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【ワンピース】1142話「わたしのこわいもの」がつまらない理由

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3/16 追記完了しました

まだ1141話の追記が完了していないのですが、コメント欄のために1142話の簡易感想を先に公開しておきます。

大きく、①ロキが暴れ出すシーンと、ラスト見開きの(おそらくキリンの能力によって)②「子供達が一番恐れている世界」が具現化されるシーンについては、作画・展開とも普通によかったのですが、そこに持って行くためのセリフや描写が酷すぎて、ただただ読むのが苦痛でした。

その2シーンも、他のシーンの苦痛をかき消すほどの力はないため、全体的に苦痛が勝り、読み直す気になれない1話です。

前者については、ルフィとゾロの身勝手な愚行によって、いきなりエルバフが大きな被害に見舞われてしまうという展開なのに、ルフィもゾロも一切止めに入ろうとせず、ただただエルバフが傷つけられるのを傍観している描写が気持ち悪すぎて無理でした。

何なんだこいつら…

ロキが暴れ出したら「ぶっ飛ばしてもっかい鎖につなぐ」と言ってたくせに、なぜロキがラグニルを振りかぶった時点で、言葉でも行動でも割り込んで止めようとしないのか。

普通に「ロキ待て!!  約束が違うぞ!!」と叫ぶか、体を張って止めに入ろうとして間に合わなかったり、吹き飛ばされたりして、「止めに入ったけど止められなかった」描写にするべきでしょう。

なんで身動き取らずにロキの暴走を静観・傍観してんだよ意味わかんねェな…

お前ら自分の言葉や行動に責任持たなすぎだろう。

後者については、ラスト見開きは不気味でインパクトのある絵で良かったのですが、そこに持って行くまでの(特に子供達の)描写がゴミカス過ぎて読むに堪えず、ただただ「うるせェ…」としか思えませんでした。

“麦わらの一味”の主体性のなさと蚊帳の外感も酷く、暗黒女とウスノロ無能たぬきがすぐに子供達を助けに動かず、全部巨人族任せで、自分達はサウロの肩で傍観決め込み続ける描写に違和感しかありません。

そのせいで、たぬきが「診察」に降りるタイミングも完全に出遅れている。血だらけのウォルフを見た瞬間に飛び降りて手当してやれよウスノロ無能たぬき。子供達が倒れ出した瞬間に駆けつけてやれよボンクラ愚鈍たぬき。

作者の「よし」待ちの忠犬たぬきかお前。自分の意思や判断では動けなくなったんか?

結果、“麦わらの一味”はみんな、「ただ作者が描きたい展開(騒動)を描いていく様子を観客として眺めているだけ」で、自分達がその世界を生きる主体的な存在であることを完全に忘れてしまっています。

だからつまらない。

今までの“麦わらの一味”なら、絶対に子供達を守るためにすぐ行動に移してますよ。

よくこんなキャラを殺すような描き方ができるわと、落胆を通り越して絶望してしまいますね。

以下、順次追記していきますので気長にお待ちくださいませ🙇🏻‍♂️

以下追記です。最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)

また、触れ足りていない部分については、さらに追記するかもしれません。

1142話がつまらない理由

子供達がうるさすぎる

今話もこの作品特有の「バカな子供達」が冒頭からやかましく叫び続けます。

「先生先生先生先生ぇ〜〜!!」「助けてー!!」「先生〜〜〜!!」

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「校庭に大きなヘビ〜〜!!!」「ヨルムンガンドだ きっとヨルムンダンド終末のヘビだ!!!」

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

うるせェ…そんな説明してる場合あったらとっとと逃げろよめんどくせェガキ共だな…

腰抜かして動けないんなら震え上がってションベンでも漏らしとけ。

--と言いたくなるくらい、冒頭から読む気を削がれる雑音スタート。

1140話の感想動画で、見どころとしてこきおろした「先生〜先生先生先生〜」「みてみてみてみてみてみてみて!!」のバカセリフをまた繰り返してしまう手抜き具合のせいで、読み味がずっと変わらず、ひたすら危機感や緊張感のない異常事態シーンとなっています。

その後も、「きゃあ〜!!」「うわ〜〜〜!!」「あ〜〜〜っ!!!」「え〜〜〜〜〜!!?」とうるせェ叫び声を上げるばかりで、読んでると頭が痛くなってくるレベルの中身のなさ。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

もちろん、恐ろしいことが起きてるのだから叫ぶこと自体は問題ないのですが、「何回同じ描写で処理するんですか」「恐怖や危機感の表現は、大声で叫ばせる以外にないんですか」って話です。

絵も単調で、動きゼロのモブリアクションばかりなので、ほとんど描く意味がありません。

その後、キバとサウロが助けに現れた後も「校長先生も“戦士”だったのーー!?」「サウロ先生がめちゃくちゃ強い噂本当だったんだ!!」「“海軍”だったんでしょーー!?」「かっこいい〜〜!!」ととにかくうるせェ。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

不自然な説明セリフを叫んでるだけで、ピンチを切り抜けて助かった「安堵」をまるで表現できておらず、緊張からの緩和が感じられません。

もう客観でしかセリフを考えられなくなってるんですよね、作者。

自然なセリフや会話を通して情報を伝える努力を放棄しているか、その術を忘れてしまったのでしょう。

しまいには、(おそらく子供達を守って)血まみれとなった先生が倒れており、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「私はいい…こ…子供達が!!!」と自分の身よりも子供達を優先する姿を見せている目の前で、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

なんと呑気にロビンに挨拶し出すクソガキを描き、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

ウォルフの命懸けの訴えを茶番化してしまうシマツ。

「ルフィの友達」と知って後退りしてるのか道を開けてるのかわかりませんが、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

いりますか? この描写。

一体どういう意図で、何のために描いているのでしょうか。

おそらく1135話のこちらのシーンで、ルフィに恐い思いをさせられたことからビビってるってことなのだと思うのですが、

出典:ONE PIECE 1135話/尾田栄一郎 集英社

このガキが「ブランコの件でルフィにビビってる(だからその仲間達にもビビって後退りする)」という描写を、このタイミングで入れることに、一体何の意味があるというのでしょうか。

この後「神の騎士団」に攫われてピンチに陥る子供の1人として(一味との関係性を)印象付けたいのでしょうか。それとも学校で子供達が襲われるシリアスなシーンがシリアスになりすぎないように、ギャグを入れて緩急をつけてるつもりでしょうか…

子供達のために体を張って犠牲となり、血まみれで倒れてる先生の前で?笑

冒頭からギャーギャー騒ぎ立てるだけの茶番ピンチを描いている時点で、シリアスさなどかけらもないのですから、ギャグ要素を入れる必要など全くないでしょうに。

いずれにせよ、ウォルフの献身をムダにする雑音にしかならない不謹慎クソ描写を入れて緊迫感を台無しにできる神経が私には理解できません。

しかも、たぬきは怪我人を前にしてサウロの肩から降りて傷を見たり治療したりしようとせず、ウォルフの「私はいい」という言葉を受けて、ほんとにそのまま放置してしまうシマツです。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

あり得ますか?

