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ウォーターセブン出航時の「…この感覚は…!!! 憶えがある!!!」はいつのことを指している?

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4/18に投げ銭下さったTATSUKIさん、ありがとうございます!!

Twitterでもアンケートをとっているのですが、サニー号がクー・ド・バーストで空を飛んでウォーターセブンを離れるシーンの「…この感覚は…!!! 憶えがある!!!」というセリフは、いつのことを指してのセリフだと思いますか?

私、今までリトルガーデンの「覇国」で空を飛んだ時を指してると思ってたのですが、アニメだと「突き上げる海流」(ノックアップストリーム)の回想が流れたため、「え、そのシーンのことを指してたの?」と驚き、アンケートをとってみたら「突き上げる海流」派が多くてさらにビビりました笑

ブログ読者さん達のご意見も聞きたいです。

私が「覇国」のオマージュだと思う理由は以下です。

  • 「突き上げる海流」では「縦」に飛んでいるが、サニー号は船体後方からの衝撃で「横」方向に空を飛んでおり、これは覇国の衝撃で巨大金魚から飛び出し、メリー号が横方向に空を飛んだシーンと重なる。
  • 空島編はW7の直前であり「この感覚は…!!! 憶えがある!!!」と懐かしむほど前ではなく、“偉大な航路”に入ったばかりのリトルガーデンを思い出してる方が時間感覚としてしっくりくる。
  • 直後に「1km飛べる」「全てにおいて上回る」という説明を入れていることから、覇国の際に(たまたま)数百メートル空を飛ぶことができたメリー号と、(コーラ樽消費によって意図的に)1km飛ばせられるサニー号を比較して、「(距離も強度も能力も)全てにおいて上回る」という(読者に向けた)説明を入れたと解釈できる。

尚、フランキーのセリフは以下の通りです。

「コーラ樽3つも消費しちまうが1km飛べる!! お前らの乗ってきたG・メリー号にできて この船にできねェ事は何一つない!! 全てにおいて上回る!! だが!! あの船の勇敢な魂は!! このサウザンドサニー号が次いで行く!!!」

結論、人それぞれの解釈でよいのですが、私はノックアップストリームの考えが一切なかったので、こんなに票が割れると思っておらず笑、コメント欄でも大丈夫なので、より多くの方の回答や意見を聞きたいです。

参考:作画比較

W7編:クー・ド・バースト

空島編:ノックアップストリーム

リトルガーデン編:覇国

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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名無し
名無し
4 ヶ月 前

「風・来・砲で海軍の軍艦から飛んで逃げたシーン」のオマージュである根拠。

・覇国とノックアップストリームは後ろからの風を帆で受けて飛んでいる。一方、風来砲と風来バーストは船から風を出して飛んでいる。

・覇国だとすると、チョッパーとロビンには「憶えがない」。メタ的には、このシーンはチョッパー・ロビン含めて感動を共有できるシーンであるべき。じゃないと2人が仲間外れで可哀想。

・コーラ瓶を消費して数百メートル飛ばされ、船体にダメージを受けたメリー号と、コーラ樽を3つ消費して1km飛び、それでも船体はびくともしないサニー号を比較して、「(距離も強度も能力もスケールも)全てにおいて上回る」という(一味に向けた)説明を入れたと解釈できる。

空気砲によるバトン
空気砲によるバトン
5 ヶ月 前

大勢が、エニエス・ロビー脱出時にフランキーが『クー・ド・ヴァン』を使って脱出した時の示唆である可能性を推していないのは意外。(一部指摘している方もいるけど)
覇国やノックアップストリームと比較しても、こちらの方が自然だと思うけど…。

・飛ぶ方向が水平方向で一緒
・サニーのクー・ド・バーストと同じ原理で飛んだ出来事
・『メリー号にできて この船にできねェ事は何一つない!!』に食い違いがない。
メリーもフランキーの助けがあったとはいえ、実現した出来事だから。なんなら、他の2説だって巨人や海流の力の助けがあって飛んだ出来事。
(羽は推進力でなく滑空の働きだけ。羽で飛んだから、と理由付けるならその指摘は滑空の事を意味する。サニーが飛んだ時は滑空した訳じゃない。)
・それに加えて『全てにおいて上回る』は、フランキーの自前の空気砲でやった時と比べて、と解釈。覇国やノックアップへの言及なら、「なんでフランキーがそれ知ってんねん!」って話になる。 一味が裏でわざわざ話したって設定なら別だが。

