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一応現在も読んでいますが、2年後以降は下記の理由でかなり冷めた理由で惰性で読んでいます。
私は、主人公周辺(一味及びコビー、ロー等)の主人公補正が強すぎるせいで、一気に冷めていきました。
主人公補正というものは、物語にありがちなことですし、それ自体はやむを得ないことだと思います。しかし、航海たった2年で四皇、世界最強クラスになったこと、及びその異常さに周りが触れないことが、気持ち悪いです。
メリー号40日大破設定は、尾田先生が監修したビブルカード等から逆算したものなので、無視できないものだと思いますし、仮にそれを無視したとしても、2年で四皇はやはり納得できません。他の大海賊の航海期間や年齢との整合性が全くとれておらず、「ルフィは天才」で済ますとしても、それならそれで、周りが触れないことが不自然極まりないです。
他の漫画を例に挙げれば、ドラゴンボールは強い敵と戦う度に修行時間をしっかり設けたり、時間の流れを描写できています。スラムダンクでは、桜木がバスケ歴3カ月で成長したことについて、逐一相手チームが触れています。ナルトもやや成長は早いですが、修行描写はしっかり設けておりますし、第四次忍界大戦で最強クラスになったのも、クラマと協力できるようになれたこと、六道仙人から力を授けられたこと等、納得のいく描写もあります。また、火影になるのは20代後半ですし、忍になってから少なくとも15年以上経っています。
このように、強さ、成長の説得力や裏付けが曖昧なまま、主人公補正のみで最強クラスになる漫画はどうしても冷めてしまいます。ちなみに、ここでいう説得力や裏付けとは、あくまで作中におけるリアリティから判断されます。
ロジャーが海賊王になるまでに費やした約25年や、幼少期から海賊王の船で海賊をやっていたシャンクスが33歳で四皇になったこと等から、主人公周辺の補正が強すぎるという意味です。