「文句言うなら読むな」と思った方はこちらへ

【ワンピース】1164話「デービーの血」がもう滅茶苦茶な理由

YouTubeチャンネル始めました!
チャンネル登録して頂けますと幸いです!!🙇🏻‍♂️
12/31にOFUSEで投げ銭してくだっさ方、いつもありがとうございます!!🙇🏻‍♂️ 返信できない設定だったのでこちらでお返事させていただきます! 今年はもう少しペースアップしてお届けできるようがんばります!✊🏻

11/15 追記完了しました。

1164話、ラストシーンだけは(このシーン単体で見ればセリフも演出も)よかったですが、そこに至るまでのセリフや描写がもう滅茶苦茶すぎて、以前描いたことを覚えてないのかなと思ってしまうくらい、ツッコミどころしかないシーンばかりでした。

具体的に挙げると以下の通りです。

  • 「このクモ攻撃効いてねェのか!?」というロジャーの感想が遅すぎる。これは前話で(自分達の連携技が効いておらず復活した後に)描いておくべきセリフであり、苦しんでいるロックスを見た後のリアクションとして明確に間違っている。
  • 「“D”の一族」「“D”の意志」「ジョイボーイ」「ジョイボーイとの約束」「太陽の神・ニカ」「ルナーリア族」「バッカニア族」「デービー一族」「デービーの意志」「デービーとの約束」──最終章に入って尚、全てを謎にしたまま新たな謎を追加してくるばかりのため、元の素材の味を完全に殺している。(謎の開示ではなく、謎の上塗りをしなければ話を引っ張れない作品と化している)
  • ロックスからデービーD・ジョーンズとジョイボーイ「どっちが恐い!?」(というクソみたいなキモ)質問をされ、「夢を見るな!! あんな奴らはもう現れぬ…!! ヌシアさえ消えればな…!!!」と言っておきながら、その現場にいるロジャーに(わずか13年後に)グランドライン一周されて、世界の秘密を知られてしまうポンコツ。
  • エルバフの世界政府加盟を拒み続けておきながら、そのトップが巨人族について「“いい兵士”を見つけたのだ」と言い出す。
  • 「その手でデービーを根絶せよ!!」「このゴッドバレーに関わった全ての命を消せ…!!」という(意味の重なる)2つの命令をしておきながら、 優先順位やその方法については操られてる側次第にしてしまう。にもかかわらず、しっかりイムの意図や望みを正確に理解しながら行動するという御都合主義。(1つ目を優先させたいなら、同時にこの2つの命令など下すべきではないし、それをするなら1つ目が優先であることを明確に示すべき)
  • 「このゴッドバレーに関わった全ての命」を消したいのに、なぜかロックスにしか“黒転支配”を使わない。(現場にいるロジャー、白ひげ、リンリン、カイドウに使おうとしない理由がわからない)
  • ロックス海賊団とは「仲間殺しも耐えない凶暴な一味」であり、自分の取り分を増やすため、自分の狙った宝を手にするためには仲間を殺してまで奪い取ることも厭わない集団であり、自分自身、その報復としてカイドウを「殺ス」つもりで襲いかかって行ったくせに、ロックスがカイドウに攻撃したら「てめェロックス!! 味方に何やってんだ!!」と言い出す。これをリンリンに言わせているのが終わってる。せめて白ひげに言わせるべき。
  • レイリーのことは島の「南東」に向かわせていて、そこには海軍とロックス海賊団がいるはずなのに、何の苦労もなくすでに「南西」にいるレイリー。
  • ガンズイがジョンを撃ったことに驚き、疑問を抱いていたシキが、あっさりガンズイを倒して、ジョンを放置して宝を奪って逃げる。(そんな簡単に裏切れるのに、何を疑問に思うことがあったんだ)
  • 操られたロックスを見て「敗けたのね…!!! ごめんね!! 私達を助ける為に」と言ってしまうエリス。(お前が命を懸けでロックスを助けてやるってテイだったんじゃないのか? 何で助けてもらう認識だったのにあんな偉そうな顔してたんだよ。これで1162話のシーンは、「あんた1人囮になってこの場に残って私達を逃がして欲しいから下ろして!!!」と叫んでいた事で確定してしまった)
  • くまが能力で島外に飛ばしたことに気づかず、ロックスが始末したと思い込んでしまう相変わらずの無能トップイムと、ロックスも(イムの意図と望みを理解した上で行動しているはずなのに)その点を何ら訂正せずに終了し、結局妻子両方逃げられてしまう茶番展開。
  • いつの間にかイムではなく、ロックスを倒すことが目的になる謎。前話で全員イムを敵認識して共闘していた上、ロックスがイムに操られる様子を目の前で見ていたのに、なぜかイムのことは放置して「出て来いロックス〜〜〜!!!」と叫んでしまう。

細かい点で言ったらまだまだあります。

総じて、ゴッドバレー事件に「イム」と「デービー一族」(と「シャクヤク」)を絡めたことが後付けであり、そのせいで本来シンプルでワクワクできたはずの物語が無駄に煩雑となって設定がブレ、穴だらけとなって崩壊してしまったという感想です。

※取り急ぎ、コメント欄のために公開しておき、以下に随時更新していきます。

以下追記です。最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)

また、触れ足りていない部分については、さらに追記するかもしれません。

目次

1164話が滅茶苦茶な理由

キャラのリアクションがどれもこれもズレている

冒頭からリアクションがおかしすぎて、スムーズに話に入り込めません。

イムに“黒転支配”をかけられて「アアア〜〜〜〜っ!!!」と叫び声を上げるロックス。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

これに対して各々リアクションするのですが、初っ端のロジャーの「このクモ攻撃効いてねェのか!?」がまずおかしい。

この点に疑問を持つタイミングがあまりにも遅すぎて、ただのボンクラにしか見えません。

前話の時点で、自分達の連携技が効かずあっさり復活された後、ロックスがさらに切り刻んだもののそれも効かず、触手を刺されて“黒転支配”を食らい、苦しんでいる姿を見て、初めて「攻撃が効いてない」事を気にし出すなどあり得ないとしか言いようがない。

「苦しんでいるロックスを見た後のリアクション」として明確に間違っています。

こいつは自分達の攻撃が効いておらず、あっさり復活された事実を知らなかったのでしょうか。

確かに、前話の👇🏻この描写を見ると、「ガープとくだらない言い合いをしていたからイムの復活に気づいていなかった」という読み方は可能ではありますが、

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

そもそも得体の知れない化け物に興味をもって、いきなり斬りかかりに行っておいて、その後の様子(しかも攻撃が全く効いておらず、すなわち手応えもなかったはずで、目の前で復活していく様子)を無警戒にスルーして、内輪のマウント合戦に意識を向けるなど、いずれにせよあり得ないとしか思えません。

普通に自分達の大技が効かなかった時点でもっと驚くか、疑問に思うか、その理由を考えるかするはずでしょう。

つまり前話のイムが復活するシーンで、「このクモ攻撃効いてねェのか!?」とリアクションさせておくべきであり、「おれの一撃で充分だった」「おれだろ!!」なんてくだらないマウント合戦など描くべきではなかったのです。

こんな中身のないおスベりギャグ会話を描くことを、「イムが不死身であることに気づき、驚く」シリアス描写よりも優先する意味など微塵もありません。

リンリンのリアクションもおかしい

また細かい点ですが、リンリンの「何なんだコリャ一体」というリアクションも違和感があります。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

「コリャ」というのは(近称の)指示語ですから、目の前の見えているものを指していることになります。

つまりイムを見ながら「この状況」「この化け物」あるいは「この(触手)攻撃」に対して「何なんだ」と疑問を口にしているわけです。

が、ロジャー同様、あまりにも疑問の質が低すぎるし遅すぎるんですよね。

今この場に現れたばかりで、今イムを目にしたばかりなので何もわからないという立場ならまだしも、自分の大技が効かず、敵があっさり復活する不死身の姿を見届けた上で、自分達の船長が敵に捕まり攻撃されて苦しんでいるわけですから、もっと疑問に思うべきポイント、驚き、焦るポイントがたくさんあるはずです。

こんな中身のない、何の補足にもならない無価値なリアクションではなく、もっと具体的な(リンリンが何に疑問を持ち、何に驚き、何を考えているのかなどがわかる)リアクションにすべきでしょう。

たとえば「この状況」「この化け物」については、その存在を知った時点、あるいは攻撃が効かずに復活した時点で口にするべきものであり、ロックスが捕らわれて攻撃され、苦しんでいる状況を目にした後に口にする疑問ではありません。

もちろんリンリンは(イムではなく)カイドウを攻撃するために現れたわけなので、イムのことをちゃんと認識していなかった可能性もあると言えるのですが、前話ではカイドウではなくしっかりイムを狙って攻撃する描き方がなされてしまった以上、その言い訳はできません。

唯一「この(触手)攻撃」については、疑問として口にする可能性があると言えますが、捕らわれ、攻撃されているのがロックスである以上、ロックスを心配するセリフや、何が起きているのか確認するセリフになる方が自然であり、「味方」が攻撃を受けているのに傍観して、「何なんだコリャ一体」なんて思考停止の疑問をのんきに口にするなど、あり得ないとしか思えません。

リンリンに限らず、苦しむロックスを助けるべく、むしろすぐ「行動」に移る方が自然でしょう。

なぜならこいつらは全員、そもそもイムの正体など知らないのに、その姿を見ただけでいきなり攻撃しに行った(敵認定して始末しに行った)側の連中で、つまり思考よりも行動が先となるタイプの連中として描かれているからです。

特にロックス海賊団に関しては、敵が誰かを理解することもなく、何の疑問も持たずにイムを敵認定して攻撃しに行ったくせに、なぜ自分達の船長が捕らわれて攻撃を受け、苦しんでいる様子を見た途端、傍観を決め込む判断になるのか。

何の理由がなくとも、とりあえず得体の知れない化け物を見たら攻撃しに行った連中が、仲間が捕らわれ、苦しんでいる様子を目の前で見ている状況で、(助けに向かう理由が十分すぎるほどあるというのに)何も行動に移さず、「何なんだコリャ」なんて中身のない疑問を口にするなど、あり得なさすぎるし、前話のスタンスやリアクションと全然噛み合っていません。

どう考えても逆なんですよね。

「何なんだコリャ」というのは、前話でイムの姿を見た時、あるいは自分の攻撃が効かずに復活していく様子を見た時に言うべきセリフであり、(それを終えた後に)苦しんでいるロックスを見ながらするリアクションではありません。

そして、こうして散々傍観した末に、ロックスが解放されて落ちてきたら、「え!? ロックス!!?」「何された!? 上で何があった!!? ロックス」「え!!?」と、さらにクソみたいな思考停止リアクションを連発するのです。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

