4/23 追記完了しました
1146話、ここ数話と比べると、描く意味のあるシーンや話が前に進む要素があったためマシに感じました。
が、それも無駄な描写が多すぎるせいでテンポが死に、キャラ達の無能さや言動の不自然さが際立って展開の説得力を失い、緊迫感を無に帰す結果となっているため台無しなんですよね。
端的に言えば、重複描写が多すぎるのです。
1つの描写や1人のリアクションを入れるだけで、その描写やコマの役割は果たしているというのに、いちいち全員に同じセリフや同じ表情でのリアクションを繰り返しさせるため、ただ間延びして退屈さを増すだけの結果となっている。
作中時間における1秒あたりのコマやセリフを増やす事自体は、そうすることで効果を生むケースもありますし、意図して無駄を入れることで意味を生むケースもあるのですが、今のワンピースは「スピード感を持って描くべきシーンに、無駄ゴマを挿入しまくってテンポを殺す」という、明確に排除すべき愚行を犯しているだけに過ぎません。
この「余計なセリフやリアクションを描き過ぎることでテンポを殺してしまう(ことに気づかない)病」は、第三者(編集者)が指摘するほか改善しようがないのですが、なんとかならんもんですかね…
無駄を削れるようになれば、今の倍の濃度とスピードで話が進むことになるため、それだけで(内容は変わらずとも)読み応えが増し、面白さに直結する効果が得られるはずなのに、なぜそこにメスを入れないのか理解できません。
ワンピースが終わってしまったら困るから、できるだけ引き延ばして完結を先延ばしにしたい、という思惑があるのだとしても、それは「意味のある描写やシーン」を増やすことによって為すべきであり、「無駄な描写」でそれをやると作品をつまらなくして読者を失うだけなのですから、真っ先に排除すべき愚行でしょうに。
取り急ぎコメ欄のために公開しておき、以下随時追記していきます。
以下追記です。最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)
また、触れ足りていない部分については、さらに追記するかもしれません。
目次
1146話、無駄が多すぎる理由
冒頭3ページまでは、一部気になる点はあれど許容範囲だったため普通に読めました。
なのでこのまま進んでくれれば、もう少しポジティブな評価になったかもしれません。
が、その後の描写のせいで冒頭3ページの「気になる部分」が一気に許容範囲を超えてしまい、結局ポジティブに評価できる部分がほぼ消え去る結果となってしまいました。
以下、具体的に指摘していきます。
軍子、ソウルキングにリアクションせず
まずはこちらの件。
1144話で軍子の好きな曲は「“NEW WORLD”」だと答える描写があり、

これがソウルキングの楽曲だったことから、「軍子はソウルキングのファンなのか?」「この後対峙した時に、ファンとしてのリアクションが描かれるのか?」といった予想がなされていましたが、完全スルーという結果になりました。
👇🏻この描写だけであれば、まだ可能性は残ったかもしれませんが、

その後に言葉も交わして、


直接攻撃までしているわけなので、

こいつが(“麦わらの一味”のブルックであり)ソウルキングであることに気づかないはずがなく、さすがにファンという解釈は無理があるでしょう。
「“NEW WORLD”」を好んで聞いておいて、ブルック(ソウルキング)に一切触れることなく、リアクションもしない理由として考えられるのは、
- 曲が好きなだけで、アーティストには興味がない(ソウルキングの楽曲だとわかってない)
- ブルックとソウルキングが同一人物であることがわかってない。
- わかっているが、あえてスルーしている。
- そもそもそんな意図や設定などなかった。
あたりでしょうか。
①②は、それならわざわざ描く必要がないため、仮にSBSなどでそうだったと説明されたところで誰も納得しないでしょう。
ゆえに読者を納得させるには③の方向性で描くしかないわけですが、これも「あえてスルーしている」と感じさせる描写がない時点で無理があり、この後「実は気づいていたがあえてスルーしていた」と明かされたとて、納得できる読者はいないだろうと思います。
結論、私は④だと思っています。
要は、単にウタを匂わせて話題にしたかったから軽いノリで差し込んだだけであり、好きな曲を「新時代」(「New Genesis」)と言わせてしまうとウタを原作に登場させる事と同義となるから「NEW WORLD」にしただけで、「軍子がソウルキングの楽曲を聴いている」という意図で描いたわけではなかったのだろうなと。
まぁ、私としてはそもそもそんな不毛なやり取りや設定のためにコマを割いて欲しくないので、全スルーの方がありがたいのですが、それなら尚更「神の騎士団」の暇つぶしシーンなど全カットしとけとしか思えませんね。
「エネルか天竜人みてェな事言いやがって!!」
ここの鼻のセリフは、説明的すぎることに加えて、鼻がそもそも直接天竜人と関わった(「我々は“神”である」と口にする姿を見た)シーンなど描かれたことがない為、エネルと同時に想起して並べることに若干違和感を覚えたものの、まぁ全然「あり得る」ことではあるのでスルーできるポイントでした。

が、この後軍子が「しかるべきルートで聖地へ連行する」と発言したことで、ジンベエが「まさかお前さん“天竜人”か!!」と察し、天竜人であることが確定的となったタイミングで「えー!? あの腹立つ…あ…!! おれらが知ってんのとイメージ違う!!」と言わせてしまったせいで、「あり得ない」セリフとなり、丸ごと台無しとなりました。

なんで先に「天竜人みてェな事言いやがって!!」と天竜人の名を出しておきながら、天竜人であることがほぼ確した後にこんなリアクションになるのか。
このセリフを言わせるなら、前のシーンは「エネルみてェな事言いやがって!!」とするべきだし、ここで「エネルか天竜人みてェな事言いやがって!!」と言わせるなら、ジンべエに「まさかお前さん“天竜人”か!!」と言われたら、「マジか!! 本物の天竜人!?」とか「本当に天竜人だったのか!!」のようなリアクションになるはずでしょう。
もっと言えば、ジンベエの「まさかお前さん“天竜人”か!!」もおかしい。
先に侵入者から「我々は“神”である…!!」と言われ、鼻がそれに対して「エネルか天竜人みてェな事言いやがって!!」とツッコミを入れて、「天竜人」というワードを出しているのだから、「まさかお前さん“天竜人”か!!」なんて初出しアイデアのようなセリフになるはずがありません。
こいつは鼻のリアクションを聞いてなかったのでしょうか。
要は鼻のセリフも魚のセリフも、冒頭3ページの内容が全く反映されていないのです。
「まさかお前さん本当に“天竜人”なのか…!?」→「マジかよ!! おれらが知ってんのと全然イメージ違ェぞ!!」のようになるのが自然でしょう。
本当に何も考えずノリだけでセリフやリアクションを決めてるのかと思ってしまうほど、1話の中でさえセリフのつながりや整合性が無視されている。冒頭3ページとその後と、別の作家が分業してネーム書いたのかってレベルでつながりを感じない仕上がりです。
何回描くんだガキ共の爆睡行進
前話で触れたガキ共の爆睡行進描写、今話も描かれました。

一体何回描くんだ…とは思いつつも、このシーンに関しては、コロンが「どこに連れて行く気だ!! あいつらを返せよ!!」と叫ぶシーンなので、このセリフの意味が理解しやすくなるよう友達側の描写を入れる意味はあると言えます。

なので、(なくても別に問題はないものの)今話の描写に関してはスルーできるところでした。(むしろ前話までに描き過ぎな事のほうが問題なので、数話単位で展開を考えている場合、そちらをネーム時点で修正すべきだろうと思います)
が、これもこの後の描写のせいで台無しなんですよね。
見てください👇🏻こちらのコマ。

