座り込んでる場所にニキュニキュの玉なくなってますし
ワンチャン他のパシフィスタやくまセラフィムにそれ取り込ませて擬似的なくまの復活でもしないかなと思ってたけど、これでその可能性ほぼなくなりましたね
まぁくまはくまで記憶の玉化は「コピーみたいなもので出しても記憶を失ったりしない」って話なのでたくさん作っとけば良かったのになんでしなかったんだ?って感じですが

匿名
匿名
7 ヶ月 前

威権順位実装→プロトタイプのパシフィスタ投入→自爆スイッチ+人格消失の順に開発してて草 
これつまりベガパンクは政府側(サターン聖)がパシフィの威権順位が特定条件でボニーが最上位になるプログラムを差し込んでたことに気付いてないってすでに分かってたってことでは?(バレるとしたらもう言及されて大問題になってたはずですし)
わざわざ人格切替スイッチ開発した!とか申告しなきゃそんなのあるとサターン側は気付けるはずもないし、ベガパンクはくまを助けられたのに完全に無駄な気を回してくまの人格を消したってわけですね……
ホントこのジイさんの思考回路は理解できない……なぜ威権書き換えのサイレント実装と自爆スイッチを勝手に停止スイッチに置き換えることは無断でもオッケーで、一番大事な人格切替スイッチのサイレント実装は許せずサターンに提案って形を採ったんだ……

匿名
匿名
8 ヶ月 前

>読者に「ボニーは子供や老人に手を出しているわけではなく、立ちはだかる大人の敵を子供や老人に変えて倒していただけなんです(悪人でも人間のクズでもないんですよ)」と説明しているわけですね。

いや、老人や子供に変えて放置するならともかく、その状態で”倒してる”時点で人間のクズだろ。
“傷ついた老人や子供”って言ってる時点で何かしらの危害を加えてるようにも取れるし、年齢変化させずにそのまま倒したほうが良かったと思う。

っていうか相手の年齢変化させられるなら、サターン聖や黄猿、それ以降の敵にも使わないとおかしくなるし、完全に辻褄合わせだけに描写されたパターンでしかない。(まぁそうすると迫力ないから採用しないのは分かりきってるけど)

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ワンピースのブログで名探偵コナンを引き合いに出すのは少し違うかもしれませんが、コナンもワンピースも国民的漫画で長期連載で100巻を超えるという共通点があるので比較していきたいと思います。

というのも、僕も最近の名探偵コナンに不満を抱いていて作者を徹底批判していた時期があったので、もしよろしければ参考までに読んでください。ブログでコナンの組織編だけ読んでいると描いてあったので組織編に関してはある程度知識があるという前提で書きます。

バーボン編というワンピースで言えば~編みたいなシリーズで60巻から始まるのですが、この60巻辺りからコナンがつまらなくなってきてラム編というシリーズからまたキャラも増えて、伏線や謎を散りばめておいてそれらを少しずつしか回収せず新たに登場人物や謎を増やすという展開が常態化しています。伏線や謎を散りばめるというのはワンピースにも言えることですが、ワンピースの場合は伏線や謎を回収しているのにコナンの場合はそれらを少ししか回収していません。それどころか新たに登場人物を増やし組織とは何の関係もない話が多いので、ワンピースよりひどいです。

しかし、コナンのブログでなべおつさんみたいにコナンを批判的に読んでいる人がいないので、最近のコナンの組織編についてもしよろしければ意見をお聞かせください。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

つまらない視点で読んでますね
そりゃ、揚げ足をとって読み進めても楽しくないし感動もしないでしょ
作品の良し悪しではなく、読む姿勢の問題かと
残念

Last edited 9 ヶ月 前 by 匿名
黒田正人
黒田正人
9 ヶ月 前

管理人さんってたしぎの正体について考えた事はありますか?
ただのそっくりさんにしろ凄い正体を隠してるにしろ終幕に入って完全に明かすタイミングを逸したように思えますが
ひょっとして尾田先生は忘れかけてるのでは…?個人的はどういう落とし所になるのか予想がつかなくて一番興味深いキャラです。
惰性で読んでるだけで今のたしぎにもう興味ねーよって言われるかもしれませんが
楽しんでた頃はどういう感想を抱かれましたか

