前回同様、今回も「簡易版」として「総評」と「気になった点」の箇条書きにしようと思っていたのですが、作画を引用しないと説明しづらいものが多かったので、今回はスクショと一緒にコメントします!
目次
1061話総評
「Dr.ベガパンクがついに登場した」という一点を除き、褒められる点が一つもないくらいにつまらない内容でした。
作画の雑さ、構図の単調さもさることながら、誰がしゃべってるのかわからない(誰がしゃべっても変わらない)ような無個性で記号的なセリフとリアクションの連続のため、「漫画」として楽しめる要素が全然なく、ほぼ流し読みで終了です。
ボニーのセクシーショットだけは喜ぶ読者もいるでしょうが、セリフが酷すぎて、心のない空っぽの(エロ要員)人形にしか見えず、せっかくの「最悪の世代」との邂逅というのに全くワクワクできませんでした。エロ絵でしか注目や評価を得られないなんてワンピースも堕ちたものです。。
1061話のつまらないポイント
1〜2コマ目の構図と視線誘導の不自然さ
「動き」が全く感じられない上、時間軸も位置関係も極めてわかりづらいこちらの1コマ目。
まず視線誘導がおかし過ぎて、何をメインに描きたいコマなのか全く伝わりません。「誰だあいつ!?」を読んだら、読者はすぐにコマの左側に目が動くというのに、なぜかコマの右側(時間軸としては“過去”)に向かって手を伸ばす一方、左側(“未来”)では画面奥に吹き飛ばされるチョッパーを掴んでいるという構図です。
これではルフィが「あいつ」に向かって手を伸ばす動きと、吹き飛ばされるチョッパーを掴む動きのどちらを描きたいのかがわかりません。
そもそもチョッパーのことは先週の時点で掴んでおり、読者にとって「過去」だというのに、なぜか「未来」の位置に持ってくるのもセンスがない。
普通に考えたらコマの左側(未来)の動きを見せるために描いている構図なのに、なぜか右側(過去)に向かって伸ばす手の方で「未来」を描こうとしているわけです。
もちろん右側が「過去」で左側が「未来」というのは絶対の法則ではなく、意図的に変えることもあれば、逆にすることで効果を発揮するシーンもあります。
しかしこのシーンではただわかりづらいだけで、何の効果も発揮していません。
読者は漫画を右から左に読んでいく、という大原則を忘れてしまったのでしょうか。
で、2コマ目では、先ほどコマの右側(過去)に向かって伸ばしていた手が、今度は左側(未来)へ伸びてボニーを捕まえます。
さらに3コマ目では、掴まれたボニーがしゃべり出しているのに絵では判別不能(ルフィも絵が潰れているため判別不能)で、
👆🏻なぜかチョッパーが大きく描かれます。
なぜ3コマ目にもなって、前回ルフィに掴まれて既に助かっているチョッパーの表情を描く必要があるのでしょうか。3コマ目をこの構図で描く必要性が全くわかりません。
ボニーがルフィに向かって喋ってるんですから、ボニーとルフィをメインで描くべきでしょう。
もちろん、3コマ目のチョッパーの表情と「!?」というリアクションは、ボニーの「怪物は!!?」というセリフや、実際に海面にいる怪物を見た反応として描かれている(前回よりも未来を描いている)ので、必要だという人もいるでしょう。
しかしその後にボニーの「ぎょっ!!」「まだいる──!! 下〜〜〜!!」「下見てー!!!」
という(薄っぺらい「SBSノリ」)リアクションと、
一味による「“下”見ろって…!!」という「説明」が入るんですから、「チョッパーが下の怪物に気づいた」リアクションなど完全に不要です。タイミングもおかしい。(そもそもボニーの絵を描かず、「助かっ…!! 怪物は!!?」とセリフだけで時間を進めていく描き方も酷い)
何より、コマの左側でルフィに掴まれるチョッパーの構図は、以下のように1060話で既に描いてるんです。
👆🏻ここでもルフィは潰れていて判別不能で、チョッパーの表情だけがわかる構図です。
この1060話と全く同じ構図かつ潰れ絵で面白みも一切ない手抜きコマを、なぜ1061話でも描く必要があるのでしょうか。(あぁ、作画の手を抜きたいからですよね。わかります)
こんなコマよりも、1061話で新たに助けられた上、セリフを発しているボニーをメインで描くべきではないでしょうか。
ちなみにいうと、1060話の上記シーンでは、ウソップも同じ構図・表情が2回描かれます。
どちらもルフィとチョッパーは潰れていてほぼ描かれていないという手抜き具合。もう絵を描く気ないでしょ尾田先生。。
では、1061話の冒頭はどのように描けばよかったのかというと、単純にコマの右側にチョッパーを置いて、左側(未来)に向かって腕を伸ばすように描けばよかった。
それだけで、少なくとも時間軸でのわかりづらさは解消されます。
あるいは、1コマ目は👇🏻のような構図にして、
画面右側にチョッパーとルフィがいて、ルフィが右腕でチョッパーを抱きかかえながら、左手を画面左側(ボニー)に向かって伸ばすように描けばよかった。
1060話で、手を伸ばしてチョッパーを掴むところまでは描いてるんですから、1061話はチョッパーを引き寄せて抱きかかえた後のシーンからで全く問題ありません。
右手にチョッパーを抱えて(チョッパーの顔をきちんと描いてルフィに助けられたことが伝わるようにして)、左手でボニーのいる奥(未来)に向かって手を伸ばす描き方のほうが、ずっとわかりやすく、スピード感や緊迫感が出るシーンになると思いませんか?
