今週は普通に内容的には充実していて面白いと思えるものでした。
残念なのはやはり絵とセリフ周りですが、その点も「エッグヘッド編」以降でいうとまだマシな方で、私としてはギリギリ許容範囲でした。(もはや作品への興味の低下から、その基準もだいぶ甘くなっている自覚はありますが…)
主に気になったのは、
- ガープが戦艦の前に立ちはだかったシーンのガープをもっときちんと描いて欲しかった。(こんなに小さく、表情もわからないように描く必要がない)
- クザンと黒ひげとのやりとり(打ち解けるまでの経過)をもっと大物同士の邂逅としてカッコよく描いて欲しかった。
- ロッキーポート事件でローが奪った100人の海賊達の心臓は、海軍ないし世界政府の手にあるのに、なぜかそのまま保管して100人の海賊達を放置する判断をする謎。
- スーロンになるには月が関係しているのに、なぜかチョッパーがスーロン化できる薬を開発できる(スーロン化の原理を多少なり解明できている)謎(というか何でもありのご都合主義パワーアップ展開)
くらいですかね。
特に気になったのが2つ目で、黒ひげとクザンの「距離が縮まった」ことを表すセリフが「イケるクチだねアイスキャンディ〜」「お前もなクズ外道!!」というセンスのカケラもないどこにでもいる小物同士のおサムやり取りとして済まされているのが違和感しかなく、その後の「だははははははははは!!」というとってつけたような(尺埋めのための)長尺の笑い声もあいまって、ものすごく雑で適当で薄っぺらいやりとりにしか見えませんでした。
さらにその後の「『同期で殺し合う事になるとは…熱いモンが込み上げてくるわい…!!』お前マグマだっつーの!!!」というクソつまらないツッコミも酷い。
あまりのスベり具合にその場が静まり返り、「よっ さすが“ヒエヒエの実”の能力者 場を凍り付かせる技術も一級品ってか!! だはははは!!!」と黒ひげの一味からいじられてくれればまだ笑えましたが、「お前マグマだっつーの!!!」というおサムいツッコミが面白いものとして処理されていることに苦笑してしまいました。
また、元同僚で因縁の関係である赤犬との死闘において、赤犬がクザンに向けた感傷の言葉を、たった今飲んで仲良くなったばかりの黒ひげの一味の前で面白ネタ話として披露してイジって笑い者にしてしまう人間性の低さというか、品のなさというか、青キジってこんなダサくてガキっぽい人間だったけ? と思わずにはいられませんでした。
クザンの小物感をまた一つ増してしまうような残念なやりとりです。
なんなら赤犬の「同期で殺し合う事になるとは…熱いモンが込み上げてくるわい…!!」も本人が発したとは思えないほどダサくてらしくないセリフで、誰一人得していない酷いやりとりだと思います。
その他、ダサい・不自然だと感じたセリフは以下の通り。
- 「誰がやった!!! いや聞くまでもねェ こんな事できるできるのは…!! 世界に一人しかいねェよな!!? お前だ…!! 青キジィ!!!」
→ほぼ全て無駄な情報でしかないのに、どんだけ長尺の独り言しゃべってんの。。もっと大物らしく、落ち着いた立ち振る舞いで言葉少なめに核心を突くセリフを吐いてくれませんかね。。
「世界に一人しかいねェよな!!?」という答えを求めていない自問自答セリフを口に出す不自然さも酷いもので、「やはりお前か 青キジィ!!!」ならまだしも、「お前だ…!! 青キジィ!!!」と青キジに向かって吐くのもセリフとして不自然でしかなく、なぜこのセリフのおかしさに気づかないのか不思議でなりません。
「誰の仕業だ…!!! いや聞くまでもねェ こんな事できるできるのは…世界に一人しかいねェ…!!! やはりお前か…!! 青キジィ!!!」ならまだセリフとして許容できます。(いずれにせよ独り言として長すぎるので不自然極まりないですが)
- 「表で仲間が凍ってんだろ!!!」
→仲間を凍らされた船長が、凍らせた当人に向けて吐くセリフとして極めて不自然で、「表で仲間が凍っている」ことを読者に向けて説明するセリフにしかなっていない。 - 「うるせェなァ…グラグラの能力はやめとけよ? 仲間が割れて死ぬぞ…」
→ダサすぎる。。青キジはなぜ(別に黒ひげが使おうとしたわけでもないのに、前もって釘を刺すように)グラグラの能力の使用を止めたのでしょうか。グラグラの実で勝負を挑まれたら自分が劣勢になって困るからでしょうか? 黒ひげの仲間が割れてしまったら可哀想だから、優しさで教えてあげたのでしょうか?