え!? え!!? え!? え!!? うるせェんだよババア。

そんな脳なしボンクラリアクションしてないで、もっとバリエーション多く、シリアスで思慮深いリアクションできねェのかよ。

そのバカみたいなリアクションのせいで緊張感が台無しなんだよ。

ロックスを助けに向かわず、放置したまま一部始終を観察していたくせに、なんでこの期に及んでそんなレベルの低い質問しか出てこねェんだよ。

今話ではキャラのリアクションのおかしさ、セリフのズレがあまりにも多いので、これ以外にも随時指摘していきます。

設定や役割が重複するキャラを追加して、話を弱くややこしくしてしまう

今話で一番終わってると思ったのがこの点です。

「デービー・D・ジョーンズこそが…!! かつての“世界の王”の王の名だ!!!」という、作品を壊すだけで微塵も盛り上がらない無意味な後付けをしてしまいました。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

「神の天敵」とされる「Dの一族」や「ジョイボーイ」の設定だけで十分だというのに、最終章に入っても尚その掘り下げをする事なく、今更(SBSでネタキャラとして説明されていたような)デービー・ジョーンズを「かつての“世界の王”」だった事にして、さらに設定を渋滞させてしまう。

この設定の後付け具合や渋滞具合は、「夢を見るな!!…あんな奴らはもう二度と現れぬ…!! ヌシアさえ消えればな…!!!」というイムのセリフに如実に現れています。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

これまでイムの因縁の相手は「ジョイボーイ」1人だったはずであり、それだけで十分だったのに、ここにきて急に「デービー・ジョーンズ」を追加して因縁の相手を増やし、「あんな奴ら」と言い出すようになってしまった。

しかもロックスは「かつての“世界の王”」だと主張する一方、イムは「あいつが王だった事など一瞬たりともない」と否定しているため、何ら意味のある情報になっておらず、ただ新たな謎を追加して、既存の設定に泥を塗っただけでしかありません。

「ヌシアさえ消えれば」「あんな奴らはもう二度と現れぬ」ということは、イムの中ではジョイボーイ系統の子孫は全て消せていて、「デービー一族」の生き残りさえ消せれば、天敵となるような相手は二度と現れないと考えている、という事なのでしょうが、そもそも「神の天敵」である「Dの一族」が大量に生き残っていて、その名を名乗るだけでも消されていた過去があるというのに、「ロックスだけ消せば“あんな奴ら”はもう二度と現れない」と考えているなどあり得なさ過ぎて、破綻してるとしか思えない。

これでは、そもそも世界政府が(少なくとも38年前時点で)懸念していたのは「デービー一族」の生き残りだけであり、その他の種族(特にデービー以外の「Dの一族」)の生き残りや台頭については、何ら懸念してなかった事になるからです。

どう考えても「デービー一族」の設定が邪魔なんですよね。

もともと「Dの一族」「Dの意志」「ジョイボーイとの約束」という設定があったのに、なぜここにきて「デービー一族」「デービーの意志」「デービーとの約束」という下位互換の劣化コピー設定など追加して、既存の設定を破壊しようとするのか。

エッグヘッド編で、「世界の真実」に一番近づいたベガパンクが、「デービー一族」に触れていなかった時点で後付け確定であり、本来これまで謎だった部分について、より核心に迫って明かしていくべき「回想」で、なぜ新たな謎を追加して、より煩雑化させる方に舵を切る判断になるのか。。

「ルナーリア」だの「バッカニア」だの「デービー」だの追加しまくった結果、世界政府が恐れている一族や歴史から消したい名前ばかり増えていくシマツで、しかもキャラの名前を変えてまで「その一族だった事にする」という何でもアリ具合です。

「むしろ消したくない種族や一族はどこなんだよ笑」「よくそんなに消したい種族がいて、一つも消し切れてないのに、今までその権威を保ててたな」という話になってしまい、世界設定自体が茶番化してしまった。

まだ「D」の意味とは「デービー(Davy)」の「D」だったということなら(整合性や面白味は別として、設定が渋滞することはないので)このタイミングで絡めてくる意味もわかるのですが、デービー・ジョーンズも「Dの一族」なのに、わざわざ「デービー一族」として取り上げて重要キャラ化した上で、別の因縁を付与する意味がわからない。

かつて「“世界の王”」と呼ばれていたくらいですから、デービー・ジョーンズが「Dの一族」の代表であり、こいつとイムの因縁こそが「世界政府」と「Dの一族」の因縁の核心という事なのでしょうか。

つまり、今描いている事が「世界政府」と「Dの一族」の因縁を明かす上での一歩目になっているということでしょうか。

その後「デービー一族」の生き残りかつ「Dの一族」であるティーチを「七武海」に加入させて、即裏切られる事になるんですけど、それで整合性取れるんですか?

こんな後付け感と蛇足感丸出しの設定で、これまでの謎に答えを出す事なく、より煩雑化させただけの展開に、納得し、面白いと思っている読者などいるのでしょうか。

そんなもんいらんから、とっとと「Dの一族」との因縁を掘り下げろやと思いません?

「ジョイボーイ」や「ニカ」が世界政府にとって不都合な存在であり、消したい名であり、そこにどんな因縁や歴史があったのかを明かしていけばいいだけなのに、最終章に入って尚、その謎を何一つ明かす事なく、むしろ新たな謎を後付けしていくスタンスに苛立ちしか感じません。

余計な後付けなどせずに、当初の構想通り一直線に最終話まで描き切ればいいのに、何のためにこんなに無駄な設定を追加して、既存の設定を破壊してまで引き延ばそうとするのか。

もはや「週刊連載で長期連載はしてはいけない」という教訓を後世に残すために、いかに長く続けて作品を破壊しきるかに挑戦しているのかと思ってしまうくらい、見るに堪えない引き延ばし方と踏み躙り方をしている。

このまま作者が寿命を迎えるまで、あるいは連載意欲を失うまで、永遠に謎を後付けしながら真相を引き延ばし続けて、話をまとめることから逃げ続けるつもりでしょうか。。

「謎の開示」をする事なく、「新たな謎の上塗り」によって話を引っ張りたいだけの作品である事が、この先読者にバレればバレるほど、コミックス販売部数はさらに急激に下落してくうでしょう。

イムがただの小物インキャと化していく

しゃべる度にただの小物インキャであることが露呈していくラスボスさん。

「デービー・D・ジョーンズこそが…!! かつての”世界の王”の名だ!!!」と言うロックスに、「ぬかせ!!」なんて小物丸出しの返しをしてしまいます。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

精神的余裕のカケラもない、本当にガキの喧嘩のようなリアクション。

みっともないったらありゃしない。

何百年と生きてるはずなのに、どうしてもここまで言葉やリアクションが軽く、浅いのか。

「デービーの因縁にヌシアは関係ない!!」と言い出すのも意味不明で、こいつはさっきまでロックスのことをデービー・ジョーンズ本人だと思ってたというのに、「人違いだ」と言われた途端、すぐに「ヌシアは関係ない」と言い出す思慮の浅さたるや、見るに堪えないカラっぽ具合です。

こんなバカで余裕のない子供部屋おじさんが世界のトップで、その存在を知るだけで消されるようなタブーとされていたとは…なんてちっぽけでくだらない世界になってしまったんでしょう。

何よりこの2人の会話が、相変わらず読者に話の核心を隠すための、作者の作為に満ちた超不自然なハイコンテクストセリフになっているのが気色悪くて仕方ないんですよね。

「ぬかせ!! あいつが王だった事など一瞬たりともない!!! ムーとデービーの因縁にヌシアは関係ない!!」

「だったらビビってんじゃねェよ!! デービーの名前ごときに!!!」

って、会話になっていないでしょう。

まず「デービー・ジョーンズが王になった事など一瞬たりともない」という主張と、「イムとデービーの因縁にロックスは関係ない」という主張が全くつながっておらず、話がすり替わっています。

前者の主張は、後者の結論を導くものではないし、後者の主張が、前者の主張の根拠になっているわけでもない。

つまり全く関連のない個別の主張を2つしており、それを受けたロックスのセリフは、後者の主張に対する返しでしかなく、前者の主張に関してはあっさりスルーして、何の結論を得ることもなく終わっています。

ロックスはそもそも「デービー・D・ジョーンズこそが…!! かつての“世界の王”の王の名だ!!!」という話をしていて、これに対してイムが「あいつが王だった事など一瞬たりともない!!!」と否定したわけですから、ロックスは再反論しなければ、その主張を受け入れたことになってしまいます。

再反論はせず、相手の主張を受け入れたわけでもなく、あっさり話題を変えるのなら、何のためにその主張をしたのかがわかりません。

結果、ロックスがそもそも言いたかったことは、その後に続く「だったらビビってんじゃねェよ!! デービーの名前ごときに!!!」だったと読む他なくなってしまいます。

なぜこんな事を伝えたいのでしょうか。「デービーの名前ごときにビビってんじゃねェ」とイムを煽ること、あるいは鼓舞することに、一体何の意味があるというのでしょうか。

さらにこの後「どっちが恐い!? “デービー・D・ジョーンズ”!! “ジョイボーイ”!!!」なんてクソみたいな質問まで続けてしまうシマツです。

全く会話になっておらず、延々考察者にエサを与えるためだけにしゃべらされ続けている2人が哀れでなりません。

というか、「デービー・ジョーンズの崇拝者」のくせに、よく「デービーの名前ごとき」なんて一族もろとも見下すようなこと言えますよね…こいつの発言の意図が微塵も読み取れません。

一族存亡の危機に、アホみたいな質問をしてしまうロックスさん

「お前はずっと恐れてたんだろ…? “デービー”の意志が…受け継がれ いつか「約束」を果たしに来る事を!!!」までならまだ理解できますが、「どっちが恐い!? デービー・D・ジョーンズ!! “ジョイボーイ”!!!」という質問はアホすぎて笑ってしまいました。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

何の質問やねん。

どんだけ不毛で稚拙な質問してんだよ気色悪い。

よその子供に「お父さんとお母さんどっちが恐い?」と聞いてるくらい、意味不明で無価値な質問です。

その質問をして何が知りたいんだよお前😂

「うーんデービーかな」とか「そりゃもちろんジョイボーイだ」「どちらも恐くなどない」なんて回答が得られたとして、一体何になるというのでしょうか。

読者(というか考察者)が喜ぶだけで、ロックスにとって何の意味もない情報でしょう。

今まさに敵の手に堕ちて意識を奪われそうになっている状況を踏まえれば尚更です。

どちらかを答えてもらったとして、ロックスのこの先と一族の未来に何の関係があるというのか。

お前は考察者にエサを与えるために生きてんのか?

