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【ワンピース】1165話「残響」が納得感ゼロだけどとりあえずよかった理由

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11/19 追記完了しました。

1165話、ロックスvsロジャー&ガープの戦闘を描いた上で、ようやくゴッドバレー事件が終結に向かいそうなところまで進んだので、その点だけはよかったです。

これまでツッコんできた点についても、一部は一応の説明がなされたため、何とか整合性を取ろうとする意識はあるんだなと思いました。

が、全然納得感のある説明になっていないため、いずれにせよ「無理がある」「強引である」という印象は変わりません。

この点は無視したとしても、そもそも根本的な部分が破綻しているため、結局のところ何の意味もない(ただ整合性を捨てるだけの)蛇足事件でしかなかった、という感想です。

結論、やはりロキの回想で描く必要などなかったとしか思えず、その無駄なエピソードがようやく終わって次の展開に進みそうなのでよかったというだけの1話でした。

とりあえず細かなツッコミどろこについて触れておくと、以下の点があります。

  • 「ロックス海賊団」崩壊の理由・原因の説明があまりにも雑すぎて、納得感皆無。(なぜ「ここで終いだ!! ロックス海賊団は」という結論になるのか理解不能。無理やり解釈したとしても弱すぎて、わざわざ描いた価値を生めてない)
  • ガープが「息のある島の住人 そして海兵を乗せたら船を出せ」と命令しているが、何万人もの倒れている住人について、息があるかどうかを確認する事など不可能であり、「血まみれで倒れてはいるけどまだ息のある住人を見捨てていく」命令にしかならないので、「正義」の立場を示すセリフとして弱すぎて、ただ表面的な整合性を取るために言わせたアピールセリフにしか見えない。
  • なぜイムではなくロックスを相手にしているのかについて、ガープに「不本意がいくつもあるが!!! コイツも放っとけねェしな!!!」と言わせることで処理しているが、さすがに理由付けとして弱すぎるため、フォローになっていない。(イムがこの場をロックス1人に任せて、サターン聖に乗り移ったまま離脱する意味もわからない)
  • ロックスが「“呪い”」を受けていることに気づいていて、解こうとしている姿勢がわかったのはよかったが、白ひげがこの戦いに関わろうとせず、ロックスを放置する判断をする理由がわからない。(そこにおそらくマルコの親を絡ませてくる意味もわからない)
  • ドラゴンにも「正義」のスタンスを貫かせているが、今更遅すぎる上、子供2人見殺しにして約束を反故にしている時点で無能でしかなく、大幅減点された後に何とか汚名返上しようと(読者の目線を気にして)急に張り切り出した雑魚にしか見えない。
  • ガープが世界政府の悪の所業を知っておきながら海軍に残っていたのは「海兵達を守る」ためだった、という浅い理由付けがなされたが、結局のところ世界政府の悪行を放置しながら自分一人わがままを貫いてきただけでしかなく、(何十年も体制を変えることをせず、海賊をターゲットに仕事してきただけなので、全く海兵達を守るものになっておらず)理由付けとして弱すぎるため、キャラとして破綻している事は覆せていない。
  • ロックスの「無念」が何なのかが全くわからない。(妻と子は助かり、デービーの血は受け継がれたわけで、最悪の事態は免れたという見方もできるため、何に対する涙なのかが読み取れない)
  • ロックス海賊団の事など、今の若い海兵達は知らないという設定だったのに、「ロックス海賊団の崩壊は隠しきれぬ残響となり世界を震わせた」と書いてしまう謎。

根本的な部分で言うと、やはり「ロジャー&ガープが、イムではなくロックスをターゲットにする理由付けが弱すぎる事」と、その一方で「白ひげ含めロックス海賊団の連中がロックスを放置して、その対応をロジャー・ガープに任せる事」「イムがロックス1人にその場を任せて離脱する事(そのせいで「この事件に関わった人間を全員始末する」という目的は果たされずに終わる事)」あたりがあり得なさすぎて、土台から破綻してるとしか思えません。

ロックスの相手をロジャー、ガープにさせるなら、その前にロックス海賊団を完全崩壊させておかなければなりませんでしたが、その描写が雑すぎる上、少なくとも白ひげに関しては、ロックスを放置して島を去る理由付けが皆無のため、作者の作為で強引に「ロックスvsロジャー&ガープ」の座組にしたようにしか見えません。

この時点で、読むに値しない事件だと言えます。

※取り急ぎコメント欄のために公開しておき、以下に随時追記していきます。

以下追記です。最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)

また、触れ足りていない部分については、さらに追記するかもしれません。

目次

1165話が納得感ゼロな理由

前話の続きから描いてくれたのはよかったが…

前話のラストが、「ロックスが襲いかかってくるところをロジャーとガープが迎え討つ」という中途半端なタイミングで終わっていたので、今話はどうせその続きではなく、場面転換を挟んで戦闘はスキップされ、「その後」が描かれるのだろうと思っていたため、きちんと続きが描かれた点はよかったです。

またその上で、ある程度ページ数を割いてバトルシーンを描いてくれたのもよかった。(これが描かれなかったら、何のためにゴッドバレー事件を描いたんだとツッコもうと思っていたので笑)

ただ、それは「前回の続きとして、数ページに渡ってバトルシーンを描いてくれた」事を評価しているだけで、その描き方にはツッコミどころが多いため、満足できる内容ではなかったというのが正直なところです。

たとえば、ロジャーのセリフと戦闘描写が次のコマのガープの配置のせいで台無しになっている点。

👇🏻こちらのコマで「発言と態度と表情が」と口にしながら刀を構えるロジャーを描いた後、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

次のコマで「何も合ってねェだろ!!!」と叫びながらロックスの攻撃を受け止めるのですが、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

これは前のコマでロジャーが覇気を込め、次のコマでそれを発散しながらロックスの攻撃を受け止めるシーンなわけですから、両者の刀が交わる描写は、「何も合ってねェだろ!!!」というセリフと同時に見せる事で、スピード感とインパクトが生まれ、読者も力を込めながら読めるシーンになるわけです。

つまり「発言と態度と表情が」で構えて、「何もあってねェだろ!!!」というセリフと共にロックスの刃を受け止める(同時に「ギィン!!」という音が大きく鳴り響く)という順番で読ませるべきシーンなわけです。

にもかかわらず、その間に「ばっ!!」という吹き出しと共に「ガープがロックスに飛び掛かる」描写を入れるという愚行を犯している。

読者は先にガープの姿が目に入るため、ガープの動きのスピード感に意識を奪われてしまい、「ロジャーが構えて、ロックスの刃を受け止める」という一連の動きを、連続して、スピード感を持って読むことができません。

結果、その後に目を向けた2人の描写は「すでにロジャーがロックスの攻撃を受け止めていた」事になり、「動き」を全く感じないシーンとなってしまいます。

普通に「発言と態度と表情が」「何もあってねェだろ!!!」→「ギィン!!」→「ばっ!!」とした方が、スムーズに「動き」が感じられるし、ロジャーが攻撃を受ける際に力がこもる具合も感じられるでしょうに、何のために刀を構えて攻撃を受ける(という一番力が入る)直前に、「ガープが飛びかかる」なんて無意味かつスピード感ゼロの鈍足描写を入れて、メインバトルを台無しにするような描き方をしてしまうのか。

ガープが刀を振り下ろす速度よりも速く動けるはずがなく、(仮に動けるのだとしてもそんなスピードで動いている描写になっていないため)ガープが飛び掛かる描写を先に見せたせいで、ロジャーvsロックスはただの静止画となって、インパクト皆無の戦闘描写となってしまいました。

どう考えても、ガープがロックスに飛びかかる描写はロックスとガープが刀を交えた後にすべきであり、漫画の文法で言えば、ガープの姿はロジャーよりも左側に描くべきでしょう。

というのも、この次のコマでは、ガープがロックスに殴りかかるシーンが描かれるのですから、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

前のコマの最後(に見る描写)をガープの動きにした方が、次のコマとの(動きの)つながりもよりスムーズになるからです。

今の描き方では、3つのコマの動きが「ロジャー」→「ガープ→ロジャー」→「ガープ」のように視点が交互に入れ替わるせいで、動きがブツ切れとなる上、双方の動き(とそれによって生じる「間」)が双方の「動き」と「スピード感」を殺す働きをしているため、気持ちよく読めないのです。

それなら「ロジャー」→「ロジャー→ガープ→」→「ガープ」の順で見せた方が、視点の変化が起こらず、時間の流れも止まらないため、動きがスムーズにつながって読みやすくなるはずです。

実際、今の描き方では、ロックスが刀を振り下ろす前にガープは飛びかかり、その時点で拳を構えているのに、ロジャーが「何も合ってねェだろ!!!」と叫びながら刀を受けた後に、また「拳を構える」描写を挟んでから「殴る」に至っているため、ガープの動きもスピード感を持って読めません。

おそらく作者は、1コマの中での読者の視線の順序や、それに伴う時間の流れをまるで考えておらず、もはや「一枚絵として全ての情報を同時に読者が読み、インプットしてくれる」前提で漫画を描いているのだと思います。

つまり👇🏻このコマは「何もあってねェだろ!!!」「ギィン!!」「ばっ!!」が、作者の頭の中では「同時に」起こっていて、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

「右側に描いているから先に起きている」とか「左側に描かれているものは右側より時間的には後の様子である」といった漫画文法の事など考えていないのでしょう。

この点は1153話の👇🏻こちらのシーンでも指摘しましたが、コマの中での時間の流れが逆転している(というより、作者が時間の流れを無視している)のです。

出典:ONE PIECE 1153話/尾田栄一郎 集英社

※このコマでは、鼻くそを「ぴん!」と飛ばした後に、海面から飛び上がったサメを見ることになるため、鼻くその着水と海面の爆発(によるサメの被害)の順序が逆転しています。

こういう描き方をされると、読者は「まずコマの中心に焦点を向けた上で、視野に入る情報を全て同時に処理する」という読み方をしなければならなくなります。

なぜなら、通常の読み方で右から左に読んでいっては、「同時に」全ての情報を入れる事はできず、作者が想定している意図やインパクトを正しく受け取る事ができないからです。

普通の読み方では、👇🏻このコマでロジャーが刀を構えた後に、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

👇🏻「ばっ!!」が入ってきて、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

その後に👇🏻(「何も合ってねェだろ!!!」と言いながら)「すでに攻撃を受け止めたロジャー」を見る事になるため、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

全ての情報を「同時に」処理する事はできません。

ロジャーとガープの動きのスピード感が全然違うのに、先にガープを見させられるせいで、そちらに焦点が合ってしまい、ロジャー達のバトルのスピード感が殺されているのです。

結果、「ガープが飛び掛かってる間に、刀はすでに振り下ろされていた」描写となり、作者が意図した「全ての描写が同時に起こっている」という迫力は、読者には伝わらないと事となります。