不自然極まりない「説明セリフ」のオンパレード
1コマ目の「誰だあいつ!? 海から飛び出してきた!!」という「説明」から始まり、その後も説明セリフのオンパレードで話が進んでいきます。
「着水するぞ!!!」
「転覆するぞー!!!」
「砲撃!?」
「海流が速すぎる 浮上できねェ!!」
「海賊島だぞ!? 四皇黒ひげのアジト!!」
「通称“ハチノス”だ!!」
等々。
自然な会話や絵を通して話を進めることが全くできなくなってしまいました。
👆🏻このコマなんて「海流が速すぎる」という「説明」がなければ、海流が速いことなど全く読み取れません。どう見ても穏やかな海流にしか見えないでしょう。
もっというと、海流なんかより船体がひっくり返ってることの方がよっぽど浮上する上で問題だというのに、なぜクルーたちはそこに触れないのでしょうか。
「まずい 船体がひっくり返っちまった…!! これじゃ浮上できねェ!!」というセリフのほうがよっぽどこのシーンに合うリアクションではないでしょうか。
1061話で最も不自然極まりないのは、
「何だありゃ!! サメ!? デカすぎな上に…鉄!?」
というゾロのセリフです。
「海から現れたのは鉄でできたサメで、サイズはめちゃめちゃデカいです」と言葉で説明しているわけですね。小学生でもこんな幼稚で不自然なセリフ吐かないでしょう。大きさは先に絵で描いているんですから「デカすぎな上に…」なんて説明は明らかに不要です。
また「○○な上に」なんて説明的で文語的な言い回しを日常生活のリアクション(ツッコミ)で使う人もいないでしょう。そんな言い方をしたら不自然すぎて確実に空気が凍ります。つまりこのシーンのゾロは、リアクションでスベっているわけです。
そもそもこの程度のサイズ感の動物や巨人や海獣なんてこれまでいくらでも見てきてるというのに、今更「デカすぎ」なんて言葉が出てきますかね。どう見ても海王類より小さいでしょう。
「何だありゃ!! 鉄のサメ…!?」とか「何だのあのサメ!! 鉄でできてんのか…!?」とか、「何だあのバカでかいサメ…!! 鉄でできてんのか…!?」とか、何なら「何だありゃ!!」」だけでいい。
水面化に白目の巨大サメがいる絵は久々に怖くてスリルを感じるように描けていて、
グランドラインのこれだけ終盤に入っても、まだ新たしい危機やスリルの展開を描けるのはすごいと思ったものですが、
その後一気にポップなデザインにしてしまって台無しです。
もっと恐怖を煽るデザインにしておけば、多少なり緊張感やピンチ感が得られたでしょうに。もったいない。
アシスタント任せの手抜き作画の連発
サニー号の新システム(船底「脱兎」)の初披露シーンだというのに、丸々アシスタントに描かせる手抜きっぷり。
この5コマで尾田先生が描いているのは、海と水しぶき、吹き出しの中の手書き文字とフランキーのアップだけ。「絵」としてはフランキーのみです。
5コマもほぼアシスタントに任せるなんて…「絵を描くことが大好き」な尾田先生からは考えられない判断です。
もう「いかに絵を描かずに済むか(作画時間を短縮するか)」を最優先にコマ割りや構図を決めてるとしか思えないんですよね。
映画の宣伝で忙しいからですからね。なんとしても興行収入200億円に到達させたいんでしょう。
映画の宣伝のためのカラー描き下ろしが最優先となった結果、原作のクオリティがどんどん落ちていく。コアなファンや信者が何度も足を運ばざるを得なくなるよう、何度も何度も尾田先生の描き下ろし特典を追加してくる。
描き下ろしが一番数字が動くのがわかっているから、200億という記録のためになり振り構わず特典を追加してきます。
原作の作画がこれだけ荒れているというのに、映画の宣伝目的でジャンプの表紙や巻頭カラーまで描き下ろしをさせまくる。
もう作品そのものの質よりも、ワンピースビジネスにおける「数字」しか見ていないのは明らかです。
ワンピースをただの「金になるコンテンツ」として消費しまくり、尾田先生を酷使しまくる編集部には怒りと嫌悪感しか湧いてきません。
サイズ感が読み取れない程の作画力の劣化
ほぼ自分で絵を描かずに原稿を進めているためか、サイズ感がバラバラで何が起きてるのかパッと読み取れないシーンが多発しています。
たとえば以下のシーン。
👆🏻このシーンを読んだ時、一瞬先ほどのサメとは別のサメが登場したのかと思ってしまいました。それくらい、最初のシーンのサイズ感からは考えられない描き方になっているからです。普通のサメのサイズにしか見えないのは私だけでしょうか。。
以下のシーンも同様で、サニー号との最初のサイズ差が全く伝わってきません。
さっきまで👇🏻こんなに差があったんですよ?