なぜそれが無駄な質問だってことに自分で気づけないのか。

ちゃんと自分の今の状況や立場を踏まえて、自分の言葉で会話しろよ。

“黒転支配”を食らって意識を失いそうになりながらも、何とか抗っている状況、あるいはもう抵抗することを諦めた後の最期の質問と考えると、尚更アホとしか思えません。

もっと聞きたいことなかったのかよ。

伝えておきたいことなかったのかよ。

最期の言葉がそんな何の価値も生まない質問でいいのかよ。

ほんと、全てのセリフが考察者達へのエサ撒きのために作者が作り、言わせてるものでしかないため、キャラが完全に死んでいる。

考察者にエサを与えるためだけにしゃべらされていて、妻と子供のことなど微塵も考えていない。

そんな描き方をしているせいで、全く危機的状況に見えず、ただの自業自得でしかない茶番シーンとなっています。

「あんな奴らはもう二度と現れぬ…!!」とロジャーの目の前で言い放ってしまう

ロックスから「デービーD・ジョーンズとジョイボーイどっちが恐い!?」(というクソみたいに不毛な)質問をされ、「夢を見るな!! あんな奴らはもう現れぬ…!! ヌシアさえ消えればな…!!!」と返すのですが、

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

その場にいるロジャーが(わずか13年後に)グランドライン一周して、世界の秘密を知ってしまう上、何よりルフィがその役割を果たす事になる結末を読者全員がわかっているというのに、このセリフを言わせるのはマヌケ過ぎるだろうと思ってしまいます。

端的に言えば、ニカ、ジョイボーイ、デービー・D・ジョーンズ、ロックス、ロジャー、ルフィと6人(ティーチも含めれば7人)も世界をひっくり返そうとする、あるいは世界の秘密を知り、反旗を翻す不都合な存在が現れることになり、(ティーチをロックスの息子としてしまった以上)ゴッドバレー事件の後、ロジャー、ルフィ、ティーチの3人は確定で現れる事がわかっているのに、「あんな奴らはもう二度と現れぬ」なんて見込みの甘さを晒すだけのセリフを吐かせる意味がわからない。

何ならこの後「四皇」となる連中も勢揃いだというのに、誰一人警戒しておらず、ロックスさえ消えれば世界の秘密は守られると思い込んでいる読みの甘さと視野の狭さたるや、無能と呼ぶ他ありません。

それだけこの時点でロックスの実力だけ飛び抜けているというならまだしも、少なくともロジャーは肩を並べるレベルのはずであり、リンリンもカイドウも怪物扱いされていたわけで、だからこそロックス海賊団は世界政府からも危険視されていたわけですから、今ここで消さなければならない海賊がロックスだけという思考になるのはあり得ないとしか言いようがない。

そもそも、世界政府にとっては「デービー一族」以上に「Dの一族」の方が不都合な存在なんじゃないんですかね?

ロジャーの本名がゴール・D・ロジャーであり、“D”の名を持つ海賊であることを知らないのでしょうか?

“D”の一族の事を「神の天敵」と呼び、“D”を隠さなければ殺されてしまうほどタブー視されてきたというのに、なぜここにきて急に、(少なくとも38年前の時点では)「デービー一族」が「“D”の一族」や「ジョイボーイ」と同じくらい不都合な存在として名を連ねることになるのか、全く理解できません。

あまりにも唐突すぎるし、後付け臭満載すぎて邪魔にしかなっていない。

巨人族について今更「“いい兵士”を見つけた」と言い出す

このセリフも意味がわからない。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

イムが巨人族を「“いい兵士”を見つけた」と考えていたということは、その兵士を戦力として味方につけるよう、部下達に通達していたと考えるのが自然です。

「見つけた」のに何の動もせずに放置して、向こうから世界政府加盟や海軍への戦力提供を望んできている事すら知らなかったとなると、単なる情弱無能おじさんにしかなりませんから。

しかしそうなると、イムは「“いい兵士”を見つけた」から巨人族を支配下に置くよう命じていたというのに、手下共はそれを聞かずに、エルバフの世界政府加盟を拒み続けていたことになってしまいます。

これらの整合性を取るためには、「エルバフの世界政府加盟を拒む事が、巨大で無害で迷いのある一族を操るためには必要不可欠なステップだった」という場合ですが、そんなことはあり得ません。

たとえば「世界政府加盟を認めずに、それをエサに色々と命令を飲ませる」という意味で「都合よく操れる」と言っている可能性もありますが、そんなもの二度も三度も通用する手法ではなく、その意図がバレた時点で反逆され、二度と支配下には置けなくなるリスクもあるわけですから、どう考えても世界政府に加盟させて、海軍戦力として利用しながら、同時に世界の反乱因子達に対する抑止力として機能させつつ、巨人達が反乱を企てようとしたら“黒転支配”をかける方が無駄がなく合理的で、リスクも少ない選択だと言えます。

要するに「世界政府加盟を頑なに認めない」というステップなど丸ごと不要なのです。

少なくとも、それが妥当な打ち手であると読者に理解・納得させられるような描き方には全くなっていません。

だからただのバカにしか見えないし、作者都合で設定がコロコロ変えられてるようにしか見えない。

なんなら作者は、過去に自分が描いた事を覚えておらず(確認もしておらず)、その場の感覚でそれっぽいセリフを言わせてしまってるだけにしか見えない。

“いい兵士”を「見つけた」という表現も意味不明で、向こうから兵士志望として寄ってきたんだからお前が見つけたわけじゃないだろとしか思えませんし、それは揚げ足取りだとしても、「見つけた」と言いながら未だに効果的に扱えていない時点で、無能さを晒すセリフにしかなっていません。

そもそも「巨大で無害」という認識もおかしい。

コング曰く、巨人族は「寝返りを打つだけでとなりにいた人間は潰れて死ぬ」とか「万が一怒らせれば命にかかわる」とか「歴史的な狂暴性」というのが確かにあるから加盟を拒んでいたわけで、これは言い換えれば「巨大で有害」だから世界政府は加盟を断ってたということです。

にもかかわらず、トップは「巨大で無害な“いい兵士”を見つけた」と言い出す。

全く話が噛み合っていません。

エルバフが世界政府加盟を望んでいる話、お前の耳まで届いてなかったんか?

誰だよイムと現場の間を取り持ってる無能は。

コングは一体、誰との間の板挟みになってたのでしょうか。

出典:ONE PIECE 1157話/尾田栄一郎 集英社

元帥でしょうか、神の騎士団でしょうか、五老星でしょうか?

まぁ、全員無能でバカだからこんなグダグダな状況にもなり得るのか。

これまで世界政府がエルバフの加盟や海軍への戦力提供を渋っていた理由と、急にトップが「巨大で有害」「操りやすい」一族を「見つけた」と言い出した理由について、整合性の取れる説明この先なされるのでしょうか。

もちろんないでしょう。作者も編集部も整合性を取ることなど考えていないことは明らかです。

未だにハラルドの考えを理解していない前代未聞の低脳海賊

「ムーは“いい兵士”を見つけたのだ 巨大で無害 迷いのある一族…」というイムに対して、「巨人族か!? バカ野郎 ハラルドには手ェ出すな!! あいつら平和を望んでんだ!!!」と返すのも、意味不明だし破綻してるとしか思えません。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

「手ェ出すな」とはどういう意味で言ってるのでしょうか。

ロックスは世界政府がハラルドに何をすると思って止めているのでしょうか。

「世界政府の手によって巨人族が滅亡させられる」とか、「巨人族の力を世界平和のためではなく世界崩壊のために利用される」とでも思ってるのでしょうか?

いずれにせよ、なぜそんな解釈になるのかがわかりません。

「世界政府への加盟」と「海軍への戦力提供」はハラルド自身が望んでいることであり、それが認められないのは世界政府側が巨人族側の力を脅威に感じていて、共生できるはずがないと考えていたからです。

世界政府の視点からすれば、世界を崩壊させる意味などなく、むしろ今の状態を維持・継続することこそ最も都合がよく、そのために巨人族を戦力として利用しようとしているわけで、ハラルドはその平和の形や維持の仕方に(少なからず)賛同しているからこそ、世界政府加盟や海軍への戦力提供を望んでいるわけです。

つまり、世界政府から巨人族へのアプローチは、「平和を破壊する行為」ではなく、(世界政府が作っている)「平和を維持する」ためのものであり、ハラルド自身もそれを望んでいる状況というのに、なぜかロックスは「世界政府がハラルドに手を出すことは、平和を望むエルバフの意志に反する行為である」と理解しているわけですね。

意味がわかりません。

こいつはハラルド自身が世界政府加盟を望んでいることを忘れてしまったのでしょうか。

エルバフ側は加盟を望むも、世界政府側から断られ続けるため、なかなか叶わず、苦悩している姿を見ておきながら、「ハラルドには手を出すな(世界政府に加盟させるな)」と主張してしまうトンチンカン具合たるや。

世界政府に加盟することを止めたいなら、まずハラルドに言えよ笑

それを望んでいるのはハラルドであり、世界政府は言い寄られている側で、何十年も断り続けてきている側だというのに、どんだけ的外れな言い分に声を荒げているのか。

もっと言えば、ハラルドはその望みを果たすためにお前を殺そうとして来て、それが原因で絶縁することになったというのに、未だに世界政府に対して「ハラルドには手ェ出すな!!」「あいつら平和を望んでんだ!!!」とフォローする意味不明さたるや、規格外のマヌケっぷりです。

ハラルドと世界政府からしたら、お前が平和を乱している張本人だというのに、何を勘違いして(喧嘩別れはしたが今でも友達想いの)いい人キャラ演じてんだよ痛々しい。

ハラルドは世界政府の作る平和の形に賛同して、その輪に入れてもらおうとしてる一方、ロックスはその世界を壊して自分が「世界の王」になろうとしていたわけですから、どう考えてもハラルドにとっての邪魔者はロックスであり、こいつが死ぬことはハラルドの目的に適うことでしかないのに、なぜそのことに気づけないのか。

もし、「世界政府は悪であり、今の平和はまやかしであり、それに加担する事も取り込まれる事も悪なのだから、平和を望む巨人族は世界政府の支配下になど入るべきではない」と考えているのなら、最初からそれをハラルドに言って止めろよとしか言いようがありません。

こいつは終始、「世界政府に加盟してもお前の望みは叶わないから、おれと一緒に来い」と勧誘していただけであり、世界政府が悪であり、闇があり、世界政府への加盟はハラルドの望む平和を実現することにはならない」という主張や反論をしてきませんでした。

