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【ワンピース】1124話「親友」キツすぎる理由

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9/3 追記完了しました

1124話は、もう「キッツ…」という感想しか浮かんできませんでした。。

全てのコマ、全てのキャラ、全ての描写がただただキツくて、読んでてずっと顔をしかめてしまいました。。

しかもこの内容で12ページて…酷すぎる…

1話かけて描く価値などまるでなく、前話の無駄を省いて規定ページ数で描いていれば、丸々1話にまとめられたレベルの内容のなさ、というか、二度手間でしかない1話です。

何やってんのほんと…

どうなってんのほんと…

実写版の脚本で忙しいのか、もう完全にやる気を失ってしまったのかわかりませんが、後者の場合、相当深刻なレベルだと思うので、せめて前者であることを願います。

取り急ぎ、コメント欄のために公開しておき、詳細は、随時追記していきます。

以下、追記で取り上げる予定のポイントです。

前話の記事で学んだのですが、最初の段階で中途半端に内容に触れた感想を書くと、追記した際に重複が多くなり、全体的に長文化してしまうため、初期公開時は超簡易版で公開することにしました。

  • サブタイトルキッツ…(小手先すぎる)
  • 冒頭の2ページいらねェ…(モルガンズ、ビビ、ワポル全部キモい&不毛)
  • 作画ひでェ…(12ページしかないのにほぼアシスタント任せ)
  • セリフがことごとく終わってる(崩壊してる…)
  • 戦桃丸(安易に泣かすな)
  • 黄猿(キモい)と赤犬のやり取り終わってる(キモすぎる…)
  • フランキーのセリフ(説明)的外れすぎ
  • ゾロ…お前…
  • 鼻(巨人族との絡み掘り下げなし)
  • キャラが全員独り言説明要員(全く会話になってない)
  • 説明シーンで読者に具体的なことは何も明かされない(内容ゼロ)
  • 二度手間の宴(何やってんだマジで…)
  • 暗黒女キモすぎ
  • 巨人族のセリフ意味不明(崩壊)
  • ルフィのセリフ意味不明(崩壊)

いやもうだめだ…何度見返してもキツすぎる…

編集部よ、マジでこのまま、このクオリティと崩壊具合のまま、最終話まで続けるつもりなのか…?

日本一の漫画を、こんな崩壊した状態のまま消化し続けるつもりなのか…?

もう改善のしようがない、手の打ちようのない状況なのか…?

まさかプロの漫画屋が、この漫画を本気で「変わらず面白い」と思ってるわけないよな…?

この破綻具合に気づかないわけないよな…?

これ、近々また長期休載ありそうだなと思います。

以下、追記したら結局またとんでもない長文になってしまいました。。長すぎて最終チェックする気力が湧かずだったため、未完成状態の項目や消し忘れなどミスが多々あるかもしれません。あらかじめご了承ください。読み返した際に気づいたら随時修正していきます。

1124話がキツすぎる理由

冒頭2ページ丸々いらねェ…

もう名前を呼ぶ気にもならないのですが、冒頭2ページのヒステリック勘違い女と脳なしアホウドリ、個性を失ってバギー枠化したブリキのおっさんの3匹のやりとり、丸々不要です。

ベガパンクの配信中も、延々同じアングルで、ひたすら無意味な雑音リアクションを挟みまくってきたというのに、

出典:ONE PIECE 1113話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1115話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1117話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1119話/尾田栄一郎 集英社

放送終了後もまだ描くか…

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

いらんいらん。。

何も前に進まない足踏み描写に、一体何話つぎこめば気が済むのでしょうか。。

このシーンを描くことに何の意味があって、何の効果を生んでいるというのでしょうか。。

今このタイミングで、わざわざ読者に伝えるべき、必要な情報が1つでもありましたか?

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

もちろん、必要な情報や重大情報がなきゃ描いちゃいけないわけではありませんが、放送終了後にこのシーンを描くのなら、配信中のリアクションなど全カットでよかったし、配信中のリアクションをあれだけしつこく挿し込んでくるのなら、今回のシーンは間違いなく不要です。

セリフもまるで意味が繋がっておらず、各自が自分が言いたいことをやかましく喚き散らしているだけ。

会話をしろよ会話を。。

人気キャラ(と思われている)ビビを出せばそれだけで読者が喜んでくれるとでも思ってるんですかね…

まず、全世界に向けた配信で、世界中の人間がベガパンクの話を聞いていて、お前が得た情報と全く同じ情報を得ているというのに、なんで「客共は次の『世経』を待つしかねェんだ!!!」となるんでしょうか。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

ベガパンクの放送開始直後は、「オイオイ参ったな こういう発信をされちゃ新聞屋終わっちまうぜ!!!」と、その暴露放送を脅威に感じてうろたえてたというのに、

出典:ONE PIECE 1113話/尾田栄一郎 集英社

何がどうなったら急に「客共は次の『世経』を待つしかねェんだ!!!」という結論になるのか。

配信は終了し、ベガパンクはすでに死んでるというのに、お前らが今後「世界の真実」について独占情報を得られるアテでもあんのか? 自分達が続報を出せるアテでもあんのか?

恐らく、配信が終了し、ベガパンクもすでに死んでいる以上、世界の人々は今後の情報を「世経」から得る他ないから、嘘でも誇張でもいいから、世界に恐怖を与えるような最悪な未来を描いて、「世経」の情報にすがらざるを得なくなるようにしろと命じている、という意味合いなのでしょう。

つまり「ベガパンクの放送内容をもとに、事実確認の取れてないことでもガンガン釣り記事や誇張表現を使った煽り記事を発信することで、『世経』の情報にすがらせろ」という意味合いで言っているのだろうと思います。

釣りタイトルと誇張サムネで自分の妄想をあたかも確定事項かのように発信しまくって、ただの妄想情報に視聴者をすがらせることに必死な考察系YouTuberかお前。

というか、そのつもりなら最初から「オイオイ参ったな こういう発信をされちゃ新聞屋終わっちまうぜ!!!」なんて脊髄反射の狼狽リアクションなど口にさせるべきじゃないでしょう。

出典:ONE PIECE 1113話/尾田栄一郎 集英社

配信者がすでに死んでる(と明かされている)時点で、その暴露配信が継続されることはないのだから、新聞屋が終わるような脅威にはなり得ません。むしろ、事実確認せずに煽り記事を書きまくって情報にすがらせるのがお前の仕事なら、格好のネタを提供してもらえることを大喜びするところだろう。

なんで一旦「新聞屋終わっちまう」リアクション挟んだんだよ。そのリアクションを挟まずに、今回のこちらのシーンが描かれていれば、

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

少なくとも前後の発言内容の齟齬や矛盾は発生しない分、違和感なく読めるし、その悪辣メディアのトップとしての頭の回り方がまた一つキャラの個性として説得力を生む描写になったというのに…

ライブ感だけで小手先の無駄リアクションばかりさせるから、辻褄の合わないキャラになっていくのです。

また、相変わらずビビの「強いものに屈しない威勢のいい強気生意気王女」描写がキツすぎて見るに耐えません。。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

「ツン!!」じゃねェんだよ気色悪い…

「てめぇの身柄も晒しちまうぞ!!」と脅されてるのに、そこには触れずに「あら何かお気に障ったかしら」と話をはぐらかすって、強気女の描き方として完全に間違ってるでしょう。

強気に返すのなら、まず「そんな脅しには屈しない(そうされても別に構わない)」という姿勢を示さないと、「それをされるのは困ります」と弱みを抱えながら、話をはぐらかしてイキってるようにしか見えないんですよ。

たとえば、「ご自由にどうぞ」とか「望むところよ(私はそんな脅しには屈しないわ)」のように返した上で、「国に帰ったらあなたが事実無根の大ウソを世界中に撒き散らすだけの、信用に足らない新聞社であることを世界に知らしめて 誰も『世経』の情報など信じなくしてあげるわ」的な返しをするのが、「強いものに屈しない威勢のいい強気生意気王女」として、正しい反発の仕方でしょう。

「てめぇの身柄も晒しちまうぞ!!」「あら何かお気に障ったかしら 大ウソ拡声器の鳥さん!! かしこい人達はあなたのウソには踊らされないわ」って、会話になってないんだよ。

痛いところを掘り下げられないように話をはぐらかして的外れな返しをしながら喧嘩腰のスタンスは変えないって、もうイキり方としてダサすぎるでしょう。

というか、なんで登場するたびにいちいちヒステリー起こして喧嘩腰で怒鳴り散らすんですかね、この高慢短気癇癪女。

出典:ONE PIECE 1074話/尾田栄一郎 集英社

一国の王女だというのに、もっと冷静に会話できないのか。

船に乗せてもらい、匿ってもらってる立場のくせに、腕組んで足組んで偉ッそうに。何の勝算があって高圧的な態度が取れるのか理解できません。

だから「激イタ勘違い王女ごっこヒステリック女」って呼ばれるんだよ(私に)。

「自分の信じる考えや生き方を曲げられるくらいなら、いつ船を降ろされても、海に捨てられても構わない」という覚悟があって、自分の身よりも自分の信じる意見を強く主張することを選んでるんならいいんだけどさ、こんな反抗的な態度をとっておいて、

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

どうせこの後食事を用意してもらって、シャワーを借りて、ベッドを借りて、何事もなかったようにスヤスヤ眠るんだろ? 1074話の時と服装も違うから、服も借りてんじゃないか?

何から何までお世話になっておいて、よくそんな偉そうな態度が取れるな。

どのツラ下げて船に置いてもらってんだよキモチワリィ…

ドーラの船に乗せてもらったシータとパズーを見習えよ。

お金持ちの実家暮らし大学生が、バイトもせずに親の扶養を受けてる立場のくせに、未だ反抗期を抜けられずにキレ散らかしてるようにしか見えないんだよ、痛々しい。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

モルガンズもこんなやつとっとと海に投げ捨てればいいのに…

そしたらどうせ鼻水垂らして泣き喚きながら命乞いしてくる程度の覚悟のない人間なんだからさ。

そもそもこの癇癪持ち勘違い女は、何でこのアホウドリの元に居座ってるんでしたっけ?

お前の失踪事件によってアラバスタは大騒ぎになってるというのに、何の目的があってこのアホウドリにお世話になり続けているのでしょうか。

やることないならとっとと国に帰れよ笑

本来、マリージョア(でCP0に捕まった状況)から脱出することが目的かと思っていましたが、どこかに送り届けてもらう様子もなく、延々船に乗り続けて行動を共にして空を彷徨い続けて、こいつ一体何がしたいのでしょうか。

アラバスタまで送ってもらうつもりでしょうか?

ルフィ達の元へ送り届けてもらうつもりでしょうか?

そのお願いをする前でしょうか? 後でしょうか?

