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匿名により2日、 20時間前に更新されました。
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なべおつ
キーマスター「頂上戦争編」、私は肯定的でめちゃめちゃ面白かった派なのですが、エースが死ぬ展開に納得できなかったという方も結構多いようです。皆さんのお考えをお聞かせください。
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DO
ゲストエースの死に関してはルフィとエースはどういう関係だったのかをしっかり描写しておくべきだったと思っています。エースの死まで特に大した描写もなく死後そのような描写をしても感情移入できる読者はあまりいないのではないでしょうか
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なべおつ
キーマスター個人的にはエースとルフィの関係性はアラバスタ編でのやりとりや、スリラーバーク後のセリフなどから伺えたので、エースが死んだことに対するルフィの悲しみや喪失感についてきちんと感情移入できたのですが、確かにもっとしっかり(具体的に)描いて掘り下げておいて欲しかった、という読者さんも多いのかもしれませんね💦
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A
ゲストストーリー全体は面白かったですしエースの死に場所もあそこで良かったと思っていますが、「大切な人を馬鹿にされると引き下がれない」というエースの性格がそれまで描写されていなかったので、赤犬に食ってかかった結果……という展開には強引さを感じました。
エースの性格は白ひげの制止を振り切ってティーチを追いかけた時点で描写されていたというご意見もあるかもしれませんが、私は「自分の隊のメンバーが家族殺しという大罪を犯した」「エース自身も万全の状態だった」ティーチ追跡時点と「そもそも敵である海軍大将に煽られた」「自身は直前まで海楼石の手錠に繋がれて弱っており、傍に満身創痍の弟もいる」頂上戦争では状況が違いすぎると感じ、「エースってこんな時に状況判断もできないやつだったの……?」という戸惑いを感じました。
エースの引き下がれない性格をもっと早くからしっかり見せてくれていたら、あるいはそれまでに描写されていた性格に沿った展開が描かれていたらもっと納得して読めたのに……ともったいなく思います。-
なべおつ
キーマスター>「大切な人を馬鹿にされると引き下がれない」というエースの性格がそれまで描写されていなかったので、赤犬に食ってかかった結果……という展開には強引さを感じました。
確かにあそこの急展開具合には、強引も感じられるところではありますね💦
>「エースってこんな時に状況判断もできないやつだったの……?」という戸惑いを感じました。エースの引き下がれない性格をもっと早くからしっかり見せてくれていたら、あるいはそれまでに描写されていた性格に沿った展開が描かれていたらもっと納得して読めたのに……ともったいなく思います。
確かにあの展開を見ると、せっかく助けてもらったのに、「こんな挑発に簡単に乗るの?」という印象にはなりますね💦
ただ私の解釈では、あのシーンは「エースの引き下がれない性格」による結果というよりも、「エースの白ひげへの恩の大きさや尊敬の強さ」が招いた結果を描いたものだと思っています。
つまり、あのシーンにおいては(「エースの引き下がれない性格」をもっと早くから描いておくことによる整合性よりも)、エースの白ひげへの大恩や尊敬の気持ちに説得力があるかどうかの方が重要で、それは十分に描いてきていたからこそ、私はエースが赤犬の言葉を許せなかった(見過ごせなかった)ことに納得できた立場です。
普通に読めばエースが安い挑発に乗った愚か者にしか見えないでしょうし、私自身「そんなの無視して逃げ切るのが一番海軍にダメージを与えられるんだからとっとと逃げろよ」とか「最期の船長命令なんだから何よりも命令を優先しろよ」といった冷静な見方をしてしまう部分もありましたが、
自分がエースの立場であの戦争の場にいて、親同然の偉大な恩人を(自分達を守るために命を捨てる決断をしてくれた直後に)あんな言葉でバカにされたら、どんな思いになり、どんな行動を起こすかを想像すると、エースの行動を否定することはできず、十分感情移入しうる範囲の行動だと思っています。
エースに命(生きる意味)を与えてくれたのが白ひげだとして、その白ひげがエース(含む息子達)を守るために1人マリンフォードに残って命を捨てる覚悟を決めた後に、その「白ひげの生き様」の全てを否定するような言葉を発されたわけなので。
この言葉を許すことができず、その場で立ち止まってしまったエースの気持ちは理解できますし、それはエースらしい行動とも言えるのではと感じます。
むしろ、この言葉を「安い挑発だ」と冷静にスルーして、(海軍大将が)この時代の名と言えるほど偉大な海賊である「白ひげ」を侮辱し、見くびる発言をしたことに怒り、訂正させることなく、「今は助かることが最優先」と逃げ出してしまうと、それはそれで、エースの生き様やキャラクターとして違和感があるかなと。
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A
ゲスト丁寧なお返事ありがとうございます。
お返事を読んで、私はエースを「ルフィの兄」であり「ルフィが慕う先輩海賊の一人」として見ており、白ひげ海賊団の一員としてのエースにあまり注目していなかったのだろうと思いました。
確かに「大恩あるオヤジ」を侮辱された息子の反応としてエースの行為は納得できますし、白ひげとエースの関係は十分描写されていたと思います。モヤモヤが少し晴れた気分です。新しい視点をありがとうございます!
