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【ワンピース】1070話「最強の人類」がつまらない理由

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1070話で面白かったのは、最後の黄猿が登場した一コマのみ。それ以外は意味不明すぎて、再読する気にならないくらいつまらなかったです。

おそらく1071話以降も、似たような指摘や重複する指摘が増えてくると思うので、とりあえず、キリ番となる今回の1070話で「つまらない理由」についての更新は一旦ストップし、「前半の海が面白かった理由」の記事を何本か書いてみようかなと思っています。

その上で、好評なほうを優先して更新していこうかなと。

1070話がつまらない理由

見聞色の「未来視」はどこいった

これは1069話で指摘しておくべきだった点ですが、ルフィは戦桃丸と向かい合って会話していたのに、

なぜかルッチが接近してくることに気づかず、

戦桃丸が真正面から腹を貫かれるのを傍観するという失態を犯します。

「まさかりィ〜〜〜!!!」じゃねェのよ😂

なんで目の前にルッチが現れたのに腹貫かれるまで気づかないんだよお前😂

「未来視」とは一体何だったのか…

ホールケーキアイランドでこの設定が登場した時から、絶対にこの先使いこなせず、手に余らせることになるんだから(読者にツッコミどころを与えることになるだけだから)余計な設定追加しなくていいのに…と冷めた目で見ていましたが、やはりこの有様です。

まぁ、“ニカ”になったら(自由な戦闘スタイルになるから人の気配を察する)「見聞色」は弱まる、という言い訳もできなくはないですが、そんな強引な辻褄合わせ(という名の言い訳)をしても誰も納得できないでしょう。

何より、目の前で会話していた相手が真正面から腹を貫かれるのを止められないって、「未来視」を無視したとしてもどれだけ鈍臭いんでしょうか。。とても「四皇」の実力とは思えません。

ルッチが目の前に現れた描写も、それにルフィが気づく(あるいは気づかない)描写もどちらも省略されているため、なぜこのような結果に至ったのか全く読み取れないという。。

ちなみに上記「手銃」のシーン、1069話を読んだ時点では、ルッチは戦桃丸の背後に回って背中を貫いたものだと思っていました。ルフィと会話して油断している隙に、背後を取って背中を貫いたのだと。

だって戦桃丸とルフィは向かい合って話しているのに、戦桃丸が正面から貫かれるなんておかしいじゃないですか。完全にルフィの眼前にルッチが現れたのに、何もリアクションせず、貫かれてようやく状況に気づくなんてありえません。

しかし1070話を読んで、実際は正面から貫かれていたことが明らかになります笑

しかも一度防ぐモーションまであったという…笑

まじでルフィは真正面で一体何を見ていたんでしょうかね…

ルッチと戦桃丸が超スピードの戦闘をしていて、ルフィはそのスピードについていけなかったということなんでしょうか。。

  • 戦桃丸と向かい合って陽気に会話
  • 戦桃丸の前にルッチが現れ「手銃」を発動
  • 戦桃丸は(おそらく「足空独行」)で防御
  • その防御を貫き、腹部を貫通(この間、ルフィの視線はずっと戦桃丸を向いている)
  • 「まさかりィ〜〜〜!!!」

うん、能無しすぎる笑

戦桃丸がただの雑魚キャラとにらないよう、一応「防いだ」という描写(言い訳)を追加してフォローしたのでしょうが、それによって不自然さが増し、ルフィの無能さが際立ってしまいました。

「動き」を描かないため、何をやっているのかわからない

とどめを刺そうとするルッチと、それを防ごうとする戦桃丸、

この直後、何の前触れもなく、唐突に黒くて細い何かが登場します。

「“ゴムゴム”のォ〜〜〜!!!」と叫んでいるので、おそらくルフィの腕か足でしょうが、このコマだけではどの位置からどのような動きでこの黒くて細い腕か足が現れたのか全く読み取れません。

何の前触れも「動き」もなく、黒くて細い何かが登場するのです。

もちろんこのコマだけで技の動き全てを表現する必要はないので、この後のコマを合わせて理解できればいいという考え方もあります。しかし少なくとも「このコマにおいて何が起こっているのか」は、このコマの中で理解できるように描くべきではと思ってしまいます。

ちなみに私は、この記事の最終チェックをしている今の今まで、ルフィの武装化された「腕」がコマの右側から左側(ルッチの顔面)に向かって、おそらく遠心力を使って「裏拳」のように腕が伸びてきたのだろうと思っていました。

しかしよくよく考えると、

「鞭(ウィップ)」だったので、足だったということですよね?

最終チェックをしている時に、腕じゃなくて足だったことに気づいて内容を修正したのですが、足と知った上でこの絵を見ても何をやっているのかまるでわかりません…。

回りすぎて止まらないギャグ描写

この描写自体は、ギャグ描写として面白いしアリだと思いますが、こんなにコマ数をかけてまで描くようなネタではありません。「止まらねェ回りすぎた!!」のコマがどう考えても不要です。

これがあることでテンポが悪くなり、回ってからの時間経過によってスピードや回転数が落ちていくことのほうが気になってしまいます。

  • 1コマ目で「おああ止まらね〜〜〜!! 回りすぎた!!」まで言わせる
  • ジンベエが「ルフィ急げ この子を助けたきゃ早うベガパンクの所へ行かねば!!」と呼びかける中、後ろで回り続けて「ああああああ」となっていて
    ↓ 
  • 「え─!!? どこ行くんだルフィ〜!!!」「ああああ」と地面に沈んでいくルフィを描く

くらいテンポがよければ普通に笑えたのに。

無駄に尺を使いすぎているため「そんなにコマを割いて丁寧に描く必要ある?」と冷めてしまいました。

シーザーの名が出る度に、バカの一つ覚えを繰り返すナミ

シーザーの名前が出る度に、文脈も会話の内容も関係なく、条件反射のようにとりあえず「死ねばいい」と口にするナミ。

この「シーザーにはとことん冷酷なナミ」という描写が鬱陶しくてしかたありません。

このリアクションに共感できている読者や、面白いと思ってる読者なんているのでしょうか。シーザーをきちんと作中屈指の「極悪人」として描き切っていればまだ理解できましたが、なんだかんだ可愛げのあるギャグキャラのような立ち位置にしておいて、ナミにだけは不自然なほど「死ねばいい」と言わせ続ける。それをお決まりパターンとして読者が楽しんでくれると思って描いているとしたら、もう感覚のズレ方が甚だしい。

