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【ワンピース】1167話「イーダの息子」が中身カラっぽの理由

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12/5 追記完了しました。

1167話、冒頭から作画もセリフも酷すぎて読むのが苦痛でした。

絵が手抜きで汚い上に、セリフもチープで薄っぺらく、ツッコミどころだらけな上、中身もカラっぽのダイジェスト展開となると、何のために「漫画」という体裁を選んでいるんだと思ってしまいます。

今話などその典型で、前後の文脈など全無視で、単に作者が説明しておきたい「設定情報」に絵をつけて並べているだけなので、箇条書きで情報だけ得た場合と、ほぼ読み応えが変わらない1話だろうと感じました。

それくらい描いている意味のあるコマが少なすぎる。

絵の荒れ方を見るに、忙し過ぎるのかやる気がなさ過ぎるのか、大急ぎで間に合わせた「捨ての1話」なのでしょう。

今のワンピースは、

①「説明が必要な事は、全て端折って時間を飛ばす」
②「既に説明した事を、(新情報をプラスせずに)そのままなぞり直す」

③「新情報に関わる部分は、全て匂わせか超ハイコンテクストセリフにして核心を隠し続ける」

という3点セットによる描き方ばかりなので、中身のあるセリフや描写がほとんどありません。

天ぷらの衣だけ食わされてるような中身のなさと、延々それしか提供されない事に対する辟易具合。

今の読者(というか考察者達)は、①については「端折られた部分」を想像して喜び、②については「既存描写との細かな違い」を探して喜び、③については「匂わせセリフの意味や意図」を妄想して喜ぶ、という読み方をしているため、それだけで楽しめているのかもしれませんが、それは本筋を味わっているわけではない事に、気づいているのかいないのか。

上記3つの描き方の何が問題かというと、どれもキャラの内面のつながりが途切れてしまう事です。

今話で言えば、主に「ハラルド」「シャンクス」「イーダ」「ロキ」について、「その後」が描かれたわけですが、「その前」から一気に時間が飛んでいる上、「その間」を補足する事なく強行突破しているため、全てブツ切れで、唐突かつ雑に、その後の設定情報だけ与えられたような読み心地となっており、キャラの思考や心情のつながりが感じられません。

仮にゴッドバレー事件など丸ごとカットして、一気に今話に飛ばして(ナレーションベースで状況を説明して)も、何の問題もなかったレベルで、直近で描いて来た事が生かされていない。

たとえばシャンクスがマリージョアへ戻った経緯や理由も、ロジャーに見せた涙の件も、何もわからないまま、急に大人になって「神の従刃」として仕える口の悪い姿を描かれても、話が飛びすぎていて「その間」を読み取りようがないため、完全に分離した情報となっており、今描く意味を生めていません。

読者が理解できないものを、理解できないタイミングで、理解できない形で描こうとする意味がわからない。

そんな無駄なもの描かずに、何よりも本筋をわかりやすく丁寧に描くべきでしょう。(まだ明かしたくない事は、明かすべきタイミングで初めて明かせばいいのです)

本来「本筋」部分であるイーダの死も、ロキがイーダを母親扱いし出すことも、ゴッドバレー事件やロックスの死と何の関係もないため、あまりにも唐突で何の感情移入もできませんし、前話までと分離し過ぎているためつながりが感じられず、ゴッドバレー事件を描いた意味を全く生めていません。

端的に言えば、「こんなに飛ばすならゴッドバレー事件ごと飛ばしとけや」としか思えない雑さ、強引さでした。

どう考えても、ロキとハラルドに焦点を当てて、そいつら目線で過去を描き切るべきだったでしょう。

※取り急ぎコメント欄のために公開しておき、以下に随時追記していきます。

以下追記です。最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)

また、触れ足りていない部分については、さらに追記するかもしれません。

目次

1167話がカラっぽな理由

冒頭から読み気を失う手抜きモブ描写

今話は1ページ目の1コマ目から、絵もセリフも酷過ぎて読む気を失ってしまいました。

前話で指摘したツッコミどころについて、何らかの説明や辻褄合わせがなされるかと思いきや、丸ごとカットして一気に5年後に飛ばして説明を端折り、なかった事にしてしまう最悪の荒技。

そのせいで、破綻してると感じていたポイントはさらに傷口を深め、何の納得感も得られないまま、まるで前話からのつながりを感じない「その後」を読まされる形となっています。

具体的に挙げるとキリがないので割愛しますが、前話で指摘した「あり得ない」ポイントが、ほぼ全て何の処理もなされずに放置されたせいで、そもそもゴッドバレー事件を描いた意味自体を失う結果となってしまいました。

こんな終わらせ方するなら最初からゴッドバレー事件ごと飛ばしとけばいいのに、ロキにもハラルドにも関係ないんだから、としか思えません。

その上で、今話の導入となったモブ共の描写は、相変わらず白々しくてカラッぽの「言わされセリフ」と、薄ら寒くてやかましいだけの「やらされリアクション」をしているだけなので、見るに堪えない不毛さと気色悪さです。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

端的にいえば、この後描かれる「その正体はハラルドであった──」というオチにつなげる前振りのために、前話の内容ともゴッドバレー事件とも関係のない、考察勢へのエサ撒きのための無意味なセリフを、茶番リアクションと共に言わせているだけです。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

「霧の中からでっっけェ人影」だの「“魔の三角地帯”」だの「人の形をした魔物」だの、(空島やスリラーバークと結びつけるような)強引な匂わせセリフを吐かせて撒き餌しながら、「その正体はハラルドであった」という不毛すぎるオチに持っていく導入。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

こんなもの描くくらいなら、普通に前話のつながりとして「ハラルドの土下座謝罪に対して海軍や世界政府、あるいはイムがどんな反応や対応をしたのか」を描いた上で、その5年後にハラルドが働くシーンまで時間を飛ばせばいいと思いませんか。

この期に及んで描くべきことを描かず、描く価値のないモブ達による前振りやつなぎのシーンにばかりページを割く描き方に、苛立ちしか感じません。

また、当時“偉大なる航路”の国々にて「霧の深い海に──主に海賊船を襲う魔物が現れる」(噂が流れていた)というナレーションも意味不明なんですよね。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

そんなわけねェじゃん。

ハラルドは霧の深い海だけが活動範囲で、霧が深いタイミングのみ姿を現すことが許された(できるだけ姿がバレるわけにはいかない)援軍だったのでしょうか?

そんなわけありませんよね。

世界への償いのために働いているのですから、姿を隠す必要などないどころか、むしろ姿を見せて活動しなければ(その働きを知ってもらわなければ)何の意味もありませんし、そもそも海賊相手に何の気を使う必要があるんだって話です。

ゴッドバレー事件後、5年間も稼働しておいて、その存在が認知されず、「霧の中から現れる魔物」という噂にしかならないなど、あり得なさ過ぎて笑うしかありません。

単なる考察者達へのエサ撒きのためだけに、あり得ない設定や演出を追加して、描く価値のない無駄なページばかり追加していく。

なんてつまらない漫画の描き方をしているのでしょうか。

「沖に『海賊が現れた!!』と思った時だ!!」「ふんふん」だの、「その海域は“魔の三角地帯”だった?」→「ぜんぜん違ェよ!!」だの、読者ナメてんのかってレベルの不毛な会話です。

世界への償いとして働いてるのに、世界では「“巨人族”すら見た事もない者が多い」という謎

もっとおかしいのが、「“巨人族”すら見た事もない者が多い海」という説明です。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

実際の“巨人族”を見た事がないから、その正体がわからず、「霧の中に現れる人の形をした魔物」という認識で、記者達のインタビューに答えている、ということなのですが、そもそもハラルドは「巨人族が世界の国々に暴力を振るって傷つけ、恐がらせて来た1000年の歴史への謝罪と償いのため」に働いてるんですよね?

それがなぜ「巨人族を見た事もない者が多い」なんて話になるのでしょうか。

見た事がないということは、巨人族の野蛮さや恐ろしさはあくまで「噂話」で聞いていただけで、実際に直接被害を受けた国は少なかったという事になってしまいます。

なのにハラルドは「世界政府」への謝罪を「なりふりかまわない」方法として実行したんですか?

意味不明すぎません?

実際に被害を与えた国が少数なら、その国に直接謝罪に向かって、その国で奴隷として働いてこいよ。

なぜ巨人族から被害を受けたわけでもなく、巨人族を見たことさえない国にまで、謝罪や償いをしなきゃならないんだよ。

なぜこんな引っ掛かりを生むだけの、無駄な説明を加える必要があるのでしょうか。

海軍の援軍として働くハラルドの正体がわからず、「魔物」に怯える人々のリアクションを描きたかったからでしょうか?

なぜ?

「霧の中の人影」だの「“魔の三角地帯”」だの匂わせを入れたかったからですか?

くだらない。

また、「恐怖を与えてきた過去の償い、そのイメージを拭うために働く」シーンを、「それは恐怖以外の何ものでもなかった」と説明するのも、本末転倒すぎて笑ってしまいました。

なぜ「これからのエルバフの子供達が誰も傷つけず生きていける様に」(つまり暴力のない)平和な世界を手に入れるために、「暴力の歴史」に対する謝罪と償い、「暴力」によって果たすという考えを受け入れられるのでしょうか。

もちろん、「海賊達に与える恐怖」と「一般市民に与える恐怖」とでは意味が違うので、前者については許容されるという考えはあり得るとは思いますが、「暴力によって“人間族”に恐怖を与える」という点では変わらないわけですから、海賊に対する暴力が許される(悪を暴力で制圧する事が正当化される)のであれば、非暴力主義の平和教育などせずに、戦士は戦士のまま育てて、世界政府の戦力(海兵)としてその活躍の場を用意すればいい、という話にしかならないじゃないですか。

そもそもハラルドは世界政府に加盟することで、海軍に戦力提供したいと考えていたわけですから、奴隷として使ってもらう事自体、全然苦でも償いでもなく、何なら自分達が求めていた事でしかありませんし、暴力による平和の実現を肯定し、戦力提供を希望しておいて、自分の国は非暴力主義の平和思考を浸透させようとするのも意味がわかりません。

出典:ONE PIECE 1134話/尾田栄一郎 集英社

破綻しすぎでしょうエルバフ編。

ゴッドバレー事件後の辻褄合わせ、全カット

ゴッドバレー事件の隠蔽に関する世界政府の対応と、それに対する海兵側のリアクションについてきちんと処理する事なく全スルーして、何事もなかったかのようにロジャー海賊団のグランドライン制覇まで話が飛んでしまいました。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