一番重要な「目的」部分が描かれていないため、こいつの登場シーンは物語を前に進めることに何一つ寄与しておらず、全てが描く価値のない蛇足描写となっています。

1074話で、ワポルと共にモルガンズの船に乗せてもらってることが発覚して以降、もう50話(!)も経つというのに、同じシーンを繰り返しているだけで、本当に、一つたりとも意味のあるセリフやシーンが描かれていない。

何よりも描くべきは、こいつらの「目的(乗船させてもらうにあたりモルガンズにお願いしたこと)」と、「モルガンズが2人を乗せてやってる理由」でしょう。それを描くことなく、ひたすら誰も求めてないヒステリックリアクション要員として登場するばかりだから、話が前に進まず、描く意味のない無駄シーンと化し、「目的もなく居座ってお世話になっているくせにキレ散らかす勘違い女」にしか見えなくなり、ビビの魅力が失われていくのです。

とっとと地上に降りて母国に戻るか、モルガンズに交渉してでもアラバスタに送り届けてもらうようお願いしろよ、話が前に進まねェからよ。

また、癇癪女の「子守り役」として描かれるワポルも、その個性と存在価値を完全に失い、ただの「バギー系雑音ギャグキャラ」として記号化されてしまいました。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

何がどうなったら「ビビちゃん」呼びや、「行くとこないんだぜ♡」なんて♡マークつけて、ご立腹のヒステリック王女をなだめる立場になるんでしょうか…

ギャグキャラかつギャグシーンとはいえ、その個性を失い、画一化されたテンプレ描写を見るたびに落胆してしまいます。

ワポルは雑魚でビビりの小物で、自分が生き延びることしか考えてないのに、今の状況に一切怯む事なく自分の我を通そうとするビビの態度に焦りながら宥める、という見飽きたギャグ描写を繰り返し挟むことに何の意味があるというのか。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

ワポル好きだったのに…何だこの何も描いてないに等しい無駄描写にもかかわらず、キャラの個性と存在価値を奪っていく害悪蛇足描写は…

この場所、バギーに変えても何ら問題なく成立するでしょう。つまり、誰でもいいモブ役でしかなく「ワポル」を描けていないのです。

こんな無意味で退屈なシーンを描くくらいなら、ウソップとドリブロの再会シーンやその後のやりとり、エルバフに向かう航海途中の会話など、もっと描くべきやりとりやシーンがたくさんあるでしょうに。。

グランドラインの「入り口」で出会った憧れの戦士達と、グランドラインの「終盤」で、ようやく念願の再会を果たせたというのに、なぜか即部屋に閉じこもって(やることもないくせに、みんなでリリスの容態を気にしてそばにいることを選び)誰一人巨人達との交流はしないという…笑

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

あり得ないでしょ。急に極度の人見知りでも発症したんかお前ら。なんで一味揃って巨人族の部屋に引きこもってんだよ。

ただただ作画の手間から、巨人達とのコミュニケーション描写を端折ったようにしか見えないんですよね。

無意味に半べそかかされる戦桃丸

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

ついに女キャラだけでなく、男キャラまで小手先で泣かせて、安っぽい感動や同情を引くようになってしまいました。

戦桃丸まで泣かせてしまうとは…

このシーン、要は戦桃丸が1人で言葉なくエッグヘッドを去る描写だけではその感情を表現できないため、こぼれる涙を描くことで、「涙がこぼれるほど悲しんでいる」ことを表しているわけですね。

が、そもそもその涙に感情移入できるほどのストーリーが描かれておらず、作者の手によって強引に泣かされた(涙を描き加えられた)だけにしか見えないため、全く感動シーンになっていません。

当然ですね、こいつの描写など、黄猿に敗北して以降描かれておらず、黄猿やベガパンクとの関係性も、小手先で描かれた仲良し(恩人)回想だけで、何一つその関係性の深さについて説得力のある背景が描かれていないんですから。

ただ、「涙がこぼれるほど悲しんでいる」ことを「涙をこぼれさせる」ことで表しているだけで、戦桃丸の感情がまるで伝わって来ず、その涙の意味がまるで読み取れません。

ベガパンクを守れなかった「悔しさ」からの涙でしょうか?

ベガパンクの死に対する「悲しみ」の涙でしょうか?

ベガパンクの死や(自分が海軍を去ることによる)黄猿との訣別など、2人との関係性が瓦解して、もう二度とあの頃の3人には戻れない的な「寂しさ」からの涙でしょうか?

そもそも戦桃丸はベガパンクの死を把握してるのでしょうか?

何もかもわからないため、涙の意味が読み取れず、感情移入できないし、説明的で薄っぺらい仲良しの過去回想一つで、涙の意味を読み取らせようとするところに、小手先感を感じてしまうわけです。

今後その涙の意味が明かされるのかと言えば、まず明かされないでしょう。(再登場することはあるにせよ)おそらく戦桃丸の作中での役割は エッグヘッド編で終了です。

にも関わらず、その涙の意味さえわからない雑な小手先御涙頂戴描写で済まされて終了とは。

可哀想に。

戦桃丸好きだったのに、エッグヘッド編のせいで、その魅力を根こそぎ奪われてしまいました。

黄猿と赤犬のやり取りがキツすぎる

まず、さっきまで延々狸寝入りを続けていた黄猿さんが、急に立ち上がってカツンカツン歩き出すのが滑稽にしか見えない。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

お前、やっぱりルフィから受けたダメージが深刻で身動きが取れずに倒れてたわけではなく、ただ(心の傷の大きさを言い訳に)狸寝入りして任務放棄しただけなんだな…笑

ダセェ…

このシーン、せめて倒れたまま受話器を取る描写になっていれば、ルフィとの戦闘で相当な深いダメージを負っていて、本当に動けない状況だったんだ、それだけルフィとの戦いは(ニカのギャグバトルではダメージの大きさは分からんかったけど)激戦だったんだ(サボってたわけじゃなかったんだ)、と思えたのですが、敵がいなくなった途端にあっさり起き上がってカツンカツン歩き出したら、ただルフィに勝てないから(心の傷を理由に)仕事放棄してた軟弱怠慢野郎にしか見えず、この時点で「どんだけ甘い仕事してんだよ」としか思えなくなってしまいます。

で、サカズキから「甘ェ仕事しとりゃせんじゃろうのう」と問われたら、(なぜか半ニヤケのアホ面で)ベガパンクとの思い出を回想し始め、

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

鼻真っ赤にして大泣きしながら鼻水垂らしてキレ出すシマツ…

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

「疑うヒマァあんならよ!! てめェの目で見にこいやクソガキ!!!」

って…いや、何で逆ギレしてんのコイツ…

社畜名乗って最重要任務に当たりながら、自分が「ベガパンクを刺した」という事実1つで、対象の死亡確認さえ取ることなく、勝手に死亡認定して、そのまま職務放棄して(最も守らなければならない五老星のことも放置して)終戦まで狸寝入りしてただけだぞ?

どこからどう見ても「甘ェ仕事」だよ無能社畜。

狸寝入りしながらベガパンクの放送(この映像は私の「心肺停止」と共に発信される)を聞いていて、それでベガパンクは死んだと判断した、ということでしょうか?

いずれにせよ甘ェ仕事だよ。

ベガパンク6人のうち、1人たりとも明確な死亡確認が取れておらず、実際リリスには逃げられていて、それによって「早い話みんな生きておる」という結論になる上、守らなければならなかったサターン聖は最前線でボコボコにされ続け、駆けつけた五老星も全員撃退され、「傷つけちゃいけねェ物」だったパンクレコーズやパワープラントさえ無事かどうか確認できていないまま、残ったのはただバスターコールで無意味に炎上させた島だけだぞ?

お前のした「仕事」って一体なんだったんだ?

「死亡確認は取ってないし首も確保してないけど、恐らくステラを殺した」だけだよな?

誰がどうみても「甘い仕事」でしかないのに、よく「疑うヒマあんなら てめェの目で見にこいや」なんて逆ギレできたなキモチワリィ…

この状況をサカズキが見にきたら、まず「ベガパンクの首はどこじゃ」と聞かれて、「いや、あの、えっと、それはスマン、確保してない」と答えて、「は? じゃあお前は何を持って『親友を殺した』と抜かしたんじゃ?」→「いや、あの、えっと、背中から心臓刺したから死んだかなって…!! ベガパンクの放送も死後発信されるって言ってたし、死んだのは確実かと…!! 首も死体も確保してないし自分の目で死亡確認したわけではないんだけどさ…!!」→「甘ェ仕事してんじゃねェぞ クソガキが!!!」と怒鳴られて終わりでしょう。

せめてステラの首を持ってるとか、5人のベガパンクの死体を並べていれば、甘い仕事かどうか「見に来いや」と啖呵切るのもわかるのですが、ステラの死亡確認さえできていない上、お前ずっと船で寝てたんだから、その他のサテライト達がどうなったかさえ把握できてないんだぞ?

見に来られたら仕事の甘さがバレるだけだろうが。

何なんだよこの無能社畜。

回想シーンも、後付け臭がすごすぎる上、まるで友情を感じる思い出でもなく、ましてや「親友」などと言えるようなシーンでもないため、全く説得力がありません。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

ただの仕事上の利害関係者かつ、ただこき使われただけの思い出描写にしか見えんのだが、どこで「親友」と呼ぶほどの関係性が芽生えたのでしょうか。

ただ「長い時間を共に過ごした(その思い出が楽しかった)」以上の情報がなく、特段友情が深まるきっかけもエピソードもないというのに、そんな浅い情報だけで「親友」を表現されても感情移入できるはずがありません。ワンピースで描かれる「親友」って、こんなに薄っぺらいものなのでしょうか…

そんなこと言ったらサカズキはクザン(という親友ないし兄弟と読んで差し支えない相手)を瀕死にして、海軍から追いやる形になったんだから、お前以上に辛くて厳しい仕事をやってきてるだろうが、となってしまう。

もちろん、仕事上の関係とはいえ、共に過ごす時間が長ければ、それだけで育まれる友情もあるでしょうし、何のきっかけやイベントがなくとも「親友」と呼べるほど深い間柄になるケースも当然あるでしょう。

が、それは「現実世界」の話であって、漫画というフィクション作品において、読者に感動を届ける上では、「長く行動を共にしたから親友になりました」だけでは弱すぎる(対象となる相手が多すぎて「親友」と呼ぶ存在とその他との差が際立たない)ため説得力がなく、感情移入できる描写にならないのです。

上記回想で「親友」を表してる、と言われて納得・共感できる読者がどれだけいるでしょうか。(厳密には、途中他にも回想シーンは散りばめられていましたが、それら全ての描写を踏まえても、とても「親友」という設定に共感できるものではありませんでした)

2人の関係性の深さは2人だけがわかっていればよく、読者は知らなくてもいいのでしょうか?

読者を感動させるために描かれたシーンなのに?笑

こんな小手先で作られた「親友」設定のために、大泣きさせられる58歳が不憫で仕方ないよ。

で、泣き喚いて逆ギレした結果、歳下のサカズキに謝らせるという笑

キッツ…

見てられんわこの凋落ぶり…

58歳の泣き落としに速攻で「悪かったのう…兄弟」と情を見せて矛を収めるサカズキもサカズキですが、それに対して「黙れ今更…!!」と拗ねていじける58チャイがキツすぎる…

おーよちよち、親友殺すことになっちゃってつらかったでちゅね〜大丈夫でちゅよ、お前が「甘ェ仕事」しかしなかったおかげで、きちんと「みんな生きておる」そうなんで!! よかったでちゅね〜!! だからその気色悪い涙と鼻水、早くしまってくだちゃいね!!

2人揃ってどんだけズレた会話してんだよみっともない。。

小手先感動シーンのためにキャラ破壊されすぎだよ…

フランキーのセリフ(説明)的外れすぎ

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

敵側勢力の名前を列挙することで、「あの地獄から逃げ切れただけで奇跡」だと説明し、エッグヘッド終盤のヤバさを強調するフランキー。

いや…全然「地獄」っぷりなど描かれていませんでしたが。

ずっと大爆笑しながらふざけまくってましたよ? おたくのキャプテン。

エッグヘッド編を読んで「地獄」を感じられた読者など一人でもいるのでしょうか。

もう、敵勢力の名前を挙げただけで「地獄」を表せるような作品じゃないんだからさ、というか、作者自ら作品を破壊して、そうした緊迫感や絶望感を得られる作品じゃなくしたんだから、今更そんな小手先の説明セリフだけで取り繕おうとすんなよな。

ギャグ漫画にしたかったんでしょ?