わずかでも順序に差が出るもの(差を出すべきもの)については、きちんと漫画文法に沿って、右から左の順に描けばいいだけなのに、なぜこんな、1コマだけ読者に読み方を変える事を強いるような描き方をしてしまうのか。

厳密に言えば、「何も合ってねェだろ!!!」の吹き出しの位置も、ガープの位置(コマの右上)に描くべきなんですよね。読者にまずこのセリフを読ませることで、ロジャーはこのセリフを口にした後(ないしほぼ同時)に刀を交えた事になるからです。

今の吹き出しの位置では、先に刃を交えた絵が目に入ってくるため、刃を受け止めた後にこのセリフを吐いた事になっており、「叫びながら力を込めてロックスの刃を受けた」というよりは、「いったん刀を受け止めた上でこのセリフを吐いてる」事になって、「押されてる感」や「一歩遅れてる感」が出てしまい、スピード感が削がれるからです。

まぁ、作者はその意図で描いているからあえて今の吹き出しの位置にしている可能性もありますが、「発言と態度と表情が」と言いながら刀を構えているのだから、刀を交えると同時に次のセリフを吐く方が自然だし、そうした方が力が込められるのだから、そう描くべきだろうと思ってしまいます。

もともとワンピースとは、吹き出しの位置からキャラの配置まで完璧に計算され、考え抜かれた演出がなされており、だからこそ感動できるシーンが大量にあって、その「意図」や「計算」までしっかり伝わってくるため、尾田先生のすごさを実感できていたのですが、もはやその頃の面影など微塵もなく、「いかに自分が描きやすく、ラクに処理できる描き方をするか」しか考えていとしか思えません。

なんでこんな作品になってしまったんだか。。

この点、アニメではどのように解釈され、描写・演出されるのか楽しみです。

同じ戦闘描写の使い回しのせいで読み応えなし

さらに「ばっ!!」の後のガープの攻撃が👇🏻こちらなのですが、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

これはエッグヘッドでくまがサターン聖を殴った描写と全く同じなので既視感しかなく、これもインパクトゼロなんですよね。

出典:ONE PIECE 1104話/尾田栄一郎 集英社

せっかく「ロックスvsロジャー&ガープ」を描いてるのに、同じ戦闘描写を使い回すようでは意味がない。

また、この後ロジャーとガープの攻撃をロックスが弾き返すシーンについても、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

その描写と展開自体は全然いいいのですが、「覇王色」同士の衝突の演出が「空が割れる」以外にないせいで、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

見飽きた描写でしかなく、今更感しかありません。

「シャンクスvs白ひげ」「カイドウvsリンリン」「ルフィvsカイドウ」と、その後の「四皇」同士でも普通に発生するレベルの演出では、ロックス(やロジャー&ガープ)のケタ違いの強さを表せておらず、「なんだ、悪魔化されても同程度のレベルでしかないのか」という感想にしかならないんですよね。

そのため、別に空が割れる演出など入れずに、もう一方の山をも崩壊させるバトルを描いた方が、よほどそのヤバさやスケール感が伝わったのではと思ってしまいました。

まとめると、冒頭から前話の続きを描いてくれた事も、ある程度ページ数を割いて戦闘シーンを描いてくれた事もよかったのですが、その描き方が微妙すぎて、全然興奮できるようなバトルシーンになっていなかったという事です。

「ロックス海賊団」の崩壊のさせ方が雑すぎて納得感皆無

これはさすがに強引すぎると思ってしまいました。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

まず凶とモブの「船を奪え島から出るぞ!!」→「え!? ロックスの船では!?」→「バカ誰が戻るんだ!!」という会話。

なぜ「誰も戻らない」という発想になるのでしょうか。

凶はロックスの強さに惹かれて、自ら入団志望してきたキャラですよね? なぜこのタイミングでロックス海賊団を抜ける判断になるのでしょう。(そもそも金儲けや仲間集めのために利用していただけで、ロックス自身に興味があったわけではないということでしょうか)

同様に、「ここで終いだ!! ロックス海賊団は」と当然のように宣言し出すシキも意味不明です。

お前さっきまでジョンを撃ったガンズイに対して「おいガンズイなぜジョンを撃つ!!?」と疑問を向けて駆け寄るくらい、ロックス海賊団に仲間意識を持っていて、「一時協力体制で」「宝は帰って“山分け”だ」というロックスの命令に従ってた立場なのに、なんでお前がロックス海賊団の終いを宣言する事になるんだよ。

まず前提として、こいつらは「ロックスが敵に操られ、もう死ぬ以外に道が残されていない」事を知っているのでしょうか?

知らないのに解散する判断になるはずがありませんから、知ってるという事なのでしょうけど、そうだとわかる描写が一つもないため、まるで納得感がありません。

というか、この点が明確に描かれず、曖昧にされている時点で構成が終わっている。

そもそもこいつらは、奪った宝を持ってどうやってこの島から脱出するつもりなんでしょうか。

行きはロックスの船で来たわけですから、(それに続いて現れた「名のある海賊達」の船もあるとはいえど)主力キャラが全員別々に脱出できるほどの数の船があるとは思えません。

海軍の船を奪うつもりでしょうか?

海軍側の被害など(特に船に関しては)ほぼゼロのはずで、その船には大量の天竜人達が乗っているわけですから、奪うとなればそいつら全員殺さなければならないのに、ロックス海賊団を抜けて、戦力が減った後に、わざわざそんな骨の折れる選択をする意味がどこにあるのか。

そんな事するより、普通に(仮にロックスを失ったとしても)ロックスの船でみんなで一旦海賊島に戻った上で、裏切るなり離脱するなりすればいいと思いません?

もっと言えば、こいつらはどうやってグランドラインに戻るのでしょうか。

ゴッドバレーは「西の海」の島なんですよ?

全員わざわざ敵から船を奪って、グランドラインの入り口から入り直すつもりでしょうか?

何のためにそんなめんどくさいことをする必要があるのでしょうか。

そんな事をしてまで、独り占めする意義のある宝を、全員が手に入れられたのでしょうか?(それなら尚更、一緒に戻ればいいだろうとしか思えません。全員が今の成果に満足しているのであれば、争いになる事などないのですから)

まだ、自分の「取り分」を増やすために仲間を裏切った連中だけが、このタイミングで抜けてトンズラここうとするのならわかりますが、それ以外の(特に辞める理由がない)連中は、ロックスの船で(協力しながら)脱出した方がどう考えても早いし楽だし安全でしょう。

その選択肢を当然のように捨てて、このタイミングで解散しようと考える意味がわからない。というかその理由付け、動機付けが全くができていません。

もっと言えば、「奪われた側」や「宝を手にしていない連中」からすれば、抜け駆けして独り占めしようとする連中を許せるはずがなく、むしろそいつらを探し出し、報復するためにも団結する方が自然であり、何がどうなっても「全員がロックス海賊団を辞めて個人行動を取る」なんて結末になるはずがないんですよね。

普通に、「宝を盗んだ一部の連中は一味を抜ける」が、「残った連中でロックス海賊団は継続(するつもりだったが、ロックスが死んだことで別の人間を船長にして再出発するか解散するかを選ぶ)」となるのが自然でしょうに、なぜかロックスの船で脱出しようと考え、船に戻ろうとするキャラは一人もいないのです笑

あまりにも無理があるため、大した理由もなく作者都合で強引に解散させられただけにしか見えません。

なぜ、どいつもこいつも急にロックス海賊団を辞めようとしているのか。

考えられるのは、以下のパターンくらいでしょうか。

  • 自分が求める宝は頂いたから、もうこれ以上ロックス海賊団でいる必要はないと考えた。
  • 仲間と共に逃げる事を考える余裕などなく、自分一人助かる事に必死だった。
  • 宝の横取りをし合った事で、もはやチームとして破綻しており、これ以上共に旅を続ける事はできないと察した。
  • ロックスが死ぬ(ないし敵に操られて使い物にならない)と分かったから、(ロックス抜きで他の連中と行動を共にする理由はないため)ここで解散になる事を察した。

①については、全員が各自満足いく宝を手にできているはずがないし、そもそも強奪し合っていたわけですから、強奪成功した一部の人間だけがこの考えになることはあれど、全員がこの理由で脱退を決断するのはあり得ないため、「ロックス海賊団崩壊」の理由付けにはなりません。(一部脱退がいいところでしょう)

②についても、自分一人助かる事に必死なのであれば、尚更とりあえずロックスの船に戻って逃げた方が早く、わざわざ敵から船を奪うなんて手間のかかる選択を取る理由にはなりません。(つまり、「ロックスの船にいち早く戻って、他の連中を待たずに船ごと奪おうとするのならわかりますが、「バカ誰が戻るんだ」と、この状況で戻る奴などいないかのようなセリフを吐くのはおかしい)

③については、強奪し合ったシキ、ガンズイ、ジョンであればあり得ますが、その他の連中はその事実を知らないのだから、まず自分達の船に戻る事を考えるはずであり、これも「ロックス海賊団崩壊」の理由付けにはなりません。

一番納得感があるのは④ですが、肝心の前提部分である「ロックスが死ぬ(ないし敵に操られて使い物にならない)と分かった」かどうかが描かれておらず、むしろ今の描き方では白ひげ、リンリン、カイドウ以外は知らないと読むべきなので、他の連中(宝を独り占めしようとした連中以外)が辞める理由にはなりません。

結論、いずれの場合も「あり得ない」か「あり得るとしてもそれならそうわかるように描け」というだけでしかないため、作者都合で無理やり「そういうことにした」展開にしかなっておらず、説得力皆無どころか、破綻しているようにしか見えません。

わざわざ(ロキの過去に関係のない)ロックス海賊団の結成からゴッドバレー事件まで描いておいて、「ロックス海賊団崩壊」という結末部分をきちんと描かずにこんな雑に終わらせるって、ほんと何のために描いたんでしょうね。

おそらく、当初の構想から内容を変更して、イムだの「神の騎士団」だの追加してしまったから、整合性の取れる崩壊理由を作れなくなってしまったのでしょう。

つまり「ロックス海賊団崩壊」よりも「イム乱入によるデービー一族(という後付け設定)の説明」を優先した結果、エピソードごと破綻してしまったということです。

今後もこうやってあらゆるエピソードが、安易な後付けによって破壊されていくのでしょう。

ガープの命令が正義の海兵アピールのための偽善セリフにしか見えない

ガープが「息のある島の住人 そして海兵を乗せたら船を出せ」と命令するのですが、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

倒れている住人が何千、何万人もいる中、「息があるかどうか」を確認する事など不可能なので、ただの読者向けアピールのために、心にもない口だけ偽善セリフを言ってるようにしか見えません。