医者なんですよ? このたぬき。

子供達の叫び声を聞いて、「え!? 何だ!? 今度は!!」という記号的リアクションをさせられた後、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

血だらけの先生を目にしても、治療に動かずにそのまま放置するって、医者の動きとしてあり得なさすぎるでしょう。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

もうたぬきが船医だった設定さえ作者は忘れてしまっているのでしょうか。

“麦わらの一味”が蚊帳の外の観客と化す

今話で一番気色悪いのは、“麦わらの一味”がエルバフの騒動に対してなぜか傍観者の立場を貫き、沈静化や解決のため、あるいは状況把握のために能動的に動こうとしないことです。

暗黒女と媚びたぬきは、異常事態が起きているエルバフをサウロの肩から眺めてるだけで、先生や子供達を助けるために全く動こうとしません。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

何を偉そうに安全地帯から文字通り高みの見物決め込んでんだよって思いませんか。

血だらけで倒れてるウォルフの姿を見ても尚、肩から降りようとせず、むしろケガ人の前で呑気に子供と会話しながら、ギャグシーン作りを優先し、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

その後もケガ人を放置したまま場所を移動して、子供達に質問を繰り返すだけで、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

(眠ったままどこかへ歩いて行く)子供達を助けるために追いかけようとも、確認に行こうともしない。

新たな怪物が登場しても、「え」「え〜〜〜〜!!?」

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「また怪物がいるゥ〜〜〜〜!!!」と毎度お馴染みのクソみたいな茶番リアクションをして緊張感を削ぎ、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

目の前で子供達がバタバタと倒れて行っても、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

サウロの肩の上で驚いて固まったまま傍観するばかりで、すぐに飛び降りて駆けつけようとしない。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

次のコマでようやく「サウロ!! 降ろしてくれ診察する!!💦」と言い出すのですが、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「おせェよクソたぬきしねよ」としか思えません。

血まみれのウォルフを放置して助けようとすらしないことに加え、倒れていく子供達を見た後の動きがあまりにも遅すぎる。

こんな目ん玉飛び出して驚いて固まってる暇あったら、とっとと飛び降りて診にいけよと思いませんか。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

もちろん、いきなり人が倒れたら「驚いて固まる瞬間」や「まず何が起きているのか理解しようと止まる瞬間」が発生するのは自然なことです。

が、その瞬間を切り取りたいなら、子供達が倒れた直後に間を空けずに描くべきであり、異常事態や緊急事態の緊迫感を出さなければならないシーンで、子供達が倒れ始めてから助けに行くまでに3コマ分も傍観し続けるというのは、明らかに対応が遅すぎます。

ただキャラをボンクラ化して緊迫感を失うだけでしかなく、演出として明確に間違っている。

その表情も、完全にモブや傍観者のリアクションでとても医者とは思えません。

医者なら、子供達が急に倒れていく場面に遭遇したら、驚きながら、注意深くその状況を観察して「何が起きているのか」「何が原因で倒れているのか」を考える表情になるはずであり、ただアホづら下げて驚いたまま静止する、なんて表情になるはずがないのです。

どう見ても頭使ってないでしょ、👇🏻このたぬきの表情。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

倒れてから動き出すまでに3コマもかけ、3コマ目でまだ👆🏻こんな表情をさせているため、完全にテンポが死んでおり、緊迫感など微塵も感じられません。

この表情は、本来👇🏻このコマのサウロのリアクションの時に(描かれていないところで)済んでいるはずであり、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

そこからさらに倒れていく子供達を見た後に、こんな表情になるはずがないのです。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

この描き方では、子供達が倒れ始めてサウロが驚いたコマから3コマ目まで、数秒から数十秒、たぬきはずっとこの表情で固まり続けていることになってしまう。

そこからようやく「降ろしてくれ診察する!!」と言い出すなど、どう考えても遅すぎだし、これまで描かれてきた船医・チョッパーの動きではありません。

降ろしてもらうまでに3コマもかけるのであれば、👇🏻このコマのたぬきは、サウロに顔を向けて「降ろしてくれ!!」と必死に働きかける様子にするか、深刻な顔で急ぎ飛び降りようとしている様子を描かなければなりません。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

そうすれば、もっと緊急事態に驚き、慌て、急ぎ対応するスピード感と緊迫感が出たでしょう。

3コマ分驚いたまま静止するって、主体性を失った傍観者でないとあり得ないリアクションです。

なぜこんな描き方になってしまうのか。

簡単です。絵を描く手間を減らしたいからです。

チョッパーが自発的にサウロの肩から飛び降りてウォルフの治療をしたり、その状況で外に新たな怪物が見えたり、子供達が倒れていったりする「異常事態」を描くのは、新しく「動き」のある作画を沢山しなければならず、大変だから、全て「サウロの肩の上から状況を傍観する」スタイルでその場から動かずに状況を伝え、最後に「アシ絵背景+セリフ」で「サウロの肩から降りる」情報だけ伝えているわけですね。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

これが一番作画労力を下げられるから、たぬきはすぐにケガ人に駆け寄ることをせずに、驚いたまま静止する描き方となっている。

要は「動き」を描くのが大変なので、「結果」と「それに対するキャラのリアクション」だけ描いて、ほぼ誰も動かずに話を進めているのです。

そこには「大ケガをしてるだけで死なないことはわかっているため放置しても問題ない」というメタ視点も加わっています。

作者は「ウォルフは死なない」とわかっているから、たぬきに心配させ、治療させる描写を挟まずに放置しているわけですね。

この異常事態の状況下でのこいつらの描写を並べてみると、いかに当事者意識を失い「観客」の立場を選んでいるかがよくわかります。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

ずーっとサウロの肩の上で驚き続けてるだけで、問題解決や状況把握のために自ら動こうとせず、観客の立場から高みの見物を決め込んでいる。

見てて腹立ってきません?

