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【ワンピース】1139話「山喰らい」が読む価値ない理由

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2/15 追記完了しました

まだ1138話の追記も完了してないのですが、1139話の簡易感想、取り急ぎコメ欄のために先に公開しておきます。

前回とは打って変わって、世界の謎に迫る情報はゼロで、キャラ達の行動主体の回ゆえ、安定の「クソつまらん」1話でした。

つまらんどころか、その描き方と本編12ページというページ数の少なさを加味すると「読む価値ナシ」と言いたくなるレベルの仕上がりです。なんでこんな無駄な1話を描けるのか不思議なくらいテンポが悪く、中身がありません。

久々の4週連続掲載を喜んでいたのに、こんな手抜きの1話で済まされるなら、1週休載入れてでも、16ページの1話でまとめて欲しかった。

ページ数が少ない上、キャラがバカすぎて意味のある話がなされないため、延々蛇行運転を続けるばかりで、一向に話が前に進んでいきません。

無駄にビビり、騒ぎ、不自然な会話を通して答えを先延ばしにし、引き延ばして引き延ばして、丸々12ページ(1話分)かけて、編笠の男が(ロジャー海賊団の左腕の)ギャバンだったことが明かされるだけの1話です。

ロードが「ヤー氏」だの「ヤーさん」だのどうでもいい呼び名を教えて、なぜか一番重要な(元海賊王の左腕という)情報を伝えない上、本人も「何者か」を聞かれて「愛の伝道師」と答える意味不明さなど、前話の「前振り」からは想像もつかない前代未聞の引き延ばし方。

最初から「彼らの名はスコッパー・ギャバン 海賊王の左腕でござる」とロードに説明させるか、本人に名乗らせれば1ページで済むわけで、その上でロキをどうするか、鍵をどうするかの話をさせれば中身が濃くなり、面白くなるのに、何でこんな無意味で不毛なやりとりに尺を使うのか。

「“麦わらのルフィ” お前に会いたかった…」と言われてるのに、(レイリーの時のように「おっさんおれに会いたかったって何だ?」とその理由を尋ねることもなく)完全スルーするのも意味がわからんし、エルバフに来て以来、シャンクスの名前にあんなに敏感に食いついていたのに、「過去に一度“赤髪のシャンクス”という男がロキを捕らえたが それまで誰にもやつを止められなかった」と言われて、「おっさん話長そうだ」と完全スルーするのも不自然でしかありません。

キャラが意思を奪われているため、誰一人「普通の会話」をしてくれず、話が(作者が意図した曲がり方をするばかりで)自然な進み方をしてくれないんですよね。。

ウソップサイドの会話の流れから、ルフィサイドでギャバンの正体を明かす演出も、小手先すぎて違和感しかありません。

たとえばサンジがリプリーの旦那を知りたがって、コロンでも他の巨人でもいいので質問した結果、ギャバンの話になる流れならわかるのですが、急にウソップと巨人達が「かつての海賊王のクルー」の話をし出すなど不自然すぎて、作者の作為しか感じません。

どういう流れがあったら「かつての『海賊王』のクルーにゃよ ロジャーの他に突出して強ェ2人の海賊がいたんだ!!」なんてセリフにつながるのでしょうか。作者による「言わされセリフ」にしか見えないでしょう。

以下、随時追記していきます。

最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)

1139話の感想

なぜ「読む価値がない」とまで酷評するのか。

一言で言えば、「絶対にありえない展開」を作者の作為100%で強引に成立させただけの1話であり、展開が破綻している上、絶望的につまらないから」です。

破綻していても面白ければまだ読む価値はあると言えますが、破綻してる上つまらないとなると、描いた意味がない事と同義ですから、読む価値がないという結論になります。

もちろん、描かれた情報自体は、描く意味や必要のあるものも含まれているため、情報だけ摂取している読者からすれば、十分「価値がある」1話だと感じるかもしれません。

しかし(作者から与えられる情報を摂取しているわけではなく、キャラ達が紡ぐ物語として読んでいる)私からすると、作者が与えたい情報を、与えたいタイミングで読者に与えるためだけに、キャラの意思や思考を奪ってまで強引に引き延ばし、成立させてる1話に一切価値を感じません。

なぜ「ありえない」「破綻している」と言えるのか、以下説明していきます。

前回のシーンとつながってない

まず前提として、前回のルフィサイドの終わり方は、倒れていた門番二人から“赤髪”に襲われた話を聞き、ロジャー海賊団がシャンクスの家族だったのでは、という話をしているところに、「編笠の男」が近づいて来る、というものでした。

出典:ONE PIECE 1138話/尾田栄一郎 集英社

しかし今話では、なぜか時間経過と場面転換が発生し、前回の内容は全スルーしたまま鍵探しを再開するカットからスタートします。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

つまり、

  • 大怪我を負った(はずの)門番を治療することも医者の元へ連れて行くこともせずにそのまま放置して、
  • シャンクスと外見が同じ(兄弟かもしれない)人物が、悪意を持ってエルバフに侵入し、ロキの元へ向かった事も全スルーして、
  • 鍵探しを再開した

ということです。

あり得ると思いますか? この展開。

あり得ませんよ。この場にいるのが、わずかでも意思と知能を有しているキャラであれば、絶対にあり得ません。

なぜなら、

  • もしロキが侵入者の2人に見つかったら、(拘束されて身動きが取れないのだから)そのまま殺されてしまうかもしれず、鍵探し自体が無意味化してしまう可能性があるし、
  • もし侵入者がシャンクスの兄弟なら、シャンクスの居場所を知っているかもしれず、そもそも鍵を探してロキを解放する必要性が薄れるから

です。

要は、「シャンクス似の人物がロキを探しに(悪意を持って)エルバフに侵入した」という事実を知らされた時点で、「鍵探し」はほぼ無意味化しており、ルフィ達は目的を失ってしまった状況(別に優先すべき目的が生じた状況)になっているわけです。

にも関わらず(そこに一切触れる事なく、スルーする理由付けをすることもなく)何事もなかったかのように鍵探しを続けるのは、思考停止して作者の指示通りに動かされているわけではない限りあり得ません。

仮に目的が無意味化していなかったとしても、シャンクスの兄弟かもしれない奴がエルバフに来ている(しかも悪人かもしれない)となれば、ルフィは食い付き、会ってみたいと考えそうなものだし、何より負傷した(おそらく足の骨がボキボキに折られていて身動き取れないはずの)門番達を助けようとせず、放置したまま鍵探しを続ける判断をすることがあり得ない。

普通この状況であれば、

  • そんな強い奴らがロキを狙ってるなら、見つかったら殺されちまうかもしれない(鍵を探してる場合じゃない)とか
  • シャンクスの兄弟かもしれないなら(ロキを解放しなくても)そいつに聞いたらシャンクスの居場所教えてくれるかもしれない

という発想になるはずなんです。

そして、この状況でルフィの目的を果たす上で最も効率的かつリスクを軽減する選択は、「急いでロキの場所へ戻ること」となります。

なぜなら、侵入者達はロキを探しているわけなので、ロキのもとで待っていれば、ロキが殺されて鍵探しが無意味化するリスクを抑えながら、シャンクス似の人物と遭遇して、シャンクスの居場所を聞き出せる可能性があるため、一石二鳥だからです。

さらに言えば、ロキが殺されるところを助けてやることで恩を売れば、(鍵を渡さなくても)シャンクスの居場所を教えてもらう交渉もできるかもしれません。

日が暮れるだけでは済まない広さの城の中で、どこにあるか見当もつかない鍵を探し続けずとも、ロキのもとへ向かい、そこで待っていれば、それだけで全て解決する可能性があるわけですね。

これを選択しない理由は一体なんでしょうか。バカだから誰一人考えつかなかったのでしょうか。

アラバスタ編では、革命軍のリーダを探すことよりもクロコダイルをぶっ飛ばすことの方が問題解決の本質であり、自分はその為に来たとして、ビビが掲げていた目的を変更する判断を下したルフィが、ロキが殺されたら全ては水の泡なのに、そのリスクを一切考える事なく、呑気に鍵探しを続ける判断などするでしょうか。

もちろん、また冥界に戻るなんて退屈な展開は描くべきではありませんし、「シャムに聞けばロキの鍵を探す必要はないので、シャムを探す事に目的変更する」なんて打算的な選択はルフィらしくないため、そんな展開は描くべきではありません。

何より、そもそも既にシャム達はロキのもとを去っているため、冥界に戻ったところで行き違いとなって、空振りしてまた鍵探しに戻ることになるため、尚更そんな展開にすべきではありません。

しかしこれは作者側のメタ視点による判断であって、キャラ達からすれば、今まさにロキの元にシャンクス似の侵入者がいてロキを殺そうとしているかもしれないリスクがあるわけですから、その可能性に思い至った上で、「であればどう動くべきか」を考えるはずなのです。

それを完全無視して、一切触れる事なく、何事もなかったかのように鍵探しを続行させる展開など、作者の作為が介入しない限り絶対にあり得ません。

結論、そもそも鍵探し中に「門番2人からロキを探すシャンクス似の侵入者にやられた事を知らされる展開」など描くべきではないのです。

このシーンを描いておきながら、「それら全てをスルーして何事もなかったかのように鍵探しに戻る」ことなどあり得ないんですから。

ではどう描けばよいかと言えば、「門番2人の存在に気づくのをギャバンとのシーンの後にする」か、先に遭遇させるにしても、せめて「シャムの顔はフードをかぶっていたから見えなかった」ことにして、「“シャンクス似の侵入者”の情報をルフィに与えない」ようにしておけばよかった。

前話で指摘した通り、そもそもフードを被って顔を隠していたシャムの顔を見れていた事自体不自然でしかなく、無理がある上、このタイミングでルフィが「シャンクス似の侵入者の存在」を知ってしまうと、その後の遭遇シーンがつまらなくなるだけなのですから、普通に顔は見えなかったことにして「不審者にやられた」というだけにしておけばよかった。

そうすれば、クリアすべき問題は、負傷した門番達を放置して鍵探しを続ける理由と、ロキが殺されるかもしれないのにスルーして鍵探しを続ける理由の2つとなります。

前者は、門番側に「おれ達はとりあえず大丈夫だ(しばらくここで休んでから自分達で村に戻る)」的な動きをさせるか、ルフィ側に「ワリィけどおれ達この城に用があるから お前ら村まで運ぶのちょっと待っててもらえるか?」のようにお願いして、巨人達に快諾させるシーンを描けばいい。

後者については、ロキと対面したルフィに「あいつはだいぶ強ェから 死にゃしねェだろ(早く鍵を探そう)」のようなセリフを言わせればいい。

しかし、ここに「その侵入者はシャンクス似の人物で兄弟かもしれない」という情報が加わると、そいつを放置する理由付けは不可能となります。これさえなければ、どちらもいくらでも理由付けが可能なんですから、フードを被ってたから見えなかったことにすればよかったのです。