それなら、

  • わざわざエッグヘッドまで乗り込んできといて(虫と蔑む人間達を)誰1人殺せず、何もできずにあっさり撃退された五老人。
  • 社畜を名乗っておきながら、ぺちゃんこにされて吹き飛ばされた後はずっと職務放棄してタヌキ寝入りを決め込んでた怠慢グラサン狸猿。
  • エニエスロビーで完全敗北したくせに、懲りずにしつこく付き纏ってきた挙句、またあっさり敗北し、勝手に内部分裂して拘束された末、敵に命乞いをして解放してもらったにもかかわらず、速攻で掌返した後、またあっさり敗北したいいとこなしの殺し屋ごっこサークルの素人集団。
  • 完全出オチで手に余らされ続けた結果、性的消費要員としてしか描かれなくなったただの媚び幼女操り人形。
  • 無能しか乗ってない、壮大なる予算の無駄遣い軍艦。
  • ──おれもまだ頭の整理がつかねェ程だ!! あの常軌を逸したポンコツボンクラ集団とのギャグ攻防は、今思い出しても奇跡的な面白さだったなァ〜〜〜!! だっはっは!!」

って言わせればいいじゃない。

一度もピンチに陥ることなく、一味は何の働きもしてないどころか失態続きだったにも関わらず、全員無事であっさり脱出できちゃったんだから、最後の締めもギャグにしてもらわないとさ、描写の辻褄が合わないでしょう。

ギャグ漫画にしたくて作品を崩壊させて、散々ギャグ描写で緊張感皆無の茶番バトルばかり描いてきておきながら、「あの地獄から逃げ切れただけで奇跡」なんて言われてもさ、やってることめちゃくちゃ過ぎて全然共感できないわけよ。

どこに「地獄」があったのでしょうか?

「全勢力、こちらの都合に合わせて奇跡的な無能さを発揮してくれたおかげで、何の苦労もなく脱出できて笑えたわ」とか、「よくあれだけのボンクラポンコツを揃えられたよな、あいつら何のために登場したんだ?」くらい言わせればいいのに。

ゾロ…お前…

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

「みっともねェなあの野郎 『四皇』にもなって…ジジイ一人死なせたくれェで」

いや、キッツ…

何なのこのセリフ…

何でこんなクソみたいなセリフ吐かせちゃうの…

1120話以降、ゾロの言動については散々こき下ろしてきましたが、これがトドメとなりました。。

もうダメだこいつ。とっくにゾロじゃなかったけど、その面影まで完全に消え去ったわ。

もちろん、落ち込むルフィに発破をかける意味であえて冷たく厳しい言い方をしている(そんな言い方しかできないゾロの無骨さやドライな様子を表してる)的な意図なのでしょうが、言葉選びを完全に間違えています。

「ジジイ一人死なせたくれェで」というセリフの薄情さももちろんですが、それ以上に気持ち悪いのは、こいつは「エッグヘッド脱出にあたってまるで活躍していない、ただ任務放棄して敵に背中を向けたまま逃げ出した恥晒し剣士」でしかない、ということです。

にも関わらず、何かを成し遂げたような高慢な態度で、無力な自分の代わりに命を懸けて自分達のことを逃がしてくれた連中の死を愚弄するセリフを吐いている。

いや、まじでよくあの任務放棄っぷりで、何一つ意味のある働きをすることなく「命懸けで助けてもらった」立場なのに、こんなセリフを口にできたよ。

読んだ瞬間目を疑うレベルでドン引きしました。ついにゾロまで殺しに来たか、と。

作者が長年キャラに感情移入せずに、自分のノリだけで表面的にセリフを決めてきたことがよくわかる、キャラ崩壊の集大成のようなセリフです。

ゾロなら、ルフィ(他者)のみっともなさを指摘する前に、まず「おれがもっと強ければ…」と自分の不甲斐なさに怒ったり、ナスという強敵剣士相手に一太刀も浴びせることなく、逃亡せざるを得なかった自分を恥じたり悔いたりする描写になるはずなんですよね…

「ジジイ一人」死なせたくらいだと?

お前が自ら請け負ったナスを放置して、尻尾巻いて逃げ出したせいで、代わりにナスの追跡を防ぐために、「女の子一人」が自爆して死んでるんだが、そのことはもう忘れたのか?

お前らの船を無事海に着水させるため、雲を引き延ばしに向かって犠牲になったエジソンのことは?

お前とは比べものにならんくらいの巨大な「覇王色」によって、お前が逃げ続けたナスを撃退してくれて、そのまま力尽きたエメトのことは?

もちろん、ゾロは把握していない事もあるのでしょうが、そういうことじゃないんですよ。

少しでも頭を使ってしゃべっている人間なら(というか前半の海の頃のゾロなら)、自分達が周囲の人間の犠牲によってなんとか脱出することができた(自分はルッチ一匹に手こずった役立たずの行動しか取らせてもらえていない)という状況を察した上で、それを踏まえたセリフを口にするはずなんです。

その状況に一切思い至らない、想像ができない、状況を読むことができない、ということがまずあり得ない。

少なくとも、自分がナスを放置した結果、アトラスが犠牲になった一部始終は見ていたはずであり、認識しているはずです。

にも関わらず、よくこんなセリフ口にできたな。どんだけズレた状況認識してんだよ。

そもそも、ルフィに発破をかけるために、なぜベガパンク(老人一人)の死を軽んじる必要があるのでしょうか。なぜわざわざこんなクズセリフを吐かせる必要があるのでしょうか。

船長が引き受けた約束って、一味全員が請け負うべきミッションじゃないんですかね?

ルフィが勝手に約束しただけで、自分が引き受けたわけじゃないから、失敗に終わろうが自分は無関係で知ったこっちゃねェって考えなんですかね?

むしろこの人こそ、一番「船長の約束はクルーの約束で、その失敗はクルーの責任でもある」と考える、船長を立てる思考の持ち主じゃなかったですかね?

船長の約束を果たせず、ジジイ一人死なせてしまった失態は、一味全員の失態であり、その責任の一端はお前にもあるというのに、よくその結果に不甲斐なさや情けなさを感じて省みることなく、一瞬で気持ち切り替えて、任務失敗と人の死を軽んじるような発言ができたな。

人格変わりすぎだよゾロ。

これ、まじで何なんですかね。

尾田先生の中で、ゾロのネガティブキャンペーンでも開催されてるのでしょうか。

もしかして、主人公がクソキャラ化したことで人気凋落しているから、このままだと今後の人気キャラ投票でゾロが1位になりかねないと考えて、人気調整のために、急速にゾロの人気を落とすセリフや展開を描きまくってる感じですかね?

空島の時なんて、何の事情もわからず、助ける義理もない(完全に敵対していた)ワイパーを、「何やら必死だったんで」という理由で(その強い信念や貫き通した生き様を汲んで)自分の治療より優先して助けてやろうとしたんですよ?

出典:ONE PIECE 300話/尾田栄一郎 集英社

この時の無骨でドライだけど、優しくて思いやりのあるカッコいいゾロはどこに行ってしまったのでしょうか…

巨人族ではなくリリスにこびりつく鼻クソ

今週でウソップとドリブロの会話が少なからず描かれるかと思いきや、会話ゼロどころか、なぜか巨人族とコミュニケーションを取らずに、リリスのそばにいることを選ぶウソップ。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

いや、なんで?笑

なんで巨人族よりリリスの容態気にしてんの?

お前がそこにいたって何も変わらんというのに、何でリリスのそばにこびりつくことを選んだのでしょうかこの鼻クソは…

先週はドリーの手のひらにこびりついてたんだから、そのままくっついとけよ。

久々に再会した憧れの戦士達と話したくないのか? 話す事ないのか?

せっかく自分が目指してきた憧れの存在と再会できたというのに、その再会を泣くほど喜んでたくせに、ずっと行きたがっていたエルバフに一緒に向かっている最中だというのに、なんで積もる話もせずに、部屋に引きこもってリリスの容態を気にしながら無意味なメンテナンスに精を出してんだよ笑 意味わかんねェな。

武器のメンテナンスなんざ甲板に出て巨人族と会話しながらやれよ。

いや、まじでドリブロとの「再会」シーン、これで終わりでいいんでしょうか。。

話したい事、聞きたい事、何もないんか?

もう憧れの男じゃなくなってしまったんですかね?それとも、次回以降に甲板に出て、あるいはエルバフに到着してから、唐突に積もる話をし始めるのでしょうか。

いずれにせよ、再会から今の時点まででいくらでも話す時間やタイミングがあるにも関わらず、それをせず(その様子を描かず)に先延ばしにし、この後で急に喋り出したり仲良くし出したりされても、展開として不自然すぎて違和感しかないんですよね。。

「2年後」の一味の再会シーン並みに不自然な描写です。

そのシーンを描くのがめんどくさいから(あるいはもう描く価値はないと判断して)カットしたようにしか見えません。

鼻などとっくに一味から捨てられたような扱いされてましたが、エルバフ編だけは、最後にもっとマシな扱いや描かれ方がなされると思っていたというのに、巨人達との再会シーンで、2話かけてこれしか描かれないようでは、この先もまるで期待できなさそうですね。

きっと最終話まで、ただやかましいだけのモブリアクション要員の役割しか与えられないのでしょう。

可哀想に。

任務失敗とベガパンクの死をワイワイしながら報告する無責任マユゲ

ベガパンクを無事連れ出すと約束しておきながらそれができず、「君以外の『ベガパンク』は…誰一人連れ出せなかった…!!」と自らの失態を報告し、謝罪するというシリアスなセリフを、なぜかワイワイガヤガヤの賑やかしマーク付きで言わせる謎。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

どういうシーンなんですかねこれ…

こいつの油断のせいでステラは致命傷を受けて死に至り、その死体は今も(おそらく)サニー号に置き去りにしている状況というのに、何がどうなったらこんな描写になるんだ。。

いや、もちろんわかっています。絵をできるだけ描かずに済むよう、超引きのアングルのアシスタント絵ありきのコマにし、て、豆粒作画のキャラにしゃべらせる上で、「キャラ達はここにいる」ことを伝えるために入れたマークが、ワイワイしてる印象になってしまった(けど、そんな意図はなく、ただ「ここにいる」ことを表してるだけ)ということなのでしょう。

が、ダメでしょう、このセリフを吐くシーンでこんなマーク入れるのは。

なぜならこのマークは、通常ワイワイガヤガヤの「騒がしさ」を表すポップなマークとして使われるものだからです。少なくともワンピースではそうやって使われてきました。

たとえば空島のこちらのシーン。

出典:ONE PIECE 301話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 301話/尾田栄一郎 集英社

直近でいえば👇🏻こちらのシーンもそうです。

出典:ONE PIECE 1118話/尾田栄一郎 集英社

「ここにいる」ことを表すマークだとしても、このように賑やかなシーン、騒がしいシーンで使われるポップなマークであり、任務失敗や死者の報告のような「言いにくい」話、シリアスな話をするシーンで使うべきでは絶対にありません。