「我々とて もっと簡単に拉致したいがこのデカさ…」という軍子のセリフに合わせた描写が、全く関係のないフランキーサイドの怪物が倒れるシーンとなっています。
セリフと絵が全くリンクしておらず、「このデカさ」の「この」が、一瞬、倒れたかみなりの怪物のことを指してるようにさえ見えてしまう。
こんなシーンを挿入するくらいなら、ここで子供達の爆睡行進描写を入れるべきでしょう。
たとえば、コロンのシーンには子供達の行進描写は入れずに船での様子のみ描いて、その後「我々とて もっと簡単に拉致したいがこのデカさ…」「自ら歩いてもらう他ない しかるべきルートで聖地へ連行する」というセリフに合わせて、子供達が「自ら歩いて連行されてる描写」を入れるということです。

コロンの方に行進描写を入れるのであれば、その後にフランキーサイドの様子など挟まず、普通に船の上の様子を描くか、挟むとしてもこのガキ共ではなく、まだ学校に残っている子ども達や、第2陣、3陣の子供達の様子を描くべきでしょう。
なぜなら、「我々とて もっと簡単に拉致したいがこのデカさ…」という軍子のセリフに、フランキーサイドの様子は微塵も関係がないからです。
フランキーサイドの様子を入れたいなら、この後の「エルバフは実に…情報伝達力が乏しい」のセリフに合わせて入れた方がよほどしっくりきます。

フランキーサイドのみ火事や誘拐の情報が伝わっていないわけなので、このセリフと状況がマッチするからです。
とは言っても、今話の終盤にわざわざフランキーサイドを入れるべきとも思わないので、まるまるカットして他シーンの掘り下げにコマを使った方が絶対いいだろうと思ってしまいますね。
「神の騎士団」を知っている骨
ここは全然スルーできるポイントだったのですが、「ブルックが“神の騎士団”を知っている事には、何か深い理由や背景があるはずだ」的な解釈をしている方もいるようなので一応触れておきます。

結論、私は何もないと思います。
なぜなら、作中キャラ達が、誰もその点に疑問を抱いてないからです。
「ブルックが“神の騎士団”の存在を知ってるのは不自然である(何か理由があるはずだ)」という場合、そしてそれが今後明かされる場合、ここでその点に触れさせなければ意味がありません。
これは作中キャラの視点でもメタ視点でも、(理由付けがあるのであれば)この場で触れておかなければおかしいポイントです。
ブルックが知っていることに理由付けがある(それを用意する意味がある)ということは、「理由付けがないのに知っているのはおかしい(理由付けなく知れるはずがない)」ということになるわけですが、その場合、それはキャラ視点からも同様の感想を抱く事になるわけなので、たとえば「神の騎士団!? なんだそれ 天竜人の中にそんな組織があるのか?」とか「ブルックお前なんでそんなこと知ってんだ?」といったリアクションになるはずなのです。
それがなく、ブルックのセリフを普通に受け入れている(描写になっている)ということは、作中キャラ達はブルックが「神の騎士団」を知っている事に何ら違和感を抱いていないということになります。
これはブルックが「神の騎士団」を知ってる理由付けをする意味がない事と同義です。
理由付けしなくても何の問題もなく、誰も疑問を抱くことなく話が進んでいるのですから、仮にこの後明かしたところで、(この時点で食いついてない一味にとっては)「へー」以上の感想は持ち得ないものであり、わざわざ後から補足する意味がないからです。
おそらく「ブルックは(そもそも長生きしてるだけあって)物知りだから知ってるんだろう」といった理由で普通に受け入れているのでしょうが、要は「その程度の情報に過ぎない」ということです。
そのように処理しておいて、後から「実はブルックが“神の騎士団”の事を知っていたのにはこんな理由があったのです」と明かされても、(喜ぶのは考察勢だけであり)キャラを置き去りにした強引な後付けにしか見えないため、キャラが損をする結果にしかなりません。
メタ視点から見ても、作者がそうした理由付けを用意していて、この先それが明かされるのであれば、このシーンは「ブルックが“神の騎士団”を知っているのは不自然である(何か理由があるはずだ)」という前提で描かなければ意味がない。
今の描き方では、「理由を後付け」することもできるし、「ただ物知りだった」で済ませることもできるため、「伏線」になっておらず、ゆえに回収する意味を用意できていないからです。
伏線として描くつもりなのに、あえて伏線として機能しない描き方(「後付け」にしか見えない描き方)をする意味などありませんから、何か理由付けがあってそれがこの先明かされるのであれば、このタイミングでそうだとわかる描き方をするはずなのです。
それがなされていないということは、そんな理由付けはないし、この後描かれることもないと捉えるべきでしょう。
これはSBSで明かされる場合でもそうです。軍子含む周囲のリアクションが、ブルックが“神の騎士団”を知っている事に驚いたり疑問を抱いたりする描写になっていない以上、知っててもおかしくない(特に理由付けは必要ない)ということにしかなりません。
逆に、もしこの先その理由が描かれたら、「このシーンの描き方がおかしい(キャラを置き去りにした)」ということにしかならず、「伏線すげェ」という評価にはなりません。
つまり、今話で周囲に食いつかせない描き方をしてしまった以上、(キャラ達を犠牲にしないためには)特に理由付けはなく、単に年の功からくる骨の「万能物知り役」としての役割から、話を円滑に進める上で必要なセリフを言わせただけ、とする以外に方法はないわけですね。
で、実際のところ作者は、最初からそのつもりで描いている(深い理由付けなど用意していない)だろうと私は思っています。
鼻へのちょっかい描写の謎
今話の最大の無駄描写がこちら。

何なんでしょうこの鼻にちょっかいを出すだけで攻撃意思のない無意味な行為。

「ぺし!! ぺし!!」じゃねェのよ…笑
軍子の目的はコロンを誘拐する事なのに、コロンに手を出す前に鼻にちょっかいを出すことから始める意味がわからない。
これもブルックの件同様、キャラ視点でもメタ視点でも意味のわからない描写です。
コロンを攫う上で、“麦わらの一味”が邪魔だから先に始末するのであればわかりますが、それなら、最初から鼻を矢印で突き刺して速攻戦闘不能にさせるべきで(つまり攻撃意思を持って矢印を向けるべきで)、「ぺし!! ぺし!!」するだけで攻撃しないのは、軍子の判断としても、わざわざその様子を描く作者の意図としても、全く意味がわかりません。
この後のバトルシーン含め、ひたすら無駄な描写が挿入されまくるせいで、テンポが死んでいるだけでなく、バトルシーンが丸ごと意味を失う結果となっています。
この点は後ほど掘り下げます。
話を聞かず、自分達から開戦する謎
軍子はまだコロンを攫おうとはしておらず、一味に攻撃を加えてきたわけでもなく、鼻に「謎の能力」で意図不明のちょっかいを出してきているだけなのに、その点に疑問を抱くことなく、急に好戦的になって自分から戦闘を始めてしまう露出狂。

まずこの矢印が何なのか、何の能力者で、何の為にこの場に現れたのかなど、相手に聞くべきこと、考えるべきことたくさんありません?
「じゃあ連れてかれるチビ達は奴隷にされるって事か!?」という鼻の問いに対して、軍子は何も答えてないんですよ?
「そんな事させない!!」じゃねェのよ。「そんな事する」なんてまだ誰も言ってねェのよ。
なんで話の途中で、相手の意図や狙いなど何もわかってない(確認さえしていない)状況かつ、相手がコロンを攫おうと動いたわけでもないのに、敵の情報を得ることなく、まず攻撃して戦いを始める選択になるのでしょうか。。
弱ェくせに頭も使えなくなり、状況を把握することさえ放棄していきなり喧嘩を始める、ただの低脳ヒステリックおばさんと化してしまいました。
たとえば、「しかるべきルートで“聖地”へ連行する」の後に、「そこにいるガキも連れて行かせてもらうぞ」と言われて矢印が伸びてきたことから、コロンを守るために戦いを始める、という展開や、いきなり鼻に矢印を突き刺して致命傷を負ったことで開戦となるのなら分かるのですが、まだこいつが「神の騎士団」であり、子供達をマリージョアに連れて行こうとしていると聞いただけで、相手から攻撃をしてきたわけでもないのに、勝手に「奴隷にされる」と決めつけて、「そんな事させない!!」と自ら攻撃を仕掛けるのは、先走り過ぎて空回りしている痛々しいキモキャラにしか見えません。
なんでこんな不自然でツッコミどころしかない展開のさせ方をするのか、理解に苦しみます。
「世界が消える」件に一切食いつかない
その後、「世界は…ある日突然消える…!! 筈だった!!」「だが一部の人間がそれに気づき 世界に知らしめた…!!」というセリフを一味全員丸ごとスルーして、一切その言葉へのリアクションをせず、疑問を抱かない描き方がなされます。