キャラの立場や視点がブレブレすぎて、全く話がつながってないんですよね。

おそらく作者が雑な設定のまま、神の視点から場当たり的にセリフを決めているせいで、全くロックスの立場や思考・心情を踏まえたセリフになっていないのでしょう。

「かくも操り易い王は二度と現れまい」と言いながら、すでに全く操れていない

このセリフも酷い。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

こいつは、強大な戦力となる「巨人族」の「王」が、「平和」を望みながら「世界政府」に加担しようとしていることから「操りやすい」と認識しているという事ですから、すなわち巨人族という戦力を世界政府の思うがままに利用できることの都合よさを述べているということです。

が、それならなぜ「世界政府加盟」や「海軍への戦力提供」を受け入れなかったのか、という点がまずあります。

仮に受け入れないことが都合よく操るための策略なのだとしても、結局ハラルドは命令に背いて世界政府の船を襲って沈没させていて(坊主にしただけで謝罪は完了しており)、その後ロックス殺害を命じられるも、二度も逃して実現できていないわけですから、全く操れていない事を読者は知ってしまっているわけです。

にもかかわらず、「かくも操り易い王は二度と現れまい」などと言わせてしまう。

「かくも」と言っておきながら一つも操れている実績はなく、「操り易い王」と言いながら「操れていない実績」ばかり重ねてきているくせに、何言ってんだこいつはという感想にしかならないでしょう。

どんだけこの黒塗り大根を無能ボンクラに仕立て上げたいのでしょうか。

この時点で終わっているのですが、この後「今のヌシアの様にだ!!」と言ってしまうのはもう笑うしかありません。

これはつまり「ハラルドは“黒転支配”を受けたロックスと同じくらい操り易い」と言っているわけですから、イムの中では“黒転支配”で操ることも「操り易さ」に含めているということです。

それなら最初からハラルドに“黒転支配”かけろよ(何で世界政府加盟を断ったり、加盟条件にロックス殺害を提示しておきながら何年も実現できない状況を放置するような、不毛なやり方で操ってる気になってるんだよ)というツッコミもありますし、この後ロックスがイムの命令に背いて、ロジャー&ガープの呼びかけの方に応えてしまう展開が描かれるわけですから、二重の意味でズレたセリフとなっています。

つまりこの黒塗り触手大根は、ハラルドの事も、“黒転支配”されたロックスの事も操れていないのに、「かくも操り易い王は二度と現れまい 今のヌシアの様にだ!!と言ってのけているわけです。

マヌケでしょ?笑

ギャグキャラならまだしも、シリアスキャラでここまでマヌケな野郎は見たことがないレベルで、キャラとして完全に死んでいます。

そもそも、この時点で世界最強の海賊であるロックスにも“黒転支配”できるなら、世界各国の王など簡単に操れるはずで、操り易い王を探す事自体、意味をなしていません。

もちろん、“黒転支配”をかけたら異形化してしまい、周囲の人間がそのおかしさに気づいてしまうので、これを使わずに操れるのであればそれに越したことはないのかも知れませんが、それはイムがどのような世界を作りたいかによるでしょう。

別に人間共が自由な暮らしや自然な暮らしをしているのを眺めたい、そんな平穏な世界を作りたいという願望がなく、マリージョアだけが自由で、下界の人間の生活など知ったことではない、というスタンスなのであれば、極論、全員に“黒転支配”をかければ終いなはずです。

しかし、その点について一切触れられていないせいで、常に読者は「なぜ全員に“黒転支配”をかけようとしないのか」という疑問を抱き続ける事となり、それが茶番化の一番の原因となっている。

おそらく作者もその事には気づいているはずですが、もはや整合性の取れる設定など用意していないため、何も説明せず、謎のままにして、「もしかしたら何か理由や設定があるのかもしれない」と読者を騙し続ける事でしか、話を成立させられないのでしょう。

触手が刺さった状態でのんきに長々と会話してしまう

ここにツッコむのは野暮ではあるのですが、あまりにも絵面がマヌケすぎるため触れざるを得ません。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

何ちゅう体制で会話続けてんだ😂笑

触手の貫通は痛みを伴うものではないとはいえ、その能力によって意識を奪われそうになっていて、さっきまで「アアア〜〜〜っ!!!」なんて叫び声をあげてたくせに、よくこんな呑気に敵の親玉と不毛な会話を続けられますよね。

まずその触手を引き抜くか斬り裂くか引きちぎるかして、自分の身を解放することを考えろやと思いません?

まだ「デービー・D・ジョーンズとイムの因縁」や「デービーの意志と約束」の話については、ロックスが意識を失う前に話しておくべき意味のある内容といえるので、刺されながらも口にしようとするのは理解できますが、それを終えてもまだ意識を保てている状況の中、別の話題に入り出したため笑ってしまいましたよ。

「ハラルドには手を出すな」という(敵が素直に聞くはずのない)忠告をすることに命を使う意味がわからない。

そうしたいなら、無駄話してないで何とか拘束を解いて生き延びる事を考えろや。

これ、作者は自分で描いてておかしいと思わなかったんですかね?

よく一族の血が途切れるかもしれない危機的状況に、脱出するためにもがくことなく、こんなマヌケな格好したままマヌケな会話を続けられると思いません?

こんな体制でしゃべり続けるのではなく、「てめェ…ハラルドには手を出すな!!」と叫びながら、力を込めて触手を斬り裂こうとしたり、覇気を強めて意識の支配を解こうとしたり、本体を攻撃しようとしたり、どうすれば解放されるかわからないからこそ、がむしゃらにもがいてでも生き延びようとしたりする様子を描き、それでもイムには効かず、あるいはかわされて、最終的に意識を奪われるという描き方にした方が、ずっと描写として自然で、緊迫感のあるシーンになったはずです。

まぁ、毎度のことながら「動き」を描くのが面倒だったのでしょう。

だから👇🏻こんなマヌケな格好で、自分の危機を放置して「巨人族か!?」なんてバカな質問を返すという、あり得ない描写になるのです。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

「動き」を描かなかったとしても、せめて表情が悶え苦しんでいたり、何とか解放されようと力を込めていたりすれば許容できましたが、この無気力宙吊りスタンスのまま、これだけの長尺のセリフをしっかり言い切るなど、あり得なさすぎてアホにしか見えません。

この描写のせいで、途端に作者都合でしゃべり続けてるロックスと、作者都合でトドメを刺そうとしないイムにしか見えなくなってしまった。

何というか、崖に片手でぶら下がって必死に耐えている状況で、時間が経てば経つほど力が入らなくなっていくにも関わらず、(力を入れて這いあがろうとせずに)のんきに無駄話をし始めたようなあり得なさ、茶番さを感じるんですよね。

優先順位のわからないイムの命令について、その意図を正しく理解して行動するくらい堕ちてる割に、普通に自我が残っている謎

「その手でデービーを根絶せよ!!」「このゴッドバレーに関わった全ての命を消せ…!!」という(内容が重複する)2つの命令を同時にされているというのに、なぜか優先順位とその実施方法について、しっかりイムの意図通りに行動してしまうロックスさん。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

たとえば「デービーを根絶せよ」という命令は「このゴッドバレーに関わった全ての命を消せ」という命令の中に含まれるものであり、その一部でしかないわけですから、どちらも果たさなければならない場合、普通は目に映る範囲の命から手当たり次第に消していくのが当然の行動かと思います。

どうせ全ての命を消さなければならないのに、「遠くの森」にいるデービーを消す事から優先的に手をつけるという事は、2つの命令には優先順位があるという事ですが、イムはそれをロックスに伝えていません。

にもかかわらずロックスは、その意図をきちんと把握した上で、イムの狙い通りの行動をしているわけですね。

この時点で御都合主義でしかないのですが、百歩譲って、たとえばロックスが完全にイムの手に堕ちていて思考も共有されているため、いちいち言葉にせずともイムの意図が伝わるようになっているということだとしましょう。

しかしこの後、普通にイムの「次だデービー…!! 島中の命の灯を消せ…」という命令に背いて、ガンガン自分の意思で行動し出しますので、その解釈は無理がある(あるいは結局のところ御都合主義でしかない)と言わざるを得ません。

もっと言えば、「デービーの根絶」はくまの乱入によって果たせずに終わっており、ロックスはそれを自覚しているはずなのに、イムには報告しないという逆らい方までしています。

要は、完全に堕ちているからこそ、イムの意図を汲んで行動しているはずなのに、ガンガンイムの命令に背き出すという、意味不明な描写になっているわけですね。

さらに笑うしかないのが、ロックスがデービーを根絶した(と勘違いした)後にイムが下した命令は、先に下した2つの命令の後者と同じであり、要するに同じ命令を改めて下し直しているということです。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

「それならなんでわざわざ最初に2つの命令を同時に下したんだよ笑」(優先順位がわかりづらくなって、意図した動きをしてくれなくなるリスクが増すだけなんだから、普通に1つずつ順番に命令しとけや)としか思えません。

結果、そもそも2つの(重複する)命令を優先順位を示さずに下すだけでもあり得ないのに、その後2つ目の命令を改めて下し直すセリフを入れたせいで、尚更2つの命令を同時に下したシーンの不自然さが増してしまいました。

ではどう描けばよかったかといえば、1つ目の命令を優先させたいなら、同時にこの2つの命令など下すべきではないし、2つ同時に命令するなら、1つ目が優先であることを明確に示すべきでした。(そうしないと命令者の狙い通りの結果は本来得られません)

つまり、最初のシーンでは「デービーの根絶」だけを命じ、それが最優先であることに一切の誤解が生じない命令の仕方をした上で、それを完了した(と勘違いした)後に、「次だデービー…!! このゴッドバレーに関わった残り全ての命を消せ…!!」と言わせればよかった。

端的に言えば、重複情報を消すという「編集」の基本の仕事をすればいいだけの話です。

天下の週刊少年ジャンプの看板作品で、こんな基本的な事さえなされないまま掲載される状況が信じられません。

「このゴッドバレーに関わった全ての命」を消したいのに、ロックスにしか“黒転支配”を使わない

これも野暮なところではあるのですが、ツッコまざるを得ません。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

なぜこういうあり得ないセリフを平気で言わせてしまうんでしょうね。

イムの立場になってみてくださいよ。

「このゴッドバレーに関わった全ての命」を消したくて、(すでに死者が大量に出ているとはいえ、そもそも10万人の先住民がいた島なんですから)まだ何万人はいるであろう一般人と、世界最強クラスの海賊達に加えて、海軍側にもこの事件に関わってしまった海兵が大量にいるというのに、その始末をロックス一人に任せる意味がどこにあるのでしょうか。

それで目的が果たされると思うでしょうか。

普通に現場にいるロジャー、白ひげ、リンリン、カイドウなど、できるだけ多くの海賊に“黒転支配”をかけて一斉に命令を下そうと思いません?