「957話の時点では、若い海兵はロックスの名やゴッドバレーという地名を聞いた事がないという状況で、「世界政府が隠したかった島が…消えてなくなった」のように、政府の闇を感じさせるような意味深な言い方をしていたため、具体的にどの様な処理がなされた事で、そんな状況になったのか(たとえば当時の海兵は皆消されたなど)説明されるかと思いきや、数々の矛盾や破綻について一切辻褄を合わせる事なく全スルー。

当時の海兵が全員生き残っているのであれば、当然世界政府への不信感が生まれて反発が起こり、正義を掲げる組織としての、あるいは海兵としての矛盾に苦しみ葛藤するはずであり、政府の闇についてはむしろ、海軍内で噂が広がっていきそうなものですが、「名簿破棄」だの「情報破棄」だの「報道はもちろん改ざんされ」なんてナレーションだけで、全て隠せた事にして終了してしまいました。

現場にいた海兵が大量に生き残っているのに、名簿や情報を破棄しただけで、なぜロックスの名やゴッドバレーという地名を聞いたことがないなんて状況になるのでしょうか。

ま、そんな細かな辻褄合わせなどどうでもいいのでしょう。

今の読者が求めているのは、新しいエサですからね。

あんだけネタにして来たシャクヤクを、急に存在ごと消して終わらせる雑さ

これも酷い。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

前話の時点では、レイリーがドヤ顔でシャクヤクの肩を抱きながら自分の女アピールしてたのに、今話ではその後シャクヤクを船から降ろすまでの流れについて一切描かず、一気に「グランドライン制覇後」まで話が飛んでしまいました。

飛ばしすぎでしょう笑

マジで何のためにゴッドバレー事件を描いて、そこにラブコメ要素ねじ込んできたんでしょうか。。

とっとと消えろとは思っていましたが、さすがにここまで雑な終わらせ方をされるとは思いませんでした。

後始末くらい責任持ってしていただきたいものです。

こんな処理の仕方するなら、👇🏻このシーンの時点で、2人の言葉の意味についてきちんと明示的に描くべきでしょう。

なぜレイリーはシャクヤクを迎えに行って、相思相愛になったのに、その後の旅に連れて行かず、船から降ろしたのかなんて、ラブコメの最後の締め方として必須のポイントであり、過去の描写との辻褄を合わせるためにも、一番重要なポイントでしょう。

グランドライン制覇時に船に乗せていなかった(乗せるつもりはなかった)のに、恋愛を優先して女のケツを追っかけ続け、手に入った途端ほっぽり出して男だけの冒険を続けるところが、この蛇足ラブコメの後付け臭さを一番感じるところなんですから。

最終的にどのような理由でシャクヤクを降ろしたのか(レイリーとシャクヤクの別れと再会の条件や約束まで描かなければ、このラブコメは完結せず、描いた意味自体失う事になってしまいます。

ラストまで責任持って描き切る事なく、途中で煙に巻いて逃げるなら、余計な後付けすんなよとしか思えません。

読者に解釈を丸投げするだけの手抜き描写が多すぎるんですよね。

何をクソを撒き散らすだけ撒き散らして物語を汚しといて、どのように掃除するのかは読者任せで、「掃除後」だけ描いて終わるって最低でしょう。

ちなみに、ハラルドを「海軍の援軍」として戦力にしておきながら、ロジャー海賊団の世界一周を止められなかった理由(ロジャー達がグランドライン制覇するまでの間、ハラルドはどこで何をやっていたのか)についても、一切言及がありません。

世界政府は一体何のためにハラルドを奴隷戦力にして、何のために働かせていたんでしょうね。

「不都合な事実」を知られる事のないよう、ラフテルに辿り着かれる事のないよう、海賊達を警戒していたんじゃないんですかね?

ハラルドの力を利用しながら、ロックス殺害は果たせず(自分達で行い)、ロジャーの世界一周も止められないって、ハラルドの存在価値ありますか?

肝心のところで一切役に立たない無能お荷物を抱えながら、モブ狩りシーンだけナレーションベースで描くことに、物語上何の意味があるというのでしょうか。

ハラルドの存在が矛盾と破綻を呼んでおり、キャラとしての存在価値を全く生めていません。

さらにこの後、フィッシャータイガーによる「聖地襲撃事件」の現場にもいないという、異次元の無能っぷりを披露するシマツです。

というより、御都合主義による強制無能化の犠牲者となっている。

整合性の取れない部分は、全て「ハラルドが無能だったから」(あるいはハラルドを使う世界政府が無能だったから)という説明で辻褄合わせさせられてしまうという笑

キャラを無能にしなければ話が成立しないって、物語として終わってるでしょう。

本来、魅力的なキャラが動く事で物語が紡がれるべきなんですから。

巨人族の投入による戦力強化の判断が遅かった理由

世界政府がエルバフの加盟を渋る理由がわからん、という話を延々し続けて来ましたが、今話の描写で「大海賊時代の到来を誰も予想だにしていなかったから」だとわかりました。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

要は、ロジャー海賊団に世界一周されて、世界の秘密を知られる事も、その後ロジャーの死に際に放った一言によって、海賊達を海に駆り立てる事も「予想だにしていなかった」から、巨人族を従える事で「戦力の強化」を図る必要性などないと思っており、「隣で寝返りをうたれて海兵が潰れて死んでしまうリスク」の方を優先した、という事ですね。

結果、ハラルドを従えるも何の活用もできずに、ロジャー海賊団にグランドライン制覇され、その後大海賊時代が訪れて海賊が爆増した事で、ようやく巨人族の海兵を増やして「戦力の強化を図った」というわけです。

なんという無能政府😂

あれだけロックスが世界政府に牙を剥いて、世に公表できないような重大事件を起こしまくっていて、世界の中枢にまで侵入され、海賊島に集まった強力な無法者達と海賊団を結成し、一時代を築く海賊となって、一切止める手立てがなかったにも関わらず、「ハラルドの申し出を受けて世界政府へ加盟させて、海軍戦力として利用する」よりも、「巨人族の寝返りリスク」を警戒し、「ロックス1人の殺害」を加盟条件にした意味がわからない。

どう考えても、エルバフの巨人達を従えて、ロックス海賊団丸ごと殲滅させるべきでしょうに、海軍への戦力提供を望んでいるハラルドを受け入れず、ロックス1人の殺害だけで、なぜ問題が解決すると思えるのか。

もっと言えば、ハラルドを戦力として従えておきながら、一番阻止しなければならない「グランドライン制覇」を止められていないわけですから、もう無能なんてレベルではなく、海賊達に世界をひっくり返させてあげるために積極的に協力してるとしか言いようがありません。

尚、イムが巨人族の事を「巨大で無害 迷いのある一族」「“いい兵士”を見つけた」と言っていながら、それでも世界政府加盟に二の足を踏み続ける理由についても、依然としてスルーされたままです。

ま、このままあらゆる矛盾や違和感はスルーしたまま進めるのでしょう。

なぜならそんな辻褄合わせしなくても、今の読者は満足してくれるし、誰も気にしていないからです。

必要なのは、妄想の捗る「匂わせ」描写だけであり、その答えと整合性などどうでもいいのでしょうね。

「浅海契約」「深海契約」「深々海契約」とは?

また考察勢がヨダレ垂らして食いつきそうな新しいエサが提供されました。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

おそらく「浅海契約」が「神の従刃」、「深海契約」が「神の騎士団」、「深々海契約」が「五老星」の地位で、「この世に13人としか結ばれぬ本物の“神”との契約者」というのは、「神の騎士団以上の地位の者が13人いる」という事なのでしょう。

その場合、「五老星」で5人、「神の騎士団」は8人いるという感じですかね。

「本物の“神”」とは当然イムの事で、「本物」と付いているのは、そもそも天竜人が“神”と呼ばれているので、さらにその上の存在である事を表していて、神の騎士団以上は、イムとの契約によって不死身の体が手に入る的な事なんだろうと思います。

また、「海の深さ」を契約の名前にし、より深くなっていく事を「この世の深部を知る」と表現している事から、深海、深々海契約者は「この世界は一度海に沈んだ」事実を知る者達、という意味も含まれているのかもしれません。

というか、そう考察させたいからこのネーミングにしたのでしょう。

が、もうどうでもいいんですよね、そんな小手先の名付けによる考察させるためだけの匂わせ設定。

とっとと(結論につながる)本筋だけ描いてくれとしか思えません。

こんな契約形態があろうがなかろうが、話の本筋には微塵も関係がないからです。

「騎士達の神殿『シャンガラ』」というのも、「シャンドラ」を想起させてニカや空島と世界政府の歴史につながりを考察させたい下心が見え見え。

天ぷらの例で言えば、「身」の部分を抜いた上で、ひたすら「衣」だけを提供して「何の衣か」を当てさせようとしているだけなので、もう胃もたれして消化不良を起こしており、口にする気にもなりません。

しかも、これらはあくまで「匂わせ」のためのエサでしかないため、実際は「たまたま名前が似ているだけで何の関係もない」という裏切り方をしてくる可能性も全然あります。

考察者が食いつきそうなわかりやすいエサを撒いては、その食いつき具合を確かめて、その後の展開を操作する。

「何の衣か」を考察させておきながら、最終的にエビだった事にもイカだった事にもできてしまう(そうできるような提供の仕方しかしてこない)ため、考察自体が意味をなさない上、それを先に予想したところで、天ぷらのおいしさには何の影響も与えため、普通に最初から身と衣を一緒に提供してくれとしか思えません。

不毛すぎるでしょう。次々と提供される衣を食べては、何の天ぷらかを当て続けるだけのゲーム。

身と衣を一緒に提供するというのは、普通に「主人公視点で物語を描いてくれ」というだけの事です。

主人公が出会った相手や手に入れた情報、直面した出来事やその経験を通して、この世界の設定や歴史の真相に迫っていくべきなのに、それを延々先送りにして、脇役キャラの視点や作者の視点から周辺情報を語ろうとするから、「衣」を提供するだけの描き方になるのです。

この回想を明けた後、ロキはルフィ達に何を話した事になっていて、ルフィ達はロキから何を聞いた事になるのでしょうか。

回想で描きはしたけど、ロキが話しているはずがない事、ルフィが聞いているはずがない事など、今このタイミングで描く必要のない(むしろ描くべきではない)「衣」でしかないというのに、1152話で「109年前」まで遡って以降の15話は、ほぼ全て「衣」でしかありません。