これはエッグヘッドの時から徹底されてるのですが、なぜ一味はこの世界が消えることに一切関心を示そうとしないんでしょうね…
軍子の話は一味に聞こえてないのでしょうか。
聞こえてしまうと物語の進行上不都合になるから、まだ軍子は話の途中であり、軍子からは何も仕掛けていないというのに、自分達から攻撃を仕掛けて開戦し、反撃されたことで話を聞き逃したものとして描いてるんですかね?
そうやって無理やり「聞こえてない」状態を貫こうとしているようにしか見えないのですが、こいつらは、一体いつになったらベガパンクの放送内容と「世界の真実」について知るのでしょうか。
この後も、「だが一部の“人間族”がそれに気づき 世界に知らしめた…!!」と説明しているのに、

一味全員ノーリアクションで、軍子に攻撃を仕掛ける描写を続けます。

こんな重要なセリフを、一味全員「聞いてない」ものとして描いているのでしょうか?
あるいは「聞いてるけど誰も食いつく事なくスルーしている」ものとして描いてるのでしょうか。
なぜそんな描き方をするのでしょうか。
一味が「世界が消える」ことを知ってしまったら、グランドライン一周することや海賊王になるという目的がブレて、ルフィ達の行動をどのように描けばいいかわからなくなってしまうからでしょうか?
実際、私も想像できないですからね、「この世界は海に沈む」「世界はある日突然消える筈だった」と聞いた一味がどのようなリアクションをして、どのような行動を選ぶのか。
なぜならルフィの目的は「海賊王になる」ことであり、「世界を救う(ヒーローになる)こと」ではないからです。
「海賊王」になる前に、「この世界は海に沈む」と知らされた場合、世界を救うことを「使命」だと考えてそれを優先するのか、スルーして自分の冒険を続けるのか、ルフィの反応や選択が全く想像できません。
より正確に言えば、「世界を救う」「世界沈没を防ぐ」ことを優先するとは思えない一方、そんなスタンスの主人公を描くわけにはいかないから「知らない」状態を貫くしかない、という作り手の都合によって無理やり今の状況を強いられているようにしか見えないのです。
要は作者の「鳥カゴ」に閉じ込められて、行動範囲を制限されているようなものです。
もうこの時点で、「この海で誰よりも不自由な主人公」と化しており、ルフィの「海賊王」の定義を逸脱してしまってるんですよね。

結果、ルフィはこの物語の前に進める推進力を失い、「世界が沈む」という作者が用意した舞台で、出番が来るまで「鳥カゴ」に入れられたまま裏で待たされ続けている、御都合主義の一番の犠牲者となってしまいました。
世界中の人間が知らされた事実なのに、主人公一味だけ「それどころじゃなくて聞いてなかった」とされてるんですもん笑
なんならその事実を知ってるはずの(エルバフの)連中からも、なぜかその話だけは一切なされずに、知る機会を与えられない作為まで働いていますからね。
物語の筋が完全に崩壊しています。
「この海で一番自由な奴が海賊王だ」と言っていたルフィが、物語の都合で強引に情報統制され、自由な動きを制限されてるわけですから。
だから私には「世界が海に沈む」という設定自体、全て後付けだった(ないし大幅改変されてしまった)としか思えないんですよね。
最終章でこんな形で主人公を蚊帳の外にするシナリオを、前半の海の頃の尾田先生が考えていたとは到底思えません。
鼻の攻撃で体が砕けてしまう衝撃の脆さ
技名を叫んでいないので何の技なのかわかりませんが、ドクロの爆煙が出てるのですから、「ドクロ爆発草」あたりでしょう。

これまでこいつの爆発系の技で敵を戦闘不能にできた事などない(その程度の火力しかない)というのに、上半身丸ごと吹き飛ぶって、これどういう描写なんですかね…

「神の騎士団」の肉体はこんなにも脆いという事を伝えたいのでしょうか…
サターン聖も同様の砕け方をしていたので、

イムに近しい連中は、「イムの力によって再生能力を与えられる代わりに肉体が脆くなっている」的な設定でもあるのかなとも思いましたが、サターン聖はくまにぶん殴られても無事だったのですから、そんなことはありませんよね。

くまの武装色の怒りのパンチよりも、鼻の爆発草の方が破壊力が上ということでよろしいでしょうか。
サターン聖の防御力が強靭で、軍子が脆いだけなのかといえば、ボニーのへなちょこパンチでも砕けてる(というテイ)なのですから、それもないでしょう。


ちなみにナスはアトラスの爆発によって、

頭が欠けていました。

物理攻撃には強いけど、爆発には弱いのかとも思いましたが、結局ルフィとボニーのパンチでボロボロに砕けてるんですから、そんな設定もないでしょう。
軍子だけが異常に耐久性がなく、簡単に破壊されるということかもしれませんが、総合すると、みんな割と簡単にボロボロになってるわけなので、👇🏻こちらのシーンのくまのパンチだけ異常に弱く、見かけ倒しだった、と解釈するしかないですよね。

ボニーを守るために命を捨てた男が救世主として現れた後の、怒りを込めた渾身のパンチだったのに…?😂
可哀想に…
せめてジンベエの正拳突き系の技にしておけば砕け散るのも分かるのですが、鼻の「爆発草」ごときで上半身が吹き飛ぶのはさすがに脆過ぎて無理があるとしか思えません。
結果、ただ敵の(再生能力があるという)ヤバさをひけらかすために描かれただけにしか見えず、全く説得力がないため、強敵感やそれゆえの危機感を生む効果が微塵も得られてないんですよね。
重複リアクションが多すぎる
今話を「無駄が多すぎる」とした理由は、重複リアクションや無意味な描写が多すぎるからです。
一番わかりやすいのはこちらのシーン。

軍子の上半身が吹き飛んだかと思ったら、「パキパキ」と音を立てながら復活していく様子を見た一同は、「え!?」「はァ!?」「え〜〜〜〜!!? かわいそうだったけど復活は気持ち悪い〜〜〜!!」「本当だ蘇るなんて気味悪い!!」と(魚以外)全員がリアクションし、しかもその内容が全て重複しているという「無駄」しかないシーンとなっています。
これだけでもしつこ過ぎてうるせェのに、この後さらに「キャ〜〜〜〜〜!!」「あああああああああ」が追加されます。

もうあり得なさ過ぎて意味不明な描写です。
お前だよ「気持ち悪い」のは。
今一通り全員に驚かせた後だというのに、さらに追加してくる無駄さ加減。
このリアクションは一体何に対する驚きなのでしょうか。
おそらく体が元に戻っていく上、しゃべり出した事に対する驚きなんでしょうが、必要ですか?
もう散々驚いてリアクションしまくった後なんですよ?
入れるなら「しゃ…しゃべった…!! やっぱ死んでねェのかこいつ!!」とか「何なんだこいつ…!! いったい何の能力者なんだ!!」のようなセリフにすべきでしょう。
要は、前のリアクションと「情報」を変えるべきでしょう。
何で何の意味もなさない、雑音でしかない脳なしリアクションを何度も繰り返し描こうと思えるのか不思議でなりません。
重複しているのはセリフだけでなく、作画もです。
たとえば鼻。延々同じアングルの固定カメラで、ポーズと表情を変えた姿を撮り続けてるだけで、ほぼ「動き」や「画変わり」がありません。