しかし、もっと簡単かつ自然に上記2点をクリアする方法があります。

それは、「門番達と話しているところに、編笠の男が現れる」展開を素直に描くことです。

これだけで全てが解決します。

具体的には、

  • 負傷した門番達に対して、「お前らケガ大丈夫か?(とりあえず村まで連れて行くよ)」のように声をかけていたところに「編笠の男」が現れる。
  • その男はロジャーの左腕のスコッパー・ギャバンであることがロードから説明される。
  • ギャバンはロキの鍵は自分が(ヤルルから頼まれて)預かっている事を教える。(※ロジャーの左腕が預かってることほど安心できることもないので、極めて納得感のある「隠し場所」である)
  • ロキを解放しようとしているルフィの力を試すため、「おれから鍵を奪ってみろ」と挑戦させる。(このテストは、ロキを解放して万が一のことがあった場合「ぶっ飛ばしてもう一回鎖につなぐ」というルフィの言葉の説得力を測るものであり、妥当な提案である)
  • ルフィは「望むところだ」というスタンスでその挑戦を受けて立ち、門番達には(村に連れてくの)「ちょっと待っててくれ」とお願いする。

という流れにすればいい。

こうすれば、門番達の治療やロキの救出よりも鍵を優先する理由を与えることができます。

門番達は出血しているわけではなく、一刻を争う怪我ではなさそうなので、用が済むまで待っててもらうのは薄情ということにはならないし、ロキが侵入者に殺されてしまうリスクを考えて冥界に戻るよりも、今目の前でギャバンから鍵を奪って冥界に向かう方が目的達成の可能性は高いと判断するのも妥当だからです。

要は、前回の続きをそのまま素直に描けば、それだけで何の不都合も不自然もなく、ギャバン登場から鍵の入手までの展開につなげられるわけです。

もちろん、ギャバンの正体が明かされる際の演出はあった方がいいので、登場していきなりギャバンであることを明かすのではなく、今話のように、ウソップサイドで「海賊王の左腕」としての逸話を話しつつ、その男がルフィ達の目の前にいるスコッパー・ギャバンである、という明かし方をするのは何の問題もありません。

しかし、それだけのために、キャラの意思と知能を奪って不自然で無理のある茶番を挟み、12ページもかけて強引に引き延ばした上で「引き」にするのは絶対に間違っている。

キャラ主体で行動した結果、物語が紡がれていくのではなく、作者都合でキャラが無理矢理動かされた結果、歪な形で進んでいく展開など、キャラと作品が死ぬだけであり、価値がないからです。

「負傷者を放置」し、「シャンクスの兄弟という情報もスルー」し、「ロキが殺されて鍵探しが無意味化するかもしれないリスクに一切気を向けない」という「あり得なさ」を3回も重ねてまで「鍵探しを優先する」展開に、納得できる読者がどこにいるというのでしょうか。

いや、まぁ、たくさんいるからこそ、こんな描き方でも問題ないと思われて、このクオリティの作品にまで成り下がってしまったんですけども…😇

冒頭2ページのルフィの描写

今話は冒頭から作画も酷い。

開始2ページで描かれたルフィがこちらです。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

ひでェ…😭😭😭

もう泣けてくるレベルの酷さ…

絵を描く気がない(できるだけ描きたくない)事があからさまであり、隠す気すらありません。

4週連続掲載はさすがにしんどかったのかもしれませんが、こんな豆粒作画まみれで貴重な1話を消費するくらいなら、休載挟んででも作画の時間を作って、クオリティを上げていただきたいと思うのは私だけでしょうか。

「王の間」に入る流れも、(ルフィ達視点で)入ってみたら「王の間」であることに気づく描き方ではなく、ロードに後ろから「レッドカーペット 高貴な名残が…『王の間』か!?」というクソみたいな説明台詞を言わせることで、そこが「王の間」であることを説明し、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

ルフィ達は豆粒描写を通り越して鼻くそ描写で処理するシマツ。

そして、なぜかずっとロードの背中を追うカメラアングルで、ロードを一番デカく描き、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

肝心のルフィ達の視線や表情など何一つわからないまま、ロードに延々「説明」させるだけの描写で済ませています。

誰もロードのことを気にかけていない中、一人で「レッドカーペット 高貴な名残が…『王の間』か!?」「お邪魔し…わ!! やはり王の間 ん!? 何でござるかこのマーク!?」としゃべり続ける(ことで状況を説明させる)不自然さたるや、見るに堪えない手の抜き方です。

一コマで「わ!!」だの「ん!?」だのリアクションしながら、同じポーズのままこんなに独り言をしゃべり続けるなど不自然でしかありません。

さらに酷いのが(おそらくルフィの)「天井抜けてんぞ…!!」というセリフ。

天井描けよ…

1137話の時といい、何で描く気がないのにいちいち天井に触れるんだよ。

出典:ONE PIECE 1137話/尾田栄一郎 集英社

描く気ないなら触れなきゃいいのに…

なんでことさら「天井」に触れたがるんですかね…

消えてなかった魔法陣

さて、1135話の記事では、魔法陣について「ワープ後に魔法陣は消えている(ずっと残しておける性質のものではない)」という解釈をしていましたが、普通に残っていた事が判明しました。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

魔法陣の設定については「何でもアリ」の設定にしたまま、触れられずに終わる可能性もありそうだと予想していましたが、一応触れられました。

要は「神の騎士団」の2人は「王の間」に設置された魔法陣を利用してワープしてきた後、少し移動したところで門番達に見つかった、という事ですね。

出典:ONE PIECE 1135話/尾田栄一郎 集英社

完全に「ワープしてきた所に門番が現れた」と思っていたため、「ワープ後に魔法陣は消えた」のだと思い込んでいましたが、よく考えたら、2人が移動していただけで魔法陣が残っている可能性も全然ありましたね💦

私としては、魔法陣が長時間残ってた場合、エルバフ側に見つかって警戒されたり、侵入した事実や侵入者が現れる事がバレたりして、世界政府側に不都合が生じるのではと思っていたため、「魔法陣が長時間残されている」状況はあり得ないと思っていましたが、これもよく考えたら、気づかれても政府側の人間でないと扱えないのであれば特に問題ないのかもしれませんね。

ただ、依然わからないのは、この魔法陣は「先に派遣された諜報部員が設置したもの」なのか「政府側が遠隔で設置したもの」なのかです。

まぁ後者の場合、何でもアリとなってしまってこれまでの物語に齟齬が生まれますし、エッグヘッドの描写からもさすがにないだろうと思うので、「先に派遣された諜報部員が設置したもので、シャム達はそれを使ってワープしてきた」ということでしょう。

なぜ魔法陣が残ったままなのかについては、「一度設置したら消せない」か「消せるがあえて残している(あるいは往復したら消える)」かであり、おそらく後者かと思います。少なくとも一度利用したら(あるいは往路だけで)勝手に消える性質のものではないことが確定しました。

魔法陣を残してる理由は「シャム達が帰る時にもう一度利用するから」ですかね。

これまでの情報を整理すると、

  • 先に派遣された諜報部員が魔法陣を(シャム達が来れるように設置したか、自分がマリージョアへ戻る時ように先に)設置しておいたが、その後消息不明となる。
  • シャム達がその魔法陣を利用してワープしてくる。(設置後どれくらいの時間が経っているかはわからないが、エルバフ側に気づかれなかったのは、城には誰も出入りしておらず、門番はいるものの王の間に入る人物はいなかったからである。仮に気づかれたとしても特に問題はない)
  • 魔法陣はシャム達が帰る時のためにそのまま残しておき、「王の間」を出たところで門番達に遭遇した。

ということでしょうか。

わかりづれェ…なんで「表」を読むだけでスッキリ理解できるように描いてくれないのか。読者側がこんなに裏読みによる辻褄合わせを強いられる作品、読んだことがありません。

12ページ引き延ばす為にロードにビビらせる

ここが一番無駄な描写です。

「編笠の男」をそのまま登場させれば今話の見どころシーンとなり、すぐに話が前に進むというのに、そのセリフをわざわざおどろおどろしい吹き出しで描くことで、ロードをにビビらせ、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

さらには(ルフィの言うことを聞かずに独断で)逃げ回り、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

斧を投げつけられて奇声を発するシーンまで描いてしまうシマツです。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

何が無駄かって、読者はそれが「編笠の男」であり(おそらくギャバンであること、少なくともルフィ達に「来い」と言っていたことから)味方側であることはわかっているというのに、(ロードのようなクソモブキャラに)「死者の怨霊」と勘違いさせてビビらせることで、尺を引き延ばすその不毛さです。

構成も演出も茶番すぎて、読者を舐めてるとしか思えません。

このシーンを読んで、ロードのリアクションに感情移入できた読者、共感できた読者、一人でもいるんでしょうか。

この声の主が「怨霊」であり、気味が悪いと感じて、斧を投げつけられたことに恐怖心を抱いた読者など存在するのでしょうか。

こんなくだらなくて不毛な茶番に尺割いてないで、さっさと話進めてくれよ…と思いませんでした?

「正体のわかってるお化けにモブキャラが驚き騒ぎ立てる様子」を描くことに一体何の価値があるというのでしょうか。

せめて、いきなり斧が飛んで来て、ルフィ達は避けるも、ロードはビビって部屋から逃げ出そうとするシーンを描くなら(つまりルフィ達主体で引き延ばしシーンを描くなら)わかりますが、「怨霊にビビるロードがルフィの言うことを無視して逃げ回る」シーンなど誰がみたいというのか。

せっかく鼻を村に置いてきたのに、完全に同じ役割を担って雑音を撒き散らすロードが、鬱陶しくて仕方ありません。

しかも、天井裏や壁の向こう側から話しかけた(だから声が意図せずおどろおどろしく聞こえてしまった)ということならまだしも、普通に正面のイス(おそらく王座)の肘掛けの上に座っていたシマツです。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

いくら人間サイズだからといって、真正面から聞こえてくる声を「どこから聞こえてくるのかわからない正体不明の悪魔だの怨霊だのの声」だと受け取る可能性などあると思いますか?

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

見たことないですよ、こんな作為丸出しの茶番展開…

リアクションがうるせェだけの雑音であり、ページの無駄でしかありません。

この茶番を描かないだけで、丸々2ページ分浮くんですよ?