そして、「…この感覚は…!!! 憶えがある!!!」というセリフも違和感なく当てはまる。
元々、エニエスロビー脱出時の『空気砲ジャンプ』はフランキーの思いつき。
船(メリー)の正式な機構ではなかった。それを自力で飛ぶようにしたのがサニー。
土壇場で、メリーが空気砲で飛んだ体験を元にして作られた仕組みである事を感じ取って、
「憶えがある!!!」となったのではないだろうか。

それに、メリーの空気砲ジャンプはメリーが壊れる直前の最後の大仕事(船への負荷)。
メリーの最後となったアクションが、サニーの最初のアクションと被るのはまさにバトンが引き継がれているようで、感慨深いのではなかろうか。

解釈は人それぞれだし、強く推したい説を変える必要はないが、これでも覇国やノックアップの方が有力と感じる理由は思いつくのだろうか。

自分より圧倒的にワンピ愛と考察力がある なべおつさんがこの説を候補に入れなかったのはちょっとショックである。(あとワンピ好きとしてここに集っている人達に対しても)

あと、アニメもノックアップ推しなのもショック。スタッフ今まで何見とったんや。
メリーは巨人の力で飛んだ時・自然現象で飛んだ時・フランキーの空気砲で飛んだ時があって、サニーは空気砲で飛んだのになぜわざわざノックアップ回想に選んだんや。

Last edited 5 ヶ月 前 by 空気砲によるバトン
くりぷ
くりぷ
5 ヶ月 前

解釈考えるの、面白いですね。私の結論ですが、解釈は空島編「ノックアップストリーム」が正しいと思います。これには確かな根拠があります。先にお書きしておきますと、答えは 第429話にあります。

まず、私はアニメ派です。該当箇所のW7までは全部見ています。漫画は読んでなかったので他の解釈すら考えていませんでした。そこで、ちゃんと考えてみることにしました。
前提として、「メリーが」「飛んだシーン」といえば、空島まで飛んだというこれ一つです。作者が道のりを長々描き、一味が改造までしてメリーが「自力で」飛んだのです。巨人同士の戦いの島からは巨人たちに「飛ばされた」のであって、あのシーンの主眼はメリー号ではなく、巨人のすごさです。巨人たちがいなければメリー号とルフィたちは「でかい魚」に丸のみされていたのです。

次に、下のコメントの「エニエス・ロビー(以下 EL)から脱出する時」も参考にして、該当箇所の漫画を見てみました。
1 おっしゃる通り、W7からの脱出では何の「憶えか」は省略されていますね。ここを読んでもわかりません。後ろを読んでもわかりません(巨人族が出てきますが関係ありません)。
2 そこで、「EL からの脱出」を見てみましょう。該当箇所にも後ろにもないのだから、前にあるはずですね。
3 さて、429話、セリフを見てみましょう。

フランキー「ちょっと船体にゃこたえるが・・・!!!クー・ド・ヴァン!」
海兵「か!!海賊船が飛んだ!!!(略)」
ウソップ「コイツの経験値を甘く見るな!!!メリー号は上空1万mを飛んだ船だ!!!」

ここです。ここが答えです。ここはロビンがスパンダムに復讐する超重要カタルシスシーンで、プロット上、絶対に無視してはいけません。更にその後で主人公のルフィが「お前のお蔭で脱出できた」と言っています。メリーが「自力で飛んだ」という(作者が主人公に仮託した)評価です。

さて、その10話後ですが、台詞を見てみましょう。
フランキー「クー・ド・バースト!!!」
海兵「船が・・・飛んで逃げた!!!」ガープ「やりおる・・・」
誰か「うおおーーーっ!!!・・・・・・この感覚は・・・!!!憶えがある!!!」
(略)
フランキー「今日からコイツが!!お前らの船だ!!!」

超重要ですが、アニメだと問題のセリフもウソップが言っていて繋がりがあります。配役とセリフは声優さんの演技(とお給料)に影響しますので、演出家が脚本や作画監督などと話し合い、声の主を確認するはずです。セリフも足されていて「憶えがある!!!メリー・・・」となっています。
確かに直接空島への直接の言及はありませんが、ここでの主体はフランキーではなく「船」「サニー号」「メリーの継承」です。このような点で3点反論になります。