なぜならそこにルフィの視点などなく、ルフィは描かれものの大半を知らない状態のまま変わっておらず、ルフィと読者の情報量に大きな隔たりを生んだだけだからです。

実際にロキが話した事(ルフィが聞いた事)など、1話で説明し切れる程度の情報量しかないでしょう。

この先ルフィが同じ情報を得るシーンが描かれても、読者はすでに知ってるわけなので何の驚きも面白みもなく、ただの二度手間でしかありません。

ルフィがそれを知った時のリアクションや行動、それによって紡がれるストーリーにこそ意味があり、それこそが「身」の部分だというのに、なぜ先に「衣」だけ提供してしまうのか。

ワノ国後半以降のエピソードを冷静に振り返ってみればよくわかりますが、今のワンピースは、延々「衣」しか提供されていません。

作中キャラが「中身」に目を向け、当然抱くべき疑問を抱かず、何の掘り下げもせず、全てスルーし続けるから、読者は延々中身に辿り着かず、衣だけを食べさせられる形となっている。

なぜそんな描き方をするかと言えば、具材やその盛り合わせに、自信がなくなってしまったからでしょう。

だから衣だけ切り離して提供して、中身を妄想させているのです。

妄想というのは、読者が一番面白いと思う中身を想像して(整合性が取れてようがいまいが、それが作者が用意しているネタであると思い込みながら)味わう事なので、作者が答えを提示するよりもコスパがいいんですよね。

勝手に「各自が自分にとって一番面白い答え」を得て楽しんでくれるわけですから。

これが成立している限り、作者は中身を提供する必要がありません。

むしろすぐに提供して妄想との味の差が明確になってしまうと落胆されかねないので、次々と新ネタを後付けしては、その衣を提供し続けるのが、一番今の(考察勢に毒された)読者を惹きつけるためには有効だと言えます。

エビが食べたい人はエビ天を想像し、イカが食べたい人はイカ天を想像して満足する。

もう具の種類がなくなっているのに、それでも新しい衣を提供するために、本来使わないような具材まで天ぷらにして、衣だけ提供してくる。

それが今のワンピースです。

「この世の深部」を知る地位になるまで、世界政府加盟を認めない謎

そもそも、なぜ「奴隷的戦力」として扱う対象なのに、「この世の深部」を知る地位にまで持ち上げる必要があるのでしょうか。

世界政府加盟国って、代表者達はみんな「深海契約」を結んでいて、この世の深部を知らされてるって事なんですかね?

そんなわけありませんよね、コブラもワポルもイムの存在を知りませんでしたし、そもそもその地位の者は13人しかいないんですから。

つまり、「世界政府への加盟」と「深海契約」には何の関係もないという事です。

深海契約の締結の方が本来の狙いで、そのために世界政府加盟をエサにしているのでしょうか?

なぜ?

巨人族の力は「奴隷的戦力」として扱うよりも、“神”と契約させてより厚い信頼関係と忠誠心の下扱えるようになった方がいいという判断でしょうか?

仮にそうだとして、なぜ「世界政府加盟」をエサにする必要があるのでしょうか。

罪を償うチャンスがもらえるなら奴隷にでもなる、と宣言して近づいてきたんですから、エサなど用意せずとも奴隷戦力として扱って、「信頼に足る」と判断できたら「浅海契約」「深海契約」の話をすればいいじゃないですか。

おそらく海軍大将や元帥、CP0とさえ結んでない契約を、わざわざハラルドと結ぼうと考える意味がわからない。

何かしら特別扱いする理由があるのだとしても、それならなぜ、今まで世界政府への加盟すら拒み続けてきたのかがわからない。

たとえばハラルドの方が天竜人になる事(「深海契約」を結ぶ事)を求めていて、しかし信用が足りないからまずは奴隷的戦力として働かせる、という事ならまだ分かりますが、ハラルドは「世界政府加盟」を求めているだけなんですから、加盟を認めるための条件だけ示せばよく、「浅海契約」だの「深海契約」など進めていく必要性がありません。

シンプルに、「なぜハラルドを神の神の騎士団にする必要があるのか」と思いません?

世界政府への加盟ですら「共生は難しい」なんて理由で受け入れなかったのに、よく天竜人の地位にまで引き上げて、マリージョアで共に暮らすような話になるなと。

唐突すぎるし、話が飛躍しすぎでしょう。

「世界政府への加盟には他の加盟国の同意や理解が必要だから、まずは奴隷的戦力として世界にその働きぶりを見せて、償いを受け入れてもらわなければ加盟は許可できない」という事かと思いきや、霧に隠れて働いてるから認知されていないというシマツ笑

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

これでは「世界の国々への償い」ではなく、「マリージョアにいる世界貴族に対する償い」にしかなりません。

何のために働いてんねんこのボンクラ無能王は。

尚、サターン聖の「世界に報じて歓迎する」というセリフによって、ハラルド側の世界政府加盟する事の意味が、より具体的に示唆されました。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

要するに、ハラルドだけの力では世界の国々への謝罪や、巨人族が平和と友好を望んでいる事を伝えられないから、世界政府に加盟し、その意思を政府に報じてもらうと共に、歓迎の意思を示してもらう事で、お墨付きが得て、世界の国々の理解と許しを得たいと思っているという事なのでしょう。

なんという浅はかな考え。

この考えは3つの意味で破綻しています。

まず一つ目。世界では「“巨人族”すら見た事もない者が多い」のであれば、実際に被害を受けた国や人々の方が少ないという事ですから、自分達が謝罪したい国、国交を結びたい国とだけ直接交渉すればいい話であり、わざわざ(親友を殺してまで)世界政府に加盟して、「世界の国々の大半」である「170か国」に向けて謝罪し、平和志向を伝える必要などないという事。

平和を侵していたのは自分達なんですから、自分達が暴力や侵略をやめれば、ハラルドが望む平和はすぐに手に入るわけで、わざわざその平和思想を世界に伝え、理解を得ようとする必要がありません。

また、謝るべきなのは直接侵略した一部の国に対してであって、噂話で巨人族を恐れいている周辺諸国に対してまで謝罪に向かう必要など、本来ありません。

ハラルドの正義感として、それをせずにはいられないのであれば勝手にすればいいですが、「とはいえ全ての国を回るのは面倒だから、世界政府に所属する事で丸っと謝罪を済ませちまおう」という考えで親友を殺す条件を受け入れたのであれば、クソ野郎と言わざるを得ないでしょう。

要するにこいつは、「平和」を求めているというよりも、世界中の国から許してもらう事で「国交」を樹立したい(そのためなら親友も殺す)という事なのでしょう。

しかし、世界中の国と国交を結んで、実際に交易する事など(グランドラインにおいては特に)物理的に不可能ですから、それを求める意味がありません。

端的に言えば、自国の周辺諸国と直接国交を結んで交易すればいいだけであり、それだけなら自力でどうとでもなるのですから、世界政府に加盟する必要性などないはずなのです。

それが「世界政府に阻まれた」事によって叶わず、「世界の国々は自由じゃない」事を嘆いていたのかと思いきや、これがなかった事になって、単に「巨人族に襲われた国々が巨人族を恐れて国交樹立を拒んだ」事になってしまったため、それなら尚更、「世界政府の奴隷」ではなく、「被害国の奴隷」として働いて信頼を得て、個々で国交を結べばいいという話になってしまいます。(というか、自国だけで十分平和で豊かな暮らしができているというのに、そうまでして国交を結びたい理由が未だにわかりません)

もっと酷いのが二つ目。巨人族が平和を求めている事を全世界に伝えたがっているくせに、自分の子供を「巨兵海賊団に憧れて戦士を名乗る子供」「ロックスに憧れ、世界を壊す“太陽の神”を名乗り出す子供」に育て上げている上、それを全く問題視していない事です。

国内でさえ、依然として人間族から略奪する巨人が残っていて(つまりハラルドの思想が浸透し切っておらず)、人間族の目の前で暴力的な制裁を行って、改めて恐怖を植え付けたというのに、自分の子供達まで暴力や略奪をよしとする巨人に育っているとなれば、こいつの口にしている「平和」など、そもそも実現意思がないと受け取らざるを得ません。

本当に平和を望んでいるのであれば、まず自分の子供達にこそ自分の思想を伝え、理解させるべきでしょう。

さらに疑問なのが三つ目。ハラルドはこの後、フィッシャータイガーによる「聖地襲撃事件」の事を知るわけですが、これは「世界政府が奴隷を所有している」事実を知ったという事です。

平和を求めるハラルドは、様々な種族が奴隷として虐げられている現実を見て、何も思わないのでしょうか。

よく「大変だった様だな…」なんてリアクションで済ませられるな。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

いかにこいつがただの後付けキャラであり、作者の操り人形としてのみ存在しているかがよくわかります。

何の意志も信念もない、自分で考え、行動する事さえできないカラっぽのキャラです。

むしろこいつが世界政府の闇を知り、(ロックスの言っていた事の方が正しかった、ロックスの話に耳を傾けるべきだったと後悔して)奴隷解放のために暴れ出す方がずっとしっくりくる。

ガープにせよセンゴクにせよハラルドにせよ、綺麗事を掲げる割に中身がカラっぽで信念がなく、常に都合の悪い事に触れずに無視するスタンスのため、ただの腹黒い偽善者にしか見えません。

さて、今話までの描写や説明を辻褄の合うようにまとめると、一応、以下のような解釈が可能です。

  • 「巨兵海賊団」含む世界の巨人族が、世界中の「不特定“少数”」の国や人間族を襲い、暴力行為を働いてきた歴史がある。
  • その噂が世界中に広まり、世界の人々は(実際に巨人族を見た者は少ないが)巨人族を恐れるようになった。
  • ハラルドは(イーダに唆されて、エルバフの更なる発展のために)エルバフ付近の国々と国交を結びたくなり、友好関係を築こうと奮闘したが、(それらの国は実際に巨人族に蹂躙された国だったため)巨人族への恐怖が根強く、最終的に受け入れてもらえなかった。
  • (※それを「世界政府に阻まれたせいだ」と考え、世界の国々が自由じゃない事を嘆いた理由は未だに不明)
  • ハラルドは「実際に加害した過去によって恐れられている国」と「噂話だけで恐れられている国」どちらにも謝罪して、過去を精算したいが、全ての国に直接訪れる事は不可能なので、「世界政府」に謝罪して償いの意思を示す事で、加盟国全てに対する謝罪とさせてもらうと共に、加盟を認めてもらうことで、これからの巨人族は平和と友好を求める無害な一族である事を、世界の国々に知らせたいと考えた。(が、世界政府はなかなか受け入れてくれず、さまざまな条件を提示してくる)
  • (※そもそもイムが「“いい兵士”を見つけた」と言っているのに、世界政府側が巨人族を恐れて加盟を渋り続ける理由については不明)
  • 「ロックスの殺害」という条件を受け入れた理由は、「世界的犯罪者」を消す事で、巨人族の力を平和の為に使う実例を示せると共に、平和を求める意思を世界へ伝える事で、謝罪と償いになると考えたから。
  • (※ロックス殺害をしくじり続けた末、ロックスが海軍に殺された事を知った後、なりふりかまわなくなってから、「土下座謝罪」と「海軍の戦力として奴隷のように働く」事を決意した理由については不明。最初からそうしとけ以外の感想が浮かばない)