これって要するに、「息のある住人」ではなく「船の近くにいる軽傷の住人」だけ助けろと言っているようなものであり、「血まみれで倒れているけどまだ息のある住人」は(生存確認不可能として)見捨てていくという命令ですからね。

もしこれを本当に実践させる場合、倒れている(けど息のある)何千、何万もの住人の生死を確認しなければならなくなるため、「早く船を出せ」という命令と真っ向から対立しています。

このセリフ一つとっても、いかに場当たり的に雰囲気で描いているのかがよくわかります。

たとえば友達と2人で夜道を歩いていた際、目の前に包丁を持った通り魔が現れ、自分が動きを止めてる間に友達を逃がそうとしたところ、小銭をぶちまけてしまった場合に、「落とした小銭を全部拾ったら、早くこの場から逃げろ!!」と言ってるくらい的外れな命令です。

何なら、ガープのケースでは「倒れている人間一人一人に息があるかどうか確認して回らなければならない」わけですから、(薄暗い夜道で)「“100円以上の小銭”だけ拾って逃げろ!!」と命じてるくらい無理があり、逃す気あんのかお前と言いたくなるような頭の悪い命令と言えます。

あまりにも非現実的すぎるため、「正義」をアピールするため(あるいは海兵の正義の立場に整合性を持たせるため)に口先で言っているだけであり、ガープ自身に「息のある島の住人」を助け出そうなんて気はまるでない事が伝わってきてしまう。

この命令は、ガープがこの島に上陸してその惨状を目撃し、何が起きているのかを理解した時点でさせておくべきでした。そうすればガープの正義にも一貫性が出て、その判断や選択に一定の納得感が得られたでしょう。

以前のワンピースであれば、これくらいの構成の詰め方くらい、普通になされて多はずなんですけどね。。

ゴッドバレーにガープが上陸する事は決まっていたわけですから、そこで「人間狩り」が行われていた事にするのなら、ガープがそれを知った時にどんなリアクションをさせ、どんなアクションをさせるのかなど、当たり前に考える事であり、島の住人が倒れてると知れば、息のある人間の救助や救出を命じる事など、真っ先に行うべきことでしょう。

むしろよく倒れてる人達を素通りし、救助も命じずに放置したまま、ワクワクしながら笑みを浮かべて「黒い化け物」に向かっていったな。

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

で、脱出直前に、急に「息のある島の住人」を助けるなんて無茶振りをし出すのです。

どんだけ無能なパワハラ上司なんだよお前。

「おれが来たぞォ〜〜〜!!!」と意気揚々と乗り込んできて、世界政府の残虐行為を知り、怒りを抱くも、被害者の事は全スルーして、ロジャーとの力比べを楽しみながら、イムへの攻撃を最優先したかと思いきや、急にイムを放置して逃し、目的をロックスの制圧に切り替えて、最後に偽善ムーブのために部下に無茶振りをして読者アピールし出すという。

なんでガープをこんなクソキャラにしてしまうのか。。

なぜイムではなく、ロックスを相手にしているのか?

この点は、前話でもそのあり得なさに触れましたが、今話でガープに「不本意がいくつもあるが!!! コイツも放っとけねェしな!!!」と言わせることで理由付けしています。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

が、これも理由として弱すぎるため、まるでフォローになっていません。

まずシンプルに、ロックスの今の状態は、世界政府の「黒い化け物」に操られた結果である事を知ってるわけですから、「コイツ“も”放っとけねェ」の前に、「アイツの方が放っとけねェ」とならないのがおかしい。

ロックスの「呪い」を解くためには「呪いをかけた側」を倒さなければならない可能性くらい、一般常識的にも当然考えるはずであり、この世界で言えば「悪魔の実」の能力である可能性が高いのだから、尚更能力者側をなんとかする発想にならなければおかしい。多くの場合、能力者を殺せば能力は解けるのですから。

戦う相手を完全に間違えているのに、ロックスの対処を優先する理由付けが「コイツ“も”放っとけねェ」だけなのですから、笑うしかありません。

ガープからすれば、立場上海賊と手を組むべきではない事に加えて、イムの方が身内の問題なのだから対処する責任があり、ガープの性格的にも、当然そちらのケジメをつける事を優先しそうなものです。

またロジャーの立場からしても、ガープと組む理由などなく、むしろロックスを止めるのであれば、白ひげやリンリン、カイドウら「ロックス海賊団」の連中と手を組んで止めようとする方が自然でしょう。

つまり、「一方がロックスの相手をするから、もう一方は“黒い化け物”を何とかする」と戦力分散する発想になる方が自然であり、ロジャーが「この場はおれ達で何とかするから、お前はあの世界政府の“黒い化け物”を何とかしろ」と促す展開になる方が自然だと思うわけです。

それが、なぜかイムの事は一瞬で興味を失って放置し、ロックス海賊団の事は全員蚊帳の外に追いやった上で、全然関係のない(別海賊団の)ロジャーと、海賊と手を組むべきではない海兵のガープが、(問題の根幹ではなく被害者である)ロックスを倒すために、わざわざ2人だけで手を組むことになるのです。

意味わからんしあり得なさすぎるでしょう。

この島にこの2人しか戦える人間がおらず、1人ではロックスは止められず、ロックスを放置したらこの島の住人や天竜人に大きな危害が及ぶという事ならまだわかりますが、近くに白ひげ、リンリン、カイドウと強力な戦力がいて、何ならさっきまで一緒にイムを攻撃していたのだから、普通にそいつらも一緒に戦う前提で戦力分散する事を考えろよとしか思えません。

つまり、「ロジャー&ロックス海賊団vsロックス」と「ガープvsイム」となるか、「ロックス海賊団vsロックス」と「ロジャー&ガープvsイム」となるのが自然であり、「ロックスvsロジャー&ガープ」という座組になる事などあり得ないという事です。

それを強引に成立させるために、さっきまで興味津々だったイムに関しては全員興味を失い、ロックス海賊団は全員船長を放置して退散するという、無茶苦茶な展開となってしまった。

あまりにもあり得なさすぎる展開ゆえ、作者が「ロックスvsロジャー&ガープ」を描きたいから、(というより、そもそもゴッドバレー事件はそれを描く話だから)無理やり不要なキャラ達を蚊帳の外に追いやって、元の路線に持っていったようにしか見えません。

確実に言えるのは、当初の構想では「ゴッドバレー事件」にイムが介入する展開は考えていなかったという事です。

どう考えてもこいつの存在が邪魔であり、こいつを島に来させたせいで、当初説明されていた内容とは、まるで別の事件となってしまいました。

もっと言えば、「このゴッドバレーのに関わった全ての命を消せ」と命令したイムが、この場をロックス1人に任せて離脱するのあり得ない。

この点は前話でも指摘しましたが、何と今話では、まだ何の片も付いていないのに、サターン聖に乗り移ったままひと足先に船で脱走してしまうのです笑

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

意味がわからない。(この点は後ほど触れます)

ロジャーとガープ、まだ手を組んでなかったらしい

ロジャーから「一時手を組むって事でいいか?」と言い出すのですが、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

前話の時点で「出て来いロックス〜〜〜〜!!!」と声を揃えて叫んで呼び出し、

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

2人並んで待ち構えた上で、

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

今話では完全に共闘を始めていたというのに、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

今更わざわざ手を組む事の確認を入れるのが意味不明です。

何のつもりで二人声を揃えて呼び出したんでしょうか。

手を組んで止める事にしたから一緒に呼び出したんじゃないのでしょうか?

おそらく、957話で描かれたセンゴクの「その戦いで『海賊』と手を組んでしまった事」という説明と辻褄を合わせるために、セリフとして言わせておく必要があったから、わざわざ言わせたのでしょう。

が、だとしたらタイミング遅すぎます。

この後のリンリンの「一生の恩」の件含め、過去の描写と辻褄を合わせるため(合ってるように見せるために)表面的なセリフでお茶を濁してばかりなんですよね。

「呪い」を解く意思がある事が示されたのはよかったが…

前話でも指摘しましたが、こいつらがロックスと戦う目的がわからなかったので、「その姿!! “呪い”!! 何とか…!! 解けねェのか!!?」というセリフによって、ロックスを殺そうとしているわけではなく、“呪い”を解くつもりがある事が示された点はよかったです。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

が、それによって別の問題が生じてるんですよね。

それは、「なぜ“呪い”をかけた張本人を倒すという選択肢が排除されているのか」という事です。

先に触れた通り、普通この状況ならロックスがかかった「呪い」は「悪魔の実」の能力だと考えて、能力者を何としようとしません?

こいつらは、ロックスが「呪い」をかけられたのは、「黒い化け物」の仕業である事を知ってるんですよ?

そもそも1163話の時点では、全員イムを敵視して飛び掛かっていったのに、なぜ急に興味を失って、ロックス退治にミッションが変更されてしまうのか。

まぁ結論から言えば、作者が「ロックスvsロジャー&ガープを描きたかったから」(ゴッドバレー事件のメインイベントはこいつらのバトルだから)でしかないのですが、それならもっと自然に、違和感も矛盾もなくその展開に持っていけるように構成しろよとしか思えません。

この事からも、やはり当初の構想にイムは含まれていなかった事は確実なんですよね。

「イムを追わない」理由付けが全くなされておらず、わざわざ襲来させておきながら、役目を終えたら途端に存在しないものとして扱われ、何の整合性も取ることなく、急に「ロックスvsロジャー&ガープ」を描き出すんですから、存在ごと不要であった事(何なら邪魔でしかなかった事)は明らかでしょう。

全く、何でこんなつまらない後付けばかりして、本来のエピソードを破壊してしまうんでしょうね。

別にゴッドバレー事件に、イム必要なかったですよね?

なぜか急にロックスへの興味を失う白ひげ

自分達の船長が「呪い」をかけられ、自我を奪われて暴走しているというのに、ライバル海賊団の船長と海兵にその処理を任せて距離を取り、この戦いに関わろうとしない白ひげ。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

こいつがロックスの暴走を放置し、遠巻きに成り行きを見守る選択をする意味がわかりません。

また、そこに(おそらく)マルコの親を絡ませてくる意味もわからない。

白ひげ海賊団にマルコが加入する前振りを描いているつもりなのでしょうが、(これまでマルコの実の親の話など一度もされていなかったというのに)なぜこのタイミングで、新キャラを登場させてまで、文脈無視してぶち込んでくる必要があるのか。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

このシーン、この描写が、今後のストーリー展開に大きく関係してくる事など絶対になく、(SBSやファンブックで伝えればいいだけの)ただの(後付け)設定説明シーンでしかありません。

こんなもん描くくらいなら、きちんと白ひげがロックスに見切りをつけ、放置したままこの場を去る理由付けをするべきだと思いません?

