【ワンピース】1091話「戦桃丸」がもったいない理由【簡易版】

ワンピース読んでてつくづく思うんだけど、やっぱり欲張りすぎだと思う。限られたページ、限られた時間で世界の全てを描こうとすれば、当然内容は浅くなる。それは朝のニュースの世界情勢とかスポーツニュースみたいに一部と結果だけを切り取って並べていくしかない。でもそれは単なる事実列挙で、そこに対して感情は動かされにくいし、思い入れが無くなってしまう。
昔からの読者としてワンピースの結末にはぜひ立ち会ってみたいけれど、それ以上に第一に「あのかっこよかった麦わらの一味」をきちんと描いて欲しい。同時並行で話進めなくても、一度ルフィたち視点で結末まで行って、後から別ルートの話を描くとかでもよかったと思う。
あと本編以外に貼ったナゾとか遊びは伏線とは呼ばない！

最近のワンピースはキャラがやたら多いけど結局たいした活躍もせずに退場するのでがっかりします。（ワノ国編のナンバーズやヤクザの親分達など）
どうでもいいキャラを出して扱いきれなくなるならキャラ数を絞った方がいいと思うのですが、なべおつさんはどう思いますか？

まず「火を焼き尽くすマグマ」や「モデル神」といった、悪魔の実の相性や能力押し出したいのか？
「能力者が世界を制する事は無い」とカイドウに言わせたり「実体を捉える、未来を見る、威圧する力」の覇気こそが強いのか？
それが曖昧で説得力が無いのがダメ。

「エースの死」「未来読まれたキッド」どっちも作者の匙加減で生死や勝敗が決まってるし。
武装色の覇気纏ったヴェルゴをぶった斬るローが、ドクQの能力を覇気で無効化するという矛盾とか顕著だし。
仮にそれがヴェルゴとローの練度の差だとしたら、じゃあその覇気の基準はどこにあるんだよと。それを描写しないまま勢いで終わらせてるから『こんなもん作者の匙加減じゃん』ってなってるんだよ。

じゃあ戦闘もダメ。ストーリーと日本語もダメってなったら、そりゃあ『それを気にしない人』しか残らないよな。このブログが出来たのもコメント欄にこれだけの意見が書かれるのも納得だわ。

マシリトこと鳥嶋和彦と落合陽一の対談動画がYouTubeにあったんですが、
「尾田先生はキャラ作りは上手いし熱気はあるが、そのことによる弊害がある」
「筆が滑り過ぎるというか、どうしても1コマに詰め込んでしまう」
「構成作りに難がある、どの話から読んでも作品に入れるように作って欲しい」
「僕個人としては1巻2巻の構成を続けて欲しかった」
というような事を喋っており、読者からしてもまさしくその通りだなあ……と思ってしまいました。
せめて不自然な日本語くらいは編集がちゃんと校正して欲しいですね

ワンピースって特に麦わらの一味やコビーとかだけ主人公補正強すぎて作中全体のリアリティに欠けてない？

海賊始めて2年足らずのルフィが四皇、入隊2年のコビーが海軍の英雄ってどれだけ狭い世界なのって感じ。幼少期から海賊やってて、海賊王や白髭の戦いを間近で見てきた戦闘の達人のシャンクスですら、30歳過ぎて四皇になる世界のはずなのに、ルフィやコビーのチート感が個人的にかなり苦手。
しかも、その異常過ぎる成長速度に触れない世界も違和感すごい。例えば、スラムダンクとかなら、桜木の異常なポテンシャルや成長速度に周りが逐一触れているから、作中の描写として違和感なく読める。

ルフィ：出航して40日程度で3億の賞金首になる→2年間潜伏して修行→カイドウ（世界最強）をタイマンで倒せるレベルになる。一方で、コビーは初登場時は、ただの雑魚→ガープに修行つけてもらう→40日程度で見た目が別人のキャラになる→2年後は大佐、英雄と呼ばれる。
ここまで異常なのに普段説明セリフばっかのキャラクター達が全く触れない。

尾田先生が10代にこだわりたいんだろうけど、他のキャラとの整合性ぶっ壊してまで10代にこだわる必要あんの？って感じ。

今の尾田はマジでどこぞのゲーム会社の社長と同じで、自分の好き放題やって作品をぶっ壊してるよな。そしてそれをおかしいとも思わない地獄。そしてファンとして大事なのは私たちのように昔からのファンではなく害悪二次創作者や転売ヤー、無断転載者など。そいつらに媚びることがどれほど自分の首を締めてるのか分からんのか

