1051話は、結論から言うとモモの助の演説とビジュアル披露のシーンだけはよかったです。
セリフがきちんと研ぎ澄まされており、(20年待たされた)民衆の心を十分に掴めると思える内容でした。
大人ビジュアルもカッコよく、披露の仕方もインパクトがあって、久々に尾田先生らしい見開き絵を見ることができたと感じます。
しかし、それ以外は0点です。酷すぎる。
毎度のことながら不要な雑音や気持ち悪いセリフ、描写、演出が大量発生しており、モモの助の演説を台無しにしています。
演説のセリフは素晴らしいのに、なぜその他のクオリティがここまで悪くなってしまうのか理解できません。
演説部分だけは脚本家にお願いしたのでしょうか? そう邪推してしまうほど、演説とその他のシーンのクオリティに落差があります。
目次
冒頭から不要な描写が多すぎる
相変わらず、冒頭から不要かつ不自然な「説明台詞」によって「絵を描かない」スタイルが貫かれます。
「えェ!? じゃ龍が2匹!? どういう事だ!?」
「小紫様がなぜ!?」
まず「龍が2匹!?」と、先週龍の姿で現れたモモの助について触れているんですが、今週は龍の姿じゃないんですから不要です。なぜ改めて触れる必要があるんでしょうか。龍の姿でこの場に現れたことが、今週の話に一ミリでも関係ありますか?
そのくだりは先週終わってるんだから、ピンク色の龍をカイドウだと思い込む愚かな民衆達が逃げ惑うどうでもいいシーンなどリピートしてないで、城の前に現れた赤鞘の影をきちんと描くべきでしょう。
アシスタントの背景ばかりが綺麗に描かれていて、この2コマで尾田先生が描いている絵はほとんどありません。
また先週、「小紫様〜〜〜!!?」「ウソだ亡霊か!!?」「この前葬儀をしたばかり!!!」「これは夢か幻か!?」とあれだけ説明リアクションを入れたのに、今週もまた同じリアクションを入れてきます。
「逃げなくていい!! 止まれェ!!」の時点で、先週よりも「先」の時点を描いているのに、改めて「小紫様がなぜ!?」なんてリアクションをする人間がいるでしょうか。
もちろん先週を読んでいない読者、あるいは先週の内容を覚えていない読者のために、話を理解しやすいようリピート説明しているのはわかります。
しかし、そこは絵で伝えろよと思わずにいられません。誰一人視認できないレベルの潰れ絵を描き、セリフだけで「城の前に誰がいるのか」を説明するなんで、もはや漫画家の描き方じゃないでしょう。
錦えもんの瀕死設定がなかったことに
その後の錦えもんの登場シーンも最悪です。
1048話の時点では、
ウソップの「息はあるよな!?」「絶対死ぬなよ!!?」という超不自然なセリフで、その重体具合を「説明」していました。
だから本当に瀕死の状態で、カイドウを倒した後もしばらく目を覚まさない、危機的状況が描かれるのかと思っていたんです。
それが、こう。
「イヨ──ッ」「べんっ!!」じゃえェよクソが。
お前ピンピンしてるじゃねェか。
なにを何事もなかったかのように大見得切ってんだ。
こんな軽傷だったのに気絶したふりして、大火事の中ウソップに担いで運んでもらってたのか?
お前命を賭けてこの戦に参加してたんじゃないのかよ。侍達をまとめるリーダーだったんじゃないのかよ。
武士のくせに討ち入りに成功しただけで満足し、死を覚悟して臨んだ戦で何も果たさず、無様にも生きながらえながらいつの間にか勝手に気絶して終始足手まといになってただけだぞ?
最後の最後まで何やってんだお前。
仮にモモの助が鬼ヶ島を無事着陸させてから、みんなでここに姿を現すまでにそれなりの(錦えもんが復活するのに十分な)時間が経過しているとしても、その「時間経過」を描いていないんだから読者は違和感しかありませんよ。
こんな登場させるなら、瀕死設定にする必要すらなかった。ただ同盟軍の被害やダメージの大きさをお手軽に「説明」するためだけに、瀕死にさせられただけだったわけです。
そもそもなんで「憶えていてくれているかどうか」不安な相手に、いきなり決めポーズで登場すんだよ。意味わかんねェよ。
このシーン、本当に気持ち悪いです。
錦えもんのことはもとから好きではありませんでしたが、このくだりで大嫌いになりました。
ほんとに最近の尾田先生は、自分が生み出したキャラクターにナチュラルにヘイトを集めるのがうまい。
何も悪いことはしていないのに、読んでいるだけでどんどん嫌いになって行きます。
ここまでカッコ悪くてみっともなくてうざいキャラを無意識に描けるなんて、すごい才能(の枯渇っぷり)ですよ。
また、モブ達のリアクションも酷すぎる。
「なぜ!? 死んだ筈では…!!? あの日…!! 燃えるおでん城にて…!!!」
このセリフのおかしさに作者も編集者も気づかないのでしょうか。なぜこんな不自然な「説明台詞」ばかり書くのでしょうか。
もうまともに「心の通ったキャラクターの言葉」を書けなくなってしまったんでしょうか?
一貫性ゼロの発言ばかりするモブたち
さらに「死んだ筈」という点について、モブたちの補足説明が続きます。
「なぜここに!? やはり夢か…!?」
「ここは黄泉の国か!?」
「おれ達いつ死んだ!?」
「大変な事が起きようとしてないか!?」
とにかく気持ち悪いセリフの連続。
この「答えを求めていない自問台詞」まじで全部排除してほしい。。
こんな不自然なセリフ吐く人間、この世に存在しないんですよ。これがあるだけで一気に不自然さが増すんです。
死んだ筈の人間が登場するたびに、「夢」だの「幻」だの「亡霊」だの「黄泉の国」だの口にして疑うくだりがもうしつこすぎる。
「おれ達いつ死んだ!?」と「大変な事が起きようとしてないか!?」なんて吐き気を催すレベルで気持ち悪いセリフです。
どんだけ頭からっぽなんだよこいつら。
まるでリアリティがない。モブにしゃべらせるたびに作中の雰囲気がぶち壊されていきます。
そもそも、こいつらは「トキの言葉」をどう受け止めていたんでしょうか? 町民たちの設定が全く理解できません。
「みんな20年前に死んだものと…!!」「トキ様の言葉は!! 本当だったんだ…!!!」ってセリフがあるんですから、トキの言葉はみんな知っていたけど、そんなことはあり得ないことだと思い、信じていなかったということです。
だから本当に目の前に現れても「夢」としか思えず、それは(ついさっきまで火祭りを楽しんでた)自分達が、「突然死んで黄泉の国に来てしまった」と勘違いをするレベルで信じられないことだったわけです。
そのように描いておきながら、最終的には、
「お待ち申し上げておりましたァ〜〜〜!!!」とか言い出すんです。
はあ??
お前らトキの言葉信じてなかったんだよな?
信じてなかったってことは、待ってたわけじゃなかったってことだよな?
どの口が「お待ち申し上げておりましたァ〜〜〜!!!」なんて言えるんでしょうか。
「待ってた」と言えるのは、トキの言葉を信じていた人間だけでしょう。さっきまでのリアクションと全く整合性がとれません。
錦えもんの姿を見ても尚、「なぜ!? 死んだ筈では…!!? あの日…!! 燃えるおでん城にて…!!!」なんて言ってた連中ですよ?