あまりにも説明や描写が足りなすぎるため、普通に読んでいるだけでこのように読み取る事などまず不可能でしょうが、一応、「※」を付けたツッコミどころがなければ、ギリギリ辻褄の合う説明は可能かみしれません。

が、この「※」の部分の矛盾具合、破綻具合があまりにも大き過ぎるため、どのように説明しても辻褄は合わせられず、丸ごと描き直して修正するしか方法がないんですよね。

あるいは「ハラルド」と「世界政府」があり得ない低脳であり、論理的・合理的な行動が一切できないバグキャラだった、とする方法ですが、そんな解釈、キャラと作品を殺す事と同義ですからね。

そんな辻褄の合わせ方をしていいはずがありません。

10年近く従順に働かせておいて、未だに「“エルバフの王”が言う事を聞くのか」に疑問を持つボンクラ

このセリフも違和感があります。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

海軍で10年近く従順に働かせておいて、なぜ未だに「言う事を聞くかどうか」に疑問を持つのでしょうか。

もちろん、「海軍の援軍」としての働きと、「神の従刃」となってマリージョアで天竜人達のために働くのとでは、仕事の内容や質が変わるというのはあるでしょうから、イムが巨人族と浅海契約を結んで神々の地に受け入れた事や、「巨人族が我々の役になど立つのか?」「巨人族に聖地での仕事などできるのか?」といった疑問を持つのであればわかるのですが、10年も従順な奴隷として働かせておいて、今更「言う事を聞くのか」に疑問を持つのは意味がわかりません。

というか、「一時代を海軍の手足となり従順に務めた」という点を、全く考慮してないセリフなんですよね。

作者がキャラの立場に入り込む事なく、だいぶ離れた位置からセリフを決めていることがよくわかります。

もっと言えば、イムの存在は「深海契約」以上でないと知れないはずなのに、普通にハラルドの前で「御大」呼びをしまくって、「五老星」より上の存在がいる事を示唆してしまうのも、その点にハラルドが一切疑問を抱かずにスルーし続けるのもあり得ず、リアリティ皆無のご都合主義茶番でしかありません。

今から神々の地で共に働こうとしているのですから、「御大とは誰だ?」と疑問持ちません?

また、「神の従刃」なのに、「用があったら呼ぶ」から「下界に行くも自由」というのもあり得ず、あまりにも都合の良すぎる設定だなと思います。

「神の騎士団の懐刀」なんだから、懐にしまっとけよ笑

御大の考えが理解できず、ハラルドが「言う事を聞くかどうか」に疑いを持っているというのに、なんで「ここでの事は何も喋るな」の一言で野放しにしようと思えるんだよ笑

信用してない相手に対する対応じゃねェんだよボンクラ。

せめて「エルバフの巨人達をより多く世界政府の戦力に組み込むために(説得と交渉が必要だから)聖地とエルバフとの往来だけは許可する」くらいにしておくべきでしょう。

結果、“神”に仕える立場なのに、フィッシャータイガーによる襲撃事件の時にはマリージョアにおらず、全て終わった後にのこのこ顔出して、他人事の様に「大変だった様だな…」などと言い出すシマツ。

どこまで役立たずなんでしょうかこのデカいだけのボンクラ粗大ゴミ。

相変わらず、重大事件の時には何の役にも立たない、作者の意図がなければあり得ないほどの無能戦力で笑うしかありません。

というか、巨人族を戦力として求めておきながら、その使い方が下手くそすぎるんですよね世界政府。

ロジャーのグランドライン制覇も、フィッシャータイガーによる聖地襲撃・奴隷解放事件も阻止できないって、何のために雇ったんだよと思いません?

「神の従刃」にするのなら、どう考えても聖地に常駐させて門番として配置し、人間族では侵入不可能になるような戦力として扱うべきでしょう。

何のためにデカイだけで脳のない巨人を、聖地の警備に使わずに下界に放り出して遊ばせてんだよ。

「神の従刃」でいながら、実務上は「海軍の援軍」が基本って事なのでしょうか。

だとしたら尚更、ソマーズの「言う事を聞くのか」というセリフの的外れ具合が際立つだけですし、モブ狩りしかこなせない巨人兵など、物語に何の価値も生まないため、わざわざ雇い入れる意味を生めていません。

むしろハラルドの存在自体が、これまで描いてきた世界設定との矛盾を生む、不要な歯車でしかない事を露呈してしまっているようなものです。

ハラルドが魚人島を訪れた理由付けなし

何の前振りも説明もなく、唐突に魚人島を訪れて、下界どころか深海でオフを満喫してしまうプライベート優先の「神の従刃」。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

なんでこいつ、こんな自由行動が許される特別待遇がなされてるんでしょうね。

いや、まぁ答えはわかっていて、ハラルドをマリージョアに閉じ込めてしまうと、作者が描きたい展開が描けないからなんですよね。

確実にその一点だけで、(その他あらゆる矛盾や設定破綻を引き起こしてでも)自由行動が許可されています。

具体的に言うと、このタイミングでハラルドを魚人島に行かせて、ネプチューンと会話するシーンを描きたいのと、タイガーの「聖地襲撃事件」の際にマリージョアにいてもらっては困るから、「下界へ行くも自由」という設定にしたのでしょう。

普通に考えたらあり得ないですからね、忠誠心を確認中の奴隷を、昇格させて聖地に招き入れ、機密情報に触れさせながら、下界と自由に行き来できる許可を与えて野放しにする事など。

ちなみに、確認したところ、この魚人島のシーンの6年前にロジャー海賊団が魚人島を訪れ、ネプチューンと仲良くやっており、その後ロジャーはグランドラインを制覇して「世界の真実」を知った事になっていて、ロジャー海賊団は(ロックス以上の)「世界的犯罪者集団」となったわけですが、世界政府に仕え、「大海賊時代」を収めるための戦力として働いているハラルドは、「ロジャー海賊団」やそこと仲の良かったネプチューンの事、あるいは「”ひとつなぎの大秘宝”」や「大海賊時代」の事をどう見ているのでしょうか。

こいつが本当に世界政府の戦力としてその力を期待され、従順に働いているのであれば、ロジャー海賊団の生き残りの殲滅が仕事にならないはずがなく、そのつながりを持っているネプチューンや、その足跡のある魚人島など、情報収集にもってこいの場所だというのに、何ら「政府側」としての動きをせずに、酒飲んでバカ笑いしながら世間話に花を咲かせて、勝手に子供の結婚相手まで決めようとするクソ親っぷりを発揮するだけで終わっている。

「下界に行くも自由」と言われたから、旧友のネプチューンに会いに来ただけで、つまり単なる仕事をサボって遊びにきたんですかね?

相変わらずどの肩書きを与えられても、意味のある働きができない無能野郎だ。

こいつはマジで何のために「神の従刃」になったのでしょうか。

いや、正確には「世界政府」は何のためにこいつを「神の従刃」にしたのでしょうか。

ハラルドとネプチューンの会話のあり得なさとキモさ

何の会話で盛り上がり、意気投合したのがわからないため(おそらくただ仲の良さをアピールしてるだけで意味のある会話などなされていないでしょうが)、なぜ生まれる前の子供を、会った事もない粗暴な巨人の許嫁にしようなんて発想になるのかが理解できません。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

何らかの理由(例えば昔話で、人魚姫と巨人族が縁を結ぶ事の歴史的に意味が示唆されているとか、ジョイボーイとの約束を果たす上で重要な要素となっているなどの設定)があるならまだわかりますが(それでもキモいのに)、政略結婚でもなく、単に親同士が仲良しでウマが合うからという理由だけで、生まれてもない娘の結婚相手を決める親とか、キモすぎて目も当てられません。

もちろん半分冗談の軽口で盛り上がってるだけなのでしょうが、ネプチューンはそういうタイプのクソ親とは思っていなかったので、この発言に違和感しかありませんでした。

というより絶対言わせるべきではないし、言わせる必要もないセリフです。

考察勢へのエサ撒きのためだけに用意された会話によって、キャラがどんどん殺されていく。

ハラルドがこのセリフを吐くのであれば(すでに子供がいる分)まだ理解できますが、ハラルドが「無茶な!! やめとけ」と流しているのに、ネプチューンの方から「おい言っとくがただの人魚と思うな!?」とアピールしながら、積極的に許嫁にしようと働きかける意味がわからない。

まだ生まれてもない娘を、会ったこともない粗暴な巨人族の悪童とどんだけ結婚させてェんだよてめェは。

また、「手に追えぬ力を持って生まれてくるやも知れん」というネプチューンの説明を聞いて、その「力」とは何なのか、なぜそんな事までわかるのかに食いつき、掘り下げる事なく、「じゃあちょうどいいな!」と即納得するハラルドのリアクションもあり得ない。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

何がちょうどいいんだよ😂

何でどんな力かわからないのに「ちょうどいい」なんて思えるんだよ。

おそらく「手に追えぬ」具合は、自分の息子達も負けてないからちょうどいい、的な意味合いなのでしょうが、よくそんな文字面の共通点にだけに食い付いて「未来に乾杯」などできるな。

(※ちなみに「手に追えぬ」って「手に負えぬ」の誤字ですよね? 軽く調べてみましたが「手に追えない」なんて使用例は出てきませんでした。編集者ってこんな誤字にも気づかないんですかね…自分でセリフを打って貼ってしてる時に違和感を覚えないのでしょうか)

育児放棄してロキに愛を諦めさせ、自分よりもロックスに憧れられ、島を出たいと言われているのに、その事は一切顧みる事なく、親子の絆や理解を深める事もせずに、許嫁だけ決めようとするクソ親。

ものすごく上っ面な会話の割に、内容が上っ面でしていい話ではないせいで、この上なく気色悪い会話になっている。

仮に巨人族と魚人族が縁を結ぶ事による歴史的な意味や、世界を変えるための意義があるのであれば、その点をきちんと描くべきであり、何の説明もせずに、ただクソ親同士が勝手に子供の結婚相手を決めようとしているように描くのは、「衣」だけ提供して「中身」を想像しろと言っるようなものです。

中身がないのなら、そもそも描く意味がないし、中身を用意しているのに衣だけ提供しているのであれば、この先中身を描く際に、また同じシーンないし同じ説明を繰り返す事になるわけですから、単なる二度手間でしかありません。