後者だとすれば、なぜ黒ひげに対してそんな優しさを向ける必要があるのでしょうか。黒ひげがグラグラを使おうとしたため、そのまま使うと仲間達が砕けて死ぬぞと教えてあげる優しさならまだわかりますが、使おうともしていないのに前もって教えてあげる優しさとなると不自然でしかなく、自分が使われなくない(使われたら困る)から釘を刺してるようにしか聞こえないんですよね。。
黒ひげに「能力を解け!!! さもねェとお前 ただじゃ済まさねェぞ…!!!」とか「もう片方の足も失う事になるぞ…!!!」(黒ひげは青キジが片足を失った事を知っている設定)のような脅し文句を言わせておけば、「グラグラの能力はやめとけ…大事な仲間が砕けて死んじまうぞ…」のように釘を刺すのもわかるのですが、黒ひげは別に使おうとしてないのに、自分から先行して釘を刺しにいく様が小物感を際立たせています。
おそらく黒ひげがグラグラを使おうとする様を絵で描くのが面倒だからセリフで簡易的に済ませた(言わされた)のだろうと想像すると、尚更ダサくて仕方がない。
「うるせェなァ…おまえ…船長ならわかるだろ 俺から手を出したと思うか? 俺は今“傷心”の上…気も立ってんだ 誰が悪いか想像しろ」だけで凄んでくれればかっこいいシーンになったと言うのに。 - 「おれから手を出したと思うか? ─それに知ってるよな?」
→相手の答えを待つ事なく、質問を2回連続でしてしまう余裕のなさ。言葉少なめに本質を突くあのカッコイイ青キジはどこにいってしまったのか。。このセリフ、試しに誰か相手に吐いてみてください。ダサすぎていたたまれない空気になること請け合いです。
というか、「おれから手を出したと思うか?」の後の「間」を相手は待ってくれず、次の質問をする前に口を挟んでしまうでしょう。だって「おれから手を出したと思うか?」ってはっきりと質問してるんですもん笑 その答えを待たずに「─それに知ってるよな?」と質問を続けてしまう不自然さに作者も編集者も気づかないのでしょうか。。
もう一つ挙げると、ガープの「迷う奴ァ!!! 弱い!!!」というセリフによって、ドフラミンゴさんの惨めさというか小物感をさらに際立たせる結果となってしまいました。
パンクハザードでクザンが登場した事で「口止め」ができなくなり、「お前と戦う気はない…フッフッフ!!!」といかにも大物ぶった発言をしながら、実質ただ敵わない相手から尻尾を巻いて逃げ出しただけのTHE・負け犬ドフラミンゴさんが、その負け犬具合を誤魔化す為に吐いた「だたの放浪者と…何かを決断した男の顔は違う…!!」と達観したセリフは一体何だったのか。
「何かを決断した男の顔は違う」って、覚悟が決まった人間・ハラの決まった相手に対して使うものですよね。そして「覚悟を決める・腹を決める」というのは、「迷っていたことなどに対して、考えや気持ちをはっきりと定める」ことをいうものです。
ドフラミンゴさんにとっては覚悟が決まった人間の顔に見えていたけど、ガープは迷いがあることを看破した(ドフラミンゴさんの見立ては誤りだった)という事なんですかね笑
おそらく関係の深いガープの見立てのほうが正しいのでしょうが、そうするとドフラミンゴさんのこのシーン、あまりにもみっともなさすぎませんか。。
「ドン!!」なんて効果音付きで看破したつもりになっていたのに、青キジはまだ迷いのある男だったようです。
もうあまりの惨めさに可哀想になってきます。
尾田先生はどこまでドフラミンゴさんを貶めたいのでしょうか。。
ローの件については、「ポーラータング号」沈没シーンはインパクトがあったものの、船の作画を100%アシスタントに任せてしまっているのが残念でなりません。。見せ場の大ゴマシーンの絵をほとんどアシスタントに任せちゃうんだ…と、以前の尾田先生からは考えられない作画方針だなと思ってしまいます。