匿名
匿名
9 ヶ月 前

作者の人間性がどうとかりも、ワンピースの劣化具合やおかしさについて語るべき。この記事の下の方にあるコメントみたいに。
作品を批評することだけが読者に許された権利だと思う。
たとえsbsや作者コメントの不快なノリがキャラクターにまで侵食していたとしても「それが熱心なファンのニーズに応えているのか、それとも自分とキャラクターの境界線が曖昧になって漏れ出ているのか」は、こちらでは判断できないし。ストーリーがグダグダなのもそれが今のスタイルなのか、多忙なスケジュールが原因なのかは特定できない。

気になるのも鼻につくのも分かるし、編集が機能してないと思うのも分かる。分かるけど、疑問や推測に留めるのがマナーな気がする。
断定・決め付けコメントは、それをする自分も貶めてしまう。

でも、見えたものに関してはどう感想を持とうが自由だとも思う。僕は『モラルの範囲内で、かつその言葉に責任を持てるなら』何を言っても問題ないとも考えてる。

Last edited 9 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
9 ヶ月 前

ここは今まで暗黙の了解でredditのネタバレの話もしないし作者への誹謗中傷もしない比較的モラルの高いサイトだと思ってたんだけどな。
天下の尾田がこんなサイトに名誉毀損で訴えるわけないし何でも言っていいからって作者の人格否定とかしだすと肝心の内容に対する批判に説得力がなくなるからやめとけ

匿名
匿名
9 ヶ月 前

なんというか、作品の質が落ちてきてヘイトが溜まっているからなのか、尾田先生に対する誹謗中傷コメントが少し目にあまるようになってきたように感じます
作者が幼稚だとか傲慢だとか言うのは単なる誹謗中傷であって真っ当な批判ではないのではないでしょうか
作者に対して色々と言いたくなる気持ちは分かりますが、あくまで尾田先生も1人の人間です
ですから自分が言われたら傷付くような事は尾田先生に対しても書き込むべきではないと思いますよ

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ここ数日、荒れてるとまではいかないが変な客や論争が増えているのは何でかなと思ったら
年末だからだ
考えたくないけど、今年の仕事が終わって暇をもて余してる頭の足りない奴らが来てるんじゃないのか?
ここでは建設的な議論が常だったのに、休暇でネットサーフィンする奴らの母数が増えたばっかりに、常連じゃないのが来てるカンジだ

匿名
匿名
9 ヶ月 前

あんなに大好きだったワンピースがどうしてこうなった。。
二年後まるまるなかったことにして欲しい。
作り直して欲しい。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ストーリーを作る際に、比率という概念があります
大切な話は長く取り、そうでない話は短く切るというものです

尾田先生は、
キッドとシャンクス
ローと黒ひげ
ガープと青雉の様な話は短く短く切り、それどころかルフィ達主人公サイドはほったらかしにして、後付け設定マシマシのこの様な過去のお話を長く長く取っています

ワンピースという宝物を取りに行くお話を全体で見た場合、この様な尺の取り方はあり得ません
チョイ役キャラの尺が異常に長ったらしいのです。

こんなのは最早、ルフィの仲間達に対する尺の長さです
ルフィの仲間達を掘り下げる為の尺の長さです

それをくまとボニーに充てています

今までだってそうです。
ワンピースの失敗はこの様な尺の感覚を作者の気分でしてしまうことによるストーリーのメリハリの欠如にもその一因はあるでしょう

匿名
匿名
9 ヶ月 前

なんかここ最近初見さんというか今更な文句を言う人が多いね
ブログのタイトル見てるだろうに、我慢出来なくなっちゃったのかな

匿名
匿名
9 ヶ月 前

最近は尾田栄一郎は精神年齢が低すぎて、「大人」を描けないんだと思い始めた。
結局「くま」の人物像も深みが全くない。「ただ優しい娘思いの聖人」というだけで、人から機械になってしまう悲哀、奴隷として生まれてまた奴隷に戻ってしまう悲劇性とか全くない。これは尾田栄一郎という人間に深みがないことに尽きると思う。