1「空島を思い出していないという意見」に対しては、前の EL 脱出を根拠に「思い出している」と結論づけられます。作者でなく作品世界のウソップが言っているわけですから、読者もそう感じるのが自然です。特にウソップは読者とのつなぎ役なので、キャラの立場で空島解釈です。
2「空島は W7 で思い出すには近すぎる」意見に対しては、有名な2点を提出します。① W7 の前にデービーバックファイトを入れたのは、ロビンとの冒険を空島の他に増やすためと言われている ② 該当箇所のあたりから、エネルが月に行く表紙にして作者が遊んでいる。→ そういうわけで、空島と EL では、登場人物たちの心理に十分な時間的距離はあるでしょう。作者もそうです。
(距離が必要なのはおっしゃる通りで、まさにこの観点から直前の EL 脱出は「憶えがある」には当たらないと思います。ウソップは元々頭いい方のキャラなので、言うなら「こないだの!」です。)
3「アニメ制作陣の解釈違い」に対しては、憶えがあるへのウソップという配役と、セリフの補足からして可能性は低いと考えます。もちろん作者に確認したかはわかりませんが、わざわざアニメで別カットが足されているのは、制作が解釈の分かるように配慮した結果でしょう。

以上から、空島解釈が正しいです。アニメでは311話開始15分が EL 脱出、324話 8分が W7 脱出シーンです。個人的にはワンピースの BGM が大好きで場面によく合っていますね。
ブログは SNS より息が長いですから、将来の読者のためにもコメント残させていただきました。なべおつさんがワンピースのワンシーン・ワンシーンを大切になさっていること、よく伝わりました。他のコメントにも感謝です。
ーーーーーーウォーターセブン後半、今と違ってちゃんと漫画になってる。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

いつも楽しく読ませて頂いております。もう返信・反論はされない…との事でしたが、何となく思っていたことがあったので初コメント失礼します。

最初に覇国でもノックアップストリームでも無いと思っていました。
エニエス・ロビーから脱出する時に、メリーが迎えに来て最後にフランキーのクー・ド・バーストで空を飛ぶシーンってあったような気がするのですが、それを指していたのかな?と。これだと読者目線的にもワンピース世界の時間の流れ的にも近い時期のことなので変ではないかと。
また、空を飛ぶ原理も一緒(コーラ)なので感覚も近くなるかなぁと思いました。
そんなシーン無かった!というのであれば私の記憶違いの可能性が高いのでどうかこちらのコメントはスルーして頂いて構いません。
(現在手元に単行本が無いので確認できず申し訳ありません)

匿名
匿名
5 ヶ月 前

遅ればせながらコメントさせていただきます。

私はこのシーンを読んだ時ノックアップストリームのことだと思っていました。「覇国」でたまたま空を飛んだのは波の勢いで投げ出されたようなもの、それに対してノックアップストリームは風の力を受けて飛んだものという認識があったので、クー・ド・バーストに近いのはノックアップストリームの感覚だと感じていました。

また、「この感覚」というのはノックアップストリームを駆け上がった経験全体を指すものではなく船が風を掴んで浮き上がったその瞬間を指しているものだと思っていたので、移動の向きが縦か横かは気にしていませんでした。
「憶えがある」という表現に違和感を持たなかった理由の一つもそこに関連していて、一瞬の感覚に既視感を抱いただけだからその台詞を口にした本人は(少なくともその時点では)明確に空島を思い出していたわけではなく、「なんだか知っている感覚だ」という意味で「憶えがある」と言っているという認識でした。

違和感がなかった理由のもう一つは、ノックアップストリームとクー・ド・バーストの間に濃密な冒険をたくさん挟んでいて体感時間が長かったことです。冷静に振り返ると直前の編ですし島もそんなに挟んでいませんが、初めて読んだ時の感覚では空島に行ったのはかなり前のような気がしていたのですんなり読めました。逆に覇国は遠すぎて覚えがありませんでした。

根拠がないので反論にはなっていませんが、ノックアップ派の認識の一例として読んでいただければ幸いです。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