また、キッド海賊団は「壊滅」と書かれたけど、ハートの海賊団は「敗北」と書かれた上、明確にローは生きているものとして描かれた点について賛否があるようですが、個人的にはどうでもいい点です。どうせキッドも生きてるでしょうし。
ただ、「『ハートの海賊団』─“敗北”」というナレーションはダサくてインパクトに欠けるなと思いました。
作画やセリフ周りについてはツッコみどころはあれど、内容的には放置されていた話に進捗が見え始め、面白いと言える1話だったのではないかと思います。だからこそ「もったいない」「誰かセリフのおかしさ指摘してあげてよ」と思ってしまいますが。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
ただでさえ漫画の進みも遅いってのにアニメだと特集やら引き伸ばしやらで更に遅くなってるのマジでやばいよな
「イける口だねアイスキャンディ~」 → 「なかなかイけるクチだな」
「お前マグマだっつーの」 → 「それマグマじゃねェのか?」
みたいに、もう少しクールに喋らせられなかったんですかね・・・
今のワンピースは私も正直酷いと思っています。しかしこの記事は必要なセリフまで必要ないと言ったりなど時々解釈違いが見られるのがどうも引っかかりますね。
連載初期から追っている作品でしたが、前半の海の貯金だけで我慢できていた2年後もワノ国で赤字になり、借金ばかり膨らみ続ける状態になってしまったので私はこの辺で離脱します。
クリティカルな要因としては、物語の中に現実の金の匂いがするようになったこと(シャンクスの番宣やローの女体化)・主人公及びニカの気味悪さ・ナミの属性押し売り・セリフの完全なSBS化・漫画としての質の低下、などなど上げればキリがありませんが、ここでなべおつさんや皆さんが指摘していることの大半は的を得ており、物語に隠された謎のためだけに大きな不快感を感じながら読み続ける必要は無いと思い至りました。
自分は、CMなどでキャラクターを見かけるだけで拒絶反応を示すレベルになってしまったので執着しすぎだったのかもしれませんが、こういう場合にこそ、嫌なら見るな、が正解なのかもしれませんね。
ではでは、皆様お目汚し失礼しました。
最終章だから巻いてるとか言われてるけど本末転倒で腹が立つ。
巻くならもっと他のところだし最終章こそ丁寧に細心に描いて欲しい。
前フリ匂わせばっか長くて肝心な解答はおざなりな話なんて誰が読みたいの?
今のワンピースは打ち切りになる心配はないから作者は描きたいように描ける状態になっている
それなのに全く面白くないというのは作者の本来の実力ということでしょう。
幕間パートが面白いと感じるのは過去の遺産で歴代キャラを登場させて懐かしいと思わせることで懐古厨の気持ちを掘り起こしてるに過ぎない
20年以上も描いてれば作風が変わってしまうのも仕方ない 昔は短文で字も大きかったから単純で読みやすかったし意外性やギャップを上手く描けていたので非常に面白く感じた。
執事のメガネの癖の伏線は素晴らしかったし、前半の海の各島での感動シーンは良かった
でも今は文字多くして説明するばかりで読むのに疲れるし笑いや感動を強要する描写が多すぎてつまらなくなってしまった
長く描きすぎた弊害もたくさん出てきている 今回のドフラミンゴのご指摘もその一環だと思う 場当たり的に描いていることも多いので一貫性がない 作者の性格によると思うが逆張りを多用しすぎてつじつまが合わなくなってきてしまった
残念だけどワンピースは尻すぼみの駄作で終わることになると思われる
更新お疲れ様です!