これ、全部同じ1ページ内での描写ですからね…
4コマもかけてこのリアクションを描くことに何の意味があるのか。
しかもこの後、さらに👇🏻こちらのコマも追加されます。

「うわ!! え!? 何だこの矢印!!」
「わー何だ何だついて来るっ!! 離れろ!!」
「わー!! やっぱこの矢印 攻撃目標的なやつだよな」
要りますか?
ウソップが得体の知れない矢印を「攻撃目標的なやつ」だと理解するまでに、4コマもかけて変わり映えのしない単調な絵を描いて、これだけの文字数のほぼ中身のないセリフを言わせる必要がありますか?
こいつは「勇敢なる海の戦士」に憧れてエルバフに来てるんですよ?
そのエルバフの戦士の子供の前で、こんな情けない姿を晒すだけの描写に4コマもかける価値がどこにあるというのか。
侵入者がコロンを攫おうとしていると知って、「コロン後ろに下がってろ!! おれが必ず守ってやる!!」と前に出て自分が軍子を請け負う姿勢を見せるところに4コマかける方が、よっぽどこのシーンを描く意味を与えられると思いませんか?
軍子など、(今話に限った話ではありませんが)ひたすら👇🏻この表情と構図ばかりが挿入されます。










キッショ…
これ今話だけの描写ですからね?
単純に何回同じ表情描くんだよ…って思いません?
ひたすら同じアングルの同じ表情を描き続けているだけで、何の価値も生んでいないコマが多過ぎる。
表情が変わらないのなら描く必要などないのに、あらゆる挙動に対して「今こいつがどんな表情をしているのか」をいちいち差し込んでくるのです。
結果、「無駄」だらけとなってテンポが死に、退屈さが増し、全てが茶番となっている。
もちろん描く必要のあるコマもあるのですが、半分以上が不要であり、カットしても何ら問題ない(つまり描いていることが一切価値を生んでいない)コマばかりです。
むしろなくした方がテンポがよくなり、危機感や緊迫感が高まるとさえ言えるでしょう。
同じ絵ばかり描くから、一つのシーンの意義が薄れるのです。
まだまだあります。
👇🏻こちらのコマの後に、

👇🏻リリスとボニーに寄ったコマが描かれるのですが、

👇🏻この時点で描かれているポーズと表情と全く同じものをズームしただけのため、描く価値がありません。

もちろんそういう手法自体はよくあるものですが、この場面・このタイミングで、「リリス・ボニーに寄ってその表情を詳しく伝える」意味など全くない。
むしろ、「なんでこいつら施設の中にいたのに(戦うつもりもないくせに)わざわざ外に出てきたんだよ」という疑問に答えられる描写を入れるほうが遥かに重要でしょう。
なんで戦う気もないのに外に出てきて、リプリーの肩で観客やってんだよ意味わかんねェな。
具体的には、1144話の時点で、リプリーとフランキーを「警報を聞いたから急いで西の村に戻らなければ」というスタンスで描き、リリスとボニーもそれについていく、という形で描いた後に怪物が現れた、という描き方をしておけば、このシーンはセリフを入れなくても、流れとしてつながることになります。
が、1144話の時点で、(警報を無視して)フランキーも施設の中に入ろうとしていたところ怪物が現れた、という描き方がなされていたわけですから、それを退治したのであれば、その後は「みんなで施設の中に入る」流れになるはずであり、「リリス・ボニーが外に出てきてリプリーの肩に乗りながら、怪物を倒して大喜びで走って逃げる」様子を描かれても、つながりが全く感じられないため、なんじゃこのシーンという感想にしかなりません。

描かれている「情報」がどう見ても的外れゆえ、「描く価値がない」「無駄」なコマという結論になるのです。
ただでさえフランキーサイドなど(今話のこのタイミングで)描く価値がないというのに、意味不明なシーンを重複描写によって表すようでは、「無駄」と断ずる他ないでしょう。
暗黒女と媚たぬきのシーンも酷い。

👆🏻こちらのコマの後、サウロが顔面からトゲの上に倒れたら、
👇🏻この表情です。

固定カメラで同じアングルと寄り具合で、表情の変化を追っているだけ。
変わり映えのしない絵が連続するため「動き」が一切なく、茶番にしか見えません。
最後に面白い重複描写を置いておきます。
「ガン!! ガン!!」

「ガン!! ガン!!」

ひでェ…😂
なんだこの4コマ漫画的描写…笑
手抜き描写を重複させているせいで、シュールなギャグシーンにしか見えないため、これも描く価値がありません。
こんなもん入れずに、サウロが力尽きてそのまま倒れる様子を描けばいいし、その後に「ガン!! ガン!!」とチンケな攻撃を加えるのも小物ムーブにしか見えないので、入れるなら倒れたサウロを思いっきり棍棒でぶん殴る描写にすべきでしょう。
ま、それを描くのが面倒だから、こんなチンケな描写で処理されているのでしょうが…

攻撃態勢に入ってから何もしない謎
鼻に「ぺし!!ぺし!!」やった後、

再度軌道を描いて攻撃態勢に入るのですが、

このポーズのまま、なぜか急に「もう“秒読み”なのだ」と語り出し、

(7コマ分も)静止したまま👇🏻この表情で喋り続け、

露出狂の脳なしクソキモセリフを聞いた末に、

ようやく動き出すという謎描写がなされています。

攻撃態勢に入ってから動き出すまで時間かかり過ぎだろ笑
今まで何やってたんだよお前。
何のためにこんなに早く鼻にターゲットを決めて攻撃態勢に入る描写を入れたのでしょうか。

テンポやスピード感が完全に死んでおり、描く価値を失った意味不明な茶番バトルシーンと化しています。
「もう“秒読み”なのだ」はよかった
今話で一番よかったのはこのセリフと描写です。


私としてはここから最後の戦いまで、まだめちゃくそ長いんだろうな(何なら最悪描られずに終わるのでは)と思っていたため、このセリフの通り「もうそこまで迫ってる(まもなく始まる)」のであれば、想像よりだいぶ早く“巨大な戦い”に突入してくれそうだなと。
「もうじき」や「いずれ」「近いうち」「まもなく(秒読みに入る)」といった言葉ではなく、“もう秒読み”(段階に入ってる)ということなので、感覚的にはエルバフ編からそのまま、あるいはこの神の騎士団との戦いの流れで、そのまま“巨大な戦い”に入っていく可能性さえある言い方です。
そのような怒涛の展開になるのであれば、この先を多少楽しみにできるのですが…
ま、その期待は当然のように裏切られ、「全然秒読みじゃねェじゃねェか」とツッコミを入れることになるのでしょうが…笑
それでも、作者が「もう“秒読み”」という言葉を使って、“巨大な戦い”がすぐそこまで迫ってることを示してくれたのは、私としては興奮できるポイントでした。
その言葉が嘘とならないような展開になることを期待しましょう。
何回出てくるんや同じ敵
👇🏻こちらのコマは、セリフと作画がきちんとリンクしていて、(1145話の作画のようにただアシ絵任せの船で進撃してるだけではなく)キャラ達が戦っている描写のため見応えがあってよかったです。

が、だからこそ、やはり1145話の描写など描く価値はなかったと思ってしまいますね。
単純に、「似たようなシーン何回描くねん」と思いませんか。
しかも一度(なんなら二度)倒したはずのキャラが再度登場しているため、戦闘が完全に茶番化しており、ただ「戦ってる風」の(話の展開に一切関係のない)シーンを繰り返し描いているだけに過ぎません。
たとえば“ドラウグル”は1144話で倒したはずなのに、