それどころか、中身を描く際のインパクトが削がれるだけなんですから、むしろ描くべきではないのです。

「モサ公=しらほし」という匂わせも鬱陶しい

「お前のモサモサした娘」というセリフによって、ロキが電伝虫で会話していた「モサ公」とはしらほしだった、という匂わせをしています。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

私は単なるミスリードで、実際は全然違うオチになる可能性も全然あり得ると思ってますが、仮に「モサ公=しらほし」だとして、最初からそう決めていたのだとしても、詰めが甘すぎるため何の説得力もありません。

まず、モサ公は(敬語を使ってはいたものの)しらほしの喋り方の特徴であり個性でもある過剰敬語ではなかったため、これでしらほしと言われてもまるで納得感がありません。

しらほしなのであれば、セリフだけでもそうだとわかる(それだけの個性がある)はずで、普通の敬語だった時点でその特徴を押さえられていないため、しらほしではないと読むのが自然でしょう。

また、ネプチューンの特徴を「モジャモジャ」から「モサモサ」に変更(というか追加)している点。

ロジャーは(将来生まれてくるネプチューンの娘の事を)「モジャモジャした娘」と表現していたわけで、それがネプチューンを表す特徴(擬態語)だったのですから、別途「モサモサ」を追加してまで「モサ公」という呼び名にする必要性がありません。

「ネプチューンはモジャモジャでもありモサモサでもある」(だからその娘の事をロキは「モサ公」と呼んでいる)なんて設定は、後付けを感じさせるだけで何のメリットもありません。

しらほしを「モサ公」にしたいのなら、最初からロジャーに「モサモサ」と言わせておくべきだし、一度「モジャ」で表した以上、その特徴をとるのであれば「モジャ公」と呼ばせるのが筋でしょう。

そうすると他作品のキャラと被ってしまうから使えないのであれば、そもそもそんな呼び名になどしなければいい。

「モジャモジャ」と表現していたキャラを「モサモサ」という事にもして、「モサ公」呼びの理由にされても、後付け臭しかなく、納得感がありません。

一貫性のない設定はいくらでも改変できてしまうため、伏線にならず、話の説得力を失うだけです。

また、ロキはなぜ「モサ公」と呼ぶようになったのかという点もあります。

「モサモサ」という特徴は(ネプチューンに会った事のある)ハラルドによる表現であり、ロキはそれを見た事はないはずですから、ロキがその特徴をとって「モサ公」と呼び出したわけではない、ということになります。

その場合、考えられるのは、ハラルドから「(お前の結婚相手に相応しい)モサモサした娘だ」とでも紹介されて、しらほしと繋がる電伝虫を渡されたとか、単純に(防寒型の)電伝虫がモサモサしてるから「モサ公」と呼ぶようになったとか、全然関係ない「モサモサ」したキャラや、名前に「モサ」が入るキャラだから、というパターンが考えられますが、一つ目に関しては、しらほしの誕生が16年前でハラルド死亡が14年前ですから、まずあり得ません。

ハラルドが生きている間、つまりロキが冥界に拘束される前に、1〜2歳のしらほしと通話できる電伝虫をロキに与えるなどあり得ないし、そこから友達になる事も考えられません。

つまり、仮に「モサ公=しらほし」なのだとしても、ロキが「モサ公」と呼ぶ事など(作者視点・メタ視点を持っていない限り)あり得ず、今話でハラルドがネプチューンを「モサモサ」と表現したことは、ロキの「モサ公」呼びとは何の関係もない、単なる考察勢へのエサ撒きの一つでしかないということです。

これらの点について辻褄を合わせる事なく、「モサ公=しらほし」押し通してきた場合、読者は相当舐められていることになりますが、それをやりかねないのが今のワンピースなんですよね。。

フィッシャータイガーの設定を間違えている

フィッシャータイガーの一連の描写、おかしいと思いませんでしたか?

まず今話では、「15年前」にタイガーが奴隷達の檻を破壊して逃した事件として描かれています。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

で、その際にハンコック達も逃した事になっている。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

しかしこの時のタイガー、何故か手錠もしてるし、首輪みたいなもんもつけられてるんですよね。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

つまりこの描写を見る限り、タイガーは自分が奴隷として捕まっていた状況から、自分の手錠と檻を壊して逃げ出し、同時に他の奴隷達の檻も壊していった、と読む他ないわけです。

が、タイガーによるマリージョア襲撃事件って、レッドラインを素手でよじ登ってマリージョアへ一人乗り込んだって話でしたよね?

つまり一度自分が奴隷として脱走して地上(というか魚人島)に戻ってから、再度レッドラインをよじ登って奴隷の解放に現れたということです。

にもかかわらず、首輪や手錠がついていて、今檻から脱走したばかりの様な格好をしている。

この時点で、本来の設定と一致しておらず、完全にミスっているとしか思えません。

ここで首輪や手錠がついていなければ、まだ辻褄を合わせられたかもしれませんが、15年前の時点でタイガーが捕まっていたものとして描いてしまっては、完全に過去の描写と矛盾してしまいます。

こんな、普通に読んでるだけで違和感に気づきそうな点に、今の編集者はなぜ気づかないのでしょうか。。

魚人島編、読んでないんですかね?

また別の話として、👇🏻このコマ、何をしているのかわかりましたか?

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

結論としてはシャンクス聖がタイガーの首輪を砕いたという事なのでしょうけど、タイガーは一体何をやってるのでしょうか。

左手で攻撃したところをかわされて攻撃を受けたのでしょうか?

右手で攻撃しようと振りかぶったところ攻撃を受けたのでしょうか?

そもそも左手に持ってる紐のようなものは何でしょうか?

左手に動きを表す線が入っていることから、左手でシャンクスを攻撃したということで、よく見るとシャンクスの頭からも血が飛んでいるように見えるので、左手で(シャンクスの)包帯を引き剥がしたということでしょうか。。

なんで?笑

なんで向かってくる相手の顔面に巻かれた包帯を、真っ先に引き剥がそうと思ったのでしょうか。

殴った拍子にちぎれてしまったわけでもなく、手に握ってるわけですから、包帯を引きちぎりにいったということですよね?

なんで?😂

包帯で顔が隠れてるから正体を確認するために、ということなら、「誰だ貴様は…!!」のように言わせるべきだし、そもそも包帯を引き剥がず描写を入れるなら、相手の(包帯が巻かれた)顔をきちんと描くべきです。

👇🏻この描き方では「包帯」の情報がないため、

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

👇🏻このコマでタイガーが左手に握ってるものが何なのか、読者は絶対に読み取れません。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

何でこんなわかりづらい描き方ばかりするんでしょうね。。

まとめると、要するに「タイガーが左手でシャンクスの顔面から包帯を引き剥がすと同時に、シャンクスはタイガーの首輪を破壊しつつ、タイガーの左側にすり抜けた」ということなのでしょう。

が、そもそも物理的にあり得ないんですよねそんな動き。

タイガーの左腕が伸びきっていて、その手によって顔面を攻撃されているのに、すれ違いざまにタイガーの懐にある首輪を破壊した上で、左手側に抜けられるわけがないじゃないですか。

抜けるならタイガーの右手側でしょう。

この描写だけでは何をやっているのか極めてわかりづらい上、分かったとしてもあり得ないため、この上なく気持ち悪いシーンとなっています。

「おれはお前に会った事が…」という匂わせセリフと、あり得ないタイミングでその言葉を遮るシャンクソ

話が飛び過ぎなため、人格の違いすぎるシャンクスをシャンクスと受け入れられません。

そのセリフもダサくて頭が悪くて品のない小物イキりセリフゆえ、シャンクスというキャラを潰しているだけで、見るに堪えない。

まず「シャムロックにも初め思ったんだが…おれはお前に会った事が…」と話している途中に、

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

「知らねェよデケェだけのただの下民が…!! 馴れ馴れしくするな…!!」と蔑みながら言葉を遮ってくるのですが、

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

遮るタイミングが早すぎて、会話が成立していません。

そんなに早く遮るのであれば、こいつの言葉など聞き入れたくないとか、言葉を交わしたくもないというスタンスなのかと思いきや、「おれは元からフィガーランドの血を引いてたんだ…!! 騎士にはおれが先になる」と競争心を見せながら自分語りを始めてしまう。

よく話す気にもなれない相手に自分の血の話や、自分の方が先に騎士になるなんて宣言をしようと思えるな。

「会話さえしたくない(下民に馴れ馴れしく話しかけられる事自体苦痛だ)から早々に遮った」のであれば、「馴れ馴れしく話しかけるな」だけで終わらせるべきであり、「騎士にはおれが先になる」なんて張り合うようなセリフなど言わせるべきではありません。

もちろん、実際はシャンクスはハラルドと会った事があって、その過去を他の騎士団の連中に知られると面倒事になりかねないから、早めに遮って話を広げさせないようにしている、という捉え方もできるのですが、それなら尚更、その後の自分語りや「おれが先になる」宣言など要りません。

このセリフはむしろ、過去のつながりを匂わせかねない内容だからです。

会った事がない(初対面)なら、ハラルドはシャンクスの事情など知らないのだから、「元から」なんて言い方をする必要がありません。

今会ったのであれば、今の立場として接すればいいだけです。

つまりこのセリフでは、「シャンクスはフィガーランドの血を引いてる事を知らなかった頃に、ハラルドと会った事があり、その際は対等に(あるいは仲良く)接していたが、自分は世界貴族の血を引いてる事を知り、自分の方が騎士になるのに相応しい立場となったから、『おれが先になる』と、当時との立場の違いを明確にするために、競争心丸出しのセリフを口にした」とも読めてしまうわけです。

もちろん、「訳あって生き別れていたシャムロックの弟だ」と説明された後なので、「長らく下界で育ってきたが、元からフィガーランドの血を引いてるから、お前よりも自分の方が騎士になるに相応しい」と口にする事はあり得るのですが、そもそも話しかけられることすら不快で、「馴れ馴れしくするな」と言葉を遮るスタンスなんですから、下民相手にわざわざ「自分の方がお前よりも騎士に相応しいからおれが先になる」なんて宣言をする必要がありません。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

別に「おれはお前に会った事がある気が(する)」とか「会った事がないか?」とまで言わせた上で、それを完全否定する形で何の問題もないのに、「会った事が…」だけで言葉を遮っておきながら、「知らねェよ」とちゃんと答えつつ、自分語りを始めて競争心を露わにするって、どう考えてもセリフとスタンスが噛み合ってないんですよね。

