5/4 追記完了しました
1147話、全ページ、全セリフにツッコミどころがあり、読み返すのが苦痛でしかない支離滅裂さと神経に障るレベルの雑音セリフまみれで、クソつまらんとしか言いようのない1話でした。
セリフを脳内再生するとうるさすぎて読むに堪えず、絵の酷さも相まって終始眉をしかめながらでないと読みきれない酷さです。
よくこんな1話をジャンプ本誌に載せようと思えるわ…
とりあえず触れておく必要があるのは、結局軍子がブルックのファンだったという点でしょう。
前話の記事で、私は「そんな意図や設定などない」と結論付けましたが、その理由は、前話の時点で「(軍子はブルックのファンだが)あえてスルーしている」と感じさせる描写がないため、この後「実は気づいていたがあえてスルーしていた」と明かされたとて、納得できる読者などいないだろうと考えたからです。
つまり、ファンなら(それを明かすにせよ隠すにせよ)前話の時点で「そう」だとわかるように描くはずであり(そうしない理由がなく)、それがなされていなかったため、そんな設定などないと考える他なかった、ということです。
で、結局今話で唐突に「実はブルックのファンだった」という結論だけ示されました。
前話の時点で「気づいていたのにスルーしていた」のか「気づいていなかった(拘束後に気づいた)」のか「スルーしていたとして、何のためにスルーしていたのか」など何も読み取れない描き方で、「ブルックのファンだった」という情報だけ伝えられました。
一体何のために、一旦「ブルックのファンだけどそのことに触れない1話」を描く必要があったのか。
今話の(軍子のブルックに対する)リアクションを、前話の時点で描かなかった理由が全くわかりません。
「母ちゃん」の件もそうです。
1142話の時点で、なんで「母ちゃん」がいないのかとツッコミを入れましたが、(この点は私の見落としで母ちゃんと思われるキャラも描かれていたので、それ自体は良かったのですが)その後、延々同じ怪物共との描く価値なしの茶番バトルを描き続けてきた末に、今更「母ちゃん」の登場です。
遅いんですよ、描くのが。
完全に賞味期限が切れたタイミングで登場させて一体何がやりたいのか。。
何話にも渡ってページの無駄でしかない雑魚怪物との茶番バトルを繰り返し描き、話を間延びさせ続け、ようやくそれが終わって次の展開に移るかと思いきや、今更賞味期限切れの「母ちゃん」を出してギャグオチにして、これまでの怪物達との戦いをさらに茶番化・無価値化してしまうという。
次の件に行こうとしてるのに、間が悪く入ってきて地獄の空気に変えていく空回り系おスベり芸人並にタチが悪い。
それも、大爆笑の後に登場してスベっていくのではなく、そもそもグダってた空気の中に入ってきてスベり芸を重ねてくるんですから、客に席を立たれてもおかしくないレベルの惨状です。
描くならもっと適切なタイミングがあるというのに、散々無駄なものを描いて間延びさせ続け、読者にフラストレーションを与えまくった末のオチとして持ってくるって、作品を壊したくて仕方がない人の所業にしか見えないのですが…
これ本当に「ワンピース」なのでしょうか…作者も編集者も「最高に面白い漫画」だと思って世に送り出しているのでしょうか。。
私には理解できません。
取り急ぎコメント欄のために公開しておき、以下随時追記していきます。
以下追記です。最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)
また、触れ足りていない部分については、さらに追記するかもしれません。
目次
大枠のツッコミどころ
1147話はツッコミどころが多すぎて、端的に言って破綻・崩壊してるとしか思えないのですが、まずはそう言える理由の大枠部分を先にまとめようと思います。
主な破綻の原因は以下の5点です。
- 前回のラストシーンからつながっていない。
- 「神の騎士団」の作戦が破綻している。
- 人質サイドを茶番化する。
- ドリブロサイドを茶番化する。
- サウロの拷問(死)は見逃せるが、学校と図書館が燃やされることは許せない暗黒女。
以下、順番に説明していきます。
①前回のラストシーンからつながっていない
これはもはや毎度のことなのですが、今話は「場面転換はしていないのに話が途切れている」という意味不明な描かれ方となっています。
前話は、「ハラルドの野郎…しくじりやがって…!!」というセリフで終わりました。

故に、本来その続きを描くのであれば、その言葉の意図がわかるようなセリフを続けさせるか、軽めの回想に入ってソマーズとハラルドの間に何があったのかを説明するのが普通の描き方でしょう。
ワンピースの場合、ここで場面転換を挟んで素直にソマーズサイドの「その後」を描かないのが常となっており、実際今話は「ソマーズサイドのその後」を描いているのに、なぜかソマーズの様子ではなく、「ソマーズと対峙する直前のサウロの回想」から入ります。

この入り自体は「ロビンとチョッパーはなぜ隠れたまま戦おうとしないのか」という疑問に対する回答でもあるため、まぁよしとしましょう。(ただし、1コマ目には別の視点で何重にもツッコミどころがあり、この先を読み進めるとさらにツッコミどころが増えていくだけなので、いずれにせよ破綻しているとしか言えません。この点は後ほど触れます)
そうして話題を変えた結果、描かれたソマーズのセリフは「オハラの生き残りは…──じゃあ2人いたんじゃねェか 海軍もツメが甘ェな…」でした。

これがあり得ない。
この時点で前話の「引き」は無視され、その言葉の意味が明かされるのは先送りとなってしまったわけですが、それ以上におかしいのは、こいつは前話でキリンと通話しながら「こいつオハラで死んだ筈の…元海軍中将だ」と口にしているということです。

これはキリンに対して「オハラで死んだ筈の元海軍中将が生き残っていた事」を「報告」しているシーンです。
つまりこの時点で、「オハラの生き残りは2人いたんじゃねェか」という感想は、こいつの中で咀嚼されているはずなのです。
だからこそその後に「学校…? 図書館…? 平和ボケもたいがいにしろよ…お前らは戦士だ !!」とサウロに話しかけながら死体蹴りをして攻撃し続け、

かと思えば急に対象をハラルドに変えて、「かつて世界を震撼させた凶暴な“力”で!! お前達の傭兵になるんだ!! なァハラルド王」と語りかけ、

最終的に、「ハラルドの野郎…しくじりやがって…!!」という独り言に落ち着いたわけです。
まだ「オハラの生き残り」の件を咀嚼しきれていないのであれば、こんなにコロコロ話題や話し相手を変えるはずがありません。
前話で、最終的にハラルドのしくじりに対して怒りを露わにしておいて、また「サウロの生存」に話題を戻して、「じゃあ2人いたんじゃねェか」と、今「気づき」を得たようなセリフを改めて口にするのは、キャラ視点でもメタ視点でも不自然でしかない。
こいつの中で前話で露わにしたハラルドへの怒りはどのように処理されたのでしょうか。
何がどうなったら、棍棒で叩き続けながら「平和ボケもたいがいにしろよ…お前らは戦士だ !!」と話しかけ、「ハラルドの野郎…しくじりやがって…!!」と怒りを晒した後に、「オハラの生き残りは…──じゃあ2人いたんじゃねェか 海軍もツメが甘ェな…」に至るのでしょうか。
シンプルにセリフの構成がおかしく、ソマーズの心理的なつながりが完全に途切れています。
話を前に進めるどころか、1話進むごとに(前話の「引き」を無視して)描く価値のない話題や不自然なセリフを追加して、半歩前から描き直すため、本筋が全然進んでいきません。
せっかく前話で「もう秒読みなのだ」と「巨大な戦い」が目前に迫っている緊迫感を出しておいて、こんな無駄な描写(なんなら丸ごと無駄な1話)を挟んだら、その描写の効果を掻き消すことにしかならないんですよ。
シンプルに編集者は、前話の締めのアオリで「⭐︎心優しき光輝の王のはずが!?」と書いて「引き」を作った次の話の冒頭で、(シーンは変わってないのに)「⭐︎サウロからの忠告は──」から入る事に違和感を覚えないものでしょうか。
明確に盛り上がりを削ぐ入りになっていることなど誰の目にも明らかであり、前話の引きや盛り上げは何だったのかと疑問を抱くのが普通の読者感覚だと思うんですけども。。
毎話毎話、前話の盛り上がりを引き継がずにリセットして、わざわざ0かマイナスから始めようとする意図が全くわかりません。
そもそも、「天竜人」にとって「オハラの味方をした海軍中将」など世界政府に反旗を翻した重罪人であり、それによってニコ・ロビンを取り逃し、未だに捕まえられず、世界(政府)に危機をもたらしている状況なんですから、即処刑(少なくとも拘束して連行)してもおかしくない裏切り者でしょうに、「海軍もツメが甘ェな…」なんて甘ったれた感想を悠長に口にしていることも違和感しかない。
お前らだよ「ツメが甘ェ」のは…
こいつらはエルバフの図書館にオハラの研究資料が保管されてる事(あるいはその持ち込みにサウロが関与している事)を知らないのでしょうか。
「無知な兵士がそれを見た所で…その価値には気づくまい」という事だったので、上には報告されておらず、政府の人間はオハラの研究はすべて抹消完了したと考えているということなのでしょうが、そうすると、今話の終盤にさらなるツッコミどころが生じることになります。(この点は後ほど触れます)
②「神の騎士団」の作戦が破綻
これが一番のツッコミどころであり、もう破綻しているとしか言いようのないあり得なさ、意味不明さとなっています。
途中で展開を変えたか、ノリだけで場当たり的に描いていて、過去(と言っても数話前)の描写との整合性さえ考えていないか、いずれかとしか思えないレベルの支離滅裂さ。
一つ確実に言えるのは、もはや作者はキャラの立場や心情に入って漫画を描く事をしていないということです。
それがなされていたら、絶対にこんな破綻した展開にはなりません。
なぜなら、通常キャラが有しているはずの知能や思考力がベースにあったら、絶対に起こり得ないような(作者都合極まりない)判断や行動ばかりだからです。
いかにあり得ない描写や展開が多いか、まずはここまでの流れを整理しておきましょう。
- 軍子とシャムが「気配」を消し、正体を隠しながらエルバフに侵入。(この時点ではエルバフの連中に侵入した事実や自分達の正体はバレたくないというスタンス)
↓ - ロキを「神の騎士団」に勧誘しに向かうも断られ、交渉の仕方を変えるのかと思いきや、なぜか「死んでも仕方ない」という前提で致命傷を与えた上で、そのまま放置する。(この時点でロキの勧誘は失敗しても問題ないミッションだった事になる)
↓ - その際、普通に「気配」を晒して攻撃しているため、この時点で(少なくともシャムは)侵入がバレても構わないと思っている。(まだ何の目的も果たしてない、つまり侵入時から状況は何一つ進んでいないのにバレていいのであれば、そもそも何のために気配を消し、顔を隠して侵入してきたんだって話になるが、そんな事はお構いなし)
※以上をまとめると、「顔と気配を晒しながら、勧誘相手を死なせてしまうかもしれない致命傷を与えてその場を去っただけ」であり、任務放棄と言って差し支えない奇行に走っただけであると同時に、ルフィ達はその気配(覇気)に気づかず、ギャバンは気づいていて危機感を持っているのになぜか何の手も打たないという、御都合主義の極みのような作為が働いており、すでに話の筋が破綻している。
↓ - ロキの勧誘に失敗し、半分諦めた2人は「エルバフの戦士達を世界政府の指揮下に置く事」という目的に変更し(あるいは最初からこっちが本来の目的だったのかもしれないが、その遂行のために)動き出す。
↓ - ただし「即制圧は難しい」ため「戦士共の子供達を押さえる」という作戦を取る。(これは「エルバフとの全面戦争は避けたい」と言っている事と同義である)
↓ - その作戦を決行するためにソマーズとキリンを召喚。(そもそもは1匹追加の予定だったが、シャムを帰還させるために2匹投入される)
↓ - シャムからは「能力」を使った「ゲーム」にして「ガキを誘拐して“聖地”へ運ぶ」任務を引き継がれる。
↓ - 子供とはいえ巨人ゆえ自分達では運べないため、キリンの能力で眠らせ、軍子の能力で西の港まで歩かせる事にする。(マリージョアまで連れ帰ればクリアの「ぬるゲー」である)
↓ - その間、なぜか「エネルギーにならない食事」を摂り、音楽を嗜むという意図不明の暇つぶしを行う。(「四皇」“麦わらの一味”が上陸しているから「トラブルは起きる!!」と断言しているのに、なぜか暇つぶしを優先する)
↓ - ロキのせいで落雷と火事が発生し、子供達が火事に巻き込まれそうになる。
↓ - 人質にしようとしている子供達がそのまま焼け死ぬトラブルを楽しんで傍観する。(この人質が死んでも「次を歩かせれば問題ない」というスタンスであり、第2陣、3陣をすでに歩かせているわけではないため、第1陣が死んだらスタートからやり直しになる(敵に阻まれる可能性を高めるだけである)というのに、そんなことはお構いなし。「巨大な戦い」までもう“秒読み”の状況で、堂々と非効率かつ任務失敗の可能性を高める進め方を選択するマヌケっぷりを披露。結果、今の人質は「ジンベエのおかげでたまたま守られた人質」となる)
↓ - 尚、子供達はトゲに刺さって「うあ!!」「きゃあ」と叫び声を上げても目を覚まさなかったが、なぜか火の熱さには耐えられずに目を覚まして悲痛の表情で両親を呼ぶ(はず)という破綻設定。(さらにこの後、普通に目覚めて、トゲが刺さった傷はなかった事になる)
↓ - わざわざ気配を消して侵入してたのに、(あまりにも巨人共が無能すぎて、気配が晒されたタイミングは何度もあったのに誰も気づかず、唯一気づいてたかつての海賊王の左腕もなぜか一切行動に移そうとしなかったため)敵が自ら正体を明かし、それを巨人族が「自分から正体を明かしたか!!」 と驚く謎展開に。(「正体を明かしていいタイミングになったから明かした」と読みたいところだが、どう考えても明かすべきタイミングではなく、隠してた意味を失うだけのタイミングである。尚、これにより侵入者の気配にいち早く気づいてたギャバンの優位性は活かされることなく消失し、その描写を入れた意味を失っている)
↓ - 結果、巨人族に「全面戦争」をふっかける作戦となり、何のために気配を消してこっそり誘拐していたのか理解不能な展開となる。(正体を明かすなら、人質を船に乗せるなどして自分達の手中に収めた後か、マリージョアに連れ帰る航路に乗せた後にすべきであり、まだ港にさえ着いていないタイミングで明かしたら、奪い返されるリスクを増す事にしかならない。これは「港に着くまでにぜひ人質を奪い返しにきて下さい、我々はそれを阻むために応戦します」と言っているようなものであり、これをエルバフ中に伝えてしまっては、全面戦争をふっかけている事と同義である。それを避けたかったから「ガキを誘拐して“聖地”へ運ぶ」ことを任務としていたはずなのに、聖地へ運ぶ前に正体を明かして全面戦争をふっかけるという意味不明な選択をしている)
↓ - (ジンベエのおかげで守られた)「人質」達の「効力」を確認するために、「学校」と「図書館」を燃やして忠誠を誓い、世界政府の「戦闘奴隷」になるように命令。(これでは「学校・図書館」と「子供達の命」を天秤にかけていることになり、「戦闘奴隷」になることと「子供達の命」を天秤にかけた交渉・脅迫になっておらず、ただ的外れで遠回りなアプローチをしているだけである。学校と図書館が邪魔なのであれば自分達で燃やせばいいだけであり、そこに子供達の命を噛ませる必要など全くない。※この点は後述)
以上の流れを確認するだけでも、ほぼすべてのポイントにツッコミどころがあり、破綻しているとしか言いようがないのですが、特に酷いのは、以下の2点です。
- 「ゲーム」の土台を成す要素が、完全に敵側の「有能さ」に依存しており、「敵が有能だったおかげでなんとか作戦継続できている状況」となっている。(この時点でゲームとして成立していない)
- 「神の騎士団」が当初の任務を見失っており、任務達成に支障をきたす行動ばかりしている。
まず前者について。
端的にいうと、①人質が生きている事と、②人質の名前を通達して巨人族を脅迫する事は、敵側が有能だったおかげで実現できているものであり、敵の力がなければ頓挫していた要素と言えます。
人質が生きているのはジンベエが火事を消火してくれたからであり、こいつらは燃えて死ぬことを喜んでいた立場です。