せっかく巨大ザメを描くことでスリルを得られたというのに、その後即座にサニー号と同じくらいのサイズ感にしか見えなくなるため、迫力もピンチ感もない上、そもそも「さっきのサメとは別物か?」という引っ掛かりもあるため全然気持ちよく読み進められません。
ここにさらに、サイズ感不明のロボットが登場します。
サメの背後に登場したコマではほぼ同じ大きさにしか見えないのですが、殴るコマではサメの方がだいぶ大きく描かれています。
で、海を上がってくるとこのサイズ感。
サニー号を持ち上げられるくらいの超巨大ロボットでした。
大きさの差を正しく描けていない上、シーンも飛び飛びなので、毎回頭の中で「このキャラは誰だ?」と一考するストレスが発生します。
最初は
・サメ>>>>>>>>サニー号
で描いておいて、すぐに
・サメ>サニー号(なんならサメ≒サニー号にも見える)
となって迫力を失い、今度は
・サメ>ロボット(サメ≒ロボットにも見える)
を描いて、最後に、
ロボット>>>サニー号
となるのです。
こんなにサイズ感の伝わらない尾田先生の作画、今まで見たことがありません。
どこまで漫画を描く能力が衰えてしまったんでしょうか。。
ボニーが「説明台詞」しか吐かない
ルフィと「最悪の世代」との絡みは一つの楽しみではあるので、このタイミングでボニーを登場させ、行動を共にするという展開はとてもよいと思います。
これまでくまに対して散々意味深なリアクションをしてきていたので、ようやくその関係性が明かされていくのでしょう。
それだけに、ボニーが説明セリフしか吐かず、命を吹き込まれることなくただのエロ媚びモブ要員のような描かれ方をしていることが残念でなりません。
まずこのシーンの「“敵”だ」というセリフがいらない。単なる言葉による「説明」に過ぎない上、何の意味も持たないからです。
どうせこのあと行動を共にして、仲間とは言わないまでも敵対することなく仲良くやっていくんですから、この時点で、しかも文脈無視の不自然な流れで「敵だ」という上っ面の自己紹介をすることに何の意味もありません。
そもそも海賊同士で自分が「敵」だと言葉で伝えることに何の意味があるのでしょうか。今ここで「敵」だと伝えるのであれば、今すぐにルフィを倒しにかかれよと思ってしまいます。
「敵」だからなんだというのでしょうか? ものすごく表面的な情報説明だと思いませんか。
「助けてくれたのは…ありがとう」としおらしい一面を押し付けてくるのも鬱陶しい。美人で気の強いだけ部分ではなく、可愛げや優しさもあることを描いて読者の歓声を得たいだけ。ボニーは「助けてくれたのは…」なんて間をあけて含みをもたせるようなキャラじゃなかったでしょう。。
「敵だと言いつつ、ちょっと躊躇いながらもお礼を言うボニーちゃんのツンデレ具合最高!! 可愛い!!」とでも言って欲しいんでしょうか。。
「あたしはボニー お前らと仲良くする気はねェが 助けてくれたのは礼を言う ありがとう」のように、自分の信念に沿ってためらいなくスパッと言い切るほうが(ギャルっぽい)ボニーらしく、自然なセリフではないでしょうか。
「お前 あたしを知らねェの!?」「“最悪の世代”って言われて 名前並んでたんだけど!?」も鬱陶しい。そんな感嘆符付きのテンションで聞き返すようなことでしょうか。もっと落ち着いて会話しろよ。。
(ルフィ:「それでお前 誰なんだ?」)
ボニー:「あ? お前あたしを知らねェのか? “最悪の世代”って言われて 2年前のシャボンディ諸島にいたんだよあたしも」
ルフィ:「あーお前も最悪なのかー!!」
ボニー:「テメェらだろ最悪なのは!! あの時は散々な目にあったからな 次会った時は絶対仕返ししてやろうと思ってたんだが…とりあえず助けてくれたのは礼を言う ありがとう」
くらいが自然な「会話」ではないでしょうか。
「仕返ししてやろうと思ってた」というセリフによって、「敵である(味方ではない)」というニュアンスも伝えられますし、なぜ「敵対心」を持っているのかの説明にもなります。
きちんと相手の言葉を受けて、自分言葉を発するから「会話」になるのです。それぞれが言いたいことを一方的に口にするのは独り言であって「会話」ではありません。
また次のセリフも違和感バリバリです。。
なんでこんな、普通の会話では絶対に発さないような不自然なセリフばかり吐かせるのでしょうか。。キャラクターが自分の意思で、自分の言葉でしゃべっているように全く見えません。全員がずーっと独り言ばかり吐き続けるんです。