別にナミがシーザーを許す必要はないし、仲良くなる必要もありませんが、それなら触れさせなければいいだけで、いちいち「死ねばいい」と言わせる必要がありません。まぁしつこいことしつこいこと。

また「シーザーの『SMILE』は論外として」というベガパンクのセリフも、とりあえず触れておきます感がすごくて作者の作意しか感じません。ベガパンクもシーザーのように“人造悪魔の実”を作っているけど、シーザーとは違うんですよ(ベガパンクは善良な科学者ですよ)、と読者に向けて補足説明しているようにしか見えないんですね。

ベガパンクと“麦わらの一味”の間で、すでにシーザーについて話したことがある(もしくは読者が「恐らく話したことがあるのだろう」と納得できるくらいの時間を共にしていた)なら、このセリフになるのも理解できますが、ベガパンクからすれば今会ったばかりの相手であり、“麦わらの一味”がシーザーのことを知ってるかどうかもわからない関係性なんですから、このセリフを吐くのは違和感しかありません。

これは“麦わらの一味”がシーザーの存在と彼が“人造悪魔の実”を作っていたこと、そしてそれが「スマイル」と呼ばれている事をベガパンクが知っている前提でなければ、絶対に出てこないセリフです。

一味の動向を長期に渡って追跡し、情報を得ていたわけでもないだろうに、なぜ「シーザーの話題は“麦わらの一味”との共通認識である」という前提で話をしているのでしょうか。“麦わらの一味”がこないだまでワノ国にいたことは知っていたようですが、それだけでは「だからシーザーや“人造悪魔の実”スマイルのことを知っている」とはなりません。

だから作者の作意しか感じず、ものすごく取ってつけたような説明に見えてしまうわけです。

場面転換後に時間が戻る

「ゴムゴムの白い(ドーン)鞭(ウィップ)」によってルッチを吹き飛ばし、

「ボッコォォーン!!」と音を立てて建物に衝突します。

その後、セラフィム達の戦闘描写とベガパンクサイドのシーンを挟んで、ルフィvsルッチのシーンに戻ってきたところ、

時間が巻き戻り、また「ボッコォ…ン!!」と吹き飛ばされたシーンを繰り返します。

おかしすぎません? 作者も編集者も、ルッチが吹き飛ばされて建物に衝突したシーンを一度描いたことを忘れているのでしょうか?

もしかしたら「ゴムゴムの白い(ドーン)鞭(ウィップ)」の後、場面転換している間にも戦闘が続いていて、「ドーンウィップ」とは別の攻撃で再度吹き飛ばされたのかもしれません。

しかしその後、戦桃丸を狙うルッチに対して、ルフィが地面から姿を現すということは、

先ほど回りすぎて地面に沈んで行ったままだったと考えるのが自然です。やはり先ほどの「ボッコォ…ン!!」のシーンは、先に描いたシーンと同じ描写を繰り返したということでしょう。何というわかりづらさ。何というテンポの悪さ。

壁に開いたルッチの型がなぜかひょうきん

壁に空いたルッチ型の穴はがなぜかひょうきんな格好をしているのは、おそらく「ニカ」の影響によるものでしょうが、この演出もただおサムいばかりでスベり散らしてます。

青山先生との対談で、尾田先生は「トムとジェリー」の名前を挙げながら「アシスタント時代から、漫画の記号みたいな表現が大好きで、せっかく先人たちが色んな公式を作ってくれた表現を誰も描かないから描いた(のが「ニカ」である)」という主旨の話をされています。

この描写もその表れなのでしょうが、とにかく意味不明で世界観を壊す邪魔な要素にしかなっていない。

「誰も描かない」と言っているけど、それは真面目なストーリー漫画においてそうしたおふざけ描写をする意味も必要もない(と普通の分別ある作家は分かっている)からであって、ギャグ漫画であれば全然あるでしょと思ってしまいます。

あるいは、単純にプロの漫画家(クリエイター)の矜持として、人の生み出した表現をそのまま使いたくない(パクりたくない)という理由から描いていない場合もあるはずです。

バトルシーンがシリアスになりすぎないようにふざけるのは別によいですが、「ギア5(ニカ)になる=おふざけ描写になる」という設定に、読者が納得できるだけの説明がなされていないので、読者をおいてけぼりにして作者一人がふざけてスベり続けているだけにしか感じません。

そもそもニカの設定などなくても、クロコダイル戦の「水ルフィ」や、ドフラミンゴ戦で「ギア4」のゴムボールのまま跳ね続けて止まれないシーンなど、以前から十分にシリアスになり過ぎないバトルシーンを描けていたというのに、なぜ「ただ全面的にふざけることで緊張感を失ったバトル」を描くことを目指してしまうのか。全く理解できません。