この点、1143話で「死んだら次を歩かせよう…」と言っているのですが、

これはつまりこの時点で第2陣、3陣を歩かせているわけではないということなので、第1陣が死んでしまったら、任務は振り出しに戻り、巨人達へのアナウンスのタイミングを遅らせるか、そのまま続行して敵の反発を買った上で再度学校から子供達を連れ出さなければならなくなる為、いずれにせよ任務達成に大きな支障を来すことになります。
実際のところ、巨人達は既に動き出しており、“麦わらの一味”もいるわけですから、現実問題ここで人質を失っていたら「ゲームは始まる事なく頓挫」していた可能性が高いでしょう。
それが(2話に渡る無意味な暇つぶしを挟んだ上での)こいつらの仕事の結果であり、たまたまジンベエが消火してくれたおかげで人質を失わずに済み、作戦を継続できているだけの状況です。
キリンガムは今話で「ゲームはここからだ…」と言い出すのですが、

人質を失う事を喜んでいた連中がこのセリフを吐いていると考えると噴飯ものであり、無能の極みとしか言いようがありません。
さらにこの後、(ゲームを楽しむために)子供達の名前を1人ずつ教えていくのですが、

ここは「アンジェの記憶力」に全面依存しています。
これ、アンジェが覚えてなかったらどうするつもりだったのでしょうか。
先生なんだから当然知ってるはずで、それを計算に入れて作戦を立てることは十分合理的で妥当な判断だと思いますか?
いきなり学校を得体の知れない怪物達に襲われて騒動となり、何が起きているのかわからない中で子供達が眠らされ、勝手に歩いてどこかに行ってしまった状況なんですから、見逃してたり、勘違いしてたり、忘れてしまってたりする可能性などいくらでもあり得ると思いません?
「先生だから」という理由で、誰が誘拐されたかを100%正確に把握してるなんて算段を立てられるはずがないでしょう。
子供達の名前をアナウンスすることは、「ゲーム」を行う上で肝となる要素であり、だからこそ「ゲームはここからだ…」と得意げに宣言しているというのに、それを他者任せにするなど考えられない無能ムーブです。
想像してみて下さい。
「ゲームはここからだ…お前 歩いて行ったガキ共の名前全員言えるか?」
↓
「は? そんなの覚えてるわけないでしょ 急に学校が襲われて、対応に迫られているうちにいつの間にかいなくなっちゃったんだから」
↓
「え…マジか」
となっていたパターンを。
カッコつけて島中にアナウンスしたものの、うまく話を運べずに赤っ恥を描くキリンの醜態を。
もちろん、記憶に頼らずとも学校に残っている子供を確認する事で、いなくなった子供を特定することは可能ですし、それが既に行われている状況というのは全然あり得る事ではありますが、ゲームに不可欠な要素をグリップできていない他者の行動に依存しながら、その確認よりも先にアナウンスを始める事など、失敗リスクの高い無意味な博打でしかありません。
放送開始後に「名前を把握していない」となる可能性など十分あり得るのですから、歩かせる子供を決めた時点でその名前を確認しておくか、名前を確認した上で誘拐するのが、当然踏むべきプロセスでしょう。
さらにおかしいのは、本来「人質」は「エルバフを世界政府の支配下に置く」ための交渉材料に使うものだったはずなのに、急に「子供達を殺されたくなければ学校・図書館を燃やせ」と、「人質」と「学校・図書館」とを天秤にかける命令を下し出したことです。
これが先に挙げた「特に酷い2点」の後者で、「神の騎士団」が当初の任務を見失い、任務達成に反する行動をしていると考えるポイントです。
学校・図書館を燃やすことを命じているのは、「人質の効力」を確認するためだと言うのですが、これでは「巨人達が戦闘奴隷になる事」と「子供達の命」を天秤にかけた交渉・脅迫になっておらず、ただ本来の目的達成を困難にするだけの悪手でしかありません。
なぜなら、相手の戦力を全く削れていない時点で、無理難題すぎる(相手が飲むはずのない)条件を出してしまうと、相手の反発を招いてケンカを買われる可能性を高めるだけであり、明確に数的不利な状況でそのような事態を招くことは、本来の目的(世界政府の支配下に置く)の達成可能性を下げる結果にしかならないからです。
だからこそシャムは「即制圧は難しい」と判断して「戦士共の子供達を押さえる」事を選び、「ガキを誘拐して“聖地”へ運ぶ」任務を引き継いだわけです。
にもかかわらずこいつらは、相手の戦力を全く削れていない状況かつ「人質」がまだ道を歩いている途中であり、自分達の手中に収められていない状況で、無理難題すぎる(相手が飲むはずのない)条件を出して、反発を生むように仕向けているわけですね。
端的に言えば、(全面戦争を避けるために)「ガキを誘拐して“聖地”へ運ぶ」ことが「任務」だったはずなのに、その任務を果たす前に、「全面戦争」を誘発するムーブをしているわけです。
結果、かつての海賊王の左腕と暗黒女を動かし、その思惑を阻止する勢力を生んでしまいました。
学校と図書館が邪魔なのであれば自分達で燃やせばいいだけであり、そこに子供達の命を絡める意味など全くありません。
もちろん、「子供達を返して欲しければ、世界政府の戦闘奴隷となれ」という命令の仕方では、嘘をつく事も可能なので、「忠誠心」を証明するために、身を切らせる意味で「学校・図書館」を燃やすことを迫っていると取ることはできますし、あるいはそれによって巨人達の心を折り、反逆の意思を封じ込める意図もあるのかもしれません。
しかし毎度のことですが、「それならその意図がわかるように描け」という話でしかなく、仮にそうだとしても、考えが甘すぎる(とても「世界最強の王国」や「四皇の一味」を相手にした交渉・脅迫の仕方とは思えない)ため、いずれにせよこいつらが無能であるという評価は変わりません。
「この後どのような展開になるのか」「こいつらはどこまでそれを読んでいるのか」などまだわからず、もしかしたら、敵の反発を退けて任務達成する自信があるからこそこの選択をしている可能性もゼロではないのですが、私には当初の任務を見失い、任務達成に反する行動をしているようにしか見えません。
こいつらは一体、この「命令」を下す事で、巨人達がどのような行動に出て、どのような形で自分達の目的が果たされると想定しているのか。
考えられるのは以下のパターンですが、全て「あり得ない」としか思えないんですよね。
1)巨人達が命令通り「学校」と「図書館」を燃やした場合
→①「命令を聞いた=忠誠を誓った」と判断して「人質」は解放してやる。
or
②「人質の価値(効力)あり」と判断して、そのままマリージョアに連れ帰る。
前者の場合、マリージョアに連れて帰る任務は勝手に放棄する事になる上、巨人族からすれば、子供達を取り返した後ならバカ正直に「戦闘奴隷」の立場を受け入れる必要がないため、学校と図書館を燃やされた恨みもあることから、報復・反発を考えるのが自然であり、目的を達成できるとは思えない。
後者の場合、学校と図書館を燃やすことになった上、子供達を返してもらえずに聖地に連行されたとなれば、巨人族の憎しみを買うだけであり、忠誠を誓うはずなどなく、目的を達成できるとは思えない。(隙を見て子供達を奪い返し、マリージョアを滅ぼそうとするだけで、世界政府の為に働くことなど考えられない)
2)巨人共が命令に背き、子供達を取り返しにきた場合
→③「全面戦争」となるため、人質による交渉・脅迫作戦が破綻する。
or
④忠誠を誓わないと判断して、人質の子供達を殺していく。
前者の場合、人質がいる分、多少は有利に運べるとはいえ、数的不利な状況で全面戦争を引き起こすなど敗北必至であり、目的を達成できるとは思えない。(わずか9名の人質を取るだけで制圧できるのであれば、そもそもマリージョアに連れて帰る作戦自体が不要だった事になる)
後者の場合、マリージョアに連れて帰る任務を勝手に放棄する事になると同時に、人質を失うことになる為、エルバフを支配下に置く作戦自体が失敗に終わる。(その場合、最初から全面戦争して制圧しておけば良かっただけの話となり、わざわざ人質をとった意味を全く生かせなかったオチとなる)
結論、上記4パターンいずれの場合も「巨人族を戦闘奴隷にする」という目的は達成できない未来しか見えません。
もし達成できるとしたら、「巨人達が人質の子供達を守る為に学校と図書館を燃やし、忠誠を誓った上で、戦闘奴隷として世界政府の指揮下に入ることを受け入れる」ということになります。
これは、たとえば①のパターンの場合、「学校と図書館を失ったものの、子供達は無事帰ってきたため、おとなしく世界政府の戦闘奴隷の立場を受け入れる」ことであり、②のパターンの場合、「学校と図書館を失い、子供達も帰してもらえなかったものの、大人しく世界政府の戦闘奴隷の立場を受け入れる」ということです。
あり得ますか?
どこに忠誠を誓い、戦闘奴隷としての立場を受け入れる理由があるというのでしょうか。
唯一考えられるのは、「戦ったところで子供達を取り返せない状況ゆえ、抵抗しようがないため、子供達の命を守るにはひとまず相手の命令を受け入れざるを得ない」というケースでしょうが、その状況に持ち込むためには、子供達をマリージョアに連れ帰った後に脅迫することが重要です。
巨人達が奪い返しに来れる状況で正体と目的を明かしてしまっては、「巨人族+四皇」との全面戦争を引き起こし、制圧しなければならなくなるのですから、人質をとった意味がなく、当初の目的の達成難易度を上げる動きにしかならないからです。
にもかかわらず、まだ人質の確保さえしていない状況でアナウンスしてるんですから、あり得ないとしか言いようがないでしょう。

ちなみに、神の騎士団の連中は、エルバフの図書館にオハラの研究資料が所蔵されている事を知らないのだろうと思うのですが、その場合、ソマーズの「くだらねェ過去を溜め込んだ図書館」というセリフはどういう意味で言ってるんでしょうね。