というか、これが麦わらの一味(主人公一味の)あり方でしょうか?

血まみれのウォルフを治療せずに放置し、眠ったままどこかへ歩いて行く(攫われそうな)子供達を止めに行くことも状況確認のため追いかけようとすることもなく、外に見える怪物を(誰かが襲われ、村が破壊されてるかもしれないのに)退治しに行くこともなく、目の前で子供達が倒れていく様子を(子供達が倒れきるまで)しっかり傍観し続けた末に、ようやくたぬきのみ、その子供達の診察のために動き出すのです。

暗黒女、やることないんですかね?

ロビンってこんな頼りにならない無能傍観他人任せキャラでしたっけ。。

主人公一味が完全に主体性を失い、ただの作者の省エネ作画劇場の駒にさせられています。

もしかしたら、「巨人の村の移動はロビン達には大変だから、肩に乗ったままなのは当たり前だろう(むしろ降りた方が対応が遅れるだろう)」と言い出す人もいるかもしれませんが、そういうことじゃないんですよね。

そんなもんは作者の匙加減でどうにでもなりますし、何より、キャラが主体性を持っていれば、サウロの肩に乗ったままでも自ら状況を見て何らかの判断を下し、サウロや他の巨人達に指示をする描写になるはずなのです。

たとえば血だらけのウォルフを見たら、真っ先にたぬきに「サウロ 降ろしてくれ!! おれが治療する!!」と言わせるべきだし、子供達が眠ったままどこかへ向かっていると知れば、ロビンに「サウロ チョッパーここはお願い!! 私は子供達の元へ向かうわ」とか「サウロ!! ここはチョッパーに任せてビーチの子供達のもとへ向かいましょう」のように言わせて、主体的にトラブルに対処する姿勢を描くべきでしょう。

何を観客の立場で、肩の上からのんびり成り行きを眺めながら驚くばかりで、受け身の姿勢のままいつまでも行動に移そうとしないんだこの無能共がって話です。

サウロが「武装色」を使える

まぁこの点は、今となっては「使えて当然」の作品になっていますし、22年も経てば習得できていて何ら不思議はないのでいいのですが、このシーンで「覇気が使える」ことを伝える必要がないため、わざわざ武装色エフェクトを入れなくて良かったのではと思いました。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

こいつは覇気を使えないから(ロギアの)クザン相手には逃げるしかなく、最後はなす術なく氷漬けにされてしまったわけで、そのシーンが印象的で感動的だったからこそ、「今は普通に覇気使えます」という描写にすると、覇気がものすごく安っぽく見えてしまうんですよね。(いや、もうとっくに安っぽくなってるので、今更でしかないのですが)

22年前の時点で中将クラスだったのに、むしろなんでその時は使えなかったんだよ、ということにもなってしまう。

曖昧にしておいても問題ない部分(かつそれによって想像と解釈の幅が広がり、過去の描写との整合性や味わい深さを損なわずに済む部分)はいちいち明示的に描かない方がいいと思うんですよね。

別に覇気を使えるからといって常に攻撃時は「武装色」を使うというわけでもなければ、ここで「武装色」を使わなかったからといってサウロは覇気が使えないと確定するわけでもないのですから、(相手がロギアでないのなら)普通にノーマル攻撃の描写にして、サウロが覇気を使えるかどうかは明確にしない(曖昧にしておく)、という描き方でよかったのではと思うわけです。

いずれにせよ、一発でのされる雑魚ヘビであることは変わらないのですから。

「サウロは武装色を使える」という情報を、このタイミングで読者に伝えておく意味、何かありますかね。

もしサウロがその後覇気を使えるようになった事を描きたい(読者に伝えたい)のであれば、クザンとの再会や再戦時以外に必要なく、それを描くのであればそこまでとっておくべきですし、描かないのであれば、明確な「武装色」描写など入れず、ノーマル描写で戦わせて曖昧にしておけばいい。

サウロの覇気習得に何らかのストーリーを用意しているのなら、そうだとわかるように描くべきであり、用意していない(ないし明かすつもりがない)のなら、わざわざ明確描写は入れないほうがいいのでは、ということです。

どうせサウロの戦闘シーンなど今後も大して描かれない上、ストーリーに関わる重要戦力になることもないのですから、覇気を描写しなくても何の不都合もないでしょう。

むしろ、使えることを明示する方が(過去の描写とのつながりで)引っかかりとなり、雑音となってしまいます。

シャンクスがルフィを助けたシーンしかり、

出典:ONE PIECE 1054話/尾田栄一郎 集英社

「必要なこと」や「描くべきこと」は全然明示的に描かずに放置する割に、なぜ「描く必要のないこと」や、むしろ「描かずに解釈の幅を持たせておいた方がいい」部分については積極的に蛇足を加えて、味わい深さを消していくのか…

ルフィ・ゾロが無責任クソ野郎すぎる

暗黒女と媚びたぬき以上に反吐が出るのが、ルフィ・ゾロの主体性のなさ、責任感や罪の意識のなさです。

ロキが「ラグニル」で宝樹をぶっ叩く作画はカッコ良くていいですし、ロキがハイルディンの言葉を聞かずに、解放後いきなり宝樹をぶっ叩く展開も全然いいのですが、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

ロキを自分達の都合で勝手に解放しておきながら、そのロキの暴走を一切止めようとせず、割って入ることもなく、ルフィ・ゾロが完全なる傍観者の立場となって放置するのが、あり得なさすぎて腹立たしい。

ロキが立ち上がった後、「エルバフを救いたきゃすぐに最後の錠を外せ この状態のおれに何もできねェかどうか…」といきなり暴れ出す前振りをしているのですが、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

それに返すのはハイルディンで、なぜかルフィ・ゾロは蚊帳の外のまま、観客の立場を選びます。

どう考えても、このセリフに反応してロキを止めるのはルフィ・ゾロの役割でしょう。

だって(まだロキと何の会話も交渉もしてないのに)「まず錠を外す」という前代未聞の愚行を犯したのはこいつらなんですから。

「その意図はどういうつもりだったのか」「錠を外して暴れられた場合、どのように対処するつもりだったのか」がわかるように、こいつらのセリフや行動を描かなければ、「どういうつもりで錠を外したのか」「最悪の事態が起きた時はぶっ飛ばしてもう一回鎖につなぐと言っていたのは何だったのか」、読者は全く理解できません。