ニカが未だに無理な人
ニカが未だに無理な人
9 ヶ月 前

今回の話を読んで、作者はどうしても今後の重要な展開にニカを絡めたいんだなと感じ、違う意味で涙を流しました…

≫ニカなんて余計な設定を追加せず、当初の予定通りに描いていれば、おそらく1102話で描かれた「くまの人生」は、きちんとその生き様に整合性が取れていて感情移入できる、ワンピース史に残る感動エピソードになり得ただろうと思います

本当にそう思います。それと、ボニーと(義理)親子設定にした事で他の父娘関係キャラと似たような境遇になり、インパクトが欠けてしまったのも残念です。
同じタイミングで登場した他の七武海達の人生はいつ練られたか分かりませんが、どのキャラも波瀾万丈な過去を持っていました。しかし、似ていると感じる過去を持つキャラはいなかったので、世界観の深みが増し、知れば知るほど魅力的に感じました。
くまは元奴隷という事でハンコックと少し属性が被りますが、革命軍所属だったのでまた一味違う過去を持っているのだろうと楽しみにしていましたが、昨今の尾田先生のブームの父娘感動物語にされてしまい、くまの凄惨な人生がだいぶ色褪せてしまった印象です。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

こんな既存キャラ使って答え合わせするくらいなら、いよいよ出てきた五老星を使って世界の核心に迫ってたほうがよくないか?
何で”最終章”の過去編なのにDはおろか、イムと麦わら帽子も、古代兵器の外観も謎なんだよ。

くまとボニーのバックストーリーすら引っ張り倒してようやくだし、結局この過去編で開示されたのは今までの謎じゃなくて「ニカとバッカニア族」という100巻以降の追加要素だけ。
そのくせ過去の描写とのズレは補いきれてない。
最後に一気に出すつもりなんだろうか。到底そんな上手く絡められると思わないけど。だって一人の人間の描写でこのザマだもん。

シーザー
シーザー
9 ヶ月 前

なべおつさんや他のコメントされてる方ってまだまだワンピース好きだし尾田さんの事尊敬してるんだなと思いました。
自分はくまとボニーの過去編見て、気色悪いしどうでもいいと思ってしまいました。
この話が明らかになる前のくまとボニーの方がキャラとしても魅力的に思います。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ふと思ったんですが、以前ベガパンクはステューシーの事を「お前は人間じゃ!」と言ってましたよね。では七武海PX達の事はどう思ってるんでしょう?ヨーク達が彼らを大事にしてるような描写(ハンコックのみですが頭を撫でたり)はありましたが、ベガパンクからは性能の説明のみで、ボニーに対する愛情みたいなものをあまり感じられませんでした。彼らだってまだ子供なんですが……やはりベガパンクにとってPXは『兵器』扱いなんですかね。だとすれば境界線はどこなんでしょうか?

気になって毎日しか眠れません

匿名氏
匿名氏
9 ヶ月 前

くまの過去編はすごく良かったと思う。まだこんな話描けたんだって尾田先生を再評価したと同時にすごく安心した。ただそれも『単体の話としては』というだけで、全体の歯車の一部として見た時にどうしても整合性のとれていない後付け部分が気になってしまう。

あと物語に入り込もうとしているところで雑音のようにニカがちょいちょいしゃしゃり出てくるので感情が入っていかない。くま親子のニカ信者ぶりも気持ち悪い。

関係ないけど個人的に戦桃丸の黙祷シーンで『進撃の巨人かな?』って感想が強かった。今まで海軍があんな黙祷した事あったっけ…?自分の記憶にはないけれど酷く気が散ってしまった

匿名
匿名
9 ヶ月 前

質問です!
頂上戦争の白ひげvs赤犬は歴代最高のバトルですか?