もっと言うと、「元からフィガーランドの血を引いてた」から「騎士にはおれが先になる」というロジックを「下民」に向けている時点で小物でしかなく、血しかマウントを取れる要素がないから必死に自分の優位性を示しているような、劣等感の裏返しのセリフにも見えてしまう。

本当に見下している相手、会話をする気がない相手に「自分は◯◯家の血を引いているからお前には負けない」なんてロジックでマウントを取ることなどあり得ません。

だからシャンクスのセリフとしてあまりにも浅くてダサく、シャンクスというキャラから口にされる言葉に思えない。

仮に演技なのだとしても、そこにはシャンクスらしさが出て然るべきなのに、完全に別キャラにしか見えないんですよね。

「それだけ演技が上手いってことだろう」なんて話ではなく、そんな描き方をする意味がないということです。

ルフィもゾロもナミもウソップもサンジもたぬきもロビンも、嘘を付く時にはきちんとそれぞれの人格や心が残っているからこそ、「嘘かもしれないし嘘ではないかもしれない」ものとして見れるわけですが、これはもはやシャンクスによる演技や嘘ではなく、「作者が別人として描いている」だけなんですよね。

だからまるでシャンクスに見えない。

当時はこういうやつだったのか、ただの演技なのかわかりませんが、いずれにせよシャンクスのこんな姿など見たくもないため、いらねェ追加設定であり、描写だとしか思えません。

ドラゴンにせよシャンクスにせよ、何で本編で本人を掘り下げる前に、全然関係ない過去編で小出しにする様な描き方をするんですかね。

本来の見せ場シーンをしっかり描いた上で、そこから意外な過去を明かして驚かせてくれればいいのに、「謎多き男」の「謎」を本編で描く前に、過去を描いて謎の一部を(主人公が知る前に)先に明かしていく意味がわかりません。

端的に言えば、「考察勢へのエサ撒き」以外の価値がありません。

赤ん坊の頃から下界で育っておいて「周りと違う気」がするはずなくて草

このセリフも意味不明すぎて笑いました。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

「お前にはわからねェよ 24年もの人生を棒に振った悔しさは!! どうりで周りと違う気がしてた…」と言い出すのですが、赤ん坊の頃から下界で暮らしておいて、「周りと違う気」などするはずがありません。

なぜなら周り含めて自分のいる場所・環境が自分を形作ったものであり、周りとの違いなど感じるはずがないからです。

それは「生まれてしばらくはマリージョアで暮らしていたが、物心つく前に下界で暮らす事になった」場合のセリフでしょう。

こいつは何が「周りと違う」と思ったのでしょうか。

下界で生まれて下界で暮らしておいて、具体的にどんな「違い」を感じたのでしょうか。

あまりにも天賦の才に恵まれすぎていて、生まれながらの能力が桁外れだったのでしょうか?

世界貴族でも何でもない、下民ティーチに左目傷つけられといて?😂

何か生まれた瞬間に世界貴族のマークでもつけられていて、それが特別な力や異常な力でも発揮していたのでしょうか?

地上で下民の母のもとに生まれて、出産後にガーリングと一緒に過ごした時間などなく、即行方不明になったのに?

世界貴族的なものなど何も教わってないし、何も与えられてないはずなのに、どこでこいつは「周りとの違い」を感じたのか、私には全く想像がつきません。

その後の「全てが嫌いだった!!!」という愚痴も、意味不明な上ダサすぎて、ほんとシャンクスの魅力を潰すだけのクソセリフとなっています。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

何が「嫌い」やねん。

聞いてねェんだよお前の好き嫌いなんぞ。

「全てが苦痛だった」とか「不快だった」とか「退屈だった」とか「屈辱だった」とか、まだ世界貴族として生まれた自分が、下界で24年も暮らす事に対する負の感情を口にするならわかりますが、「嫌いだった!!!」って、どんな不毛な駄々やねんと思ってしまいます。

演技なのだとしても、あまりにもセンスの悪いセリフ回しゆえ落胆しかありません。

急に病死展開に持っていかれるキモイダさん

何の前触れもなく、急に体調を崩して病床に伏してしまうキモイダさん。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

まず気色悪いのは、この医者もどきとの会話にならない会話です。

「ハラルドの奴ァよう 最近は帰ってくるたび長老達の家を回って…イーダを正妻にさせてくって」→「バカね…私はあの酒場が好きなの」

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

全く会話になっていません。

もちろん、「正妻になればハラルドと共にお城で暮らすことになるけど、自分はあの酒場が好きだから城に住みたいとは思わない(正妻になりたいわけではない)」という意図のセリフなのでしょうが、この医者もどきは「ハラルドはイーダを正妻にするために長老達の家を回ってるくらい、イーダの事を大切に思っていて、一生を添い遂げるつもりなのだから、元気にならなきゃハラルドが泣く。だからちゃんとした医者に診てもらおう」という話をしているわけです。

だからこれに対する返しは、「なぜハラルドに連絡して、ちゃんとした医者に診てもらおうとしないのか」、すなわち「なぜそこまでハラルドの任務の邪魔をしない事にこだわるのか」でなければなりません。

にもかかわらずこの女は「私はあの酒場が好きなの」と言い出すのです。

意味わかんねェ…

そんな事は聞いてねェし、答えになってねェんだよ。

なんで普通の会話ができないんだよお前は。

さらにこの後「知らない国の船乗りと仲良くなったら 少しだけ…ハラルドの役に立った気になれるんだ…」と続けるのですが、結びまで意味不明で、話が完全にすり替わっています。

「ハラルドはお前を正妻にしたいくらい大切に思っていて、死なれたら泣いちまうから、ちゃんとした医者に診てもらおう」「バカね…私はあの酒場が好きなの 知らない国の船乗りと仲良くなったら 少しだけ…ハラルドの役に立った気になれるんだ…」

意味わからんでしょう。

これが会話になっていないことが、作者や編集者にはわからないのでしょうか。

ではどういうセリフにすればいいかと言えば、「バカね…私はそんな(正妻になるなんて)事は求めてない 私は未来の子供達のためにエルバフを変えようとしているあの人の時間を 1秒だって奪いたくないの」のようなセリフです。

ハラルドの役に立った描写皆無で草

また、「知らない国の船乗りと仲良くなったら」「少しだけ…ハラルドの役に立った気になれるんだ…」と結ぶのですが、これも噴飯物です。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

お前が仲良くなったのは「知らない国の船乗り」じゃなくて、「世界政府から指名手配されている世界一の大犯罪者」だろ😂

お前が店やってるシーン、ロックス以外に客来てるとこ見たことねェぞ。

この点は1157話でも指摘しましたが、結果として、ハラルドは「親友」を殺さなければならない苦悩と、それが果たせずいつまでも世界政府に加盟できないもどかしさを味わい続け、最終的に親友の死によって錯乱し、“人間族”の前で暴力を振るいまくって町も破壊して怯えさせ、さらに理想の実現を遠のかせたわけですから、こいつのやってる事は役に立ってないどころか、ハラルドの願いを叶える上での邪魔にしかなっていません。

こいつが酒場なんぞ開いてなければ、ロックスをエルバフに受け入れる事などできなかったのだから、関係性を深めることにはならず、あっさり殺せたかもしれないし、死の悲しみや後悔を味わう事にもならなかったかもしれません。

はっきり言っておきましょう。こいつがやってきた事で、ハラルドの役に立ったことなど何一つありません。

むしろエルバフに害をもたらしただけです。

ここまで露骨に有害なキャラでしかなかったため、前話の👇🏻この表情を見た時に、もしかしてここからこいつの裏の顔が暴かれて、処刑されるパターンもあり得るのか? とわずかながらに思っていたのですが、

出典:ONE PIECE 1166話/尾田栄一郎 集英社

何のひねりもないベタ中のベタである(エストリッダ家に毒をもられて)衰弱して死ぬオチだったため笑いました。

どうせ毒を守られて死ぬのなら、ちゃんとその点の伏線を描いておけばよかったのに。(この点は後ほど触れます)

本来の目的を忘れ、あっさり前言撤回して、ただのツンデレマザコン引きこもりおじさんと化すロキ

キモイダの体を心配し、精のつく食べ物を持ってきて、早く元気になってお店を再開してもらいたいという本音を、「おい!!! 他所者ババア!!!」「ババアに肉でも食わせろ」「あの酒場はおれの休憩所だ 早く再開しろ!!」と悪態をつくことで隠している、という見せ方をしているのですが、その意図があまりにも露骨すぎて、作者の作為しか感じません。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

「素直になれず、照れ隠しから乱暴な言葉遣いしかできないが、本当はイーダの事が好きで心配している心優しいロキ」を描いてるつもりなのでしょうが、この本音を隠してイキってる姿が最高にダサくてキモく、それがバレバレという茶番もただの小物感の表れにしかなっていないため、全てがロキの魅力を潰す方にしか機能していません。

「他所者ババア」という呼び方をするのが、作者の作為しか感じなくて気持ち悪い。

ロキの立場になったとして、国内はもちろん、身内にも心を許せる相手は1人もおらず、愛を諦めていたところ、「他所者」のおかげで心救われ、自分の唯一の母親とまで思っていて、早く治って元気になって欲しいと思っているわけですから、それを素直に伝えられないからといって、「他所者」である事を強調して悪態をつくって一体どんな心理なのでしょうか。

むしろロキは(イーダにせよロックスにせよ)「他所者」の存在に感謝しているはずでしょう。

「お節介ババア」とか「病弱ババア」とか、もっと表面的に罵る言葉などいくらでもあるでしょうに、部外者に助けられた人間が、部外者である事を罵ることなどあり得ないとしか思えない。

たとえば国内で差別を受け、虐げられていた人間が、魚人族に優しくしてもラッタ事で、心救われたとして、感謝の気持ちを持っていながらも、それを素直に表せないから悪態をついて誤魔化そうとする際に、「おい魚人」とか「おい半魚人」なんて呼び方をしようと思えますか?

その「魚人」に助けられたというのに、そこを罵ってどうすんだと思ってしまう。

また、こいつに一言言いたいのは「とっとと海に出ろよ」と言うことです。

何が「おれはこんな国ウンザリなんだ!!」「おれはロックスみてェに自由になるんだ!!!」やねん。

出典:ONE PIECE 1156話/尾田栄一郎 集英社

「お前らなんか大嫌い」だから「海へ出る」んじゃなかったのかよ。

出典:ONE PIECE 1156話/尾田栄一郎 集英社

何年エルバフに居座ってんだよ。

何をキモイダの酒場の居心地がよくなって、ツンデレかましながら居座り続けてんだよゴキブリ男。

さっさと「イーダの事が大好きで居心地がいいから海へ出るのはやめました」と訂正しろよ。

お前が「引きこもりおじさん」と化してる間に、普通にハイルディンは仲間引き連れて海に出てるんだが?