「普通の会話」であれば、「あの手配書何なんだ? 髪白くなったのかと…」と間をおいた時点で、ルフィがしゃべりはじめるはずなんです。「新聞も騒いでたぞ?」まで一息で言わせたいなら、「髪白くなったのかと…」なんて独り言を挟んで、相手のリアクションを待つような間を作るべきじゃない。
「あの手配書何なんだ?」と質問され、「髪白くなったのかと…」と間を置かれているというのに、なぜルフィは質問に答えずボニーの次の言葉を待つことができるのでしょうか。
ボニー:「あの手配書の写真何なんだ? 新聞も騒いでたけど 髪白くなってたよな」
ルフィ:「あーあれはおれが自由になった姿だ!!」
くらいが普通の会話でしょう。
もしくは「お前の手配書 何なんだあれ 髪白くなってたけど」とか「お前 手配書の写真髪白くなってたけど あれ何なんだ?」などです。
その後の
「お前らの仲間は? どうなった」
「何とかなったろ!! ししし」
「海峡のジンベエもマジでいるし…」
も不自然が過ぎる。絵を描かずに文字だけで情報を伝え、話を進めようとするから退屈でつまらない描き方になるんですよね。
このやりとり自体丸々不要です。こんなどうでもいい蛇足会話を文字だけで続けさせるくらいなら、「あーあれはおれが自由になった姿だ!!」「…何だそれ」なんて中途半端で意味不明な濁し方しないで、ボニーにもっと深掘りさせて(読者全員が疑問に思ってる)ギア5のルフィについて説明させたり、その手配書を見た周囲の人たちの感想について伝えたりすれば意味のあるシーンになるのに。
「何とかなったろ!! ししし」
「海峡のジンベエもマジでいるし…」
どんだけ不自然で無意味で薄っぺらいセリフなんでしょうか。。
ボニーの不自然セリフはまだまだ続きます。
もう読んでいるとその劣化具合に失望していくばかり。。
「おい無知ヤロー共 メシ屋なんかねェぞ!?」
このセリフを「不自然」だと思わない人っているんですか…?
目的語がないし語呂もリズムも悪いしテンションもおかしいし「ねェぞ!?」と疑問符をつけるのも意味不明だし「💦」と「💨」が同時に出ているリアクションもおかしい。
とてもボニー自身が吐いたセリフとは思えません。
「お前らどんだけ無知なんだ ここにメシ屋なんてあるわけねェだろ」
くらいが自然なセリフでしょう。そんな空気じゃないのにいちいちハイテンションで叫びツッコミをさせるからキャラクターがずーっと空回りしてスベってる感じになるのです。
「ここは政府の島だ…!! 教えてやる」も酷い。この絵のまま言わせてるのが尚更酷い。
「絵とセリフ」を同時に考えてるのではなく、セリフ(伝えたい情報)を決めてから、できるだけ絵を描かずにその情報を詰め込もうとしているとしか思えません。
ここでは、次のコマの出だしを「エッグヘッド」!!(ドン!!!)にしてインパクトを出したいから、直前のコマに「教えてやる」なんて丁寧(で不自然)な前フリを入れたんですね。
だから尾田先生の作意しか見えず、ボニーが自分の言葉でしゃべっているように思えないわけです。
普通のセリフであれば、以下のようになるはずです。
「お前らどんだけ無知なんだ ここにメシ屋なんてあるわけねェだろ!! ここは世界政府管理下の島 『エッグヘッド』!! “500年後の未来”と言われるDr.ベガパンクの研究所がある島だ」
その後のルフィ達のリアクションも酷い。。
「ベガパンク──!? ∑(゚Д゚) 知ってるぞ名前!!」
なんでこんなにやかましいテンションでしかキャラクターを描けないのでしょうか。
「知ってるぞ名前」もセリフとしておかしい。
「ベガパンク…!! 知ってるぞそいつの名前!!」とか、何なら「!!?」だけでいい。
「『エッグヘッド』!! “500年後の未来”と言われるDr.ベガパンクの研究所がある島だ」
「!!?」
で終わらせて余韻をもたせたほうが、よっぽどインパクトが出て印象的なシーンになったはずです。読者は「ついにベガパンクのいる島に来たのか…!!」とか「ついにベガパンクが登場するぞ…!!」と期待と余韻に浸ることができたはずです。
それを
「ベガパンク──!? ∑(゚Д゚) 知ってるぞ名前!!」
「あたしはそいつに用があんだよ!!」
なんて蛇足によってその余韻をぶち壊してくるんですから堪りません。
ベガパンクも「説明台詞」しか吐かない
最後のベガパンクのセリフも独り言のテイをとったただの「説明」の羅列です。
特に「食ってしまえば金品が残らない…プログラムミスか…」を挟むタイミングが酷い。