もちろん「書物」とは基本的に「過去」を記したものであると考えれば間違いではないのかもしれませんが、たとえば絵本や小説などの創作物は「過去」を記したとは言えませんから、それらがメインで収められた図書館を「くだらねェ過去を溜め込んだ図書館」と表現することはできません。
つまり、これは「歴史書」が所蔵されている事(何ならそれがメインの書物である事)を知っている人間でなければ、出てこないセリフなのです。
ソマーズはなぜエルバフの図書館に「くだらねェ過去」が溜め込まれていることを知っているのでしょうか。その「くだらねェ過去」とは何の事を想定して言ってるのでしょうか。
さらにこの後、図書館には「オハラの学者達の犠牲の上に残された世界の知識」が所蔵されていることを天竜人達に訴えてしまうという、国賊級大戦犯アンジェと、その世界的大罪の事実にまるで気付いてなさそうなボンクラジジイが描かれるため、なおさら意味のわからないシーンとなっています。

もう笑うしかないでしょう。
なんでこいつは、オハラの研究を保管しているという世界的大罪の事実を、それを取り締まってる側の連中に暴露して、それを守らせて欲しいと涙の訴えをしているのでしょうか。
そしてこのジジイは、なぜその事に一切食い付かず、「暑苦しい…」なんて言葉でスルーできるのでしょうか。
「あ!? 今なんつった!? オハラの研究資料がこの国の図書館に残ってるってのか?」のようなセリフになって然るべきではないでしょうか。。
なんなんでしょうこのあり得ないセリフの応酬。。
だから作者がキャラの視点に入り込んで描いていないとしか思えないのです。
③人質サイドを茶番化する
さらに終わってるのは、この展開の要となる「人質」サイドに一切悲壮感や危機感、絶望感がなく、ただの媚び処理とギャグ処理をして茶番化してしまっている事です。
これまでの爆睡行進中の子供達の緊張感皆無の媚びヅラの時点で辟易していましたが、今話でコロンがこの行進に合流し、「さわぐなおれがついてる!! お前ら弱虫とちがっておれは“戦士”だ!!」と勇敢さを披露したかと思えば、

即ギャグ処理して、茶番化完了。

何がやりたいのか全く理解できない、腹立たしくなるほどのクソ描写です。
ここで勇敢で友達思いなコロンの姿を描けば、少しは感情移入できるシーンになったかも知れませんが、わずか2コマでその余地を完全に排除してしまうという。
結果、👇🏻こちらのお涙頂戴展開の前振りも、一瞬で無価値化してしまうシマツです。

もちろんこの後、コロンの見せ場シーンが何かしら描かれるのでしょうが、その前にギャグ描写(勇敢さを見せておきながら実は一番のビビリという茶番)を入れる必要がどこにあるのでしょうか。
ただでさえガキ共の行進描写など(茶番のくせに)何遍描くねんとしか思えないのに、そこをギャグ処理して悲惨感や絶望感を奪って、このエピソードが面白くなると思いますか?
「子供達を奪い返す」という目的に感情移入し、ドキドキハラハラしながら読めると思いますか?
この子供達のことを心配している読者、可哀想とか助けてあげたいと思ってる読者、一人でも存在するのでしょうか。
あらゆるシーンをギャグ処理して茶番化していく意味が全く理解できません。
最初から茶番化してるものを読まされる不毛さ、読者側の苦痛を作り手は考えないのでしょうか。
さらには、そうやって全力で誘拐を茶番化・ギャグ化しておいて、人質のモブガキ共をクソ薄っぺらい記号的な単発リアクションと共に、1人ずつ紹介していくコマの無駄遣いをして、さらに間延びさせてしまうシマツです。


「うわーん」「ツン!!」「ぐぎぎ」じゃねェのよ…
こんなもん誘拐された時点で、アンジェの報告シーンで名前だけ言わせるか、SBSで補足すればいい話で、本編で全員を1コマずつ使ってまで紹介する必要性など全くありません。
なぜなら、誘拐シーン自体が茶番でしかないからです。
自ら誘拐シーンを無価値化し、ゴミ箱に捨てた上で、その中身を紹介していくんですから、いらねェ、クセェという感想にしかならないでしょう。
④ドリブロサイドを茶番化する
人質を助けようとする巨人達サイドも、「母ちゃん」の登場によってギャグ処理して茶番化完了。

「屈強なエルバフの戦士達も“母ちゃん”には弱かった」というクソありきたりでくだらない、描く価値のないギャグオチです。
1142話の👇🏻この時点では、エルバフの壁画を彷彿とさせる作画で不気味さもあり、巨大な怪物達が何を表し、どのような惨状や展開になっていくのか期待していたというのに、

フタを開けてみたら、怪物達は「子供のイメージだから弱かった」という茶番で手応え皆無の戦闘シーンを描きつつ、最後に「母ちゃん」を登場させて、「巨人達にとっても母ちゃんは恐ェものだった」という理由で士気を折られ、手出しできずにあっさり敗北なんてオチにして、一体誰が喜ぶというのでしょうか。
「誇り高きエルバフの戦士達」が、「母ちゃん」に手も足も出ずに敗北するエルバフ編、読みたかったですか?
助けを求める子供達側もギャグ、助けに向かう巨人達側もギャグにして、この誘拐救出ストーリーが面白くなると思いますか?
新人編集者でも、それが単純に「漫画として」つまらなくなる事くらい、考えるまでもなくわかりませんかね。
⑤サウロの拷問(死)は見逃せるが、学校と図書館が燃やされることは許せない暗黒女
これはもう、言葉にして説明するのも気色悪くてしんどいレベルなのですが、この女終わってるでしょ。。
というかこの描き方が終わっている。
なんでこんな描き方ができてしまうのか、ほんと理解できません。
この女、サウロが目の前で拷問されることは我慢できるけど、「学校」と「図書館」を燃やせという条件を突きつけられた途端(まだ燃やされると決まったわけでもないのに)、たぬきに止められても抑えられないほどの怒りに震えながら、

急にブチギレて抗戦体制に入り、敵に存在がバレるリスクを負ってしまうんです。

何のためにサウロが命張ってお前らを守ったと思ってんだよ。
そんなあっさりサウロの犠牲を無駄にできるなら、サウロが拷問されてる時点でその震えるほどの怒りを披露しとけやボケナス。
お前の命の恩人だろうが。
なんでサウロが痛めつけられてる(場合によっては死ぬかも知れない)状況は耐えられるのに、

「学校」と「図書館」を狙われた途端に限界突破してサウロの犠牲を無駄にできちゃうんだよ。
この描き方では、ロビンはサウロ(や子供達)の命よりも「学校」や「図書館」を大事にしているようにしか見えません。
子供達を助ける為に一切動こうとせず、サウロ一人の命を犠牲にした末に、子供達の命と引き換えに「学校」と「図書館」が標的にされた途端キレ出して、サウロの覚悟を無駄にするんですから。
普通、キレるところ逆じゃないでしょうか。歴史や建物よりも人一人の命のほうが重要だと考えるのが主人公サイドのあり方でしょう。
誰一人死なせたくないという想いで自分の命を賭けて動き続け、「人」を救う為にアラバスタ4千年の歴史ある王宮を破壊することを即決したビビ王女を見習えよ。


一方お前は、子供達を救う為に何一つ動こうとせずに肩の上で傍観を続け、「不死身」の敵が現れたら命の恩人を盾にして(ここまで何の役にも立ってない)自分の命を守る事を優先し、学校と図書館が燃やされるかもしれないと知れば、その恩人の犠牲を台無しにするかもしれない(敵に存在がバレる)動きをしてしまったわけだ。
何やってんだお前。
もちろん、「サウロの件はサウロからの指示だったからギリギリ我慢していたけど、それだけでは飽き足らず、学校や図書館まで破壊しようとしてきたため、我慢の限界を超えてしまっただけで、サウロより学校・図書館の方が重要で優先度が高いということではない」と言いたくなる人もいるかもしれませんが、関係ありません。
そこに「学校と図書館が燃やされる事」が加わった途端堪えきれなくなったということは、サウロが拷問を受ける事までは許容できていた、ということになるんですから。
その描き方が終わってると言っているわけです。
この後この女がどういう動きをして、どのように学校と図書館を守ろうとするのかわかりませんが、それが的確かつ迅速になされればなされるほど、「それならなぜ最初から子供達やサウロを守るために動かなかったのか」という話になり、サウロが犠牲になった意義を薄める結果にしかならない一方、何の行動もできず役にも立てないまま終わるようなら、ただの無能の烙印を押されるだけとなります。
要するにロビンはこの先、活躍しようがしまいが、「サウロの犠牲を受け入れ見殺しにした女」という評価から逃げる事はできず、どちらに転ぼうとも損しかしないのです。
これによって1133話「褒めてほしい」も台無しです。
ロビンは自分の命の恩人が生きていた事、再会できた事をあれだけ喜んでいたというのに、その恩人が目の前で死んでしまうかもしれない判断をあっさり受け入れてしまったわけですから。
ちょっと触れただけで手のひらを貫通していたほどの棘ですから、顔面から倒れたら顔中穴だらけで、後遺症確実の重傷を負う事間違いなしです。

(まぁ、棘が刺さったはずの子供達が何事もなかったかのように無傷のまま歩き続けてるので、どうせ傷一つ残らずに復活するんでしょうけど笑)
そもそも、こいつらは子供達を救出する為にサウロを犠牲にして身を潜めているわけですが、1142話以降、延々サウロの肩の上で観客をやっていただけで、子供達を助けるための働きなど一切してこなかった(つまりできることが何もなかった)わけですから、「サウロがいないと移動すらままならない自分達が生かされたところで、何もできない」事などわかっているはずなのに、自分達が盾になってサウロを子供達のもとへ走らせる事を選ばず、サウロを犠牲にして自分達が生き延びる選択を受け入れる事が信じられないんですよね。
相手は人間サイズなんですから、たとえ不死身とはいえ、自分達が盾となって時間稼ぎをして(同時に相手の弱点を見極めるために戦い)、サウロを子供達のもとへ向かわせる(ないし仲間に助けを求めに行く)方が、どう考えても合理的で、子供達を救える可能性のある判断ではないでしょうか。(つーか相手は人間サイズで移動に時間がかかるのだから、サウロが走って逃げれば普通に逃げきれるんじゃないんですかね?)
サウロを犠牲にして生かしてもらって、ソマーズが気づかずにこの場を立ち去ったとして、こいつらは何をするつもりなのでしょうか。何かできるなら、なぜサウロと行動を共にしてる間にしなかったのでしょうか。
この時点で、こいつらの判断はまるで理にかなっておらず、破綻しているとしか思えないわけです。
さらにここに、さっきまで泣きべそかいて、

ロビンに泣きついて守ってもらってたくせに、

急に偉そうにロビンに命令し出すクソたぬき描写まで追加されるんですから、もう腹立たしいどころの騒ぎではありません。

「サウロが命懸けで自分達をかばってくれたんだから敵に気づかれたらダメだ、抑えろ」ということなのですが、うるせェよ非常食。
サウロに守られてる時は必死に声を殺して、泣き芸媚びタイムを堪能しておきながら、ロビンがキレそうになった途端、シリアスな表情で止めに入るって、自分が傷つかずに助かることしか考えてない自己中薄情クソたぬきにしか見えないんだよ。
👇🏻この表情の後に

👇🏻この表情をされても、

とても「サウロの犠牲を無駄にしちゃいけない」という思いでロビンを止めてるように見えないでしょう。
どう見ても、「ロビン!! ダメだぞ!!? やめてくれ!! 今声を上げたら敵に見つかって、おれまで拷問受けることになっちまう!!」という心の声と共に止めている表情です。
細部のツッコミどころ
その他、細かな違和感やツッコミどころについて、一つずつ指摘していきます。
「神の騎士団」を見たことがあるサウロ
これはさすがにこの先説明がなされると思っていますが、サウロが「神の騎士団」を知っている事にまず違和感があり、それも「見た事」があって、「不死身」である事も知っているというのはどういう事なんでしょうね。


海軍中将時代に見たことがあるという事なのか、以前エルバフに「神の騎士団」が来たことがあって、その際に目にしたという事なのか。
前者はさすがに無理がある(「神の騎士団」は基本マリージョアにいるはずで、中将レベルが謁見できる任務があるとは思えないし、不死身である姿を見る機会やその情報を得る機会など、尚更あるとは思えない)事に加え、わざわざこの後回想を挟んで説明する必要性も薄いため、おそらく後者なのではと思うのですが、いずれにせよサウロが「神の騎士団」という名前や「不死身」の力を見知る機会を得ることなどあり得るのかと思ってしまいますね。
さらにいうと、ロビンは「神の騎士団」を知らないようなのですが、サウロとブルックが知ってるのに、2年間も革命軍と一緒にいたロビンがその存在を知らんような描き方をされることにも違和感があります。
「神の騎士団」の説明がされたのは革命軍のシーンであり、革命軍はその戦力を警戒していたわけですから、当然ロビンだって知る機会はあったはずでしょう。

少なくとも、サウロよりは知っていることが自然であり、知っていることに納得感があります。
もちろん、👇🏻この描写だけではロビンが知らないことの根拠にはなりませんし、