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

たとえば「能力さえ封じておけば、暴れられても止められると見込んでいた」のか、「海楼石が付いてれば力が入らないはずだから、目を覚ましても暴れられることはないと踏んでいた」のかによって、こいつらの対応やリアクションは変わってくるはずなので、そこがわかるように描くべきだということです。

前者の場合、「ロキは暴れようとしているが、能力は封じているから恐るるに足らず、本気で止めに入れば抑えられる」という描き方になるだろうし、後者の場合、「なぜ海楼石をつけてるのに普通に立ち上がり、武器を持てているのか(力が入らなくなるはずでは)と驚き、慌てて止めに入る」か、「海楼石が付いてるのだからハッタリに過ぎない(どうせ何もできないだろう)と甘く見て油断する」ような描写になるでしょう。

その上で、止めに入ったけど止められなかった(甘く見て油断していたら甚大な被害を受けてしまった)という描き方ならわかるのです。

しかし、実際に描かれた表情からは、そうした背後の心理が全く読み取れません。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「お前…!!」じゃねぇのよ。。

お前がシャンクスの情報欲しさにロキのことを信じて勝手に錠を解き、最悪の事態が起きた場合は「ぶっ飛ばしてもう一度錠につなぐ」と言ってたんだから、解放後、ロキが暴れ出しそうだとわかったら、すぐにぶっ飛ばして錠につなぎ直そうとしろよ。せめてそうすべきかどうか、ロキの意図を慎重に探ってるような表情で言葉を吐けよ。

ロキを解放したのは、そのリスクや責任を全て自分が負うつもりで、その自信があったからなわけですから、解放後に「エルバフを救いたきゃすぐに最後の錠を外せ この状態のおれに何もできねェかどうか…」などと言われたら、「待てロキ!! おれとの約束はどうした!!」とか、「おいお前!! 暴れるつもりなら おれがぶっ飛ばしてまた錠につなぎ直すぞ!!」のように「覇王色」を出して威嚇し、速攻で止めに入るのが、主体性や責任感を持ったキャラの、もっといえば主人公の動きでしょう。

「お前…!!」とだけ口にして言葉を失うなどあり得なさすぎて、作者が描きたい展開に持っていくため(作者が描きたいラクな描写に抑えるため)に黙らされ、身動きを封じられてるようにしか見えません。

「ラグニル」を振りかぶった時に「やめろロキ!!!」と止めているのもハイルディンで、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

ルフィ・ゾロ(・サンジ)は声を発して止めようとすらしません。

この危機的状況をもたらしたのはこいつらのせいだというのに、阻止しようと動こうとせず、止めるために叫ぼうとさえせず、なぜかこの表情で静観を決め込むシマツ。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

どんな表情やねん。。特に脳筋苔玉男、なんでスカした顔して冷静にエルバフの被害を傍観してんだよクソッタレ。

お前の浅はかな判断によって、今この状況を引き起こしてるというのに、なんだその表情は。

てめェがてめェの判断で錠を解いたんだから、ロキの攻撃に割って入って、命懸けで攻撃を止めてみろよ。スカしてんじゃねェよボケナスが。

結果、ロキの攻撃によって発生した落雷で森に火がつき、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

エルバフが火事に見舞われ、大惨事となってしまいます。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

ここで描かれるハイルディンの表情がもう気の毒すぎて…涙が出てくるレベルで同情してしまいます。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

一連の流れを整理してみましょう。

1139話で、ヤーから「最悪の事態が起きた時お前はどうする?」と聞かれたサル男は、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

「ぶっ飛ばしてもう一回鎖につなぐよ!!」と返し、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

鍵をもらってロキのもとへ訪れたところ、ロキが気絶していたため話をすることができず、にも関わらず、なぜか脳筋苔玉男は真っ先に「錠を解く」決断をし、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

ロキの解放がバレて追放されても「仕方ねェ」というスタンスで錠を解いたところ、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「エルバフを救いたきゃすぐに最後の錠を外せ この状態のおれに何もできねェかどうか…」といきなり暴れ出す前振りをされるも傍観を決め込んだ結果、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

速攻で宝樹を破壊され、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

落雷が起きて、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

森に火がつき、火事となって、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

村は大騒動となってしまいます。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

“麦わらの一味”をエルバフに招待したばっかりに、ロキを解放され、落雷と火事を起こされて、神聖な樹で海外では一部分だけで何億ベリーもする高価な宝樹を傷つけられてしまった。

ルフィ達に食べさせたくて、喜ばせたくて、希少価値の高いヘラジカを狩りにいって、最大限のおもてなしをしたというのに、その返しがこれって…恩を仇で返すどころの騒ぎではありません。

「よォし!! 獲れたぞヘラジカ!! 間に合ってよかった!!」「こいつの肉は絶品だ!! “麦わら”達の喜ぶ顔が目に浮かぶ!!」

出典:ONE PIECE 1131話/尾田栄一郎 集英社

「あいつの為に“ヘラジカ”を狩って来た!!」「おいおいあんたらにゃ残ったらな!! “麦わらの一味”に食わすんだ!!」

出典:ONE PIECE 1132話/尾田栄一郎 集英社

「“ロキの解放”がバレたらおれ達が追放だろうな」「追放で仕方ねェそれでいこう」

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「バリバリバリ」

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「ドォン!!!」

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「ボォッ!!」

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

で、この表情。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

可哀想すぎるでしょう。。

気の毒すぎて涙出てくるよ…

疫病神かよ“麦わらの一味”。

この一味がエルバフに来てからやったことをまとめておきましょう。

  • 城の宝を盗めずに嘆き散らす露出狂。
  • 悪酔いして世界最高齢の長老にダル絡みし、危害を加えるも謝罪せず、さらに煽り暴れまくる鼻。
  • 友達になった動物達の命は尊重するが、友達になった巨人族の命が奪われるリスクには一切配慮せず、嫌われて追放されても「仕方ない」と割り切って、恩を仇で返すサル山の大将。
  • 世界を滅ぼす悪党を勝手に解放しておきながら、そいつの破壊行為を止めようとせずにスカした表情で傍観を決め込む苔玉男。