なぜ当然のようにロックスを置いて、ゴッドバレーから立ち去ろうとするのか。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

お前は何のためにロックスの船に乗っていて、何のためにゴッドバレーに来たんだよ。

なんでロックスを止めに向かわず、何も言わずに背中を向けて歩き出してんだよ意味わかんねェな。

「邪魔か?」と聞いたら「ジャマだ」と言われたからヘソ曲げてしまったのでしょうか?

どんだけ器ちっちェんだよ😂

ロックスが敵に操られてたわけじゃなかったとしても、「ジャマだ」と言われたから拗ねて決別を選ぶって子供すぎるでしょう。

ここで、白カスさんがガープに襲われた時の情けない姿を見ておきましょうか。

出典:ONE PIECE 1161話/尾田栄一郎 集英社

ダッサ…

何なんだこいつ。

面倒事が起きたら逃げる事しかできねェのかお前は。

どんだけ薄情で、カラっぽなキャラだったんだよ。

白ひげだけでなく、リンリンもカイドウもシキも凶もジョンも、誰一人ロックスの事など見向きもせず、死の淵に立たされてる事を知ってる連中も知らない連中も、全員何の興味も持たずにあっさりロックス海賊団を捨てて、島から脱出しようとするのですから、そりゃロックスもこんな顔になりますよ。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

「お前の無念だけはわかる!!! みんなお前の野望のデカさとカリスマ性に惹かれてついてきてくれてると思ってたのに、実際は船長のピンチに誰一人助けに来てくれず、全員何も言わずに当然のように逃げ出して、一人捨てていかれ、最期を見届けてくれるのは、敵だったロジャーとガープだけなんだからな」と言ってやりたい。

最後に、ロックス海賊団の連中に「エルバフは聖地陥落の重要な鍵になる!!! 信じられねェ奴は今すぐに消えろ!!!」と偉そうに吠えていた頃のロックスさんを見ておきましょう。

「運命の日におれに付いて来るかどうかはお前らの自由!!!──だが腹を決めたなら!!!」

出典:ONE PIECE 1156話/尾田栄一郎 集英社

「ちょっとおれに付き合えよ…!!」「世界の頂点を見せてやる!!!」

出典:ONE PIECE 1156話/尾田栄一郎 集英社

これが“黒転支配”を受けて「ア…ア!!」と喘ぎ出して、

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

最後は👇🏻この泣き顔で終了です。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

いじめだろこんなの😂

哀れすぎて見てられんわ。

なぜかロックス海賊団ではなく、ロジャー海賊団の船に乗ろうとするグロリオーサ

これはもはやどうでもいいのですが、降参おじさんのリアクションがカラっぽ過ぎて描く価値皆無のたため、触れざるを得ません。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

この返し一つで、「そもそもなぜグロリオーサはロジャーの事が好きなのに、ロジャー海賊団ではなく、ロックス海賊団に入る事になったのか」の説明ができるというのに、何のためにこんな不毛なリアクションで終わらせているのか。

おそらく「最初はロジャーの船に乗せてもらいたくて頼み込みに行っていたが、ロジャーが断り続けたため、仕方なくロックスの船に乗せてもらった(ライバルであるロックスの船に乗っていれば会える機会もあるだろうから、そこで引き続きアプローチをかけるつもりだった)」ということで、この騒動のどさくさに紛れて乗せてもらおうとしている、という事なのでしょう。

であれば、降参おじさんに「しつこいなお前!! 何度言い寄られてもこの船に女を乗せることはねェ(ロジャーはシャクヤク以外の女を乗せるつもりはねェ)」のように言わせれば、「先にロジャー海賊団に乗船希望していた」ことが伝わり、読者は「グロリオーサはロックス海賊団が第一希望だったわけではない」と理解できます。

これだけの情報を入れられるチャンスなのに、「グロリオーサ!!💦」と名前を呼ぶだけという、この上なく中身のないセリフで終わらせてしまう。

結果、正しい解釈はできず、すべて読者の想像で補完しなければならなくなっています。

こんな無益なセリフしか言わせないのであれば、そもそもこのシーンを描く意味がありません。

マジで何のために描いたんでしょうかこのコマ。

おそらく、ゴッドバレーにいるネームドキャラの様子をできるだけ多く描いて読者に状況を伝える、という目的でとりあえずセリフを与えただけで、何か意味のある会話を描こうという気はないのでしょう。

「悪魔の実を強奪された事を許す」事を「一生の恩」という事にするリンリン

1162話で、リンリンがカイドウから「悪魔の実」を強奪された描写について、「どこが“一生の恩”やねん笑」「リンリン自ら譲ってやったわけじゃなく、奪われただけだったんかい」とツッコミを入れましたが、今話でその点に対する言い訳描写が追加されました。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

「いいかカイドウ!! 一生の恩だよ!! 借りは必ず返して貰う!!!」とはっきり言わせる事で、「ちゃんとワノ国の発言と整合性とれてますよ」「こういう経緯だったんですよ」と説明しているわけですね。

しかし、これでは「強奪された事を許す事」を「一生の恩」だと言ってる事になり、カイドウからすれば(リンリンに負けるとも思っていないでしょうし)許して欲しいなんて思ってないわけですから、何の恩にもならず、リンリンが勝手な理屈で押し付けているだけにしかなっていません。

誰がどう見ても、「バーカお前は争奪戦に負けただけだ」というカイドウの言い分のほうが正論でしょう。

まぁ、こういう難癖の付け方や恩の押し付け方をする人間もいなくはないのですが、その場合、リンリンがただの小物難癖おばさんと化すだけなのですから、わざわざこんな描き方をする意味など全くありません。

というか、こいつ前話ではカイドウがロックスに攻撃された時に「てめェロックス味方に何やってんだ!!」とキレてたのに、今度はカイドウに難癖つけてキレ散らかすって、情緒と思考回路どうなってるのでしょうか。

もっと言うと、リンリンの立場からすれば(ロックス海賊団は崩壊としても)ここでカイドウと別れる理由がないのだから、普通にすぐに恩を返させるよう、このままついていくか、あるいはついて来させるようにすればいいのに、なぜここで当然のように別れる判断を下しているのでしょうか。

弟のように思っていて、手を出してはいけない「味方」なのに、このタイミングで別れて、(いずれ「取り立てに行く」前提で)別の道に進む判断をする意味がわからない。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

ほんと、何から何までキャラの行動に整合性が取れておらず、破綻してるとしか言いようがありません。

要するにワノ国編の👇🏻このシーンとの辻褄を合わせるためだけに、

出典:ONE PIECE 999話/尾田栄一郎 集英社

👇🏻このシーンを描いて、無理やりこのセリフを言わせているだけなのです。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

しかし、そのせいで別の破綻が発生しています。

1049話の回想では、👇🏻「ロックス海賊団崩壊」のニュースがハチノスに知れ渡った後に、「どこ行ったカイドウ!! フザけんなあの野郎!!!💢」と言っているため、描写が全くつながっていません。

出典:ONE PIECE 1049話/尾田栄一郎 集英社

ロックス海賊団の崩壊とは、当然リンリンとカイドウが別れた後の話ですから、👇🏻このシーンで「取り立てに行くぞ」→「返り討ちにしてやる!!!」という会話がなされた後に、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

👇🏻この騒ぎ方をしているという事になります。

出典:ONE PIECE 1049話/尾田栄一郎 集英社

あり得ないでしょう。

何でこんな過去の描写と繋がらないような描き方ばかりするんでしょうね。

というか、いちいち細かな匂わせセリフや回想ばかり描いて、中途半端に小出ししていくから整合性が取れなくなるのです。

いい加減、周辺情報や蛇足情報、匂わせ情報ばかりで尺稼ぎしてないで、本筋をまっすぐストレートに描いて話を前に進めて欲しいものです。

今更「正義の海兵」アピールし出すドラゴン、もとい無能ウジ虫海兵

前話まで子供一人救えない自分の無能さに絶望して泣き崩れていたくせに、今話では急に元気を取り戻して、威勢よく仲間の海兵達にキレ散らかして偽善者ぶりを披露する、ウジ虫海兵のドラゴンさん。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

もう見るだけで吐き気がするレベルで、ウザくてキモくて痛々しくてみっともないクソキャラと化してしまいました。

子供2人見殺しにして、母親との約束を反故にしている時点で救いようがなく、死をもって償う他、許される道などないというのに、あっさり前言撤回して、何とか生きる理由を手に入れようと読者アピールしてくる姿に反吐が出る。

なんでこいつ、「見ず知らずのあんたの子供達をおれは助けたい!!」だの「でなきゃおれはここに立っていられない…!!!」だの「待ってくれ その赤ん坊達は…おれの“償い”…この陰惨な殺人ゲームに加担したおれの…」だの言ってたくせに、あっさり子供達を諦めて、普通に海軍の船に乗り込んでるんでしょうか…

死ぬまで探せよシャンクスの事。

探し出せいならそのまま島に残って死んでけよ。

最初は子供2人共助ける前提で、それができなければ「ここに立っていられない」と言っていたのに、あっさり「お前の兄弟は救い出せないかも知れねェ…」と言い出して、勝手に守り抜く人数を減らし、その後もう一人も簡単に手放したせいで見失い、絶望したかと思いきや、あっさり探す事を諦めて、一目散に避難船に乗り込んでくるって意味わからんでしょう。

要するにコイツ、自分が助かりたいだけなんですよね。

自分が(子供達を見捨てて)船に乗る理由を作るために、一般人を守ってる正義の味方のフリをしているだけなのです。

だから偽善者にしか見えない。

海兵としてはもちろん、人間としてもクソッタレすぎて、プラスに評価できるポイントが一つもありません。

ドラゴンの若い頃をこんな描き方して何がしたいのでしょうか。

おそらく「子供2人を守れなかった罪滅ぼしとして、まだ生きている人々を見殺しにせずに1人でも多く救い出す事に決めた」的な浅はかな事を考えてるんでしょうけど、そんなもん最初からやっておけという話でしかなく、何の罪滅ぼしにもなっていません。

むしろなんで今まで、何千人、何万人もの被害者や生存者がいる中で、子供2人救い出すだけで罪滅ぼしになると思ってたんだよカス。

自分が背負った使命一つ守れず、次から次へと目標を下方修正しておきながら、それでも何一つ守る事ができず、最終的に(恥ずかしげもなく自分が生きる延びる選択をして)船に戻ってきたかと思えば、今度は同僚達にキレ散らかして偉そうに説教始めるシマツ。

もっと言うと、「何に加担してるのか知ってたのか!?」という追及の仕方が他責思考かつ的外れすぎて、見るに堪えない気色悪さとなっています。

今目の前にいる無実な人々を船に乗せる事を拒んだ海兵に対して、「お前らの正義はなんだ!!」「何の罪もない住人達をなぜ見殺しにできる!!」のようにキレるならわかるのですが、「何に加担してるのか知ってたのか!!」と過去の振る舞いに対してキレ出すのは意味がわからない。