にわか
にわか
9 ヶ月 前

ワンピースにわかなので質問なのですが…。

①くまがスリラーバークで麦わらの一味を取り逃した事は政府から何も言われなかったのでしょうか?だとしたら何故でしょうか?
②シャボンディ諸島で麦わらの一味を逃した事は政府や黄猿から何も言われなかったのでしょうか?だとしたら何故でしょうか?
③麦わらの一味が戻ってくるまでの間サニー号を守り続けたくまや、そのようにプログラムしたベガパンクは政府から何も言われなかったのでしょうか?だとしたら何故でしょうか?

くまやその行動に関してはこれまであまり興味がなかったのでスルーしていたのですが気になったので質問させていただきました💦

774
774
9 ヶ月 前

ここ以外でもそうだけどいわゆるアンチvs信者の構図っていくらやり合っても結局平行線だよね。ワンピの場合は特に宗教化してて、なんだか宗教と科学の対立みたいに見える。熱心な信者にとっては自分の信じる作品を疑う時点でその人は基本的に異端者に見えてるわけで、具体的にどこがどうおかしいのかを指摘されるなんて成否以前に迷惑でしかない、その人の中で信仰できていればそれで幸せなのだから。
逆に科学側から見たら事実や数字ベースで話を進めたいのに相手は聞く耳を持たず感情論で、なんなら反勢力の中に割って入ってきて論拠もなく異端を唱えたりし出すので、頭おかしいやつを相手にしてるようにしか見えなかったりする。
このブログでも最近よくみかけるけど、恐らく彼等(もしくは彼?)と私たちの間にも上記の対立に近い前提の違いがあって、やり合うだけ不毛なのだろうなぁ、などと思う今日この頃でした。

may
may
9 ヶ月 前

ずっと好きだったから最近の展開が酷くて悲しい…っていう意見はわかる(私自身はそう思うけど別に楽しんでる)けど読んでるの辛い…みたいなのはよくわからん、別に誰も強要してないし毎週そんな感じでお金と時間をペイするの勿体なくないですか…?

つまんな
つまんな
9 ヶ月 前

「どう書けば面白くなるか」って…笑
こんなつまんねー文章しか書けない奴がよく言うわ笑笑

匿名
匿名
9 ヶ月 前

本編がもはや著しく質の悪い二次創作レベルにまで堕ちてしまった事が残念でなりません

尾田くん…見損なったぞ
尾田くん…見損なったぞ
9 ヶ月 前

くまが娘を人質に取られて敵の言いなりになっていくという物語なはずなのになんで全く悲壮感がないんだろうと思ったら、汚れ仕事を全くさせていない事に気づきました。
画面上で与えられる任務は民間船襲撃班や麦わらのルフィ、白ひげとの戦争など全て世間一般的に悪いとされる海賊の処理です。素のくまがやりそうなことと大して変わっていません。だからくま自身も葛藤がなく受け入れているように見えます。
政府に異議を唱える一般人を制裁したり、元仲間の革命軍と戦ったりという道徳を踏み外すことを一切させていないということです。この後に及んでも手を汚させないつもりなんでしょうか。
そもそもなんで無警戒のドラゴンと接触出来るのに背後から暗殺させないんですかね…