一向に立ち上がらず、同じ防御を繰り返そうとする戦桃丸

先ほどの「ボッコォ…ン!!」のシーンのように、戦桃丸も同じシーンが繰り返されます。

最初にルッチにとどめを刺されようとした際に手を伸ばして抵抗しようとし、

その後、ルフィに助けられてしばらく間があったというのに、依然としてプルプルしたまま立ち上がれず、

また同じようにルッチの攻撃を防ごうとします。

同じ描写を繰り返しているだけなので、戦桃丸が(ルフィに守られるためだけに)都合よく雑魚化させられたようにしか見えません。

明らかに位置関係のおかしい戦闘描写

巨大化したルフィが地面に噛み付いてきたところ、ルッチさんは月歩で空へ飛んで華麗にかわします。

それに対しルフィは、地面を噛み砕いた残骸を口から(空に逃げたルッチさんに対して)吐き出して攻撃します。

その残骸攻撃を武装色の拳で砕き破るルッチさん。

この時点でルフィは地上にいて、ルッチさんは空中にいるわけです。

しかし直後のコマでは急にルフィが宙を舞い、(おそらく)「真空ロケット」の通路をゴムに変えて反動をつけ始めています。

ルッチさんが瓦礫を砕くコマからルフィが宙を舞うコマの間の動きは全カット。時間の経過を表す描写もありません。

キャラクターの「動き」を描くことなく、本当に唐突に、位置関係が変わるのです。わかりづら過ぎるでしょう。

その様子を俯瞰した構図がこちらです。

さっきまで空中で瓦礫を破壊していたはずのルッチさんが、なぜが地上にいて、ルフィの方が宙に浮いている状況となります。

このキャラの位置関係がおかしい(位置が変わったことがわかる描写がない)ことにツッコむ人はいなかったのでしょうか。

何でもありの神様バトル

もうとっくに何でもありのチートバトル漫画になっているので、今更ツッコむ意味もないのですが、

ルフィがなんと髪からゴーグルを生み出す魔法を使えるようになります。

しかも、その後に発動した技を見るに、ゴーグルをつける必要がどこにあったのか全くわからないという笑

これ、誰かわかる人がいたら教えてください😂

本当に何のためにゴーグルが必要だったのかわからないのです。。

また、「白い(ドーン)ロケット」も何をやっているのか全くわかりません。

“ゴムゴムのロケット”は腕を伸ばした反動で体ごと激突しにいく技ですが、これって手で殴ってる感じですよね?

この技自体は、攻撃力も破壊力もありそうでよいのですが、いかんせん何をしているのかわからない上、ゴーグルをつけた意味が全く不明です。

ワンピース史に残る恥ずかしセリフ「意識が飛びそうだ」

「白い(ドーン)ロケット」を食らったルッチは、エニエス・ロビーで発したかの有名な恥ずかし不自然セリフをまた口にしてしまいます。

エニエス・ロビー編が大好きな私でさえ、当時からこのセリフだけは違和感バリバリでクソダセェと思ったセリフなのですが、ピンポイントでそこだけ拾ってくるとは…笑

意識が飛びそうな人は、意識が飛びそうだなんて考えてる余裕ないですよ?☺️

このできれば消し去りたいはずの黒歴史のワンシーンをセルフオマージュするなんて、何というセンスのなさでしょう。。誰か止められなかったんですかね…? ルッチを活躍させたいのか辱めたいのか、尾田先生の意図がまるで理解できません。

もうギャグ漫画化するためにわざとやっているとしか思えないレベルです。

“ギア5”後の安倍晋三化は継続採用

「ワノ国編」のみの単発ギャグ描写かと思っていた“ギア5”の副作用である安倍晋三化。

なんとこれは正式な副作用として継続採用が決定されてしまいます。

今後“ギア5”の戦闘を終えるたびにこの気色悪いルフィを見なければならないと考えるとため息しか出てきません。

ルフィを不細工で気色悪く描くことが尾田先生がやりたい「おふざけ」で、それが面白いと思っているとしたら、読者はどんどん離れていくでしょう。

CP0ごときにあっさりボコられる戦桃丸

シャボンディ諸島でルフィ達の前に立ちはだかった時は、一見強そうには見えない外見や性格ながら、その実力の底知れなさから強敵感が出ていた戦桃丸。ルフィに「今のおれ達じゃあこいつらには勝てねェ!!!」と言わしめた一人です。

彼の真の実力や戦闘方法が詳しく描かれるのを楽しみにしていたのに、なんとCP0(というかCP9)ごときにあっさりやられてしまいます。。

ルッチやカクなんて覇気を身につける前のルフィやゾロが完勝できた相手だったのに対し、戦桃丸はシャボンディ諸島の時点で(ルフィ達はパシフィスタとの戦闘直後で疲弊していたとはいえ)歯が立たなかった相手だというのに、なぜ「ルッチ・カク>>>>戦桃丸」のような結末になるのか理解できません。

まぁ1対多数の戦闘で戦桃丸が勝てるとも思いませんが、せっかくベガパンクのボディーガードとして見せ場を作れるチャンスだったんですから、一度“麦わらの一味”に敗北したルッチやカクを再登場させて活躍させるよりも、もっと戦桃丸の強さや魅力を描いてほしかった。

ナミが相変わらずバカすぎる…

ナミのリアクションがいちいちウザくて鬱陶しい。

全く会話になっておらず、ずっと一人で頭カラっぽの場当たり的なリアクションをするばかり。知性が一切感じられないキャラになってしまいました。

黄猿の登場についてのみ期待

今回、個人的に読む価値があったのはラストの一コマのみです。

赤犬・黄猿は、まだ再登場や直接対決を期待できる程度に威厳や強敵感を保てているので、今後彼らとの絡みがどのように描かれるかは楽しみにしている部分があります。

ニカのふざけた戦闘ではなく、シリアスでカッコいいバトルを描いてほしいものですが、まぁ残念ながら無理でしょうね。。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
4 ヶ月 前

頑張ってつまらない理由を作り出してて悲しくなる
こうやって逆張りすれば構ってもらえるとか小学生で卒業しときましょ

たかな
たかな
5 ヶ月 前

嫌なら読むなとは言わないが、逆張りして儲けようというのは気が引ける。しそれで稼ごうとしてるのが見え見え。
嫌なら読むなの人に対して、
「自分が好きな作品を批判されたくない」というこの上なく自己中心的な理由によって、作者や版元が望んでいない「読者や販売部数を減らす行為」を勝手に行い、直接不利益を与えていることに無自覚だから。」
この主張こそ、自分勝手では?自己中心的な勝手な批判とも言える。
大体減らしても知らんし、それをあなたに言ったところで読者も販売部数もそれほど減らない!