CP0と大将1人に全滅する海賊団が「四皇」なんて言われてねえよ。頂上戦争ってなんだったんだよ。

今気付いた……なにこの二年後ルッチのアホみたいなヒゲ……
襟についてる飾りか、入れ墨かなんかだと思い込んでた…………
うわぁ、うわぁぁ……激ダサじゃん。

進撃の巨人作者諫山先生のお言葉(2011年頃)「いつも悩みながら描いていますが、アンケート葉書や読者の声を参考にしてストーリーを変えることはありません。読者に媚びることは、読者を裏切ることと等しいからです。青臭いのは承知だけど、そこを捨てたら終わりだと思います」
きっと若い頃の尾田先生も同じ気持ちを持っていたはずだよね。

なお尾田先生のお言葉(2017年頃)「常に子供に向けて、ということです 。大人に文句を言われようが 、女性に恋愛ものを描いてと言われようが、少年漫画でなければ。少年の意見は聞くけれども、それ以外は聞く必要はないと。少年にはいくらでも媚びますけど、大人にはいっさい媚びない（笑い）」
うーん、この。

ひたすら量産され続けるモブみたいな新キャラより2年前のキャラの方が好きだからルッチといいクロコダイルやミホーク、シャンクス等が格落ちしてダサくなってくの我慢ならないんすよね…誰かのageに使われるくらいならもう出さないで欲しいんすよね

Twitterの馬鹿の意見しか見てないのかな？

キャラクターの性格もブレブレ
設定や脈絡もないがしろにして継続性や整合性もでたらめ
支えてるファンは信者や知名度=面白いと判断するキッズぐらいかな
漫画としての沈没の道中が今なのかもね
実力を隠して任務をこなすルッチもあんなに目立って雑な行き当たりばったりで他力本願って…

『黄猿とおれがいればお前ら全滅だ』
すごいな、どうすればこんなにダサい台詞が出てくるんだ。
今時小学生のガキ大将でもこんな台詞言わんやろ。

そもそも今のルッチが何を言ったところでもはや何の説得力もないんよな。
2年前のルフィにも負けてニカルフィにも意識飛ばされそうになったのになんで一味全員倒せると思ってるのか。
強そうな奴は黄猿に任せて自分は弱そうな奴を狙うつもりか？
考えれば考えるほどダサくなる迷台詞。

『おれと黄猿がいれば』じゃなくて『黄猿とおれがいれば』と黄猿のことを先に言うのもダサポイント高め。

なべおつさんのルッチのワノ国編以降の言動まとめ楽しみにしてます。

台詞は相変わらずですけど、黄猿と対峙したシーンはワクワクしました。

武装色持ちは刀で切れないなら、もはやゾロは鉄の棒でも持ってた方が良さそう。

ワンピースは、一話の内容を半分にして、コマ割りを変えれば初期の様な人気が出るハズです。
今ですと、一話にあれやこれやと詰め込みすぎなんです。
このことはネームの段階からすでに見せ方が失敗していることを意味します。
編集者はネームチェックをしているのでしょうか？
シンプルイズベスト。何よりも基本が大切です。

100倍強いってのはシャボンディ諸島でボコられる前にシャッキーが言ってたレイリー並に強くなってるってことなんだね　少なくとも黄猿と互角以上じゃないとおかしいわな　それなら前回のビビリ顔は何だったのとは言いたくなるけどね
あと戦桃丸は何回瀕死にならんといかんのだろうな　半日前にも死にそうになってたよな　体のいい噛ませ犬キャラ

更新お疲れ様です。
自分語り&長文になってしまうため控えておりましたが、やはり筆者さんに伝えたいと思い今回投稿しました。（長いので返信へ続いています）
私も創作者ゆえ、日々ストーリーの構成を練りながら過ごしているので、このブログの内容は非常に参考になっています。
筆者さんは、どのような構成なら面白いと感じるのかを理論的に分析できているように思います。私は特に引っかからなかったけどな……というシーンでも、筆者さんの評論に反論できるような主張は見当たりません。（現に、このブログを批判しにくる暇人たちは「素人が文句言うな」とかいう理論的に反論できないことがわかりやすい稚拙な表現しか使っておらず、もはや笑ってしまいます）
けれど、少し力み過ぎのように感じます。娯楽としてあまり気にせず読んだ方が楽しいですよ、と言いたいところですが、そうもいかないですよね……。
私自身も経験しました。大好きだったものが変わってしまい、またいつか昔のように戻ってくれたら……と現状を批判しつつも期待し続ける。一度嫌な部分を気になってしまうと、以前大好きだった分許せなくなってしまいました。結局そのコンテンツは以前のように戻ってくれることはなく、私が離れる形で終わりました。
ですが、離れてからたまに見ると、不思議とあまり不快感は湧きませんでした。時間を置く、執着を捨てるというのは大事なことだと感じました。このブログでも、最近は読むのが苦痛という感想をよく書かれているので、筆者さんも苦しい時は少し離れてください……なんて上から目線で言えることでは無いですが、参考までに。