べガパンクが泣く泣くレバーを引いたという感動シーンなわけですが、完全に自我を失ったはずなのに命令無視してマリージョアを襲撃しているのはどういうことなんでしょうか。愛の力が科学を上回ったとかいうパターンならばなんでもアリですし(ギア5の時点で既にそうですが)、この過去編のテーマ自体がなんだったのかという事になります。
反逆するプログラムをベガパンクがこっそり組んでいたとしたら、私も科学者ウソはつけんぞとか言ってるサターンがまたもやピエロになるという事です。そもそもサニー号の保護も勝手にプログラムしてますし、それで出し抜けるならもっと前から何かやりようがあっただろうと思いますが…

それで、サニー号の前に2年もの間座っているのを政府は気付いていなかったんですか?シャボンディ諸島のど真ん中で?革命軍もそう。その間に別の任務を要請したりしなかったんですか?麦わらの船を勝手に守るとか何かおかしいと気付いているならなんでくまとベガパンクを2年間放置しているんですか?頭が痛くなってきました…

匿名
匿名
9 ヶ月 前

御涙頂戴話を作る為に阿保になってしまったキャラクター達。
もしかして人格を奪われたのはくまだけじゃなくて、登場人物全員ではないのか?という皮肉。

Last edited 9 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
9 ヶ月 前

「お前達の古い戒律こそ悪霊じゃないのか!!!!」
「そんなに神が恐いのか!!!!」
byノーランド

「何が”神”!!」
byカルガラ

「人の生きるこの世界に 神などおらぬ!!!!」
byガン・フォール

匿名
匿名
9 ヶ月 前

「ロブ・ルッチの敗北など誰が予想した」
「必要なら俺が加勢しても構わない」
「(黒ひげの七武海就任で均衡が保たれたというモリアに対して)俺は全く逆をイメージしているが…」
(モリアとの会話)

「やはりここでお前たちを始末したところで…何の面白味も無い」
「さァ麦わらの首をこっちへ…」
「そんな野心がありながら、お前はこの男のために死ねるというのか」
「俺のやることを信じろ 約束は守る」
(海賊たち、ゾロとの会話)

今パッと思い出せるだけでもこれだけある。冷静で底知れず、でもどこか話の分かるあの絶妙なキャラが見る影もない。当時はデザインも相まってその描き方が上手くいってて好きだったんだよなあ。
まだ聖書を持っていて「的を得ている…」とか言っていた頃のくまはどこへ?

せめてもうちょい今までに描いたくま像に近付ける努力とか、整合性の取れる理由を用意するとかあると思うんだけど。
前話で長々とルフィに斧の説明させた時も、今回東の海一番の悪(ワル)になった時も、何で今の尾田ノリを二年前に持ってくるかなあ。
ひたすら苦しい言い訳。描かれてない所に後付けで詰め込めばいいやってのが透けて見える。
急繕いにしたって、なぜもっとそれらしく見える努力をしないのか。
もしかして先生「これでいい」とか思ってませんよね?

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ニカがノイズになって話がスムーズに入ってこない…

匿名
匿名
9 ヶ月 前

仮に黄猿もルフィ達に敵意なく来てた場合共犯のローかキッドの方行けばいいになりそうだけどどう辻褄合わせるんだろ
パシフィスタで事足りるという舐めプ思考にするとか(キッドはルフィより危険度高い設定だけど)