匿名
匿名
9 ヶ月 前

「おーいまさかりー」のシーンクソキモいな。初対面では殺されそうな強敵だったのに自分が強くなったら余裕ぶって友だち気取りか。昔のルフィは絶対こんなダサいキャラじゃなかった。

匿名
匿名
1 年 前

昨今のキャラ人気に頼った描写がもう…哀れとしか言えない。

新世界入ってすぐのパンクハザードで出会ったローが、ワノ国まで同行してたとことか。今はVS黒ひげの大役だし。片やキッドは四皇に捕まって労働者になってるというね。

ヤマトとかも…何かしたのアイツ?おでんの日誌の内容は分からず仕舞い、そもそもいなくてもルフィはカイドウに勝っただろうし。あと過去の回想に至っては全く必要ない。微塵も。
言い方悪いけど、こんな乳デカいだけの見た目要員とかただのテコ入れにしか見えん。こんなのが船に乗る乗らないで騒がれる事自体おかしい。てか飛び六砲もギフターズもいらねーよ。
こいつらが居たから変化した事なんて何があるんだよ。

ベガパンクの分身のリリスも最初のインパクトだけで案の定、ただの目の保養要員じゃん。
ルッチやカクなどの過去に人気だったキャラ出して、オハラとベガパンクの接点を急に持ち出してサウロやドラゴン出して。

大体2年後からつまんなくしといて、人気が低迷したら面白かった頃のキャラを食い潰すってアホかと。そのうえでルッチとカクが別人みたいに知能低下してるとか恥ずかしくないの?

小5小2年長のパパ
小5小2年長のパパ
1 年 前

初めまして。以前からこちらのブログの存在はなんとなく知っていましたが、あまりちゃんと読んではおりませんでした。最近アマプラで次男がワンピース見始めたのをきっかけにお邪魔しています。私自身は年齢もありもう頂上決戦を過ぎた辺りで脱落していたのですが、久々にワンピースの新世界を見て、なんじゃこりゃということでこちらに再度辿り着きました。主様のおっしゃる事に共感するとともに、皆様にお聞きしたい事がありコメントする事にしました。

拝見していてまず共感するのは過剰なリアクションの繰り返し、キャラ設定を無視したギャグ要素、そして説明を兼ねた無駄なセリフ、です。正直なところ自分は漫画にそれほど精通しているわけではないのでコマ割りだとか構図とかはよくわかりません。言われるとなるほどなと思うところはありますが。ストーリー展開についてもまぁ創造性の趣向の違いと言われればそれまでかなと思うところはあります(クリエイティブに関わったことはないので分かりませんが)。ただし、ギャグ、セリフ回しなどは素人目から見ても明らかに前半と違うのは私でも分かります。自分の記憶のグランドライン前半から時間が経っているからこそ、全く別漫画と感じてしまいます。

そこで息子達を見ていて思ったのですが、過剰なリアクション、ギャグ過多、説明過多…これ、つまりは自分たちが大人になったからでなく、ワンピース自体のターゲット層を極端に低年齢化してるからではありませんか?小2の次男はゲラゲラ笑っている時も小5の長男は白けています。私自身は一番ジャンプにハマっていたのは小5から中3くらい、ろくでなしブルース、スラムダンク、電影少女…明らかに今のワンピースとターゲット層違いますよね?小5の長男はとっくにジャンプつまらなくなり、youtubeやゲーム、アマプラのもう少し高い年齢層向けのものばっかり消化してます。もしかしてジャンプ自体もはや昔のジャンプでなく、昔でいうコロコロやボンボンみたいになり、youtubeに流れない年齢層をターゲットにしているのでは?それなら理解力の低い幼稚園から小学校低学年の子ども達ターゲットにわかりやすいリアクション、分かりやすいギャグ、分かりやすい説明ばかりの漫画になるのも無理はないと思います。ただ、8歳以上の読者にはもはや辛いだけになるのは必至ですが。

いかがでしょう?皆様のお考えと合いますでしょうか?

匿名
匿名
1 年 前

冷静に考えると一味で最も形骸化されたのがナミな気もします。
チョッパーやフランキーはガチで酷すぎるけど元々ナミは東の5人で読者にとって特別なキャラだっただけにギャップが一番でかい。
今のナミって「なんかそこにいる騒がしいキレーなオネーチャン」でしかなくて女キャラだから外見もコロコロ変わっててもはや何をもってナミと言えるのか?と今のナミを見つめてるとゲシュタルト崩壊起きてきます。

ウータンダイバーズ
ウータンダイバーズ
1 年 前

単なる愚痴を言わせてもらうと、映画の上映期間が長すぎてYouTubeにハロウィンだのクリスマスだのに便乗した、ウタのshort動画がめっちゃ流れてくるんだよね。あと「◯◯なの気付いた?」みたいな、こじつけられた伏線にリアクションする動画ね。もうやめてくれ。何回消しても消しても出てくるから嫌になるわ。
そんなに多くの人が面白いと思ってるのが未だに信じられないんだが。一体何を見てそう思うんだ。
自分はワノ国編~FILM:REDの流れでリタイアしたんだけど
ここの皆はどこでワンピースに対する見方が変わったのか気になる。

喪服ニキ
喪服ニキ
1 年 前

ナミさんのご冥福をお祈りいたします

匿名
匿名
1 年 前

いつもお疲れ様です。やはり2年後の展開で粗が目立つのは尾田先生のオーバーワークが原因だと思いますね…ところでなべおつさんはギア4についてどう思っていますか?

匿名
匿名
1 年 前

昔からブログ見てます!ルフィ対サンジの記事から見てます!世の中には自分の考えてることをこんなに上手に言葉にする人がいるのか!と人間の可能性に感動しました。僕が苦手なことなので余計に羨ましかったです。グランドラインに入る頃まではあった、この作者なら何か凄いものを見せてくれるという期待感が、今や全くなくなり、作品の底が見えてしまったような気がして凄く嫌です。ルフィに対しても同じ感想です。東の海でよく見られたルフィが黙って見てるコマとか好きだったんですけどね。
そんな僕は今ぼっちざろっくにハマってます!アルバムも買ったし、なんならギターかベース始めようか迷ってるくらい大好きです。なべおつさんはぼっちざろっく見てないですか?もし見てたら感想が聞きたいです!他作品の名前出してごめんね!