お前だって何に加担してるか知った後、今の今まで一つの命も救えておらず、天竜人を止める事もできず、影に隠れてコソコソ逃げ回ってただけのクセに、何を偉そうに同僚を責め立ててんだよ。

どうせ最初から知ってたとしても何もできてなかった小物が、住人達の前だけ正義の味方ヅラしてイキがってんじゃねェよ気色悪い。

海兵の上司にさえ逆らえずに命令を実行していたお前が、どの口叩いて世界政府の命令に従った上司を非難してんだよボケ。

むしろ、海軍の命令に従わずに勝手な独自行動を始め、かといって天竜人に逆らって虐殺行為を止める勇気はなく、人助けを約束しておきながら二度にも渡ってあっさり裏切り、「ここに立っていられない」だの「その赤ん坊達は…おれの“償い”」だのキレイ事を口にしておきながら、それさえもなかった事にして普通に立ち上がって、同僚には自分は正義を貫く正しい海兵のようなツラをして偉そうに説教し出すこいつの方が、よほど正義や信念のカケラもない、自己中なだけのウジ虫キャラでしょう。

ガープはイムの事を「ウジ虫共のトップ」なんて言ってましたが、お前の息子も負けず劣らずのウジ虫じゃねェか😂

ちゃんと指導しとけよ、どうせてめェが入隊させたんだろうが。

もちろん、「生きるか死ぬかの戦場なんだから、そんな簡単に自分の望み通りに目的を果たせるような甘いもんじゃない」「ましてやドラゴンはまだ新人海兵で力もないのだから仕方ない」「この時の悔しさがその後の革命軍の立ち上げに関係してくるのだから、むしろこの場では力のなさを描く方が整合性が取れる」的なフォローしたくなる人もいるでしょう。

が、それなら「ここに立っていられない」だの「その赤ん坊達は…おれの“償い”」だの上っ面のキレイ事など言わせなきゃよかっただけの話です。

「助けようとしてるけど、力不足で助けられなかった」のと、「助ける事が償いであり、それができなければこの場に立っていられない(それくらいの罪悪感を抱えている)と口にしておきながらあっさり諦める」のとでは、与える印象が全然変わってくるんですから。

大した覚悟もなく、その場だけ、口先だけでこういう薄っぺらいキレイ事や同情乞食セリフを言わせるから、その後の行動と辻褄が合わなくなり、キャラとして死んでしまうのです。

最終章まで引っ張りに引っ張ったキャラを、最終章で登場させる前に回想シーンで殺してしまうって、意味不明すぎてわかるしかありません。

もっというと、海軍側のスタンスも意味不明なんですよね。

前話で脱走者を躊躇なく砲撃した点についても指摘しましたが、無実な住人達を海兵が救おうとしない理由付けがないため、「ただじゃ済まんぞ…」とドラゴンを脅し出す意味がわからない。

こいつは上司から「住民達は全員殺せ(脱走者を出してはならない)」と命じられているのでしょうか?

ガープは「息のある島の住人を乗せて船を出せ」と命令してるんですよ?

つまりドラゴンの主張は、海兵達と衝突するものではないはずなのです。

もっと上のイムや五老星から殺せと命令されてるなら、ドラゴンごときの圧ですんなり受け入れるはずがありませんし、その船には天竜人も乗ってるでしょうから、尚更受け入れられるはずがありません。

この船に天竜人はおらず、海兵達しか乗ってないから、住人達を乗せることはできるし、ガープからもそのように命令されているけど、イムか五老星から殺せと命令されているから、ドラゴンの主張を聞き入れるわけにはいかず、反対したものの、暴力に出られたから、イムや五老星の命令に反して、ドラゴンの命令に従わざるを得なくなった、ということでしょうか。

意味わからんでしょう。渋滞しすぎなんですよ設定が。

いずれにせよ、こいつは「質問など10年早いぞ駆け出し兵!!」だの「おい何だこの生意気な若僧は!!」と言われてたくらいの小物海兵なんですから、急にこいつ一人の脅しに上官含め海兵達が怯むはずがありません。

というか、マッフィー宮含め「神の騎士団」の連中はどこにいったのでしょうか。

なぜ「御大を守る為に姿を現してサポートする」のではなく、「御大に任せてその場から消える」選択をすることになるのか。

薄情すぎるでしょう、「神」を守るための「騎士団」なのに。

何もかも展開が御都合主義すぎる上、あり得なさすぎて完全に崩壊しています。

端的に言って、不要なキャラが多すぎるんですよね。

一場面だけ役割を与えられ、それが終わった後は(まだその場にいるはずであり、本来役割は残っているはずなのに)急に存在しないものとして描かれるシマツ。

結局、「神の騎士団」の存在も後付けであり、ゴッドバレー事件には不要だったってことなんですよね。全く機能していないどころか、邪魔にしかなっていませんから。

こんな連中、存在してなくても何の問題もなく同じ事件が描けましたよ。

普通に「神の騎士団」など参加させず、ただの一般天竜人が奴隷や先住民を殺す大会を開いて、そこにロックス海賊団とロジャー海賊団がお宝目当てで現れ、ロックス海賊団が天竜人含め島の住人を無差別に殺しまくったから、ガープとロジャーが手を組んでロックス海賊団の進撃を止めた(結果としてガープは天竜人を助けるために海賊と手を組む事になった)、という展開でいいじゃないですか。

というか、そもそもそういう説明だったじゃないですか。

ここに「神の騎士団」やイムの存在、必要ですか?

それを入れた事で、当初のセンゴクの説明と矛盾ができただけだと思いません?

相変わらず世界政府側のスタンスが意味不明、というか整合性が取れてない

「あの島はなかったものとする…」とか、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

「“人間狩り”参加選手名簿破棄 開催地『ゴッドバレー』島の位置・面積・人口情報破棄 事件による死者数不明」とか、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

「『世界政府』はこの事件を全て闇に葬ろうとしたが」など、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

必死に事件を隠蔽しようとする世界政府の闇を伝えるように、仰々しいナレーションが入るのですが、これも2つの意味で破綻してるとしか思えません。

一つは、そもそも「人間狩りゲーム」とは極秘で行われていたものであり、海軍にも知らされていなかった話なのだから、身内にはもちろん、世間にもその情報を発信・報告する必要などないし、そうするつもりもなかっただろうに、「名簿破棄」だの「情報破棄」だの「闇に葬ろうとした」だの言い出す事です。

別に新聞社がこの島に来ていたわけではなく、その後第三者機関による取り調べが入るわけでもないのに、一体誰に対する牽制から、情報破棄を行っているのでしょうか。

天竜人の中では単なる恒例行事なのだから、口を封じる必要のある相手は(何も知らなかった善意の)海兵と海賊達くらいであり、つまり「このゴッドバレーに関わった全ての命」を消せば、このゲームの事が世界に漏れることはありません。

で、実際、イムはそのように命じているわけです。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

にもかかわらず、それをロックス1人に任せて(その完了を確認する事なく)自分は大量の海兵達と共に、一足早く島を去る意味がわからないのですが、その点は別問題として一旦置いておくとして、「事件に関わった人間」ではなく「記録情報」を破棄しようとする意味がわかりません。

それをしたところで何の隠蔽にもならないでしょう。

もっと言えば、「島の位置・面積・人口」の情報を破棄する意味もわからない。

この時点ではまだ普通に地図に載ってるんですよね?

その「位置・面積・人口」の情報を破棄する事にいったい何の意味があるのでしょうか。

どこから破棄するというのでしょうか。

世界中の地図や、地図が書かれた書物を破棄するという事でしょうか?

そんなことできるはずがないので、当然世界政府内や海軍内にある情報(だけ)ですよね。

善意の海兵達に政府の闇を知られないように、不都合な情報を破棄するz事自体はわかりますが、地図に載ってる島の「位置・面積・人口」の情報を消す事に、一体何の意味があるのでしょうか。

それをしたところで、生き残った人間達がいる以上、島の記憶が消えるわけではないのだから、むしろ現役海兵達からの疑念が深まるだけでしょう。

むしろ、何らかの理由をでっち上げて(正義のために)島ごと消した事にして、堂々と世の中にその情報を発信した方が、地図から島を消す理由も得られるし、整合性も取れるはずです。

何をちまちまと細かい情報操作に必死になってんだか。

もう一つは、そもそも「非加盟国」に人権はなく、好きに蹂躙していいルールになってるのだから、ゴッドバレーの住人が殺されようとも、島ごと消されたとしても、何の問題もないはずであり、世界から批判を受けるような事件ではないのだから、「名簿破棄」だの「情報破棄」だのして「闇に葬ろう」とする必要などないのでは、という点です。

ここの前提部分が、常に都合よく扱われている(というか一貫性を持って描かれていない)せいで、完全に物語が破綻してるんですよね。

果たしてこの世界では、「非加盟国に人権はなく、蹂躙しても問題ない」というルールは、「世界の常識」として認知されているのかいないのか、どちらなのでしょうか。

そうとしか思えない描写もあれば、そうとは思えない描写もあるため、全く整合性が取れていません。

「世界の常識になっている」のであれば、この「人間狩りゲーム」自体、何の後ろめたさもないわけですから、情報を隠す必要性がありません。

これを隠そうとしている時点で、非加盟国であっても世界政府は勝手に命を奪っていいわけではない(そんな事をしたら世界から非難され、世界政府の立場が危ぶまれてしまう)という事になるわけですが、それは非加盟国の人権を認めているようなものであり、少なくとも「人権がないから何人殺しても法には触れない」という緑牛のセリフと矛盾してしまいます。

一方で、そもそもそんな理不尽なルールで好き勝手人を殺す事が許され、実際に殺していて、それが世界の常識として受けれられている場合、そいつらの下で「正義」を掲げながら働いている海兵達が、何の疑問も抱かないというのがあり得ません。

というか、悪の組織に所属している自覚や、自らそれを希望している事が悪の勢力への加担になっている自覚がなければおかしく、「政府の闇など何も知らない善意の海兵」という存在自体あり得ない事になってしまいます。

また繰り返し述べている通り、このルールが世界の共通認識なのであれば、そもそもゴッドバレーが世界政府加盟を断った事もあり得ない話となってしまう。

だから「世界の常識になっている」なんて事はあり得ないはずなのです。

要するに、ワノ国の終盤で、天上金を払わなければ「世界での人権を失っちまう」だの、

出典:ONE PIECE 1049話/尾田栄一郎 集英社

「世界政府に加盟してねェこの国にゃあ!! ねェんだよ!! 人権がよォ!!!」だの、

出典:ONE PIECE 1054話/尾田栄一郎 集英社

「この国で何人死のうが法にゃ触れねェ!!」なんて発言をさせてしまったのが、

出典:ONE PIECE 1054話/尾田栄一郎 集英社

全ての破綻の始まりなんですよね。

こんな世界線にしてしまっては、非加盟国に対する蹂躙行為は世界政府にとって「隠さなければならない闇」でも「不都合な事実」でも何でもなくなってしまうんですから。

世界政府や一部の海兵だけが曲解し、勝手に言っているだけで、「世の中の常識」として認められているわけではない、という事なら、そうわかるように描けという話でしかありません。