匿名
匿名
9 ヶ月 前

皆さん、本当に様々な角度から気になることが多発しているくまの過去編だと思いますが、くまの処遇というか、サターン聖側の思惑が気になります。
・くまには最悪の死を迎えて欲しいので、自我を失う改造を施した上で、奴隷として利用したい。
・自我を失うまでも、半ば奴隷として生涯を終えて欲しいので、最愛のボニーとの接触は断つ。
→その間、くまが自由に行動し、手紙を送るのは自由(アルファに破られていたけど)
→イーストブルーまで行って気になる少年を見るのは自由(この時点でルフィがゴムゴムの能力者だということは政府に知られていない。しかしながら、くまが自由に世界を行き来することで、政府に対する反逆の意思を後世に残す、くまが助長する可能性は多分にある(ルフィに限らず))
→世界政府に宣戦布告した麦わらをスリラーバークでスルーしてもお咎めなし?(ルフィがスリラーバークでモリアと戦闘していたこと自体を政府が把握していない可能性もありますが、頂上戦争でのモリアとドフラミンゴのやり取りから見るに、モリアが実力不足であると判断したのはこの件がきっかけな可能性も高い)
→シャボンディでくまがボニーをレストランの窓一枚越しに見るのは許す(おそらく10m〜20m以内には接近している)
→くまが自我を失った後、PX-0が2年間サニー号の護衛に付くことは放置
 ↑これが一番の問題だと思います。これ以外は「あくまで自我を持った七武海の単独行動でサターンも把握できていなかった」で許されますが、自我を失った後は政府の管理下にないはずがないので、この件は擁護できない矛盾ではないでしょうか? 1万歩譲ってベガパンクが細工をしてPX-0とPX-1をすり替えた(二キュ二キュの有無でバレると思いますが)、そもそもPXの行動監視は行っていない、などの理由を考えることができても、だとしたらサターンの「わしも科学者。ウソはつけんぞ」というセリフが間抜けすぎます。
そもそも、くまにここまで執拗な拘りを見せておいて、政府の監視をつけずに七武海の任務を遂行させる、あるいは科学的な監視装置を付けないというのが無能すぎます。エッグヘッドは遠隔で監視下に置いているのに。
くまもサターンも、後付け設定のパズルが雁字搦めになってこういう描写にせざるを得なかった、被害者であるのはわかります。しかしながら、政府サイドの中枢を担う人物がこんなガバガバだったら、物語にも入り込めません。
スリラーバークの件やシャボンディの件、サニー号を護衛した件、くまが自我を失った件など当時から大枠の設定は考えていたのだと思いますが、具体的な事実を開示した途端に、問題点が散見されてしまいました。

あと、ドラゴンの格落ち感も気になります。100話ではあんなにカッコいい登場の仕方をし、大局を見極める謎めいた男感満々だったドラゴンが、現在では常に我が子のことを(くまに悟られるくらい)ソワソワ心配し、隙あらば(イワンコフに気づかれるくらい)イーストブルーの方をの方を眺め、賞金首になった息子がローグタウンに向かう際には居ても立っても居られず、第二の息子のようなサボが殺人事件を起こしたと報道されれば狼狽る。これはこれで人間味があっていい父親なのですが、だとすれば「海賊か…それもいい…」「男の船出を邪魔する理由がどこにある」とか言ってた、冷静さと不気味さを持ち合わせた感じはどこに行ったんだよ笑
これはもしかしたら作者も人の親になって、子を思う父親像が入り込んだ形なのかもしれませんが、そもそも子育て放棄して革命ばかり(何か母親周りや、ドラゴンの半生に大きな理由があるのかもしれませんが)してる人間としてのバランスが悪すぎます。人の親とカリスマ革命家の間で揺れ動きすぎです。
これが、進撃のライナーや、特にハンターのクロロの二面性のように、多分な重荷を背負った人間である設定であればとても面白いのですが、これらは作者が計画的にそういう描写をしているので、ドラゴンはただ最初のキャラ設定が変わっていったって感じで、最終章の尺的にもドラゴンの深掘りはないかもしれませんね。
今まで好きだったキャラがしょぼくなっていくのが残念で仕方ありません。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

こんなダイジェストみたいになったのっていつからでしたっけ……
漫画表現というレベルに昇華できていない気がします。小説で言ったらプロットをそのまま垂れ流しているような。
皆さん仰ってますが、これだと結末やワンピース の正体を箇条書きで出されたほうが余計なやきもきをしない分まだマシな気がします。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