Last edited 1 年 前 by 匿名
匿名
匿名
1 年 前

東の海やアラバスタでは、バトル前の会話や演出、キャラ同士の掛け合いなど、読まなければわからない面白さがありましたが、ドレスローザあたりからは懸賞金額が5億になったとか、ルフィが四皇になったとか、パッケージ的な、ネット記事の見出しのような外面だけの面白さしか無くなったので、読まなくても楽しめる漫画になってしまったと思います。ワンピースは少年漫画にありがちな肩書きでキャラを大きく見せるような手法はしない良さがあったように思うのですが…。東の海のルフィは無名の海賊なのに誰より覚悟が決まってるところがカッコよかったです。

匿名
匿名
1 年 前

ワンピースにおいて未知の島の冒険を彩ってきたのは、如何にその島の特徴を説得力を持たせて伝えられるかだと思う。

突き上げる海流や空島の海雲・島雲は科学的に有り得なくても、確かに説得力があった。
『偉大なる航路』だから何が起きても不思議ではないという前提が、そのままファンタジーにリアルさを持たせていた。

なのに世界一の科学者のいる島と、彼の分身達からは微塵の説得力も感じない。というか何の説明も無いのに(ただ単語を羅列しているだけなのに)これが未来!って納得しているルフィ達もおかしい。
真空ロケットも島暖房も、名前ばっか大袈裟で何の凄さも分からない。ベガパンクの発明はかなり先を行っているそうだけど、本人(メタ的に言うと作者)も理解出来てないでしょ。

匿名さん
匿名さん
1 年 前

なべおつさん、こんにちは。いつもブログ楽しく拝見させて頂いております。

とうとうなべおつさんも離脱されるのですね……。私の周りではワンピースについて語れる人はもはやおらず、世間も称賛の嵐で「なんだかなぁ」と感じる中、なべおつさん始めこのブログの読者さんが唯一の同志だと(一方的にですが)感じていたので、とても寂しいです。

とはいえ、既に愛着を失ってしまった漫画を追い続けるのは、このブログにおいて何より大切な、なべおつさん自身のお気持ちにも反することでしょうし、それでも前半の海編として続けてくださるとのことで、今から待ち遠しいです。

私は……今のところは、最終回までワンピースを追い続けるつもりです。正直惰性で読み続けている感も否めませんが、文句を言いつつも続きはまだかと思うあたり、結局ワンピースが大好きなんでしょうね。

前半の海は私も大好きなシーン・エピソードばかりなので、なべおつさんの解説が楽しみです。(私は特にルフィvsウソップのくだりが好きです! 一味それぞれの立場から仲間のことを案じているのが痛い程伝わってきて、変な話ですが、この文章を書いているだけで涙腺が緩みそうになります。どうして単行本を実家に置いてきたんだ……)
長くなりましたが、これからも応援しています!

匿名
匿名
1 年 前

いつも楽しく拝見させて頂いております

率直にセリフまわしや描写が変化している件、私もかなり同感なのですが、
もしかしたらここにいる我々が世間様からズレているのかな?と疑問に思うこともあります、というのもあんなに面白かったワンピース 、ここまで指摘されてる全てのことを含めおかしいなと感じるのに、世の殆どの方は何を持ってこられても面白い続きが楽しみだとおっしゃいます。我々がおかしいのでしょうか?台詞回し、おかしいですよね、誰が何言ってるのかもわからないです、キレも無いです。

私だけではもう混乱してわからなくなってしまっておりますのでなべおつさんの楽しかった前半の海の記事本当に楽しみにしております。
今現在との比較も感じたいです。

とくめい
とくめい
1 年 前

シーザーに対して「死ねばいいのに」みたいなお決まりを超えて条件反射の様に差し込む反応やセリフも少なく無いですよね。
面白い人がやればれっきとした天丼ギャグになるんですが、、、。

自分はセニョールをはじめ男前キャラに必ずくっついてくる「キャー♡〇〇様ー♡!」みたいな黄色い声援が大嫌いですね。
戦闘シーンでもお構い無しに見かけますが観戦すんなさっさと避難しろと突っ込んでしまいます。

匿名
匿名
1 年 前

1071話のボニーが作者による操り暴走ロボットで完全に心を失ってて哀れで見てられない
食って騒いで号泣して失神して怒ってみたいな…
何?これ?
ここから更にくまとボニーの感動話描く気かもしれないけどどっちもそもそも人物を描写されてなくて全然響いて来ないんですよ。順番おかしくない?
虫()でブチギレた形相とかもうなんか狂ってるやん
元のキャラがわかんないからこれじゃ多人格者じみてて怖いのよ
既存キャラに飽きてて描写がおざなりなのはまだ理解出来るけどこれからのキャラでこれって
ファンやグッズ化などの反応も得られて造形力も誇示できて増やすだけのキャラデザイン楽しいんだろうけどこれならもう増やさなくても…

勇気ある数秒
勇気ある数秒
1 年 前

もうこんな気分・・・

「そこまでだァァ〜〜〜!!!!!」

「もうやめましょうよ!!!」
「もうこれ以上連載するの!!! やめましょうよ!!!」

「時間がもったいだいっ!!!!!」

「ギネス1位は もう果たしてるのに…!!!」
「読者の期待に応えない漫画を追いかけ…!!」
「止められる連載に欲をかいて………!!!」

「今 手当てすれば止められる劣化を無視して…!!!」
「その上にまだつまらないエピソードを増やすなんて」
「今までマジメに読んでいた読者達は………!!! まるで!!!」

「バカじゃないですか!!?」

🐶「……!! ………あァ??」
🐶「誰じゃい貴様ァ……!!!」

反転アンチですが、なにか?