1145話でも出てきて、

今話でもまた出てきます。

なんべん倒すねん笑
しかも今話の👇🏻このコマを見るに、ドラウグルだけでなく、前話で倒していたはずの怪物共が全員復活してるんですよね。

こいつらは前話で、👇🏻この怪物達を倒し切る事なく、

火事現場に駆けつけたのでしょうか。

進撃のシーンの後に火事現場に現れて口を挟んでたわけですから、途中にいた怪物達は全て撃退したと考えるのが自然かと思いますが、倒し切ったつもりだったけど復活した(また新しいのが湧いてきた)という事なのでしょうか。
まぁ1145話の時点で、既に“ドラウグル”みたいのが2体いるので、「同じ怪物が何体も生み出されてる」ってことなのかもしれませんが、いずれにせよ「無駄」としか言いようがありません。
何度も同じ敵を倒させたり、倒したのか読者が理解できない描き方で(何の役にも立たないのに)火事場に現れてコメントを挟んだりするシーンなど、全く描く価値がありません。
火事現場にドリブロを登場させる必要が皆無だった以上、(消火がメインだった)1145話でドリブロの進撃シーンなど描く必要がなく、今話で怪物達を薙ぎ倒す👇🏻こちらのシーンを描けば、それだけで十分でした。

こいつらの見せ場は、今話の(「世界中を巻き込む “巨大な戦い”が始まる!!!」というセリフと共に描かれた)👆🏻こちらのシーンのほうがよほどインパクトがあり、描く価値があるからです。
むしろ火事現場に現れたことの整合性の面や、重複がなくなることでテンポがよくなりインパクトも増すという面から、1145話のシーンは「描かない方がよかった」と言い切れるレベルの無駄描写でしかありません。
今の描き方では、「トイレから西の村に戻ってきた」→「そのまま敵を薙ぎ倒しながら、なぜか火事現場へ直行」→「何もせずに口を挟むだけで終了」→「火は消えたが、子供達の歩みは止まっていないというのに、それを放置してまた船を出し、先ほどの怪物達の相手をする」という意味不明な行動を取り続けながら、今話のシーンのインパクトを削ぐ重複描写を量産しただけ、という結果にしかなっていません。
考えることができなくなった露出狂
軍子の「世界中を巻き込む“巨大な戦い”が始まる」という言葉を聞いて、「世界中が戦争!? なるわけないじゃない!!」と思考停止の脊髄反射で脳なしマヌケセリフを叫んでしまう露出狂バカ女。

こいつもう消えてくれ…しゃべる度にイライラさせられる。
何をもって「なるわけない」と断定してるんだよお前…
少しは頭使って言葉吐けよキモチワリィ…
こいつやっぱりベガパンクの放送何一つ聞いてなかったんですかね?
世界の海面が1m上がったニュースも知らないのでしょうか?(あんだけ新聞読むキャラだったのに?)
ジンベエにはきちんと「それに備えエルバフを支配下におこうとしとるのか!!」と頭を使ったセリフを吐かせているのに、なぜこの女は思考停止のSBSリアクションしかできなくなってしまったのでしょうか。。
もともとナミは頭のいいキャラだったというのに、もう作者の中ではただ露出させてエロ読者ニーズに応えさせとけばいいだけの、バカ女キャラ扱いなんでしょうか。
もうため息を通り越して吐き気を催すレベルのキモ描写です。
ナミには「世界中が戦争…!? どういうこと? 一体何の話をしてるの…!?」と深刻な顔で驚かせるか、先にジンベエに「それに備えてエルバフを支配下におくべく子供達を誘拐しようとしとるのか!!」と言わせて、その後に「子供を人質にして交渉しようってこと…!? 絶対許せない…!!」のように言わせれば、どちらも頭を使ったセリフになるじゃないですか。
「世界中が戦争!? なるわけないじゃない!!」というセリフがいかに頭空っぽで、考えることをやめた人間のクソリアクションかよくわかるでしょう。
こんなのナミじゃないんですよ。
ナミなんて呼べないんですよ。
だから露出狂バカ女という呼び名になるのです。
大好きな子供をゴミ扱いされてもキレない
これまで辟易するほど子供好きアピールしてきたくせに、「子供数名の命などゴミ同然…」というこれまでで最も(子供に対して)悪辣で非道な価値観を口にした軍子に対し、

「頭のネジ飛んでんの!? アンタ!!💦」というクソ薄っぺらい(怒りの感情ゼロの)ツッコミセリフで済ませてしまう露出狂。
いやいや…子供達を誘拐しようとしていると知っただけで(その目的も知らずに脊髄反射で)「ゲス共め!!! 許さない !!」とキレ出して騒いでたくせに、

それが「エルバフを支配下におく交渉材料として“人質”にするため」だとわかって、子供の命を「ゴミ同然」とまで言われたことに対しては、なんでその程度のリアクションで済むんだよ。。
こんなこと言われたら、これまでで一番激怒して殴りかかってもおかしくないレベルだろうが。
今こそお前の子供好きアピールをひけらかす絶好の機会だというのに、重要な場面で何やってんだよ使えねェな…
「💦」なんか出してないで、ブチ切れろよ。
子供に手をあげる奴、ダメなんだろ?

直接暴力振るってなければ、その命をゴミ扱いされても問題ないんか?
どうなってんだよお前の価値観。
これ、要はコマ割りと構図の問題で、ナミのセリフを「吹き出し」だけで処理する形にしてるから、ただのツッコミセリフにせざるを得なくなってるんですよね。

怒りとは表情と「間」で見せるものなので、吹き出しセリフ1つで表現するのは困難であり、茶番かギャグ描写にしか見えなくなるからです。
たとえば👇🏻このシーン、

「つかう?」を👇🏻こちらのアーロンのコマに吹き出しだけ入れる形で描いても、

ルフィの「怒り」を表現できず、その言葉にまるで力を感じないでしょう。
吹き出しだけ入れるのであれば、どうしても「使うだと!? お前あいつをなんだと思ってる!!💢」のように、セリフ単体で「怒り」が伝わるものにせざるを得ません。
ただ今話の場合、たとえば「は!? フザケんじゃないわよ!!💢 あんた絶対許さない!!」のような直接的に怒りが伝わるセリフにすると、(その前の軍子のセリフが長いため)くどくなる上、(表情がないため)言葉が軽すぎてモブが外野から喚いてるだけのギャグリアクションに見えるのがオチでしょう。

だから軍子のセリフを主とした、(そこに添え物をするような)「ツッコミセリフ」で処理しているわけですね。
要はコマ割りの都合から、作者の作為によって「作られたセリフ」であり、「ナミのセリフ」になっていないのです。
結果、ナミは子供をゴミ扱いされてもキレないキャラとなってしまいました。
お前もう二度と子供好きアピールしてくんじゃねェぞ? お?
初めからコロンをターゲットにしない謎
軍子の目的はコロンを攫うことのはずなのに、最初からコロンをターゲットにせずに、なぜか鼻にちょっかいをかけたり、攻撃態勢に入ってからもなかなか攻撃せずに静止したまましゃべり出したりするせいで、こいつの目的がブレてしまい、何のために描いているシーンなのかわかりづらくなっています。
こんな無意味な描写入れずに、最初からコロンをターゲットにして奪いにかかり、

軍子の目的を明確に示した上で、それを一味が阻止しようとするも、

簡単にあしらわれる、

という描き方をすればいいものを、一体なんのために無駄にちょっかいを入れる描写から入って、延々目的に直結しない行動ばかり描いたのか理解できません。
- 真っ先にコロンを攫おうとしない軍子。
↓ - コロンを攫おうとしたわけでもないのに、勝手に奴隷にされると決めつけ、思い込んで怒り出し、話の途中で軍子に攻撃を仕掛ける露出狂。
↓ - 攻撃態勢に入るも、なかなか攻撃に移らない軍子。
↓ - (コロンを守るためではなく)ウソップへの攻撃を防ぐために参戦する骨と魚。
↓ - 速攻でやられて、一矢報いることも情報を引き出すこともなく、あっさりコロンを連れていかれる無力な大人達。

意味わからんし、さすがに一味側が無能すぎませんか。
何より、全員目的のわからない戦闘の始め方をした末に、最後にしれっとコロンが連れていかれる描き方になっているため、戦闘の意味をまるで示せていない、「無駄」描写だらけのバトルシーンとなっています。
能力使用の描写が意味不明すぎる
ここの描写の意味、わかりました?