そいつらの命を取ることもミッションに入っていて、どうせ殺さなければならない相手なんですよ?

操った時点で殺したようなものであり、世界最強クラスのロックスでさえ簡単に操れる能力なんですから、普通にそこら辺にいる連中全員“黒転支配”をかけてロックスのサポートをした方が、遥かに目的を果たせる可能性が上がるでしょう。

なぜ目の前に強力な兵隊候補がいるのに、ロックス一人操っただけで満足して、自分は前線から引くなんて判断になるのか。

ロックス1人で十分事足りる(それだけ圧倒的な戦力である)と考えてるって事でしょうか?

できるわけねェだろボケ。

どこまで脳みそ足りてねェんだよ黒塗り無能大根。

この事件の結末として、(ロジャー海賊団もロックス海賊団も)大量の生き残りがいる事を知っている読者からすれば、尚更こいつの行動の意味不明さが際立ちます。

“黒転支配”を使うのには体力的な制限や人数的な制限、あるいは操る相手の覇気の総量の制限でもあるのでしょうか?

つまり、ロックス一人に“黒転支配”をかけた事で体力を使い果たしたとか、操れる覇気の総量を超えてしまったから、自分が戦うことはできなくなり、その場から立ち去って危機を回避したということでしょうか?

それならそうだとわかるように描けやとしか思えません。(たとえばロックスを“黒転支配”した直後に、息を切らして相当に体力を消耗した描写や、「これ以上は使えない」ことが伝わるようなセリフを吐かせるなど)

それがわからなければ、読者は「何でもあり(制約はない)」と読まざるを得ず、「制約がないのになぜそれを使わないのか」という疑問を抱えることになり、結果、全ての展開が作者都合でのみ成立している茶番にしか見えなくなるからです。

息切れひとつせずに、偉そうにロックスに命令して高みの見物をしている姿を見るに、体力はフルで残ってるようにしか見えませんし、何よりキャラのピンチを「息切れ」で表現することが常態化しているこの作品において、息切れすら描いていないのに「他の連中に“黒転支配”できない(自分では戦えない)くらい消耗している」と読む事などできるはずがないでしょう。

読者が当然に抱くであろう疑問点を全てスルーして、一切説明せずに押し通し続けるから、何もかもご都合主義にしか見えなくなる。

何個ありますか? 御都合主義だけで押し通されてる設定や描写。

魔法陣も不死身の体も憑依も“黒転支配”も、全部何の理屈も制約も説明されず、わからないままなんですよ?

制約を説明しないと、延々「それができるならこんな世界にはなっていない」という前提で読み続けなければならないため、前提から破綻し、全てが茶番化してしまうのに、なぜそういう重要なポイントを蔑ろにして、作品を崩壊させていくのでしょうか。

もっと言えば、先に触れた通り、イムが下した2つの命令は重複していて、「その手でデービーを根絶せよ!!」という命令は「このゴッドバレーに関わった全ての命を消せ…!!」の中に含まれている(後者を果たせば前者も果たされる)わけですが、それでも前者の命令が優先で、ロックスをそちらに向かわせたのですから、その場に残されたロジャー、白ひげ、リンリン、カイドウ達の始末は、そもそもイムがするべきでしょう。

なぜロックス一人操ったら満足して、その場を離れて状況を俯瞰し出し、行く末を見守る立場に落ち着くことになるのでしょうか。

消すべき「命の灯」が何万人分あるのかわかっているのでしょうか。

それがロックス一人の力で果たせると思うのでしょうか。

別に果たされなくてもいいと思っているのでしょうか。

そんな甘いことばかりやってるから、誰一人殺せず、何一つ目的を果たすことなく終わるんだよ黒塗り無能大根。

敵キャラ(それもラスボス)がここまで無能というか、意思を失い死体化した作者の操り人形だと、物語が成立しないため、笑い話にもなりません。

マジで最後にルフィとこいつが戦うシーンに微塵も期待できず、見たいとさえ思えない。

どうせ、あっひゃっひゃvsエネル顔で「え〜〜〜〜!!!」と叫ばせるギャグバトルで終了し、「最終回が一番つまらなかった漫画」として最悪の終わり方を遂げるのでしょう。

誰がこんなくだらない作品にしてしまったのか。

「はァ!? デカくねェか!?」→デカくねェよ

👇🏻このコマを見た時に、ロックスが巨大化したと感じましたか?

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

本来のロックスとリンリンのサイズ差を冷静に考えれば、巨大化してると言えるのでしょうが、直感的に見て「はァ!? デカくねェか!?」と感じましたか?

私は作画的にリンリンがデカく見えないため、それより多少大きく描かれたとて誤差でしかなく(この程度のサイズ感を無視した描写などこれまで散々描かれてきているため)、まるで巨大化したように見えませんでした。

それを「はァ!? デカくねェか!?」というセリフで「説明」しているだけなので、尚更リンリンのリアクションが作為的で的外れなものに見えてしまいます。

この後ロジャーとガープと対峙するシーンに関しては、巨大化したこともわかるし、迫力も感じられるのですから、(こんなバカみたいな不自然リアクションで巨大化した事を「説明」するのではなく)まずリンリンと対峙するシーンをこれくらいきちんとサイズ差がわかるように描いてくれればよかったのに。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

なんでこんな中途半端なデカさにしたんでしょうね。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

👆🏻このコマを見て「ロックスが巨大化した」と即座に理解し、「はァ!? デカくねェか!?」と感じた読者などいるのでしょうか。

カイドウに攻撃したロックスに「味方に何やってんだ!!」と言い出すポップコーンおばさん

これも意味わかんないんですよね。。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

何でこんなわずか1話前に描いたシーンと、齟齬の生まれるセリフを言わせてしまうのでしょう。。

どう考えても同一キャラとして成立しておらず、人格が破綻しています。

こいつはついさっきカイドウに襲われた側であり、その際は「味方に何やってんだ!!」なんてスタンスではなく、

出典:ONE PIECE 1162話/尾田栄一郎 集英社

ただただキレて「殺ス!!」と復讐しに来た立場なんですよ?

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

自分自身、カイドウを殺そうとしていたくせに、なぜロックスがカイドウに手を出したら「てめェロックス!! 味方に何やってんだ!!」なんてキレ方をする事になるのでしょうか。

もっと言えば、そもそもロックス海賊団とは「仲間殺しも耐えない凶暴な一味」であり、自分の取り分を増やすため、自分の狙った宝を手にするためには、仲間を殺して奪い取ることを厭わない集団であり、こいつ自身その報復としてカイドウを「殺ス」つもりで襲いかかっていったくせに、ロックスがカイドウに攻撃したら「味方に何やってんだ!!」と言い出す意味がわからない。

たとえばロックスがカイドウを弟のように可愛がっていて、絶対に手を出す事なんてなかったのに、理由もなく手を出したから驚いたとか、自分達を船に誘った立場である以上、ロックスだけはクルーに手出しをしてはいけないルールだった、といった設定があるのならまだしも、少なくとも今の描き方では、このポップコーンおばさんが記憶障害か人格破綻している以外に解釈のしようがありません。

何より、そもそもカイドウ加入時点で、すでにロックスはカイドウを蹴り飛ばし、暴力を振るっているわけで、

出典:ONE PIECE 1156話/尾田栄一郎 集英社

この時にリンリンは何も言わず、ロックスを責め立てなかったわけですから、何もかも描写が噛み合っていない。

作者が過去の描写を記憶しておらず、確認もしていないとしか思えない破綻具合です。

このセリフを言わせたいなら、せめて白ひげに言わせるべきでした。そうすればセリフとして破綻することはないからです。

ただ、白ひげはこの後の無言でロックスの様子を見つけながら言葉少なめに落ち着いて話しかける、という描き方の方がカッコいいし「らしい」と思うので、いずれにせよここで声を荒げて「てめェロックス!! 味方に何やってんだ!!」なんて言わせるべきはないという結論になりますね。

要はロックスがカイドウ、リンリンをあっさりぶっ飛ばして(白ひげとは互角に戦って)この場を突破する、という展開を描きたかったのでしょうが、それならリンリンにキレさせて即返り討ちに合うような描き方ではなく、カイドウに手を出したロックスに驚いている間に背中を取られてぶっ飛ばされるような描き方にした方がよかったでしょう。

「邪魔か? ロックスおれ達が…!!」というセリフはよかったが…

白ひげが無言でロックスを見つめた後、口数少なく問いかけ、その答えを聞いた上で攻撃を受け止める描写は、これ単体だけ見ればよかったです。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

が、ここに至る経緯や描写を踏まえると、さすがにこのセリフを口にするのは意味わからんので、過去の描写とつながってないとしか思えないんですよね。

白ひげは、ロックスがイムに捕まって触手を刺されて何かをされ、苦しんだ末に今の状態になったという一部始終を見ていて、イムの命令によって操られ、仲間に手を出している事を知っているわけですから、まずは正気を確認するセリフや、何をされたのかを問うセリフになると思いません?

まぁ、この前にリンリンに「何された!? 上で何があった!!?」と言わせているので、重複する質問をするべきではないとも言えるので、厳密には別のセリフの方がいいのですが、いずれにせよ答えは得られていないのですから、そこを追及することなく、正気を失っていることがわかっている仲間に「自分達の事が邪魔かどうか」なんて不毛な問いを投げかけるなど、あり得ないとしか思えません。

白ひげは今のロックスが正気を失っていて、この質問の答えは本来のロックスの言葉ではない(可能性が高い)とわかってるんですよ?

その状況で「邪魔かどうか」を問う事に、一体何の意味があるというのでしょうか。

たとえば自分の友達が誰かに洗脳され、襲いかかってきたとして、その過程を目の前で見ていたというのに、まず「邪魔か? おれの事が」なんて質問をすると思いますか?