こんな不毛なシーンを描くくらいなら、門番2人をその場に放置する理由付けや、シャンクスの兄弟かもしれない人物に関心を向けずに放置する理由付けの部分を描くべきでしょう。

なぜなら、「ギャバンの声を怨霊の仕業だと勘違いしてロードがビビり叫び回るシーン」を描く事に、何一つ価値ないからです。

これを描く事が、今話においてどんな価値があるのか、説明できる人はいるでしょうか。話が進んだわけでも、キャラの魅力が伝わったわけでも、描写や展開として面白いわけでもなく、本当にただただ、雑音を描いてページを無駄にしただけです。

唯一挙げられるとしたら、(逃げるロードを止めるために)ギャバンに斧を使わせることで、この後正体を明かす「前振り」とすることですが、そんなもんなくても問題なく成立しますし、斧を使わせたいなら、先に触れたように(ルフィの力を見るために)ルフィに向けて放って避けさせるシーンを描けばいい。

ルフィ主体で描けばその斧も前振りになるのですが、ロード主体の不毛な雑音茶番シーンに斧を使われても、(ストーリー性が皆無のため)意味のある前振りにならないんですよね。

そもそもギャバンは、なぜこんなおどろおどろしい話しかけ方をしたのでしょうか。

いたずら心でわざとそうしたわけでもなく、ただロードにビビらせる描写を入れたいという100%作者都合によって、吹き出しをおどろおどろしくしてるだけにしか見えません。

要は、ギャバンは普通に話しかけてるだけなのに、ロード(と読者)をビビらせるために、(ギャバンの意思を無視して)作者が吹き出しを勝手に脚色したようにしか見えないわけです。

「“麦わらのルフィ” お前に会いたかった…」というセリフをおどろおどろしく言う意味がわからないし、このセリフを「怨霊」の仕業だと考えてビビる意味もわからない。

だから、作者の作為100%かつ描く価値ゼロの不毛なシーンになっている訳です。

そもそも👇🏻このシーンとか、何でロード主体で描いてんの?って思いません?

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

ルフィが「“麦わらのルフィ” お前に会いたかった…」と声をかけられたんだから、ルフィのリアクションと対応をメインで描くべきでしょう。

その背後でロードが勝手に騒いでるか、一人勝手に逃げ出すのならまだわかりますが、「自分がビビりだから」というだけで、声の主を探すこともルフィ達の意思を確認することもなく、ルフィ達ごと一目散に逃げ出して、話を間延びさせるロードが鬱陶しくて仕方ない。

なぜロード主体で描くかと言えば、その方が作画が楽だからです。ルフィ主体で描くと、ナミ、ゾロ、ロードの4人を何度も描かなければならなくなりますが、ロード主体で描けば、残りの3人は豆粒で済ませられますからね。

隙あらば媚びてくる露出狂女

👇🏻こちらのシーン、セリフに「♡」が付いてない分まだよかったですが、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

ゾロがナミをお姫様だっこするシーンを描くことで、読者を喜ばせようとする浅い魂胆が露骨すぎて、相変わらず不要な媚び描写を入れてくるな…と思ってしまいました。

ちゃんと描く意味のあるシーンやピンチの時にゾロがナミを守るとか、キャッチしてあげるというのなら全然いいのですが、「ロードがビビって手を離して放り投げる」という描写ごといらないので、空っぽの1話の中でどうでもいい読者サービスに尺を使ってるだけにしか見えません。

この後も、ヤーさんから宝部屋に案内されると、「キャー♡ ヤーさん大好き♡」と♡付きであっさい媚び方をしてくるシマツ。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

まじでいつからキャバ嬢に転身したんだお前は。。

相変わらず会話ができない主人公

今話もまるで会話ができない、完全に知能を失った主人公。

知能がないほうが、作者が好き勝手動かせて、どんだけあり得ない展開でも成立させられるからラクなんでしょうね。。

「“麦わらのルフィ” お前に会いたかった…」「噂は聞いてるぞ“麦わらのルフィ”!! カイドウを倒したそうだな!! 久々にワノ国を旅してェもんだ!!」と言われているのに、一言目に出てきた言葉が「はァ? ヤーシ…?」って意味わからんでしょう。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

会話になってないというか、返しとしてあり得なさすぎて気持ち悪い。

なんでこのおっさんのセリフより、ロードが「ヤー氏」と呼んだ事に真っ先に食いつくんだよ。。「ヤーシ…?」を入れるにしても、「はァ? ヤーシ…? おっさん誰だ?(おれと会いたかったって何でだ?)」というセリフになるのが普通でしょう。

要はロードに(ギャバンではなく)「ヤーさん」の説明をさせるために、ルフィはこのリアクションを「させられている」わけです。

なぜって、自分から「おっさん誰だ?」「何でおれのこと知ってるんだ?」「おれと会いたかったって何でだ?」と質問させてしまうと、(ヤーさんの話にならず)すぐにギャバンの正体を明かす展開に持って行かざるを得なくなるからです。

しかし、それは今話の締めで見せる事に決めているため、12ページ分、尺を引き延ばさなければなりません。

だから(超不自然なリアクションではあるものの)「はァ? ヤーシ…?」と言わせて、強引に「ヤー氏」の説明から入らせてる訳ですね。

ちなみにレイリーとの邂逅シーンでは、「会いたかったぞ モンキー・D・ルフィ」というセリフで1話を終えた後、一旦場面転換を挟んで(ルフィが天竜人をぶっ飛ばした事で騒がしくなっている海軍サイドや、超新星達の外の様子を描いた上で)、レイリーがまずはケイミーの解放を優先し、ハチの怪我を気遣い、ルフィ達にお礼を伝えた後に、ルフィが「んでおっさん おれに会いたかったって何だ?」と聞く流れになっています。

知らないおっさんから「会いたかったぞ モンキー・D・ルフィ」と言われたら、ルフィ自身がそれを気にするのは当然だし、読者目線からすると、先にこのおっさんがレイリーであることを明かされているため、「海賊王の右腕がルフィに会いたかったのはなぜなのか」当然興味が湧きますから、これは絶対に触れなければならないポイントです。

「会いたかったぞ」と言った後、一旦場面転換して、オークション会場の外の状況や海軍大将がやってくる事態に発展している事を伝えていますが、これによって緊迫感や切迫感を高め、一刻も早くオークション会場から逃げ出さなければならない状況であることに説得力を持たせているからこそ、ルフィサイドに戻ってきて「んでおっさんおれに会いたかったって何だ?」と言わせた後の、「ん…話は後にしよう! まずはここを抜けねばな…」というレイリーのセリフにも説得力が生まれ、(この場で話を掘り下げずに)今は逃げることを優先する判断にも納得できる構成・演出になっています。

要は「会いたかったぞ」と言われた後、「場面転換」も「時間経過」も発生しているものの(それは間に描くべき重要度の高い描写や演出であり)、ルフィはレイリーのセリフを忘れずに「んでおっさんおれに会いたかったって何だ?」と質問して掘りさげているわけですね。

全てのキャラがきちんと作中世界を生きている事がよくわかりますし、ルフィ視点でもレイリー視点でも読者視点でも、一切の無駄も漏れもなく、完璧かつ自然な流れで話が展開してる上、めちゃめちゃ面白い。

まとめると、ギャバンから「お前に会いたかった」と言われているのに、「なぜ?」を問うことなく、一言目に出てきた言葉が「はァ? ヤーシ…?」だけなのがまずあり得ず、そのせいでロードからの説明も「リプリーの旦那」というクソどうでもいい的外れな情報となっていて、ルフィからすれば、リプリーの旦那から「お前に会いたかった」と言われたら尚更「なぜ?」という疑問が浮かびそうなものですが、それもスルーして掘り下げることなく、ゾロには「いろいろ知ってる様だがおめー何者なんだ?」と質問させておきながら、“愛の伝道師”というこれまた的外れな返しをさせることで話を逸らして、誰一人「なぜ会いたかったのか」に触れようとしないという、どう贔屓目に見ても「あり得ない」引き延ばし展開になっているわけです。

この描写の異常さ(作者の作為100%の不自然すぎる強引展開)に気づかないのか気づいてか、 OKを出せることが私には信じられません。

なぜか最重要情報を伝えない無能

ギャバンのことを「ヤー氏」と呼ぶことや、その理由が「エルバフじゃ“ヤーさん”で通ってる」からという説明をすること自体は問題ありませんし、リプリーの旦那であるという情報を伝えることも問題ありません。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

しかし、この前に「ロジャーやレイリー達が“家族”だったんじゃねェかな ロジャー海賊団が!!」という話をしていたわけで、その直後にロジャー海賊団の一員が現れた状況なんですから、真っ先に「エルバフじゃ“ヤーさん”で通ってる」ことと「リプリーの旦那」であることを伝えようという発想になるのは「あり得ない」としか思えません。

なぜなら、ロードはルフィ達がリプリーと会ったかどうかを知らず、「リプリーの旦那」という属性を伝えることに意味があるかどうかわからない立場だからです。

まだロードと一緒に学校に行っていて、リプリーに会った後なのであれば、「先ほど話に挙がったリプリーの旦那でござる」と先にこちらの情報から説明するのもわかるのですが、ロードは「ルフィ達が学校に行った」という情報を知っているだけで、そこでリプリーにあったかどうかは知らず、会っていない場合はリプリーの話をすることに何の意味もない状況というのに、真っ先に「(ルフィ達が知ってるかどうか定かではない)リプリーの旦那」であることから伝えるなんて、絶対にあり得ません。

直前にロジャー海賊団の話をしていた状況であれば、尚更ロジャー海賊団の一員という属性を話す方が自然でしょう。

この前提で、ルフィ達が知らないかもしれないリプリーの名前を挙げて「リプリーの旦那」という属性をまず伝えようという発想になると思いますか?

仮になったとしても、その後に「ロジャー海賊団の一人でロジャーの左腕と呼ばれた大海賊である」という情報を伝えません?