誰が好きになるんだよこの一味。

依然うるせェだけのガキ共

また学校サイドに戻ってくるのですが、依然子供達が知能を奪われた「ギャーギャー騒ぐだけのうるせェガキ共」として描かれるばかりのため、見るに堪えません。

特に酷いのがこちら👇🏻

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

ニカの絵を見せて「キャーこわい!!」と驚かせているのですが、肝心のその絵が全くこわく描かれていない上、あまりにもリアクションが記号的すぎてあり得ないため、小手先で作られた茶番シーンにしかなっていません。

ニカは「破壊者」とも呼ばれ、恐れられた存在でもあるという設定ゆえ、ニカを恐がる子供がいることはわかりますし、もちろんそれを伝える意図で描いてるのでしょうが、描写が浅くて薄っぺら過ぎるため、作者の作為しか感じません。

ニカをどれほど恐い存在と聞いていたとしても、相手が子供だとしても、この絵を見て、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「キャーこわい!!」なんてリアクションになると思いますか?

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

しかも、わざわざ自ら後ろを向いて、はっきり絵を見ながら「キャーこわい!!💦」と叫び出すのです笑

どんな茶番やねん…

色が塗られているようなので、もしかしたら全身赤で塗られていて、その色味も含めて恐がっているということなのかもしれませんが、それでも、流石にこの絵を見ただけでビビらせるのは、子供を舐めてるとしか思えません。

たとえば、節分でリアルな赤鬼の仮装にビビって大泣きし、「赤鬼=恐いもの」だと頭に擦り付いてトラウマになった子供でも、「可愛い赤鬼のイラスト」を見て、「キャーこわい!!」なんて恐がり方をするでしょうか。

ニカの絵を見た子供にこのリアクションをさせるなら、きちんとその絵も(子供目線で)「恐い絵」にしないと、ただ作者の作為で「恐がらせている」だけにしか見えないため滑稽でしかなく、子供達のニカに対する怯えや恐怖心がまるで伝わってきません。

恐い絵にできないのであれば、絵を見て即「キャーこわい!!」と叫ばせるような描写ではなく、その絵によって、(自分の頭の中にある)ニカの恐ろしい姿のイメージを思い出してしまうから嫌がり、恐がるような描き方にすべきでしょう。

具体的には、「やめて!! そんな絵見せないで!!」と目や耳をふさいで怯える様子を描いたほうが、ずっと「ニカを恐がってる子供」として説得力が出るはずです。

もっと言えば、実際にニカの破壊によって恐い思いをした子供達や、その現場を目の当たりにした子供達、あるいは恐ろしい姿や異形の姿の写真や絵がしっかりと伝承されていて、それに怯えている背景があるのであれば、ニカのイラストを見て恐がるのもわかるのですが、この子供達は神話や伝承を伝え聞いているだけで、つまり「言葉で話を聞いているだけ」であり、せいぜいその姿は壁画のニカの絵を見た程度であろうはずなのに、その空想の姿の、全く恐く見えない(何なら可愛めの)イラストを見て、ここまで怯えることがあり得るでしょうか。

たとえば熊に襲われた村の老人達が、熊を見たことがない世代の子供に対して、その恐ろしさを話したことで、子供達の中で「熊=恐ろしい動物」と強く擦り付けられたとしても、可愛いくまちゃん🐻のイラストを見て、「キャーこわい!!」と恐がることなど、絶対ないと思うんですよね。

要するに、実物を見たことがないのであれば、そのイラスト自体が恐ろしさを感じるものでなければ、絵を見て怯えるなんてことにはならないにも関わらず、その絵が全く恐ろしく描かれていないため、それに怯える子供がただの大根劇団のおサムい子役演技にしか見えないという事です。

その後も、考察者達へのエサ撒きよろしく、モンスター達の名前を叫び続けるだけ。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「“お化け”よ〜〜!!」「“火死人”(ドラウグル)」「“嵐”ィ〜〜〜!!」「“雷竜(ニーズホッグ)”」「“終末の大蛇(ヨルムンガンド)”」「“母ちゃん”!!」

手を挙げて口にしてる子供がいることから、おそらく先生に向けて発言してるでしょうに、当のアンジェは「みんなできたー?」と満面の笑みでガン無視決め込むシマツ。

こんな対応されたら子どもショックで泣いちまうよ笑

手を挙げて発言した子供が先生に無視された時に、どれだけ傷つくのかわからんのか?

お前の笑顔が一番恐くて、子供達の悪夢に出てきそうだよ。

最後の見開きに巨大アンジェの化け物が描かれていたら、(超ハイコンテクストでシュールな)ギャグ漫画として相当笑えたんですけどね笑

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「母ちゃん」もいないし、何のために無意味な小ボケを挟んだのか理解できません。

会話ができない「神の騎士団」

最後のシーンの「神の騎士団」のやりとりも酷い。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「リミットはあのガキ共が船に辿り着くまで!! 取り返せると思うか!?」というのは、「子供達が船に辿り着くまでにエルバフの連中は取り戻せると思うか!?」を問うているのだと思います。

しかしこの質問に対し、ブタ鼻🐽ジジイ👴🏻は「ギハハ “愛”とは傷つけあうもの」という意味不明な返しをしてしまいます。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

なんなんだこいつまじで…頭おかしいんか…

全く答えになっていないどころか、会話にさえなっていません。

なんで質問されてるのに独り言ポエムで処理してんだよ意味わかんねェな。

キリンはリミットまでに子供達を「取り返せると思うか」を聞いてんだよ。お前の“愛”の定義なんて誰も聞いてねェんだよキモチワリィな…

作者の中ではどういう思考回路でこれが「会話」になっているのでしょうか。

それとも「会話」を描くつもりなど毛頭なく、ただそれぞれ言いたいことを独り言として口にさせて、お互い無視し合い、たまに返したりしながら、読者に伝えたい「情報」を伝えられればいいと考えているのでしょうか。。