どんな答えを期待してその質問をしているのでしょうか。

もちろん、これを問うことで「ロックスの正気を確認しようとしている」という読み方もできるのですが、「ジャマだ…」と言われて攻撃を受けた後は、そのまま放置で、止めることも正気に戻させるために何か行動に移す事もしないのですから、「邪魔かどうか確認したところ、邪魔と言われたから何もせずに大人しく去る」という描写でしかなく、全く意味のあるセリフになっていません。

たとえば(ロックスの攻撃を受けながら)イムに対して「ロックスに何しやがった!!」と問うとか、「どうすりゃ正気を取り戻すんだ」と考えを巡らせるとか、「(止めるには)戦うしかないのか?」と口にするなど、少なくとも「目の前にいるのはロックスではない(ロックスの意思による行動ではない)」という前提のセリフになると思うんですよね。

おそらく、作者が“黒転支配”の設定自体、きちんと詰められていないから、仲間が操られた姿を見た際の正しいリアクションを描けないのでしょう。

普通「なぜロックスがこんな姿になってしまったのか」「なぜ正気を失ってしまったのか」に疑問を持ち、その理由(「悪魔の実の能力なのか、それ以外の何か特別な能力によるものなのかなど)について考えて口に出したり、追及するリアクションになったりするはずですが、それを追及させてしまうと、イムに答えさせるか、追及した側に考えさせるかする必要があり、その様子を描くには、当然何らかの答えを用意しておかなければなりません。

その答えを用意していないか、用意しているが今はまだ明かしたくないから、誰も追及せずに的外れなリアクションと行動をとり続ける、という展開にしているのではないでしょうか。

「邪魔か? ロックス おれ達が…!!」というセリフ自体は、その背後にあるキャラ達同士の関係性を想像させる、深みのあるセリフなのに、想像すればするほど、この場面で「邪魔か?」と確認するのは、両者の関係性の「薄さ」を表しているだけであり、「深さ」を表すセリフになってないんですよね。

端的に言えば、こんな言葉数少ない会話で済むほど関係性が深いのであれば、こんな相手の事を何も理解しておらず、何も思慮もない的外れな言葉をかけることなどあり得ないということです。

たとえばイムの能力が、(ドラゴンボールでいうバビディがベジータを操る時のように、本人の心の奥底に眠る邪悪な心を増幅させて支配するなど)「本人が隠してきた本音を引き出す」ものであれば、ロックスの行動は(操られてるとはいえ)本心からの行動ということになるので、白ひげが「邪魔か?」と問う意味もあると言えます。

が、完全に本人の意に反した行動を取らされている事を知っておきながら「邪魔かどうか」を問うのは不毛すぎて、もっと聞くことあるだろとしか思えません。

つまり、今の変わり果てた姿で成そうとしていることこそ、ロックスが本来叶えたかったことであって、白ひげは長年の関係性からそれを理解しているからこそ、(自分達を殺してでも)それを叶えようとするロックスに「邪魔か?」と問うた、ということであれば、より深く、沁みるセリフになるのに、ロックスの本音ではない事がわかっている描き方をしているせいで、「何で止めてやらねェんだよ」としか思えず、演出が台無しになってるという事です。

もっと言うと、そもそも白ひげ(含むロックス海賊団)が、ロックスがデービー一族であることや、妻や子がこの島にいる事、ロックスは妻子を助けに来た事、それを殺すようイムから命令された事など、何もかも「知ってるのかどうかわからない」描き方がなされているため、完全に蚊帳の人間になっているのも最悪です。

そのせいで、このセリフの背後にある文脈や心情を何一つ読み取ることができません。

何も事情を知らない(ようにしか見えない)外野の人間に「邪魔か? ロックス おれ達が…!!」と言わせても、このセリフが生きないでしょう。

なぜ作者は、これだけの大物を揃えておきながら、ほぼ全員何も知らない部外者にして、その場にいる価値を与えない事を選んだのでしょうか。

はい。今描かれている展開はほぼ全て、後付けによって改変されたものだからです。

イムの存在とデービー一族の設定が追加されたことで、すでに描いてきた白ひげ、リンリン、カイドウあたりを絡めようがなくなってしまったのでしょう。

ロックスの過去やら血筋やら、イムの存在や能力やらを、こいつらが38年前の時点で知っていた事にすると、これまで描いてきた描写との矛盾が広がってしまいますからね。

矛盾の傷口を最小限にとどめるために、既に死んだキャラかつ、これまで掘り下げてこなかったロックスにだけ設定を後付けし、その点に主要キャラが全く関わらないようにしたとしか思えません。

その結果、ゴッドバレー事件は超不自然であり得ない展開ばかりが描かれる、破綻した物語となってしまいました。

もったいない。

レイリーのことは島の「南東」に向かわせていたのでは?

1162話でも指摘した通り、ロジャー海賊団は「西側」から上陸して、山の間の中心部でシャクヤクを奪還した後、

出典:ONE PIECE 1162話/尾田栄一郎 集英社

「戻れば『ロックス』!! 進めば『海軍』!!」の状況で、「進めレイリーここは任せろ!!」と促しました。

出典:ONE PIECE 1162話/尾田栄一郎 集英社

つまりレイリー達は中心部を突っ切って、島の反対側(南東)へ向かう事を促されたわけです。

その先からは海軍と(ロックス以外の)ロックス海賊団が向かってきています。

が、そいつらとの対峙シーンや戦闘シーンなど描く事なく、むしろ誰とも遭遇する事なく転がってる宝だけ拾って、

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

何の苦労もなくスムーズにすでに島の「南西」にいる事が今話で明かされました。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

両脇を山で囲まれている以上、途中で海軍とロックス海賊団との直面は避けられないはずですが、何もかもカットされているせいで、海軍やロックス海賊団など存在しておらず、対峙することなく突破したとしか思えない描き方です。

ロジャー海賊団はレイリーとシャクヤクを逃すために、自分達が盾となって「先に」進ませたわけですから、レイリーは「南東」に向かう先頭を走っていたわけで、海軍やロックス海賊団と直面したら、レイリー自身がシャクヤクを抱えたまま戦闘に勝たなければ、「南西」まで到達できないはずなのです。

それはレイリーにとって十分ピンチであるはずなのに、そんなシーンなど発生しなかったのか、どうでもいいシーンとして割愛したのか、ピンチなどなかったかのようにスルーされている。

別にそんなシーンは本筋に関わらないのでカットしても問題ないのですが、海軍のモブ海兵達の突破シーンならまだしも、ロックス海賊団との対峙をスルーしてしまうのは、御都合主義がすぎると言わざるを得ません。

なぜなら「戻ればロックス」「進めば海軍(とロックス海賊団)」というのは、どちらに進んでもピンチである事を表したセリフだからです。

脱出を阻む要因を設定し、ピンチの状況にしておきながら、その前提を覆して何の苦労もなく突破しまう(突破後に話を飛ばしてしまう)ようでは、そもそもピンチの設定自体が不要だったことにしかなりません。

まだ「南東」から向かってくるのがモブ海軍だけであれば気にしませんでしたが、ロックス海賊団が向かってくるというのに、その戦闘を描かずに何事もなかったように突破してしまうのは、ゴッドバレー事件を描く意味の大部分を放棄しているようなものです。

この時点で、キャラの役割がきちんと定められた上で作られた話ではない事は明らかであり、作者の力技で無理やり進めているだけのエピソードとなってしまいました。

具体的に言えば、「シャクヤク」と「神の騎士団」が邪魔なのです。

特にシャクヤクが邪魔です。

こいつがいなければ、「ロジャーはロックスと戦うためにその場に残り、その他はお宝を盗んで船に戻る(その際に海軍やロックス海賊団と衝突する)」という展開に何の問題も生じませんでした。

というより、私が言いたいのは、そもそもなんで1162話の時点で、船とは逆方向かつ敵の多い方角にレイリーを進ませたのかなんですよね。

何か作者なりの意図や目的があって、そちらに進む事がその後の展開に関わってくるのかと思っていたのですが、結局何も起こらずに島の「南西」に向かって船に戻ろうとしているわけですから、(つまり島の6時の位置まで、山をの間を越えて進んでから、時計回りに山の外側を迂回するルートを通っているわけですから)、そんなの最初から逆走して船に戻ればよかっただろうとしか思えません。

何のためにこのコマ入れてんのかと思ったら、宝箱の中でシャンクスが寝てる

先のレイリーのコマについては、(シャクヤクがキモすぎるため見たくもないのですが)まだ描く必要のあるコマと言えます。

が、その次に描かれた👇🏻こちらのコマは、モブすぎてどこの海賊団かもわからん上、「宝を盗んで逃げようとしてるところ行き止まりだった」という何の価値もない情報しかないため、何のために描いてんだこの無駄ゴマ…と思ってしまいました。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

よく見ると宝箱から「ZZZ…」の吹き出しが出ているため、この中にシャンクスが入っていて、それをロジャー海賊団が回収した事を伝えるために描いたということなのでしょう。

しかしこのコマだけで「ロジャー海賊団」が盗んだ宝箱の中に「シャンクスが入っている」と読ませるのは本来無理があり、漫画の描き方として間違っています。

というのも、本来は読者が以下の順番で理解できるように描くべきだからです。

  • このコマに描かれているモブはロジャー海賊団のクルーである。
  • そのクルーが宝箱を運んでいる。
  • その宝箱から「ZZZ…」と吹き出しがある(中で誰かが眠っている)
  • 前話で赤ん坊のシャンクスが宝箱の中に入る描写があったから、中で眠っているのはシャンクスである。

つまり、まず「このコマに描かれているのはロジャー海賊団である」という事を読者が認識できる描き方をするべきなのです。

👇🏻このコマを見て、直感的にロジャー海賊団である事がわかりますか?

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

「ZZZ…」の吹き出しマークがなければ、まずわからないでしょう。

マニアレベルになれば、この後ろ姿だけでもロジャー海賊団のクルーである事を確定させられるのかもしれませんが、大半の読者はまず誰を描いているのかわからないはずです。

つまり、読者がこのコマを理解するための順番が逆転しており、

  • このコマに描かれているモブが誰だかわからない。(キャラの後ろ姿から何とか読み取ろうとするが、特定できるものはない)
  • 宝箱から「ZZZ…」と吹き出しがある(中で誰かが眠っている)
  • 前話で赤ん坊のシャンクスが宝箱の中に入る描写があったから、中で眠っているのはシャンクスだろうと予想。
  • シャンクスが入った宝箱を持ち帰ったのは(既存情報から)ロジャー海賊団であるから、このモブ達はロジャー海賊団の連中である。

という順番になっているわけですね。

端的に言えば、絵で伝えられていない事を、「ZZZ…」という吹き出しによって説明しているということです。

もちろん、直前のコマにレイリーが描かれているため、👇🏻このように並べて読めば、レイリーサイドを2コマ分描いているとも読めますから、(仮に「ZZZ…」がなかったとしても)このモブ達をロジャー海賊団以外の連中だと読む読者もいるでしょう。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

しかし、そもそもこの作品にもはや「普通」の基準など通用しませんし、隣り合わせのコマであっても別シーンを挿入することなど日常茶飯事である以上、「ゴッドバレー内の各所の状況を1コマずつダイジェストで伝えている」可能性を消せず、「ZZZ」がなければ、これをロジャー海賊団のクルーだと確定させることはできません。