なんでそんなこともわからないのでしょうか…

これは「ワノ国編」でもナミがカイドウに食ってかかるシーンで同様の形で緊張感を失っていました。

出典:ONE PIECE 1043話/尾田栄一郎 集英社

ルフィの死を知らされ、カイドウに刃向かうナミですが、このマークのせいで、「ウソつき!!」「信じない!!」というセリフだけが完全に浮いており、ヤジを飛ばしてるようにしか見えず、完全に緊張感を失ったギャグシーンと化しています。

絵をきちんと描けばこんなマーク入れずに済むのに、作画労力を減らすために、キャラを豆粒で済ませた結果、このマークを入れざるを得なくなり、そのシーンの雰囲気をぶち壊しているわけですね。

なんでミッション失敗&ステラ含む5人のベガパンクの死を報告するシーンがこんな豆粒ワイワイ描写なんだよ笑

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

わけわかんねェよ。。

普通にもっと寄りで、サンジの表情や一味の他の面々の表情がわかるように描いてくださいよ…

なぜか巨人族の船に移動させられたリリス

もっというと、そもそもなぜサニー号にいたはずのリリスをわざわざ巨人族の船に移動させたのでしょうか。

宴が巨人族の船で行われたから? いやいや、海上でサニー号を放置して全員巨人族の船に乗るわけはないんだから、サニー号にも人は残ってたはずで、わざわざ気絶して寝てる(宴に参加できない)人間を、3倍以上の高さがある巨大船に移動させる必要など絶対にありません。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

そもそも、ルフィの回復さえ待たずに突発的に始まった上、一杯だけで即終了するような中途半端なテンションの宴だったのだから、「リリスを移動させよう」なんて考えになるはずがないし、そんなことしてる間に終わってしまうでしょう。

巨人族の船に特別な医療機器があったわけでもなく、ただのデカ椅子で寝かせているだけというのに、何のためにわざわざ巨人族の部屋を借りて、気絶しているリリスをそこに移動させたのか。

はい、キャラ達の思考や判断による行動ではなく、作者都合か作者のミスだからでしょうね。

きっと、「巨人族の船の中を描いておこう」という考えと「できるだけ絵を描かずに済ませたい」という願望の結果、(リリスが巨人族の船に移動していることの不自然さに思い至ることなく)表面的なノリだけで描いてしまったのだろうと思います。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

巨人族の船に移動させれば、「全てがでけェ」という理由で(それを表現するために)、自然とアシスタント任せの背景をメインに、キャラは「豆粒」にして作画労力を減らす事ができますからね。

ウソップが巨人族のもとに行かずにリリスに付き添っている点含め、そうした作画労力を減らす意図だけで描かれたとしか思えないような超不自然なシーンです。

「説明シーン」なのに具体的な事が何も明かされない

前回わからないままだった「何をもって『死』とするか」「サンジとベガパンクの会話の意味」について、つまり「結局ステラは死んだのか?」について、今話で明かされるのかと思いきや、結論だけ雑に明かされただけで、その詳細は依然意味深にしたまま、不自然に隠し続けるという描き方がなされました。

ゆえに今話の情報だけでは、説得力や納得感がまるで得られません。

ナミが何か説明しようとしたのを、「いいよわかった全部今聞いた」と遮るリリス。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

サンジから「聞いた!? 誰に」と質問されるも、(まるでサンジがそこに存在しないかのように無慈悲な無視を決め込んで)「腹へった」と話題を変え、

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

「『欲』と脳を切り離してるから」食欲がある、というクソどうでもいい補足説明と共に、回答を無意味に先延ばしにします。

これは、恐らくパンクレコーズに接続されていれば、ヨークが食欲部分を担当して、食事をして、それが全員に同期されて食欲が満たされるため、リリス自身が腹が減ったと口にすることはなかったものの、ヨークと切り離されたことで、リリス自身に食欲が生まれた、ということなのでしょうが、クソどうでもいい補足でしかありません。

まぁ、「パンクレコーズとは依然同期が切れている(リリスはパンクレコーズから情報を得たわけではない)」ことを伝えるため、また、ルフィ含むみんなの前でベガパンクが生きていることを明かすためには、ルフィの元へ向かう展開にしなければならないことから、その理由付けという2つの目的から、腹がへったことにしたのでしょう。

で、再びサンジから「いや何だよさっきから『今聞いた』って」と、(自分のことをガン無視してくるリリスにイラついたのか)女性相手とは思えないような強めの口調で問い正されて、

これでようやく説明し出すのですが、

  • 「早い話!! みんな生きておる!!!」
  • 「でもお前たちにしたら死んどる」
  • 「お前たちはちゃんと約束を守ってくれた じゃから悲しむなルフィ!!!」

という結論だけ伝えて、その他の説明は全カット。

なぜか「今聞いた」とはどういう意味なのか、それは「誰から」聞いたのか、というサンジの質問は全スルーされ続けます。(どんだけ無下な扱いされてんだよサンジ笑)

で、リリスの話を聞いたルフィは(自分達が約束を守れていたことを知って安心したのか)急に元気になって宴を始める、

という描かれ方です。

この「大して重要でもない、引き延ばす必要もない情報の答えを、無理矢理隠して先送りする描き方」いい加減なんとかなりませんかね…

なぜこの場で(サンジや)読者の疑問にストレートに答えずに、詳しい説明をカットして隠す(ないし種明かしを先延ばしにする)という描き方をする必要があるのでしょうか。

ページ数が足らなくてやむを得ず、ですかね?

それとも、ページ数が十分あっても隠すつもりだったのでしょうか?

いずれにせよ明らかに間違っている。

前者の場合、冒頭2ページのクソ無駄シーンをカットして、2ページかけてその答えを丁寧に描けばいいだけだし、後者の場合、何らスッキリした答えを得られず、釈然としないまま最後の宴を見ることになるため(それも二度目)、読者がこの展開に感情移入することができないからです。

きちんと「ベガパンクが『みんな生きている』とはどういうことなのか」読者が理解できるように描いた上で、「それならよかった、ルフィ達はちゃんと約束を守れてたんだ」と納得させた後でないと、気持ちよく宴のシーンを見られないでしょう。

作中キャラはスッキリと元気になって、後腐れなく二度目の宴で盛り上がれてるのかもしれませんが、肝心の読者はモヤモヤが残ったままでは、同じ気持ちで宴を楽しむことができません。

要は読者を完全に置いてけぼりにした描き方になっているわけですね。

なぜ「ルフィが元気になった理由」の説明を隠した上で宴に入るのか。

「癇癪王女とアホウドリの見飽きた痴話喧嘩」と、「ベガパンクがみんな生きているとはどういうことか」では、どちらのほうが今話の内に描くべきであり、重要度が高く、読者に伝えるべき情報かなど、考えるまでもないでしょう。

もちろん、リリスの判断として、「ベガパンクの生死については、その概念や仕組みが複雑すぎるため、”麦わらの一味”に説明しても伝わらないだろうから、結論だけ端的に伝えた」という面もあるのかもしれませんが、「じゃから悲しむなルフィ!!!」の後、ルフィが元気になって甲板に飛び出るまでに「間」がありますから、読者には隠した(作者が省略した)詳細説明があったと受け取るのが自然です。

(もし詳細説明がなく「じゃから悲しむなルフィ!!!」で話は終了し、それだけでルフィが元気になったということだと尚更あり得ないシーンになってしまいます)

むしろ、百歩譲って”麦わらの一味”への説明は「概念的な話や技術的な説明をしても理解されないだろうから結論だけ伝えた」という展開でよいとしても、読者にはきちんとわかるように描くべきでしょう。

少なくとも「全部今聞いた」とはどういう意味なのか、「誰から聞いたのか」など(サンジの質問については)答えを隠す必要がなく、これさえ明かさない描き方をしている時点で、明確に間違っています。

たとえば「いいよわかった今全部聞いた」→「聞いた!? 誰に」→「アトラスがメッセージを残してくれておったのじゃ」→「メッセージ?」→「話は後じゃ!! ともかく腹が減った」というやり取りにしても、何ら問題がないわけです。

ナスに襲われて一刻一秒を争う際には、無駄に専門用語使って賢いアピールしながら不必要な長尺説明を加えたくせに、何ら焦る必要のない、ゆっくり説明できるタイミングでは、なぜか質問を無視し続けて必要な説明を端折るという笑

何なんだコイツ…

こうやってひたすら「表」を隠しながら「裏」読みをさせることをメインとした描き方ばかりするから、考察勢以外楽しめない(あるいは考察とセットでないと楽しめない読者しかいない)作品となって、一般読者がどんどん離れていくのです。

今話などほぼ「表」の描写がなく、「裏」まみれの内容のため、全く描く意味のない空っぽの1話となっています。

「答え合わせのないなぞなぞ」を延々出し続けられるような読み心地では、普通の読者はストレスを感じるばかりでしょう。

そうやって無意味に謎を残し続ける(答え合わせを後回しにし続ける)から、種明かしを忘れた描写が頻出するんですよ。

黄猿戦後にルフィにメシ与えたの、結局誰だったんだよ?

リリスの描写を「読解」すると…

さて、リリスのセリフや描写は、結局どういう意味なのでしょうか。

以下、「読解」してみましょう。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

まず「ん?」という反応の後に「ピピ!」と音が鳴っているため、リリスが自ら情報を得るために何かにアクセスしたわけではなく、目覚めた後、耳につけてる通信機に何らかの信号が入ったことに気づき、それを受け取ったことで「ピピ!」と音が鳴ったものと考えられます。

つまり、リリスが自ら現状を把握するために、たとえばパンクレコーズに自らアクセスしたり、アトラスによって切られた同期を復活させて情報を得たりしたわけではなく、「目を覚ましたタイミングで何らかの通信が入った」ということだろうと思います。

パンクレコーズに同期してしまうと、ヨーク側に生存がバレて、アトラスがリリスを気絶させてまで同期を切った意味がなくなるため、普通に読めば、これはまず間違いないでしょう。

この時点では「アトラス」からの伝言が仕込まれていたのか、「ステラ」から(自分の死後、ないし配信後に、ヨーク以外のサテライトにメッセージが残るよう)仕込まれていたのかわかりませんが、それを聞いたことで、リリスは「現状を全て理解した」ということかと思います。

その後(リリスが泣いたのは)「みんなの死が悲しいからじゃ」というセリフについて、「しかしそれはお前達の概念での話」と補足されていることから、「みんな」とは「ベガパンク」を指していると読むのが自然です。それ以外にリリスが悲しむような人物の死もないため、これも間違いなさそうです。

つまり、リリスが受信したメッセージとは「(ベガパンク)みんなの死」を含む(脱出直前までの)エッグヘッドの状況を伝える内容だった、ということです。

とすれば、おそらく(リリスが生き残る可能性が最も高いと考えた)アトラスからのメッセージだったのだろうと考えられます。

最後まで生き残った(パンクレコーズにつながっていた)のは「アトラス」と「リリス」の2人であり、そのアトラスが死ぬ直前に、リリスの同期を切ってヨークや五老星側に死んだように見せた、という展開でしたから、おそらくその際にリリスが目を覚ましたらメッセージが聞けるように仕込んでおいた、ということでしょう。

ステラの死亡時点では、まだ何人もサテライトは生き残っていたため、ステラが「みんなの死」を伝えるメッセージを仕込むことはできないため、メッセージを仕込んだのは、アトラスと考えるのが妥当かと思います。