先越されて悔しくねェのか?

ちなみに今話の作画で一番酷いと思ったのが👇🏻このコマです。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

何なんこの「巨人」のスケールを微塵も感じない、窮屈で狭苦しい描写は。

もう何もかも酷すぎて、ほんと小手先だけで急速にイーダが死ぬ展開に持っていってるようにしか見えないんですよね。

医者探しに海に出る役は、むしろロキにやらせるべきでしょう。

生意気な荒くれ者で、誰よりも強くて海に出たくて、イーダの事が好きなのであれば、イーダが病気と知るや、誰よりも早く海に出て医者や特効薬を探す展開にした方が、よほどイーダへの愛や向こう見ずさが感じられるし、それがこれまでの反抗的な態度とのギャップとなって、ロキの魅力をいい方向に生かし、引き出す事ができただろうと思います。

あれだけ海に出たがっていたくせに、このタイミングでも海に出る事なく、ハイルディンにあっさり先を越されて、自分は島に引きこもってイーダの世話をしているようでは、「こいつまだ航海術身に付けてねェのかよ…笑」とか「どんだけイーダのそばにいたいんだよ笑」という印象にしかならないでしょう。

その上でやってる事が👇🏻この悪態をつきながらツンデレかますだけなんですから、もう見るに堪えない小物イキり男にしか見えません。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

よくこんなダセェキャラの描き方ばかりできるわ…

こんなのワンピースのキャラじゃないよ。。

急に湧き上がってきた遅すぎる正妻論争と急速に迫るイーダの死

「正妻論争」の件、話に上がるのが遅過ぎて笑うしかありません。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

エストリッダが死んだのなんてもう何十年も前だというのに、その間何のアクションも起こさずに放置しておいて、今更「財産も地位も渡さねェ」と言い出してイーダを殺そうとするなど、急展開すぎて無理矢理感しかありません。

もちろん、イーダの存在がハラルドの中で大きくなっていき、実際に長老達にイーダを正妻にするようお願いしに行く動きをし始めたから、危機感を抱いて動き出した、という事なのでしょうが、エストリッダの死後、こいつら一族は何十年も故郷に住んでいる(住まされている)わけですから、その時点で何の地位も財産も得られてないようにしか見えません。

つまり、エストリッダが正妻だったことによる旨みなど、そもそも得られてないのではということです。

「財産」ならまだしも「地位」が手に入ってるとはとても思えませんが、なぜ「渡さねェ」なんて話になるのか。

イーダが正妻になると、「ロキが正妻の子ではなくなって、ハラルドが死んだ際の遺産がエストリッダ一族に入ってこなくなる」、あるいは「正妻の子が2人になってしまうため、遺産の分け前が減ってしまう」という事でしょうか。

前者の対応をするとしたらハラルドがクソすぎるので、考えられるのは後者でしょうが、いずれにせよそんな展開にするのなら(最初から決まっていたのなら)、もっと早くから伏線を入れておくべきでした。

そんなことは、イーダがハラルドとの子供を産んだ時点で、あるいはエストリッダが死んだ時点で、気にして然るべきポイントだからです。

具体的には、ハラルドがイーダを連れて帰ってきた時点で、イーダに白い目を向けるキャラを描いておくとか、エストリッダの死後(あるいはハイルディンを産んだ後)にイーダがたまに咳をする描写を入れておくとか、イーダの酒場にマト以外にもう一人子供を来させておくなどです。

ハラルドの正妻枠と財産を狙っていたエストリッダ一家が、イーダの存在を疎ましく思い、暗殺を企てるのは(ベタ中のベタで)十分あり得る展開ですから、そちらの動きを伏線として仕込んでおいて、「すぐに殺してしまうとあからさま過ぎてバレるから、自然と死に至るようにゆっくり少しずつ毒を盛っていった」という事にしておけば、もっと唐突感なく、納得感のある展開として読めたでしょう。

当時から毒を盛っていたのであれば、「正妻論争」の話が出てくるのがここまで遅くなった理由付けにもなります。

つまり、すぐに殺すわけにはいかないから遅発性の毒を少しずつ与えて体を蝕んでいき、ようやく死が近づいて来た(からロキにネタバラシをした)という描き方にして、その伏線をきちんと仕込んでおけば、もっと説得力のある展開になっただろうということです。

ベタすぎる展開ゆえ、伏線などいくらでも仕込めたはずなのに、何も用意する事なく、急に死に向かって一直線に走り出す展開となってしまっては、御都合主義の手抜き構成としか思えません。

ロキのセリフの重複によるキレの悪さとテンポの悪さ

齢数ヶ月にして愛を諦め、国の連中に散々反抗してきて、他所者のロックスに憧れて海へ出たがってたくせに、いつの間にかイーダの事を「母親」認定するほど心を許し、愛を感じていたロキ。

その描写があまりにも浅いため、何の感情移入もできず、ただ死の直前だけ急に「母親」呼びし出して、お涙頂戴し出しただけの小手先感動シーンにしか見えません。

特に酷いのが最後のセリフ。

「死なねェよな…? イーダ…」「覚えてんだよ…!! おれの実母はおれを嫌い“冥界”へ投げ捨てた!!! 何が財産…!!? ゴミ一族が!!! イーダは死なねェよな!!? あいつだけがおれの…!!! 母親なんだぞ!!!」

もう全文添削したいレベルでセリフとして終わっている。

結論からいうと、語順がおかしいせいで論点がボヤけている上、無意味な重複のせいでキレとテンポが死に、「怒り」が伝わらないセリフになっているので、以下のような語順&内容にするべきだったと思います。

①「何が財産…!! ゴミ一族が!!!」→②「覚えてんだよ…!! おれの実母はおれを嫌い(赤子の頃に)“冥界”へ投げ捨てた!!!(その時の痛みをおれは一度も忘れた事はない)」→③「あいつだけがおれの…!!! 母親なんだぞ!!!」

①と②は順番を変えてもOKですが、③については、セリフが弱すぎて締まらないため、ここはいずれにせよ丸ごとセリフ回しを変える必要があります。

順番に説明していきましょう。

まず「死なねェよな?」という問いの不毛さと重複について。

「この麦角菌は誰にも止められねェぞ…確実に死に至る!!」と言われてるのに、その直後に「死なねェよな?」と二度も確認するのは意味がわからず、無駄でしかありません。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

会話になっていないため、ひたすら頭の悪い奴にしか見えず、ロキの怒りやセリフの力を奪う結果にしかなっていない。

「死なねェよな?」じゃねェんだよ。

「確実に死に至る」っつってんだろボケ。

何を先に教えられた結論について、2回も同じ質問してんだよ。

「信じられない事(信じたくない事)」を聞かされた事で頭が混乱している、ということなのかもしれませんが、怒りや憎しみをぶつけるセリフとしてあまりにも中身がなさすぎる。

「死に至る(だと)!?」のような聞き返しの疑問文ならまだしも、「死なねェよな?」(と相手に答えを求める)疑問文によるキレ方では、テンポを殺して怒りの熱量を失わせるだけなので、言わせる価値がありません。

入れるとしても最初だけにすべきであり、怒りのボルテージが上がりきった後になど、絶対に入れるべきではない。

一度だけなら、答えを求めていない独り言として受け取れますが、二度も聞いたら答えを求めてるセリフにしかならず、しかもすでに答えは聞いているわけですから、尚更意味不明で破綻したセリフになっています。

ロキはイーダに死んでほしくないのですから、「死なずに済む方法(があるかどうか)」を確認するのが自然であり、「助かる方法を教えろ」とか「今すぐ解毒剤を用意しろ」(さもなくば貴様を殺す)のようなセリフを言わせるべきでしょう。

もう諦めているのであれば、尚更「死なねェよな?」なんて質問は不要であり、最大限の怒りをぶつけて恨みを晴らし、相手を後悔させる事を考えるべきです。

「毒を盛ったから確実に死に至る」と聞いた状況で、「死なねェよな?」と繰り返し確認するなど、あり得なさすぎて何の怒りも伝わってきません。

もっと言えば、「ゴミ一族が!!!」と言い捨てて怒りがMAXとなったタイミングで二度目の「死なねェよな!!?」を挟んでいるのも最悪で、ただただセリフのテンポと力を殺す結果にしかなっていません。

続いて語順について。

「死なねェよな…? イーダ…」と質問しておいて、

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

相手の答えを待たずに「覚えてんだよ…!!」と語り出すのがまずおかしいし、

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

「イーダが死ぬかどうかの確認」をしているのに、「実母が自分を冥界に投げ捨てたことを覚えている事」、つまり「エストリッダ一族がゴミ一族である事(の追及)」に話題を変えて話し出すのもおかしい。

これでは「お前、イーダが死ぬかどうか気にしてねェじゃん(何のために聞いたんだよ)」となってしまう。

「死なねェよな?」と質問してるのだから、間を置いた後に口にすべきは「答えろよ!!」のように返事を迫るセリフになるのが普通でしょう。

それをしていない時点で、この質問は意味をなしておらず、ロキは答えを求めて質問しているわけではなく、作者に用意された言わされセリフを思考停止したまま口にしているだけなのです。

また、「実母が自分を冥界に捨てた」という点だけでも「ゴミ一族」と蔑む理由を示せているのに、途中に「何が財産…!!?」(という疑問文)を挟むのもテンポを悪化させているだけの雑音でしかありません。

「財産」の話は、「毒を盛った」話よりも前に聞いたのですから、ここに怒りを向けるのであれば、冥界に捨てられた事への恨みよりも先に触れておかなければ、思考と感情のつながりが途切れてしまい、セリフが力を失ってしまいます。

つまり、先に冥界に捨てられた「過去」を自ら掘り返して怒りを示しているのに、その後に「財産目当てでイーダに毒を盛った」という「今」聞いた話への怒りを続けると、話が戻ることになるため、怒りのぶつけ方が直線的ではなく(「途中で思い出してついでに触れた」ように見えてしまうため)セリフのキレが悪くなるのです。

「何が財産…!! ゴミ一族が!!!」「覚えてんだよ…!! おれの実母はおれを嫌い“冥界”へ投げ捨てた!!!」とすれば、先に今聞いた事実への怒りと蔑みを示してから、過去の恨みにも触れる、という順序になるので、「財産目当てでイーダを殺そうとしているゴミ一族」に対して、「そもそも自分を冥界に捨てたエストリッダの事など母親とも思っていなかったし、その一族を家族と思ったこともない」と伝える流れとなって、話が自然と入ってくるでしょう。

👇🏻こちらの描写自体は、インパクトもあって普通にいいのに、セリフが終わってるせいで台無しなんですよね。

出典:ONE PIECE 1167話/尾田栄一郎 集英社

どう考えてもセリフが多すぎる。

もっとセリフと同時に絵のインパクトを感じられるくらい、この絵と同時に伝えるべき情報を絞ってほしいものです。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
10 日 前

全てが嫌いだった!!!
ドン!笑

匿名
匿名
18 日 前

1168話の記事見れなくなってる…?
とうとう集英社に目をつけられたか?