ほんと行き当たりばったりで適当にセリフを決めすぎなんですよ。。
このおかしさに気づかないんですか?
本当に信じて「待っていた」のであれば、先週赤鞘の影が現れ(その人数を数え)、狂死郎が「新しい『将軍』をお連れしている…!!!」と言ってきた時点でピンときて、「ま、まさか…!! あの影は 赤鞘九人男…!!?」とか、錦えもんが姿を現した瞬間や、その後、赤鞘の面々が続く様子を見て勘づいて「トキ様のあの言葉は本当だったのか…!!?」といったリアクションになるはずなんです。
「ここは黄泉の国か!?」「おれ達いつ死んだ!?」なんてクソみたいなセリフで自分達が死んだことを疑う茶番など描く必要がない。
最後に「お待ち申し上げておりましたァ〜〜〜!!!」と言わせるんなら、最初から「信じて待っていた」テイでリアクションさせろよって思いませんか?
民衆のリアクションに全く一貫性がありません。ワノ国の長い長い20年を、支配の苦しみに耐えながら生き抜き、赤鞘の登場を待っていた人間達の言葉とは到底思えない。
だから薄っぺらすぎて感動できないのです。
錦えもん単体ではなく、赤鞘全員の姿を1コマで「べんっ!!!」と一斉に明かし、(中央で誰かに肩を借りながら立っている)錦えもんに「『光画』を準備してくれ ワノ国中に伝えたいことがある」って言わせればいいじゃないですか。
その方がずっとインパクトが出てカッコイイシーンになったはずです。錦えもんがさっきまで瀕死だった点もまだ処理できる。
なんで瀕死だった錦えもんをいきなりピンピンさせて、一人で大見得切らせるような登場シーンを描くのでしょうか。
このシーンを「カッコい」「決まった」と思って描いてるのだとしたら重症です。
ヤマトと一味のやりとりが雑すぎる
ヤマトが「カイドウの息子」だと知った時の一味のリアクションと会話もひどい。
「カイドウの息子ォ!?」
「えー!? まだ戦いは終わってないんですか!?」
「お前のツノは!?」
「カイドウの!?」
何この薄っぺらいリアクション。。
各々が自由にしゃべってるだけで、会話を描こうとすらしていません。
最後のサンジの「カイドウの!?」というセリフは、「💨」マークをつけて駆け寄ってきているので、「カイドウの(息子だと)!?(まだ敵がいたのか!?)」という意味合いで、フランキーと同じく敵意剥き出しのセリフのはずです。
しかしそれを差し込むタイミングが不自然すぎる。もう話は先に進んでいるのに、遅れて登場して「カイドウの!?」と叫ぶサンジがあまりにも滑稽です。このセリフ絶対いらないでしょう。
また、ヤマトが「キミ達の船に乗せて貰う」と言った後のリアクションも酷い。
まず画が単調すぎます。先ほどとまったく同じ構図で、ほぼ絵を描かずに済む超引き絵を選択。
ロビンなんて完全に潰れていて視認できません。絵では誰だかわからないから、セリフだけで個性を表し、これが誰なのかを説明している。ロビンには「ウフフ○○ね♡」と言わせておけば、読者は理解してくれますからね。簡単なお仕事です。
表情もわからないので、笑ってるマークを入れて笑顔であることを「説明」している。
エニエスロビーで助けたときのロビンなど、もはや面影すらありません。完全にモブ化して、存在感を失ってしまいました。
そして先ほど敵意丸出しで近寄ってきたサンジは、次のリアクションで「大賛成〜〜〜♡」と速攻手のひら返し。
もちろん「息子」と聞いて敵意丸出しで近寄ったものの、近づいてみたらセクシーな女性だったから「大賛成〜〜〜♡」となったのはわかります。
しかしあまりにも描き方が雑すぎる。間を省略しておきながら、同じ構図の絵を続けるんですから、手抜き感がなおさら際立っています。
もう麦わらの一味をしっかりと描く気はないのですね。。
ルフィの身を案じるのがヤマトだけ
ルフィの身を案じ、その激闘を賞賛するのがヤマトだけというのも意味がわかりません。
瀕死のルフィとゾロに寄り添わない、声をかけない一味のメンバー達にも違和感しかない。
「四皇」のカイドウを倒したんですよ?
「海賊王」になる夢に一気に近づく大金星をあげた船長が、その戦いのダメージによって意識不明の状態というのに、なんで心配してそばに付き添おうとせず、放置したまま談笑してるんでしょうか。
もちろんこのシーンは「一味がルフィに駆け寄って心配するくだりを済ませた後」ということなのでしょうが、問題は「なぜそこを描かないのか」ということです。
なぜ一味のやりとりやリアクションを省略し、新キャラのヤマトにのみ心配させる描き方をするのでしょうか。
これまで散々無駄なものを描いてきたというのに、肝心なシーン(おそらく描くのがめんどくさいシーン)はガンガン省略していく。
尾田先生がヤマトを気に入っちゃって、ヤマトばっかり描きたくなっちゃったんですかね?
前回、「一味のメンバーの大半は人気も下降気味だからもう用済みで、ローやヤマトのような人気キャラにすがっていくようになり、ウソップ、チョッパー、フランキー、ブルック、ジンベエあたりはさらに空気のような存在になっていく」と予想しましたが、早速そうなってしまいました。
むしろナミもサンジもロビンも空気です。誰一人、顔すらきちんと描かれない。
麦わらの一味の「両翼」を担うサンジが、四皇を倒したルフィの勝利を噛み締め、激闘を労う表情をするシーンや、瀕死のゾロを心配するシーンよりも、ヤマトに鼻の下を伸ばすシーンを優先させるなんて信じられません。
唯一、ジンベエの「そう言われても船長の口から聞かん事には納得できんぞ」だけは、読者の声を的確に代弁する、冷静でジンベエらしいセリフと言えるでしょう。
しかしその直後に、
ヤマトがカイドウ軍の残党に対して「おい!! 誰が逃げていいと言った!?」と叫ぶ様子を見ただけで、
「確かに敵じゃなさそうじゃのう」とあっさり認めるザルっぷり。
なんだこいつ笑
よくその一言で味方認定できたな。
その後のウソップの質問も酷すぎます。
「そういやあいつらどの立場になるんだ?」って、質問として意味不明すぎません? 「立場」って何? 何を聞いているのか質問の意図が全くわかりません。
これに対して「おらの“術”は同じ月が出たら解けるでやんす」と即意図を理解してノータイムで回答する(説明する)お玉。
よくお前、8歳でこのハイコンテクストな質問の意図を瞬時に理解できたな笑
「あいつらはこのままずっと味方なのか?」とか「きびだんごの効果はいつまで続くんだ?」という質問のほうがずっと自然ではないでしょうか。「8歳の子供への質問」と考えたらなおさらです。
モモの助のセリフの漢字とひらがなの違いにはこだわるくせに、こういうキャラ同士のやりとりのリアリティにはこだわらないんですね。
8歳の子供に「そういやあいつらどの立場になるんだ?」って聞いてみてくださいよ。絶対意味通じないから。
一味全員が絵もセリフも行動も、すべて雑で適当に描かれていることに失望してしまいます。
こんな調子では、最終章で一味のメンバーが活躍する姿なんてもう期待できなさそうですね。。
一味全員、存在感も個性も魅力も完全に潰されてしまいました。もはや今から取り戻せるレベルではありません。
両親を死に追いやった元カイドウ軍のウマ美を「お母さん」にしようとするお玉
お玉とウマ美とのやりとりも気持ち悪い。
「でも家来じゃなくて…お母さんみたいに…ずっとそばにいてくれたらいいな♡」と急に8歳の幼女に媚びさせる。
『SPY×FAMILY』が人気だから、幼女を可愛く描けば話題になるとでも思ったんですかね?