で、そのメッセージの内容とは、

  1. 「ベガパンク」は、リリス以外全員死んだ。
  2. アトラスは、リリスを気絶させて同期を切ることで、ヨーク側に死んだように思わせている。(ゆえに、パンクレコーズは現状無事だが安易に同期してはダメ)
  3. その後のリリスのことは、”麦わらの一味”に任せてある。(つまり”麦わらの一味”が「ベガパンク」を無事エッグヘッドから脱出させてくれるはず)

のようなことでしょう。(この内容を仕込めるのは、アトラス以外にいないはずです)

リリスはこれを聞いて、❶について大泣きし、❷について(ナミが「アトラスがあんたを殴ったんだけど…たぶんそれ」と口にしたのを遮って)「いいよ わかった全部今(アトラスから)聞いた」と返し、❸について無事自分が生きてエッグヘッドを脱出することができたので「お前達はちゃんと約束を守ってくれた」という結論に至った、と解釈すれば、全て矛盾なくまとまります。

で、ベガパンクの「死」については、

  • 「さっきわしが泣いたのはみんなの死が悲しいからじゃ」
  • 「しかしそれはお前達の概念での話」
  • 「早い話!! みんな生きておる!!!」
  • 「でもお前達にしたら死んどる」
  • 「お前達はちゃんと約束を守ってくれた」

という説明から、以下のような意味合いだろうと考えられます。

  • ベガパンクが1人でも生き残っていれば(あるいはパンクレコーズが無事であれば)、全員分のデータのバックアップは残っているため、生命としては死亡し肉体は失った(つまりお前達の概念においては死んだ)ものの、「ベガパンク」を構成する情報は残っているので生きている(ようなもの)である。

もしかしたら、ここに、

  • パンクレコーズが無事である限り、ベガパンク全員分のバックアップデータをもとに、肉体ごと復元することも可能であり、その意味でも「みんな生きておる」。
  • が、(同期は1日1回しかしていないため)それで復元できるのは「お前達と会う前のベガパンク」なので、復元したとしても「お前達と過ごしたベガパンクの情報」はなく、お前達を知るベガパンクは存在しないため、その意味で「お前達にしたら死んどる」

的な意味合いまで含まれている可能性もあります。(あるいは、データは残っていて復元も可能ではあるものの、この先パンクレコーズと同期するわけにはいかないため、実質生き返らせることはできない、死んでいる、という意味合いもあるかもしれません)

が、リリスが「みんなの死」を悲しんで泣いたことを考えると、シンプルに最初の解釈だけと考えるほうが正しい気がしますね。

つまり、ベガパンクのデータは残っているため「みんな生きている」ようなものだが、肉体として残ったのはリリスのみなので、「お前達の概念の話」では死んでいる(他のベガパンクの肉体とまた会えるわけではない)、という意味合いです。

ここまで深読み、裏読みをして、読者側の想像と妄想によって補完しながら解釈して、ようやく「恐らくそういうことなのだろう」という仮説に辿り着けるわけですが、さらに面倒なのは、すでに漫画文法が崩壊した今のワンピースにおいては、「普通の読解」さえ通用しないため、この解釈が「全く的外れである」という可能性も十分ありえるということです。

故に、どれだけ深く読んでも「わからない」から抜け出せないのです。

たとえば👇🏻こちらのコマの描写は、「普通の読解」であれば、まず「ん?」という反応の後に「ピピ!」と音が鳴った(つまり「リリスが自ら状況を把握するために何らかの情報にアクセスした」のではなく、「何らかの信号を受信した」)と読めばいいのですが、

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

漫画文法が崩壊したワンピースの場合、

  • 時系列が逆で、「ピピ!」の音の後(ないし同時)に「ん?」と反応した可能性や、
  • リリスが自ら左手で通信機のボタンを押したことで「ピピ!」と音がし、それに対して「ん?」と通信を聞いている可能性

も十分あり得ます。

つまり、「リリスが自ら状況を把握するために何らかの情報にアクセスした」可能性も残ってしまうわけですね。

そうやってさらに深読み、裏読みをしていくと、いくらでも「上記以外」の可能性が生まれていきます。

たとえば、

  • ステラは(ヨークが裏切り者と知った時点で)この先ベガパンクの大半は死ぬことになると予知していたため、自分が死んだ時点で、ヨーク以外のサテライトにメッセージが残るよう仕込んでいた。
  • 内容は「残念ながらわしは命を落とすことになったが、サテライトのうち1人が生き残れば、ベガパンクは生きていることと変わらない(あるいは復活させることも可能)、だからこの先は生き残った者がベガパンクを引き継いでくれ)」的なもの。

という可能性(つまりステラからのメッセージである可能性)もあり得ます。

他にも、「エジソンは(自らパンクレコーズとの同期を切って)死んだように見せていたが、実はまだ生きていて、エジソンからリリスへのリアルタイム通信が入り、エジソンから詳細を聞いた(エジソンはベガパンク復活のためにエッグヘッドに残っているため、「みんな生きている」と言える)」という可能性や、「普通にリリス自らパンクレコーズに同期したことで状況を把握した(これによってヨーク側にリリス生存がバレてしまった)」という可能性もあり得ます。

また、「ヨークと同期を切ってるから食欲が生まれて腹が減った」という描写から、同期を切れば本来分離していた人格や機能が1つに戻る(集約される)、とも読めるため、リリスが生きているだけで、ベガパンクみんなが生きている(というより本来のベガパンク1人分に戻った)ことと同義である(通信から聞いた話や得た情報と、「みんな生きておる」という話は無関係)という可能性さえあります。

結論、今回の描写だけでは、「何もわからない」となります。

普通に今話のこのシーンで、それがはっきりとわかるように説明をすればいい話だというのに、なぜそれを一味にも読者にも隠そうとするのか。

読者の予想や考察に任せる描き方じゃなくて、1話1話、表を読むだけでわかるように描いてくれって…それが「王道少年漫画」のあるべき姿でしょう。

ルフィ達は「ちゃんと約束を守った」のか?

もう一つツッコんでおきたいのは、仮にこの「約束を守ってくれた」というのが、「リリスを助けたこと(ベガパンクを1人でも生き残らせてくれたこと)」という意味合いの場合、その認識は明確に間違っている、ということです。

リリスを助けたのはアトラスであって、”麦わらの一味”はただ行動を共にしていただけで、リリスを守る行動など何一つとっていません。

奴らが守ろうとしたのはロビンとボニーであり、リリスを守ろうとしたシーンなどおそらく一つも描かれていない。

つまり「お前達はちゃんと約束を守ってくれた」という認識は明確に間違っており、”麦わらの一味”はリリスの勘違いによって「約束を守ってくれた」と過大評価されているだけ(にしか見えない)ということです。

だから全くスッキリできない。

ステラのことは守りきれずに死なせてしまい、エジソンとアトラスは逆に”麦わらの一味”を守るために命を張ってくれた立場です。

つまり、”麦わらの一味”は、約束通りベガパンクを「助けた」わけではなく、約束を守れずに本体を死なせた上、数々のサテライト達の犠牲によって「助けてもらった」立場でしかないわけです。

にも関わらず、そのまま宴に入っていくんです笑

これで誰がスッキリできるというのでしょうか。

前回の宴と合わせて、本当に気持ちの悪い、史上最悪に釈然としない宴2連発を見させられる読者の身にもなって欲しいものです。

率直に言って、”麦わらの一味”は今回、ボニーは守ってやったと言えても、ベガパンクやエッグヘッド関連のものは何一つ守れていない(というかそもそも本気で守ろうとさえしていない)ということです。

主人公サイドが何一つ役に立っていない上、ベガパンクの死後の放送さえまともに聞くことなく終了した、何のために描いたのか理解できない、史上最悪のクソエピソードとなりました。

今更ベガパンクの死を悲しみ出すかつてルフィだった誰か

ベガパンクが瀕死の状況でもまるで気にせず、散々自分本位の行動に囚われて大笑いしながらふざけまくってた癖に、今更ベガパンクを助ける約束が果たせなかった事に落ち込む「かつてルフィだった誰か」。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

キモチワリィ…

お前ベガパンクを助ける気など微塵もなかっただろうが。

ひたすらバカ笑いしながら「楽しくなってきたァ!!」と目先の戦闘に心奪われて、仲間の状況さえ気にせずに、完全放置したままフザけて遊んでただけだろう。

忘れちまったってことなら思い出させてやるよ。

まずお前が黄猿戦でエネルギー切れとなって干からびてる間に、サターン聖によってベガパンクが串刺しにされ、この時点で致命傷だ。

出典:ONE PIECE 1106話/尾田栄一郎 集英社

この時点ですでにお前は「約束を守れていない」わけだが、そんな事態に陥ってるとは露知らずのお前は、誰かからメシを食わせてもらったことで何とか復活し、ギア5の姿で再登場するときに、空気も読まず大笑いしながら現れるわけだ。

出典:ONE PIECE 1106話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1106話/尾田栄一郎 集英社

何がそんなに楽しいのか、トチ狂った異常者にしか見えんのだが、それだけでは飽き足らず、ベガパンクが瀕死の状況というのに、

出典:ONE PIECE 1106話/尾田栄一郎 集英社

「楽しくなってきたァ!!」なんて叫んじゃうんだな。

出典:ONE PIECE 1106話/尾田栄一郎 集英社

もちろん、このタイミングではベガパンクの状況は知らなかったのかもしれないが、その後お前は瀕死のベガパンクのことを心配するボニーと会話してたんだぞ?

出典:ONE PIECE 1107話/尾田栄一郎 集英社

ボニーの真後ろで、血まみれになって倒れてるベガパンクが視界に入っているというのに、焦ることも心配することも守ろうとすることも逃がそうとすることもなく、ガン無視しながら手を頭の後ろに組んで呑気にボニーと雑談してたよな。

この時点で、お前がベガパンクの命のことなど気にも留めてなかったことが丸わかりだ。

本気で命を救ってやる気があったら、目の前で血まみれで倒れてるベガパンクをスルーしながらボニーと会話繰り広げられるはずがないからな。

その後、お前が仕留めきれずに放置したままだった黄猿によって、ダメ押しのもう一刺しをされてベガパンクはさらなる致命傷を受け、

出典:ONE PIECE 1108話/尾田栄一郎 集英社

黄猿はこれで「親友を殺した」と判断しており、実際この後ベガパンクは心肺停止して死に至るわけだ。

お前、その様子をしっかり目撃してたよな?