「え?」というリアクションや、その後の表情から「ロビンも知っている」と読むこともできなくはないのですが、

さすがにハイコンテクスト過ぎてそうだと断定できる描写ではないため、普通は「知らない」(だから一切口を挟まずにサウロに言われた通りにした)と読むのが自然でしょう。
こういう、意図を読み切れない描写が多すぎるせいで、いちいち納得感のない読み心地となり、全然ストーリーに入り込めないんですよね。
エルバフに入ってから、物語上意味のある情報で新しく分かった事など何一つないと言っても過言ではなく、延々謎と違和感が積み重ねられていくばかりです。
このシーンで言えば、別に知ってても知らなくてもどっちでもいいのですが、一番知ってそうで、知っている理由付けや説明が簡単な(というかする必要さえない)ロビンは知らないような描き方をしておいて、「なんでお前が知ってんねん」という疑問がまず浮かぶデカブツと骨が知っている(がその理由は明かさない)という描き方がされているため、無駄な疑問や違和感を抱えたまま読まされることになり、話が入ってこないのです。
- なぜ骨は知ってるんだ?
- なぜサウロは知ってるんだ?
- なぜロビンは知らないんだ?(もしかして知ってるのか?)
これだけの疑問を持たせながら読ませる必要がどこにあるというのか。
「知ってる」事を描くタイミングでその理由まで一緒に描いておけば、余計な疑問を抱えることなく読み進められるというのに、何のためにいちいちこんなにスッキリしない描き方ばかりするのか理解できません。
たとえばロビンが知っているのであれば、「神の騎士団!? まさか…!! 彼らがなぜこの国へ…!?」とか「なぜサウロが彼らのことを知っているの?」のようなセリフを入れればいいだけであり、それで「話は後じゃ早く隠れろ!!」と言って隠れさせれば、1コマ、ないし吹き出し1つで「ロビンも神の騎士団を知っている」事を伝えることができ、「革命軍にいたのにロビンは神の騎士団の事を知らないのか?」という疑問を読者に抱かせずに済みます。
まぁ、これはさすがにこの先説明がなされると思うので、ネタバラシがされたタイミングで、その納得感を評価できればと思います。
さて、この点以上に私が気になるのは、この状況におけるサウロの判断についてです。
より正確に言えば、そんな描き方をしている作者の描写・構成のおかしさです。
“神の騎士団”は不死身ゆえ戦っても勝てないから、「子供達の為に隠れてチャンスを待て」と言っているのですが、そもそも何の役にも立ってなかった(役に立とうとする気さえなかった)観客の2匹に、一体何の期待をかけてるんだと思いませんか。
この2匹は、トゲにまとわれた子供達を止めるために役立つ行動など何一つしておらず、肩の上から応援していただけで、問題解決のための策はおろか、サウロがやろうとしている事に協力することも、役割分担して自分は能力者を探しに行くなど別の働きをすることもなく、本当にただ肩の上で喜怒哀楽を披露していただけです。
ゆえに、もしこの後役に立つ働きをするのであれば「なぜ今まで何もしようとしなかったんだ」というツッコミを生む事にしかならず、活躍できなければ「何のためにサウロは犠牲になったんだ」という事になるため、どっちに転んでも損しかしない展開となっています。
たとえば、「なぜサウロの肩に乗ったまま、地面に降りて何か策を講じようとしないのか」については、チビ人間が自力で移動しようとすると効率が悪いから、という言い訳ができたわけですが、サウロが倒れた後に、自力で移動して子供達に追いつき、問題を解決するようなことになったら(サウロはそれを期待しているわけですが)、なぜ最初からそうしようとしなかったのか、という印象にしかなりません。
地面に降りていたら、あるいは少しでも頭を使っていたら、「自分達ならトゲの隙間をくぐって内側から排除できるかも知れない」とか「植物だからこの薬を使えば枯らすことができるかもしれない」など、いくらでもできる事があると気づけたはずなのに、なぜ一切動こうとしなかったのか。
👇🏻こんだけ隙間があるんですから、ロビンがハナハナの能力で翼を出して飛んで子供達の内側に入り、たぬきが何か植物を死滅させる薬でも投与すれば、問題解決できたかもしれません。

にもかかわらず、何もせず肩の上で応援役を選んだ2匹に、サウロが子供達のことを託す判断になる事も、それをこの2匹が当然のように受け入れる事になるのも、あり得ないとしか思えないんですよね。
せめて「すでに子供達を止める方法を思いついており、ここで3人ともやられてしまったら子供達を止められなくなるから、サウロ一人犠牲になっている」という描き方にするべきでしょう。
今の描き方では、何の役にも立ってなかった2匹(役に立てることがないから肩に乗ってるだけで何もしてなかった2匹)を命懸けで守ってるだけなので、その判断や行動に納得感がないからです。
もっというと、せっかくサウロが体を張って1人犠牲になって守ってくれたというのに、倒れた後に、

「ごそ…」なんて音を軽率に立ててしまうこいつらには「しね」という言葉しか出てきません。
命懸けで無能2匹を守る展開自体意味がわからないのに、その直後にあっさり音を立てて、敵に気づかれかねない重過失を犯す描写を入れてしまう。
よく血まみれで倒れているサウロの上で、その覚悟を踏み躙るような音を簡単に立てられるよな。。
これ、一体何のための描写なんですかね…
普通、こういう音を出してしまったら、敵に気づかれる(気づかれそうになる)展開になるはずですが、ボンクラソマーズはその音に全く気づきません。
気づかれないのに、何のために音を出す描写を入れたのか。
おそらく、今話を読んだ読者に「ロビンとたぬきはここにいます」という事を伝えるためでしょう。
なぜなら、このコマまで、ロビンとたぬきは一度も描かれていないからです。
それでいきなり👇🏻この寄りのコマを描かれても、読者はどこにいるのかわからないため、

先に「ごそ…」を入れて「ここにいる」ことを伝えた上で、寄り絵を描いているわけですね。

最初からどこにいるのか絵でわかるように描けやとしか思えないのですが、そんな「読者への説明」のためだけにキャラをボンクラ化し、状況を茶番化して緊張感を無に帰すような描き方をよしとしてしまう作者と編集者の判断には、もう絶句してしまいます。
“麦わらの一味”の描写が終わってる
👇🏻ここのコマの一味の描写はどれも酷すぎて見るに堪えず、ツッコミどころしかありません。

- 他責全開の脳なしモンスタークレーマー
- 「勇敢なる海の戦士」を目指すことをやめた鼻の奴
- 軍子の能力が依然見当もつかない、おつむの弱いお魚さん
- 意味深なセリフを口にして興味を引こうとするも、全員から無視される骨
特にキモいのが他責全開の脳なしモンスタークレーマー。
魚が一味に加入した事で、自分は戦闘員としての役割は不要になったと考えているのか、「自分は何もする必要がなく、何の責任もなく、誰かが勝手に働いてくれることを期待し、その期待を裏切られたら声を荒げて不満をぶちまける、タチのワリィ他責思考のクソ女。
この責任転嫁の勘違いワガママ女のことを、未だに好きでいられている読者がいることが信じられません。
また、未だに勇敢な姿を何一つ見せられないどころか、見せるつもりも目指すつもりもなくなってしまった鼻の奴も、見ていて悲しくなってきます。
前話で軍子にボコられ、拘束された後の一言目が「あの女コエ〜〜〜!! 死ぬかと思った〜〜〜!!」です。
うん、もうしんでいいよお前…存在価値ないから。
ここまで来ると、むしろ何のために生にしがみついてるのかの方が疑問になってきます。
夢を捨て、現状の「臆病で情けない口だけ無能戦士」の自分に満足しているお前に、生きて冒険についてくる資格なんてないんだよ。気づけよいい加減。
魚のセリフについてはまぁスルーしても良かったのですが、1人だけ省くのもむしろ可哀想なので触れておきましょう。
この魚は軍子と直接交戦した事で「矢印によって攻撃軌道を定める」ことや「軌道を変える」ことができる能力だとその目で確認しているわけで、これに加えて「子供達が勝手にどこかへ向かって歩き続けている」という情報も入っているわけです。
これらから推測するに、「矢印を出して自分の攻撃軌道を描く能力」であり、「矢印の方向に他人の攻撃軌道を変えられる能力」である事は最低限分かるはずであり、そこから子供達の件とつなげて「矢印の方向に人を強制的に動かす能力」という推測に至ることもできるでしょうし、何なら門番達の怪我も見ているわけですから「矢印を突き刺して攻撃したり、巻きつけて骨を折ったりできる能力」まで推測できる可能性さえあると言えるでしょう。
なぜなら、読者はこれらの描写からそのように推測し、理解しているはずであり、(仮に軍子による能力の説明がなかったとしても)およそ魚と同じ情報量で辿り着ける程度の推測でしかないからです。
少なくとも、直接対峙してその能力に触れた以上、「矢印を出して自分の攻撃軌道を描く能力」と「矢印の方向に他人の攻撃軌道を変えられる能力」については理解できるはずです。
にもかかわらず、なぜかこのお魚さんは「今考えとる…何じゃろうなこの能力は…」とその性質を何一つ理解できていない模様😂

何であんだけ能力を目にしといて、何もわかってねェんだよ笑
もちろん、このセリフだけでは「何一つわかっていない」とは言い切れないのですが、「まるで理解していない」ようにしか見えないセリフになっている時点で、セリフの作り方が雑としか言いようがありません。
ある程度どんな能力なのか想定ができているのなら、「何じゃろうなこの能力は」なんてセリフを口にするはずがないからです。
たぶんこのシーンで魚に言わせるセリフが思いつかなかった(というより、言わせる必要のあるセリフがなかった)から、適当に処理したのでしょう。
結果、ただのお魚脳であることを晒すだけとなっている。
可哀想に…
最後に骨。
「んーしかしあの女性…いやーそんなワケないか…」と考え事に耽っていますが、お前コロンを連れ去られてるのに、よくそんな危機感や責任感ゼロの呑気なセリフを口にできるよな…と思ってしまいます。
毎度のことながら、中途半端な匂わせセリフを口にするだけで勝手に自己完結し、その言葉の意味を明かさず隠し続ける、作為的な描き方にも辟易してしまいますが、せっかく匂わせセリフを口にしてるのに、一味全員から無視され、食いつかれる事なくスルーされていると考えると、尚更見てられません。
普通、こんなこと言われたら「何だブルック あの女のこと何か知ってるのか?」のように食いつきませんかね…「仲間」なら。
要は、この期に及んで、作者がまた匂わせセリフで謎を追加してくる描き方に辟易してしまう事に加え、キャラ達がその意味深なセリフに食いつかずに、スルーしてしまうことがあり得ず、不自然極まりないシーンとなっているということです。
ちなみに👇🏻こちらのコマ、軍子が“麦わらの一味”を捕らえてソマーズの近く(サウロの近く)に連れてきたという事だと思うのですが、この描写もよくわからない。

なんでわざわざこんな中途半端に離れた場所に連れてきたんでしょうか…笑
ソマーズと合流して会話し、今後の出方を決めるのであれば、ソマーズのすぐそばに連れてくればよくないですか?
私には作画を楽にするため、奥のキャラ達を豆粒で処理できるようにするために距離をとったようにしか見えません。
真横にいたのに「ギャー出たー!!」と的外れな叫び声を上げる鼻の奴
さらに意味不明なのがこちらのコマ。

軍子が骨に切先を向けてきた事に、「ギャー出たー!! ゾンビ女〜〜!!💦」と鼻が絶叫するのですが、直前のコマで描かれている位置関係を見ると、👇🏻この通りこいつらの真横にいるわけです笑

この位置から目の前に現れた事に対して、「ギャー出たー!! ゾンビ女〜〜!!💦」と叫んでるわけですねこいつは。
あり得ないでしょう。
そもそもお前らをこの場に連れてきたのが軍子で、そこに縛って並べたのも軍子で、その後ずっと真横にいる状況かつ、ソマーズが「“麦わらの一味”…連れて帰るか?」と自分達の事を話題にしながら話しかけていて、ソマーズの存在に気づいているのはもちろん、

そこにサウロが倒れていることもわかっているからこそ露出狂は「サウロもひどい目に!!」という(感情ゼロの)説明セリフを口にしていたというのに、何がどうなったら「出たー!!」なんて感想になるんだよ。
いたんだよずっとすぐそこに。
何で気づかねェんだよ。
リアクション間違えてんだよお前。
どう考えても「いきなり何すんだゾンビ女!!」とか「やめろゾンビ女!! その物騒なもん下ろせ!!」のようなセリフにすべきでしょう。
急にブルックの事を知っていたムーブをするパンツ女
前話では一切そんな素振りや描写などなかったのに、急に骨のファンだった事を明かす謎構成。

この骨がソウルキングであることを認識していて、奴隷にして生涯自分の為に音楽を作らせたかったのに、なぜ前話の時点ではその素振りを見せる事なく、骨に攻撃喰らわせてたんだお前。
あまりにも描写の繋がりがなく、唐突過ぎるため、こいつの心情が全く理解できません。
一体どのタイミングで、こいつはこの骨を自分の奴隷にしてやろうという考えに至ったんでしょうか。
前話の時点では、なぜその素振りを見せなかったのでしょうか?
軍子の立場から見てもメタ的に見ても、あえて隠す意味がありますか?
「照れた表情を隠せない」キャラ設定はどこに行ったんでしょうか。

普段塩対応しているジジイのパンツ姿を見ただけで、顔の赤らみを抑えられず、直視できないレベルで照れていたくせに、

「好きな曲」を作ったアーティスト相手(この後の描写を見る限り「ファン」といって差し支えない相手)には完全に表情を殺せるって、どういう設定のキャラやねん。
内面が破綻してて、作者の操り人形にしか見えないんですよ。
ソウルキングと対面した時にこそ、この表情を見せるべきでしょうに。(いや、実際問題キモすぎるのでそんな描写全く入れて欲しくないのですが)
もっと言えば、この骨のファンで連れて帰りたいと思ってたのなら、普通は👇🏻こちらの暇つぶしタイムの時点でその話題や発言、少なくとも意味深なセリフや表情を入れておくべきなんですよね。