読者に向けた「説明」のためだけの独り言になっています。
「さっきの鉄のサメはベガパンクが作ったもの(メカシャーク)で、ベガパンクはそいつに『偵察』『報告』『砲撃』までを命じていたのだが、プログラムミスからか船ごと食おうとしたため、巨大ロボで止めた。なぜなら食ってしまったら金品が残らないからである」と説明しているわけです。
第三者に聞かれていることを意識しながら吐く独り言ほどダサくてイタいものはありません。
「いやはやまた失敗か…..どうして生物の欲は制御できない 食ってしまえば金品は残らん またメカシャークのプログラムを書き換えなければならならんな」
くらいが自省の言葉として自然な独り言ではないでしょうか。
「偵察」「報告」「砲撃」を命じたことまで伝えたいのであれば、
「また失敗か…..ヤツには『偵察』『報告』『砲撃』までしか命じていないというのに 食ってしまえば金品は残らん またプログラムを書き換えなければならんな」
くらいが許容できる自然なセリフでしょう。
というより、自分が改造した生き物(飼い慣らしてる生き物)なら、食ってしまっても腹の中から金品を取り出せばいいんだから問題なくね? と思ってしまいます。「砲撃」して海に沈ませてしまった方がよっぽど金品の回収が大変ではないでしょうか。。
まとめ
というわけで、1061話は尾田先生が描いているようには思えない、作画もセリフもツッコミどころ満載のクソつまらない1話でした。
次回以降は、しばらく作画の引用せはせず、更新ペース優先で箇条書きだけで公開していこうと思います。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
ボニーがエッグヘッドに1人できたというのも航海の難易度ってどうなってるの?と思いますね。バルトロメオとかもそうですが割と誰でも航海できるのを見るとサニー号の船としての凄さもナミの航海知識や感覚も全て茶番に見えてしまいます。
なんかこの記事を読んで、分かりやすかった!もうオワコンやわ
やっば
単純に話読んで「楽しかったー」でいいのに
コソコソこんなサイトまで立ち上げて
ネチネチ不満ばっか連ねるとか終わってんなー
なべおつ4ね
ブログの意義や荒らしについてなべおつさんや皆さんの思いが聞けたことは良かったです。
本当にワンピースが好きだったからこそ、現状を嘆いているからこ、皆さんが一生懸命に思いを綴っているんだと再確認しました。
そして、またここに来る方も初めて見る方も、躊躇せずワンピースに対する思いの丈を書いて貰えれば良いな、と思います。
自分も、ネガティブな反応が主とはいえ同じ思いの人が集まっているとある種救われる気持ちがあるので、いい場所だと改めて感じました。なべおつさんの豊富なボキャブラリーで「そうそう!」となったり、コメント欄で共感し合える所が好きです。
読書感想文みたいな文章になりました。
コメント欄について書いた者です。
皆さま、それぞれの考えを書いてくださってありがとうございました。
このブログのコメント欄は今のONE PIECEに不満を感じ、且つ今のONE PIECEを好きな人の邪魔はしないように棲み分けするために作られた場所(避難場所)であると解釈させていただきます。
スレッドが長くなるとコメント欄が細くなりすぎて読めなくなってしまうので、こちらに投稿します。
https://onepiece.nabeotsu.com/egg-head/1061/#comment-1231
上記「名無し」さんに対する返信です。
あなたのコメントは見ていて不快ですし、「会話」や「議論」ができず(する気がなく)人を揶揄することしかできない人間はこのブログにとって不要であり有害ですので、今後あなたのコメントはブロックさせていただきますね。
しかし、ただブロックすると、恐らくあなたのような方はアカウントを変えてでも異常な固執を見せながら嘲笑コメントを残し続けてくるでしょうから、以下長文とはなりますが、あなたの数々のコメントに対してお答えした上でブロックさせていただきます。
まず、まるでご自身が「まともな大人」であるかのような立場を取られていますが、「w」をつけて嘲笑コメントを残すだけで議論を放棄し、あたかも自分が達観した立場からマウントをとれてると勘違いしてる人間のほうがよっぽど「異常」であることをご自覚ください。
他人の行動を揶揄する前に、まずご自身の行いを省みて「まともな大人」として胸を張れる行動をとってみてはいかがでしょうか?