匿名
匿名
27 日 前

もう月刊ワンピースでも作って移籍してくれよ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

あれ?ロジャー海賊団グランドライン制覇の集合絵のバギー、ドントット♪のポーズしてんじゃん!?もしかして…伏線かぁ!?

ヌシアらは浅い
ヌシアらは浅い
1 ヶ月 前

契約で不老不死にすれば、いつでもムーの都合で新鮮な🦪に🍞🍞できて気持ちイイえ〜💞

hodge
hodge
1 ヶ月 前

編集は『急に湧き上がってきた遅すぎる正妻論争と急速に迫るイーダの死』の部分だけでも読んだ方がいい

匿名
匿名
1 ヶ月 前

流石に「さて、話を戻そう」まで擁護出来る信者はいないよな…? 
まさか尾田っち特有の芸人リスペクトだ〜♡
う〜〜心が破産確定申請中〜〜💞
なんて反応してる訳が…あっ(Xのツイート欄)

匿名
匿名
1 ヶ月 前

尾田「(ヤベッ話しすぎた…)さて話を戻そう」

Last edited 1 ヶ月 前 by
アンピース
アンピース
1 ヶ月 前

考察信者「モサモサした娘、モサ公=しらほし!?!?考察すげえええええ」とはならんて

しらほし16歳で、バンダーデッケンのマトマト能力から守る為に10年間軟禁生活だった
ルフィが来る前の6年間の間にロキ(1167許嫁)とデンデン虫でやりとりしてたって事?
設定と設定の間に新設定を差し込んでるな

元巨兵海賊団
元巨兵海賊団
1 ヶ月 前

エルバフの戦士「戦士は廃業か〜」鼻スリスリ
で激萎えした

戦士たちの受け継がれてきた誇り高い生き様や信仰って、ハラルドの『戦士=野蛮』みたいな狭い価値観と、何の確証もない未来の話を聞いただけでコロッと靡くものだったんか?

そもそも巨人に偏見があったのは若きハラルドみたいなカス野郎が好き勝手やってたからで
何でそれを『戦士文化』と結びつけて変革させようとしてるのか意味が分からん
てか軍事力で言うなら、国王のくせに政府の靴舐めて海賊ブッ潰しまくってたお前が一番ヤバいんだよ
最初から最後までお前のせいで巨人が恐れられてんだろーが
五老星の反応聞いてなかったんか?背筋が凍るらしいぞ??

作者の平和への浅い解釈と、文化と武力を混同する短絡的な思考回路のせいで
むしろニカが信仰されてる事実の方が不自然なくらいだわ
「世界の破壊者」信仰しながら平和教育って馬鹿なんか?

駄目だ、何もかも意味が分からん

匿名
匿名
1 ヶ月 前

コミックスをもう買ってないから覚えてないんだけど
ロキが捕まってたのってハラルドを殺害したからじゃなかったっけ
ハラルドの件以前からもう捕まってたのって俺が失念してるだけ?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

次回で
「兵士たちよ俺を56してくれ」
「国王様すみません!」グサグサ
「何やってんだお前ら!」
「え!?死なない!?ぎゃああああ」
「何やってんだ国王!覇王色ロキパンチ!」
「国王様が死んだ!ロキが56した!」
「さて、話を現代に戻そう」

って感じかな

まさか素人の俺の予想が当たるわけないか

匿名
匿名
1 ヶ月 前

尾田さんはアンチの声が大きくなってきてるの完全に認識してるよね?
明らかにおちょくって来てるじゃん。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

なるほどシャンクスがミホークと互角なのはイムとの契約で得た力って事かー

Last edited 1 ヶ月 前 by
匿名
匿名
1 ヶ月 前

何故描き直しを?
尾田先生的には2年前よりワノ国の方が面白いでしょ~?なんだが?
不敬罪だえ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

猛批判を覚悟して、ワンパンマンみたいに何話から何話まで無かったことにして、描き直しますとかやってくれないかな、、、

匿名
匿名
1 ヶ月 前

イム様捨て駒枠で深海契約者にすれば良くね?笑

匿名
匿名
1 ヶ月 前

薄味の無意味な1ページを描かなければいけなくなるぐらいなら、チョイ見せとかやめたらいいのに。
あれが始まってから前話の引きを全く無視した、しょうもない1ページ目を毎話のように描くようになったよな。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

イムとの契約について補足
浅海契約でイムの影響ほぼなし
深海契約で不死身イムが契約者を操れる深々海契約は不明

Last edited 1 ヶ月 前 by
匿名
匿名
1 ヶ月 前

イーダってキャラに全く好感持てないのとロックスとシャクヤクに回想が乗っ取られて巨人族のまともな描写が殆どなかった事とか無視してイーダが死ぬシーンだけ切り取ったらいいシーンに見えた
全員が鼻水ダラダラ流すだけじゃなかったし余計なモブのリアクションとかもなかったし
死ぬ前のイーダの発言がキモすぎて感動とかは一切できなかったけどな

匿名
匿名
1 ヶ月 前

「嬉しいこと言ってくれるじゃん…!!きゃわいいんだから…♡」

「その気持だけで…ご飯何杯でも食べられちゃう…♡」
も相当のきしょきしょ語録

本当こいつ死んでよかったと心から思うわ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

1098話以来の原稿間に合わず…そして次号休載で合併号へ続く
休載多くてこれかよ
休載して次号載せればいいだろうが

匿名
匿名
1 ヶ月 前

「さて 話を終わろう」 で打ち切り未完ENDするところまで見えた

匿名契約
匿名契約
1 ヶ月 前

最新話…何が「さて話を戻そう」だよ!!
完全にネットの反応見て描いてるじゃねえか読者舐めるのも大概にせえよ!!?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

なぜ虚の玉座に人が…?じゃねえよわざとらしい
散々御大をスルーしといて今更それ言う?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

深海契約したらイムの思い通りになるとか結ばない理由がなくておもろすぎるw
とりあえず一枠いつ死んでもいい奴に結ばせておこうやww

匿名
匿名
1 ヶ月 前

無理矢理だなナレーションww
さてじゃねぇんだわww

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ワンピース新世界構文エルバフ編の語録2強
やめてくれ…降参だ✋😭🤚🪓
さて話を戻そう
異論は認めない笑

匿名
匿名
1 ヶ月 前

神(イム)との契約で分かった事は
浅海契約の時点で不死身
深海契約で不死身➕イムの乗っ取り対象
深々海契約は不明
シャンクスが打算で腕を失ったのは確定で草

匿名
匿名
1 ヶ月 前

悲報シャンクス聖さん不死身状態と契約バフでミホークと互角だった

匿名
匿名
1 ヶ月 前

コホ コホ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最新話見たけど…
いやこれ原稿間に合ってねぇだろ

もう冨樫の伝説のラフ原稿そのままとかも笑えないだろ尾田って
アシスタントさん達が綺麗に描いてくれてるから表面化してないだけ

まじで作画崩壊、作画ミス、下書き残し?
ちょっとひどすぎるわ。
こんな奴が「漫画を描くのが一番好き」だの「こだわりでコピーを使わない」とかよく言えたわ。
コピーとか若い頃イキって発言して今死ぬほど後悔してそうだけど

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最近のワンピースとか細田とかの作品を見てると40年間ずっと休まずに平均点以上の面白さをやり続けたこち亀やばいな

匿名1
匿名1
1 ヶ月 前

今話とは関係ない話なんだけど、モブのやり取りで一番好きなのがガープ中将と海兵なんだよな

W7でガープと会った直後

「それじゃあお前ら」
「はッ!」
「この壁直しとけ」
「えーっ!!そんな勝手な!!」

「直すくらいなら何故壊したのですか!!」
「そうやって入ったほうが格好いいじゃろ!」
「そんな理由で壊さないで下さいよ!! じゃ 我々直すんで貴方も手伝って下さいよ!?」
「えーー!!?  いいよ」

このやり取りでガープの人望とか部下との信頼が読み取れるし、ガープの人の良さや面白いさも出てて本当に良いなって思ったんだ
今のモブって只々喚くだけで何の意味を持ってないから見ててキツイのよね

匿名
匿名
1 ヶ月 前

史上最強の降参だ✋😭🤚
VS
現代最強さて話を戻そう
語録界の頂上決戦は草

匿名かわ
匿名かわ
1 ヶ月 前

まーた原稿仕上げてないのかよ
くまの回想からこれで4回目だっけか
あれを見た時から「あ、別に仕上げなくても単行本で間に合わせればいいのか」って、癖になると思ってたが、案の定だな

匿名
匿名
1 ヶ月 前

悲報ウソップさんもう活躍できない

匿名
匿名
1 ヶ月 前

またシャンクス事はぐらかしたか…そんな事するから読者がアンチになるんだよ笑

匿名
匿名
1 ヶ月 前

まさかシャムロックのゲームにしろがクソ弱く感じる語録のインフレがやばい

匿名
匿名
1 ヶ月 前

さて話を戻そう語録界の超新星で草

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ワンピース新世界語録四天王(個人的)
さて話を戻そう
気づくと〇〇は救われた…
やめてくれ降参だ✋😭🤚🪓
負けたのね!

匿名
匿名
1 ヶ月 前

話を戻した!?多分重要な事だ!!

匿名
匿名
1 ヶ月 前

さて話をもどそうは、ちびまる子のキートン山田みたいなギャグでやってんだよな…?
真面目に描いてねぇよな尾田聖…?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

不死身の攻略法結局覇王色

匿名
匿名
1 ヶ月 前

話を脱線してしまった時のさて話を戻そうは汎用性高くて草

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ロキ「ほんでまぁ色々あって…」
ナレーション「さて話を戻そう」
ロキ「えぇぇ〜〜〜👀👀!?」

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ハラルド自業自得やん

匿名
匿名
1 ヶ月 前

個人的に降参だに並ぶ語録だよなさて話を戻そう

匿名
匿名
1 ヶ月 前

さて話を戻そうコレ強すぎるだろ笑

匿名
匿名
1 ヶ月 前

今回の話でより覇王色環境になったからルフィとゾロ以外はもう戦力外通告で草

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