こいつだけいじめられていて、その事実を知らされていないのでしょうか。

この後、ウソップサイドに場面転換して、そちらではなぜか急に「かつての『海賊王』のクルーの話」になるのですが、完全に逆なんですよね。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

ウソップサイドの方で、コロンか他の巨人達に対してサンジが「リプリーちゃんの旦那ってどんな奴なんだ!? 人間族だって言ってたが村に住んでるのか?」とか「海賊つってたけど 名の知れてる奴か?と聞いたことで、旦那は「ヤーさん」と呼ばれていて、その正体はかつての海賊王の左腕、スコッパー・ギャバンであることが明かされる、という展開ならわかるのですが、 なぜルフィサイドで、ルフィ達がリプリーのことを知っている保証などないのに「リプリーの旦那」という情報から説明しようと思うのか。

要するに、今話は、

  • 「“麦わらのルフィ” お前に会いたかった…」と言われたことをスルーして掘り下げない。
  • 「ヤーさん」がリプリーの旦那であることをなぜか最優先で伝えて、「海賊王の左腕」であることは伝えない。
  • 「おめー何者なんだ?」というゾロの質問に「“愛の伝道師”」と意味不明な返しをして話をそらす。

という作者の作為三連チャンによって、強引に「ギャバンである事を明かすタイミングを引き延ばしている」わけです。

ルフィサイドで、ルフィが「なぜおれに会いたかったのか」を掘り下げない事、「ヤー氏と」はギャバンのことであるとロードが教えない事、(ルフィに会いたかったくせに)ゾロから「おめー何者なんだ?」と聞かれたギャバンが「“愛の伝道師”」と返してはぐらかす事の理由を、納得できる形で説明できる人はいるでしょうか。

私は「作者がオチを引き延したかったから」以外に思いつきませんでした。

「異様な覇気」を感じる奴と感じない奴

もうやめません? 「覇気を感じ取った」というご都合主義の理由付け。

「ヤーさん」がこの城に来たのは、「さっき城から異様な覇気を感じたから」だそうですが、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

これまでの描写をまとめると、

  • ルフィは(ロキの覇気は感じ取れたが)「神の騎士団」の覇気は感じ取れなかった。
  • その理由は「神の騎士団」が気配を消していたから。
  • しかしギャバンは「異様な覇気」を感じ取っていた。

という事になります。

これを成立させられるとしたら、ギャバンの「見聞色」が特別優れているくらいしか考えられないのですが、要ります? その設定。

普通に(ルフィに会いたがっていたわけですから)ルフィ達が城に向かう様子を見かけてついてきた、でいいじゃないですか。

未来が見えるほど「見聞色」を鍛え上げたルフィも、「見聞色」が得意というサンジも、「気配を消した」神の騎士団の覇気は感じ取れず、(前話で「団長 気配を消すのだ」と言われているため少なくともその時点では気配ダダ漏れのまま能力を使っていたわけですが、その覇気も感じ取れず)、何ならギャバン以外誰一人感じ取れておらず、一方でロキは目が見えないはずなのに、シャムの外見を見れていることから(藤虎以上の)「見聞色」の使い手である、というのが(読者の妄想解釈に依存した)エルバフ編における「見聞色」の扱いです。

もう無茶苦茶でしょ。

とても「少年漫画」の整合性の取り方ではなく、ただ矛盾や整合性の取れない描写に対する「言い訳」のために利用されているだけです。

そもそも存在していなければそんな言い訳する必要ないというのに…

ほんと、「見聞色」なんて(扱いきれずに持て余すこと確実の)無意味な設定、なんで追加しちゃったんでしょうね。

「巨人との結婚は割に合わねェ」のか?

細かいことですが、このセリフも違和感がありました。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

「巨人との結婚は割に合わねェ おればっかり歳をとる」ということなのですが、歳はみんな同じだけとってるわけで、自分ばっかり歳をとっているわけではありません。

もちろん「歳をとる=老ける」という意味で言ってるのでしょうが、それならそう言えばよくないですか?

「老いていくのはおればかりだ」とか「おれだけ3倍早く死に近づいていくんだ」のように言えば、その悩ましさにも共感できるのですが、「おればっかり歳をとる」では、「いや巨人族も同じだけ歳はとってるんだが?」「どんな的外れな嘆きだよ」とまず思ってしまうため、説得力が薄れてしまう。

また「妻がいつまでも若くて美しい事」を「割に合わねェ」と表現するのも失礼な話で、お前のキャラならむしろありがたがって喜ぶところだろうと思ってしまいます。(この後、ルフィにサンジを重ね合わさせるのであれば尚更です)

もちろん、こいつの中では「夫婦なら同じように(心も外見も)年老いていきたい」という事で、それ自体は共感できるところではあるのでいいのですが、「おればっかり歳をとる」から「割に合わねェ」というセリフでは全くそれを言い表せていないため、納得感のある言い分に感じられません。

そもそも「割に合わない」から「籍は入れずに内縁の妻にする」というのも意味不明で、そうすることに何の意味があるのかと思ってしまいます。

リプリーはまだ若くて、自分が死んだ後も他の巨人族の男と結婚する未来があるから、自分と籍を入れる事で戸籍を汚したくないとか、元ロジャー海賊団の人間と籍を入れたらリプリーまで海軍に追われることになるから、それを気にしてるということでしょうか。

それならそう言わせればいい話で、「自分ばかり歳をとって割に合わないから籍は入れない」って、ただの頭のカタい傲慢自己中おじの幼稚なわがままにしか聞こえないんですよね。。

「愛は自由だ」という言葉も、「愛は種族の違いなど超えていく」という意味よりも、「籍を入れない結婚を正当化するための詭弁」にしか聞こえず、浮気する気満々だから籍を入れたくない遊び人が、リプリーを都合のいい女として扱ってるようにしか見えません。

子供まで産んでおいて(しかも20年も経って)尚、(妻は望んでるのに)籍を入れることを拒み続けるって異常だし、どんだけちっせェこと気にする男なんだよと思ってしまう。

自分のことしか考えてない人間が「愛」を語んじゃねェよ鬱陶しい。お前にとって都合がいいだけじゃねェか。

なんかいちいちセリフがズレているため、全然まっすぐ共感できないんですよね。

考察勢への雑なエサ撒き

唐突に「ドスンダダ(族)」というクソダサくてネーミングセンスのかけらもない種族が追加されました。

減ページ掲載かつ中身がなさすぎる今話において、せめてもの考察勢へのエサ撒きのために雑にこしらえたような唐突さ。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

そもそも「人間と巨人の結婚」の話をしてたんだから、「混血」の話をするなら、人間と巨人の混血の(つまりコロンの)人種名に触れろよ。「複合民族は残りづれェがいつの時代にも柔軟な奴はいた」っていきなり何の話してんだよ。

こいつ自身が混血側の人間だったり、コロンが混血かつ特殊な複合民族なのであれば、まだそこを掘り下げるのもわかりますが、こいつは人間で、リプリーは巨人で、一味もみんな人間なわけで、(要はこの場に複合民族など一人もおらず、誰もそんなことは気にしてないし、聞いてもいないというのに)何のために「複合民族は残りづれェ」とか「いつの時代にも柔軟な奴はいた」なんてクソの役にも立たん抽象論を展開し出したんでしょうか。

人間と巨人の結婚について「愛は自由だ!!」と説いたのだから、続けるなら「異種族結婚は珍しいものではない」という視点から具体例を挙げるべきであり、いきなり子供を産み子孫を残す事を前提とした「混血の種族」の話となって、「複合民族は残りづれェがいつの時代にも柔軟な奴はいた」と結ぶのは、あまりにも的外れで論点の飛躍した帰結でしょう。

考察者へのエサ撒きと(追加)設定の説明がしたいがために、文脈無視して不自然な説明セリフをぶち込んでこないでいただきたい。

何より、さっさとお前がルフィに会いたがってた理由を話せよ、話が進まねェからよと思ってしまいます。

“愛の伝道師”にサンジを重ねる船長

“愛の伝道師”と言っただけで「サンジが歳とったらこうなりそう」というあっさい解釈を披露してしまうかつてルフィだった誰か。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

ヤーさんを見て、サンジっぽいなと思いましたか?

ルフィが「サンジが歳とったらこうなりそうだ」と言ったことで、サンジを重ね合わせた人はいるかもしれませんが、このセリフがなかったとして、こいつのここまでの描写を見て、「サンジっぽい」と感じる読者がどれくらいいるのでしょうか。

サンジが歳とったら、「おめー何者なんだ?」と聞かれたとき、「愛の伝道師!!!」と返す姿、イメージできます?笑

私はサンジらしさなど一ミリも感じず、ルフィのこのセリフにまるで共感できませんでした。

「愛という言葉を使う」とか「愛を語る」だけで「サンジっぽい」と受け止めてるのだとしたら、お前船長やめろやと言いたくなるレベルでクルーへの理解が浅いと思ってしまいます。

会話にならない海賊王の“左腕”

「愛は自由」とか“愛の伝道師”というギャバンのキャラ設定自体は全然いいのですが、会話をしようとしないのが見ていてイライラします。

何度も言いますが、こいつは登場前に「“麦わらのルフィ” お前に会いたかった…」と言ってたんですよ?

この点に一切触れることなく、全員がスルーしたまま、「おめー何者なんだ?」と聞かれて「愛の伝道師!!!」と返す会話の成り立たなさたるや…気持ち悪いとしか思えません。

普通に改めて自己紹介して「なぜルフィに会いたがってたのか」を話せよ意味わかんねェな。。

こいつはなぜルフィに会いたいと思っていて、何のためにルフィ達の前に現れたのでしょうか。

自分が“愛の伝道師”であることを伝えたくて会いたかったのでしょうか?

キモすぎんだろ…どんだけ自意識拗らせたらその歳でそんな事アピールしたい人間が出来上がるんだよ。。

シャンクスの話を無視するバカと、ロキの能力を「時間の無駄」と言って聞かないアホ

このシーンもあり得ない、というか意味がわからない。

ロキを解放する事で万が一のことが起きたら、その時は「ぶっ飛ばして もう一回鎖につなぐよ!!」と返したルフィ。この返し自体はよいですし、それに対してヤーさんがルフィにその実力があるのかを問おうとする展開もいい。

しかし、「過去に一度“赤髪のシャンクス”という男がロキを捕らえたが それまで誰にもやつを止められなかったという事だ…」と言わせておいて、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

シャンクスの名前が出ているにも関わらず、一切関心を示す事なく、その場を立ち去ろうとするルフィがあり得なさすぎて受け入れられません。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

お前エルバフに来てからシャンクスの名前が出る度に食い付き、感情をバグらせながらバカみたいにシャンクス愛を語ってきたくせに、なんでここだけは食いつかずに完全無視するんだよ。

ルフィはこのおっさんから「お前に会いたかった」「シャンクスがロキを捕らえた」「それまで誰にもやつを止められなかった」と言われてるのに、それらの話に興味を示すことなく、「話長そう」という理由でその場を離れようとするのです。

おとなしく聞いてたのは(誰も聞いてない)「複合民族」のくだりだけ笑

あり得ないでしょう。

またゾロに関しては、シャンクスの話とロキの能力の話を聞くことを「時間のムダ」だと言ってのけます。

この発言は、ルフィの恩人である“赤髪のシャンクス”を軽んじて、ロキの能力など知る必要はないと侮ってる事と同義ですが、お前、ロキのことをよく知らないからルフィが騙されないよう警戒して、(鍵を探してはいるものの)まだ解放するとは決まってないって言ってたのに、相手の強さや能力について一切関心を示さないってどういう了見なんだよ意味わかんねェな。。

そんなに慎重になるのならロキを解放した場合のリスクについても当然考えるべきじゃないのか?

ロキがどんな能力者かなど、「ロキを逃すかどうか」決める上で、トップレベルで重要な情報だろうに、何が「時間の無駄」なんだよ…頭どうなってんだよ…

マジでキャラのスタンスやセリフが何一つつながっておらず、その場その場で作者が思いついた「それっぽい」セリフを言わせてるだけなんですよね。。

しかも、その「らしさ」の出し方があまりにも雑すぎるため違和感しかなく、キャラの魅力が壊れるばかりで何の価値も生んでいません。

ゾロが「まだおれ達も逃すと決めてるわけじゃねぇ」と言ってたのは、「ロキを解放することによるリスク」を考えての発言ではなく、「ルフィが騙されていないかどうか」だけを気にしていて、それを自分の目で確かめたいだけで、騙されてなければその後エルバフにどんな危険が及んでも関係ないってことなのでしょうか。

要は、ロキの強さなど関係なく(解放した後に面倒事になる可能性はどうでもよく)ただルフィが騙されると悔しいから、騙されてるかどうかだけチェックしたいってコト!?