ここを曖昧にしているせいで、整合性の取れない、矛盾に満ちた描写があまりにも多い。

「ウォッカ王国」のように「人権がない」ことを理解し、受け入れている国を様子を描いている以上、それが世の中の常識として認知されていると読む他ないでしょう。

もっと言えば、そもそも天竜人の言う事には(加盟国だろうと非加盟国だろうと)誰も逆らえず、奴隷にされたり命を奪われたりする事さえ甘んじて受け入れなければならない「世界の常識」があったわけです。

この点は、これまでは個人のわがままレベルで抑えられていたため、まだ整合性の取りようは合ったのですが、たとえばルルシア王国に対しては「近い」という理由で島ごと消し飛ばし、その事実を何ら隠蔽しようとしていないのですから、そうした破壊や蹂躙をしても非難されない立場にあるということでしょう。

すでに世の中からそうした特権が認められているというのに、一体どこに対する何の配慮から、「非加盟国であるゴッドバレーを蹂躙した情報」を隠する必要があるのでしょうか。

「黒い化け物」について触れるタイミングがおかしすぎる

ロックスとの戦闘中に、急に「黒い化け物」について触れ出すロジャー。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

タイミングがおかしすぎて不自然でしかありません。

なんで前話の時点で、ロックスを呼ぶ前にまず目の前にいる「黒い化け物」の話題にならなかったのでしょうか。

問題の根幹を無視してロックスとの戦闘を選んでおいて、なぜこのタイミングで急に思い出すことになるのでしょうか。

何か思い出すきっかけがありましたか?

今の今までなぜこの点に触れてこなかったのでしょうか。

タイミングが意味不明すぎて、ほんと作者の都合だけで行き当たりばったりで動かされてるようにしか見えません。

シンプルに構成が破綻している。

誰一人自分の頭で考えてないし、自分の意思で動いていない。

「ロックスを何とかするまではイムについて一切触れない」という描き方をしたほうが、まだ理解できます。

なぜならその場合、「今はロックスを止める事で精一杯ゆえイムの事など頭になく、ロックスを倒す方法だけを考えている」ものとして読めるし、ロックスを倒した後のセリフ次第で、イムを後回しにした理由や、その後のイムの対応について考えを示す事で、辻褄を合わすことができる(つまりこの時点で破綻することはない)からです。

イムの事をしっかり覚えていて、存在も意識しておきながら、なぜかそこへの対処は一切考えず、放置したままロックスとだけ戦い続け、その最中に何のきっかけもなく急に思い出したように触れ出すなど不自然でしかなく、あり得ないとしか言いようがない。

セリフの内容も意味不明なんですよね。

まず、「ガープお前知ってたのか? あの政府の…“黒い化け物”…!! 正義が聞いて呆れるぜ」というロジャーのセリフは、「黒い化け物の存在を知っていたのに(知らないフリをしていた、あるいは何の対処もせず隠し続けてきた)ガープの判断や行動」について責めているのだろうと思います。(つまり「黒い化け物」の正義に反する行動自体を非難しているというよりも、「それを知りながら放置してきたガープの正義を非難している」という事です)

ガープはイムの事など知らなかったわけですから、当然これを否定すればいいはずなのに、なぜか「同感だ」と同意してしまいます。

もちろん、知らなかったなんて言い訳はできない(いずれにせよ自分のやってきた事が、結果的に正義に反する行為への加担になっていた可能性は否定できない)から素直に非を認めた、という事なのでしょうが、その場合、両者の中で「イムは正義に反する行為をした(悪である)」という共通認識がなければなりません。

イムが悪である認定なくして、それを放置したことを悪だと断罪することなどできないからです。

では、こいつらはイムの何について「正義が聞いて呆れる」(正義に反する行為をした)と考えているのでしょうか。

イムがこの島に来てやった事(かつロジャーが目撃した事)って、

  • サターン聖に乗り移って、無差別に周囲のモブ海兵やモブ海賊を攻撃した事と、
  • ロックスを操って「デービーの根絶」と「ゴッドバレーに関わった全ての命を消す」よう命じた事

くらいですよね?

(世界政府の宝を奪いに来た)海賊達に制裁を加え、撃退するのは当然の対応であり、むしろ「正義」に準じた行動ですから、モブ海賊を攻撃した事や、ロックスを悪魔化した事について(正義が聞いて呆れるなど)責められる筋合いはありません。

そうすると、残るのは①の内の「モブ海兵への攻撃」と、②の「命令」についてですが、前者は身内同士のいざこざであり、(無差別である以上)不慮の事故的な要素もあるのですから、「正義」の問題ではなく、「聞いて呆れる」ような話でもありませんし、後者の内「デービーの根絶」は(ロックスが世界的大犯罪者である以上)正義に準じた行いですから、これも非難される行為ではありません。

つまり、「正義が聞いて呆れる」と言われるような行為として当てはまるのは、「ゴッドバレーに関わった全ての命を消す」と命じた事くらいしかないわけです。

しかし、この命令はそもそもロジャー達には聞こえていないテイで描かれている(ロックスがイムに何をされたのか誰も理解できていない描き方がなされている)わけですから、これも理由にはできません。

もし聞こえていたのなら、尚更ロックスを止めるより、悪の根源であるイムを止めるという発想になるはずでしょう。(ロックスを止

ている間に他の連中、例えば白ひげやリンリンが“黒転支配”をかけられ、同じ命令をされたら意味がなくなるのですから)

この点を曖昧にしている時点で、このシーンは破綻していると言えます。

「黒い化け物」が誰なのかも何をしたのかもわかってないロジャーから、こんなセリフが出てくるはずがありません。

おそらく「正義が聞いて呆れるぜ」というセリフは、この島で天竜人が「人間狩りゲーム」をしていた事について言っているのでしょう。それ以外に「正義」の矛盾を追及する対象がありませんから。

しかし、それなら「ガープお前知ってたのか? この島で行われていたゲームの事」のように言わせるべきなのです。

あるいは「何なんだあの黒い化け物は…!! 世界政府の戦力なのか?(親玉なのか?)」とか、「ガープお前はあの“黒い化け物”の正体を知ってるのか? 何者なんだあいつは」のように、その正体について質問させるべきです。

ロジャーは、さっきまでイムの存在さえ知らなかったわけで、イムが世界政府のトップである事はもちろん、このゲームがイムの命令や主導で行われていた事など知るはずがないのですから、まずはその点に疑問を抱くはずであり、「正義に反する存在である事」を確定した上でガープにその矛盾を追及するなど、あまりにも話をすっ飛ばしすぎです。

要は、毎度のことながら作者が作中キャラの立場に入っておらず、キャラが知ってる事・知らない事、キャラの立場で言うはずの事・言うはずのない事をまるで整理できていないため、ロジャーが言うはずのないセリフを言わせてしまっているわけですね。

おそらく読者からの「正義を掲げる海軍が、よく世界政府なんて極悪組織の下で働けるな」というツッコミに、作者がガープを通して答えるために、ロジャーに前振りさせただけであり、詰まるところ、作者がキャラを通して、読者に直接説明(言い訳)しているだけなのです。

こんな事をやっていたら、誰もキャラに感情移入ができなくなってしまいますよ。

ガープが海軍にいるのは「海兵達を守る」為だったという浅すぎる理由付け

これはゴッドバレー事件を通して、終始ツッコミどころとなっていたポイントですが、「38年前の時点でイムの存在や世界政府の非人道的行為を知っておきながら、なぜ海兵で居続ける事を選んだのか」、そして「なぜルフィやエースを(世界政府という悪に仕える組織である)海軍に入れようとしたのか」という点について、今話で一応の説明(言い訳)がなされました。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

結論、前者については「海兵を守るため」であり、後者については「2人を海兵にして自分の目に入る範囲に置くことで守ろうとした」という事なのでしょう。

しかし、さすがにこれは詭弁でしかなく、浅すぎて即論理破綻する理由付けと言わざるを得ません。

端的にいうと、ガープは本質的な問題解決に一切着手することなく、問題を放置したまま今の理不尽な世界を受け入れ、蹂躙される国や人々が出続ける状況を許容する判断をした事になるからです。

実際、ゴッドバレーが消された38年後に、今度はルルシア王国が消され、被害は拡大してしまいました。

たとえば「自分は海兵を守るために海軍に残るから、その間に『空白の100年』の秘密を暴き、世界をひっくり返す役割をロジャーやドラゴンに任せることにした」とか、「そもそもガープ自身がスパイとして世界政府を滅ぼすための情報収集を行なっていた」ということであれば、ギリギリ成立するかもしれませんが、それでもこれまでのガープの描写からすると無理があるとしか思えませんし、現時点で何の成果も上げられていないわけですから、無能という事は変わらず、何の解決にもならないので、そうした後付けがなされることはないでしょう。

要するにすでに破綻しており、どう取り繕ってもガープの正義を通すための、整合性の取れる説明は不可能だということです。

結局のところ、世界政府の悪行を放置しながら、自分一人わがままを貫いてきただけでしかなく、何十年も体制を変える事なく、世界をひっくり返そうとする事もなく、むしろそれを企てる海賊達を取り締まり、反乱の芽をつむ事で、今の世界政府の体制を維持しようとしてきた立場である事は変わらないわけですから。

ガープの中で、今の理不尽な世界政府体制を維持する事が、世界の平和を守るための最善策であり、海兵になれば(庶民や海賊でいるよりは)その理不尽の被害を多少なり軽減できるから、自分の身内だけは海軍に入れておきたいと考えているのだとしたら、あまりにも小物で利己的な事なかれ主義者という印象にしかなりません。

世界をひっくり返して真の平和を築こうとするのではなく、悪を放任し、その体制を維持することに加担しながら、自分の身内だけ守ろうとする人間の掲げる「正義」など、欺瞞にも程があるでしょう。

ロックスの「無念」が何なのかが全くわからない

ロジャーとガープがロックスの無念を慮り、「殺してくれ」という願いを受け止めて全力で仕留めにかかる、という展開自体はいいのですが、やはりロックスの「無念」の描き方がカラっぽすぎるため、何の感情移入もできないシーンになっています。

妻と子は助かり、デービーの血と意志は受け継がれることになったわけで、最悪の事態は免れたという見方ができてしまうため、何に対する涙なのかが読み取れないのです。

  • 妻と子を自分の力で守ることができず、消息不明となってしまった無力さに対する涙でしょうか?
  • 「世界の王」になろうとしていたのに、敵に意識を乗っ取られて無様な死を迎えることになった悔しさに対する涙でしょうか?
  • 仲間達に攻撃してしまった事や見捨てられた事、自分の海賊団が崩壊してしまった事の苦しみに対する涙でしょうか?