お忙しいかとは思われますが、前半の海が面白かった理由はお書きにならないのでしょうか?
見たくてウズウズしております
昨日は久しぶりに荒らしが出たんだね。。。
見る前にブロック&削除されていたから内容は分からないけど、
どーせ記事も読めない馬鹿が幼稚コメントを繰り返していたと推察。
迅速に対応していただきありがとうございました!
ワンピースより呪術とヒロアカのほうが早く終わりそうなの笑えない
ロッキーポート連呼して登場人物だけが知ってる状態をいつまで続けるんだ。
ソシャゲでよくある「ストレスをかけることで興味を持続させる」やり方が上手いね。
>「おれから手を出したと思うか? ─それに知ってるよな?」
たしかに想像したら変。
質問のあと、間を置く表現である「─」が入ってからさらに質問重ねてるってことは、「─」の間に黒ひげ海賊団の誰も口を挟まなかったってことですもんね。
あんだけ我が強い黒ひげクルーたちが提督本人も含めて全員「……ッッ!」って感じで冷や汗流して生唾飲み込んで黙り込んでたってことでしょ?
しかも最初の問いかけなんてイエスかノーかで終わりの単純なものだからなおさら黒ひげ側が口を挟まない理由がない……。
確かにここは尾田先生の都合優先なシーンですね。よく気付くなぁ……。
海賊達の心臓を大事に保管する海軍も可笑しな話だし、心臓を奪われた事以外は健常であるはずの海賊達が特に船を調達して海賊島とやらから脱出する事もなく身を寄せ合って温まってるのも間抜けな話ですね。あの世界だと心臓はパスポートか運転免許証みたいなものなのでしょうか?笑
まあおそらく心臓に手を出さない海軍と海賊島で大人しくしている海賊達っていうのはセットで何かしらの契約みたいな物があって、それ自体がロッキーポート事件の一部なんだろうけど。こんな低レベルなツッコミ所を作るくらいならさっさと事件の概要語れって話なんだよな。
今まで隠してきた謎を全部描いていくってコメントしてましたよね?
ワンピースの正体ってロジャーが「大爆笑する何か」なんだよね?1081話の黒ひげとクザンのやり取りからも分かるけど、会話を全くと言っていいほど面白く書けていないのにどうやって「大爆笑する何か」を描くのだろう…。「ぎゃー!!面白れぇーー!!!」とルフィに言わせるだけじゃ、たとえ信者といえど納得しないと思うなぁ。
作者名と逆張りで検索したらたくさん同じこと思ってる人いて笑ってしまった
しかも元担当者の記事出てきて先生から逆張りを学んだとか証言もあって呆れたよ
やっぱりあえてずっと逆張りやってたんだな
それでおもしろくなるならありかもだけどさ・・・
しかも若者を狙ってやってるとか言ってたが相当ズレてると思う
どんどんつまらなくなってるもんね
ちょっと前になにかのインタビューでドラクエの堀井さんが「今の作り手は無理に話を複雑にしたがるけどファンと向き合うなら王道から逃げるな」みたいなことを言ってたがそのとおりだわ
「ワンピースとは何なのか」しか興味無くなって以来あらゆる出来事が全て無駄に思ってしまってます…
昨今のモブによる「凄さ」の説明や「キャラ上げ」を見ると、作者の自我が出てきているとよく分かるね。
シャンクスの傘下、ビビに召し物を貸した女、アトラスを取り巻くエッグヘッドの住人など。
こうして「このキャラクターは人気である」と属性を付けなければ不安なのだろうか。
気に入ったキャラを、第三者のモブを装った作者の黄色い声で飾り付ける。これ以外に存在する理由が無いほどに不必要で、あからさまで滑稽だと思う。
SBSノリや口調の侵食、今回の青キジのようなクロコダイルやルッチなどのキャラ変。全部、キャラでなく自分ファーストで描いているから起こる現象。