この時点で、軍子は“麦わらの一味”(つまりソウルキング)がエルバフにいる事を分かった上で、(おそらくソウルキングの)音楽を聴きながら、「NEW WORLD」が一番好きな曲だと口にしていたわけです。

奴隷にして音楽を作らせたいと思っていたのなら、普通このタイミングで「“麦わらの一味”もこの国に来ているようだ 船長に手出しするつもりはないが、音楽家は私が拘束させてもらうぞ」のようなセリフを口にしません?
軍子がしないにせよ、ソマーズやキリンがその点に触れません? こいつらはこの時点で“麦わらの一味”がエルバフにいることを知ってるんですよ?
ソマーズとキリンは、軍子の好きな曲は知ってるけど、ソウルキングの曲という事は知らないとか、ソウルキングが麦わらの一味のブルックであることを知らないといった設定なのでしょうか。
何もかも描写が不自然でズレ過ぎていて、ツッコミどころがまず先に浮かぶため、話が全く頭に入ってきません。
尚、軍子が骨のファンだった場合のやり取りに関しては、一コマでも描かれる事を想像したら辟易するという話をしていましたが、ブルックの返しのセリフ自体は想像してたよりもだいぶマシでした。

頭悪いクセに、こういう時だけは即理解してしまう説明要員の操り人形共
軍子は「生涯私の為に曲を作れ…!! 私の奴隷(もの)になれ!!」と口にしただけなのに、「えェ!? まさか…ブルックの音楽知ってんの!?」「天竜人が『ソウルキング』の…ファン!?」と、あり得ないスピードでその言葉の意味と理由を理解し、白々しいまでの説明セリフで、読者に設定を「説明」する、作者の操り人形2体。

まず露出狂のセリフがおかしいのは、「生涯私の為に曲を作れ」と命じている時点で「ブルックの音楽を知っている」事は明白だというのに、「まさか…」をつけた上で「音楽を知っている」こと自体に驚いている点です。
軍子のセリフに驚くなら「なぜ知っているのか」の方が自然であり、「まさか」をつけるなら「まさかソウルキングのファンなの!?」といったセリフになる方が自然でしょう。
なぜなら、「生涯自分の為の曲作りを命じる」事から「ブルックの音楽を知っている」事は確定できても、イコール「ファンである」とは断定できないからです。
鼻のセリフのおかしさはここにあります。
軍子は「奴隷として私の為に曲を作れ」と言ってるだけであり、ファンだなんて一言も言っておらず、好意や好感はもちろん感想を示す言葉さえ口にしていません。
「生涯自分の為の曲作りを命じる」ことも「音楽を知っていること」も別にファンでなくともあり得ることであり、たとえば自分はファンではないが、亡き弟がファンだったから(その弟に曲を届け続けたい私の為に)曲を作れと命じている可能性や、単に自分の(金儲けの)為に曲を作らせようとしている可能性だってあるわけです。
刃を向け、頭を足蹴にしながら「奴隷になれ」と命令してるのだから、むしろそうした悪事への利用を想像する方が自然でしょう。

どこの誰が、アーティストの頭を蹴飛ばしながら「私の奴隷になれ」と言っている人間を見て、「ファンなのか!?」という考えに至るというのか。
要は、「生涯私の為に曲を作れ…!! 私の奴隷(もの)になれ!!」というセリフだけでは、「ファン」とは断定できない一方、「曲を作れ」と命じている以上、「ブルックの音楽を知っている」ことは確実なのだから、「まさか」は前者に対してこそつけるべきであり、「まさかソウルキングのファンなのか!?」と言わせる方が自然である、ということです。
にもかかわらず「まさか…ブルックの音楽知ってんの!?」と確実な事の方に推測的に驚きながら、不確実な「ファン」である事に対しては断定的に驚いているから、不自然に感じてしまう。
どちらのセリフもそれぞれ単体であればスルーできるポイントなのですが、「ブルックの音楽を知っている」という「(ほぼ)確定事項」に対して「まさか」をつけておきながら、「不確定事項」に対しては決めつけるリアクションとなっているため、違和感が際立ち、2人セットで不自然であり得ないセリフになっているわけです。
鼻のセリフなど、軍子とナミのセリフ(情報)を両方受けても「ファン」という結論には至れないため、ただの作者の補足説明にしかなっていません。(「軍子はソウルキングのファンである」という設定を読者にわかりやすく伝える為に言わされているだけのセリフです)
たとえば前話で、軍子がソウルキングに対してだけ照れた表情をしていて、それをナミは見ていたため、「どうりでブルックを見るときだけ照れた表情をしてると思ったわ」のようなセリフを吐いたのであれば、鼻が「まさかソウルキングのファンなのか!?」というリアクションになるのもわかるのですが、そうした背景なく、「生涯私の為に曲を作れ…!! 私の奴隷(もの)になれ!!」というセリフを聞いただけで「ファン」だと決めつけて驚くのは、作者の作為が入らない限りあり得ない安直さであり、ウソップ自身の反応ではないと言わざるを得ません。
「何? まさかこの女 ソウルキングのファンなの?」→「天竜人までブルックの音楽を知ってんのか!?」のようにした方が、よほど自然で無理がなく、ツッコミどころの少ないセリフになるでしょう。
もっと言うと、そもそも「ファン」という言葉を使うのが、世俗的すぎて天竜人や「神の騎士団」のイメージにそぐわない為、ファンという表現自体使わない方がいいと思いますし、これら一連の違和感や不毛さを含めて、そもそもこんな蛇足設定など丸々不要であり、カットすべきとしか思えません。
ソマーズのスタンスが意味不明
ここの描写も酷いんですよね。。

まず軍子が“麦わらの一味”を捕らえてきたことを知ったソマーズは「連れて帰るか?」と提案し、キリンに「バカ言え」「お前ら麦わらのルフィを怒らせてェのか?」と忠告されます。
この時点で(天竜人が“麦わらのルフィ”にビビってることに)違和感しかないのですが、この後、軍子がブルックの頭を足蹴にすると、

今度は急に「おい軍子やめとけ!! おれも『四皇』と一戦なんて面倒はゴメンだぜ!! さっさと仕事すんぞ!!」と“麦わらの一味”に手を出すことを止め、仕事するよう呼びかける立場に切り替わるのです。

なんという変わり身の速さ。
いやお前、さっきまで一味をマリージョア連れて帰るか提案してたんだぞ?
それこそ「仕事」と関係ない上、確実に「四皇」との一戦につながる火種となるどころか、“麦わらのルフィ”をマリージョアに呼び込むこととなって、(ただでさえ深刻な事態の)“聖地”にさらなるトラブルを持ち込むことになるでしょう。
まだこの場で(身動きの取れない一味に)蹴りを入れる方がマシです。
何なら、軍子の狙いはブルックであり「生涯私の為に曲を作れ…!! 私の奴隷(もの)になれ!!」と命じただけなのだから、「(ブルックだけ曲を作らせる為に)連れて帰る」という意味では、先ほどのソマーズの提案に適うものだというのに、何を急に手のひら返してさっきの発言なかったことにしてんだよ。
お前自分が前に口にした言葉を覚えてないんか?
ほんと何なんでしょうかこのセリフ。。
最初の「連れて帰るか?」はただの冗談で、ソマーズにそんなつもりは毛頭なかったということなら、マジメに止めてるキリンは冗談の通じない奴ということになりますし、本当に冗談のつもりで描いているのなら、キリンの忠告に対して「わ〜ってるよキリンガム ただの冗談だ」の一言くらい言わせるべきでしょう。
というか、こいつはエルバフに来た時点で、「確かに今“聖地”は深刻な事態といえる」「お前がいた方がいいだろうシャムロック」と言ってたんですから、冗談でも「(マリージョアに“四皇”の一味を)連れて帰るか?」なんてセリフを口にするはずがないんですよね。

さらに笑うしかないのは、こうやって止めておいて、その直後に軍子が(制止を無視して)ブルックを蹴飛ばし、

さらに踏みつけて暴行を加え続けているというのに、その様子を背にしたまま放置するのです。

止めろよ笑
「四皇」の一味に手を出したら厄介なことになるからと、手を出す前に止めたのに、止まらずに手を出した後はスルーして放置するって意味わからんでしょう。
何なんだこのキャラの言動が何一つつながらない支離滅裂な描写&展開は。
キリンのスタンスも意味不明
さらに言うと、キリンの「任務だけ全うして帰るべきだ」というセリフも、この後の描写によって完全に破綻します。

シャムから引き継いだ「任務」は「ガキを誘拐して“聖地”へ運ぶ」であり、「任務だけ全うして帰るべきだ」というのなら、そもそもエルバフ中に通信で正体を明かして無茶な命令を下し、人質を奪い返されるリスクを高めるような行動などとるべきではありません。
ソマーズが「ぬるゲー」と言っていたように、誰にも気づかれる事なく、奪い返されることもなく、“麦わらの一味”にちょっと邪魔されるところをうまくかわして一刻も早く聖地に帰ればいいだけの話です。
「任務だけ全うして帰るべきだ」と言っておきながら、任務遂行のハードルを上げる動きをするって、どう考えても矛盾してるでしょう。
というか、そもそも「世界政府」が「四皇」という「肩書」を恐れ、警戒していることも違和感しかないんですよね。
より正確に言えば、“麦わらの一味”を「四皇」だからという理由で警戒し、手出しできなくなっているのがおかしいとしか思えない。
「イムの力があればどうにでもできそう」というのもありますが、それを差し置いても、まず世界政府にとって“麦わらのルフィ”は、①直接天竜人に手を出した「生死問わず」の指名手配犯であり、②(世界政府が歴史からその名を消したい)ニカの実を食べて覚醒させた、最も闇に葬り去るべき重要人物なわけです。
なのになぜ手出しできないのか。
四皇になったからでしょうか? ニカになったからでしょうか?
こいつらのセリフを聞いてたら、どう考えても「四皇」だから安易に手を出すべきではない、と言ってるとしか受け取れないのですが、でも、「四皇」を選んで決めて世の中に発信してるのって世界政府なんですよね?

要は、「天竜人に手をかけた“麦わらのルフィ”を殺せ」→「四皇を倒した“麦わらのルフィ”を四皇に昇格させよ」→「四皇になったからには簡単には手出しできねぇ」とやってるわけです。
自分達が殺したがっていた天敵を、自分達で「四皇」に昇格させて、それが理由で手出しできなくなりましたって、やってること意味不明すぎるでしょう。
まだ「ゴムゴムの実」を覚醒させられてしまったことで、今の「世界政府」の戦力では止められなくなってしまった(確保できないし処刑もできない)から、戦闘準備が整うまでは手出しができない、という言い分のほうが理解できます。
それで、海軍にも勝手に手出しさせないように「四皇」の肩書きを与えた(四皇と戦うには上の許可が必要なので、ニカの件は隠したまま海軍に手出しさせないよう制御できる)という事なら筋も通る。
その場合、このシーンは「おい軍子やめとけ!! “ゴムゴムの実”の覚醒者を敵に回すのは厄介だ」とか「今あの実の覚醒者を相手にするのは分が悪ィ」のような、「ニカ」を理由に手を出すのをやめるセリフにすべきなんですよね。
「四皇との一戦なんて面倒はゴメンだぜ!!」では、「四皇」という肩書きそのものに(自分達が与えたくせに)ビビってるという、意味のわからん状況になってしまいます。
骨を蹴飛ばす事に心痛めるという説明的茶番
この描写も気色悪い。というか意味がわからない。

あたかもブルックを蹴飛ばした事に対し、好きなアーティストを傷つけ、痛めつけなければならないことに心の痛みを感じているような描き方ですが、こいつは「痛めつけなければならない」立場ではなく、むしろ「手を出すな」と止められている立場です。
にもかかわらず、その忠告を無視して自分の意思で蹴飛ばしたわけですね。

何ならその後も、蹴りを入れ続けています。

軍子はなぜ、ソマーズに止められている上、心に痛みを感じているというのに、ブルックを蹴飛ばし続けているのでしょうか。
考えられるのは、
- 思い通りにいかないことへの苛立ちから、憂さ晴らしのために痛めつけている。
- 拷問すれば言うことを聞くだろうと思って(本当は暴力など振るいたくないけど)やむを得ず行っている。
- 断られたから、自分のメンツを保つ為に宣言通り本気で殺すつもりで蹴飛ばしている。
あたりでしょうが、いずれの場合も、全くその行動と心の痛みが理解できません。
「断れば殺すと言ったら?」という問いに「死にましょう!! 仁義を欠いて生きるよりは!!」と返されたことで、