・ノックアップストリームは確かに時系列で考えると最近のことかもしれませんが、単行本にすると約20巻分ほどの開きがあり、その頃のワンピの発行巻数の2分の1弱も開いています。体感的には「憶えがある」と言っても違和感のない間の空き具合だと思いました。最近の事とはいえ1日や2日しか経ってない訳でもないですし…
・メリー号がこれまでどんな海も渡ってこれたけどそれはサニーにもできる、とフランキーは言っているので、ルフィ達はメリー号が渡った無茶な道を思い出したんだと思います。ノックアップストリームはさんざん「あのバケモノ海流」とか「全員着くか全員死ぬか」みたいな言われ方をされてきた海流を乗り切った事に意味があるので。さんざん怖がっていたナミが最後に覚悟を決めて操舵の指示を出すシーンは感動ものでした。
覇国はまあメリー号以外の船でも耐えるのかな?という感じでしたが、ノックアップストリームはメリー号と麦わらの一味でないと渡りきれないものだったのではないでしょうか。そういうメリー号の強さをサニーは継いでいく、というシーンなのだと解釈しました!
「船が飛んだこと」への憶えではなく、「その船にしかできない事を体験した」ことへの憶えなのではないでしょうか。
・覇国だとしたら覇国はメリーの力は関係ないので「あの船の勇敢な魂は!! このサウザンドサニー号が次いで行く!!!」がなんの脈絡もないセリフになってしまいます。

Last edited 5 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
5 ヶ月 前

理由①→「船が横に飛ぶ」という状況は似ているが、カメラの距離も角度も効果音も異なっている。他のセルフオマージュは構図を同じにして明確にオマージュだと分かるように描いているので、この場面が覇国のオマージュとは言えるかは疑問。むしろ効果音はノックアップストリームの時と一致している。巨人の強さを表現する為の覇国シーンを文脈的に繋がっていない場面でオマージュする意味もよく分からない。

理由②→そもそも「憶えがある」=「記憶がある」という意味で、古い記憶に対してのみ使うものでない。懐かしい、というニュアンスがあると捉えても、あれだけの数々のバトルや冒険を終えた後、数日前のノックアップストリームの事を懐かしむ感覚を持つ事もまた自然だと言える。いずれにせよ「リトルガーデンを思い出してる方が時間感覚としてしっくりくる。」というのは言葉の主の感想に過ぎない。

理由③→そう解釈も出来るし、そうではないとも解釈出来る。ノックアップストリームでしか飛べなかったメリー号と、意図的に飛ばす事が出来るサニー号を比較して上回っていると説明したとも解釈出来る。むしろメリー号の事など一切言及されていないエルバフでの出来事ではなく、メリー号が壊れる要因になった空島旅行の件へのアンサーと解釈するのが自然なのでは。いずれにせよ「そうとも解釈できる」というだけの話で、「そうとしか解釈できない」訳では無い。

Last edited 5 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
5 ヶ月 前

「覇国」ではなくノックアップストリームの方だと思いますよ。
「覇国」は船を飛ばしてあげる為に出した技ではなく、道を開ける為に放った技だったはずです。(結果勢いで船は飛びましたが)
その後のルフィやウソップの台詞からも、あのシーンは「船が飛んだ事」ではなく、信念を貫くこと、巨人族の存在の大きさ等に主眼をおいて書かれたシーンではないでしょうか。
対してノックアップストリームの方は「船が飛んだ事」、それに対して一味が何を感じどう対応したかが主眼として描かれています。
該当シーンの「…この感覚は…!!! 憶えがある!!!」という台詞によって、読者はノックアップストリームで致命傷を負いながらも空を飛んだメリー号に思いを馳せ、旧船との別れの感慨に浸る事が出来るのではないでしょうか。
そもそもw7全編を通して空島の旅への言及が何度かされているので、他のシーンへのオマージュとして受け取るのは不自然かと。
「覇国」のシーンへのオマージュだとすると、「…この感覚は…!!! 憶えがある!!!」は「前もこんな事があったなぁ」というだけの意味の台詞になるので、わざわざ書かないか書くならギャグとして書くのでは。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

ノックアップストリームは上昇気流に押されて飛んでるのでクードバーストのコーラのエンジンに押されてる感がノックアップストリームに近いと感じたのではないかと思いました。

あと、リトルガーデンの時は「メリーすご!」というよりは「巨人すご!」という感じだったので船の凄さを実感するイベントとしての既視感を感じたのかと!