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長文でごめんなさい
ゲスト私はエースの死因を、赤犬の挑発を聞き流せずに立ち向かう、というエース自身が原因のものにするより、戦場から離脱する最中に力尽き動けなくなったルフィを庇ってエースが死んでしまう、という形にした方が良かったのではないかと思います。
これは、頂上戦争に殴り込むという無謀な行動に対して、ルフィが支払った代償が軽いのではないかと考えていること、そして弟であるルフィを庇ってエースが死ぬことが、白髭とエースの関係性を描写することになると考えていることが理由です。女ヶ島からマリンフォードに向かうまでルフィが戦ったネームドのキャラクターたちは、ほとんどがルフィより格上であり、あの時点では全力を出してもルフィは敵わない強敵ばかりでした。
そういったいわば場違いのステージにルフィが挑むことになったのは、兄弟であるエースを助けたいというルフィ本人の強い願いがあったからです。
これは客観的にみれば当時のルフィでは実力の伴っていない、無理がある願望です。
そのために、ルフィはマゼランの猛毒から生還するために自分の生命力を削ったり、頂上戦争中に一度倒れてしまいイワンコフからのテンションホルモン投与がなければ動けなくなるほど疲弊しました。
しかしながら結果的には、ルフィの体に無理をしたツケが回って力尽き気絶したのはエース死亡後です。はっきり言えば頂上戦争に殴り込むという行為の無謀さに対して、ルフィが失ったものは特にありません。
エースの死亡はルフィの実力不足というより、あの時点で赤犬の言葉を聞き流せなかったエース個人に原因があるはずです。
このことは、新世界到達前のルーキーが無理を押して世界の頂点たちの戦いに殴り込んだことの代償としては釣り合っていないと思います。散々無理をして処刑台からエースを救い出すことができたものの、そこで無理がたたって動けなくなり、赤犬に狙われたところをエースが庇って死亡する。
その流れの方が、二年前のルフィが実力不足であることの説得力やルフィの苦しみに重みが増すと思います。また、白髭が家族だと考えるエースのために海軍本部という強大な相手でも構わず戦争を起こしたように、エースが家族だと考えているルフィのために、赤犬の受ければ死ぬとわかっている強烈な一撃から身を挺して庇うのであれば、エースが白髭の精神性を継いでいる、お互いが望んでいた家族、息子の関係性であったことの証明になったと思います。
主に、無理な行動に対してルフィが払った代償が少ないこと、そのせいでテンションホルモン注射の下りが茶番になっていることなどの理由で、私はエース死亡の流れに不満を持っています。
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なべおつ
キーマスターなるほど「ルフィが支払った代償が軽い」という見方もあるのですね。
ただ、おっしゃる形だと「ルフィとエース」の描写に寄りすぎてしまい、「白ひげとエースの関係性」や「エースの白ひげへの尊敬や感謝の念の厚さ」の描写が物足りなくなるのでは、と思います。