だいたいお前、語尾は「やんす」じゃなかったのかよ。なんで急に「いいな♡」なんて媚びてんだよ。そこは「そばにいてほしいでやんす」だろう。
別にウマ美との間に友情やら愛情やらが芽生えるのはいいんですけど、お玉のセリフが読者に媚びるためだけの「言わされ台詞」なのがとにかく気持ち悪い。
しかも「元」とは言え、ウマ美は両親を死に追いやった憎きカイドウ軍の人間なんですよ?
それをわずか数日行動を共にしただけで「お母さん」にしようとするなんて、どんなサイコパスなんでしょうか。
ちなみに、ここに「!」というナミの表情が挿入されるのも意味不明です。
ずっと引きの潰れ絵が続いていて、今週号はほぼ何も描いてないに等しいから、誰かちょっと寄りの絵を描いておこうという考えで、ただのコマ埋めの意図で描かれたのでしょう。まったく必要のない一コマです。
タイミングもおかしい。なんでお玉がしゃべり出すのと同時にびっくりしてるんでしょうか。
ナミは何に(軽く)驚いたのでしょうか?
「光画」を全域につなぐ様子の無駄描写
1051話は「モモの助の大人ビジュアル披露と演説」の話であり、これだけで1話を使いたいから、尺調整のためにワノ国全域と「光画」を「つなぐ様子」というこれ以上ない無駄シーンを一つ一つ挟んでいきます。
1046話「雷ぞう」のときと同じやり口ですね。
こんな無駄な描写にどれだけコマを割くんでしょうか。
そのせいで尺繋ぎのためにさらに無駄なセリフが増え、各郷で描かれるキャラ達は全員、物語に一切関係のない雑音を吐くだけになっています。
「郷が崩れるかと思った」「通信どころじゃねェよ!!」「なになに? アハハハハ!!」
こんな無駄なセリフ、書く必要ありますか?
“麦わらの一味”の様子やリアクションをあれだけ省略しておいてですよ?
ワノ国全域につなぐシーンなんて描かずに、演説をしている中で各郷の様子を描けばいいじゃないですか。(実際それも描かれている)
大切なのは「つながれた後」(にモモの助の演説が全郷に届くこと)であって、「つなぐ様子」や「つなぐ際の各地のリアクション」ではありません。
なぜ描くべきことを省略して、省略すべきことを何コマも消費して丁寧に描こうとするのか。
答えは一つです。尾田先生ができるだけ絵を描かずに1051話をまとめたいから。
各郷のシーンなんて、単調な構図で小さなモブの絵を雑に描くだけで、ほとんどアシスタントに任せられますからね。絵を描かずに済むコマを稼ぐために、あえて6箇所もの様子を挿入したのでしょう。
映画の総合プロデューサーで忙しくて原作に割いてる時間がないんですかね?
それで原作の手を抜き、質を落としているようじゃ本末転倒すぎだと思いますけど。。
モモの助の演説に差し込まれる雑音
さて、ここからモモの助のビジュアル披露と名演説が始まります。
「名演説」と書いた通り、モモの助のセリフはほぼ無駄がないほど研ぎ澄まされており、心に響く内容となっていました。
しかしモブのリアクションがそれを台無しにしてきます。
「父…!!?」「まさか…」「え!?」「でもオロチが💦」
モモの助がしゃべるたびに、いちいち挟んでくるリアクションが雑音でしかありません。
「父…!!?」「まさか…」は当然生まれるリアクションとは思いますが、その後に「え!?」「でもオロチが💦」が続くことで、リアクションのしつこさ・うるささが増し、雑音が際立ってしまう。(そもそもオロチが生きてると思ってるくせに、呼び捨てにしていいのか?)
将軍が演説し始めたのに、いちいち薄っぺらいセリフで口を挟んでくるんじゃねェよ。黙って聞いてろ。
また「酒も好きに飲んでよい」というセリフはいいのですが、そこで港友(酒好きのおっさん)を映すという演出が素人レベルの安っぽさで締まりません。酔っていることを表すマークも演説の雑音となっています。
お玉の回想シーンのタイミングがおかしい
モモの助の演説を聞いて、唐突にお玉の回想シーンが始まります。
要するにカイドウの支配によって両親を失い、一人ひもじく生きているところに飛徹が現れて「光月」の存在を伝えたことで、お玉は生きる希望を取り戻した、ということです。
で、ずっと待っていた「光月」が現れ、ワノ国を救ってくれたことを知ったお玉は、
なぜかナミの胸に飛び込んで号泣しながら、ルフィとの約束のシーンを思い出します。
もうこのシーンのツッコミどころが多すぎる。。
まず、お玉との約束を守るためにカイドウと戦い、勝利した(つまり約束を守った)ルフィが、すぐ側で気を失って目を覚まさない状況なんですよ?
お玉はルフィがカイドウを倒してくれたことを知っているのに、なぜモモの助の言葉を聞くまでその事実をスルーして、ウマ美への母親勧誘などしていたのでしょうか。
お前の視界に気絶したルフィは入ってないのか?
普通ならカイドウを倒してくれたルフィに一目散に駆け寄り、その傷だらけの姿を見ながら、自分との約束を果たすために戦ってくれたことに、泣いてお礼を伝えるべきではないでしょうか。
モモの助が演説を始めるまでルフィの存在を無視して、回想も涙もとっておいたんですか?
なんで?