出典:ONE PIECE 1108話/尾田栄一郎 集英社

で、死ぬ直前のベガパンクをサンジに任せて以降は、ひたすら同じポーズで大笑いしながら、

出典:ONE PIECE 1109話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1111話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1121話/尾田栄一郎 集英社

フザけた戦闘繰り広げて、

出典:ONE PIECE 1111話/尾田栄一郎 集英社

何ならまた「楽しくなってきた!!」とボニーと一緒にはしゃぎ出し、

出典:ONE PIECE 1119話/尾田栄一郎 集英社

ベガパンクのことなど頭の片隅にさえ残ってないとしか思えないフザけ方で、最後の最後までギャグ戦闘を繰り広げてただけだ。

出典:ONE PIECE 1119話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1119話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1119話/尾田栄一郎 集英社

キモチワリィ…

で、ベガパンクを助けられなかったことを知ったら、急に「くっそ〜〜〜約束したのに…りんごのおっさんを助けるってよォ〜〜〜…」と「どんより」「しくしく」悲しみ出したわけだ。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

クソが。

お前の人格どうなってんだよ。

ただただ不快で気色ワリィよお前。

こんなサイコパスのクソ主人公を誰が好きになれるというのか…

あ、誰も好きにならないクソ主人公にしちゃったから、ゾロも道連れにして、人気凋落させるためにクソ描写増やしたんでしたっけ。納得。

この展開や描写を見て、怒りや落胆を覚えない読者は、ワンピースという作品が好きなんじゃなくて、尾田先生が(描くものなら何でも)好きか、自分(や考察者)の妄想アイデアが好きなだけで、作品に向き合ってないとしか思えません。

普通の感覚を持った読者なら、あれだけ魅力的な主人公だったルフィを、こんなクソキャラにされたら怒りますよ。

ここまで主人公と作品を破壊して貶めることを許容した編集者や編集部に、怒りの感情を抱きますよ。

私は記事を書くためにエッグヘッド編を振り返るたびに、怒りと落胆の感情ばかりが浮かんできます。

暗黒女キモすぎ

こいつはリアクションのタイミングがひたすら気色悪い、というかあり得なさすぎて意味不明な描写になっています。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

この女は、ジンベエ、フランキー、ゾロとは一緒におらず、リリスの看病の部屋にもおらず、そもそもどこにいたのかがまず不明ですが、ルフィが元気になって宴をやるとなったらいきなり甲板に現れて、非常食を抱きしめながら唐突に「エルバフに行けばサウロが…」と喜びを噛み締め始めたわけですね。

前話の時点で、すでにエルバフに向けて出航するという号令はかけていて、何なら一発目の宴の乾盃もしているというのに、その後どこかに身を潜め、急に2回目の宴のタイミングで出てきて、もうとっくにエルバフに向けて出航しているにも関わらず、「エルバフに行けばサウロが…」と言い出すんです。

いや、意味わかんねェから…笑

どんなタイミングだよ。

そのセリフ言うためだけにどっかに隠れてタイミング見計らってたんか?

「言わされセリフ」もここまでくるとキモチ悪いを超えています。

サウロとの再会を楽しみにするタイミングがおかしすぎて、異常者にしか見えません。

このセリフを言わせるなら、エルバフへの出航の号令がかかったタイミングか、せめて1回目の乾盃の後でしょう。

つまり、👇🏻こちらのシーンか、

出典:ONE PIECE 1123話/尾田栄一郎 集英社

👇🏻こちらのシーンの

出典:ONE PIECE 1123話/尾田栄一郎 集英社

前後に、👇🏻このコマを挟むのであればわかるんです。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

それが、上記シーンの後、どこにいたのかもわからん「間」を挟んだ末に、ルフィが甲板に現れた二度目の宴のタイミングで、

急に自分も甲板に出てきて「エルバフに行けばサウロが…」と喜びを噛み締め出すのです。

おせェよ笑

「エルバフへ出航だァ〜〜〜〜!!!」のタイミングでそのリアクションしとけよ。

もちろん、ルフィが元気になって甲板に出てきたことで、(”麦わらの一味”として)より明確にエルバフに向かうことが確定し、士気を上げることになったから、このタイミングで喜んだ、という捉え方もできなくはありませんが、いずれにせよ描写のタイミングがおかしい。

むしろ出航のタイミングや一度目の乾盃の時点では、お前どんなリアクションしてたんだよって話になります。

なんでこんな明らかにおかしい描写がそのまま載ってしまうんですかね。

ルフィと巨人族のやり取りが意味不明

今話はセリフがあまりに酷すぎて、破綻していると言っても過言ではないレベルで終わっているのですが、特に酷いのが最後のルフィと巨人族のやりとりです。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

何じゃこのセリフ…会話になってないでしょう。

この後に続く「たとえお前らが敵でも!! おれがなるに決まってんだろォ〜〜〜〜!!!」も含めて、ラストページの締めのセリフとして過去最低レベルの仕上がりです。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

キッツ….

あまりの酷さに、打ち切り漫画の投げやり最終話のラストページかと思ってしまいましたよ。

さすがにこれ、コミックスでは修正されますよね…?

まじでセリフの意味がわからず、会話にもなっておらず、文脈も流れも完全無視されており、異質で浮きまくったキモセリフとなっています。

まず、「麦わら!! さっきやった乾盃はいい!!」とはどういう意味なのでしょうか。

「さっきやった乾盃は(なかったことにして)いい(からもう一回やろう)」という意味でしょうか?

「さっきやった乾盃はいい(乾盃だったから、お前が元気になったならもう一回やろう)」という意味でしょうか?

つまり「さっきやった乾盃はなかったことにしていいからもう一回やろう」って意味なのか、「さっきやった乾盃がよかったからもう一回やろう」って意味なのかどちらでしょうか。

日本語として意味不明な上、それに対するルフィからの返しもなく完全無視している為、全く意味が読み取れません。

おそらく前者だと思いますが、「さっきやった乾盃はいい!!」というセリフに「もう一回乾杯しよう」の意図を含めるのは無理があるって…そんなセリフじゃ「会話」にならんって。。

というか、このセリフの前に、「おう!! やる気になったか!?」「宴をやるか!!?」というセリフがあるというのに、何のために「麦わら!! さっきやった乾盃は(なかったことにして)いい(からもう一回やろう)」というセリフを入れる必要があるのでしょうか。

その後、「ベガパンクは”ワンピース”を見つけた奴が世界を動かすってよ!!」と続くのも、「”海賊王”には誰がなると思う!!?」という質問し出すのも、乾盃の話と全く関係がなく、あまりに唐突であり意味不明です。何なんだよこのセリフ…

このデカブツ共は、なぜ急に、今このタイミングでこの話をルフィに伝え、この質問をしたいと思ったのでしょうか。。

そもそも「”海賊王”には誰がなると思う!!?」ってどんな質問なんでしょうか。こいつら一体ルフィに何を聞きたいのでしょうか。なんて答えを期待してるんでしょうか。

完全に「おれがなるに決まってんだろォ〜〜〜〜!!!」と言わせるためだけの「前振り」セリフにしかなっていません。

どんだけ下手くそな振り方してんだよ。台本が決まりきった深夜の通販番組でももっと上手い振り方するぞ。なんで台本自分で決められるのに、こんな不自然な振り方しかできないんだよ。

その返しのセリフも「たとえお前らが敵でも!!」という意味不明な仮定が挿入されます。まじで誰が考えたんだこのセリフ…

巨人族は「”海賊王”にも誰がなると思う!!?」と聞いてるだけで、自分達もワンピースを目指しているとか、海賊王を目指しているなんて匂わせてさえいないというのに、「たとえお前らが敵でも!!」って、なんで急にそんな無意味な仮定をし出したんだコイツ…

大前提として、このセリフを入れるのなら、巨人族もワンピースや海賊王を目指している、と分かるセリフが必要です。

というかそのセリフがないのに、この仮定を入れる(発想になる)意味がわかりません。というかセリフとしてあり得ない。

要するに、「前振り」も「答え」も作者の作為100%のセリフであるにも関わらず、全く会話として成立していないあり得ない台詞回しにしかなっていないのです。

文脈無視して自由に入れ込んだセリフなのに、そのセリフさえ破綻してるってヤバすぎるでしょう…

助けに来てくれた巨人族を「敵」と仮定する主人公と、それを喜んで受け入れるデカブツ共

もっと言うと、「たとえお前らが敵でも」と言われた巨人族が、「ウォォ乾盃ィ〜〜〜!!!」となるのも意味不明です。

よく「敵」と仮定された乾盃をノータイムで受け入れて盛り上がれるな笑

仮に「敵」になる可能性があって、争う可能性があるのだとしたら、このルフィの乾盃の音頭に、巨人族が笑顔で乗れるはずがありません。逆に敵じゃないなら、「敵じゃねェわ!!」「勝手に敵想定すんな!!」「お前らと争うつもりはないぞ!!」となるでしょう。

いずれの場合も、「たとえお前らが敵でも」という仮定に、「ウォォ乾盃ィ〜〜〜!!!」となるのは意味がわからない。

そもそも、自分達ことを助けに来てくれた巨人族に対して、よく乾盃の音頭で「たとえお前らが敵でも」なんて口にできたな笑 頭おかしいんか。

「たとえお前らと争うことになろうと」とか「戦うことになろうと」とか「奪い合うことになろうと」であれば、まだギリギリ許容しうるのですが(いや、それでもわざわざ挟む必要のない仮定ですが)、「たとえお前らが敵でも」は意味がわからない。

編集者、指摘してやれよ…

描かれたものが、全部そのままOKになる状況が常態化しているとしか思えないクオリティ。いやまぁ、もうとっくの昔にその状況になってることは明白なのですが、さすがにこのレベルのセリフ異常は修正いれましょうよ…

仮にもジャンプの看板漫画で、発行部数世界一の漫画ですよ?

実写版の脚本やキャスティングチェックが忙し過ぎて時間がなくて、台詞考える時間がなかったんですかね?

それとも、もう「原作」は何をどう描いても絶賛してくれる読者しかいないから、より良いものを描くモチベーションが湧かず、クオリティの追及や作り込みをすることなく、雑に済ませることをOKとしてしまったのでしょうか。

二度手間の「宴」描写

前回、描く必要がない(少なくとも前話のタイミングで描くべきではない)とこき下ろした宴ですが、まさかの今話の締めも前回同様宴シーンです。

何やってんのマジで。。

一体何がやりたいの…

もう何もかも場当たり的過ぎて、構成がまるで練られていないようにしか見えません。どう見ても無駄な描写、辻褄の合わない描写が多すぎる。

普通に、前話のラストをエルバフへの出航シーンにして、

出典:ONE PIECE 1123話/尾田栄一郎 集英社

今話を(老化ルフィから復活して、ベガパンクが生きていることも判明した後の)宴シーンにして締めればよかっただけでしょうに。。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

何のために、前回の締めに、「ベガパンクの死体の横で、老化状態のルフィのまま(すぐに復活させる術があるのにそれをせず)足早に乾盃する描写を入れる必要があったのでしょうか。

出典:ONE PIECE 1123話/尾田栄一郎 集英社

意味わからんでしょう。

完全に二度手間だよ。

瀕死のお父さんを放置して、満面の笑みで乾盃に参加する12歳

最後の乾盃シーン、わかりづらいですが、小さくボニーが描かれています。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

最初見た時、「なんか服装違くね?」と思ったため、「ボニーじゃなくて巨人族の女の子か?(さすがにくまが瀕死の状況の中、お父さんを放置して笑顔で乾盃する描写は入れないか?)」と思ったのですが、よく考えたら全員エッグヘッドの衣装から普段着に戻っていたので、普通にボニーで間違いなさそうですね笑

何やってんだお前…

ずっと会いたがってたお父さんにようやく再会できたというのに、お前のせいで致命傷を受けて瀕死(というかもはや死体)の状況というのに、よく放置して笑顔で乾杯に参加できるな…気ィ狂ってんだろ。

もっと言えば、くまは一味にとっても命の恩人であり、2年間船まで守ってくれた大恩人であり、お礼を伝えるのはもちろん、一番にその身を心配して然るべき相手なんだから、リリスなんかよりもまずくまに寄り添うべきでしょう。

少なくとも、サニー号居残り組以外が、全員リリスに寄り添うのは意味がわからない。どう考えてもくまのほうが恩人であり、重傷だというのに、よくお前ら揃いも揃ってさっき会ったばかりで大した関わりも怪我の心配もないリリスのそばにいることを選べたな。人の心とかないんか?

船長もメソメソ果物食ってるだけで、誰一人くまのことを気にしていません。

なんなんだよこの一味。。

もう自分の意志を持って動ける人間は一人もいないのか?