匿名
匿名
5 ヶ月 前

そんなことよりも
最近YouTubeの考察チャンネルで「あの優しいくま」みたいな壮大な後付けいらんわ
初期の恐ろしいくまを返せ
みたいなことコメントしたら袋叩きにあったわw

あいつらは尾田がやることはすべて正しいと思ってんだろうな
こんなクソどもが増えたから尾田も張り合ってくだらん考察者向けの漫画になったんだなと感じた

匿名
匿名
5 ヶ月 前

絵面的には覇国のほうが近いと私も思いますが、ノックアップストリームの方かなと思います。
根拠としては下記になります。
新しい船を手に入れて麦わらの一味はもちろん読者も懸念していたこととして、サニー号もメリー号のように壊れてしまうのではということがあったと思います。
その不安を解消するためには、メリー号では致命傷となってしまう負荷をサニー号に与えて、全く影響を受けない姿を描くのが早いと尾田先生は考えたのではないでしょうか。
そしてW7までの旅の経験の中で、メリー号の船体(竜骨)に致命傷を与えたものを一つ上げろと言われればそれはノックアップストリームだと私は考えます。(クラバウターマンが出てきて「もう少しだけみんなを運びたい」と言ったのは、ノックアップストリームで空島に上がった後ですし)
つまり前回の船(メリー号)が壊れる原因になったノックアップストリームと同じレベルの負荷を今回の船(サニー号)にかけたうえで、フランキーに「メリー号にできてこの船にできないことはない」と宣言させることで、再び船を探すというイベントは起きないと尾田先生は読者に示したのではないでしょうか。
そしてクードバーストがノックアップストリームと同等の船体への負荷だと示すために「この感覚は覚えがある」とセリフを入れたのではないでしょうか。
まあ私も一つ前の島での経験を「この感覚は覚えがある」と表現していると考えるのは違和感がありますが……。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

このタイミングで「覇国」のことを思い出すのは繋がりが悪い気がします。なべおつさんが「憶えがある」というセリフを「昔を懐かしむ」と限定しているのも疑問です。
メリー号のエピソードとして、そもそも竜骨損傷がノックアップストリームの影響であろうこと、連載期間的に何年も伏せられていたクラバウターマンが明かされたことなどを踏まえると、空島とのつながりが強いと思われます。ウソップ自身「お前は空を飛んだ船だ!」とメリー号を励ましています。
また、ウソップとフランキーの会話で、喧嘩の理由や東の海から旅してきたことなどを聞いていた様子がわかります。その際にウソップが空島に行ったことなどを話した可能性は充分あると思いますし、上記のウソップの励ましのセリフはフランキーは聞いています。空を飛んだことがあるメリー号にも負けない船を造ろうとフランキーがバーストの機能を追加したと考えても自然です。
そもそも、あの場面は「船が飛ぶ」というシーンです。「覇国」は船が飛ぶというより、巨人族が海を割るほどの巨大な技を出すシーンではないでしょうか。ルフィもウソップも飛び出したことより、技の「デカさ」に驚いています。

Last edited 5 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
5 ヶ月 前

ノックアップも縦に飛んでたから単純にその時を指してるとおもってた

匿名
匿名
5 ヶ月 前

作者の意図はどちらかと問われれば、明らかに空島。
理由を列挙すれば
・アニメスタッフは尾田先生に確認したはず
・飛ぶ行為が能動的か否か。フランキーのセリフから考えるならば
 空島編はメリーに改造を施し能動的に飛んだ(飛ぶことができた→
 フランキーのメリー号にできてに対応)対して覇国は能動的に飛んだわけではない。すなわち、
 できるのセリフに対応していない。
・クラパウダーマンの初出は空島編であり、竜骨にダメージを負ってまで空島にクルーを連れて行っ     た場面を回想する方が自然。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

完全に忘れてた描写でした。ストーリー的には全然関係ないセリフだけど言葉から人間らしさを感じますよね。いいセリフだと思います。私は覇国派です!

匿名
匿名
5 ヶ月 前

こういう雑談コーナーも楽しいですよね!
私はメリー号でも一度だけ、エニエスロビー脱出時に軍艦の群れを抜けるときにフランキーが風来砲使って船体を空へと飛ばしてるのでそれの可能性もあるかも?と考えました!

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