頂上戦争編は、「ルフィとエースの関係性」だけでなく、「エースと白ひげの関係性」を描くことも重要テーマにあり、それを描き切った上で死を迎える結果にすることで、「自分は生まれてきてよかったのか?」というエースの問いに答えを得るシーンに説得力が増す構成になっています。
「エースが(本来助かるところ)無謀に乗り込んで暴れて力尽きたルフィを守って命を落とす」と描写だけでは、つまりエースが赤犬の(白ひげを侮辱した)言葉を許せずに立ち止まり、戦いを挑むという描写を省いてしまっては、「エースの白ひげへの尊敬の念の厚さ」を描くことができず、エースはただルフィの為だけに命を失う結果となってしまいます。
そうすることが「ルフィが支払った代償」を重くすることになる、ということなのだと思いますが、私としては、それよりも「エースの白ひげへの尊敬の念の厚さ」と「自分は生まれてきてよかったのか?」という問いへの答えを得ることの説得力の方が重要だと思います。
ルフィにとっては「エース救出の物語」ですが、エースにとっては「自分の人生の答えを得る物語」であり、そこにはルフィとの関係性以上に、
白ひげ(海賊団)との関係性の方が(共に生きた時間が長い分)色濃く反映されるべきで、死に至る原因に白ひげを絡めること(白ひげの誇りを守るために戦い死んだように描くこと)は、エースが「答え」を語る上では、ずっと重要な描写であると思います。
ルフィを庇って死ぬだけでは(つまりルフィとの関係性に焦点を当てすぎて白ひげとの描写を犠牲にしてしまっては)、その「答え」を語るシーンの説得力が薄まってしまうからです。
ルフィ1人に愛されるだけ・必要とされるだけでは(それは幼少期にすでに得られていたわけなので)エースの「生まれてきてよかったのか?」の答えとしては弱く軽く、説得力が薄れてしまいます。
>しかしながら結果的には、ルフィの体に無理をしたツケが回って力尽き気絶したのはエース死亡後です。
→この点は、「一度力尽きたものの、イワのテンションホルモンで無理やり復活させた」という描写があり、最終的には(無理をしたツケで気絶したというよりも)目の前でエースを失ったショックからの「せめてもの防衛本能」による気絶とされているので、「気絶したタイミング」と「ルフィの代償」の話は関係ないのではと思います。
>はっきり言えば頂上戦争に殴り込むという行為の無謀さに対して、ルフィが失ったものは特にありません。
→エースを失っているのですから、「失ったものは特にない」というのは曲解すぎるのではと思います。
>散々無理をして処刑台からエースを救い出すことができたものの、そこで無理がたたって動けなくなり、赤犬に狙われたところをエースが庇って死亡する。その流れの方が、二年前のルフィが実力不足であることの説得力やルフィの苦しみに重みが増すと思います。
→この描写は作中でなされているという認識なのですが、その描写が物足りないということでしょうか?
エースが赤犬の挑発に乗って戦闘に入っている中、ルフィはエースを助けに向かおうとするも、無理がたかって足が動かなくなり、その場に座り込んだところを赤犬に襲われて、それを守りに入ったエースが腹を貫かれた、という描写なので、おっしゃる通りの描写になっていると思うのですが、、
「エースが赤犬の挑発に乗る」という描写があることで、エースの責任の方が増してしまい、相対的にルフィの「支払った代償(エース死亡の責任)」が軽くなってしまう、ということでしょうか?