いつからそんなに頭悪くなったんだよこいつ…

もちろん、自分達の力に自信があるから「最悪の事態」など想定する必要はない(いざとなったら力づくで止めればいいし、自分達にはそれができると思っている)ということなのでしょうが、じゃあなんでロキを解放するかどうか決めるのに慎重になってんだよって話です。

ゾロを慎重派として描いておきながら、ロキの能力の話を「時間のムダ」だと切り捨てるってマジで意味わからんでしょう。

ルフィとゾロにこのリアクションをさせるなら、どう考えてもシャンクスの名前やロキの能力の話は出すべきではありませんでした。出すのであれば、ちゃんと食いつかせて掘り下げなければおかしい。

シャンクスの名前や能力の話が出る時点では、既に歩き出していて聞いてなかった、ということなのかもしれませんが、さすがにそう読むのは無理のある描写です。

👇🏻こうしてシャンクスの話をした後、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

👇🏻「いかなる能力を使うのか!! 万が一の場合どれ程の被害が…」まで口にした後に「よし鍵探そう」と言っているわけなので、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

確実に、シャンクスの名前も「ロキはいかなる能力を使うのか」についても聞いているはずです。

何でこういう「あり得ない」描き方しかできないのか…

作者が会話を描く気がない(ないし会話の描き方がわからなくなってる)から、全部独り言ベースで「読者に対して」情報を与えるだけになってるんですよね。

だから矛盾や齟齬ばかりになる。

たとえば「ぶっ飛ばして もう一回鎖につなぐよ!!」というルフィに対して、「どこからそんな自信が湧いてくる!! お前はロキの事を何も知らんのだろう? どんな能力を使うのか どんな武器を使うのか どれだけの覇気を持つのか 相手の実力を知ることなく 勝てると思い込む慢心によってどれほどの被害が……」のように、「相手の事を知ろうとしない甘さを説教する」ようなセリフだったり、散々ロキの過去を語った上で「過去にロキを捕らえた男は一人だけ それまで誰にもやつを止められなかったという事だ…その男は…」のように焦らした言い回しで、本当に長くて聞いてられないセリフだったりすれば、(ルフィが興味を示さず)「おっさん話長そうだ!!」とスルーするのもわかります。

が、シャンクスの名前やロキの能力の話が出てるのに、それを「話長そう」「時間のムダ」と切り捨てるのは「あり得ない」としか言いようがないでしょう。

もっというと、ギャバンの立場でシャンクスのことを「“赤髪のシャンクス”という男(がロキを捉えた)」という言い方をする事に違和感しかありません。

これも、正体がギャバン(ロジャー海賊団の一員)であることを読者に悟らせないための細工なのかもしれませんが、(既に大量のヒントを与えている上、この後すぐ明かすことになるのに)何を今更小手先の悪あがきをする必要があるのかと思ってしまいます。

普通にギャバンの立場からすれば、(いかにシャンクスと別れてから時間が経っているとはいえ)シャンクスが幼少期の頃から同じ船で旅を続けた仲間なんだから、普通に「シャンクス」とか「シャンクスのガキ」と呼ぶのが自然だし、最低でも「“赤髪のシャンクス”」と呼ぶのが自然でしょう。

この文脈において、「“赤髪のシャンクス”という男」のように、名前だけ知っている他人のような言い方をする意味がわかりません。

ヤー氏は一体誰に対する配慮から、自分が元ロジャー海賊団のスコッパー・ギャバンであることを隠そうとしている(気づかれないようにしている)のでしょうか。

ロードは当然知っているはずですから、考えられるのはルフィ・ゾロ・ナミだけですが、こいつらに隠さなければならない理由など一つもありません。

だから、「読者」に隠すために作者が不自然なセリフを言わせているようにしか見えないわけです。

ここまで作者の作為が露骨に見える演出ほど冷めるものもありません。

唐突で強引な場面転換と演出

なんでさっさとギャバンの正体を明かさないのかと思っていたところ、急に宴会中のウソップサイドに場面転換します。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

しかも、唐突に「かつての『海賊王』のクルーの話」になっているシマツ。

どういう会話の流れがあったらこの話題になるのか全く想像できません。

エルバフでの宴会中にギャバンの話になるとしたら、そのきっかけや話の入り方は、「リプリーの旦那は誰か」「この村にはかつての海賊王のクルーがいる」となるはずであり、「かつての『海賊王』のクルーの話」から入って、「だから居るんだよ!! その男はエルバフに20年以上住んでる」というオチに持っていく話し方など不自然でしかありません。

なぜなら、これをオチにする場合、オイモは急に「かつての『海賊王』のクルーの話」をし出したことになるわけですが、普通、急にそんな話題になったら「急にどうしたお前」「何の話だ?」というリアクションになるはずだからです。

結論、ここも作者の作為100%で、ラストの締めにつなげるための前振りセリフを言わせているだけで、キャラ達の自然な会話やセリフになっていないのです。

このシーンのおかしさはこれだけではありません。

ざっと挙げるだけでこれだけあります。

  1. サンジがナミがいなくなった事に気づかず、男だらけの空間でおとなしく話を聞く違和感。
  2. 同じ島の住人の話をする際にわざわざ「その男」と呼ぶ不自然さと作為に満ちた演出臭さ。
  3. そもそもギャバンの伝説を得意げに語るのが、(エニエス・ロビーで50年も門番をしていて、ロジャー海賊団の伝説や活躍など大して知らんであろう)オイモとカーシーという謎。
  4. 今更「数百人の(おそらく雑魚)海賊」を「斧2本」で返り討ちにした程度の話を、とんでもない伝説のように語る茶番感。
  5. それに驚かされる鼻の哀れさ。

まず、この場にはサンジもいて、普通に(男だらけの中で)おとなしく巨人の話を聞いてるのですが、これが違和感しかありません。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

ナミがいなくなったことに気づいていないのでしょうかこいつは。「おれレーダー」はどうした。鼻が詰まってて機能してないんか? お前、1135話では「ナミさんはおれが守るぜ!!」って言ってたんだぞ?

まだ女巨人達にもてはやされてて、そっちに気を奪われてるから気づかないのであれば(最低でもこの場にサンジが描かれていなければ)許容できますが、ナミが(ルフィ・マリモも含めて)いなくなってるというのに、それに気づくことなく、呑気に男共の輪の中で話聞いてるのは違和感しかありません。(そんな話より「ナミさんはどこ行った?」と気にするはずなのです)

また、エルバフに20年以上住んでて「ヤーさん」という呼び名がある人物の話をする際に、「その男」という呼び方をするのも演出じみていて不自然です。

オイモは(ウソップ達を驚かすためという)意図を持ってこの話をしているわけですが、(ギャバンであることを隠しながら)説明するなら、普通に「エルバフに住むヤーさんと呼ばれる男」の正体を明かせばいい話であり、「その男」なんて言い方をして、その人物が「エルバフに住んでいる」ことから隠す必要性など全くありません。

要は「エルバフにはかつての海賊王の左腕がいる」という話の構成ではなく、「海賊王のクルーの伝説的な話をした上でその人物がエルバフにいる」という構成にしているのですが、エルバフと海賊王のクルーの関係性を知らない側からすれば、なんで急にそんな話をし出したのかわからないため、「どうした急に」とか「何だ突然」というリアクションになるのが普通であり、「へーレイリーの他にもう1人いたって事か?」なんて返しになるはずがないんですよね。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

たとえば「エルバフに住むヤーさんの武勇伝」を話した上で、「その正体は実はかつての海賊王の左腕のギャバンであることを明かす話ならわかるのですが、ロジャーもレイリーもエルバフに関係ないというのに、(エルバフにおける宴会の場で)いきなり海賊王のクルーの話になるなんて、脈絡なさすぎて違和感しかないでしょう。

ほんと「最後にヤーさんの正体を明かすための前振り」のためだけに、即席で与えられたセリフを口にさせられているだけで、前後の会話やコミュニケーションを全く想像できないんですよね。何がどうなったらその話題になるんだと思ってしまう。

唐突感しかないあり得ない話の入り方になってしまっている上、「その男」と呼ぶことでエルバフに住んでいる事を隠そうとする作為と演出臭さが際立つ不自然なセリフ回しとなっています。

ギャバンの伝説を得意げに語るのが、オイモとカーシーというのもおかしい。エニエス・ロビーで50年も門番として働いていたんですから、ロジャー海賊団の伝説やら活躍などほぼ見聞きしていないはずでしょう。

知ってるとしても100%又聞きであり、熱量を込めて話せる立場でも情報でもないだろうに、何を得意げに率先して話してんだよと思ってしまいます。

ちなみに👇🏻このコマの作画、どこかで見た事あると思いません?

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

はい、1136話のこのシーンと全く同じ描き方なんですよね。

出典:ONE PIECE 1136話/尾田栄一郎 集英社

絵を描く気がないのがよくわかります。

鼻がうるさすぎて演出も台無し

ただでさえ演出が強引すぎて興が削がれるというのに、それを聞いたウソップはいつも通りただやかましく騒ぐだけのリアクションゆえ、これも描く意味がありません。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

要は「驚きの情報を伝えて驚かせる」という見飽きたテンプレシーンを挟んでいるだけの明確な手抜き描写です。

何より、今更「数百人の海賊」を「斧2本」で倒したことに「1人で!? 斧2本で〜〜!?」と驚くのがあり得ない白々さであり、もうウソップの意思など完全無視で、この場を成立させるために必要な記号的リアクションをさせているだけにしか見えません。

キャラが台本を読まされているだけな上、その台本のクオリティが低すぎるため、読むに耐えない仕上がりになっているわけです。

たとえば「中将含む海軍の精鋭」とか「当時ロジャーの首を狙ってた新世界の怪物共」など、その「数百人」が強者であることに説得力を持たせるか、武器を持たずに素手で倒したなど、「その男」側の攻撃面の不利を感じさせる説明であれば、このリアクションになるのもわかるのですが、(ルフィは覇気だけで5万人気絶させてるというのに)今更「武器を使ってモブ海賊数百人倒す事」に驚く読者など一人もいないでしょう。

「え〜〜〜!!! 斬りすぎだろ!!!」のツッコミもズレてる上、カラっぽすぎて言わせる価値がない。

「斬りすぎだろ!!!」ってどういうツッコミなんですかね。。「そんなに斬らなくていいだろ(ちょっとは残しとけよ)」って意味ですか?