あるいはその全てでしょうか?

ロジャーの立場からすれば、①の情報は知らないはずですから、②③の意味で言ってると読むのが自然でしょうが、ロックス自身の心情としては(少なくとも今の描き方では)②③の涙だと読むことは不可能でしょう。

その心情を想像するような描写やセリフなど、一つも描かれていないからです。

ゆえに普通に読めば、直前に描かれた①が一番大きな理由となるはずです。

しかし、これが「実際はロックスは手をかけておらず、2人共生きている」となってしまっては、やはり涙の理由として弱い。

ロックスが2人を殺してしまったと勘違いしている可能性についても、前話で指摘した通りあり得ませんから、少なくとも👇🏻こんな表情で涙を流すような「無念」だとは思えません。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

結果、①の描き方が中途半端すぎるせいで、②③の可能性も読み取らなければならなくなっている一方、こちらの描写は一切なされていないため、そう読むことなどできず、結局のところ何が「無念」なのかが読み取れない、ゆえにその涙に感情移入できない描写となっているわけです。

前話でも触れた通り、ロックスにはせめてエリスだけは殺させておくべきでした。

そうすればこの涙の意味や受け取り方は、大きく変わったはずです。

おそらく、この時期のティーチを一人生き延びさせる形では、「デービー一族の意志や約束を受け継いだ」事にするのは無理があるため、エリスと共に生き延びさせる必要があったのでしょうが、そのせいでロックスの「無念」の中身が弱く、曖昧になり、まるで同情できない結末となってしまいました。

尚、ロックスの泣き顔見て、ロジャーが目頭を抑える(涙を拭う)様子を入れるのも、いらねェとしか思えません。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

感情描写が薄っぺらすぎて、ロジャーが涙するような状況に思えないため、「ロックスに同情して涙を流す心優しきロジャー」という記号的説明にしか見えないんですよね。

こんな浅い御涙頂戴描写など入れたら、ロジャーの涙が安っぽくなるだけです。

ロックスの身に何が起きたのかわからないのに、とりあえず殺そうとする2人

ロジャーにも涙させる事で、何となく感動シーンに仕立て上げていますが、「お前の身に何が起きたのかもわからねェ!!」は絶対言わせるべきではなかったでしょう。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

なぜ何が起きたのかわからないのに、それを解明することを放棄して、とりあえずロックスを殺して止める判断になるのか。

ロックスの「無念」がわかるのなら、「呪い」を解いてやるために、呪いをかけた張本人を何とかするべきでしょうに。

ついさっきまで「黒い化け物」を嬉々として標的にしてたくせに、なぜこんな急激に興味失い、ロックスを止める事だけが唯一優先すべきミッションということになってしまうのか、理解不能です。

「火之迦具土慧士」 ダサすぎて草

ロジャーの決め技の名前がダサすぎて苦笑してしまいました。

「火之迦具土慧士(ひのかぐつちのえいす)」 て…どんな当て字やねん。

きっと技名の中に「エース」を入れれば、それだけで読者が湧いてくれると思ったのでしょうが、肝心の作画は(傷口は複数あるものの)単に剣を一度振り抜いただけでにしか見えず、まるで大技に感じられません。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

要は作画で技の凄さを伝える事ができないから、「エース」の名を入れて(テキストだけで)大技っぽくしただけにしか見えないんですよね。

そんな小手先の浅い小細工一つで湧いてくれると思われてるとは、舐められ過ぎでしょう今の読者。。

ま、結果狙い通り湧いてくれるんですからそう思われても仕方ないのですが。

「隠しきれぬ残響となって世界を震わせた」のに、ロックス海賊団の存在が忘れられる謎

最後に、「ロックス海賊団の崩壊は 隠しきれぬ残響となり──世界を震わせた…!!!」というナレーションが入るのですが、これも意味がわかりませんでした。

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

「ロックス海賊団の崩壊」が「隠しきれぬ残響」となって「世界」を震わせたのなら、その後の世界に「ロックス海賊団崩壊」の事実や記憶が残っていなければおかしく、わずか38年程度で「“ロックス”という名さえ知らぬ海兵も多い」「『ゴッドバレー』という地名を聞いた事がない」なんて状況になるはずがありません。

もちろん「島の位置・面積・人口・情報破棄」という説明もあるので、事件の概要が(ロックスの名も含めて)記録に残されず、ゴッドバレーは島ごと地図上から消されてしまったから、若い海兵は「知らない」という事なのでしょうが、さすがに38年前までは存在していた島の情報や「世界を震わせた」者の名を、海軍本部で働く海兵達が知らない事などあり得ないでしょう。

まぁ、この点は957話の説明の時点で無理があったため、ここを修正しない限り整合性の取りようがないのですが、しかしその上で「ロックス海賊団の崩壊が 隠しきれぬ残響となって世界を震わせた」なんてナレーションを入れてしまっては、尚更破綻の傷を広げる結果にしかなりません。

「残響」が「世界を震わせた」とは、一体どういう意味なのかでしょうか。

たとえばロックス海賊団が(ゴッドバレー事件を通して)崩壊した事によって、その後「世界政府に反旗を翻す勢力(ロジャー海賊団や革命軍)が台頭するようになった」事を「残響」と呼んでいて、それが「世界を震わせた」という意味だとしましょう。

つまり「残響」を生んだのはロックス海賊団(の崩壊)だけど、「残響」自体に「ロックス海賊団」は含まれない(それはロジャー海賊団や革命軍の台頭を表すものである)、というパターンです。

これであれば、「『残響』自体にロックス海賊団は存在していないため、忘れ去られる事もあり得る」という理屈も、表面的には通せそうではあります。

しかしながら、やはりロックス海賊団の崩壊が「残響」を生んだのであれば、その主体の存在が忘れ去られるなどあり得ませんし、これだけ現場でロックス海賊団の存在や、世界政府の闇を目撃した海兵達が生き残っている中で、わずか38年程度で忘れ去られることもあり得ないとしか言いようがありません。

イムに「あの島はなかったものとする…」と言わせてるからには、

出典:ONE PIECE 1165話/尾田栄一郎 集英社

この後、島ごと跡形もなく消されるのだろうと思いますが、もう船に乗って帰還してる海兵が大量にいる(口封じのために海兵を島に残して殺す方針になっていない)のですから、さすがに「“ロックス”という名さえ知らぬ海兵も多い」「『ゴッドバレー』という地名を聞いた事がない」とする事など不可能でしょう。

そもそもイムの命令は「ゴッドバレーに関わった全ての命を消せ」だったのに、なぜ当然のように海兵達を生き残らせているのかも意味不明です。

何もかも描写が噛み合っておらず、何をどうやったらここまで矛盾した展開を描けるのか不思議でなりません。

その意味で納得感はゼロなのですが、とりあえずこれでゴッドバレー事件は終わりを迎えそうなので、その点だけはよかったです。

次回はどのような言い訳が描かれるのか期待しましょう。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
7 日 前

全く攻撃を避けようとしないロックスはプロレスラーなのかと思った

匿名
匿名
1 ヶ月 前

h
ttps://youtube.com/shorts/qGFqCQn5PJs?si=I-g1hvqpd1ISfyoy
ここのコメ欄香ばしすぎてオモロイ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

やっぱり結末ありきの過去回想は面白く無い
結末が決まってるからそれ以外のルートにはできないし

Last edited 1 ヶ月 前 by
とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

漫画とかで出てきてすぐ退場するキャラを「使い捨て」なんて揶揄するけど
最近のワンピースはもはや使わずに捨ててるまである

高島ユカリ(53)独身
高島ユカリ(53)独身
1 ヶ月 前

シャクヤク♥️キモイーダ♥️バカヤローニャ♥️えーん♥️

Last edited 1 ヶ月 前 by 高島ユカリ(53)独身
匿名
匿名
1 ヶ月 前

ロックス海賊団の馴れ合いは本当にどうかと思った
最低限ブルーロックって作品の仲間割れ・レスバ以上の事やってくれないと話にならない

何で海賊物よりサッカー漫画の方が仲間内のギスギス演出できてんの?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

キバ校長、アンジェ、ウォルフ…

皆さんこれ誰か覚えてます?エルバフの先生達です。自分は完全に忘れてました。

多分アンチも信者も、そして尾田先生も忘れてるでしょ
過去編戻って果たしてキャラクター性とか覚えてるのかね
ウォルフは何の教科担当?とか尾田に聞いても答えられそうにないだろ

マジでこれ以上哀れなキャラ達って他にいるかね

この世のどこを探しても 答えはねえだろ くだらねえ!!
この世のどこを探しても 答えはねえだろ くだらねえ!!
1 ヶ月 前

なーーーーんでロックスがヤミヤミの前任者じゃないんやろ

これじゃあまるで、ヤミヤミの覚醒がすごいことになるってことじゃあないですか〜〜〜〜〜〜?!
ええ〜〜〜〜〜〜〜?!

匿 名
匿 名
1 ヶ月 前

そういえばアニメで若ガーリングの色が判明したときに配色がダサいって言われてたよね

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ポーネグリフ。
まず空島で誰も壊せないはずの石におでんが文字を刻んでるのがおかしい

文字を刻む→何らかの手段で壊せなくする
じゃないと…
上から文字を刻みまくれば実質壊せるやんけ!っていう

文字を刻む技術が敵に渡ったら悪用されて終わり。
確実に後世に伝えるために絶対壊せない石に歴史を刻んでおいて、そんな技術を遺すのはアホとしか言いようがない。
光月が受け継ぐのは古代文字の読み方だけで十分。

これから、
石に文字を刻む技術を遺した意味
=悪用(上書き・破壊)のリスクを上回る必要性
が示されるんかな?
どうせ示されない。

空白の100年まだ何もわかってないけど
800年前の光月(とジョイボーイ陣営)は既に頭空っぽです。

Last edited 1 ヶ月 前 by
匿名
匿名
1 ヶ月 前

細田守も、大御所になったあとに才能が枯れると創作でやっちゃダメなことを「俺ならやれる」と思ってるのか知らんけどやって、周りも意見出来ないから素通しして世間からボロクソ言われるんだな。

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

ちょっと有識者に尋ねたいんですが、ロビンだけなんで世界政府に狙われてるんでしたっけ?