あぁ、作者の都合ですか。
そもそも、お玉の両親が亡くなった時の話などこのタイミングで回想すべきことではありません。前回のおトコ同様、描くタイミングがおかしい。
描きたいなら、最初にルフィとの約束の時に回想させておけばよかったじゃないですか。
こんな脈絡のないタイミングで唐突に挿入されても、モモの助の演説のための尺合わせで描かれてるようにしか思えないんですよ。
「初めからこのタイミングで描くつもりで、あえて残しておいたシーン」では絶対にありません。
だってワノ国を守った本人であるルフィが気絶して目を覚まさない状況なのに、それをスルーして敵方だったウマ美を「母親」代わりにし始め、モモの演説を聞いて唐突に両親を失った時のことを思い出し、光月の復活に涙したかと思ったら、先ほど「母親」になったウマ美をすっ飛ばしてナミの胸に飛び込むんですもん。
何一つ一貫性のない行動と心理描写。もはやサイコパスとしか思えないこの描写を、尾田先生が最初から考えていたなど絶対にありえません。
締切に追われる中、後出しした御涙頂戴アイデアを、行き当たりばったりでつぎはぎしながらまとめたのでしょう。
お玉で泣かせたいなら、気絶するルフィに駆け寄り、その表情を見たタイミングで回想を入れて泣かせるべきでしょう。
両親は失ったけど、ルフィと出会い、兄のように慕うようになり、約束通りカイドウを倒してくれたことを知ってルフィに駆け寄り、気絶した姿を見て心配しているところでモモの助の演説が始まり、目の前で倒れているルフィが約束を守って「メシをいっぱい食べられる国」にしてくれたことを改めて実感。ルフィの強さと優しさを噛み締めながら、感謝の気持ちと共に涙を流させる。それを見たナミがお玉を抱きしめる。
このように描けば、モモの言葉(ワノ国に平和が訪れること)とルフィの行動(カイドウを倒してくれたこと)がお玉の中でしっかり結びついて、涙が止まらなくなるのもわかるんです。
ルフィのことを放置していたお玉が、モモの助の演説がトリガーとなって光月のことを思い出し、号泣してからルフィとの約束が頭をよぎるなんて、感情の流れが不自然すぎると思いませんか。
何より、終始お玉への恩返しのつもりで戦い続けてきたルフィが報われません。
こんな描き方では、ワノ国を救い、お玉との約束を守ったのは光月の功績だったようにすら見えてしまう。
あまりにも構成が下手くそすぎます。
「前半の海」の頃のような計算され尽くした構成力など微塵も感じられない。
本当に小手先でしか感動シーンを描けなくなってしまいました。
まぁおそらく1052話以降でルフィとお玉のやりとりもあるんでしょうけど、それではただの蛇足となってしまいます。
お玉からルフィへの感謝は、今回、1051話のこのシーンで描くべきでした。
なぜかナミに抱きつくお玉
もう一つおかしいのが、モモの演説を聞いて過去の辛かった日々を思い出したお玉が、号泣しながら抱きついた先がナミであるということです。
ついさっきウマ美に「母親の代わりになってほしい」と言わんばかりの媚び方をしていたくせに、なんで抱きつく先がナミなのでしょうか。
ウマ美に母親代わりになってほしいとお願いしたんだから、母親の胸に飛び込むのが筋だろう。
この描写から、尾田先生がお玉に感情移入して、ウマ美を心から母親のように思っているから「お母さんみたいに…ずっとそばにいてくれたらいいな♡」と言わせたわけではなく、ただ可愛いお玉を描いて読者に媚びたいだけで描いたリップサービスであったことが明らかになりました。
本気で母親代わりになってほしいと思っていたのなら、ここでナミに抱きつくなんてありえないんです。
ナミに抱きつくお玉を見るウマ美の複雑な表情たるや。
本来は「ご主人様…どれだけ辛い日々を過ごされてきたんだ…大丈夫かな…」と心配する表情のつもりで描いてるんでしょうけど、これでは「え、さっき私に母親になってほしいって言ったのに、何でさっそく違う女の胸に抱きついてんの…? さっきの言葉は何だったの…? 私の存在意義って…?」と思っている表情になってしまう。
で、ナミは目を閉じで笑顔でお玉を思いやる表情を見せる。
もう何から何まで浅すぎる。。
ここで読者を感動させたいんでしょうが、ツッコミどころが多すぎて全く泣けません。
キャラの「心」を描けていないのに、こういうときだけ表情だけで安易な「間」を描いたって何も響かないんですよ。
どんだけ下手くそになってしまったんですか尾田先生。。
ウマ美との「お母さん」のくだりを描くならウマ美に抱きつくべきだし、ナミに抱きつかせるなら、ウマ美とのくだりは入れるべきではありません。
ウマ美とのやりとりに「お母さん代わり」なんて唐突で不自然すぎるリアリティのない要素など入れず、「でも もうご主人様なんて呼ばないでほしいでやんす」とか「これからは 友達としてずっと一緒にいてほしいでやんす」というセリフにしておけばよかったじゃないですか。
そうすれば両親を死に追いやった敵軍の人間を母親がわりにしようとするサイコパス感も、気色悪い「媚び」感もなくなる上、お玉らしい「優しさ」が自然と伝わるセリフになって、さらにその後にナミに抱きついても不自然じゃなくなります。
なんで母親認定した直後に、母親すっ飛ばして海賊姉ちゃんに抱きつくんだよ。
せっかくの「感動()シーン」が台無しだよ。
ナミの母性を(雑に)描いて、お手軽に読者に媚びようとする魂胆が露骨すぎます。
これ違和感なく読めた人っているんですか?
ウマ美との相思相愛の関係を美しく描こうとしておきながら、速攻でそれをぶち壊すなんて意味がわからない。
ウマ美の立場になってやれよ。
お玉のことも元から好きではありませんでしたが、このシーンで大嫌いになりました。
同盟の名前がいらない
モモの助の演説の中で、カットすべきだと思ったセリフが2つあります。
その1つがの同盟の名前です。
民衆に対して一方的に話し続ける「演説」において、「忍者海賊ミンク侍どうめい」なんて(それを知らない人が聞いたら「?」となる)ツッコミどころを作ってしまうと、その先の言葉が入ってこなくなってしまいます。
民衆にとっては知るはずのない同盟の名を使われたら、まず「なんだそれ?」という疑問が浮かぶでしょう。
にも関わらず民衆には一切ツッコミをさせず、申し訳程度にキッドにだけ「何同盟だと…!?」とリアクションさせる。
いつも通り「なんだその同盟は!!」「ミンク…!? まさかミンク族も一緒に戦ってくれていたのか!!?」「海賊ゥ!!? 海賊も関わっているのか!!?」という雑音を撒き散らしてこいよ。
「狂死郎親分!! ん!? 自慢のリーゼントは?」「えェ!? じゃ龍が2匹!? どういう事だ!?」「小紫様がなぜ!?」「やはり夢か…!?」「ここは黄泉の国か!?」「おれ達いつ死んだ!?」「父…!!?」「え!? でもオロチが💦」など、どうでもいいことには散々リアクションしてきたくせに、なぜか「忍者海賊ミンク侍どうめい」には食いつかないんです。
なんという都合のいいリアクション要員達なんでしょうか。
これがリアリティを削ぐ雑音になってしまうことがわからないんですかね。。
「海にて得た心づよい仲間たちと共に『鬼ヶ島』へ討ち入り!!」でいいじゃないですか。
なんでわざわざ演説の雑音になるようなツッコミどころを入れてくるのか意味がわかりません。しかも全く面白くないし。
「ゾウで決まった『忍者海賊ミンク侍どうめい』、まさかラストシーンを盛り上げるための伏線になっていたとは…!!」と読者が反応してくれるとでも思ったんですかね?