いや、もちろん「一人でそんなに斬るなんてあり得ない量だ(それだけすごい暴れ方である)」という事なんでしょうが、それなら「(斧2本で)山を丸裸にするって どんな規模の破壊力だよ…!!」のように言わせた方がよほどわかりやすいでしょう。

「斬りすぎだろ!!!」なんて言われても、「別にええやろ斬り過ぎても(斬り過ぎることに何の問題があるんだ?)」「そもそも斬り過ぎかどうかなど現場を見てないお前にわかるはずないだろ」としか思えず、そこじゃねェんだよツッコミどころはと思ってしまいます。

ほんといちいちセリフがハマらないため、全然気持ちよく読めないんですよね。

「隠し部屋」が現れるシーンを描かない

まず玉座が玉座に見えない(座面の幅があるように全く見えない)のは私だけでしょうか。。

背もたれと肘掛けはあるけど、座面の奥行きゼロじゃないですか?

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

そのため「あの玉座 押せ」というセリフが全くハマっていません。

その後、場面転換を挟んで(動きが必要なシーンは全カットして)時間を進め、急に「隠し部屋!?」「宝部屋〜!?」というリアクションセリフから入ります。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

絵を描くのが面倒なシーンは全てカットしてセリフだけで処理し、しかも終わった後に、質問形式で何が起きたかを説明する超手抜き描写。

要はこのシーン、「あの玉座 押せ」「は?」の後に、

  • いいから押してみろ
  • わかったでござる
  • ゴゴゴゴゴゴ
  • な、何でござるかこの階段は…!!
  • 「宝部屋」に通じる隠し通路だ

のようなやりとりがあるところ(それを描くのは手間なので)全てカットされ、「その後」のリアクションとして、「隠し部屋!?」「宝部屋〜〜〜!?」「キャー♡ ヤーさん大好き♡」と言わせてる訳ですね。

こうやって疑問系リアクションを入れることで、その前のセリフや行動を読者に想像させて読み取らせれば、絵を描かずに済みますから。

ロードが玉座を押す絵も、それによって隠し階段が現れる絵も、それに驚く絵も、その隠し階段が何のためにあるのか(どこにつながっているのか)も全部カットされ、「宝♡」「宝!!」と思考停止した薄っぺらい言葉を口にしながら階段を降りていく絵だけが描かれます。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

しかも主体はロードで、ルフィ達は全員鼻くそ処理。

ロードの冒険描いてんのか?ってレベルでロード主体のコマばかりが描かれます。

もちろん、「階段を下りる」シーンは「引き」で描く必要があるため、👆🏻上記のような絵になるのは理解できるのですが、その場合、この前に隠し階段が出てきたことをルフィ達視点で描いておくべきですし、階段を下りるシーンも、ルフィ達視点の構図で描けば、引き絵にせずにルフィ達主体の「探検」を描くことができます。

それをせずに、鼻くそ描写で済ませられる最もラクな構図を選んでいるわけですね。

結果、4コマ漫画を読んでいるレベルで「動き」を感じられず、すべての描写が平面的で臨場感がありません。

知能を失った主人公と媚びキャバ嬢

絵を描かず、不自然セリフだけで構成されてるせいで、このシーン、最初に読んだ時パッと意味を読み取れませんでした。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

「隠し部屋!?」「宝部屋〜!?」「キャー♡ ヤーさん大好き♡」「宝♡」「宝!!」

ここまでヤーのセリフゼロで、ロードから「ヤー氏なぜこんな場所を!?」と聞かれて「探検は趣味だ」と訳のわからん返しをしただけです。

その後、「うおーーー!!」「宝…」

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

「宝箱部屋ァ〜〜〜〜!!?」

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

という意味不明なリアクションを挟み、「全部空っぽ!!」というセリフによって、「宝部屋」ではなく「(空の)宝箱(があるだけの)部屋」という意味で叫んだセリフだったことがわかります。

要するに、ヤーがロードに「玉座」を押させたら、隠し階段が出てきて、その下は「隠し部屋」であり「宝部屋」だと聞いたから、露出狂キャバ嬢は(宝をもらえると言われたわけでもないのに)「キャー♡ ヤーさん大好き♡」と媚び出し、(ルフィと共に)「宝♡」「宝!!」と期待を胸に階段を下っていったところ、「空っぽの宝箱(しかない)部屋」だったため、「ウソつき!!💢」とキレ出したわけですね。

ヤーの言い分としては、「元々は間違いなく宝部屋だった(盗まれてることは知らなかった)のだからウソをついたわけではない)」ということでしょう。

これを、「隠し部屋!?」「宝部屋〜!?」「キャー♡ ヤーさん大好き♡」「宝♡」「宝!!」「うおーーー!!」「宝…」「宝箱部屋ァ〜〜〜〜!!?」「全部空っぽ!!」「ウソつき!!」というセリフで表しているわけです。

キモすぎでしょ…

「空っぽ」なのはお前らの頭だよと言ってやりたい。

そもそも、ヤーが「宝部屋」に言及したセリフがカットされてるせいで、キャバ嬢の「ウソつき!!」という言い分に正当性があるのか(「ウソつき」と言いたくなるような、期待を煽る言い方がなされたのかどうか)わからないため、ただの自己中勘違いヒステリックキャバ嬢の逆ギレ駄々にしか見えないんですよね。。

たとえばヤーが「階段の先は宝部屋だ 大量のお宝が眠ってる」とか「宝はお前達にやろう」と言ったのであれば、何もなかった場合に「ウソつき!!」と言いたくなるのもわかるのですが、「階段の先は宝部屋だ」と言われただけなのに(勝手にその宝が手に入る前提で期待を膨らませた結果)「宝部屋」ではあるが宝は全て盗まれていてもらえる宝がなかったとして、「ウソつき!!💢」とキレるって、キモすぎません…?

キャラの幼児化が止まんねェなほんと…

なんでこんな頭悪くて不自然で意味のわからんセリフ回しばかりするんでしょうね。。

「読者への状況説明のためのリアクション」をメタ視点で考えているだけで、「ヤーのセリフを受けたルフィとナミのリアクション」になっていないんですよね。

たとえば、最初にヤーに何と言わせたら、「隠し部屋!?」「宝部屋〜〜〜!?」「キャー♡ ヤーさん大好き♡」という3つのリアクションを一気に引き出した上、宝箱がカラっぽだった場合に「ウソつき!!💢」とキレられるようなセリフになるのでしょうか。

ヤーの言い分としては「ウソはついてない」そうなので、「宝をやる」的な発言はしていないとすると、おそらく「この隠し階段を進むと『宝部屋』がある」のようなセリフを言ったのでしょう。

これに対し、ルフィは「王座を押したら出てきた隠し階段の先には部屋がある」という情報から「隠し部屋(ってコト)!?」とリアクションし、キャバ嬢は「階段の先に宝部屋がある」という情報の方に食いついて「宝部屋〜!?」とリアクションし、(別に宝をやると言われたわけではないけど、どうせ盗むから、宝部屋に案内してくれる事自体に)「キャー♡ ヤーさん大好き♡」と歓喜したということなんだろうと思います。

で、勝手に期待しておいて、宝が全て盗まれていて空っぽだったことを知り、「ウソつき!!💢」とキレ出したわけですね。

これで一応リアクションの整合性は取れるのですが、「この隠し階段を進むと『宝部屋』がある」と言われたとして、ルフィが「宝部屋」に食いつかずに、わざわざ「隠し階段を進んだ先にある部屋=隠し部屋」と変換した上でリアクションすることにまず違和感があります。

普通このリアクションになる場合、ヤーが「隠し部屋」と「宝部屋」という言葉をどちらも使ったと解釈すべきなんですよね。ヤーが「この玉座を押すと『隠し部屋』の階段が現れる」と言ったからルフィは「隠し部屋!?」とリアクションした、とするのが自然です。

しかしそうすると、ヤーは「この玉座を押すと『隠し部屋』の階段が現れる そこは『宝部屋』だ」のように、意味の重複する不自然セリフを口にしたことになってしまう。

要するに、絵を描くことをせずにセリフで説明セリフで成立させようとしているせいで、ヤーのセリフも、それを受けたルフィ・ナミのリアクションも、どちらも不自然であり得ないものになっているわけです。

絵を描いていれば、絶対にこんなセリフ選びにはなりません。

扉絵について

最後に扉絵についても触れておきます。

前回、1137話の扉絵の構図のおかしさと、それによって1回分無駄なシーンが発生しているという話をしました。

要は、1136話の時点でフーズ・フーのアジトであることは明らかだったのだから、

出典:ONE PIECE 1136話/尾田栄一郎 集英社

👇🏻1137話の扉絵はヤマト達視点で中を覗き、そこにフーズ・フーがいる構図で描いておけば、

出典:ONE PIECE 1137話/尾田栄一郎 集英社

1137話と1138話の扉絵の内容を、同時に伝えられるし、そもそもヤマトの金稲荷代参を描いているのだから、ヤマト視点で中を覗く構図で描くのが当然である、という話です。

で、1138話でアジトの中にフーズフーがいたことを描いた後、

出典:ONE PIECE 1138話/尾田栄一郎 集英社

1139話の扉絵が👇🏻こちらです。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

前話と全く同じ構図かつサイズ感で、フーズ・フーが刀を抜こうとしている様子を正面から描いただけ。

こんな重複構図にするのなら尚更、1137話で中にいるのがフーズフーであるところまで描いておくべきだったでしょうにと思ってしまいます。

そうすれば、まだ今話でフーズ・フーが刀を抜こうとしている(おそらく連行された「反抗的な2人」を成敗しようとしている)様子を描いても、画変わりするため、違和感なく見れたはずです。

前回と全く同じ構図で、(さっきまで酒を飲んでたのに)急に目の前に2つの影を描かれても、「動き」も「展開」も全く読み取れないため、つながりとして不自然でしかなく、読者は何が起きたのかパッと理解できないでしょう。

まぁ、私の中で扉絵連載はどうでもいいおまけ要素なので特に気にして読んでいるわけでもないのですが、描くのが楽な構図や同じ構図ばかり描かれるため、全然記憶に残らず、尚更話が頭に入ってこないんですよね。。

今までの扉絵シリーズの中で一番退屈で、微塵も興味をそそられません。

せっかく人気キャラのヤマト(あれだけルフィの船に乗ると言っておきながら急にワノ国を漫遊するために残ると言い出したその後)を描いたシリーズだというのにこのつまらなさとは…もったいない。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
1 ヶ月 前

最新話見た感じ、次回からエルバフでのバトルが本格的にスタートすると思うけど、ニカなんだよな…
個人的にはニカのビジュに関しては好きだけど、戦闘スタイルがふざけてるだけでバトルシーンの面白さを半減させてる

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最新話のルフィのぞわってしてる作画どう思いますか?あまりにも酷い。ここまでモンキー・D・ルフィというキャラクターを描けなくなった尾田には失望って言葉では言い表せない物を感じます。レイリーの下で修行してカイドウを倒した男が3番手にビビるなよ。みっともねェな。
本当悲しいよ。いまルフィを名乗ってるあいつは誰だよ?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

他作品の名前持ち出すとキレだすやつ何?
管理人は他の作品を話題に持ち出すなと言ってましたっけ?