作者の頭の中が全く読めません。

さらにその後、「“愛”とは傷つけあうもの」という話題からも脱線して、唐突に「なァ軍子 お前…恐ェもんはあんのか?」と文脈無視の質問を投げかけます。

なんで“愛”の定義から「軍子に恐いものがあるかどうか」に話が変わるんだよキモいな。

これに軍子は「ニカ」と返すのですが、このセリフを言わせるためだけに、作為臭満載の意味不明な質問をさせられるブタ鼻🐽ジジイ👴🏻が作者の操り人形にしか見えません。

要は「軍子がニカを恐がるってどういうことだ!?」「子供の頃にニカについて何か恐い話を聞いたのか!? それとも実際にニカによって恐ろしい目にあったことがあるのか!?」のような妄想をさせるために、文脈も流れもフル無視で、🐽👴🏻に質問させてるわけですね。

もはや作者はキャラのことを、考察者達へのエサ撒きのための「駒」としか考えてないのでしょうか。。

もう見るに堪えない、吐き気を催すレベルのキモすぎるセリフ回し。

「これは子供達が一番 恐れている世界!!!」というセリフと作画は、見せ方含めてよかっただけに、

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「神の騎士団」連中のクソトークがそのシリアスさを台無しにする雑音にしかなっていないのがもったいないというか、何がしたいんだろうな、と思ってしまいます。

「母ちゃん」も出てこないし。

キリンの能力とは?

最後に「これは子供達が一番恐れている世界!!!」というセリフがあることから、おそらく「悪夢」を見せて(もしくは夢の中で「恐怖」に関するイメージだけを掬い取って)現実化するような能力なのだろうと思います。

(「母ちゃん」が出てこないことから、現実化できるのは「現実には存在しない生き物や恐怖の象徴」といった設定もあるかもしれません)

しかしながら、その能力をかけられている子供達の描写が👇🏻これでは、まるでその能力の恐ろしさや子供達の危機的状況が伝わってきません。

出典:ONE PIECE 1142話/尾田栄一郎 集英社

「悪夢」や「恐怖」がキーワードになるのなら、こんなアホづら能天気の媚びた寝顔ではなく、もっと青ざめてたり、苦しんでたり、 恐れ慄くような表情をさせるべきだろうと思ってしまいます。

この表情では、ただ頭空っぽのガキ共が気持ちよく眠っているようにしか見えず、何の危機感もシリアスさもない、穏やかで優しい誘拐でしかないため、最後の「これは子供達が一番恐れている世界!!!」というセリフとのつながりも弱くなり、説得力が薄れてしまうからです。

こんな表情で「子供達が一番恐れている世界」を想像してるとか恐い夢を見ているなんて言われても、全く説得力を感じられないし、危機的状況にも見えないため、助けようとさえ思えません。

まぁ、実際誰も助けに向かっていないので、その意味では正しい描写なのかもしれませんが…笑

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
5 時間 前

あーもうメチャクチャだよ

Last edited 5 時間 前 by 匿名
匿名
匿名
6 時間 前

トゲ刺さって痛いから諦める、とか
消防出動して秒でやられる、とか
食事の音がぱくぱくもぐもぐ、とか
戦士の村の目の前から脱出、とか
麦わら一味にさっき気がついた、とか
自分は蹴っておいて傷が広がる!!、とか
”腕風船”でポフン!!?、とか
ツノを偽物と思ってた、とか
1コマ1コマ、呆れを通り越して笑ってしまったwww
ロジャーがラフテルで見たの、これだwww

匿名
匿名
7 時間 前

ルフィは肉の夢しか見ないから、ニカが途切れて老人化したあとに「満腹フルパワ〜〜!!」って復活ギャグとかやりそうで怖い
キリンガムやソマーズが「ええェ〜〜!!」みたいな

寝ながら食う特技あるしあながち無い話でもない

解放の紙
解放の紙
7 時間 前

マジで自分から設定矛盾させにいってるのなんなんだよ…
食料問題も魔法陣も🦒も最近出てきた設定だろもっと練ってから世に出せよ

匿名
匿名
7 時間 前

ナミだった何か「火事もでしょ!?大丈夫!?急に大騒ぎ!!」棒立ち

Last edited 7 時間 前 by 匿名
匿名
匿名
8 時間 前

思えばWCI編でキリン(動物)を絞ってビール出すとか下らんことやってたな。
マジで、麒麟→ビール→酔う→寝る→夢って腐ったマジカルバナナから生まれた説あると思う。

青167号
青167号
8 時間 前

この作品さあ世界観が壮大な割には尾田栄一郎の頭の中だけで立てている世界観だからこういう破綻が起きるんだよな。結末部分も設定を掘り下げるにつれて矛盾点にぶち当たったんじゃないの?

どざえもん
どざえもん
8 時間 前

イム様の悪魔の実を考えてみました。
ロボロボの実(モデルネコ)
あんな夢こんな夢いっぱいある夢をみんなみんなみーんな叶えてくれる能力。
つまり、実質的に全ての悪魔の実の能力が使えるチート能力。

麒麟以上の能力といえばこれ。

匿名
匿名
8 時間 前

武装色でパンチするくせに「見た感じ何もないし」と言い念のため武装硬化で最低限守ろうともせずそのまま棘を喰らい「うあァ痛ァっ!!」……
流石に知能低過ぎるし「子供に触れるな」というセリフも全く活かされなかったという最悪の運びだった…よしんば硬化は使えないにしても少しは警戒してくれよ

あと入島した時はあんなマント羽織って「隠密行動してます!」臭を放っておきながら門番を殺さず中途半端にボコってロキもまた殺さずボコリ、恐ろしく目立つ移動をしつつ「ドン!」と覇気エフェクトバリバリの魔法陣を使用、しまいにはテーブルと椅子まで用意して大笑いしながら飯喰ってるとか…頭おかしいってレベルを超越してるだろ

匿名
匿名
8 時間 前

最近出てくる新能力、箍が外れたみたいに名前も設定もガバガバだな
あと武器も

匿名
匿名
9 時間 前

尾田先生は実際に麒麟と出会って夢を具現化する力を目撃したことがあるんだろう。それなら納得できるわ。

匿名
匿名
9 時間 前

全キャラ漏れなく酷い知能低下具合だが、加えて、無責任、無配慮、無計画な奴ばかりでまともな大人すら一人もいねぇ

匿名
匿名
10 時間 前

麒麟が巨大怪獣を出しまくって食料積んだコンテナを持って登らせればよくね?革命軍が襲ってきても他の巨大怪獣が守れば手を出せないだろうし。
食料が一定の高度に上がると爆発する能力者でもいれば別だけど。いるんだろそんな能力者が革命軍に。