おそらく作者が作画するのがめんどくさかったか、ページ数が足りないか、時間が足りなかったのでしょうが、ボニーの去就(一緒にエルバフへ向かうのか)含め、冒頭の癇癪女とアホウドリの醜い口喧嘩なんかより、よっぽど描くべきシーンだと思いませんか。

諸々の問題や未解決の課題を抱えつつも無事エッグヘッドを出航した後、まず生まれる行動や会話のほうが、どう考えても描くべき重要な描写ではないでしょうか。

もちろん、この後描かれる可能性もあるのですが、先に宴始めちゃったらもうダメだよ。取り返せないよ。

まぁ、もう全キャラ心と魂を失い、1コマずつ別人格として小手先の”生”を受けるだけの操り人形と化してしまった以上、前後のつながりや、1人の人間としての人格の整合性など取れていなくても、関係ないのでしょうけど。。

その整合性の取れなさを、読者のほうで好意的な妄想を膨らませて補完して受け入れなければならないんですから、そんなのもう「キャラ」も「人間」も描いていないことと同義ですよ。

アシスタント任せの作画構成

今話で破綻しているのはセリフだけではありません。

どうしても触れざるを得ないのが作画面です。

12ページしかないのに、アシスタント絵頼りのコマばかりで、大ゴマや引き絵は、ほぼアシスタント絵によって成立させられています。黄猿の泣き顔と最後の乾杯シーン以外、ほぼ描いていないに等しい手抜き描写ばかり。

見てください、以下の似たような構図のアシスタント絵主体のコマの数々。

出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1124話/尾田栄一郎 集英社

同じ構図やアシスタント絵頼りの超引き絵ばかりで、ほとんど海と雲と豆粒しか描いていません。

これ全て、1124話のコマですからね?

いかに作者が、自分で絵を描く気がなくなってしまっているか、よくわかるでしょう。

忙しすぎて原作に回す時間がないのか、やる気を失ってしまったのか…

仮に前者の場合、かつそれが実写化の脚本やキャスティングチェックの為に時間が取られていることが理由だとしたら、本来最重視すべき原作を最優先で犠牲にした取り組みを、喜ぶ読者などいるのかと思ってしまう。

まぁ、自分で絵を描こうが、アシスタント任せの手抜き絵で済ませようが、「常に100点満点」で大絶賛してくれる読者ばかりなのですから、絵を描くモチベーションがなくなって、他のことに時間を使いたくなってしまうのも仕方ないかもしれませんね…

実写化プロジェクト自体は、その仕上がりやクオリティの高さも含めて、全然応援したいものではあるのですが、そのせいで原作が蔑ろになったり、クオリティが大幅劣化したりと悪影響を及ぼすのなら、ただただ原作終わってからやってくれよ…としか思えません。(キャストの年齢もある以上、もう大ゴケする以外に止めることのできないプロジェクトとなってしまったため、原作優先を願う場合、大ゴケすることを期待するしかないという、ファンとしては受け入れ難い状況です)

まとめると、今話はセリフも作画もほぼ全てのシーンが見るに耐えない仕上がりで、商業誌に載せる1話として(少なくとも、ジャンプの看板作品であり、日本一の漫画の1話として期待される)クオリティに達していないと私は思います。

この作品の劣化や崩壊に、プロの漫画家や編集者(部)が気づかないわけがありません。

もうポジションが確立された人気作だから、編集部一同、より良い漫画、より面白いワンピースを届ける気など毛頭なく、できるだけ定期的に原稿を載せることだけが目的となっていて、落ちるところまで落ちても問題なしと考えているのでしょうか。。

それとも、もう原作に関しては手の打ちようのない状況で、連載を続けてくれているだけでありがたがらなければならない、内容やその質(の改善)には、一切期待してはいけない作品と化してしまったのでしょうか。。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
10 日 前

アトラスの件は急にアトラスが現れて勝手に自爆しに行ったんだよwちゃんと読んでねぇーw
アトラスが現れなかったらゾロが何とかしてたって考えが出来ないのもヤバいw
そもそもゾロがナスを請け負ってたらゾロが出航出来ないだろw致命的過ぎるw
めっちゃ笑えるんですけどーwm9(^Д^)プギャー

匿名
匿名
10 日 前

1125話でラピュタみたいな展開やってて草生えた
尾田栄一郎も金曜ロードショーで見てたんだな

匿名
匿名
11 日 前

多少雑音はあるが、かなり珍しく1125話は展開が進んで良かったぞ。

でもベガパンク編が茶番でなければ、猶更面白い展開だったのにという思いが否めない。

匿名で
匿名で
11 日 前

次回予告
エルバフに向かうルフィ達。
しかし、エルバフは世界政府の古代兵器により跡形もなく消し飛んでいた。
怒りに揺れるルフィ達は舵をマリージョアへと切る。
しかし、その道中に神の騎士団が立ちはだかった。

次回1125話 
「エルバフ消滅 ルフィ海賊団VS神の騎士団」
太陽神に俺はなる!

匿名〜〜〜〜!!!♡
匿名〜〜〜〜!!!♡
11 日 前

もうストーリーとしての道筋がぐちゃぐちゃ過ぎて一通りさらりと読んだくらいじゃ何が何だか理解が難しい漫画になってしまった…楽しめないよこんなの。考察者に当てられて変更してしまった本来の設定って、結局どれやったんだ?

匿名
匿名
11 日 前

どの場所でも信者は例外なく反論が思いつかなくなると
尾田の収入は凄いとかお前らはそれほど稼いでんのかって話するのな
普段どんな目でワンピースみてるかよくわかるわ
アンチのほうがまだ漫画という範疇で語ってんじゃねえの

匿名
匿名
11 日 前

作者の思い付きを次々ぶち込んで描いてるんだろうな、というのが透けて見えてしまうのが最悪。ライブ感や後付けをする事に文句は言わないが、やるなら後先考えてやってほしい。
昔、ブリーチ寒いというスレがあったけど、何だかんだで作りこまれていたし、当時の不評な部分は小説やファンクラブで説明してるからよっぽど良心的でしょう。
たぶん、ワンピースは考察者が言っている事の殆どがなにも明かされず、作者も何も考えてないから結局何も分からず終わると思う。

匿名
匿名
11 日 前

てか面白かった昔のワンピースって尾田じゃなくて編集がストーリー考えてたんじゃね?

そうじゃ無いと辻褄が合わない
このつまらなさ

匿名
匿名
11 日 前

ルフィがキャラ人気いまだに1位って裏で操作されてるでしょ、、
昔は納得だったけど、今じゃルフィより魅力ないジャンプ主人公探す方が難しいよ

そんなことより黄猿さんのヒステリック女子ぶりがキモすぎて吐いた

匿名
匿名
11 日 前

ついにゾロも完全に別人に成り下がりましたね

今の描き方はキャラの自然な台詞ではなく
尾田先生が言いたい台詞を、作中で一番似合いそうなキャラに当て振りしてるだけ
味方で唯一”冷静な”男が、作者都合で”ただの薄情者”に改悪されてしまった

今のワンピースの悪い部分をギュッと詰め込んだ最低なシーン

匿名
匿名
12 日 前

???「ヨホホホホ。皆さんゾロさんにテキビシー。麦わらの一味はいつも死んだジジイと一緒に宴をしてるじゃないですか♪ はい、私なんですけどね。スカルジョ~ク!ところでリリスさんパンツ見せ…。バキッ。」
ゾロが許されるにはヘイトの矛先を他のクルーに向けさせるしかないな。そうすれば問題発言も相対的に…。無理か。

匿名
匿名
12 日 前

「元々ベガパンクさんと私の間に確執なども全くありません」

「出航当時、私は酒に飲まれていて、偶然目にした船長のめそめそに、『これにアンチコメントがつくなら。』といった趣旨で、その場にいた鮫とサイボーグに向けてセリフを言ったところ、なぜかそのまま掲載されてしまいました」

「ベガパンクさんとは何人も面識があります。たかがロボや女のくせに五老星から逃がしてくれる優しい方々です。謝罪の際もこちらを気遣い、「みんな生きておる」と、私側の誹謗中傷に対する心のケアのことまで心配してくれました」

「今回の件で、ジジイの心を深く傷つけてしまったことを深刻に自覚し、自分の発言を心から反省します。ベガパンクさん、そして本件のことで悲しい思いをさせた全ての皆様、この度は本当に申し訳ありませんでした。」

匿名
匿名
12 日 前

ジャンプラで無料公開されてる520話見たけど、ハンコックが静かにポロッと泣いてたの見て鳥肌たった。
こういうのでいいんいいんだよ。赤っ鼻にして鼻水垂らして号泣しなくていいんだよ。

匿名
匿名
12 日 前

今のワンピースなら、来週いきなりドラゴンとか大将がナレ死してても特に驚かなそう

匿名人
匿名人
13 日 前

アンチの連中がここで何と謂おうが、ワンピースが 日本で一番売れている最高峰の漫画だという事実は変わらない。そもそも、ここでグダグダ言ってる連中って尾田先生の1/100も稼げてないよな?

匿名
匿名
13 日 前

エルバフにいそうな女キャラ
巨人に憧れ巨人自認になった小柄な女(きゅるん♡ウルっ♡とか異音を鳴らし服の布面積は限りなく小さい。胸は巨人波ダネッとサンジに言われる)

匿名希望
匿名希望
13 日 前

作者が読者の裏を描きたがるのなら…
エルバフ行ったら、胴長短足の不細工男巨人、ビッグマムみたいな化物女巨人、ルフィ一行は豆粒描写で描いて欲しいなー♥

匿名
匿名
13 日 前

尾田自身、葬式の悲しみに対して何も感じないタイプだからな
だからベガパンクが刺されても平気でスルーする描写入れたり「ジジイ一人死んだくらいで」という酷いセリフが思いつくんだよな

そんで後から「実はこうでした」って言われても「意図があったんだ」とはならないし、単なる責任逃れをしてるとしか取れない
(実際、横井さん発言でも作者本人からは何の言及も無かったし)

普通の漫画家ならキャラクターにそんなこと言わせないよ

Last edited 13 日 前 by 匿名
匿名
匿名
13 日 前

今回一番違和感あったのが、ルフィか落ち込んでるというシーンでした。戦闘中は常にふざけてベガパンクのことなんて気にもしてなかったのに、なんであんなに落ち込むのか。もしやるならそこは「戦闘中に全くベガパンクを意識することをしなかった自分への怒り」でしょう。落ち込むのは違うでしょ。ルフィってこんなキャラだったの?(今更ですが) 尾田先生、もう終わってます。

匿名
匿名
13 日 前

たとえばミステリー小説とかって、ヒントや材料が全て提示されて真相を突き止める『謎解き編』がありますよね。
オチで納得してもらうための説明、いわば「一緒に考えてみよう!のコーナー」です。

個人的な意見ですが、それは作者が「読者は色んなことを考えるけれど最終的には納得」してくれるように分かりやすく説明する、つまり自分の創り出した答えを認めてもらうための作業だと思うんです。
自分の想いを伝えるのが創作ですから。

一方ワンピースって読者の立場になり得るキャラが全くいないし、読者が先に進みたいにもかかわらず、ずっとリアクションさせたりノーヒントをチラつかせて煽ってるじゃないですか。
だから尾田先生は読者に媚びてるとは全然思いません。逆に自分の世界で自分だけが納得すれば良いと考えてるのかなって。
だから補完とか過程が無いのかなって思います。
自分発のアイデアに固執するのも、読者じゃなくて理想の自分像ばかり見てるからなのかな〜と。

だから商業作品というよりは、本来他人に見せないようなA4ノートのオリジナル漫画って感じのクオリティですね、今のワンピースは。

ワンピースの正当な読者
ワンピースの正当な読者
13 日 前

今の尾田くんが描くワンピースよりワンピース原作の他作品の方が遥かに面白いよ。
後輩をちゃんと育っててくれてありがとう。
ただまともにキャラもストーリーも書けない状態だから少し休んだ方がいいよ。
変に意地張って全然面白くないもの出しても、お互い辛いだけだと思う。
またやる気になったらその時描こう。

次回逆張り予測案
次回逆張り予測案
13 日 前

ゾロ酷いこと言ってる!→実は理由がありました
「生きておる」の説明は?→これからします
ボニー薄情じゃね?→心配してました

匿名
匿名
13 日 前

情報にすがらせろ
客共は次の『世経』を待つしかねェんだ!!!