「ええェ〜〜!!?」「ええええ〜〜!!?」
「成敗いたした!!!」というモモの助のセリフに対して、
「ええェ〜〜〜!!?」「ええええ〜〜〜!!?」というお決まりのクソリアクションを連発します。
なんで同じリアクションをコマを分けて連続して描く必要があるのでしょうか。直前のコマに描いたことを覚えてないんですかね。
こんな大事なシーンに、緊張感を無に帰すギャグリアクションを入れるセンスのなさ。
「憎きオロチはもういないの!?」という説明台詞も反吐が出るレベルで気持ち悪い。
カットすべきと感じたもう1つのセリフは、「われらが今成敗いたした!!!」の「われらが」です。
「われらが」と言うと、「今この場にいる光月の一族」だけを指しているようにも聞こえるため、そこにいない連中の手柄を横取りしているような印象に見えてしまうからです。
もちろん「同盟」も含めて「われら」と表現し、そこには光月以外のみんなも含まれていることはわかるんですが、その場には赤鞘の連中しかいないことに加え、「同盟」の話からページを跨いでいるため、ここで「われら」と言ってしまうと、まるで「自分達が中心となって成敗した」と言ってるように聞こえてしまいます。
少なくとも、この演説を聞いた民衆はそう捉えるでしょう。光月の一族が中心となり、同盟を率いてカイドウオロチ“百獣海賊団”を成敗してくれたのだと。
そのためこの1コマだけ見ると、完全に「同盟の手柄を横取りして英雄ぶっている卑しい一族」にしか見えないんですよね。
赤鞘なんて、あれほどお膳立てしてもらって討ち入りしたのに速攻でボコボコにされて、ルフィに「この国を背負ってくれんか」と泣きながら丸投げした連中ですよ?
モモの助なんて、ルフィが戦っている中、最後の最後まで「無理でござる!!!」を連発して、国を救うことを諦めていた張本人ですよ?
もちろんルフィや麦わらの一味の手柄として報告する必要はありませんが、少なくとも、ここのセリフに「われらが」は入れない方がよかったのではないでしょうか。
「海にて得た心づよい仲間たちと共に『鬼ヶ島』へ討ち入り!! カイドウオロチ“百獣海賊団”!! この国をおびやかす全ての“悪”を たった今成敗いたした!!!」でよかったのではと思います。あるいは「皆の力で成敗した」とか。
おトコが突如感情を失い冷静になる
さて、先週4ページも割いて描いたおトコの過去やトノヤスへの想いも、今話では無にされるレベルで雑な描き方をされています。
1050話の時点でおトコは、まだルフィがカイドウを倒したことも、ワノ国に平和が訪れることも知らず、ただ火祭りを楽しんでいただけです。
その後、モモの演説によってワノ国が救われ、平和を取り戻したことが伝えられたわけですが、
いや、なにこの表情…笑
カイドウとオロチの圧政によって散々苦しめられてきて、親を殺されたおトコが、そいつらを「成敗した」という報告を受けてこんな他人事みたいな、落ち着いた表情になりますか?
スマイルを食べてるんだから、なおさら一番笑顔にならないとおかしいシーンでしょう。
ここでこそスマイルの伏線を回収しろや。
人が死に、泣くべきところでは大笑いさせて、自分達が救われて大喜びするはずのシーンではこの表情って…スマイルとは一体なんだったんでしょうか。
ほんと、尾田先生は作中のキャラクターの気持ちに入り込んで描くことを完全に忘れてしまったようです。
ウソップ海賊団の解散シーンの泣き顔を描いた頃の自分を思い出してほしいですよ。
「錦えもんどうしよう…!! あと何を話せばよい…?」がいらない
「あんなに泣き虫で頼り甲斐のないクソガキだったモモの助が、なんで急にこんな上手い演説ができるようになるんだ? おかしいだろ!」という読者のツッコミに備えてか、実は裏で錦えもんがフォローしているという「説明」を差し込んできます。
これもいらない。せっかくの素晴らしい演説のテンポを悪くする雑音にしかなっていません。
民衆の前で演説することにビビり、途中で怯え震えてしまうものの、ルフィの言葉を思い出して勇気をもらい、不安を乗り越えて力強い言葉を吐く、という描き方でいいじゃないですか。
その後、(次週にでも)錦えもんとのやりとりで、実は裏でフォローしていたことがわかるように描けばいい。(それすらもいらないと思いますが)
というか、そもそもこのセリフを「ハッタリ」として言わせるべきでしょうか?
「父がくれた拙者の名は“天下無敵”の意味をもつ!!」は単なる自己紹介なので、「ハッタリ」というのは、「拙者がひきいたこの国はかれた大地も『桃源郷』に変えるだろう!!!」を指しているはずです。
いやいや、それくらいの気概を持って統治にあたってもらわなきゃ民衆としては困りますよ。このレベルを「ハッタリ」だったなんて言われたら失望するでしょう。
「拙者がひきいたこの国はかれた大地も『桃源郷』に変えるだろう!!!」というセリフは素晴らしいのに、それを「ハッタリ」として言わせてしまうから雑音が混じる。
なぜモモの助がカイドウとの戦いを経て「成長」し、覚悟を決めて自分の言葉で大きなことを口にする、という描き方をしてはいけないのでしょうか。
中身が子供のモモの助が、演説で民衆の心を奪うことなどできるはずがないから、大人の錦えもん達がサポートしているようにしかねればリアリティがないとでも思ったのでしょうか。
舞台設定やセリフのリアリティはすでに壊滅的なのに、こんなところだけ無駄に「まだ子供だからという」というリアリティを追求して何の意味があるんでしょうか。
「モモの助が急に1人で堂々と演説できるなんておかしい」というツッコミには、次のように震える様子を描くだけで十分処理できます。
これだけで、まだ一人前になり切れてはいないこと、中身が子供のモモの助にとってはあまりにも荷が重い仕事であることが伝わります。
なんで途中に「ハッタリ」なんて「説明」を入れて、感情移入や没入感を削ぐようなことをしてしまうのか。
あまりにも構成が下手くそです。
モモの助のお披露目シーンは素晴らしい
このシーンは、久々に見開きでかっこいいと思える、尾田先生らしい絵を見ることができたなと思いました。
「『光月モモの助』が!!! 『ワノ国』を統治いたす!!!」というセリフも決まっています。
シンプルな絵に、シンプルで力強いセリフ。だからこそ心に響く。
しかしその直後にネコマムシが間髪入れず「くお〜〜〜!!!」と奇声を発してくるのが邪魔すぎる。。
なんなんだよそのギャグみたいな泣き声。。
なんでせっかくの名シーンにいちいちそういう雑音を差し込んでくるんだよ。
家臣のくせに将軍の演説に雑音挟んでいいと思ってんのか?
無言で涙を堪える様子を描いておけば、モモの助の決め台詞の後に「間」が生まれ、その「間」で読者はモモの助のセリフを噛み締めることができるんです。
だからこそ感動が生まれる。
そこに間髪入れず「くお〜〜〜!!!」なんて薄っぺらい泣き声を入れてくるなんて信じられない愚行です。
ここが「泣き所」であることを「説明」したいんでしょうか?