頭の中の創作を魅せる漫画から、安易に自分の妄想を見せつける日記帳になってる。
真面目に読んでいる人間か居ると理解していない。
こうして回を追うごとに失望を重ねていくリアタイ勢の皆さんの反応を見てると、コミックスの絵面が無理になって脱落した自分はある意味幸せな方だったとすら思ってしまう。
新世界に入ってどんどんコマが小さくなって台詞や背景やモブの描き込みもギチギチになって、線も全体的に濃くなって筆使いの緩急が弱くなったから、読み直しても目が滑って内容が頭に入らないし目と頭が疲れるようになってしまった。
自分は尾田さんの描く漫画だからこそワンピースが好きだった。でも情報を追うためじゃなく物語を楽しむために読んでた。
だから惰性で読む事すらできないまま追うのは勿体無く感じて、いつかまた楽しんで読めるようになるかもしれないし、なんて自分に下手な慰めすらしながらその当時は嫌嫌離れた。
アニメは輪を掛けて進行が遅いし絵も動きもクオリティーが低かったから萎えて見なくなって、それで完全にファンとして追うことを諦めた。
当時は自分が諦めた先も楽しめてる人達が羨ましかったけど、そう思えない作品になったのが何より残念。
演出や描写力がちゃんとあって絵も綺麗な作品だったら、今回は話が進んだから比較的面白い、情報量があって面白い、などの感想は真っ先に出ないと思う。
黒ひげ海賊団って一番海賊らしい海賊ですし個人的に好きだったのですが、ここからどんどんキャラ崩壊が始まって最終的にはしょうもない小物キャラにまで堕ちていきそうだなと予想しています。
今のワンピースってキャラ崩壊と小物化、幼稚化がひどいですもん。ちなみに麦わらの一味にいたっては完全に論外です。
それにしても相変わらず酷い台詞回しですね。
漫画というよりSBSのノリを見せられてるみたいで薄ら寒い気分になってきます。
ここ数年しょっちゅうでてくる、「○○ねぇよな?」の台詞まわしが没入感を削いでると思います。なべおつさんが以前指摘されていた毎回出てくる「え~~~?!!」のリアクションと同等に、僕はこの台詞まわしが大嫌いで、作者に言わされてる台詞に思えてしまいます…
黒ひげ海賊団の描写も麦わらの一味と比べたらマシってだけでもっと推敲する余地は全然あるよね
あと青キジの赤犬への態度も一切リスペクト無くて見ててイラついた
個人的には赤犬嫌いだけど、それでも大将同士で死闘した仲なんだからある程度のリスペクトはしてほしかった
黒ひげが馬鹿にしてるのは当然なんだけど、それに同調?してる青キジの小物っぷりが…
黒ひげ海賊団に潜入するための演技ならギリギリわかるけど、それならそれで読者だけにはわかるようにしてほしい
とにかく今回も設定が小出しにされたから一見読めたけど、実際はいつもと同じレベルのクオリティだったなーという感想でした
なんか戦う前なのに合コンか飲み屋で聞く駄弁みたいだよね
否定されるかも知れませんが島を割ったりできる奴がいるのにモブとか数のアピールの群衆とか需要があんのかな
展開に関係ないエキストラみたいなのを誰が見たいのか
前の話で活躍してたswordメンバーがたいした魅力のないモブになっててがっかりした 特に「ガープさんに海軍の未来と言われたコビー許さん 足を引っ張ってやるぜ」てお前…四皇の縄張りに乗り込んで戦った以上ガープと同じ気持ちを持ってると思ってたんだが 小物臭くて一気に魅力がなくなったしギャグにしても寒すぎる
どうでもいいけど、ヒエヒエの能力って凍らせた物を解凍する能力も持ち合わせているのですか?
メロメロの石化能力と混同してない?