というセリフが今の作者や編集、ジャンプ側の考えを端的に表しているような気がします。

匿名2
匿名2
13 日 前

ワンピースはロジャーやロジャー海賊団の誰かが名付けた訳じゃなくて周りが勝手に名付けた(だから名前からワンピースの正体を連想することは出来ないよ♡)

個人的にこの設定がニカ並みにキツかった
作品の題名が無意味な文字の羅列とかマジかよw

匿名あ
匿名あ
13 日 前

なべおつさんのアシスタント任せの作画構成を見て初めてこれに気付いたけど酷いっすね。

どこぞの信者考察者Kみきはなべおつさんのこと正論だけとか言ってたけど、ちゃんと記事を読んでたらそんな感想にはならないはずなんですよね。
信者の否定はしないけどちゃんと批評してる人にああだこうだ言うレベルにない。

匿名
匿名
13 日 前

大切な人の命と任務に挟まれて苦悩するというシチュエーションはこれまでも何度か描かれてきたけど個人的に頂上戦争のガープがめちゃくちゃ好きでした。

『悪党に同情はねェが…家族は違う…!!』
『エース貴様…!!なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!』

のセリフとか元々ガープ好きだったけど大好きになったもん。
戦争の後のガープとダダンのやり取りも大好きで、こういう所を丁寧に描いてくれたから涙腺崩壊しまくりだったのに今は本当に雑に描かれるようになってしまった…。

黄猿くんには何の感情移入も同情も出来なかったよ…。

物語中で数年経過は冷めるタイプ
物語中で数年経過は冷めるタイプ
13 日 前

「みっともねェなあの野郎 『四皇』にもなって…ジジイ一人死なせたくれェで」
この発言をルフィに聞こえないような場所でゾロが言ったのが本当に謎すぎる。
ルフィに対して「いつまでも落ち込むな」という気持ちで言ったという擁護もできないし…。

yoshio
yoshio
13 日 前

25年も続けておいて「ここからがワンピースです」って
今まで読み続けてきた読者に対して、これほど馬鹿にした発言もないのでは?

元巨兵海賊団
元巨兵海賊団
13 日 前

やめてほしい。こんな状態でエルバフ行かないでくれ頼む。
ラフテル以外で唯一必ず行こうと誓った島に、こんなクソみたいな作劇能力と日本語で行くなんて悪夢だ。
僕が見たかったのは、リトルガーデンで出会った巨人達の故郷の雄大さと、「戦いの神エルバフ」の誇り高い物語なんです。

仮にリトルガーデン編の尾田先生が(センスをそのままに)エルバフを書いてたら、きっと滅茶苦茶カッコいい神話を見れたはずなのに。

馬鹿笑いする神様に♡付けて声援送る巨人族とか過去の自分の描いたものをどれだけ馬鹿にしてるんですか。

匿名
匿名
13 日 前

この漫画の最後の希望はカイドウさんの「お前は…誰だ」発言だと思います。
今までの奇行は全てニカに取り憑かれていた事にしましょう。目玉が飛び出る描写から影響力は周りにも伝染するようですし、ルフィが覇気でニカの呪縛を振り払い「おれはジョイボーイじゃねえ…麦わらのルフィだ!」で主導権を完全に取り戻す流れで。
かなり強引ですが異世界烈のナカムラのように作品を破壊する異分子は傷口を焼き払う覚悟で排除しなければ持ち直す事は難しいと思います。

破壊!
破壊!
13 日 前

巨人族の島なんて,巨人に対してルフィたちは豆粒だから,余計豆粒描写が見れそうですね!
巨人も豆粒で描けばもはやルフィを書く必要もなくなるな.

なべおつファン
なべおつファン
13 日 前

エッグヘッド編も終わったことですし,なべおつさんには前半の海が面白い理由を更新していってほしいです。

匿名
匿名
13 日 前

ジョイボーイの覇気ってルッチ達にも届いたんかね?これで次回ピンピンしてたら意味わからん事になるんだが

匿名
匿名
14 日 前

ステラの死体乗せたままエルバフ行くんか?

匿名のファン
匿名のファン
14 日 前

ちょっと内容について。リリスが頑なにサンジの質問に答えようとしないことに疑問を持ちました。

そこで考えられるのはリリスの通信相手がヨークかもしれないということ。特にサンジの質問に答えなかったのは、通信に関する嘘をつくことが出来ず、本当のことも言えなかったためでは。サテライトにはどこまでのことができるか、ベガパンクがサンジに話している可能性があったため、無視を決め込んだと。通信や同期に関して出来ないことを出来ると説明してしまったら、サンジを含む一味の信頼を失いかねません。無視し続けるとさすがにマズイから、ルフィたちは約束を守ったといっておだててあげたのかも。普通、自分のチームのメンバーが死んだら、リリスの性格上、泣くというより怒ると思うんですよ。それをステラが望んでいたとしても、概念的に「死んでなかった」としても。なんかリリスの感情の曖昧さはリリスも裏切り者でしたって展開にしてくれた方が逆にスッキリする。といっても同期を考えたら、サンジがどの程度知っているかわかりそうなもんですが、ヨークですら偽装できるレベルならステラがやっててもおかしくないとリリスは考えそうですね。

長々と書いてきましたが、これはちょっと行き過ぎた仮定ですね。作者がベガパンクの仕組みについてまだ考えてないから説明をはぐらかしたって考えるのが順当かと。作者はミステリーやサスペンス要素を入れたいんでしょうが、描写の問題なのか悪魔の実というファンタジー要素の問題なのかわかりませんが、読者をひきつけるようなストーリーになってるとは思いません。

匿名です
匿名です
14 日 前

ネットでこういう意見がありました。
『もっとゆっくりしたペースでもいい』
『あと10年ぐらい続いてもいい』
こういう人達って、おそらくこの漫画が生きがいみたいになっているんでしょうね。
内容云々は、もはやどうでもいいのかもしれないですね。
こちらからすれば、これ以上ペース遅くしてどうするんだって感じですが。。。

匿名
匿名
14 日 前

本誌と違う話で申し訳ないんやけど、ビブルカードでクロコダイルが武装色と見聞色の覇気持ちが確定したけど、ならなんで2年前のルフィ倒せなかったん?見聞色も持ってるなら尚の事余裕舐めプ出来ただろ。……まぁ恐らく見聞色持ってたエネルも倒されてるんでアレなんだけど

見聞色自体が未来視出来ないなら持っててもゴミって事でおけ?

匿名
匿名
14 日 前

黄猿の逆ギレシーン
くま虐過去回想でベガパンクと黄猿の親密な場面を沢山描写してるのに
設定だけで描写は無い青雉とサウロの関係の方がより仲が良く見えるのは何故なんだろう?
やっぱり黄猿がベガパンクを始末したからかね?
本当に仲が良いなら空白の100年を研究してる位で始末したりしないし
実際青雉はサウロを粛正しつつ(後付で生存してたが)、ロビンを逃がしてるからな
既に青雉がベストな解決法を遥か昔にやってるから微妙に見えるのか

匿名
匿名
14 日 前

ワンピースの正体はジョイボーイが溜め込んだ屁だと思う。

匿名
匿名
14 日 前

尾田はとうとう日本語すら怪しくなってきたのか…

匿名2
匿名2
14 日 前

ニカでギャグやるんならやるでちゃんとギャグで勝負して欲しいわ
昔のカートゥーンアニメの演出を模倣するだけのしょうもない逃げ方するんだったらギャグはやめるべき

匿名
匿名
14 日 前

普通にさっきの乾杯はナシだ!とか仕切り直しだ!とかじゃダメだったんですかね

取り消せよ…ニカの設定!
取り消せよ…ニカの設定!
14 日 前

>忘れちまったってことなら思い出させてやるよ。

クソワロタw
まじで何が面白くてこんな笑ってるんだろう、この神は。そんなに面白いなら脱出後もメソメソせずに笑いながら宴しとけばいいのに。こんな感情移入できないキャラに声を吹き込まなければいけない声優が気の毒。

匿名
匿名
14 日 前

個人的にはエッグヘッド編の黄猿のキャラ崩壊のおかげで『かわなみのアフレコ』の黄猿のモノマネが面白くなったからエッグヘッド編は大成功だと思います!!
ありがとうワンピース!!尾田〜♡

匿名
匿名
15 日 前

五老星 → ルフィにボコられ一味にダメージ通らず、エメトの覇気でふりだしにもどる
海軍大将 → 働かない社畜かつクソ弱メンタルだったことが判明
CP0 → 内部分裂して瓦解 
セラフィム → ボニーに権限取られて無力化
取り囲む軍艦 → エメトの覇気でボロボロ
         そもそも大将・中将がアレなのに、その下のモブ海兵が役に立つワケない

メリー号:無傷
麦わら一味:疲弊しているけども誰一人死なず(= 致命的ダメージ一切なし)

フランキーくん「逃げ切れただけでも奇跡だぜ!」
—–

うん、別の意味居で奇跡だわw
ボス含め敵全員が無能化するというご都合主義が起きたんだからなw

匿メイ
匿メイ
15 日 前

他の漫画を読むと痛感するが、
この潰れた細かい絵と中身の伴わない台詞、進まない話で出来た漫画はなんなんだろうと、
これが昔は好きで夢中で読んでいた漫画なのかと悲しくなってくる。

好き勝手描きなさる
好き勝手描きなさる
15 日 前

作品に登場しないことで人気を保ち続ける男、怪僧ウルージ
ウルージが好きだからこそ早く登場してほしいと思う反面、登場することによって株が下がる姿を見たくないという気持ちがある。目玉飛び出すギャグやらされたり、作者の操り人形になって言わなさそうなことを言ったりしてほしくない。

匿名やで
匿名やで
15 日 前

ゾロのノンデリ発言と不自然な宴キャンセル&再開、リリスの説明の雑さについてのツッコミは特に楽しみでした。期待以上でした笑

匿名
匿名
15 日 前

正直五老星を前線に、それも5人同時に出したのは完全に悪手だったと思う。
五老星ってキャラの格で言ったらほぼ最上位の存在だろう?
それをこんな所で一度に出しちまったら、今後戦う敵は五老星より格上の存在じゃないと強敵感出せないじゃん。
もう今さら黒ひげ海賊団とかクロスギルドがルフィ達の前に出てきても「で?五老星より強いんか?」みたいな感じになるじゃん。
五老星より強かったら強かったでおかしなことになるし。

匿名
匿名
15 日 前

コメント数1600件は草なんよ
もう終わりだよこの漫画

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