こういう一つ一つの不自然でダサすぎる雑音リアクションのせいでもう台無しですよ。
そのあとに続く「母上!! 約束はお守りいたします!!」「父上…!! あなたの背中を追いかけまする!!!」
も素晴らしいのに、これもさっきの錦えもんとのやりとりを入れたせいで台無しです。
このセリフを、民衆には聞こえない内心で(つまりハッタリではなく)モモの助の本心として描いている時点で、モモの助の「成長」を描いていることと同じなんです。
この言葉を父上と母上に向かって吐けるくらい、モモの助は成長したってことなんです。
なのになぜ、錦えもんのフォローがなければ1人では演説しきれなかったような描き方をする必要があるんでしょうか。
モモの助が震えながら、ルフィの言葉に勇気づけられて覚悟を決め、「拙者がひきいたこの国はかれた大地も『桃源郷』に変えるだろう!!!」「『光月モモの助』が!!! 『ワノ国』を統治いたす!!!」と言わせればいいじゃないですか。
そのほうがずっと心に響く、モモの助を見直すようなカッコイイシーンになったはずです。
なぜ成長しているのに成長していないように描く必要があるのか。なぜここまで一貫性のない人間を描こうとするのか不思議でなりません。
最後のサンジやヤマト、ナミやお玉の表情はいいですね。
今話で唯一、共感できる表情をしてくれたシーンです。
日和のギャグ泣き顔
その後に続く、締めのナレーションも味わい深く、キレがあってとてもいい。
背中で魅せる演出もカッコいいですね。
しかし途中の日和の泣き顔がいらない。
ほんと最後の最後まで名シーンを汚す要素を追加してきますよね。。こんなくだらない雑音入れる必要ありますか?
これで読者が笑うと思ってるんですかね?
「出たー!! 日和の泣き顔ー!笑 ゾロに見せたやつ!!」「かわいいー!!」と読者が盛り上がるとでも思ってるんですかね?
邪魔なんですよ。
なぜ無意味な雑音を入れて、読者がナレーションの余韻に浸ることを許さないのでしょうか。
いい加減シリアスとギャグのバランスを取れるようになってください。
完全にノリを履き違えている。
一人だけずーっとSBSをやっている。
締めるところはきちんと締めてください。
本編にSBSのノリを持ち込んでこないでください。
クロコダイル撃破後の国王の演説で、ビビにこんな顔させてたらぶち壊しでしょう。
エネル撃破後に、ナミやアイサやコニスにこんな顔させたらぶち壊しでしょう。
なんでそんなことがわからないのでしょうか。。
尾田先生は、もうワンピースを「普通にカッコよく」描くことができなくなってしまったんですかね?
カッコよく締めるべきシーンでもクソ寒いギャグをぶちこんで、スベリたくてしょうがないんですかね?
日和は終始大嫌いなキャラでしたが、最後の最後まで読者に媚びて雑音を撒き散らすだけ。本当に存在価値のないクソみたいなヤツだなと思いました。
「新世界編」以降、粋なカッコよさや美しさ、可愛さを持っている魅力的なキャラが本当に一人も出てきません。
それどころか、前半の海であれだけ魅力的に描いてきたキャラクターさえも全員存在価値のないモブのような存在に貶められている。
それもこれも、尾田先生自身がキャラに命を吹き込むことなく、小手先で描くようになってしまったからです。
主人公以外は全員雑魚モブ化し、発するセリフは全て「尾田先生の口から出ている説明言葉」だけ。ルフィですら信念ブレブレ目的ブレブレで、ダサくて締まらない台詞しか吐けない存在となりました。
今のワンピースで、感情移入できるキャラって誰かいますか…?
まとめ
まとめると、モモの助の演説と最後のビジュアル披露のシーンだけはよいけど、それ以外はひどいもので、ほぼ0点の仕上がりです。
これだけの名シーンをここまで雑音まみれ、泥まみれにできるのがすごい。
編集者は早く泥を取り除く作業をできるようになってください。
1052話からは大きく話が動くと思うので、この先の新展開に期待しておきます。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
くおー!のとこなんか既視感あったんだけどこれあれだ、ナルトのキーさんだわ
自分が気に入らないだけのただの粗探しで草
せめて客観的に悪い部分を指摘してくれ…ただのエゴの押しつけ
自分はニカルフィがいまだに受け入れられません
まじやめてほしい
さぞかし売れた本を書いてる方なんですね、世界一読まれてるマンガの構成にケチつけられるんですから
雑音がない&なべおつさんの修正を交えた演説
わが父…!「光月おでん」の死から20年‼︎
つらく長い年月をよくぞ生き延びてくれた‼︎
“火祭り”は終わらぬ!明日から好きな商売をして良い!酒も好きに飲んでよい。湧く水に金はとらぬ‼︎
工場から国を枯らす毒は出させぬ!
ワノ国にどれいなどいらぬ!
オロチの悪政もカイドウに怯える日々も…
終わりでござる!
海にて得た心強い仲間達と共に「鬼ヶ島」に討ち入り‼︎カイドウオロチ”百獣海賊団”‼︎この国を脅かす全ての悪をわれらで今成敗いたした!この討ち入りに至るまでの恩人たちの存在は決して忘れない…!
父のくれた拙者の名は”天下無敵”の意味を持つ!拙者が率いたこの国はかれた大地も「桃源郷」に変えるだろう‼︎そのために働き‼︎力を貸してくれ‼︎20年の時を超え、皆を救いにやってきた‼︎これより拙者「光月モモの助」がワノ国を統治いたす!
雑音無くなるだけでめっちゃいい演説なったはずなのに…
初コメント失礼します。
前の方の記事でほんとに仰る通りだと思って、探していたらたまたまこのサイトを見つけました。
最後のコマの日和、日和が読者にとっていいキャラだったらまあ許容出来たと思うんですよ。日和好きじゃないんですよね……添い寝の時から「なんやこいつ」って感じだったんですけどサブタイトル「日和」でさらに嫌いになりました。なんでこんなに私が日和嫌いなのかが分からない……たしぎペローナに並んでゾロの嫁候補になってるのも腹が立ちます
長々と失礼しました。
細かいことかもしれませんが、拙者がひきいたこの国、、というところで、一人称が拙者なのは少し気になる。余が、とか我が、とか言うのでは?なぜ謙遜しているのか。
よくぞ言ってくれました!な記事が多くて嬉しいです。なべあつ様の、逆にワンピース愛が溢れているようで、なんか切なくなりました。読みにくくなったのは歳のせいなんかな…と思っていましたが、まさにワノ国は全然面白くない理由を記事にしてくれてありがとうございます、ワンピースもそろそろ卒業かなと考えながら10年近く経ちました笑
カリブーはどこに行ったのですか?
お玉の親の回想がこのタイミングで出てきたのは「光月家と関係があるのかも」「小紫の娘かも」という謎で読者を興味をひいて引っ張っていたけど、必要が無くなったので否定しておきたかったから。
同じくスピードにお母さんみたいだのずっと一緒にいたい等と言い出したのは「お玉が一味に仲間入りするかも」という疑惑で読者の気をひいていたけど、その可能性が無くなったのでとってつけただけ。つまりお玉は以後、用無しだという事を読者に知らしめる為+ページの尺合わせだと思います。
しかし、あんな安っぽい取って付けたようなペラペラなお玉の過去回想を読んでで泣ける読者の洗脳され具合がまさにブラック部活やカルト教団の信者のようで心底気持ち悪い。
ワンピースをヤフコメ等で賞賛してる純粋なファンて存在するのかな?