うぉーー!ドラゴンボール最高!
鬼滅の刃最高!NARUTO最高!BLEACH最高!ジョジョ最高!北斗の拳最高!キン肉マン最高!スラムダンク最高!
昔のワンピース最高だった!!

匿名
匿名
1 ヶ月 前

魔方陣、騎士団の連中でも展開できるんだったらわざわざ残してた意味は一体……?!

匿名
匿名
1 ヶ月 前

自分はまだニカが出るまでの状態が続くのなら盲目的に情報だけ摂取する信者で居続けたと思う。でも尾田くんは鬼滅の刃ってとんでもない才能を目の当たりにして狂ってしまったと思う。
何でもありの1つの作品が大変なことになったなんて言い訳してニカに逃げてほしくなかった。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

結局『(掲載に間に合わせるために)描く量を減らしたい』ってところが全ての起点(不自然な構図の連発→説明台詞で補完、無理ある流れで辻褄合わせ→キャラ延いてはストーリーの崩壊)なら週刊連載を辞めればすべて解決する話なんだよな
それかもういっそ作画担当をつけるとか

作者自身週刊漫画というメディアに対して前ほど熱意がないのは明らかだし、WJ自体ももう昔ほど世間的にバリューがあるわけでもない
ワンピースそのものを崩壊させてまでそこにこだわる意味何?と思う

匿名
匿名
1 ヶ月 前

石川典行がニカにブチギレてる動画にワンピ信者がブチギレてるのおもろいw

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

昔に比べて明らかにセリフのセンスが無さすぎるのが気になる。なんでこうなったんだろ、昔からセンスはなくて編集者の力量で神漫画になってただけだっのかな

匿名
匿名
1 ヶ月 前

エグヘッドへ来たドリブロが言ってたあの博士って結局誰?エルバフついてだいぶ経つけど影も形もない。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

正直尾田よりもっと酷い大場と同じことを最近繰り返してるな。バクマンはあまりに内容もなく最低な部類だからスルー。あっちもどの作品もなろうのオナニー展開ばっか囲碁に関しては読み合いなんか全く皆無ど素人丸出し…正直運もなければ勝てない麻雀、ポーカーと比べたらシンプルなゲームだから王者を決める必要性もないけど攻め、後出の手順とかをカイジ、遊戯王、3月のライオンみたいなシュールな纏め方が全くできない。知識もないなら描かなくて結構。ノートや死神に関しても海外のヘルレイザー、ビートルジュースやドラえもんの劣化あらかじめ日記まんまパクリ…今のワンピースもこれと同じ。アイデアの発想、発展性が地に落ちてる。W7みたいな展開は作者も変わった展開なため苦手っぽいサスペンスストーリーだけど久々にあの路線も盛り上げにはいいんじゃない?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

またもやしつこいDB推しがいる。別に全員が好きじゃないし嫌いって断言する人もめっちゃいる。でワンピースと比べる意味が分からん。どうせならもっと古い時代の作者で並べろや。

好きから執着になりつつある悲しみ
好きから執着になりつつある悲しみ
1 ヶ月 前

ONE PIECEが巨大産業になって完結しちゃうと困る人が多くいるのはわかるんだけど、
尾田先生も人間でいつかは亡くなってしまうんだから一旦完結させて、尾田先生が元気なうちに連載終了後のコンテンツの在り方を模索したほうがいいと思うんだけどなあ。どうなんですかね。
同じく巨大コンテンツのドラゴンボールだと、鳥山先生は亡くなられる前から(賛否はあるけど)DB超のとよたろう先生を後継者にしてたこともそうだし、映画やゲーム、アニメ(DAIMA)とかで漫画DB完結後の展開に原作者が関わってたのは大きいと思う。鳥山先生の意向なら受け入れられるファンも多いだろうし。

なので、連載終了を恐れて先延ばすより、計画的に終わらせてその後の展開も尾田先生の力を借りたほうが、長期的にはワンピース産業にとってもプラスなんじゃないのかな🤔
尾田先生急死の場合(イヤな想定だけど)、ワンピースは未完だ!集英社のお金稼ぎの道具にするな!尾田先生はこんなの認めてない!って層も出てくると思うし….

ただ、ワンピースがドラゴンボールのように原作完結後も魅力的な展開を行えるかはわからないけど….(完結の仕方にもよる?)

※素人なので見当外れかもしれません。お手柔らかに💦

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最近のワンピースだと今後の展開を予想するなら
考察()で話題になってる部分から考えたほうが分かりそうだな
ギャバンなんかまさにそうだし

匿名
匿名
1 ヶ月 前

去年の末にシャムが出てきて2月が終わろうとしてるけどストーリー何処まで進んだよ?鍵探してギャバンが出たくらいしかストーリーは進んでないぞ!どこが息もつけなくなるんだ!!?
壁画とかでお茶を濁してるけど!
本当、頑張ってくれよ尾田くん。どんなに落ちぶれてもワンピース好きだったんだよ。これ以上は失望させないで。

信者は褒めるだけ
信者は褒めるだけ
1 ヶ月 前

値段の割に単眼カメラ&MagSafeなしのヘッポコiPhone16eを褒めてるユーチューバーはどんな展開になっても褒めるワンピース信者と同じやな。ダメな時にはちゃんとダメと言わないとアップル(ワンピース)がダメになるわよ。

好きから執着になりつつある悲しみ
好きから執着になりつつある悲しみ
1 ヶ月 前

細かい指摘だけど….
ゾロの「日が暮れるで済むか?この広さ」っていうセリフが気持ち悪かった(違和感で)。

直前に「手分けして探せば日が暮れるまでには見つかるだろ」みたいな話があったら、それを受けて「日が暮れるで済むか?(もっと時間かかりそうだな)」ってゾロが言うのも自然だけど、
そういう前置きのない「日が暮れるで済むか?」は現代の若者言葉みたいで不自然に感じた。

最近のワンピースって「たそ」が特に目立ってたけど、他にも「認知」とか変に最近の言葉が出てきて気になる。「認知」はエルバフ冒頭でナミがロードに麦わらの一味だとバレてることに驚いたときに使ってた。普通に「なんで私たちのこと知ってるの?」っていう言い方でよかったと思う。ロードのオタク言葉があったせいでこれもネットに作者の語彙が影響されてるんじゃ….と思ってしまった。そもそも四皇にもなって知られてることに驚くのがあり得ないから、尾田先生が「推しに認知される」みたいな文脈でネットに出てきやすい「認知」を使いたくてナミに無理矢理驚いた反応をさせたのではと邪推しそうになった。

もともとそういう話し方のキャラならいいけど、キャラが急に最近の言い回しを使い始めるのは変だからやめてほしい。ワンピースは地球でも日本でも現代でもない世界観なんだから。
作者がしゃべってるのはこういう部分もだと思う….
自分の言葉とキャラの言葉を分けるのが難しいだろうなとは思うんだけど、前はこんなことなくてワンピースの世界がほんとに現実とは別にあるみたいだったから、残念🥲

匿名
匿名
1 ヶ月 前

活躍されてる漫画家にはサスペンスシーンはわざとコマ割とずらして読者の視線を不安定にして
恐怖感を煽るなどの細かいこだわりがある方も多いらしいが
ワンピも雑誌のノドを無視した見開きとか見づらいコマ割りにも理由があんのかね

Yoshi
Yoshi
1 ヶ月 前

コンビニに行けばワンピースフィギュアの棚やカードコーナーがデカデカと並び、買ってる人見かけたりすると「ああ、これはワンピを嫌でも長く続けなきゃいけないことになってるんだな」と思い知らされる。
やっぱ原作が終わると流石にああいう盛り上がり方は続けられないもんな。
ワンピース自体が1つの企業のようになってしまって、原作が面白いことより『存続していること』自体で得られる利益の割合がでかくなりすぎてそれが目的化してしまってるんだな。
確かに好きだったキャラが一応存続してて今後も展開しうるってのは購買心理としては大きい。
しかしそのために原作の劣化が目に見えて進み、作品性を愛していた人ほど離れていってしまう。
作品の質は落ちても、全体としての売り上げが続けば、商品としては成功したことになる。

ワンピースを作品とみるか、商品とみるか。
現在は後者に偏りすぎているように見える。

ワンピ見てるとは、週刊漫画という構造がもたらす功罪の両面を改めて強く認識させられる。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

沖縄出身の漫画家はしまぶーと尾田で有名だけど、
沖縄を代表するのはしまぶーだと思う。
尾田のは小学生の自由帳で、しまぶーと比較にならないし。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ワンピースで面白い戦いの設定
過剰なる覇気
見聞を極めればパラミシリアでも流動変化
上級者の能力者が扱う上位潰しの仕込み技
触れない力をぶつける六王銃、流桜、覇王纏い
稀にしかなれない選ばれた覚醒者
折角こういう要素あるんだからもっと生かせばいいのに。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

情報を摂取して楽しむ漫画なのに無能博士のめっちゃ引っ張って「この世界は海に沈む」以外に新情報が無く半年もダラダラ無意味な演説するって目が覚めた人多いだろうね。

匿 名
匿 名
1 ヶ月 前

今年は鬼滅の刃の映画があるのもあってワンピース人気陰りそう

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最近は信者もアンチも馬鹿になってきてる
これがニカの能力か…

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ワンピースの良さって、全然特別じゃない一味が成り上がっていく様にあったんじゃないか?と思わずにいられません。
いち海賊だった頃の一味が格好良くて仕方ない。

恩人から帽子と本当の海賊の在り方を受け継いだ青年が、小舟一隻からスタートして、
自分の夢を強く持ち、恩人がそうしていたように友達を傷付けるヤツや人を嗤うクズを打ち倒しながら仲間を集めていく。
ルフィの方が異端なんじゃないかってくらい、ゲスな人間や頭数で威張り腐る海賊が出てくる。
でも本当はそれが海賊じゃない、信頼出来る仲間と命懸けで荒波を乗り越えて、その海を楽しめるヤツが海賊王になれるんだ……そう思わせてくれました。

貧乏海賊が王女を乗せて、互いに影響し合い、ルフィはたかがルーキーでありながらもついに七武海を堕とす。ルフィがいち海賊だからカッコいい。
いち海賊が神をも倒す、世界政府にさえ喧嘩を売るからシビれるんですよ。

それが実は世界に待望されていた神様で、かつての英雄たちの物語をなぞっていくだけなんて。
なんてありきたりで陳腐で、不自由で特別なんだろう。
昔のルフィならきっと今みたいにバカ笑いせず、静かにニッと笑って全部ぶっ飛ばしてくれましたよ。
「勝手に決めるな、やりたいようにやる」って。