「思い通りにいかないことへの苛立ち」から一発蹴りを入れてしまった、ということならわかるんです。

この一発だけなら、ソマーズの制止を無視して強行してしまう心情も十分理解できる。

しかし、それで「う…!!」と胸の痛みを感じておきながら、

その後も(ソマーズの忠告を無視して)延々踏みつけ続ける心情が全く理解できません。

「ガン!!」「バキ!!」「ブルック〜〜〜!!」じゃねェのよ。
何なら先に触れた通り、一度止めたくせにその後は軍子を放置して好き勝手やらせてるソマーズの心情も理解できない。この声、絶対聞こえてるはずですからね。
軍子は一体どういうつもりでソマーズの制止を無視し、心に痛みを感じながらもブルックを蹴飛ばし続けてるのでしょうか。
思い通りにいかないことへの苛立ちから、憂さ晴らしのために痛めつけ続けているのであれば、ファンでも何でもなく、心の痛みを感じる資格などありません。「痛みを感じるくらいなら蹴るな」で終了です。
拷問すれば言うことを聞くだろうと思って(本当は暴力など振るいたくないけど)やむを得ず行っているのであれば、無言で蹴り続けるなどあり得ず、早くYESを引き出すために、何度も問いかけるはずですし、何より「死にましょう!! 仁義を欠いて生きるよりは!!」と返したブルックの覚悟の強さを理解できていない時点で、底の浅い人間という評価にしかなりません。
では、一度「断れば殺す」と口にした以上、(本当は殺したくないが)自分のメンツを保つ為にも言葉を取り下げるわけにはいかないと考えて、本気で殺すつもりで蹴り続けてるという事でしょうか。
いやいや、それなら一撃で仕留めればいい話であり、心を痛めながらも、致命傷にならない程度のチンケな蹴りを入れ続けるなど、矛盾してるとしか言えません。
そもそも、「お前ら麦わらのルフィを怒らせてェのか?」「四皇と一戦なんて面倒はゴメンだ」と止められているというのに、一味の船員を1人殺すなんていうのは、軍子の独断で許される行為を逸脱しており、さすがにその点はこのパンツ女と言えど心得ているでしょうから、これも考えられません。
結論、どの場合も行動と心情が噛み合っておらず、何のためにブルックを痛めつけてるのかがわからない、ひたすらキモいだけのシーンとなっているわけですね。
もっと言えば、そもそも前話の時点で何の迷いも痛みもなく(首が弾き飛ぶほどの)攻撃を喰らわせてるのに、何を今更胸が痛むアピールしてんだよ意味わかんねェな…と思ってしまいます。

そんなに胸が痛むなら、前回の時点で(勧誘して断られる前から)手出ししてんじゃねェよバカが。
急に子供達のことを気にし出すモブ共
子供達が眠らされ、学校からどこかへ向かって歩き出したという報告や、火事の報告を聞いていたはずが、誰1人助けに向かおうとせずに放置し続けてたくせに、ソマーズの放送を聞いた途端、急に子供達のことを心配し出し、立ち上がる、逞しいモブ共(笑)が描かれます。
「子供達は無事なのか!?」

「“樹8”だな すぐ助けに行くぞ!!」

おせェよバカ共が😂
急に浅い子供想いアピールしてんじゃねェよ…
学校が襲撃にあって子供達が誘拐され、“樹8”の火事に突っ込んでいく危機的状況に陥っていた事をこいつらは知らないのでしょうか?
1142話の時点で、学校が怪物に襲われ、子供達が眠りながらどこかへ歩き出した「異常事態」について「国中」に伝えており、1143話ではより具体的に、その子供達は9名で、樹道8号線に向かっているも伝えられており、その辺りで火事が起きている事も認識していて、1144話では「“麦わらの一味”以外の人間族が2名以上侵入している」ことも「国中」に伝えられたはずなんだが?
まだその情報が届いてないエリアの連中の様子を描いているのでしょうか?
一体何のために?
散々「異常事態に驚き騒ぐモブのリアクション」を描いた上で、「国中に伝える」描写を経た後だというのに、なぜ「まだ伝わってないエリアのモブリアクション」を改めて描く必要があるのでしょうか。
そうやってすぐに話を後退させたり、重複描写を挟んで停滞させたりするから、全然話が前に進んでいかず、冗長化してつまらなくなるのです。
さらにはこの後、「子供らを救出に行く!!」

「場所はわかってんだ子供らを救出だ!!」

と、ドリブロサイドの「子供想い(茶番)描写」まで描かれるシマツ。
要は1話の中で合計4回も、ほぼ同じ意味のセリフが、4コマに分けて描かれているのです。
「子供達は無事なのか!?」「すぐ助けに行くぞ!!」「子供らを救出に行く!!」「場所はわかってんだ子供らを救出だ!!」
遅ェんだよ…今更何を慌て出してんだよコイツら。。
何より、ドリブロサイドについては、1145話で火事に巻き込まれる子供達の様子を見学しに行って、何の働きもしないまま(火が消えたことで安心して、子供達を放置して)その場を立ち去った後なんですよ?

それで「サウロがやられた様だ!! 旋回しろ!! 子供らを救出に行く!!」だの「場所はわかってんだ 子供らを救出だ!!」って、やってること意味わかんすぎるでしょう。
なんでさっき火が消えたタイミングで救出に向かわなかったんだよ。
現場にサウロがいたから、こいつに任せておけば問題ないと考えて、放置して他の怪物を倒しに回ったが、サウロがやられたと知って、「子供らを救出に行かねば!!」となったって事なんでしょうか。
こいつらの中で、子供達の命の優先順位低すぎません?
目の前にいたんですよ? 子供達。
お前ら一体何のために火事現場に現れたんだよ…
つーか、サウロも自分じゃ子供達の止め方がわからず、能力者を探すしかない(けどそんな時間はない)という話だったのだから、消火できた後はドリブロ達に「能力者を探さないと子供達の行進は止められない」旨を伝えて、能力者探しをお願いするくらいの動きをするのが当然でしょう。
なんで全員何か起こるまで一切頭を使わず、意味のある行動を取らず、無能さを晒すような描き方しかできないのか、理解できません。
誘拐してたのは9名だけだったオチ
「現在我々は──子供(ガキ)10名を誘拐中だ」と誘拐した子供の人数を明かすソマーズ。

これは最初に歩かせていた9名にコロンが追加されて10名という事なのですが、要するに「第2陣、3陣の人質はいない」ということが確定しました。
1145話で、こいつらは人質が焼け死んでも問題ないスタンスだった為、

当然第2陣、3陣として港に向かわせている子供達がまだいるのだろうと解釈し、「これで先頭グループ9人のことしか描かれずに終わったら笑いますが、さすがにないですよね…?」とコメントしていたのですが、結果、先頭グループ9人しか人質は用意していなかったことがわかりました笑
意味わかんねェ…😂
じゃあなんでお前らその9人が焼け死ぬことを楽しみながら傍観してたんだよ。
もしジンベエが消火せずに全員焼け死んでたら、人質を失って作戦失敗か、またスタートからやり直しになってたんだぞ?
つーか、なんで学校で眠ってる残りの子供達のことは人質に使わないんだよ。
2週に渡って無意味な暇つぶし描写入れるくらいなら、軍子は学校に張り付かせて、眠った子供達を次々と港に向かわせる役割を担えやとしか思えません。
「誰かが救出すると軽く見積もってた」というメタ台詞
ソマーズは「──つまり誰かが救出するとお前達が軽く見積もってたガキ共は今…!! ただただ“ゴール”に向かって突き進んでいる」と続けるのですが、このセリフはソマーズの立場からしたら出てくるはずのないセリフなんですよね。

なぜソマーズは巨人達が「誰かが救出すると軽く見積もってた」とわかるのでしょうか。
何を見てそう感じたのでしょうか。
こいつは離れた場所で暇つぶしした後、火事場に突っ込む子供達の様子を見に来ただけで、村の様子や巨人達の動きを確認しに行っていたわけではありません。
火事現場にはサウロと消防隊と“麦わらの一味”がいたわけで、相当数の大人達が「子供達を助ける為に動いていた」現場を目にしていたことになります。
その上で、「誰かが救出すると軽く見積もってた」と言っているわけです。
あり得ないでしょう。
これって完全に、我々読者(特に私のように「あり得ないシーン」を看過できない読者)の視点なんですよね。
要は、「なぜ学校から歩き出してから結構な時間が過ぎているのに、サウロ以外、誰も助けに来ないんだ?」「ドリブロは火事現場にまで現れたのに、なぜそのまま救出せずに放置したまま別の現場に向かったんだ?」というツッコミに対する答えを、作者がソマーズを通して説明しているわけです。
これは、先ほど指摘した急に子供達のことを気にし出したモブ共やドリブロ達が、今の今まで子供達のことを心配せず、救出にも向かわなかったのは、「誰かが救出すると軽く見積もってたから」だと説明していることになるわけです。
え、いや…その説明でいいんですか?😂
ドリブロ達が火事現場に現れたものの子供達を目の前にして救出せずに放置し、他の現場に向かったのは、「誰かが救出すると軽く見積もってたから」ってことでいいんですか?
「侵入者」によって子供達が眠らされ、どこかに向かって歩かされている(誘拐されようとしている)という情報は「国中」に回っていたはずなのに、サウロ以外の巨人共が誰一人救出に向かわず、今更心配し出したのは「誰かが救出すると軽く見積もってたから」ということでいいんですか?
どんだけ薄情で、無責任で、主体性がなく、子供の事を大切にしない、他人任せで生きてる一族なんでしょうか。
夢から覚める理屈がわからん
またキリンが「そろそろガキ共も“夢”から覚める時間だ」と言い出し、

実際、普通に目を覚ましたガキ共の行進シーンが描かれるのですが、

これって能力で強制睡眠させられる時間が決まってるって事ですかね?
トゲが顔面に貫通して「うあ!!」「きゃあ」と叫び声はあがっても眠り続けるが、

炎の熱さには耐えきれずに目を覚まし、

制限時間を超えても目を覚ます設定ってことでよろしいでしょうか?
トゲの顔面貫通シーンで目を覚まさなかったの、どう考えても描写ミスでしょう。
つーか、その時に負った傷はどこにいったんだよ。
なんで全員無傷で何事もなかったような平気なツラしてんだよ。
デカブツ無能巨人に刺さった時は、「そ〜〜…」っと触りにいったのに、

手のひら貫通するくらい鋭いトゲだったんだぞ?

このオッサンの手のひらがプリンのように柔らかかっただけで、このトゲは殺傷能力ゼロということでよろしいでしょうか?
それで「愛とは近づくほどに見える棘をも抱きしめるパッション」だの「親は棘ごと子を抱きしめる!! 子は最も見たくねェ親の死を目の前で見て泣き叫ぶのさ!!」なんて得意げに語ってたんですか?

子供一人傷付けられねェ程度の棘で誰が死ねるんだよ。
意味わかんねェよ。
もっと言えば、そもそもキリンは「リミットはあのガキ共が船に辿り着くまで!! 取り返せると思うか!?」と言ってたんですけど、

なんで船に辿り着く前(しかもどうやらまだゲーム開始前)に目覚ましてんだよ笑
こいつの言う「リミット」って目を覚ますまでの時間って意味じゃなかったんですかね?
つまり、「船に辿り着くまでは眠ったまま歩き続け、その後目を覚ますが、それまでの間に子供達を取り返せるかどうか」をゲームにしてたんじゃないのでしょうか?
船に辿り着く前に、焼き死ぬところを敵側に助けられ、途中で目を覚まされてからゲームスタートって、どういうことやねん笑
破綻してるでしょう何もかも。
適当に描いてないで、きちんと設定や展開、構成考えて、描写の整合性とれるように描いてくれよ。
最低限の整合性さえ取れてない(=崩壊してる)ことになんで作者も編集者も気づかないんだよ。
気づいてるけど問題なしだと考えて世に出してるんか?
読者のこと舐めすぎだろ。
名指しされてるのに話を聞いていなかったボンクラボケ老人
「王不在につき…お前が“代表”だ!!!」と名指しされた上で、

延々ソマーズの話を聞いていたはずなのに、話の最後に「お前が決断しろ」と言われたら「わしが…!!?」と驚いてしまう408歳のボンクラボケ老人。

耳が遠すぎて話が聞こえてなかったのでしょうか。
なんでこんなに頭の悪いリアクションができるのか理解できません。
何のために最初にお前を「代表」に指名したと思ってんだよ笑
代表として話を聞かされてたって自覚なかったのかよ。
決断しなければならない内容(が難題である事)に驚くならわかりますが、「わしが…!!?」と自分が決断役に指名されたことに驚くのは意味がわかりません。
こいつの今話のセリフをまとめると、ドリブロがやられた報告を受けて「まさかドリーブロギー達が!?」

サウロがやられた報告を受けて「サウロ!?」

お前が決断しろと言われて「わしが…!!?」ですよ?

何から何まで後手後手で一言リアクションするだけ。
最長老のくせに、主体性も当事者意識もなさ過ぎでしょう。
なんで408年も生きていて、そんなにバカなんだよ。
お前、全部の問題解決を他人任せか成り行き任せにしようとしてるだろ。
「お前達は客人!! 安全な場所に隠れておれ!!」と言って“麦わらの一味”の協力を拒み、

巨人族だけでトラブル解決しようとしている人間の姿勢じゃないんだよ。
“警報”無視しておいて急に動き出すデカブツ女
こいつのスタンスも描写がつながっていないため、意味不明としか言いようがありません。

こいつ1144話時点では、「さっきどこからか“警報”が聞こえたから森は危険かも」と笑い飛ばしながら(その原因を心配することなく)リリス・ボニーと談笑していて、

そのまま警報を無視して、フランキーと一緒に施設の中に入ろうとしてたんですよ?