『「くまの人生」がもったいなさすぎるわけ』ってタイトルそのものが、まるでキャラの都合・人間性の追求を後回しにして、その他の様々なものを優先した結果生まれた「バッカニアで奴隷で〜」から始まるマシマシの二郎ラーメンみたいなくまという一キャラクターへのなべおつさんの嘆きみたいに見えて悲しいなぁ

レモン
レモン
9 ヶ月 前

個人的に今回の話だけで言えばかなり面白かった。尾田ノリがきついところもあるし過去の改変もあったろうけど過去の出来事とリンクさせててくまの謎が解き明かされた感じがする。走り抜ける演出も太く短く生きた表れなのかな…と思う。

だからこそベガパンクのキレ顔、あとくまちーがいらんと思う。あとスリラーバーグの麦わらの一味のギャグ調の「断る!!」とか。なんで感動シーンをわざわざギャグで消しにくるんだろう。シリアスを少し中和させようとしてるのかもだがやりすぎ。

あとニカはぜっったいにいらない。

Last edited 9 ヶ月 前 by レモン
りっしゅ
りっしゅ
9 ヶ月 前

戦桃丸の黙祷シーンってシャボンディの後で頂上戦争の前ってことだよな 確か2年後の冒頭でクマ公の行動は謎のままとか言ってたけどこんな記憶消す場面立ち会うくらいなら少し話し聞けんかったんかよ

あとサボはローグタウンの大佐レベルをしっかり把握してるからには懸賞金3000万の大型ルーキーの記事も当然目にしてるはずだよな それでも記憶取り戻さないってどんな兄弟なんだよ それでいてエースの死亡記事でだけ思い出せるってほんとに不思議だよなー

匿名
匿名
9 ヶ月 前

なぜゴムゴムの実がニカそのものということにしたのだろう…
過去にニカという戦士がいた、彼はゴムゴムの実能力者だった(あるいは単に性格とかがルフィに似てる人で悪魔の実の能力者じゃない)、世界政府とかに反旗を翻す人でいろんな国の支配を打ち破って人々に自由をもたらした人、世界政府はそのことが知られると自由の象徴みたいになって困るから徹底的に情報管理している(だから今まで影も形もなかった)
ルフィがゴムゴムの実を覚醒させてギア5になり周りに影響与えながら戦いカイドウを倒す
その様子をみていた政府側の誰かがあれじゃまるでニカじゃないか…!と驚き報告する
世界政府は仮にも第5の皇帝であるルフィ(しかもいまやカイドウ倒した)に手を出すことを躊躇してた
けどまるでニカみたいだという報告、四皇になった、しかも彼の友人や父親が革命軍の幹部ということでいよいよ本気で潰すことを考える
しかもエッグヘッドに向かっているということを聞きつけルッチや黄猿などで潰しにかかるとかなら破綻しない気がするのだが…

本当なんでゴムゴムの実そのものを変えるようなことをしたんだろう…
過去のゴムゴムの実持ってた人がニカと呼ばれていてすごいことやってたで十分だし物語の付け合わせくらいでメインに据えなくていいのに…

とくめい
とくめい
9 ヶ月 前

Xを見ていると、感動した、泣けたという方が多くて驚きました。
くまの過去編、結構な尺が取られているはずなのに、不必要な描写が多すぎるのか話に入り込めず全く泣けませんでした……。
無理矢理の辻褄合わせで歪みが出るくらいなら、詳細な過去を描かない方が良かったのではないかとも思ってしまいます。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

天竜人をぶん殴ったルフィを庇えるのにどうして天竜人にさらわれたジニーは助けに行けないんでしょうか?
それにルフィを庇うことで政府への反逆とみなされてボニーに危害が及ぶとは考えなかったのか。くまの行動には一貫性が無さすぎる。優しいくまちーっていうよりも八方美人のくまちーにしか見えません。

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ドラゴンボール→主人公は尻尾が生えている→読者「西遊記かな」→実は宇宙人で、戦えば戦うほど強くなる種族でした→読者「おお、だからあんなに強くなるのか」→納得