まず👇🏻ここで描かれてる手が誰の手で、

その下のコマの絵が何を表してるのか全く読み取れない上(骨の腹部?腕?)、「タタン!!」という音がなんの音なのかもわからないため、何を描いてるのか全く理解できませんでした。
その後の描写で、軍子の矢印によって、魚と骨の攻撃軌道を変えられたことはわかるのですが、

依然、直前のコマが何を表してるのかわからない上、矢印の先でポーズ決めてる軍子は一体どういう動きで何をやったのかが全く読み取れません。
確認したところ、骨の衣装が👇🏻こちらなので、腹部を描いているようですが、

上記コマだけでこれが骨の腹部を描いていると読み取れた読者などまずいないでしょう。
なんなら1コマ目の手もとても魚の手に見えないため、マジで誰の手を描いているのかパッと見で全く読み取れませんでした。
要するに、魚の手と骨の腹から矢印をそれぞれに向かって出すことで、

双方の攻撃の軌道を仲間に向けさせた、

という事なのでしょうが、矢印の起点がどこからどうやって生じたのかわからない上、「タタン!!」の音が何を表してるのかも読み取れないため、結局何をやってるのかわからない描写となっています。
「タタン!!」という音から、軍子が魚の手の甲と骨の腹を通過したことで矢印が発生したという描写なのかと思いましたが、軍子が直接触れたようには全く見えないため、遠隔で好きな位置から矢印を描いて軌道を変えられるってことなのだと思うのですが、じゃあ何のためにこの2者の間を通過してこのポーズで画面手前まで出てきたんだよって思いません?
絵もコマ割も構図も酷過ぎて、何を描いているのかまるで読み取れない上、雰囲気で読み取ろうとしても、軍子はなんでこのポーズでここにいるんだ?という疑問が残ってしまう、この上なくわかりづらく、気持ちの悪い描写となっています。
矢印で貫けるのに、自ら攻撃しにいく謎
そもそもこいつは矢印を突き刺すことで遠隔攻撃できるというのに、

何のためにいちいち攻撃軌道を描いて直接攻撃しに行ってるんでしょうね。

「ドドドドドドド」と一瞬で雑魚共を黙らせて、とっととコロンを攫っていけばいいものを(少なくとも、その姿勢でいることがわかるような描き方をすればいいものを)、

何のために「ぺしぺし」したり、ポーズ決めたまま静止したり、わざわざ直接蹴飛ばしに行ったりしてるのか….

あらゆる動きが「無駄」でしかないため、こいつの意図が全く理解できません。
もう「世界中を巻き込む“巨大な戦い”」まで「“秒読み”」段階で、「巨人族が誰につくかは戦況を大きく変える問題」だと考えてるくせに、「ぺしぺし」やってる場合かよ。
「情報伝達力が乏しい」という表現の違和感
このセリフも違和感がありました。

火事が起きた事や子供達が眠ったままどこかへ歩き出した事、怪物が現れた事、人間族の侵入者が2名以上いるといった情報は、(フランキーサイドを除き)きちんと「国中」に広まってるんですから、エルバフの「情報伝達力」が乏しいわけではありません。


乏しいのはこいつらの(エルバフにおける)情報伝達力です。
ゆえに、エルバフを主語にするのであれば、「情報伝達手段が乏しい」か「広すぎて情報を伝達させるのに苦労する」といった表現の方が適切でしょう。
徹底して傍観を貫く無能2匹
こいつらマジでなんなのでしょうか…

何のためについてきたんだよ…
もう船降りてくれよ…存在価値ねぇよ。
一体何話地蔵決め込んでんだよ無能が。
というか、なぜサウロは隠れておくように命じて、この2匹は言われた通りそれに従っているのでしょうか。
相手が強すぎるから敵わないと思ってるのでしょうか。相手は巨人ではなく、ただの人間サイズの敵1人なのに?
3人ともやられたら子供達を助けられないから、サウロ1人が犠牲になってるのでしょうか。そもそもサウロ以外子供達を助けるために一切動いてなかったのに?
天竜人に手を出したらエルバフに海軍大将が来てしまうと考えて、律儀に無抵抗を守ってるのでしょうか。「世界最強」の国で、世界政府非加盟国なのに? 一度目をつけられたら最後、殺されるまで無抵抗を貫くつもりなのでしょうか。
あるいはロビンがいることがバレたら政府に連れ去られてしまう(自分では守りきれない)と思ってるのでしょうか。
それが一番納得感ありますかね…
ただしたぬき、テメーはダメだ。テメーは何の関係もないんだから今すぐ飛び出してサウロと共に戦え。
そもそもソマーズは、子供達を止めにくる親がトゲに刺される様子を見たがっていた側なのに、なぜサウロの前に立ちはだかってるのかもわかりません。
トゲの解除はできていないのだから、このデカブツが「愛」を持って子供達を止める為に傷だらけになる様子を傍観しておけばよかったのでは?
もし「サウロが子供達を止める方法を思いつき、(それが理由でソマーズに襲われ)ここで3人ともやられてしまったら子供達を止められなくなるから、サウロ一人犠牲になっている」ということであれば納得できますが、これで子供達を止める方法はわかっていなかったのであれば、ソマーズ側の行動もサウロ側の判断も破綻してるとしか言えません。
何より、何一つ行動に移そうとしない無能2匹が気色悪くて仕方ない。
なんでこんなキャラを殺すような描き方をしてしまうんでしょうね…
ハラルドは裏切り者だったのか?
ラストのコマだけは久々にゾクっとできてよかったです。

ハラルドについては、1140話でソマーズがエルバフに来た際に「ハラルドの墓参りでも?」と言っていたことから、神の騎士団(世界政府側)とつながってるのでは、と予想している人が多かったようですが、今話でそれが確定したといえるでしょう。

ただ、その関係性についてはまだ明確になっていません。
可能性としては、
- 神の騎士団(天竜人)と完全にグルで悪者。
- 神の騎士団から脅され、利用されてただけの無能。(国を救うためにやむを得ず、という場合も含む)
- 神の騎士団に騙されていたボンクラ。
あたりでしょうか。
それぞれ、「ロキがハラルドを殺した理由」も変わってくるはずで、たとえば①の場合は、ハラルドがエルバフの裏切り者で悪人だった事がわかったから殺した、②③の場合は、ハラルドが脅されている、ないし騙されていて(説得を試みたものの)どうにもならなかったため、エルバフを守る為(あるいはハラルドを止める為)に殺さざるを得なかった、といった理由です。
ソマーズの「ハラルドの墓参りでも?」や「かつて世界を震撼させた凶暴な“力”で!! お前らはおれ達の“傭兵”になるんだ!! なァハラルド王」というセリフだけ見ると、①の可能性もありそうですが、そもそものハラルドの設定やロキのセリフを踏まえると、②③の可能性の方が高い気がしますね。
ハラルドが完全なるグルで、「エルバフの巨人族は世界政府の傭兵として仕える」ことに賛同していた場合、以下の説明との整合性の面で無理が生じてしまうからです。
- エルバフの戦士が世界を荒らしてたのはもう100年前であり、悪口、暴力、略奪、戦争、もうそういう時代じゃない。
- その流れを進めたのは名君ハラルド王であり、伝統を重んじる村々の長老達とぶつかりながら「戦いより他国との交易を」という思想を広めた。
- “戦争の時代”を想起させてしまうからと自らの頭の角を引きちぎった、平和を愛し、世界中の国々とエルバフを繋ごうとしたエルバフ史上最高の王と称される男。
また、「『学校』…?『図書館』…? 平和ボケもたいがいにしろよ…お前らは戦士だ!!」というセリフから、ハラルドの思想と真っ向から対立しているため、