少年の読解力や感性をあなたの思い込みと偏見で勝手に侮り、間接的に「少年漫画」を見下しながら、想い入れを持った作品への(批判的な)感想を述べる人たちを嘲笑するコメントを残し続ける人間が「まともな大人」を語るなんて鼻で笑ってしまいます。
あなたがこの場で嘲笑している行為と全く同じ行為を、あなた自身がやっていることに気づかないのでしょうか?
完全にブーメランだというのに、何を自分は「まともな大人」として達観した立場から意見を言えていると勘違いしているのでしょうか。
幼児向け絵本が原作のアンパンマンを、「少年漫画」議論の引き合いに出してくる筋の悪さからしてお察しです。アンパンマンの対象年齢調べてみてくださいね。
ちなみにいうと、幼児向けアニメのアンパンマンであっても、キャラクターが心を持たぬ人形のような、作者の作意しか感じない異常なセリフなど発していません。アンパンマンはアンパンマンの世界の中で、きちんと各々が心をもったキャラクターとして、自分達の言葉でセリフを発しています。ポケモンも同じです。この議論の本質はそこではありません。
今のワンピースは「キャラクターが心を持たぬ人形のようなセリフしか吐かなくなってしまった」と批判しているのが大元の議論ですので、あなたの言っていることは完全に的外れで論点がズレています。
もっとも、あなたがこの場で言いたいことは「(少年向けに描かれた)少年漫画を、いい大人が長文で批判しているのが異常である」ということでしょう。
その点は、あなた自身が全く同じ行為をしている時点で「お前が言うなww」でおしまいです。これ以上会話をする価値もありません。
あなた自身が同じ行為をしているのに、それを嘲笑するコメントを残したところで、誰の耳の届くこともなく、全てそのままあなたに返っていることに気づいてくださいね。
自分自身を嘲笑したいだけなら、ご自身のブログかSNSかご自宅で一人でやってください。
「怖いもの見たさ」で閲覧にくることは自由ですが、これ以上コメント欄が荒れることは運営者として許容できないので、あなたのコメントはブロックさせていただきます。
↓のコメントへの返信だけど、皆に読んで欲しいのであえてこちらに残します。
(以下返信)
別に賛成意見に誘導されたわけでも無いし、批判意見もあった。自然とこうなっていったものだと思ってる。
最も、よく批判として挙げられるのが「嫌なら読むな」や「じゃあなぜ読み続けてるの?」とか(散々議論されてるのでここでは割愛する)だから、いいねの数は『賛と否の人によってそもそも視点が違う』という事なんだと思う。議論において、いいねの数の暴力が気にくわないと言うけれど、否の人からしてみれば、盛り上がってる界隈そのものが数の暴力に見えるのよ。
だからこうして避難所的な場として、ここを利用している人は住み分け出来ていると感じるよ。
論点がずれたかも知れないけど、議論といいねの数なんてTwitterでもYouTubeのコメント欄も同じ。そういうシステムはメジャーでどこにでもある。それがここにもあるだけの話。
あとその好き嫌い.comはよく知らないから調べたけど、なんというか、そもそも好きな人はわざわざ「ワンピース 好き」なんて調べなくても、あちこちで同じような意見に出会える。でもここは「ワンピース つまらない」で調べたら出てきたって人が多いし、実際そうコメントしているから、ここはそういう場所だと思って貰う方が皆のためになると思う。
なので、全肯定の人か変人かが集まるのは環境のせいでは無くて当たり前のことなんだ。
同調する人はいいねを押したりコメントを残すし、ワンピースを好きな人は、嫌悪感を抱くだろうから大抵ブラウザバックするよね。それでも噛みついてコメントを残す人は自ずと、そういう人になる。
最後に、人格否定がダメなのはその通り。
でも擁護では無いけど、皆は好きだったものの印象が変わっていくことが辛いんだよ。その中で尾田先生を批判して、強い言葉を使う人も居るのは確かだね。
このブログ、記事は参考になるしあくまで個人の意見だから何も言わないけど、コメント欄が好き嫌い.comみたいで怖い。話題の作品を批判するブログ故かちょくちょく無駄な論争が起こってるみたいだし、人格否定のようなコメントも発生してる。いいね機能も個人の感想に対して使うだけなら問題ないけど、論争で使うと数の暴力みたいになるからいい気がしない。
ナンパ指南のブログでここのブログ開設を告知してる記事に「賛否両論、どちらも待ってる」って書かれてたけど、こんな環境じゃブログ全肯定のコメントと変な人しかこない。
サンジの声優と作者は仲が悪いそうで最近のサンジ不遇は声優さんが文句言ったからだとか…
そんな噂があります。
なべおつさんは誰か、例えば友達に「お前ワンピース好き?」と聞かれたら何と答えますか?そして、ワンピースが好きと言っている友達がいたとしたらその事についてどういう印象を抱きますか?