🐶「…”数秒”…無駄にした……」
🐶「正しくもない読者はファンにゃいらん…!!!」

「ダメだ*ぬ!!ーーだけど僕は!!」
「言ったんだ!!!」
「言いたい事を!!!」

「くいはない!!!」

ウータンダイバーズ
ウータンダイバーズ
1 年 前

1071話も酷かった。もう終わりだよこの漫画。
父親がレッドラインへ突撃する中、海の向こうで娘のボニーは「ベガパンクの発明品で虫まみれにされた事」にブチギレて走り回っています。
ベガパンクの子機の一匹が「何か革新的な技術を閃いた!」と叫ぶが、それが何かは当然分からない(作者も知らない)うえに、その大きな大きな脳ミソは「脱出作戦を新キャラに丸投げする」という結論に至る始末。はいはい、見せ場を作る為だからね仕方ないね。科学者の「閃き部分」のクセに、口から出るのは閃いた!だけでなーーんにも科学的な事言えないんだねぇ。

CP0がサニー号を発見するシーンは、集中線で示した肝心の船の絵がぶっ潰れているし、次のコマの船はアシスタントが描いてるし。何じゃこれ。カクに起こされたゾロの台詞も痛い。
何が「誰だ俺の眠りを妨げるのは…」だよ。こっちが恥ずかしいわ。
ベガパンクが「くまを元に戻せない理由があるんじゃ!」と言って、。場面転換。また引っ張る。
キッド達がエルバフ到着。島の外形も見せずに場面転換。また引っ張る。
ガープが黒ひげをブチのめす宣言、ここで終わり。

な に こ れ ?

匿名
匿名
1 年 前

その辺の素人による読み切り作品の方が今のワンピースより余程「漫画」が上手いの本当に悲しくなりますね……

匿名
匿名
1 年 前

1071話、「え〜〜〜〜⁉︎」ってなりそうな所が「え⁉︎」になってたけど……もしかして改善の兆しかな?

まぁ相変わらず「何言ってんのこの人…」って思う所とかナミが不愉快な所はあったけど…。

匿名
匿名
1 年 前

ナミが子供に優しい()いい子ちゃん化してて気持ち悪い

匿名
匿名
1 年 前

なんかの番組で、ワンピースの担当編集に密着する企画があったけど、
一日中スマホいじったりお菓子食ったり、作者のネーム上がるまで時間潰しする様子が映り、しかも届いたネームを見て「面白い!神回!」みたいなヨイショしか言ってなかったのを見て、「あぁこりゃつまらなくなるわけだ」と納得した

尾田自身の天狗っぷりにも問題があるけど、今のワンピースをダメにしたのは間違いなく編集部の放ったらかしに原因の一端がある

匿名
匿名
1 年 前

もう頼むからナミ黙っててほしい…。
エッグヘッドに入ってから不快な発言しかしてない…。

匿名さん
匿名さん
1 年 前

マジでナミとウソップとチョッピーは船降りてほしい
もうキャラとして存在価値が一切ない
最近のこいつらの言動で価値のあったセリフや行動ってないでしょ
ずーっとガキみたいなリアクションしかしてないからノイズでしかない
シリアス感出すためにもこいつら殺して少しでも漫画をスッキリさせてくれ

シーザーについても同意で、ナミのヘイトがしつこすぎて逆にイライラする
子供相手に実験してたこともぶっちゃけそこまで大したことか?と思うし
どっちかと言えばSMILEで笑う感情しかなくなったことのほうが描写としてエグかったわ
(別にこれも作ったシーザーというよりも食べさせたカイドウの方が悪いんだけど)

ぶっちゃけ今のワンピースってネームから書いて添削ってことを一切してないんだろうね
だから同じような描写やその場で思いついたようなくだらない描写、わかりにくい描写ばかりになる
まともに添削してるならルッチのふっとばされるシーンを2回書くなんてありえないから
そうじゃないにしても少なくともそう思われるような低レベルの作品であることを自覚してほしいわ
毎週思ってるけど、あまりにも漫画としての質が低すぎる
仮にも天下のジャンプの看板(=現在の漫画界の頂点)の漫画としてどうなんだと思う

匿名
匿名
1 年 前

「僕は他の漫画家と同じ扱いにされたくない」
「漫画で一番になってしまったので目指すべき目標がない」

最近のインタビューでこういうイキリ発言をよく見かけるけど、確かに売れてるし偉大な漫画家の一人であることは間違いないけど、最近の内容の酷さが際立ってて”裸の王様”にしか見えないんだよな
自分で迷走していることに気付けない

匿名
匿名
1 年 前

昔大好きだったキャラクターが別人のように変わり果てて再登場するの、ほんとに悲しくてしかたありません。
なべおつさんやコメント欄の皆さんが言葉にしてくれるのに毎週共感して(まれにある良い部分も含めて)、何とかついてこられてます。
これからも各話更新待ってます。

戦闘描写がわからない
戦闘描写がわからない
1 年 前

>時間が巻き戻り、また「ボッコォ…ン!!」と吹き飛ばされたシーンを繰り返します。
これもしかして1回目のボコーンで建物に突っ込んで2回目のボコーンは建物から出てきたやつでは…?(ガレキから飛び出す的なやつ)
それにしては人型の跡がキレイに残ってる上に飛び出してきた感もまったくないですが

海老
海老
1 年 前

少なくともここ数十話の間『キャラクターが思考する吹き出しがほとんど無い』ことを発見してしまいました…。
あの雲みたいなモワモワしたもの、集中線などで文字を囲った吹き出しです。アレが全くと言っていいほどありません。モノローグも同じです。皆さんはとっくにお気付きかもしれませんが…衝撃でした。

僅かにはあるんですがそれはたった一言つぶやくだけのもので、例えば「状況を理解しようとする」「対策を考える」「自分なりに解釈する」といった『思考』というものが決定的に欠如していました。
みんなが全て、全てを声に出しているんです。
控えめに言って、こんなものは人間の描写では無い。やれ天才科学者だ革命軍だ、海賊だと肩書きだけは色々ありますが、全員同じですよ。
口から思ったことが全部出る”動物”でしかなく、本っっ当に気味が悪いです。