(平和思想が本当にハラルドが掲げたものだった場合)やはりハラルドを脅すか、取引を持ち掛けるかして利用してた可能性が高そうです。
また、1143話のロキのセリフは「まさかお前まで本当に殺意を持って親父を殺したなんて…思ってねェよな」という事なので、「殺意はなかった(殺したくはなかった)が殺さざるを得なかった」あるいは「殺すつもりはなかったが、結果的に死なせてしまった(追い詰められて自ら命を絶った場合も含む)」と読めるため、この点からも、完全なる悪人ではない可能性の方が高いのではと思います。
完全に政府側についていてエルバフの民衆を騙していて、それに怒ったロキが殺したという場合、「殺意があったわけではない」という意味の言葉を口にするのは考えづらいからです。
まぁ、上記描写とも整合性の取れる完全悪役ルートもありそうな気はしますが、ちょっと考えるのが面倒なのと、ここは作者の匙加減でいくらでもミスリードできるところなので、予想は無意味ゆえ、種明かしされるのを素直に待とうと思います。
アオリの⭐︎マークは何なん?
ここ数話、なぜかアオリの文頭に「⭐︎」が付くようになったのですが、これが邪魔で仕方ありません。
たとえば今話。

冒頭では「⭐︎会敵!?」とあり、ラストは「⭐︎心優しき光輝の王のはずが!?」とあります。

一体何の意図があって「⭐︎」を入れているのか。
単純に「⭐︎」の主張がデカすぎて作中の雰囲気を壊す雑音にしかなっていません。
「⭐︎会敵!?」と「会敵!?」だと全然印象が変わりますし、ソマーズの表情とセリフに対して「⭐︎心優しき光輝の王のはずが!?」を入れるのは、せっかくのシリアスな空気を完全にぶち壊してる。
なんなんでしょうかこれ…編集者が自分のアオリを読んで欲しくて我を出してきてるのでしょうか。それとも作者や編集部の意向なのでしょうか。。
こんな雑音を積極的に追加してくる絶望的センス、全く理解できません。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
2年後特有のリアクションをここまでくどく出さなくても良いと思うんですけどね…。
バトルがメインのシリアスな展開であまり出されてしまうと困惑しますね。
正直、ワンピースで「巨人族凄い or 強い」ってなる描写無いですよね?
普通の巨人族を遥かに上回る古代巨人族のオーズ等ですら、あのエースに「標的にされる」と心配されるほどですし
つまり、巨人族というのはワンピ世界の視点でも「ただのデカい人間」くらいの認識な訳で、ぶっちゃけ鍛えた人間の方が強いって認識な訳です
ので、その有象無象がどちらの味方をしようが戦況は大きく変わらないでしょうし、セリフと行動の説得力に欠けますよね
もう仲間ブルックとジンベエだけでいい。あとは魅力ないからみんな死んで新たに仲間集めして欲しいレベル
軍子が蘇るシーンはロギアというか実の能力を疑うのが自然よね
読者にはすでにアロアロの実(パラミシア?)でロギアじゃないってこと明かしててイムとの関連も匂わしてるから
そのアピールをしたいがためにウソップ達が前半の海のようなリアクションしててかなり不自然
作者のギャグセンスはエンタの神様のつまらない芸人を見てる気分になる。
それにしても、結局軍子はブルックのファンだったのかよ。見損なったぞ、尾田。
相変わらず、殴ってから私のために音楽を奏でろとか、天竜人はDVが好きなのか。
ブル軍とーとい😭✨️
1147の母ちゃんのシーンは本当にあらゆる面で終わってんな
もうギャグとして終わってる、ド滑りでみるのもキツいのは当然として、あれを描く意味って何?
巨人の木偶の坊達が夢の怪物達を蹴散らすシーン何回描くんだよ、誰にそんなのに興味があって、なんの意味があるんだよ。
覇国で蹴散らす→子供の夢だから大した事ない→母ちゃんが出て大苦戦…
本当に滑り芸に目をつぶって真面目に読むとしても何を見せられてんの?編集ってどんだけ逆らえない立場にいるんだろ、最近編集変わったらしいけど、ありえんくらい酷くなってるぞ最近。
1147話、ロビンらが戦わなかった言い訳、大人が止めたコロンを「可愛い」ぷーって連れ出し、挙句誘拐され、しかもその責任をジンベエに着せる痴女。
誘拐されてる子供らのお名前紹介コーナーでページ数稼ぎ。
で、ゲームって何?子供返してほしくばこちらの要求を呑めってのがゲームなん?ゲームって言うからてっきり同士討ちさせたり麦わらの一味らと殺し合わせるんかと思ったわ。
読むたびにキャラを嫌いになるよ
ナミはもちろんだけどウソップはエルバフ編から同じような顔しかしてなくない?
こいつの顔見るのも飽きたわ
ワンピースはもはや少年漫画じゃないな
どちらかというと成人向けコミックだわ、といっても完全なエロじゃなく微エロだが
もうジャンプで連載せんとエロ描写ありにしてニコ漫にでも上げとけよ
尾田の渾身のギャグがあれか…
今回のソマーズの放送。1143話で描けば良かっただろ。
読者からしたら同じ情報が2回説明されてるだけなんよ。要らんでしょ。
軍子をローアングルから写して鼠蹊部もしっかりと書き込むとか流石に気持ち悪い
露骨すぎるよ尾田先生
バグ大とワンピースの共通点
•どちらも業界でトップクラスの人気と知名度を誇るコンテンツ
•民度最悪
•コンテンツが劣化し、落ち目である事。
•ストーリー、設定の破綻(バグ大は特に天羽組が酷い)
•ストーリー展開を歪める読者•視聴者がいる。(ワンピースは考察勢、バグ大は〜死なないで勢)
•原作をおざなりにしてそれ以外の要素に力を入れている(ワンピースはカードゲーム、実写映画 バグ大は舞台とカフェ)
母ちゃんのくだりのシーンはもうなんだろ…小学生が描いてる漫画を見てるようでもう恥ずかしくて目を背けたわ
ごめん小学生に失礼か。小学生でも描かないわ。
もうね…しつこすぎるのよ。飲み会でウケてねぇのに何回も同じ事いう上司みたい。
てか今時母ちゃんが怖いのがどうのこうのって…もう価値観が完全に昭和なんやなぁ尾田って。本当にドリフとかあの辺で止まってる。
3話前くらいでコマの端でちょっと映るくらいならクスリと笑えて良かったと思う。本編でキャラと絡めるアホがいるか
まぁ、売上一位でやってる漫画家がいるんだけどさ…
5週ぶりにワンピースの最新話を見たけど、驚くほど話が進んでいなくて、正直、見逃していても何の問題もなかった。多少の展開くらいは期待していたけど、あまりにも変化がなくて、逆に拍子抜けした。ここまで引き伸ばしてでも続けるスタイルが、今のワンピースの当たり前になっているんだなと、どこか冷めた気持ちで実感した。
今週は非常につまらないんだけど、話の深掘りが全く無く、抽象的すぎたから逆に具体的に嫌悪感を示すポイントが無かったんだよな。
噛めば噛むほど苦味が出てきた先週(1146)のほうがまだ漫画って形をしていたんだなって感じ。
行動も台詞も支離滅裂だし情動が薄すぎるし展開が変わる雰囲気を出しておいてセリフだけ。キャラの感情と展開の不一致が充満。ギャグなのかシリアスなのか緩急がなく茶番化。永遠と茶番を見せられてて展開を変に変えてるので抽象的なワンピみたいな何かになっており、全く訳のわからない感じ。
こんな言語化できないことあるんだなってびっくりして何回もコメントして迷惑かけちゃってるわ。。ジレンマだなこれ。見るのも今話で辞めるわ。。
前回は要らんやりとりを詰め込んでて3ページくらいに出来たやろって感想だったが、
今回はシャカリキに内容が無さすぎて評価に値しないって感想だったわ。
よく言えば嫌悪感は少なかった。悪くいうなら読む価値がない。