いずれにせよ、ルフィからすれば「自分が守れなかった」結果は変わらず、大切なエースを失ってしまっているので、私はルフィの代償が軽すぎるとは思わないですね💦
>エースが家族だと考えているルフィのために、赤犬の受ければ死ぬとわかっている強烈な一撃から身を挺して庇うのであれば、エースが白髭の精神性を継いでいる、お互いが望んでいた家族、息子の関係性であったことの証明になったと思います。
→これもエースはルフィを庇って赤犬の攻撃をモロに受けて死亡したわけなので、仰ってる通りの描写になっていると思うのですが、、
>主に、無理な行動に対してルフィが払った代償が少ないこと、そのせいでテンションホルモン注射の下りが茶番になっていることなどの理由で、私はエース死亡の流れに不満を持っています。
→私としては、ルフィの無理な行動は、行く手を阻む強敵達を「倒せない」「敵わない」「歯が立たない」という描写によって、その無謀さ(世界のトップ達の戦闘においてはルフィはまだ無力であること)が十分描かれていると思っており、最終的にその力及ばずにエースを失う結果となっているので、やはりルフィの代償が軽すぎるとは思わないですね💦
その「エースの死」が「ルフィの責任」ではなく「エース自身の責任」という描き方になっていることから、メタ的な責任論としての代償は軽減されるのかもしれませんが、ルフィ個人としては、そんなことは関係なく(自分が入り込めるステージではない頂上戦争に)命懸けで乗り込んだものの力及ばず、その想いは果たせず、無力さを痛感しながら「エースを救えなかった」「(当時)世界でたった一人の兄弟を失った」ということになるので、それだけで十分代償を支払っているのではと思います。
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ジロウ
ゲスト私は海列車あたりから、今に繋がるような無駄なキャラ通しの馴れ合いや無駄セリフが増えていったと感じています。
頂上戦争も全体的には悪くないのですが、結局誰がどこにいるのかがわかりにくく、センゴクが「智将」と呼ばれるほどの活躍もできていないと思いました。結局三大将任せな作戦でした。
細かい所ですが、Mr.3が鍵を渡すときにグダグダ言う点や、ミホークの描写の雑さなど、今に繋がる悪癖だと思います。
このあたりから、尾田先生は敵や味方が勢揃いする「キメ絵」は上手いのですが、「動きの絵」は全然描けないんだと思ってきました。結局頂上戦争は見開きキメ絵のオンパレードです。そしてネットでよくネタになる、「火を燃やし尽くすマグマ」はやはり意味がわかりません。しかしここまで撤退的に不殺を貫いてきたからこそ、エースの死は衝撃でした。
一方、この後続くサボとのエピソードはビックリするくらい見どころがないと思います。ジンベエが「仲間」を思い出させるところは、ワンピースの「核」となるテーマ(仲間)を持ってきてくれて、何とかバランスを取ってくれた気がしています。-
匿名
ゲスト違和感のタイミング含め、同感です。
頂上戦争で「あ、この作者は勢力入り乱れての乱戦が書けないのか。。」と感じてしまいました。
戦争を描いてるのにターン制バトルでしたからね。
挙げられているポイントはすべて同感で、他には私は黄猿の動きがあり得ないと感じましたね。作者のコマでしかない不自然な動きでした。
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レモン
ゲスト名作であると同時に色々悪い所もある所だと思います。
漫画故に仕方ない所もありますがかなりのご都合展開。エースの最期。良くも悪くもそれまでのワンピースとは何かが違うストーリーだった気がします。個人的に気になるのは5つ。
①サッチの時は特にお咎め無しだったのにエースだと全軍を動かして戦力万端の海軍とぶつかる選択をする。エースの為にぶつかるのは良いけどサッチの件はどうにかならなかったものか…しかも最終的にエースは自滅紛いなことをしてしまう。
②周りの人たちが助けてくれるという胸アツ展開ではあるが覇気さえ使えないルフィでなんとかなっちゃってる上海軍元帥は眼の前でエースを解放されてしまう。
③エースの死。死ぬのは別に良いんだけどあれはどうなんだ…?海軍への恨みとかも内心あった可能性もあるが少なくとも隊長達は「エースを解放する」ためだけにここに来てるのにあの自滅は良く無いと思う。 -
レモン
ゲスト追記3つでした
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匿名
ゲスト見せ場は総じて面白かったけど、バギー上げなどギャグシーンが寒く、キャラ詰め込み過ぎでごちゃごちゃして冗長に感じました。
黒ひげが白ひげの能力を奪った後、すぐ同じ規模の能力を発動出来たのが冷めポイントでした。
「鍛えんでも強力な技使えるんかい。じゃあ白ひげの力じゃなくて実の力やんけ」と。
「上手くコントロール出来ない」と言葉での説明はありましたが、鍛えないと白ひげのような大規模な地震は起こせないという描写にして欲しかったです。
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