ベガパンク程度が解読できた古文なら割とロビン以外にも読めるやついっぱいいそうですよね?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ゴッドバレーの英雄ってネームプレートの約束事すら守れないの何なんだろう
その時はゴッドバレーの全容を考えてなかったってこと以外であの紹介した理由説明つかない気がするんだけど

考察系の皆さんはこんなの真面目に踏まえてんの馬鹿らしくならないんだろうか

匿名
匿名
1 ヶ月 前

・悪役のカイドウ、マム、シキと仲間
・船長ロックスはロジャーガープと戦った
・一つの儲け話に集まった(=利益がほしいだけ)
・仲間殺し多発

これだけならまだ簡単だった。
安易に白ひげも入れたのが、終わりの始まり。

財宝より家族で、対価も求めずナワバリ(のカタギ)を自分の名で護った仁義の漢
に全読者が疑問を持ったはず。

作者「夢の最強海賊団出せば盛り上がると思っただけで何も考えてなかったです!!おもしろかったでしょ〜〜〜!?😁」←こんなことある?

【結果】
・デービーバックファイトでロックスに負けた敗北者集団
・仲間殺し→✕ じゃれ合い→○
・一つの儲け話→? シャッキー→😍
・薄情白逃げ敗北者
・カイドウ「リンリン悪魔の実くれるのか?」
  →もぐもぐにやにや
・マム「殺ス」→「味方に何やってんだ!」
・ロックス👿→全員帰宅

すっかり訳わからん集団になっちまった….
薄情な奴らに捨てられたロックスにはちゃんと仲間意識ありそうなのがまた哀れ…

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ガーリングきよしは女孕ませて反撃してこないbot狩りするだけでロックスにボコボコにされて漁夫の利で最後の最後に美味しいとこもらってくなんて情けねえ王者だなぁ。
「戦わずして完全王者」がバズったから安易にこの言葉だけに乗っかった?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

昔多くの読者がわくわくしていたであろうゴッドバレー事件が、蓋を開けてみたらこの有様じゃあ
空白の100年編やラフテル編とか巨大な戦争編も同じような有様になりそう

匿名
匿名
1 ヶ月 前

イム様はなんでロックスにドミリバしたんだよ普通に殺せよでその後にロジャーとかガープにドミリバしてエリスとかティーチ殺させようとしろよ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ロックスの洗脳が解かれてチンコがトドメを刺すか拉致するかなんだろうけど、邪魔だって言われてトコトコ帰った敗北者がいればそれは防げたろうに。酷いやつだ。赤犬は何も間違っていなかった。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

暇人どもが…バカなことやってねぇで働けぇ(悟空語録)

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ロキはクズで虚言癖・妄想癖あるってことでギャバン版ゴッドバレー回想始めようぜ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ドミリバって思いっきりぶん殴ったら解けるんやな

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ぼくらのぽこちん先生がロックスを殺して王者になる、とかいう展開なの!?つまんな

アーロンだめゼッタイ
アーロンだめゼッタイ
1 ヶ月 前

ゾオン系のみ作れるなら、ニカ作りまくればよかったのに

匿名
匿名
1 ヶ月 前

間違いなく尾田って若いころにイキって「僕は漫画家としてのプライドがあるんでねぇ~wいや~同じシーンをコピーするのはしないんですわwこだわりなんでw」とかのたまってたのくっそ後悔してるだろ

今とかもうコピーとかしたくてしたくてたまらなそう
マジでストーリのひどさもすごいけど、マジで絵が雑すぎる最近
例えばキャラのボタンとかを描くときも昔はちゃんと「円やまる」だったのよ。今とかマジで歪すぎてひし形みたいになってるじゃん、画力どうこうじゃない、雑すぎる

雲や波は描くとか言う謎のこだわり(笑)もあるけど、海の波とかもくっそ汚いし船はアシさんの絵で無駄に綺麗だから、まじで最近は絵を邪魔してるまである。
どっちがアシスタントなんだよこの作者

Last edited 1 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
1 ヶ月 前

今更だけどイム様が「あの島(=ゴッドバレー)は無かったものとする」って命令したのに
普通にガーリングは「ゴッドバレーの王者」で通ってるの意味わからんな
最高権力者なのに緘口令すらまともに敷けてないやん

匿名
匿名
1 ヶ月 前

このクッソ長え回想が明けても本編では3分しか経ってないのかと思うとゲンナリするし、本編に関わる情報が皆無なのが本当にキツい

何の時間なんだよこれ本当に

匿名q
匿名q
1 ヶ月 前

そう言えば覇気っていつから消費するmpみたいな扱いになったんだっけ?

ギア4後の10分使用不可は使い切って10分で回復するならコスパ良すぎるよな、って思ったから単に疲労で上手く使いこなせないだけだと解釈してた

匿名ですけど?
匿名ですけど?
1 ヶ月 前

ゴットバレーてドラゴンがカゼカゼの実を食べるとか考察()してた神木くんは息してんの?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

マジで北斗ってやつウザいから根絶…いや孤絶(笑)して欲しいわ。
なんで他の作品を引き合いに出してディスる必要があるのか、意味わからん。
ワンピは単体で充分クソなんだよ。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

単行本数冊分主人公が出ないとかやばくない?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

単行本全巻売ってきました。1210円でした。
これからは、このブログを追いかけるだけにします。

匿名城線
匿名城線
1 ヶ月 前

ワノ国で時代劇もどきを描き、エッグヘッドでSFもどきを描き、エルバフでヴァイキングもどきを描き、ゴッドバレーでラブコメもどきを描いた…
ファンタジー漫画にリアリティを求めても仕方ないけど、世界観を熱意込めて描いてるわりににわか感が強いから面白くないのかもね
一番の売りだった人間の心情描写すら変になってるし

匿名
匿名
1 ヶ月 前

過去編終わらんなw  黒本3冊くらいでるかな?

匿名
匿名
1 ヶ月 前

もうSBSで全部明かして終わりで良くなってきた

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

完全に読めちゃいました。
ゴッドバレーが絶対機密になった→関わった人間は消さなければならない→ハラルドはロックスがゴッドバレーに行って消えたことを知っている→ハラルドの死の真相
だからハラルドの死の真相の回想なのにゴッドバレーの話を始めたのか尾田聖スゲー!
これです。

もちろんハラルド以上に消さなければいけない人物が多数生存していますが、今のワンピースクオリティーならこんなもんでしょう。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

最近のワンピース、悪い意味で先が読めないよね

キャラクター達の思考と行動が支離滅裂すぎて、次に何をしでかすのかわからない

ただ、ハラルドが56されることだけは分かってるから早くしてくれとしか思えない

匿名
匿名
1 ヶ月 前

イム様に殴りかかったのに何のお咎めもなく翌日にはゴッドバレー事件は隠されたままで英雄扱いされるガープはVIP待遇やん

イム様も心が広いな

ゴロウセイ「ゴッドバレーの件と世界一偉いイム様の存在を世間が知ったらマズイからその件隠してとりあえずアンタに殴りかかったガープがロックスを倒したよーって感じの記事にするけどいいかな?」

イム様「ええで」

ゴロウセイ「ありがとう」

イム様「あっ、ムーが冷蔵庫に入れてたプリン知らない?」

ゴロウセイ「(もぐもぐゴックン)さぁ」

って言ったんかな

恐ろしく優しい世界やん

そらガープもそんなぬるい職場辞められんし、息子のドラゴンもそら不貞腐れるっちゅーねん

Last edited 1 ヶ月 前 by 匿名
匿名
匿名
1 ヶ月 前

ハンコックが黒ひげと海賊島に行って伝説のBAR始めなくてよかったね

最近のを見てると、ハンコック、黒ひげ、コビー、レイリーの四つ巴で主要キャラが大した格落ちムーブせずに済んだの奇跡

Last edited 1 ヶ月 前 by
匿名
匿名
1 ヶ月 前

ワノ国出る直前にルフィ・ロー・キッドが別々の進路選んだ場面で、北東だの東だの当たり前のように方角の話してたのがずっと違和感だったんだけど、
偉大なる航路でも島内にいれば方角わかるの??

双子岬で方位磁針がグルグルして使い物にならない描写あったよね

政府や旧四皇が組織力と長年のデータ蓄積で世界全体を把握済み(ワノ国の次の島はこことこことここ….etc.)なのはいいとしても、
基本情弱のルフィ達が当然のように方角わかってていいの?

あ、でも空島で地図に書いてある方角で行き先決めてたか……

・島内では磁場安定→方位磁針使用可能
・海上では磁場不安定→航海には方位磁針使用不可
・双子岬はログポースが指し示す島ではないので海上と同様に方位磁針使用不可

ってこと???
わかってないの自分だけなんだろうか…

高嶋ユカリ(53)独身
高嶋ユカリ(53)独身
1 ヶ月 前

尾田と鬼滅の作者ってホンマ対極の存在よな
太陽と月というべきか、月とスッポンというべきか

人間には何が大切かを身をもって教えてくれる、二人の漫画家

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ロックス生きてるんかーーーーーーーい!!!

匿名  ち
匿名  ち
1 ヶ月 前

信者の人たちはどう思ってるの?信者こそロジャー白髭大好きじゃないの?あんなに汚されていやじゃないの?自分は過去編でみんな嫌いになりました。せっかくなのでもっと汚れてほしい

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ガーリングの王者呼ばわりの経緯ほぼセル編のミスターサタンで草

匿名
匿名
1 ヶ月 前

というか日本ってガリガリ娘、チビ娘で媚びさせるのマジやめろ
妄想だからってきもいわ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

逆張りしまくって麦わらの一味全滅エンドにならんかな
そんで作者交代でワンピース2開始

匿名
匿名
1 ヶ月 前

確実に言えることは恋愛要素はもう二度とやらないほうがいい

匿名
匿名
1 ヶ月 前

新作動画でなべおつさん、シャッキーの煮込み料理について滅茶苦茶喋ってて流石におもろいwwww

シャクヤク周りの話を世界一丁寧に読み込んでると思う、こんなもん読ませるな….w

匿名
匿名
1 ヶ月 前

うちの親はレゴ編を乗り越えた猛者なんだけど、これからドミリバ・シャクヤク・ゴッドバレーを耐え抜けるのか普通に気になる

※ネタバレ避けてるので考察系・批判系を含めたネットの声に触れてない、純粋な読者
↑読者層厚い作品だからある程度いると思うけど身近にいないと感想聞けないよね(そもそも感想をネットで話すのなんて基本熱量あるごく一部の読者だけだろうし)

(先日感想聞きつつ、ついついレゴ編と実写に夢中な件への不満を少し漏らしてしまったけど、親は未ドミリバ勢だったから言いすぎないようにした、待つのに疲れてブツクサ文句言ってるわがまま読者風で話した)

Last edited 1 ヶ月 前 by
匿名
匿名
1 ヶ月 前

相変わらず漫画の内容で反論する人がいない
人格否定や論点の違うことばかりが並ぶ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

好き勝手言うやつに限って声がデカい。

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