麦わらの一味より黒ひげ海賊団の方が魅力的に見える
一味の描写が丁寧ならキッド、ローが雑に処理されても百歩譲ってまだ納得はいくんだが(あくまで一味を主役として描いていくと決めたんだなとわかるので)、一味も雑というのがな
一味以外の若手海賊がこんなにあっさり潰されるならワノ国で新時代を担う強力な海賊達をプッシュしたのは何だったんだと思いました
あんまり強さ議論する気はないけどマムに勝った奴らがこうもあっさり退場するんだなと思った
であればやっぱりワノ国にあんな時間かける必要なかったよなとも思った
ローの方がまだ読めただけにシャンクスの強さ示すためだけに情けない海賊団に成り果てたキッドの仲間たちが不憫でならない
ドフラミンゴさんの事この記事でホントだ・・・ってなりました。
彼については
.「おれはカイドウとも手を組んでいるんだ!同列なんだ!重要なビジネスパートナーだからな!おれがいないとー」とイキリ倒してたけど蓋開けたらただの弱いコマだった。
.ローに「スマイル作れないのカイドウにチクるからな、お前なんか消されて終わり」とか言われて真剣に汗だくになる。
.「ひとえにてめえが弱いせいだが」とサラッと言われる
点で既に幻滅してましたがもう一層惨めにしてきましたね。
惨めです。
主人公出ないほうが話が進むなぁ
ガープ、クザン出てきて昔の自分ならワクワクしたんだろうけどそういう気持ちも薄れてきてる
ペース配分がおかしいというかエッグ側だとありえんくらいにダラダラしてんのに黒ひげとローのとこ一瞬で雑過ぎ
てかコント(もしくはSBSの尾田氏の口調)みたいなノリの会話だけでもいい加減やめてほしい
ギャグセンスがもう壊滅的で全然おもしろくないし読んでても正直きっついんよ
以前はここまで酷くなかったのになぁ
ほら、案の定SWORDの隊員が棒立ちですよ。
彼らの台詞も本当に何一つ中身の無い、キャラの属性を示す記号でしかない。
「すっかり衰えた…」とかもモブにわざわざ驚かせてますけど、生死の懸かった局面で相手の攻撃の威力を持ち上げる精神は何なんでしょうか?逃げればいいのに。尾田先生は読者にこんな風にリアクションして欲しいんですかね。
今回は割りと面白いという意見も正直分かるんですが、それって普段が底無しにつまらない事からくるギャップみたいなもので、やっぱり話の構成自体は下の下だと思います。
それに青キジですが、自分の正義を貫いた結果敗北してヤケ酒したなら、間違っても海賊(それもクズの寄せ集め)と呑んだりしないと思いました。それこそ酔った勢いで全員再起不能にしそうなものです。どの面下げてガープに「一番弟子を~」なんて言ってるんですかね。
目的があってヒールを演じているとしても「あんたが大好き」とか言ったら台無しですよ。
正直かなりの気持ち悪さに襲われた回でした。
キャラに対する解釈が作者と全く違うんですが、元々自分が読み込めてなかっただけなんですね。もうこれ以上好きなキャラ出ててきて欲しくないです。
ロッキーポート事件の情報が少し出てきたのは良かったと思う かなり引っ張ってるからもうそろそろ詳細が明らかになってほしい
モブキャラがガープめーとか許さんあのジジイっている?
格の違い見せるシーンなんだから衰えたに突っ込みみたいなギャグも挟まずモブキャラ全員戦意喪失で良くない?女キャラからもちゃん付けされたり呼び捨てされたりいまいちガープをどういう扱いにしたいのかがわからん
今回の話は僕も面白かったです。黒ひげのキャラにさらに深みがでていたと思います。ただの悪者ではなくて、仲間思いの人情味もあって、豪気な大物なんだな~と感じました。
クザンとガープの戦いもカッコよかったです。ガープの新しい技も見れて満足です。
ただ、ローと黒ひげの戦いがカットされたのがショックでした。随分前の号で戦いが始まり、途中でエッグヘッド編に場面転換されてしまったので、戦いの続きを今か今かと待っていました。どんな技がお互い繰り広げられるのかと期待して待っていたのに、勝敗だけ見せられてもなあ…。どんな風に黒ひげが勝つのか、その戦闘シーンが見たかったのに…
青キジはSWORDかスパイって言われ過ぎてたので外してきたのかなって第一印象でした。
そのせいでまた色んな違和感が…。
ドフラミンゴ(笑)問題も作者がその時と方針変えたからって気もします。
面白くなるなら良いんですけどいつもの悔しくて逆張りして矛盾破綻コースにならないで欲しい。
モリアのことは勧誘する上に断られても牢に放り込んで生かしておきながらローは能力を奪って殺すという黒ひげの判断が腑に落ちません。男嫌いを公言するハンコックを勧誘しないのはわかるのですが、強さも能力の希少性もモリアがローを上回ってるとは思えないので正直モリアのどこが黒ひげのお眼鏡にかなったのかがわかりません。ローのことは殺す気満々だったのだからモリアも能力を奪って殺すのが自然では?