Last edited 1 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
1 ヶ月 前

正直そろそろ赤髪海賊団と黒ひげ海賊団の抗争やるべきだろ。戦いは因縁めいたグループの戦争じゃないと盛り上がらん。結局神の騎士団は革命軍じゃなくてまた麦わら一味のみだし。麦わら一味には今関係ないんだよな。ギャバンみたいな今更的なレベルおくれまで現れるのもあれだしな

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ぶっちゃけただの手抜でしょ?全部

黄猿が飯をルフィに届けた件は、本編で明らかに誰が置いたのか分からんシーンとして書きながらSBS堕ちしたし

ルフィとロキが出会ったのも、なんか強い覇気があるからと言って急に単独行動して見つけた
今回はロキの錠の鍵がそのまま突き刺さってる部屋に、たまたま会った海賊王の左腕に案内される

つまり、もう何かに至るまでの積み重ねなんかしたくない!ってことでしょ?
ボニーもくまも悲惨な過去描いたのに五老星はおろかサターンも倒せない、飽きたらステラと一緒に放置してエルバフ編

やりたいことだけやってるだけ
漫画じゃなくて自由帳なのよ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

細かい読み込みでスゲーって思いました
言われてみると確かにって思う部分が多々ありました
でもまぁなんというか20年以上の長きに渡り、ワンピを追い続けると
なべおつさんが言うところの「情報を摂取する読者」になってしまうのも
しかたないんじゃないじゃないかなー、と(私自身がそうです💦ごめんなさい)
それにライトな読者は整合性や論理的妥当性には気を配らないものですし

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

読む価値ないって言ったらもうただのアンチで草。昔はファンだったとか言ってるけど、それは批判された時の逃げ口のために書いてるだけだろ。ワンピースを利用して自分の承認欲求満たしてるのに、アンチとか救いようがないな笑

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最初はルフィ躱し方ものけぞってるみたいなイメージでなんかダサくなったな。クリークの時は猿みたいなアクションで面白かったのに。覇気や能力による柔軟なゴムの力に過信しすぎてるキライがある。戦い方がなんか退化してるイメージ。今は地の利を生かして相手の技を封じるとかもやらないし。エースみたいな火達磨、火銃みたいな戦法変える戦い方はオツムがないから仕方ないといえ。

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

なんか日本語怪しい奴増えてない?外国人て訳でもないだろうし、うまく書けないなら黙ってた方がいいよ?思ったこと上手く伝えられないんでしょ?ここにいる人達弁が立つからボコボコにされるよ?
なべおつさんみたいな文章書きたくて背伸びしてるのかな?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最終章と謳いながらのこの牛歩と言っていい程の展開の遅さは(展開が早過ぎて処理が追いつかない!と信者はよく言ってますが)面白くなる筈の最終盤の展開が全く思いつかなくて時間稼ぎをしてるとしか思えないんですよね
本当に面白いという自信があるなら猛スピードでそこまで進めてファン達の感想が欲しくなると思うんですが

匿名M
匿名M
1 ヶ月 前

昨年、3週間休載して「ONE PIECEって一体何なのかを考えたりしなきゃいけませんしね!」ってコメントしてたっすよね尾田先生

あれ、たしかワノクニ編終わった直後の休載だったんで「あっさすがに尾田先生もニカの後付けはないなって気がついたかー、こっからいつものワンピースに路線戻してくれるなー」って思ってたんすわ!

からのエッグヘッド、エルバフ編でのとにかく楽して漫画を描くことしか考えてないような描写の数々…

まるで変わってない…てかむしろ悪化してるんすよ…

まじでこれ一旦漫画描くの辞めた方がよくないすか?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

あとガープを生かす展開もよくないよな…多分ガープは黒ひげが実は欲しい能力者だった!でもないだろうしもう交渉価値すらないんだから作者って努力家には甘いから老兵はここで終わるとかは王道は絶対やらんし。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

日本語やら展開がこんなにめちゃくちゃでもファンは「ジャンプはワンピしか読むものが無いからワンピ休載号は地獄」とか言い出すんだからそりゃあ質は落ち続けるよね
これでも許されてるのはファン側が完全に脳死状態で読んでるか「有名人やみんなが面白いと言ってて日本一売れてるから面白い」ってのが横に伝播してる状態なだけだと思う
フラットな視点で見たら漫画として完全に破綻してて即打ち切りになってもおかしくないクオリティにまで下がってるのに…これで面白さ絶対主義は聞いて呆れるよ

長々とすみませんでした

とくめ
とくめ
1 ヶ月 前

今の作者の感性でワンピースを最初から描いたら、ゾロの三本目の刀は尻に刺しそう。当然、くいなの形見はケツ側だ。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

エルバフ編ってギャグとシリアスを味方と敵で分けてて、それが歪な構造だなって思います。

例えば、最近明かされた『太陽の神に憧れてるから自分もそうなりたくて人を攫うロード』とかって文字だけ見れば結構重傷な行為なのに、
別にハイルディンが注意するわけでもないし、宴の最中に磔にされてても皆無視だし、なんなら麦わらの一味は攫われた時からギャグ調だった。

他にも『シャンクスは双子が出てくるしルーキー処すし、ワンピースを取りに行きたい』のに、同じくワンピースを狙っているルフィが怒りながら白目で涙流して「俺がどれだけ会いたがってるか〜」で済ませてしまう。
てかシャンクス再会イベントの鍵を取りに行くのにルフィの心情を深掘りしてないのもキツい。

理由付けはシリアスなくせに行動が全部ギャグなのが尽くチグハグで、作者はキャラの行動は勢い任せに描いてて後からそれらしい理由を持ってきて、なんとかシリアスストーリーの体裁を保っているのかなと思いました。まぁそれすら考えてない可能性もあるんですけど。
物語の題材とキャラの知能が釣り合ってないというか、大して扱えもしないものをインパクトのためだけに描いてる感じが何とも言えません。
まぁ女の胸と尻にしか気合い入ってないし今更かも知れないですが。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

覇王色持ち、または纏いができるのは結構上手く少数でセレクトしてるのにな。五老星でも覇王色確定はウォーキュリ、マーズくらいだっけ。チンジャオだけは弱いからいらなかったな。
設定や展開は下手にも程がある。最近の話の路線がまたもやこの1話で台無し。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ワンピース大好きです!!!
ギャバンの戦い方が楽しみです!!!
「天井抜けてるぞ」(天井描けよ)、「玉座押せ」(押して部屋が出てくるとこ描けよ)は本当にその通りで、漫画であるべき「絵で伝える」が出来ていません。
漫画は文字が分からなくても絵が見れればなんとなく内容が伝わるのが良さです。
だから海外にも人気が出たのです。
今週話にはその良さがありません。

作者都合すぎる展開にアクビが出ます。
とりあえず次回は戦闘シーンだと思うので、楽しみです。

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

俺は今このブログやYouTubeの批判動画がないとワンピースについていけない。
いや、正確にはただ読むことはできる。でもこのブログとかが無いと漫画(欠陥だけど)として読むことはもうできない。
それくらい今のワンピースは漫画として終わってる。ストーリーがつまらないとかそんな些細なことじゃなく、なべおつさんの指摘のとおり漫画の構成がプロの域から逸脱しすぎてる。こんなものがジャンプに掲載されてていいのかと思う。

俺が作者で今回みたいななべおつさんの指摘を担当編集者の立場から聞いたとしたら、自分は漫画家の才能がないんだと筆を折る。
それくらい指摘内容はごもっともだし、漫画家をバカにしてるなと思うくらい酷い。

今更だけど、こんな気持ちをワンピースに持ちたくなかった。
小学生の時に連載の始まって熱中して読んだ俺たちアラサー、アラフォーに対しての最大限の裏切り行為だよ。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

モブキャラの再利用で思い出したのですが、白ひげの死に際の回想で出た若い頃の仲間の人ってモブに見えて実は凄腕揃いだったんですかね?
メタ視点ではまだロックス海賊団を考えてなかったと処理する事も出来ますが、いずれにせよ半端な奴の下に付きそうな印象は受けないのでアレがロックス海賊団だったという事になるのでしょうか?マルコも初登場はモブっぽい外見でしたし個人的に火ノ傷の男より気になりますw

ワンピースの正体は、健康第一。
ワンピースの正体は、健康第一。
1 ヶ月 前

ジャンプに毎週、当ブログを掲載したら面白いと思いました。尾田さんも、毎週、真摯なご意見頂いてモチベーションが上がると思います。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

みんなギャバンしょぼいって言ってんじゃん?
尾田くん今頃ムキーーーッ!って怒ってるよ。で、休載明けには最低一億の賞金首が100人で山の大きさは富士山くらいの山を丸坊主にしたとか言い出すよきっと。え?レイリーがショボくなる?知るか!!?

匿名匿名
匿名匿名
1 ヶ月 前

海賊王 冥王 山喰らい
信者さんたちどう思う?左腕らしいよ山喰らい

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ジャンプラで無料公開してるインペルダウン編見てると、もう面白いどうこうより絵の作業量が全然違うのが顕著だな…
昔はアシスタントさんがちゃんとアシスタントしてるけど、今とか尾田がアシスタントみたいなもんだろ。背景の量が半端ない

尾田教信者
尾田教信者
1 ヶ月 前

読者「ここの描写は不自然」
尾田センセー「そこはえーっと・・・」
考察者「伏線!そこは伏線だから黙ってろ」
読者「でも不自然すぎるわ」
考察者「不自然すぎるのはなぜか考えろ!伏線だからに決まってるだろ!」
読者「でもさ~」
尾田センセー「・・・しろ」
読者「えっ?」
尾田センセー「ワンピースがつまらないというなら卒業しろ!!!」

これがワンピース王道少年漫画

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

そもそもシャンクスに会うことって、そんなに難しいことなんですかね?エースやミホークはぷらっとシャンクスに会いにきていだが、ルフィにそれが出来ない理由が分からない。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

アホだの馬鹿だのつかっちゃいけないってレスするウイルス湧いてるなここ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

何度見ても、ギャバンの真面目な話をスルーするルフィとゾロが気味悪いわ。
シャンクスの名前が出てるのに無視するルフィ、船長が解放予定の危険人物の詳細を無駄と切り捨てるゾロ、マジでキャラクターがただの人形と化してる。
この2人って知的ではないにしろ、もう少し考えるキャラだったでしょ。
せめてギャバンがずっと愛の伝道師〜って言い続けてたならまだ切り捨てるのは理解できるんですけどね。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

漫画家ってマジで怠惰過ごす、国民から原稿の税金取るとかいらない連中だろ。ドラえもん、ルパンとか描いてた作者達あの時代が懐かしい

匿名
匿名
1 ヶ月 前

尾田先生、ギャバンの異名を

山喰らい から ソレくらい

に改名すべきです

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