絵も好きだし、キャラも好きだし、展開も面白い瞬間があるから読みたいんだけど、すべり過ぎていて、共感性羞恥で読んでいられない…。
堂々と好きと言える漫画に戻ってくれ…
作者が言わせたいことや、やりたいことを状況に応じてキャラクターがやってる感じね。
ウソップとかロビンの過去知ってるハズなんやが…。
エッグヘッドてか鳥頭だよ麦わらの一味は。
1066話もガッカリですね。
ロビン然り、女は泣けば感動を誘えるとでも思ってるんでしょうか?一味のベタベタした感じとか正直胃もたれするんですよ。
大切なのは分かったからどいつもこいつも頭に浮かんだこと口にするな。野望で無粋で失礼だよ。相手の意図をまず考えるべきでしょ。
それにオハラの書物は膨大で、あそこは世界の叡知が集った場所のはずなのに、侵入者のサルベージすら見逃す海軍の無能ぶり。…というか海軍は描かれてすらいないですよ。
そしてナミの台詞に「アツいんだけど!」(やるじゃん!カッコいいみたいな意味合い)ってありましたが、もうね酷い。そのキャラを他のキャラに褒めさせたいのは分かるが、何で言っちゃうかなぁ。
キャラをどう見られたいか気にしすぎでしょ。いつぞやのクロコダイルの知力・統率力のくだりもそうですが。そんなもん読者がいくらでも言ってくれますよ。
全体的に最近のワンピースは野暮で低知能すぎる。何でもかんでも、まるで読者にこういうシーンですよ~と教えてるような台詞ばかり。
そして、「ある島」「とある王国」…いつまでも考察者にヒントを与えるみたいににチラつかせて結局何も分からない。
そもそもエニエスロビーで旗撃ち抜いた奴らが消される~!!って。これは今さらそんなこと言ってますってギャグでしか通用しない言葉ですよね?(笑)
いちいち冷めるから没入出来ない。
いつもお疲れ様です。
やっぱりジャンプの編集部は尾田先生に仕事増やしすぎだと思いますね…
ベガバンク「バスターコールはオハラの勝利だ」
ロビン「(;▽;)」
ナミ「何ロビン泣かせてんのよ!!」
フンラキー「許さねぇぞベガバンク!!」
ナミとフランキーって知能指数どうなってるの?
こいつら紛いなりにも一味では頭脳派の仲間だよね?
ウソップにしても「オハラのこと知ったら消される!」って慌てたけど
いやそもそもお前海賊で懸賞首(しかも四皇の一味)なんやぞ
そんな秘密知ろうが知らまいがどっちにしろ狙われる立場に変わりないやろ
あと、海軍「なんか本いっぱいあるけど価値わからんしほっといてええか」
これマジでご都合主義すぎてドン引きしたわ
登場人物全員アホにしなきゃ漫画書けないのか?
本気で漫画家としての才能が枯れたんだなって思った
なべおつさんが批判すら書くモチベーションが沸かない気持ちが理解できた
作者が真面目に書く気ないんだからこっちも真面目に批評することすら馬鹿らしくなるわ
この話とは関係ないので恐縮ですが…。
みなさん、映画「ONE PIECE FILM RED」はご覧になられましたか??
先日、映画の冒頭数分間がTV放送されたり国立競技場でCGライブをしたりと大きな盛り上がりを見せていますね。
「ウタ最高!」と述べている方もチラホラ見られまして、やはりシャンクスの娘というだけあって最高のキャラクターなのでしょうか??