確認していくのが苦痛過ぎて途中で諦めましたが、恐らくワノ国中盤もこんな感じだと思います。これでワンピースを名乗っているこの漫画が恐ろしい…。

Last edited 1 年 前 by 海老
匿名さん
匿名さん
1 年 前

カイドウ戦のグダグダっぷりを考えるとむしろ長々とルッチ戦を引っ張らずに終わらせたことを褒めるべきかもしれません
ハードル下がりすぎですけど

匿名
匿名
1 年 前

記事もコメント欄も楽しく有意義に読ませていただきました。今回の話も本編が意味不明過ぎて、なべおつさんも解説やツッコミが大変そうですね💦

これからも応援しています❗

匿名
匿名
1 年 前

楳図かずお先生のタッチで「まさかりィ~~!!!」はガチで笑いましたw
ギア5のギャグ描写はつまんないですが、流石にここだけは面白かったです。

匿名さん
匿名さん
1 年 前

安倍顔は本当に気持ち悪いな…
別キャラではなく、ルフィがそんなヨボヨボの顔になってるから気持ち悪いほかない。ベガバンク以上に生理的にきつい。
こんな風に描いて安倍さんに対する配慮がない時点で尾田さんの人間性が問われますね。この姿が初披露された話がコミックス化された時は事件の後だったし

どんどん深刻になっていくんです
どんどん深刻になっていくんです
1 年 前

もうONE PIECEはどこへ逝っちゃうんでしょうね・・・

青山剛昌先生との対談(週刊少年ジャンプ 2022年34号)を読んだ時、最終章がこんなメチャクチャになるとは思いませんでした。

尾田先生:
・バトル漫画って、ファンの期待に応え続けるとどんどん深刻になっていくんです。
・それが昔っから嫌いだったんです。
・だから僕は絶対に最後に深刻な漫画になりたくない、ふざけたいって決めていて、それがやっとできたんです。
・だからこれ(ギア5)を描いてる時は、すっごく楽しくて。

先生、ファンの期待を裏切り続けて、別の意味で「どんどん深刻」になってますよ・・・

匿名
匿名
1 年 前

スパイのくせに目立つ格好でやってきて、主目的がジジイなのに先走って迎撃ミサイル食らってるカク、「懐かしいわ」とか言いながらそれ以降何も言わないステューシー(ただの匂わせ発言。もはや伏線っぽいものすらない)、勝手に戦い始めちゃうルッチとか、阿保しかいねーのかよ。スピンオフ漫画のギャグ以下だよお前ら。

冷静に見ておかしいって気付かないの?
作者も編集も。

Last edited 1 年 前 by 匿名
匿名
匿名
1 年 前

飯食わせてもらったんじゃなくて勝手に食っただけなのに、それに恩義を感じてカイドウも倒せるフォルム使うのヤバすぎる。
5メートルの鬼が、目の前で蟻を踏んづけた人を金棒で殴り飛ばすようなもんだろ。こえーよ理不尽な暴力。それならまだ「またロビン狙ってんのかオメー!行かせねぇぞ!!」とかの方がしっくり来るんだが。

戦ったら戦ったで、飯の恩を感じてるような描写も無く、楽しそうに笑ってるという。お前、感情どこに置いてきたん?てか戦桃丸とか一味の離反の一因なのに、なんで友達みたいなん?

まあベガパンクソがゾオン系は人格を乗っ取られやすいって言ってるから、これはルフィでは無いのかもね。まぁそうするとカイドウ戦で「海賊王になる」ってギア5の状態で言ったことと矛盾するけど。適当に描いてるだろ絶対。
ルッチもなんか笑いながら覚醒フォルム出してくるし。
終盤のワンピースは、悪魔の実に人格を乗っ取られたイカれた奴らが殺し合う漫画になりました。めでたしめでたし。

匿名
匿名
1 年 前

ニカの戦いで笑顔の図式がよくわからないのですが、ヤンチャなケンカみたいなものってイメージなんでしょうか?
その割には一応認識上ではカイドウ殺してるんですけどね。
神である超越したふざけた下らなさに敵も笑ってしまい戦意喪失で和平の方がしっくり来ますが話として楽しいかは別ですね。
敵は真面目に戦ってくるからその描写に苦心したという尾田先生のコメントがありましたが根本的になんか筋が通ってないからなんじゃないかなと。
こんな重要設定のニカって一体いつから思いついたのかってナチュラルに聞きたい質問なんですが、ワンピースバラエティ等では誰も聞きませんね笑

匿名
匿名
1 年 前

ニカの戦闘あんまり好きじゃないなあ
シリアスな場面に笑いを取り入れるのは構わないんだけど…
真剣に戦ってる感じもせずただ神の力を持ってして敵を見下してる印象しかない
だから素直に応援できない…どうせ結果も見えてるようなもんだし
ギア2の限界突破の様な描写やギア4の鬼気迫る表情で戦っていたときの方がカッコよかった

匿名
匿名
1 年 前

ルフィのギア5(ニカの姿)は完全にサイコまっしぐら。
コイツの「あっひゃっひゃ」が最高にウザい。

なーにが「ニカは空想のまま戦い、人々を笑顔にさせたという・・・」だ。
結局、自分だけしか笑ってないし、思いのまま敵をブン殴って楽しんでるだけの戦闘狂じゃねーかよ。

匿名
匿名
1 年 前

エニエスロビーの「意識が飛びそうだ」のセリフは私的には好きな方でした。
初のギア2の披露でしたし、ルフィの新技がいかに強いものなのかワクワクしたものです。
「意識が飛びそうだ」はそもそもモノローグで感じていることであり、口で喋っていない分は実際の人間でもあり得るんじゃないかと思います。
ただその後の話でその強さの表現をあまりいかせていないのが惜しいとこだと思いますが。

しかし今回のセルフオマージュによるこのセリフの使い回しはあまりにも不自然で、ご都合主義にしては酷いと思いました。これを「マジで本気で言っているの?」って疑うぐらい、まさしく拾っているセリフだと思いますし、こんな風に過去のキャラを使い回すようになった尾田さんは本当に劣化を感じたどころか異変さえ感じると思います。