モリアは頂上戦争後消されかけた理由もわかっていないので何か厄ネタがあるのかも知れませんが、謎を引っ張りすぎな気がします。
利害が一致しているとはいえ元海軍大将で自分なりの正義感をしっかり持っていた青キジが海賊の中でも倫理観の無さが強調されている黒ひげに加担するとは正気か?というのが正直な感想です。絶対民間人に危害加えてますよね黒ひげ海賊団って…海賊サイドから何かしたいのならせめてカタギに迷惑かけない海賊を選ぶべきだったのでは?今の段階では正直黒ひげでなくてはならない理由が見えてこないので何してんだこの人、という印象になってしまいます。
あの苛烈な赤犬が海賊に加担した元同僚を放置しているのは青キジは黒ひげに潜入しており赤犬もそれに同意しているからだと思ってたのですが、青キジは黒ひげとの利害一致で手を組んでいたようですね。そうすると徹底的な正義を掲げておいて海賊の中でも危険度の高い黒ひげに元同僚が加担したのを放置するというのは海軍軍人としてどうなのかと思ってしまいます。この辺は今後掘り下げられていくと考えてよいのでしょうか。正直今のワンピースにそこを期待は出来ないのですが…
今週も台詞回しが微妙というか激寒・・・
それにクザンが黒ひげの仲間になった経緯も何の面白味もない。
最終章は読者の予想はずしばかり気にしてなのかどんどんつまらなくなってるね。
セリフ選びとコマ割りが変だなぁという感じ。
ガープ「すっかり衰えた…!!!」
というセリフは多分2コマ前の
ガープ「動くな海賊共!!!さらに被害を重ねることになるぞ!!」
とセリフの順番入れ替えたんだろうけど
モブ「フザけんなァ!!!これ以上破壊されてたまるかァ!!!」
というツッコミと繋がらなくて会話が不自然。
その後コビーが駆け寄ってくるコマのコビーが雑すぎて誰かわからない。
棒人間かな?
せめて前後のどちらかにコビーの顔のアップを持ってくるとかするべきだと思う。
青キジは好きなキャラだったのに変なキャラになって残念。
ロングリングロングランドの時のような強者の余裕を見せて欲しかった。
まぁ、昔の性格に戻ってきてるとかそういう事なのかもしれないけど、喋るたびに嫌いになりそう。
本誌を読んではこのブログに来るのが習慣になっています。思ったことを明確に言語化していただけるのでありがたく読ませていただいております。
青キジは黒ひげに加担した以上恩人を裏切る覚悟は完了しているものだと思っていましたので、ガープに迷いを指摘されているのには幻滅しました。青キジってこんな小物くさい人間ではなかったと思うのですが…。
また、黒ひげがローからポーネグリフを奪った描写がないことが気になりました。船の中にポーネグリフがあるのが自然だと思うのですが黒ひげは何がしたかったのでしょうか。能力者集団なのですから沈めてしまっては引き上げることもできないのでは?敗北を悟ったハートの海賊団にポーネグリフを燃やされてキレた黒ひげが船を沈めたのでしょうか?それならその辺の駆け引きも描いてほしかったと思います。
この記事と関係ないんですが、なべおつさんは古味直志がカバーしたアラバスタ編のお話はご存知ですか?
個人的にはもう見せゴマはアシスタント任せでいいと思うけどな。乱視でうまく描けない本人が無理矢理描くより英断だと思う。