むちゃくちゃむっちゃん
むちゃくちゃむっちゃん
11 時間 前

今週話まだ見てないけど、みんなのコメント見たら、なんでもアリのむちゃくちゃ回だったと言うことはわかったwww

とくめい
とくめい
11 時間 前

迫力出せるシーンがことごとく遠景なんよ。進撃の巨人の一巻の表紙みたいな絵を描くだけで、迫力出るのになんでやらんの。尾田のアシは1億契約のプロアシなんだろ。意見ぐらい言え

匿名
匿名
11 時間 前

消防の船がガイコツにワンパンされるシーンは呆れるほど糞だろ
巨人が船ごとワンパンされるほど巨大なガイコツだよ?その登場シーンを、あんな豆粒みたいなコマで済ますって…
そこで迫力出さずにどこで出すんだよw

ほんと大きさの表現がカケラもできてなくて笑うわ
尾田じゃなかったらボツどころかクビ、編集部出禁になるレベルで漫画として終わってる

匿名
匿名
12 時間 前

1143話感想、全てが小手先で浅慮でとにかく色々ダサ過ぎる
いや、マジで尾田さん、漫画家若しくはクリエーターとしての矜持はなくなったのか?
自分の名前でこんなダサい話発表する位なら、話思いつかなかったで締切ブッチ休載の方がまだ納得できるレベル

匿名あ
匿名あ
13 時間 前

見た目がまんま龍のカイドウはウオウオの実なのに
麒麟はリュウリュウの実なのか
リュウリュウにも幻獣種があるならカイドウもリュウリュウにすればよかったのに

匿 名
匿 名
13 時間 前

ギャバンとソマーズの見た目似すぎじゃない?
カラーになったら髪の色とか違うのかもしれないけど最初のギハハって笑ってる所、一瞬マジで混乱した。
今はまだいいけど、戦闘になってギャバンとソマーズがそれぞれ戦闘してる時に一コマだけ顔アップ連発したらこれってどっち問題多発しそう。

匿名
匿名
13 時間 前

人を眠らせる能力者と人の夢に干渉する能力者が別々にいるならまだしも「夢具現人間」が人を眠らせることもできるってなると便利すぎないか?

匿名
匿名
14 時間 前

てかイバイバも謎じゃね。
大体触れて傷つくレベルの棘がなぜ子供には刺さらんの?フワフワ周りに漂ってるならってどこに生えてるの?
ていうかサウロには見えないの?
あとその子供巨人だからね。クソデカい茨が生えてることになるけど、対象の大きさに比例して棘まで大きくなるの?絶対サイズのこと頭から抜けてるだろ。

匿名
匿名
14 時間 前

だから「夢具現人間」とか、そういう際限のない曖昧な能力を出すなよ!!!
まず麒麟と夢って関係あるの?神話を調べたらあるのかもしれないけど、それ普通の読者が分かるのか?
なぁ、マジで誰か止めろよこれを!!

てかイム様の夢の中から古代兵器取り出せるじゃんってなるけど。なるよね?やらない理由は何?
調味料の味はあるのにカロリーもエネルギーもゼロ?
食糧危機の言い訳でもしたつもりか?
大体眠らせたら都合良く「塩を思い浮かべる夢」見るのも意味分かんねぇから。
もうそれ作者の気分次第で、何時如何なる時も欲しいものを取り出せる能力じゃねぇか!!

それに夢からイメージを取り出すどころか、能力者側から眠らせて起こすのも自由って何だそれ?「眠らせる」単体で能力になり得る世界で何でそこまで出来るんだよ頭おかしいのか。
だったらわざわざ矢印でチンタラ誘導なんてせずに、💩の矢印鳥を複数体取り出して運ばせろよ。
出来ない理由がないよね?やる気あるの?
ん、そういや敵となるニカには空想の入り口があったか。もう終わりだね。

匿名
匿名
15 時間 前

麒麟の眠り属性への疑問やモヤモヤは割と多くの人が思ってそうですね。
今週のワンピのタグで感想見てると、ワンピアンチに思ってない人達も疑問持ってる感じのツイートしてた。
「ああなれたらいいなって人の進化の可能性」についても「なんでもあり感があって嫌」って呟いてる人もいたし。

匿名
匿名
15 時間 前

夢を具現化出来る麒麟?
はぁ?もう漫画描くのやめろ。
兵糧攻めとか食料問題とかどうでもいいだろ。巨人並の肉でも具現化しろや。

運子も媚びて気色悪い。

匿名
匿名
23 時間 前

明日は1143話だな。
多分冒頭は、ルフィが覇気でロキの攻撃を逸らしていて、
ロキ「この島を沈めるつもりで放ったのに、驚いたな」
ルフィ「ロキ!約束が違うぞ」
とルフィageの展開をするんだろうな。
そうでもしないと、ただのバカだもん、今のルフィ。

青167号
青167号
1 日 前

なべおつ氏が言いたい事
主人公サイド(麦わらの一味)目線で馴れ馴れしいキャラが出たり馴れ馴れしい展開が来ても滑るだけだよ

Last edited 1 日 前 by 青167号
匿名
匿名
1 日 前

チョイ見せ見たけど、手当てしろよクソ狸。

匿名
匿名
1 日 前

女ヶ島編まではルフィもカッコよかった。
やっぱエースの死あたりで色々おかしくなっていった感ある

匿名
匿名
1 日 前

ボーボボよりも会話のキャッチボールが出来ていない漫画、ワンピース(笑)

匿名
匿名
1 日 前

休載挟んだ2週間とはいえ、コメ数1.6Kは大台ですよ
相当ヤバい話だったんすねぇ〜

匿名
匿名
1 日 前

すごく的確でわかりやすくて面白い記事ですね!
すごく楽しませてもらっています!

ご指摘されているようにキャラが完全に死んでいますね…今までのキャラではありえない行動の連続で同じ人のマンガとは思えないです。ワンピースは読めば読むほど引き込まれていたのに、今では読めば読むほどやめ時を考えさせられます。ここまでひどいと尾田栄一郎という名前だけ使って別の作者が描いているとしか思えないですね。ストーリー的な問題はまだ100歩譲って許容できますが、これ以上キャラを壊すのだけはやめて頂きたいです。

Last edited 1 日 前 by 匿名
匿名
匿名
1 日 前

子供キャラが多すぎるわ
ゾロ編のリカとかアーロンに父親を殺された少年みたいに1つの章に1人で十分だろ
前半の海の子供キャラは物語を引き立てるいいキャラばっかりだったけど新世界の子供キャラはうるさいし足手まとい、邪魔な印象しかないわ

アゲピザ
アゲピザ
2 日 前

自演してる人しかいなくなった?