ツイッターでワンピースを検索しても、感想をツイートしてる人、ほとんどみないし…
このSNSの時代、誰とも感想を共有せず、一人黙々とワンピース賞賛する人が大勢いるなんて思えないし、信じられない。
なのでやたら賞賛するコメは、ステマのために集英社の関係者がコメしてるだけじゃないのと思った【バスターコールの件もあるし】。正当な批判コメに対しても読解力がないとか流し読みしてるとか嫌なら読むなとかやたらと過剰に反応してくるし…
これが事実でないことを祈ります。
おそらくこれから描かれそうなこととして簡単に想像できるのが男と言ってるヤマトが風呂に入るときに普通に裸になってサンジが鼻血出す下りとブルックのパンツ見せてもらっていいですか?にたいして何もはいてないけどって見せて鼻血出す下りはきっとあるはず 鼻血ネタもいい加減しつこいよね 魚人島でもうお腹いっぱい
後半は久々にスッキリとして読みやすかったと思います。
大人モモも奇形じゃなくてホッとしています。
もはやバトルがない方が読みやすいってのも複雑ですけど。
カイドウ戦決着→海底火山噴火(笑)
この間を丁寧に書いてないので時間経過が分かり辛く
実際はカイドウ戦決着→重症者治療→錦えもん達復活→錦えもん達状況把握→海底火山噴火 とそこそこ時間経過してるんだろうけど
分かり辛すぎて急に錦えもん達が急に元気になって起きてドヤ顔していい所取り
こいつ等今まで死んだふりでもしてたの?と感じてしまう
それなら決着前に錦えもん達が何とか起きてボロボロの状態で決着を見届けるとかで良かったと思う
糞どうでもいいモブの描写やしょーもない回想
似たような描写をしつこい位繰り返す癖に
エピソードの主要キャラを丁寧に描かない
その辺はアニメで補完するから良いとでも思ってるのかな
休みますコメントのノリの寒さが今のワンピースのノリと通じますね
自分としてはカイドウと相打ちみたいには書いて欲しくなかったです。
ビックマムとの後、ローとキッドが喋れるくらいには元気なように。
カタクリ戦は拮抗してたので良いと思いますが、あんなに強キャラ感が無いのと、真っ向勝負から打ち勝ったんだからせめてヤマトと
「カイドウはどうなった?」
「地面に叩きつけられて動いてないよ」
「にしし!俺たちカイドウに勝ったんだ!」
とかいって満足そうに眠ればいい。
(タヌキに重傷具合は騒がせればいい)
毎回素晴らしい記事をありがとうございます
お玉がアーニャを意識しているのは自分も思いました
鬼滅が台頭するやいなや露骨に似ているうるティを出した尾田氏ですし
しかし尾田氏は本当に説得力のある台詞回しやメリハリのある演出が出来なくなりましたし、やる気も感じられませんよね
現実世界で成功し、富・名声・力を揃え、天竜人のように編集者を支配する側になった尾田氏が、支配される側とそれを解き放つ側の話を挑戦者マインドを維持したまま描き続けるのは難しいのかもしれません
個人的に休みまーす発言を以て「ONE PIECE」から完全に離れることを決めました
最終章が盛り上がったとしても戻ることはありませんし、ワンピースの正体にしてももういいやと思っています
そのぐらい自分の好きだった「ONE PIECE」が、特にホールケーキアイランド編辺りから他ならぬ尾田氏に汚され続け、休みまーすで限界を迎えました
1051話は、単話での評価は非常に難しいですよね。
悪政を打倒し、正統なる王族(将軍)が帰還する物語は王道で良い。モモの助のビジュアルと後ろ姿もカッコ良かった。ただ、これに感動する為にはそれ相応のモモの活躍・成長を描写すべきで、それが今話までに描けておらず、感動できずです。
尾田先生は、悪性の伏線病に侵されています。伏せなくても良い所を無駄に伏せて、テンポを悪くさせています。伏線スゲーが、読みたいのではなく、ただ面白い物語が読みたい。カン十郎の件も伏線スゲーかもしれないが、別段物語としての面白さには繋がっていない気がする。
6/13が麦わらの一味の日だからヤマト加入をその日に合わせるために引き延ばしているんじゃないかっていう記事が出てましたね。
最近の尾田先生ならそういうことを本当にやりそうなのがまた…
1ヶ月も休みがあるんだから尾田先生には勉強のためにもワンピースって漫画の1~46巻までを3回くらい読んでみてほしいですね。
世の中にはこんなに面白くて漫画力の高い作品があることを知った上で、是非休載明けの展開の参考にするべきです。
絵のスッキリさ加減等も見習ってほしいと思います。
ワノ国が終わったら一ヶ月休載するというYahoo!ニュース記事のコメントを見てみましたが、驚愕でした。
今のワンピースが面白い・感動すると言う人がそれなりの数いました。昔のワンピースより今の方が好きという人さえ。
それだけならまだよいですが、感情移入できないのは流し読みしてるからだ、絵がわかりづらいと言うのは理解力がないからだ等と、正当な批判に対しても過剰反応して罵倒の言葉をのたまう始末。これぞまさに盲目信者ですね。害悪以外の何者でもない。きちんと読んでいたらキャラクターの言動のおかしさに気づかない訳がないです。
いやーもうちょい良くすれば神回になったと思うんだけどなぁ
お玉シーンカットしてルフィ看護に当てればよかった。
猫のこおぉがと日和の変顔なければなぁ
てか主役の赤鞘が何もしてない
(カイドウ討ち入りは割愛)
きんえもん→討ち入り時に服着せる、カイドウの太ももブスッと刺してカン十郎切ってダウン
猫→ペロスペロー撃破
犬→ジャック撃破
菊→3度も仕留め損った上にデブと自分を戦闘不能にさせる
デブ→菊の巻き添え食らう。かわいそう
カッパ→こいつなんかやってたっけ
イゾウ→マルコを運びまぁす!CP0と戦う
雷蔵→我慢対決して、水を流す。ズニーシャに取られてたらこいつ我慢対決だけだった
考察者さんに感謝
狂四郎(名前思い出せん)日和助け出すのみ
いや、やられた後何やってたんだよ
カン十郎→裏切って桃さらう。赤鞘と対峙。2回目対峙してデブを脱落させる。3回目の対峙して菊を刺す。きんえもんに切られたのにかぜんぼうを出す。(ピンピンしてるのに全然動かなかったきんえもんや前半何もしてない狂四郎とは大違い)
まさか1番赤鞘で働いたのってカン十郎?
ヤマトの「いやぁ人間か疑わしい…」のセリフも正直どうなのって思う
ヤマトにこんな差別的な発言をさせることがセンスないし、そもそも初対面でこんなこというやつヤバすぎでしょ
しかもこれから一緒の仲間になろうとしてる人達に向かってとか失礼にも程がある
あとポリコレ云々というよりも現実世界よりも多種多様な人種がいてロボットとか骨とか狸なくらいでいちいち人間かどうか疑うか?
ヤマト自身も3mで角生えてる異形だし、お前の親父も身長も見た目もやばいし、百獣海賊団のクルーなんてキモい異形がほとんどじゃねぇか
なんというかワンピースという世界観の常識と作者の常識が切り分けられてないし
つまらなくなった原因もこれが大きいと思う
1ヶ月休みらしいので
賞金と並んで紹介されてた3つのやつ頑張ってください!
お待ちしてます!