もちろん、そのタイミングで得体の知れない怪物が現れたことで、エルバフに何か起きてる事を察知して慌てて村に帰ることにしたってことなんでしょうが、「それならその様子を描け」って話なんですよ。
キャラの行動理由や動機、きっかけの部分を端折って、何の説明もなく結果だけ描いて処理されても、読者はその展開を理解できないんですから。
👇🏻この描写の後、

👇🏻この描写がなされたとして、

「なぜ施設の中にいたリリス・ボニーはリプリーの肩に乗ってるのか」「こいつらはどこに向かって走ってるのか(施設の中に入るつもりだったんじゃないのか?)」など、何もわからないでしょう。
で、今話でこれです👇🏻

いやお前ら施設に入る件はどうなったんだよ。
“警報”無視して怪物倒して大はしゃぎしてたのに、なんで急に深刻な顔して走り出してんだよ。。
ちなみに、フランキーサイドが落雷(ゆえの火事)に気づいていないあり得なさ(アダムツアーはどこで行われているのか)について、1145話の記事で指摘していましたが、今話で明かされました。

はい、気づかないのはあり得ないですね。
上記図の軍子・ソマーズのあたりが落雷&火事の発生箇所であり、それに西の村の人間は全員気づいていたわけですから、それよりも近い距離にいるリプリー・フランキーが落雷に気づかないことなど考えられません。
つまりこいつらは、1141話で昔“ハウゲン”という村が落雷による火事によって村ごと切断された、という話をした直後に、

目の前で落雷が発生し、警報が鳴っていたというのに、

「さっきどこからか“警報”が聞こえたから森は危険かも」と気にするそぶりなく、

施設の中に入ってアダムツアーを継続しようとしていた、ということです。

破綻してるでしょ?
こいつらが落雷に気づかなかった理由、気づいていたとして、無視してアダムツアーを続けようとしていた理由、説明できますか?
これ、マジで毎週別人が話を考えてるか、前の描写を覚えておらず、確認もせずに描いているか、数話単位の構成さえ考えることなく、毎話思いつきの場当たり描写で強引に処理しているかのどれか以外考えられないんですよね。
そうじゃないのに、こんな短い間にキャラの言動がいちいち破綻するような描写になるはずがありません。
「友達を救うべく小さな戦士が現れた」という説明の謎
このセリフも意味がわかりません。
まず、コロンは前話の時点で軍子に拘束され、連れ去られていたというのに、


なぜ(鼻・露出狂サイドで一緒に拘束されずに)子供達の行進の先頭にいるのでしょうか。
考えられるのは、「コロンは“人質”にするために確保したから、子供達の行列の方に追加しておこう」と「軍子が判断したから」でしょう。
にもかかわらず、なぜソマーズは「だがたった今…!! “友達”を救うべく『コロン』という小さな戦士が現れた」なんて言い方をしてるのでしょうか。

この言い方では、コロンが自ら子供達の列に追いつき、守るために先頭に並んだということになってしまいます。(少なくともソマーズはそう認識していることになる)
その場合、👇🏻このシーンの後、軍子はコロンだけ解放して自由行動させたことになりますが、そんなことあり得るはずがありません。

何より、ソマーズは映像電伝虫で現場が見れてるわけではないんですから、「だがたった今…!! “友達”を救うべく『コロン』という小さな戦士が現れた」なんて言い方になるはずがないんですよね。。
もちろん、ゲームを盛り上げるために(軍子から受けた報告をもとに)あえてそのような言い方をしているのでしょうが、そんなことをする意味が全くない以上、つく必要のない無意味な嘘でしかないため、不自然なセリフにしかなっていません。
ゲームを盛り上げるためならむしろ、「たった今“友達”を救おうとコロンという生意気な戦士が現れたから、お望み通り人質の行列に追加してやった」のように、敵側の非情さやコロンが列に追加されたことの悲惨さが伝わるような、巨人共を煽るセリフにした方がずっと効果的でしょう。
幼女の媚び顔がキモすぎる
👇🏻この先頭の幼女が作者のお気に入りで、可愛く描きたくて仕方ないのか知りませんが、こいつの媚びヅラがもう反吐が出るほど気持ち悪い。

1142話で登場して以降、ずーっと頬を赤らめながら、

せっせと媚びた寝顔を晒して歩き続けます。









何遍描くねん…
これで目を覚ました後に、少しは賢くて逞しい姿でも見せてくれたらまだフォローできたかもしれませんが、👇🏻このザマです。

キッツ…
ただ読者に媚びる事しか考えていない自分大好き幼女。
こいつ、(コロンと同い年なら)20年近く生きてるはずなんですが、なんでその歳でこんなアホづらさげて鼻水垂らして「え〜〜〜〜ん!!」なんて泣き叫べるんでしょうか。
読者から可愛いと思われたいんでしょうか?
キツすぎるでしょう、20歳の媚びヅラ幼女アピール。
その後も泣き喚き叫び助けを求めるだけで、何一つ頭を使う描写や勇敢さ、友達想いの姿を見せる描写がありません。

巨人族って、人間族の3倍寿命があるからこそ、見た目若くして知識経験豊富で賢く逞しい種族で、高齢者に関してはさらに博識で物知りで老練で、人間族では到達できないような境地に至っていて、だからこそ尊敬に値する存在なのかなと思っていたのですが、なぜか精神性には人間年齢が適用されており、単に発達が遅いだけで、(長生きできると言う事以外)何の得もしていない種族になってるんですよね。
コミックス19巻のSBSで、「成長速度は人間の2分の1」という説明があるのですが、それはあくまで肉体面での話であって、(人間と同じ年月を生きている以上)知能や精神面は生きた年月に応じた発達をするものと思っていましたが、中身の成長まで2分の1になるとは思いませんでしたよ笑
「100年生きても50歳の外見」という点だけ見れば利点に見えるかもしれませんが、「100年生きても50年分しか脳も精神も成長しない(学習効率が人間族の半分以下)」ってコスパ悪いだけだし、設定として無理があり過ぎません?
そもそも、人間年齢としても10歳ってこんな泣き喚き叫ぶことしかできないような年齢でしたっけ…

迷子になった3歳児くらいにしか見えないんですけど…
キッツいわぁ…20年も生きてるのに、知能や精神年齢は10歳レベルの成長しか遂げていない、中身は3歳児の、媚び泣き幼女リアクション。
私には、「子供=泣き虫」(子供は怖い思いをしたら泣く)という短絡的かつ記号的な解釈で、実際の年齢の設定やその年齢の子供のリアルなど考える事なく、安易に泣かせてるようにしか見えないんですよね。。
もっと言えば、この幼女の可愛い泣き顔を描いて、読者に媚びたいから泣かせてるようにしか見えない。
別に泣かせずに、10歳らしい(むしろ20年生きた子供としての)逞しさやカッコよさを描いた方がよっぽど設定に適うし、(記号的な媚び泣き顔だけ描いて雑処理されるよりも)よほど魅力的な子供達になっただろうと思います。
キャラやストーリーを魅力的に描くことよりも、もはや「可愛い絵」で読者を喜ばせることしか考えてないんですよね。。
そんなんで喜ぶ読者など、ごくごく一部だと思うのですが。
無駄なセリフが多すぎる
ただでさえクスりとも笑えない、おサムいだけのおスベりギャグ描写だというのに、そのセリフがしつこすぎて辟易します。
特にこちらのシーン。

「いつも飲み歩いてごめん母ちゃーん!!」「ゴミ出し忘れてごめん母ちゃーん!!」までなら分かりますが、その後、わざわざコマを変えてまで「客用のハチミツケーキ食ってごめーん!!!」という不毛なセリフを追加する意味がありますか?
くどい、うるさい、しつこい、という感想にしかならず、明確に「いらない」セリフなのに、なぜこれをカットできないのか。
母ちゃんに謝るバリエーションを3種類も、それも2コマもかけて描かれて、一体誰が喜ぶのでしょうか。
これ、単なる私の勘ですが、最近作者が「母ちゃん」(奥さん)に怒られたエピソードを含めるというメタギャグで、遊び心で追加したんじゃないかなと思うんですよね。あるいは作者がハチミツケーキにハマってるとか。
そうした動機がなければ、このセリフをわざわざコマを分けてまで言わせようとするとはとても思えません。
それくらい、エルバフの巨人達の生活において「客用のハチミツケーキを食って怒られた」という話が浮いており、描く必要のない無意味な蛇足セリフであると感じます。
動き出すのが遅すぎる海賊王の左腕
この国で唯一、最初から「神の騎士団」の「気配」に気づいており、「この島を出る頃にエルバフが無事だったらまたおれに会いに来い」とエルバフが何か危機に巻き込まれ、無事では済まなくなる可能性がある事を匂わせた上でルフィ達の前から姿を消したというのに、

その「気配」の正体を突き止めたり、裏で対策を講じていたりする事なく、普通にトイレ帰りのドリブロに合流して「お前らなぜわざわざ酒を抜くんだ」というクソどうでもいいセリフと共に(ルフィ達を歓迎する宴の会場に)姿を表し、

「やはり増えたな」「エルバフが安全じゃなくなったら…世も末だぜ」なんて呑気で主体性ゼロのセリフを口にしてしまう、かつての海賊王の左腕。

「隠しきれねェ異常な“声”が伝わってくる」なら、とっとと声の主の元へ向かってトラブル解決の手立てを探れよとしか思えないのですが、なぜか雑魚怪物の相手を優先し、それを倒す仕事だけで満足してしまう使えなさ。
その後、侵入者から子供達の命と引き換えに「学校」と「図書館」を燃やせと命じられ、リプリーにお願いされて、ようやく動き出します。