みなさんの感想をお聞きしたいです。( ´ v ` )
「砲撃して海に沈んだ方が回収が大変」
正論すぎて笑いました。
自分のベガパンクの案としては
「生物の欲というのはプログラムではなかなか制御できない…砲撃に留めておくようにプログラムしておかなくてはな」とか
「生物の欲というのは制御できないものだな…食ってしまえば金品を奪えないではないか」
そして後の話で
「あのサメは私が作ったものだ。『偵察』『報告』『砲撃』を行うサメのサイボーグ。その後生物の性か捕食まで行おうとしていたがな…」
とでも付け加えればいい。
あの尾田先生がいかに絵を描かずに済むかを優先してるなんて考えたくもありませんが、、
その割に大勢のモブは描くので、「下描きなど気合いを入れて描かずに済む」モブや豆粒一味や後ろ姿やギャグ顔を優先しがちなのかもしれません。
キャラの比較的まともなキメ顔がいまいち決まってないと思うことが増えました。
そろそろツッコむのも疲れてくる頃かと思いますが更新楽しみにしておりますw
せっかく一味が集まってたので一瞬でバラけて笑いました…
もう皆で行動する描写を描けないんだろうか…
個人的には、週刊連載はただでさえ過酷ですので作画の乱れはしょうがない部分もあると思ってます。
でも問題はそこではなく単純に話が面白くない…
満を持して登場したベガパンク関係なのに…
とにかくテンポが悪い
毎回アニオリを見てる気分になります
近年のワンピースは最後の1ページだけ見とけばいいかなと思ってしまいます…
本誌を買った上で読んでるが、こっちに金払ってる方がマシなレベルだよね。
劣化に気付いてないならそれは仕方ないけど、手を抜いてたり、自覚があるなら読者をなめてるとしか言えない。最も、現状でも有り難がってる奴らがいるから悲しくなるけど。
どのまとめサイトでも内容じゃなくて、突飛な考察か「あのキャラ可愛い」とかばっかりだし。伏線スゲーなんて言うけど、正直ほとんど馬鹿が深読みしてるか過大評価だよ。
単純に長い連載期間で散りばめたそれっぽいモノの辻褄を合わせてる事の方が多いと思う。
お!ワンピース1061話きたー!
厳選された台詞、無駄のない描写、しかも今回は作画付き!
やっぱりワンピースは面白いなー!最高!
え?
週刊少年ジャンプでやってるワンピース?
あれは同人誌か何かじゃろ?
なんであんなにカイドウとの戦いでは引き伸ばしてたのに今度は必要な部分さえ省いて一気に進めてるんですかね
あ、絵を描くのがめんどいからか
更新ありがとうございます。
2年後のキャラデザ変更からずっと不満が残りつつもまだ楽しく読んでいたところワノ国のあまりの支離滅裂さで一気に冷めました。
漠然とした同じ不満をここまで理路整然と説明されててすごいです。
映画を仕掛けたおかげで世間の不満がなぜか有耶無耶になり一気に手のひら返しの歓迎ムードになりましたね。
自分もそのお祭り感にちゃっかり乗せられて大手まとめサイトとかをよく読んでたです。
最初はみんなの盛り上がりを楽しく見ていたんですが、長期スパンで全く同じ会話しかしていない強烈な不自然さに気づきました。
その話、そのリアクション、その流れ何百回したら気が済むんだよというのが多すぎるんです。
ここでこの話題で、スタンスは毎回同じ一方方向で、とまるでAlが生成した会話みたいでいっそ恐怖を覚えるほどなんです。
そこに気づくほど大量に見た自分も相当な暇人ですが笑、「ああ、これら世間の反応らしきものは企業単位かアフィや信者などの個人単位かしらないけど、完全に少人数に操作されて扇動されてるんだな」と気づいたらバカバカしくなりました。
バスターコールの例や最近のワンピースカードの乱痴気騒ぎを見ていてもワンピースの周りにはつねに昭和の電通臭がつきまとっています。
まだ作品自体に愛着はあるんですがこういう時代錯誤な欺瞞のパワープレイとそれに反比例する作品自体の質の低下をまざまざと見せつけられると本当に辛いものがあります。
上記の理由からこういう話をできる場所がいよいよなかったので、貴重な場を提供してくださり本当にありがとうございます。
更新お疲れ様です。
いつも楽しく拝見しております。
なべおつさんが何度も触れてらっしゃいますが本当に先生は漫画が下手になりました。。。
絵には迫力がなくわかりにくく、バカ騒ぎに終始して話にメリハリがない。。
今回何より悲しかったのが、私もいいなと思ったあのサメの口が水面から迫るシーンがMEGというサメ映画のポスターそっくりなこと。
別にパクったとまでは言いませんし、アーティストが何かからインスピレーションを得たり、参考にすることはあって当然だと思います。
でも迫力のあるコマに限って元ネタがちらつくのはとても悲しいです。
オリジナリティが感じられて迫力のある絵は久しく見ておらず、迫力を感じられるものも過去の先生の構図の焼き増しだったりするのが残念でなりません。
お忙しいとは思いますが、次回の更新もお待ちしております。
最近夜は冷えるようになりましたので何卒ご自愛ください。
更新お待ちしておりました
メカシャーク初登場時の大口を開けているシーンはセンスある構図でしたよね。
だからこそ「恐え〜!!!逃げろ!!逃げろォ〜!!!」がノイズ過ぎます。
もうとりあえず喋らせておけって感じなんでしょう。
だからこんないい絵を台無しにするようなセリフ書いちゃうんだと思います。
あとルフィにギア5に変身した事について最初に質問するのはボニーではなく一味の誰かにさせるべきだったでしょう。
そら未来島に着く前に船でそういう会話してるのは想像つきますけど、そういうのちゃんと書いていかないと、どんどん一味の仲間が空気化していく気がして心配になります💦