ニカの副作用による安倍化もひどいですね。そもそも副作用演出なんてダサいし、ニカ自体もいらない派ですが、安倍さんに関しては昨年の事件のこともありますし、似顔にしても不謹慎な気がしますが、漫画としてはどうなんでしょうね。

ウィーアー!やBelieveの頃が好き
ウィーアー!やBelieveの頃が好き
1 年 前

「伏線」とやらに振り回されすぎなんですよ…読者も作者も…。

JJP
JJP
1 年 前

こっちにコメントすればよかったなニカについてw前の記事にしてしまいました

此方のブログは読みやすいので
前半の海のお話も楽しみにしております

匿名
匿名
1 年 前

ナミの「死ねばいいのに」はギャグなの?子ども好きアピールなの?
まだギャグのつもりの方がマシですが、なんかこれまでの描写的に属性付けな気がするんだよなぁ

匿名
匿名
1 年 前

ルッチの「意識が飛びそうだ…」になんか凄いムカつきました。2年前ギガントピストル喰らった時の台詞を使ってるんですが、こういう小手先のオマージュとかインパクト重視の表現ばっか入れてきて、小賢しいんだよって思います。
持ってくるべきは台詞じゃなくて「面白さ」ですよ、先生。
ギア5とモデル豹の覚醒フォルムで巷は騒がしいんですが(YouTubeとか子供みたいなリアクションばっかり)、ガワだけ見たいなら画集でも見てろって思いましたね。
漫画は眺めるものじゃなくて”読む”ものなのに。内容が大事なのに。
そこんとこ考えて描いて欲しいです。

匿名
匿名
1 年 前

最近のワンピ批判に対する反論として、「作者は子供向けに描いているんだ!大人は面白さがわからないのは当然、純粋に読めていないだけ」
という意見がファンから出てくるけど、
今のワンピ子供読んでるか?って思う。
まず子供がターゲットなら連載が長過ぎる。連載当時の少年が、いまはおじさんになってるし、そのひとたちは楽しんだらいけないのか?
そして今さらルッチ再登場させても、初登場は10年以上前。ジャンプだけ読んでたら子供は知りませんよ?
ニカの戦闘描写や、ワンパターンリアクションに気持ちの悪いだけのキャラデザ。今時小学生でも楽しめないし笑わないと思うよ、むしろ昔のファンがすごいすごい言ってるだけだよ。
もう伏線回収(笑)やら後付けやらやってないで、ただシンプルに話をまとめて終わらせてほしい。
作品は作者のものだけど、単行本100刊出してる責任くらいはとってほしいよね

アイツらの言う新時代ってのはクソだ
アイツらの言う新時代ってのはクソだ
1 年 前

今のルフィがジャヤでベラミーに笑われたらどうなると思いますか…笑

匿名
匿名
1 年 前

・飯食わせてもらったから神の能力使うよ
・神だから戦闘中ずっとふざけて戦うよ
・解除して老化するの、ハイここ笑う所だよ

いや普通にめっちゃ怖い。
こんな奴が「四皇なのに~!」とか駄々こねたりするの恐怖でしかない。
動機が子供で力は大人ってのが、マムの幼少編でやったホラー描写と同じって気付かないの…?

作者は「流浪の侍が、一宿一飯の恩義に報いる」みたいな古の主人公ムーヴを踏襲しているつもりだろうけど、他の人も言うように飯はルフィが好き勝手して出たものだし(窃盗と無銭飲食ってギャグ描写もあったし)アトラスの厚意で得たものなんか何も無いじゃん。
それでもそれを動機にするルフィの純朴さを表現したいなら、やはりふざけて戦うべきじゃない。台詞の応酬も無くただ馬鹿笑いしてるから、攻撃が目的を帯びてない。戦闘の雰囲気ってストーリーの味付けに直結する部分なのに、いちいち読者が感情移入する間をブツ切りにしてくる。それで見た目重視のなんかスゴい技撃ったり、新しい形態お披露目されても困るわ。
頭空っぽにして読む以外に、どうやって楽しめんだよこの内容を。

Last edited 1 年 前 by 匿名
匿名
匿名
1 年 前

バトルシーンの醍醐味は能力的に劣る主人公一派がどう技巧や知恵を活かして最終的には辛勝まで持っていくのかってところだと思ってます
そこで予想を超えてきた時に一気に惹きつけられるのかなと

何でもありな能力で格下と戦ってもどうやって勝つのかとか考える必要ないしただの茶番ですね
バトル風味のギャグシーンとしてみても手垢まみれのトムジェリオマージュなんか陳腐すぎて退屈です

匿名
匿名
1 年 前

「自分も覚醒して強くなったからその強さを披露してイキりたかったロブ・ルッチさん」、覚醒して何がどう強くなったのか1069話、1070話通して分からなかったんですけど…。

いつでもあっひゃっひゃっひゃ‼︎
いつでもあっひゃっひゃっひゃ‼︎
1 年 前

ニカルフィ…全然カッコよくない😭
見た目はアレだけど「水ルフィ」の方が30億倍カッコいいよ😭

ク「フザケてんじゃねェぞ小僧ォ‼︎‼︎」
ル「! キュコキュコ ボボーン‼︎」
バシャア‼︎!
ク「………‼︎ しまった…」
ル「誰がフザけてるんだ‼︎?」
ク「体が…‼︎!」
ル「おれはいつでもまじめだぞ‼︎! ゴムゴムの…‼︎!」
「” バズーカ “‼︎‼︎ 」

見た目はアレだけど、このシーンで心震えなかった少年いるの?😭

本当にお疲れ様でした!
本当にお疲れ様でした!
1 年 前

年末から年始にかけて怒涛の大量更新ありがとうございました‼︎😭

これからも続話の批評や前半の海の良かった所や微妙だった所の記事もとても楽しみにしております‼︎

ともかく、年末年始の執筆お疲れ様でした‼︎

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