ワンピース→主人公はゴム人間→読者「ふーん」→英雄ガープの孫→読者「ほう」→実は革命家の息子→読者「はぁ」→実はゴム人間じゃなくて太陽の神でした→読者「なんだろう、驚きが起こらない」→後付け失敗

しかもドラゴンボールは超サイヤ人になっても緊張感のあるバトルは描けるが、
ニカの場合は常にヘラヘラしてて茶化すバトルなのでカタルシスも生まれない
完全にバトル漫画として失敗したまま連載が無理やり続いていると思う

匿名
匿名
9 ヶ月 前

結局くまのエピソード自体、色々とツッコめる描写が多かった(例:なぜか
以前訪れたことのあるゴア王国でワープ使わずにわざわざ船で行く、シャボン
ディ諸島ではくまが実は覗いていたという余計な後付けのせいで、単行本を
過去にさかのぼって見てみると見世物小屋の屋根がドアップで描かれており、
そこにはくまの姿は全くないetc..)があったから、その後過剰に泣いている
ベガパンクやボニーのシーンを見せられても「はぁ」って感じなんだよな

別の漫画で例えるなら、ある女子高生が学校で悲惨な過去にあったという
描写が続くが、その女子高生は前世で異世界の勇者の一族の末裔であり、
その女の子をいじめた女子は魔王の娘で、いじめを黙認した女教師は
女子高生の父親が異世界から送り込んだスパイだったというモリモリの
謎設定によって読者は困惑が続き、最後のページで女子高生がいじめを
やめてほしいと、授業参観日に参加している親たちの前に現れ、泣き叫んで
終わるというシーンでも感情移入しずらい描写が続いたせいで泣けない感じ

匿名
匿名
9 ヶ月 前

「設定を盛りに盛ったくま」と「最悪の後付けであるニカ」
あろうことか作者はこれらで足し算をしてしまった
それぞれ単体でも整合性なんか全く取れてないのに、こんな事をやったら話がメチャクチャになるのは当たり前
「ニカは最初から構想にありました!」と作者がムキになればなるほど、ワンピースはどんどん壊れていく

匿名
匿名
9 ヶ月 前

ワンピを愛した読者の数だけワンピの劣化は迷惑なんだよなぁ

匿名ああ
匿名ああ
9 ヶ月 前

とりあえずニキュニキュの実の性能は確実にミスだったよね
これのせいでジニーのときも今回もくまの行動に疑問しか浮かばなかった
あとニカはほんとにいらない

匿名です
匿名です
9 ヶ月 前

あんなに素晴らしくて大好きだったワンピースが作者の手で崩されていくのが本当に悲しいです。ルフィが食べた実はゴムゴムの実で良かった。ニカなんて後付けをして欲しくなかった。ニカでも太陽の神でも無かったルフィを返して欲しい。ですが、きっと戻って来ることは無いのだろうと思います。
子供の頃から大好きな作品なのでこれからも読み続けますが、今後もこの様な後付けやニカについての設定が増えていくのかと考えると、今まで大好きだったワンピースって一体何だったのだろうと思ってしまいます。せめて綺麗に完結してくれればそれで十分です。

Last edited 9 ヶ月 前 by 匿名です
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9 ヶ月 前

子供の頃にキラキラした宝物のような謎をこの漫画から沢山受けとって、大人になってその答えが空っぽ、もしくはクソまみれで提示され続けてるのがなんか凄い経験に思えて読むのやめられないんだよね、当時の自分にも悪い気がして。もう見るに値しない作品だと分かってても一応確認しちゃうんだよな、そんな同世代多いんじゃないかな。なべおつ氏も呟いてたけどある意味二度とできない貴重な体験をしてるのかもね。作者にはもう何でもいいから頓挫だけはせずに、当時の少年たちとワンピースという作品をちゃんと成仏させて下さい、という気持しかないですよ。

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