「すぐに描写の意味を確定されられない」「直感的に理解できない」「読者の方で描写の意図を汲み取って、過去の情報まで踏まえないと、絵だけでは意味が読み取れない」というのは、明確に「わかりづらい」漫画の描き方です。

ではどう描けばいいかといえば、以下のパターンが考えられます。

  • コマを2つに分けずに、レイリー、シャクヤクの後ろに(「ZZZ…」と吹き出しを入れた)宝箱を運ぶクルーを描く。
  • 2つ目のコマに、ロジャー海賊団の(後ろ姿だけで誰だか判別できる著名な)ネームドキャラ(たとえばギャバン)を入れる。
  • 2つ目のコマのセリフを、ロジャー海賊団の会話だとわかる内容にする。

このいずれかであれば、迷いなくこのコマがロジャー海賊団の描写である事が即座に読み取れるでしょう。

そして、「ロジャー海賊団が運んでいる宝箱から『ZZZ…』という吹き出しが出ているから、この中にシャンクスが眠ってるんだ」と理解する事ができます。

これが普通の読み方であり、そう読めるように描くのが普通の漫画の描き方です。

尚、このコマの後に(ページめくって)無能負け犬のドラゴンさんが泣き崩れる情けないシーンが描かれているため、これによって直前のコマの宝箱にシャンクスが入っていることを補足する意図があるのだと思います。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

が、ページをめくってる時点で両者のつながりを読み取りづらいので、このコマによって補足したいのなら、同じページに描くべきとしか思えません。

無能負け犬さんの他責同情乞食セリフに反吐が出る

何よりこいつのセリフは反吐が出るほど気持ち悪い。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

「どこ行ったんっだ…!!」じゃねェのよ、お前が勝手に手放したんだから「どこで手放したんだ」「どこで落としちまったんだ」だろ。

👇🏻この時点では抱えてたんだから、お前が宙に浮いてる間に(高所で)手放した以外になく、

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

その場合、そのまま落下して気絶ないし死亡してる可能性があるというのに、何を「勝手に動いてどっか行った」テイで絶望してんだよ。

「くそォ…!! 赤ん坊一人救えねェのかおれは…!!」じゃねェんだよ。

相変わらず自分のことばっかりだなお前は。

悲劇のヒーローぶって同情買おうとしてくんじゃねェよ鬱陶しい。

普通にまず赤ん坊が「無事なのか」「大怪我してないか」を考えろよ。

子供2人を助けられなければここに「立っていられない」と言ってたんだから、その言葉通りそのままとっとと戦死しとけ。

お前がこのまま生き続けて、革命軍のリーダーとしてこの先の展開にデカいツラしながら登場してくると思うと想像しただけで反吐が出るわ。

エリスが逃げ回るコマを挿入しすぎ

前話の時点でも思っていたのですが、今話で許容量を超えたので触れておきます。

まず1162話の👇🏻こちらのコマからマラソンスタート。

出典:ONE PIECE 1162話/尾田栄一郎 集英社

その後、同じ1話の中でその途中経過を描き、

出典:ONE PIECE 1162話/尾田栄一郎 集英社

次の1話では、わずか2ページの間に2回も描いて、

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

今話でもまた2回描く。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

3話にわたって、全く同じマラソンシーンを5コマも描いてしまう。

しかも新しい情報は何一つなく、単に「ティーチを抱えて逃げるエリス」を描いているだけ。

こんな描き方してるから話が前に進まないんですよ。

「今逃げてます」というだけの情報を、一体何回描けば気が済むのか。

もちろん、ロックスやイムのセリフに合わせて、演出上の意図からエリスとティーチを描くのが自然なコマもあります。

たとえば1163話の👇🏻このシーンは、イムが「新しいデービー」としてエリスとティーチの存在に気づき、その命を狙っている事とその危機を伝えるために、「必死に…必死に…生きようとしてる 解き放ってはならぬ有害な命…」というセリフに合わせて「逃げる2人」を描くという演出ですし、

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

同じ1163話の👇🏻こちらのシーンは、「ルルシアでまた会おう」と約束したのに、ロックスが“黒転支配”にかかってしまった事と、それを知らずにロックスを信じて逃げ続けるエリスという対比によって、その残酷さとエリス達に危機が迫っていることを伝えるとともに、その余韻を残して「次回への引き」にする演出となっています。

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

また、👇🏻今話のこちらのシーンは、ロックスの「“デービー”の意志が受け継がれ いつか『約束』を果たしに来る事を!!!」というセリフに合わせて2人を描く事で、“デービー”の意志が(エリスと)ティーチに受け継がれ、いつか「約束」を果たしに来る事を示唆する意図の演出となっています。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

このように、2人が逃げる様子を描くことが、演出的に意味のあるものであれば、まだ理解できるのですが、(それでも同じ演出を使い回しているだけであり、わずか3話でここまで多用されると効果が薄れるだけなので、どれか別の演出にするかカットするかしろよとしか思えませんが)、その他のコマは、単に「走って逃げている様子」を差し込んでいるだけであり、演出上の効果もなければ、新しい情報もなく、全く描く価値を生めていません。

「Aサイドがこの状況の時、Bサイドはどのような状況か」を伝える意味があるのは、Bサイドに変化がある場合だけであり、変化がないのに随時伝えるなど無駄でしかないし、キリもないし、同じ描写を繰り返し挿入すればするほど、テンポを悪化させ、演出のために描いたシーンの演出効果を薄れさせるだけです。

要するに、上記逃亡シーン5コマの内、演出として機能している3コマまではギリ許容できるものの、その他2コマを無駄に挿入した結果、3コマの演出も既視感と冗長感しかなくなり、演出として死んでいるということです。

せっかく臨場感や切迫感を伝える意図で描いているのに、こんなに何度も同じカットを繰り返し挿入されると、むしろ「どんだけ走るの遅ェんだよ」「どんだけコマ稼ぎして引き延ばしするんだよ」としか思えなくなるでしょう。

そもそも「“デービー”の意志」と「約束」が受け継がれてるとは思えない

もっと言うと、今話の👇🏻こちらのコマの演出に関しては、

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

そもそもロックスがティーチやエリスに「意志」を受け継いだと思える描写がないため、効果的な演出になっていません。

生まれてすぐに故郷に送られ、父親と話したこともなければ、おそらく顔すら認識できていないティーチに、ロックスから直接「意志」や「約束」を受け継ぐことなどできませんし、エリスに対してでさえ、2人の出会いや一緒に過ごした期間、その間に共有された情報に関する描写が一切なく、ロックスのこれまでの描写を見るに、大した時間を過ごせてるとは思えないため、「デービー一族の意志や約束」が受け継がれているとは思えません。

また、そもそもエリスはデービー一族の血を引いているわけではないため、こいつが生き残る事自体を、意志や約束の引き継ぎとするのはあまりにも弱い。

つまり、デービーの意志を受け継ぐには、ロックスの意志をティーチが受け継ぐ必要があり、しかしティーチはまだ赤ん坊なわけですから、ここでロックスとティーチが決別することになる以上、エリスからティーチに引き継がなければならず、そのためには既にロックスからエリスに引き継がれていなければならないわけです。

しかしその描写が一切ないため、「受け継がれている」感がまるで得られない。

にもかかわらず、この2人に「デービーの意志が受け継がれ いつか約束を果たしにくる」というセリフをあてても、まるで納得感がなく、意図した効果を生めていません。

もし「血」だけでなく、「意志」や「約束」まで受け継ぎたかったのであれば、それがエリスに引き継がれていることがわかる描写が必要でした。

今の描き方では、「いつか約束を果たしに来る」こと以上に、まず「無事に意志が受け継がれるのかどうか(そもそもエリスには引き継がれているのか?)」に疑問が生じてしまうため、演出として弱いからです。

実際、👇🏻このコマを読んでも、「いつ・誰に・どのようにデービーの意志が受け継がれたのか」を読み取ることはできません。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

これは「まだ引き継がれていない可能性もある」ということであり、その場合、この2人が生き延びたところで、ロックスが死んでしまっては(デービーの血は残っても)「意志」や「約束」が引き継がれることはないと言うことになります。

だから弱い。

というか、今思えば、こうした状況だというのに、よくロックスは悪魔化された家族をあっさり皆殺しにしましたよね笑

絶滅危惧となっている自分達の血を自らの手で減らしていくスタンス。

本来「身内」というだけでも殺すことに躊躇しそうなものですが、(そこはロックスの冷酷さとして受け入れるとしても)一族の意志や約束を途絶えさせるわけにはいかないのに、よく「殺されるくらいなら殺すに決まってる」なんて理由だけで簡単に命を奪う選択ができるわと思ってしまいました。

普通はまず殺さずに済む方法、呪いを解く方法を考えません?

まぁ、作者からすればデービーの意志はティーチが受け継ぐことになっている(それが失敗に終わることはないとわかっている)から、その他のモブ共なんぞ死んだって構わないということなんでしょうけど、ロックスの立場からして、一族の血を、自分とまだ赤ん坊のティーチ1人まで減らす判断をそんなあっさりできるはずがないんですよね。

シキの言動に一貫性がなさすぎて作者の操り人形にしか見えない

これも細かい点ではあるのですが、キャラの言動の一貫性のなさとしてスルーできないポイントです。

まず前話で、ガンズイがジョンを撃った事にシキが「💦」をつけながら疑問を呈したことがおかしいと指摘しました。

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

なぜならシキは、そもそも自分の取り分を増やすために仲間を裏切る事など当然だと考えていた側の人間であり(何なら真っ先に裏切った人間であり)、クルー同士が攻撃し合うこと(裏切ること)に疑問を抱くような立場ではなかったはずだからです。

で、ガンズイがその理由として、ジョンが宝を山分けするわけがない(一人占めするために裏切ろうとしてた)からと説明した後、シキにも攻撃を向けるシーンが描かれました。

出典:ONE PIECE 1163話/尾田栄一郎 集英社

つまり前話の描写は、宝を独り占めするためにロックス海賊団を裏切ろうとしたジョンをガンズイが撃ち、シキはそれに疑問を呈したが、ガンズイ自身も独り占めしたかったから、その場に現れたシキをも攻撃した、ということです。

ジョンとガンズイがやってることは、ロックス海賊団としてはこれまでも行ってきた日常的行為であり、この場でおかしいのは、今更その行為に疑問を向け、追及し出したシキの方です。

もちろん、ゴッドバレーでのミッションについては、「一時協力体制」で「宝は帰って山分け」だとロックスから言われていたという背景もあるのですが、自分の取り分を増やすために率先して仲間を裏切ってきたシキだけが、その言葉を素直に受け入れてみんなで協力し、宝を山分けしようなんて発想になるはずがないし、仮になっているのだとしても不自然でしかありません。