きんえもんの、「いよー!べべん」と
お待ちしておりました!のしたの
べべん♪べんべん♪はぜったいいらない。
「ハッタリ」じゃなくてでかいことを言えで良かったと思います。
カイドウを倒すってのをやってのけてるんだからモモの助の考える範囲ならなんでも叶えられると思いますし。
普通にかっこよく描こうとすれば自然と雑音は消えそうなものなんですけどね。尾田先生の性質として普通にかっこよくってのはできないんでしょうね。どうしてもブサイクキャラやギャグシーンを描きたくなってしまうんでしょうね。
逆にかっこよさを突き詰めた結果雑音が一切なく紙面が真っ白だった漫画が昔ありましたね。確かブリー…
キングダムの成長過程を見習ってほしい
毎週記事作成お疲れ様です。毎度共感してばかりです!
今のオダッチだと第二話のコビーの大見得は書けないでしょうね…モノローグと鬼気迫る泣き顔でアルビダと対峙したあのシーンを見事に描いていましたが、今週のモモ&錦のやり取りを読むとあの頃のONEPIECEはもう見れないんだなあとつくづく思います。
1か月休載と聞いて、もしかしたらズレまくった感性を修正してくれるかも…と一瞬期待しましたが、
よくよく中身を読むと「映画、ドラマ、コラボ、CM、イベントに備えて休むー!」等と書かれており心底がっかりしました。
最終章の構成見直しもしたいなーともついでのように書いてましたが…
忙しいならたった1か月じゃなくもっと期間をとって、原作のクオリティを上げるのに使ってほしいものです。
更新ありがとうございます!とても楽しみにしていました😊
今回成長したモモの助のビジュアルや演説のセリフは、本当にカッコよかったと思います!
個人的に麦わらの一味の描かれ方が本当に残念です···。
ルフィも心配ですが、ゾロが目を覚まさない事も心配ではないのでしょうか?それとも皆、ルフィやゾロが重症を負うことに慣れてしまったのでしょうか?
チョッパーやミンク族の医療班に任せきりで会話をする姿に違和感を覚えます。もしかしたらこれから描かれるのかもしれませんが、誰もルフィやゾロを心配しない&駆け寄らないのは不自然だと思いました。
それと、なべおつさんの指摘で気付いてしまったのですがジンベエが「確かに敵ではなさそうじゃのう」と話す場面に漫符(笑ったり、賑やかな場面に使うマーク)が描かれていて、ジンベエの仁義を通す所が大好きな自分にとって違和感しかありません···。セリフも違和感がありましたが、このマークのおかげでますます強くなりました。
今回、尾田先生が一ヶ月間休載をするという事なのでホッとしています。たくさん休んで頂いた上でまた前の様なワンピースを読みたいですね💪
コメントに一つずつ返信する事は、本当に大変だと思いますので、無理の無い範囲でやって頂ければと思います···!
待ってました
ここは黄泉のくにか?俺たちいつ死んだ?の下りは絶対ツッコんでもらえると思ってたのですっきりしました。
信者の人たちからすると感動の神回だそうです。モモの助の演説と姿初披露は確かに割と良かったと思いますがちょこちょこ入る平仮名表現は漫画でしかわからないのに大人になりきれてないのを表してて尾田先生すごいってなるそうです。それって漫画家としてどうなんと思いますが信者の人達からするとすげぇってことらしいので感性が合わなすぎて会話になりません。
1ヶ月休載されるということなので、是非このサイトをみてもらいたいなー、そしたら何が悪かったのか立て直しもできるはずなんだけど、基本編集には意見聞かないって豪語してる天狗になってしまった尾田先生には今さら謙虚に読者の意見に耳を傾けるなんて期待できないよな
もう良くなるなんて期待してないので早く終わりにしてほしい
個人的にきびだんご関連が生理的に無理なんですが、なべおつさんはどう考えていますか?
敵とはいえ、他の船員達と絆とまでは言わずとも仲間意識だってあったでしょうし、カイドウの元には憧れや敬意をもって集まったはずです。洗脳されて仲間を傷つけ船長に謀反し敗北の一端を担ったともなれば死にたくなるし恨みは計り知れないと思うんです。
まだ完全にはなつくと決まったわけではありませんが、今回の話を見る限りギフターズは能力が解けても居心地がよくてそのままなつく方向みたいで胸糞悪くてしかたないです。そもそもお玉も両親が死んだ原因の海賊団相手に切り替え早すぎですよね。
モモのキャラデザが良かっただけの回でした
何故このような一目でカッコいいと思えるキャラを赤鞘で出さなかったのか疑問です…
初登場は10年前くらい?これだけ長い期間一緒に行動してるのに、
パンクハザードから今に至るまでの積み重ねが出来てなさすぎて全く感情移入できませんでした
エロガキという記憶しか残ってません
もう無理に感動話にしなくていいと思うんですよね
国を救う話ではなく純粋に麦わらの一味が強者に立ち向かっていくほうが一味に感情移入できます
1ヶ月の休載が決まりましたが前に1ヶ月休んだあとの話が魚人島ってのを考えると今後の話もあまり期待出来ません
でも前半の海のような面白い話が戻ってきてほしいという希望も捨てきれないんですよね…
モモの助が弱音を吐く場面が多すぎてモモの助の成長も全く感じず
赤鞘の活躍の印象も全然感じないのに
最後の最後で『われらが』今成敗したって…
いやお前等活躍した?最後の最後にいい所どりかよ
としか思えなかった
本当はそういう意味で言ってる台詞じゃないのは分かるんだけど
この引っ掛かりで面白さが半減してしまう
編集は本気で台詞の添削をやった方が良い
前回おトコで内容の薄い回送シーンやったばかりなのに
今回はお玉で内容の薄い回送シーンやったのには吃驚した
正直両方要らないと思うけど
どうせ入れるならどっちか削って良かった
ヤマトが出てきた時はカッコよくて可愛くてワクワクしましたが、最終的には「あ〜ルフィー好き好き要員ね」という感じになってしまいました。
美女キャラはルフィー好き好きにしないと気がすまないんですかね…
ルフィーの戦いにしびれたって…よっぽどお前の父ちゃんの方が頑張ってたと思うけど?と思ってしまいます
ニカになってたことはなかったことになっているのかな?
毎話支離滅裂な内容に、良かった頃のワンピースをリアルタイムで読んで育った世代として非常に残念です。
毎週のモヤモヤを痛快に批評、言語化してくれるのが楽しみで、本誌より当ブログの方が楽しみになってしまっています笑
パンクハザードからこの演説シーンに至るまでのモモの助の成長物語をなぜ丁寧に紡いでこなかったのだろう
お疲れ様です。数話後に尾田先生は最終章へ向けて1ヶ月ほど休載するそうですね。後だんだん感想の口調が過激になってきていませんか?このままだと最終章の出来次第ではなべおつさんがブチ切れて集英社に討ち入りしそうで不安になります…
編集者、なんなら集英社がこのサイトを見て欲しい。
楽しませることを忘れてしまっているのだから。
>もう一つおかしいのが、モモの演説を聞いて過去の辛かった日々を思い出したお玉が、号泣しながら抱きついた先がナミであるということです。
ついさっきウマ美に「母親の代わりになってほしい」と言わんばかりの媚び方をしていたくせに、なんで抱きつく先がナミなのでしょうか。
このシーンは本当に違和感しかありませんでしたね。
何故かナミに寄り縋ったのには「???」とあっけらかんでした。
整合性が取れてなさすぎて、理解に苦しみます。
来たーー!!!
めちゃ楽しみに待ってました