匿名
匿名
2 日 前

日付だけが更新されてるけどどこが更新されているのか記憶力の悪い僕には分からないでござるよなべおつタソ~

匿名です
匿名です
2 日 前

この人のブログは読んでないけど、ここのコメ欄は読んでる。
口調が荒い人が少なく、共感できることも多いのでね

匿名
匿名
2 日 前

既に「火を焼き尽くすマグマ」とか「何億ボルトだろうと雷が効かないゴム人間」とかワケわからん概念やったんだから、宝樹アダムの方は「火にも落雷にも強い最強の木」のままにして、ロキの鉄雷?の起こす雷の方を「威力すごすぎてアダムすら破壊して燃やしてしまう最悪の武器」みたいな設定にしとけよ
せっかくアダムの本体が出たのにまさか超絶ナーフされるとは思わんかったわ

( ;∀;)
( ;∀;)
2 日 前

エルバフ編だらだら観光するだけでマジでつまらんかったな…
緊張感のあるバトルもないし
この後追放されて島出ることになるんかな

匿名
匿名
2 日 前

作者…エルバフの静寂を破る男も本当はまだ考えてないんじゃないよな?

緑牛に捕まったという…ウィーブルみたいにいずれ読者に忘れられるぞ…

匿名
匿名
2 日 前

同じ奴が自問自答して何がやりたいんだよ?気持ち悪い。
文章の書き方が独特だからすぐに分かるんだよ。荒らしが目的で連投してるの?
いいねがほしくて薄い感想でワンピ叩いてるの?
どちらにしても今までのどんな荒らしより悪質だぞ。

匿名
匿名
2 日 前

最新巻のSBSで「なぜワンピースには縦長の吹き出しが無いのか」という質問に答えてるんだけど
多言語で読みやすくするためって言ってて片腹痛いわ
日本語の時点で文章おかしくて読みづらいのに何が多言語だよ イキるな

Last edited 2 日 前 by 匿名
ユーザー名
ユーザー名
2 日 前

ワンピースが面白かった頃のグッズで
麦わらの一味それぞれの海賊旗マークがあって、麦わらの一味が別の海賊旗を揚げるわけねえだろって苦々しく思ってたけど
今はそんなことすらどうでもよくなるほど
関係性も希薄で
物語も面白くないね

匿名
匿名
2 日 前

最近のワンピが微妙とは言え、エッグヘッドの最初あたりは冒険漫画特有のワクワク感があったんだけどな…

匿名
匿名
2 日 前

あーこれ分かったわ。
五老星、神の騎士団、イム様倒しても絶対最終回にならないわ。
多分次は宇宙政府との戦いでも始まるんじゃないかな。
宇宙になったら作者はガノタだから、好きなザクにちなんでthe 9みたいな組織が出てくるんじゃないの。

匿名
匿名
3 日 前

エルバフ。子供に平和教育してるけど考えがみんなバラバラ、ニカ信者の老人達の影響で今後の統率者となる後継者は育ってなくない?

アラバスタはコブラがしっかり纏めたし。土地問題、国家予算の限界…国が貧しい分、オアシスのルートをつなげて海賊の侵略で多くの犠牲も出た分苦しい経験は全員してるから問題ないだろうけどさ。

W7はアイスバーグさんがしっかり統率して島を立て直したから全員繋がってる。
エルバフは何も解決しないで終わりそう。それならかつての厳しいルールに基づいた戦争国家の方がマシだよな…

匿名
匿名
3 日 前

なべおつ氏はXのリプも見てない、ブログのコメ欄にも現れない
YouTubeのコメ欄も恐らく全部は見てない

これ、能動的に利用者が報告しても荒らし改善されないんじゃないの
忙しいのは分かるけど、この分だとしばらくは例のあの人が色んなツリーに絡みまくる状況が続く

こうなるとマジでユーザが頑張って無視するしかない

匿名
匿名
3 日 前

いちいち他作品で例えるな!比較するな!
そんな作品見てないわ
とか言いながら
「それこそこち亀は〜」って言ってる人いるよね

しかも自演してるのか、支離滅裂な文章なのにすぐいいねが付く

頭おかしいでしょ

Last edited 3 日 前 by 匿名
匿名
匿名
3 日 前

エルバフ編はグンコがニカ枠で矢印をウネウネさせてニカに変身します

匿名
匿名
3 日 前

マジで「戦いの神エルバフ」のエの字も出て来ないのヤバい
読めば読むほどリトルガーデン編のドリーとブロギーなんだったん?ってなる

「これが我々の結末ならば…エルバフよ!!あんまりじゃないか…なぜ戦いの中で死なせてくれん……!!」
「これは戦いの神、エルバフの下した審判だ。おれには加護がなかった」
「育ちも育ったり”島食い”…この怪物金魚め」「道は開けてもらうぞ…エルバフの名にかけて…!!」

こんな誇り高い奴らのいる村だからこそウソップは憧れたのに、酒飲んで長老シバいてドリー「うるへー!」って呼び捨てにするとか原作レ○プにも程がある

それに村と戦士の信じる神の名が同じっていう土着信仰の鑑みたいな設定だったのに、「実は太陽の神ニカを♡マークつけて崇めてました」とかあり得ねぇだろ

なんで原作者が原作読んでねぇんだよ

とくめいの
とくめいの
3 日 前

読者「宝樹アダムが火と雷に弱いと作中で言ってましたが、それ全ての木の弱点だと思うんですけど。宝樹アダムは高いだけの木ですか?」

尾田「サニー号に使われているアダムは1000年に1度伸びてくるとされるデーセーツンノスパー宝樹アダムの枝なんです。火も雷にも強いんです!」

Last edited 3 日 前 by とくめいの
匿名
匿名
3 日 前

普通なら「麦わらお前たちのせいで」って糾弾されてもおかしくないエルバフ編だけど
ニカ〜〜〜♡だから気持ち悪いんだよな

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