薄っぺらいワンピースみたいなデフォルメの何かを見せられてている感じ。
新人編集者が、書けない尾田先生の代わりに埋め合わせしたんじゃないかって思えてしまう。
これを漫画だと思いたくない。他の漫画に失礼すぎて。
Xでフラットな感想を見てみようと思って「今週のワンピ」ってタグで検索してみたのだが
なんというか。。インプレゾンビみたいだなって思った。
1147話みた。なんだこれ。。
このコメントにいる人全員がもう少しまともに書けるぞこんなの。。。
まず内容が全く頭に入ってこん。落とし込むのにかなりの時間がかかった。
そして神の騎士団。お前らジュラル星人かよ
自分で燃やせばええやんwww
さっさと奴隷にすればええやんwww
これだけ綺麗に子どもを行進させて誘拐できるなら、巨人だってパワープレイで折伏できたやろ。
そもそもオハラは問答無用でバスターコールしてたやろw
ロビンは子どもが連れ去られる前に動け。お前ら何してたんや。
みじめに捕まっておいて「四皇は相手にするな」
どこにそんな威厳があるねんww
説得力が無さすぎる。
エルバフ序盤ですら過去と比べ物にならんほど酷かったのに、だんだんひどくなっていく事ってあるんだな。
今回のなかったところを必死に捻り出そうとしたが、まじで「皆無」だった。
日本語使いもディズニー映画を翻訳したような絶妙な不自然さがあって、全く子供騙しもいいところだよ。
案の定ナミがジンベエ責めてるのは信頼の証ナミがわがまま言えるのは成長の証とか言ってる人見たわ
最新話ほぼ子どもの名前読み上げるだけで2ページ使ってるのえぐい
てかロビンとチョッパーってサウロの髪の毛のどこに隠れてたの?
どの位置に隠れててもトゲにサウロごと貫かれたりソマーズのトゲ金棒でサウロごと叩かれたりする可能性あったと考えると、恐ろしく間抜けだな。。。
ヒス痴女しねや。ナミの仇
1147話、サウロがロビンに「あいつら不死身で勝てないから隠れとけ」って言ったシーンも
軍子のブルックへの反応も
なんで最近の尾田さんは毎度毎度1週遅れで言い訳みたいに描くの??
休載挟んでない限り連載スケジュール的に読者の反応見て描いてる可能性はないらしいし
ただ、今週の言い訳回想踏まえてもサウロが一方的に痛めつけられてる間隠れ続けるロビンの描写は違和感しかない
1147話のナミはワザと捕まってゴミ無能の演技をしているだけだよな?
流石に素であのザマだと本当にキャラが死んでるんだが
あるいはナミの顔をした偽物とか?
本物は裏で暗躍してるとか
ナミさんの言動変だよ
なんでジンベエにキレたんだろ
そして相変わらず全然緊張感ない
ワンピースは原作よりアニメみた方がいいよ。今のアニワンは、原作でダメなところを補完してくれてる。会話が成立してなかったところをセリフ増やして成立させてるし、一味がニカの姿を初めて見た時にちゃんとリアクション取るし、原作で省かれた経緯、バトルシーンがしっかりアニメでは描かれる。
それでも所々「うーん。ちょっと解釈違いかも」って思う部分もあるけれど、原作なんかよりよっぽど良い話になってると思う。
今週の2p目のウソップを見てください。
セリフはありますが、歯を食いしばっている絵になっていますね。
尾田先生は「喋ってるキャラは口を開けて描く」と昔なにかで言っていたのを覚えています。たしかにそうしないと違和感があると思いましたし、初心者漫画家の中には口角上げて口が閉じてる顔でセリフがある場合が少々見られて、「あぁこういう細かいところが尾田先生のレベルなんだな」と感じていました。
しかし、今回の致命的なミス。尾田先生のレベルが落ちたことを明確にできる1コマです。
痴女のせいで拉致られたのに「攫われちゃった」の他人事で草生えん
リプリーが普通に可哀想
子供好き設定あるなら、命懸けで止めろよと思った、ギャグよりも不愉快だったな
今週のギャグシーンは普通に面白かったわ
ロビンの中で
オハラの書物 >>>>>>>> サウロ
が確定した瞬間のキメ顔
これがシリアスな笑いってやつか
1147話のワンピ最悪です。
神の騎士団は話進めてくれてありがとう。
巨兵海賊団ダメ。もうダメ。まじで。なんなのあいつら。海賊としても父親としてダメダメ。全然かっこよくない。巨兵海賊団がクソに成り下がるだけでエルバフ編は価値がない。本当にワンピースはクソ漫画に落ちた。
明日もまた、豆粒や棒人間を見てがっかりするんだろうな。
線の歪みや滲みが常態化、下書き線の消し忘れもしばしばで、ひたすら悪化の一途を辿るだけ。
これだけあからさまなのに改善しないということは、編集さんもアシさんも触っちゃいけない問題になってる感じがして、なんか痛々しい。考察者も作画には絶対触れないからね。
絵で表現することをやめたら、それはもう漫画じゃない。
神の騎士団3ヶ条
1.仕事は適当に
2.仕事よりも遊び重視
3.面倒臭くなったら仕事放棄
これは最強の騎士団
文句言うならみんなって。
どうせ頭空っぽにしなきゃ楽しめないバカ漫画なんだからさ。
読んでたらお前らまでバカになるぞ。
Xにおける単行本111巻の信者反応まとめ
・サウロとの再会泣いた、感動した
・サウロとの再会のために髪型整えるロビンかわいい、ロビンよかったね
ほぼこれ
111巻がワンピース史上で1番感動した巻と評してる信者までいた
たしかにサウロとロビンが再会するところだけは普通に読めたけど、そのあと一味全員の白目鼻水垂れ号泣顔とか最悪だっただろ
空島のノーランドの話とブラックの泣いてごめんじゃないでしょうにのところは鳥肌立つほど高揚する
今後、好きな漫画にONE PIECEと書いてる人は、「私はこの程度の落書きで爆笑し、号泣するバカでーす」と宣言するようなものだね。
いつも以上に変な荒らしが大量に湧いてるけど、逆に言えば信者ですらここを荒らして鬱憤を晴らさないとやってられないくらい今回の内容はクソだと思ってるってことなんだな
あにまんですらここ最近酷評コメントがかなり増えてるし
今週のワンピースも最高でしたね!(ドン!!!)
このブログ書いてる人マジで熱量やべーな。こんだけひどい話に細かく全部ツッコミ入れてる。常人ならとっくに見放してるところだ。
今のワンピースなら10週もいかず打ち切られそう
おもろい漫画の話をする時に
ワンピースは語るまでも無いよねって感じで今まで発言してたんだけど
じゃあどこが面白いのって言われたら説明できないのよね
語るまでもないんじゃなくて語れなかったのかもしれん
めちゃくちゃなの描いても売れるから万々歳やろ
売り上げ下がってるって言われてるけどそれでも十分売れてるからな
ソマーズちょっと好き死んでほしくない
ひょっとして尾田先生も無駄に気付いて軍子とブルックの絡みなんて面白くなりそうもない設定はルッチの腹話術のごとくバッサリ切り捨ててくれたら嬉しいですね。可能性は低いですが…こっから雑な理由でソウルキングに気付いてメロメロとかありそうで怖いですけど
いつになったら初期ヘルメッポみたいに
批評する価値もない漫画まで行くんだぁ
いやー、今週のワンピース面白かった。
ルフィがアーロンの事ブッ倒して、ナミにお前は俺たちの仲間だって言うシーン最高すぎた。
その前のアーロンにナミを馬鹿にされた怒りの表情もめちゃくちゃ痺れたね。
やっぱワンピースは最高やわ。
ワンピース→読むに値しない漫画
名も●●モ●→絡むに値しないもの
こんだけ髪の騎士団が強いんですよアピールしてるけど、フィッシャータイガーとかいう魚類にまんまと奴隷解放されている矛盾はどうする気なんだろ