遅ェ…
何なんだこいつ…
あまりにも遅すぎるし、行動が何もかも意味不明すぎます…😂
こいつは何で今の今まで「動かなかった」のでしょうか。
その理由はこの先「実は裏でこんな重要な働きをしていたんです」と明かされるのでしょうか。
ないでしょうねぇ…
仮にあるとしても、ここまでの描写で「海賊王の左腕とは、ただのボンクラモウロク無能ジジイだった」という印象にしかなってないのですから、描き方として明確に間違っています。
わざわざ海賊王の左腕に無能ムーブをさせる意味などないんですから。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
1148話のコメント欄が解放されました
感想はそちらにどうぞ
そもそも、何で巨人たちに図書館燃やさせようとしてるんだっけ?
神の騎士団が自分たちで燃やせばいいのでは?
ギャバン「俺は今、海賊の始祖と同じ力を手にしたのだ・・・お前らの常識では測れはせんぞ」
ローニャが酷すぎる。
他人に迷惑をかけてはいけないから死を選ぶって。
それでワノ国のとこみたいに涙ぽろぽろさせることで泣く読者がいると思ってるのか尾田さん。
今読んでいる漫画がワンピースであることが信じられないレベルで何を読んでいるのか分からなくなってきた。
読み終わったあと、「ふう〜今週もワンピース面白かったなぁ。今週も頑張るかぁ〜」ってもう何年もなってない気がする。
みんなこれ読んでキレ散らかすだろうな、ここ絶対批判されるやろうなと言う気持ちで本を閉じている。
不死身の相手用の覇気追加ですか?未来視の見聞色の覇気、流桜も纏う覇王色の覇気もちゃんと使いこなせてないのに新しい覇気の追加はやめてください。
もう月曜日は予約投稿で0時には記事上げてコメント欄公開して欲しいわ
なべおつさんのとりいそぎコメントは後からでもいいし
なべおつさんの最新話の感想動画についてですが、正直なところ、もう更新をやめていただきたいと思っています。再生数やコメント数の減少は明らかで、視聴者の関心が薄れているのは否定できません。それ以上に、「つまらない理由」を繰り返し取り上げる動画が続くことで、どれだけ内容に筋が通っていたとしても、全体の印象が悪くなってしまっているように感じます。 もちろん、なべおつさんなりの考えや意図があってのことだとは十分承知しています。それでも、そろそろ方向転換をして、過去の〇〇編など、より好評だった感想動画に注力した方が良いのではないでしょうか。そちらの方が視聴者としても楽しめますし、チャンネル全体の雰囲気も前向きなものになると思います。 もし今後も最新話の感想動画を続けるのであれば、毎週細かく取り上げるのではなく、10話単位など、ある程度まとまった形で一気に振り返るスタイルの方が、内容的にも密度が出ますし、視聴者の満足度も上がるのではないでしょうか。 いち視聴者の素朴な疑問と提案にすぎませんが、ご一考いただけたら幸いです。
謎の力で不死身のソマーズを
謎の力で再生させないギャバン
またなにか新しい設定が増えるのか
そしてそれが明かされるのはいつなのか
これでまた場面転換ならもうほんとに勘弁
一方そのころルフィたちは?やりそうで怖い
神の騎士団並みのエゲツない事をしたアーロンを忘れちまったナミさん
いや、信じられないんだけど。
ナミ、いやクソ媚び女「子供を人質なんて海賊でもしない」みたいなこと言ってたけど。
子供の頃、お前はもっと残酷な目にあったよな?
別人だから知らない?だろうな。
ロビンってハナハナの分身みたいな奴攻撃されても本体には返ってこないんだっけ…?
荒らしが湧くのは仕方ない性質の掲示板だけど。荒らしに構うなよ。現実で誰も構ってもらえないキモ野郎は罵詈雑言だろうが構ってくれて幸せな気分になってるよ。
今週14ページだし編集短くなるかな
来週も休載だしこの機会にそろそろ新世界前のワンピースが面白かった理由の続きが見たいです
連載が続くとただでさえ質がガタ落ちするから構わないんだけど、合併号の後にまた休載は舐めてるよなぁ。
いや、たぶん漫画以外の仕事で忙しいんだろうけど。
1148話のナミの言ってる意味が本気で分からないから誰か翻訳してくれ
なべおつさんの最新話の感想動画についてですが、正直なところ、もう更新をやめていただきたいと思っています。再生数やコメント数の減少は明らかで、視聴者の関心が薄れているのは否定できません。それ以上に、「つまらない理由」を繰り返し取り上げる動画が続くことで、どれだけ内容に筋が通っていたとしても、全体の印象が悪くなってしまっているように感じます。 もちろん、なべおつさんなりの考えや意図があってのことだとは十分承知しています。それでも、そろそろ方向転換をして、過去の〇〇編など、より好評だった感想動画に注力した方が良いのではないでしょうか。そちらの方が視聴者としても楽しめますし、チャンネル全体の雰囲気も前向きなものになると思います。 もし今後も最新話の感想動画を続けるのであれば、毎週細かく取り上げるのではなく、10話単位など、ある程度まとまった形で一気に振り返るスタイルの方が、内容的にも密度が出ますし、視聴者の満足度も上がるのではないでしょうか。 いち視聴者の素朴な疑問と提案にすぎませんが、ご一考いただけたら幸いです。
1148話内容が酷いのはもちろん作画ミスも酷い
サマーズの左腕斬られたと思ったら右腕に変わってる
編集者指摘しろよ
1148話も相変わらず酷いけど、ロビンが茨に捕まったシーンの「ロビン逃げろ!なんとかしろ!」って滅茶苦茶過ぎない?
せめて「逃げろ!俺達は気にするな!」とかじゃない?
今週の泣いてる様子見るとヤルル敵には見えないね
演技で泣いて図書館燃やそうとしてるなら演技派すぎる
1148話の感想。1147話が漫画ではない何かだったのに対し1148話はワンピースでは無い何かに回帰してた。
セリフは異常に多いことに変わりはないがワンピース比ではそこそこ少なくて読みやすくはあった。
なべおつのタイトル恐らく「つまらない」になるんちゃうかな?
ただ、
自分で火をつけろ。人質を用意しないと敵を倒せない雑魚キャラを出すな。ジュラル星人くらい回りくどい。
歴史が無くなろうとたった1人を守ったゾウの感動を返せ。チョッパー/ナミ/ソマーズはうるせぇ。2度と出すな。うざいからモザイク入れろ。
今週も見てて頭痛くなった。なんかキング・クリムゾンが発動されてるみたいに話が繋がらない・・・
落ちて茨でぶら下がって次のシーンでは形勢逆転してて草なんだ
ロビンはもう雑魚要員で守られるだけの愛玩キャラにシフトしたとはっきりわかった。
なべおつさんの最新話の感想動画についてですが、正直なところ、もう更新をやめていただきたいと思っています。再生数やコメント数の減少は明らかで、視聴者の関心が薄れているのは否定できません。それ以上に、「つまらない理由」を繰り返し取り上げる動画が続くことで、どれだけ内容に筋が通っていたとしても、全体の印象が悪くなってしまっているように感じます。 もちろん、なべおつさんなりの考えや意図があってのことだとは十分承知しています。それでも、そろそろ方向転換をして、過去の〇〇編など、より好評だった感想動画に注力した方が良いのではないでしょうか。そちらの方が視聴者としても楽しめますし、チャンネル全体の雰囲気も前向きなものになると思います。 もし今後も最新話の感想動画を続けるのであれば、毎週細かく取り上げるのではなく、10話単位など、ある程度まとまった形で一気に振り返るスタイルの方が、内容的にも密度が出ますし、視聴者の満足度も上がるのではないでしょうか。 いち視聴者の素朴な疑問と提案にすぎませんが、ご一考いただけたら幸いです。
pixiv百科事典で色々とワードの情報整理してたけど
空白の100年やある王国、ジョイボーイ、古代兵器、いずれ起きる大戦争とか
設定だけ見ればめちゃくちゃワクワクするモノが多いから、尚更現状が残念でならない。
そもそも「ワンピ批判ブログやYoutubeチャンネルが、肯定的なファンに潰されず徐々に勢いを増している状況」が、ファン層の思っていることをもう暗に代弁してるんだよ
売上が下がり続けているにもかかわらず、ワンピ批判が止んでいないことが全てでしょ?
批判側がワンピースの人気がなくなることを目的としてるんじゃなく、つまんねーよ、戻ってくれよって思ってることの表れでしょ?
カミキやもっちーが無視できなくなる、肯定的な界隈にまで批判意見が食い込んでくる状況について、褒めてる人達はよく考えるべきだと思う
世間は思ったよりも冷静で中道だからこそ、熱心じゃないファンが離れたら数字に出るし
まだ残ってる熱心なファンも具体的に不満があるからこそ、批判は止まないんすよ
ワンピースの劣化とその批判が収まらないのは、その意見の正否はともかく、そういう段階を踏んで各所から滲み出てきてるから
時代のうねりって言ってもいいレベル
だから、昔のワンピースとちゃんと比較して何がおかしいのかどう違うのかというのを、アンチに不満を持ってる肯定派も考えなきゃいけないよ
なべおつさんの最新話の感想動画についてですが、正直なところ、もう更新をやめていただきたいと思っています。再生数やコメント数の減少は明らかで、視聴者の関心が薄れているのは否定できません。それ以上に、「つまらない理由」を繰り返し取り上げる動画が続くことで、どれだけ内容に筋が通っていたとしても、全体の印象が悪くなってしまっているように感じます。
もちろん、なべおつさんなりの考えや意図があってのことだとは十分承知しています。それでも、そろそろ方向転換をして、過去の〇〇編など、より好評だった感想動画に注力した方が良いのではないでしょうか。そちらの方が視聴者としても楽しめますし、チャンネル全体の雰囲気も前向きなものになると思います。
もし今後も最新話の感想動画を続けるのであれば、毎週細かく取り上げるのではなく、10話単位など、ある程度まとまった形で一気に振り返るスタイルの方が、内容的にも密度が出ますし、視聴者の満足度も上がるのではないでしょうか。
いち視聴者の素朴な疑問と提案にすぎませんが、ご一考いただけたら幸いです。
んなとこで安い仁義語ってドンとかいわれても
全くかっこよくないよおだっちというのはおいといて
うんkの「断れば殺すといったら?」に対してブルックの
「死にましょう!!仁義を欠いて生きるよりは!!」ってセリフの
「生きるよりは」って言い回しに違和感を感じる
死にましょうに対する倒置法とするならおかしいと思う
ピザのような無茶苦茶なこと言う考察者の動画とそのコメント欄を見れば分かる。
今のワンピースはこいつらに向けて描かれていて、少年(とその心を持つ)読者に向けて描かれてない事実に。
ワンピースは最早嫌いだけどジャンプはまだ嫌いではない。だからジャンプって少年誌が一向にアップデートを拒否している姿勢が普通に腹立つ。
漫画じゃない何かを世に出さないで欲しい。汚れる
寄生獣→131話で完結
鬼滅の刃→118話で完結
デスノート→108話で完結
チェンソ一部→97話で完結
ワンピース〜131話→ワポル登場まで
131話前→フーズフーがニカを明かす
118話前→ホーキンスが倒される
108話前→ビッグマムに大技を浴びせる
97話前→カイトウが倒される
尾田。お前何してんの?全然話進んでないやんけ
ふるおるさんという方がワンピがつまらなくなったか否かの動画を賛成と批判の両意見を裁判みたいな方式で出してたけどオススメなので見て欲しい
今はクロ側の意見をよく考えずにシャットダウンしてる人が増えてるからああいうのを専門的に出すワンピ批評チャンネルが増えればもう少し冷静になって考えられるのかな
学校や図書館の存在を平和ボケと評するのも、なんだかなぁって思うんですよね。
娯楽というよりも教育のための施設であって、富国強兵にはむしろ必要なものだと思います。
そのあたり、作者や編集者が物事の本質を見抜けてないなぁってド素人目線でも感じちゃうんですよね。
ワンピース信者が編集に採用されていった結果が、今のワンピースを支える信者の団体と化した。本人は楽しいんじゃね。最近色々やっててイキイキしてるじゃん。歳とっても楽しい人生を歩んでてよかったよかった。
ワンピースは他の漫画の面白さを相対的に教えてくれる素晴らしい作品だわ
今日「寄生獣」を読破したけど非常に面白かった。物語構成のバランスはいいし相手の強さが変な数値じゃなくちゃんと体系的に伝わる。そして主人公はちゃんと答えを出す。迷ってるシーンはその葛藤が伝わる。
「母ちゃんだーー!! 士気が居られるーー!!」のギャグに関して、色んな動画を見て賛否両論、いや好評価の人間はまず居ないとわかった。
信者は「シリアスを緩和するためのギャグシーン」として捉えているように感じる。
対して批判勢は「子供が攫われてんのにエルバフの戦士が偽物の母(妻)ごときにビビるのは親も海賊も戦士も失格だろ」と思っている。
どっちが正常な思考かは一目瞭然では。
1147話のナミやジンベエ達のダメっぷりに文句があるのは分かるよ
まあ1148話を楽しみにしてろって、きっと全て演技で、カッコいい麦わらの一味が描かれるに決まってるから(希望観測)
みんな〜!
ワンピース買うのやめろ〜!
売上が下がらないと、おだっとはちは理解しね〜!
まーた場面転換スタートに戻ってるやん前々回はできてたけど何?
ちょい見せは悪くないって言い訳済んだからヨシ!ってこと?
きもイルヴァちゃんとぐうん子ちゃんを描きたいがためのエルバフ編。
・天竜人には天竜人間でも協調性はない。
・仕事は出来ない。
・天竜人に出来る事は殺しと簒奪のみ。
・偉ぶれる理由が800年前に世界政府を開いた一族の末裔というだけ。
・改心しても殺されるぐらいの人望。
・男はブサイク。女天竜人は例外的に美人。
元々魅力を感じないキャラだったけど、ここに来て、改心ルートを模索中かな。
作者にはそれしか引き出しないもんな。
ヤルルがニカには複数の解釈があるって言ってたけど、
リトルガーデンで描かれた戦いの神”エルバフ”設定との整合性が気になりますよね
ニカを後付けするとしても以下のようにしたら整合性取れると思ったのですがどうでしょうかーー??
・神様の名前を呼ぶのは畏れ多いから、巨人族は基本的に”ニカ”と直接口にはしない。(麦わらの一味など部外者への説明など必要なとき呼んでいい設定でもいいけど、”ニカ”の名はベガパンクやギャバンに言わせても問題ないはず)
→現実の宗教でも同様のことあるし自然かなあと(あと、ハリーポッターのヴォルデモートとか)。
・神の名を直接呼ぶことを避けて”エルバフ”と呼んでいたことにする。”エルバフ”以外の呼び名を使う巨人がいても別にいいけど
→エルバフの語源は神話上の英雄でも何でもいいと思う。説明なしの裏設定でもいい。
・ニカの説明「笑い・解放・破壊の神など…..」となってたけど「戦い」を入れる
今週の話じゃなくてすみません!
【追記】もちろん「ニカ〜♡」ってアイドルファンのようなリアクションもなしで、厳かな信仰にしたほうがよかったです。
なんなら、巨人族がエッグヘッドに来たのはニカの真似事をしてるルフィに怒ったからで、恩があるドリブロとオイモカーシーだけは「そんなやつじゃなかったはず…」と思いながら緊迫した空気でルフィに問い質して、誤解が解けて共闘する流れが良かったです。。。。
ワンピース、完結おめでとう!
黄金郷は空にあったんだ!からのラフテルへ到着してからの怒涛の展開はとっても面白かった!
尾田先生、最高の物語をありがとう!
ワンピースは永遠に語り継がれる伝説の漫画になるでしょう!
ワンピース最高!ワンピース万歳!
実際ここの奴らが金払ってまでこんなつまらん漫画読んでるのかは気になる
早バレ許しません!とか言ってネットのまとめだのこのブログみて読んだ気になってるやつなんて大勢いそうだな
本当に編集が一切注意も指摘も出来ない状態なんだろうなぁってのが透けちゃってるから困る
くっそ単純なミスも明らからに初見で読んでおかしいでしょって部分があるのに何回もスルーされてる
ワンパンマンみたいにリセット描き直ししたらいいと思う
ワノクニからでニカリセット
魚人からで鮫と覇気リセット
どっちでもよい
麦わらの一味のオールナイトニッポン、エッグヘッド編で印象に残ってる場面挙げようって話題で
くまの過去編の他は山口勝平さんがベガパンクが好きっていうくらいしか話題が出ない
声優陣も大変なんだな
文句言うなら読むなよ気持ち悪い
チョイ見せ、まーたイルヴァを丁寧にお描きになられてる。尾田さんって性癖変わったんかな?
難癖や水増しがなく、まともな指摘しかない。それでこんだけ長い文章になるのって、ある意味すごいわ。
今回のちょい見せ
エルバフのガキ、断崖で矢印鉄骨渡りをする。
だから、騎士団は取引したいのか喧嘩売ってんのかどっちだよ。