この点の一貫性のなさについて、何らかのフォローがなされるかと思いきや、今話ではシキがガンズイにやり返して、宝を奪って逃げる様子が描かれるシマツです。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

もう意味がわからない。

「裏切られたら裏切り返す」程度の意識しかなかったのであれば、尚更シキだけが素直に「協力体制」を守ろうとしていたことが不自然でしかありません。

そもそも、こいつはジョンが自分達を出し抜こうとしたことに気づかず、それを攻撃して止めたガンズイに「なぜジョンを撃つ!!?」なんてマヌケな疑問をぶつけてる時点で、すでに「出し抜かれて」いるというのに、何が「おれをだし抜けると思うな!!」なんでしょうか。。

この不毛なやりとりを「くそ…!! ガンズイの野郎…」というセリフで表し、「シキィ〜〜〜〜〜〜〜!!」という叫び声で表している。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

何というチープで中身のない手抜き描写。

描写が浅すぎてキャラが全く生きていないし、動いてもいない。

延々、意味のわからん、描く価値のないことについて、雑な四コマ漫画絵を入れながら、表面的な説明をしているだけ。

こんな無駄なシーン、何のために描いているのでしょうか。

これが「ロックス海賊団の内部崩壊シーン」とされて、納得できる読者、面白いと思える読者など存在するのでしょうか。

操られたロックスを見て「敗けたのね…!!! ごめんね!! 私達を助ける為に」と言い出す勘違い女

今話で一番が反吐が出たのがこちらのシーン。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

もう意味がわからなすぎて、マジで作者はキャラの中身や過去の描写との整合性など、何も考えずに場当たり的にセリフを考えてるだけなんだなと思いました。

1162話で指摘した通り、そもそも身内が“黒転支配”された事で「逃げるしか手がない」状況だったところ、この女がロックスを止めて無理やり自分を降ろさせ、ロックス1人をその場に残して敵の相手をさせて、自分達だけ逃げる選択をする事について、まるで自分が「ロックスを助けてやった」かのように得意げなツラをしていた事も、それに対してロックスが「何でおれが救われてんだか…」と自分が「救われた」認識になっていた事も意味不明すぎて、破綻してるとしか思えなかったのですが、それは描き方が下手だっただけで、少なくとも作者の意図としては「エリスの選択はロックスを守るためのもの」として描いてるんだろうな、と思って読んでいました。

実際、ロックスは自分が救われた立場だと考えている上、この女は「私があんたにすがりつく様な女なら!!! あんた私に惚れてないよね!!?」と得意げに語ってたわけですから、さすがに「自分達だけ助けてもらうために、ロックス一人囮として置いていったシーン」として読んだ読者はいないでしょう。

出典:ONE PIECE 1162話/尾田栄一郎 集英社

それが今話では、悪魔化したロックスを見て、「ごめんね!! 私達を助ける為に あいつに会うの…!! まだ早かったよね!?」と言い出し、急に「助けてもらってる」立場に切り替わるのです。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

意味がわからない。

明らかに1162話の描写と噛み合っていません。

こいつはロックスを「助ける」選択をした側のはずであり、だからこそ得意げなツラして「ロックスに惚れられた女」である事をアピールしていたわけですから、これを「助けてもらってる」立場に変えてしまっては、1162話の描写は「このままだと一家全滅してしまうから、自分とティーチだけでも生き延びるために、ロックス一人を囮として置いて行きたくて、『降ろして!!』と叫んでいた」事になってしまうのですが、いいのでしょうかそれで…

クソ女過ぎません?

また、「あいつ」に会うのは「まだ早かった」と言い出すのもおかしい、というかあり得ない。

「あいつ」とはイムのことを指しているわけですが、なぜこいつは「ロックスの悪魔化はイムの仕業である事」を知っているのでしょうか。もっと言えば、なぜこいつは「イムがこの島に現れた事」を知っているのでしょうか。

1162話の時点では、ロックスは悪魔化された親達を率いるガーリングから逃げていて、そこにイムはおらず、

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

イムに会った事のあるロックスが「何だありゃ誰かの能力か!?」と言っている時点で、イムの仕業である事はわかってなかったわけです。

これはつまり、「イムがロックス達の前に現れて親達に“黒転支配”をかけた」わけではなく、「ロックス達の見ていない所でかけていた」という事ですから、この女はイムに会った事もなければ、そもそもイムがこの島に現れている事さえ知らないはずなのです。

にもかかわらず、悪魔化したロックスを見て「あいつに会うの…!! まだ早かったよね!?」と言い出すという。

会ったこともない相手の事を「あいつ」呼ばわりする事などあり得ませんし、この場にいるかどうかもわかってない上、悪魔化がイムの能力である事を知らないのに、「あいつ」に「敗けた」と理解する事もあり得ません。

もっと言えば、そもそもロックスはすでにマリージョアでイムに「会っている」(何なら自ら会いに行っている)ので、その意味でも「あいつに会うの…!! まだ早かったよね!?」というセリフは間違っている。

あり得ないんですよね、何重にも。

フォローしようのないレベルの破綻具合であり、作者がキャラの状況や心情、これまでの描写を踏まれる事なく、第三者視点から場当たり的にセリフを言わせているとしか思えません。

一点だけ、イムの存在やデービー一族との因縁自体は、ロックスから話を聞いて知っていたという可能性はありますが、その能力を知らず、この島に来ている事も知らない時点で、「あいつに会うの…!! まだ早かったよね!?」なんてセリフには絶対なりません。

単純にミスとしか考えられないのですが、仮にこれがミスではない場合、どのような解釈が可能でしょうか。

考えられるのは、「『あいつ』とはイムを指しているわけではない」というパターンと、「この女はイムがこの島に来ている事も、その能力も知っていた」というパターンです。

が、いずれも絶対にあり得ないと言い切れます。というか、どちらにしてもセリフとしておかしい事、破綻している事は変わりません。

その理由をここで説明すると長くなるので、もしこの先「エリスは以前からイムの事を能力含めて知っていて(ロックスよりも詳しく)、この島に現れたことも(どこかから耳に入って)知っていた」なんて話になったら、その際に掘り下げようと思います。

最後にもう一つキモいのが、悪魔化したロックスを見て最初にかけた言葉が「敗けたのね…!!!」であることです。

ロックスはお前らを逃す為に、(お前に言われて)1人囮として残らされ、時間稼ぎのために戦わされた立場だというのに、2人を逃すために命懸けで戦い、2人を追ってきた旦那の変わり果てた姿を見て、よく真っ先に「敗けたのね…!!!」なんて言葉が出てきたな。

極端に要約すると、「ロックス、このままだと全滅しちゃうから、私とティーチだけ逃すために、私達をここで下ろしてあなた1人で囮になってあいつらを相手にして!!」「敗けたのね…!!」ですからね。

しねよクソがと思いません?

なぜ真っ先に「敗けた」という事実を(本人と読者に)知らしめる言葉から入るんだよクソ女。

操られてはいても死んでいるわけではないのだから、それを解く方法が見つかれば元に戻れるかもしれず、あるいはまだわずかながら意識は残っていて、操られつつもお前らを助けに来てくれた可能性だってあるというのに、何を即「敗北」認定して終わらせてんだよボケ。

ロックスの強さを信じていたら、絶対にこんなリアクションにはなりません。

「まさか…あなたも能力にかかってしまったの!?」とか、「正気を取り戻して!!」とか、「あなたは世界の王になる男でしょう!?」のように、ロックスを信じているからこそ、その敗北が信じられない(信じない)、変わり果てた姿を受け入れられない、というスタンスのセリフになるはずです。

また、「あいつに会うの…!! まだ早かったよね!?」と保護者のような上から目線の発言も鬱陶しくて気色悪い。

何を旦那を囮にして助けてもらった雑魚の分際で、世界一の海賊であるロックスの保護者みてェなセリフ吐いてんだよ意味わかんねェな。

キモイーダ並みにキモいわこの女。

よくもまぁ登場する女キャラをことごとくただのクズキャラにできますよね。。

このセリフを吐かせるなら、どう考えても最初から「ロックスが2人を逃すために、自分の意思でその場に残り、(デービーの意志と約束をティーチに受け継ぐためにも)絶対に逃げ切るようエリスに命じる」展開にすべきでした。

その想いを受けて、命懸けで「約束」を守ろうとするエリス姿を描いた方が、よほど芯のある魅力的な女性に見えたはずです。

この女を中途半端に「いい女」「強い女」「勇気ある女」に見せるために、大した考えもなく、小手先で「私があんたにすがりつく様な女なら!!! あんた私に惚れてないよね!!?」なんてキショいセリフを言わせるから、その後の辻褄が合わなくなるのです。

この女を「こんなわずかなコマ数でここまでロックスが惚れた女としての説得力を持たせられるのすごすぎ」と言ってた読者には、ぜひこいつの言い分について、筋が通るポジティブな解釈の仕方を教えていただきたいものです。

「海岸に脱走者あり」で即砲撃する海軍の行動の意味不明さ

これも意味わからんし、あり得ないとしか思えないんですよね。

悪魔化されたロックスから必死に逃げて海に飛び込もうとしている女子供を「脱走者」だと即断し、

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

いきなり砲撃をして始末しようとする海軍共。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

こいつらの現在の役割とミッションって何なんですか?

この島の住人は天竜人達による人間狩りゲームの対象だから助けるべきではない、助けてはならない、脱走しようとしたら殺せという命令が下ってるんでしたっけ?

よくそんな命令、何の疑問も抵抗もなく飲めますよね…

「絶対的正義」の名の下に、市民を守る軍隊だったじゃないんですかね?

オハラの時のように、重大な法を犯して死罪となった島の住人を皆殺しにするという事なら、(やりすぎという意見も当然あれど)結果的に海兵達が(正義のためだと言い聞かせて)その任務の遂行を優先する判断になるのもまだ理解できますが、単に「世界政府非加盟国」というだけで、何の罪もない一般人の脱走を許さず、何の躊躇もなく殺す判断をする意味がわかりません。

「非加盟国」には人権がないから蹂躙し放題という理屈って、一部の海兵や世界政府の人間が侵略の際の正当化のために口にしているだけでなく、世界の共通認識になっているという事でいいんですかね?(繰り返し述べてますが、ではなぜゴッドバレーは世界政府加盟を断ったのでしょうか)

自分達の一存で、世界の人々を自由に蹂躙できるルールを作り、実行している悪魔の組織である事を知りながら、「上司に逆らうことができない」という言い訳一つで、右ならえで無実な人間を殺しまくることを是とする海軍の、どこに「正義」があると言えるのか。

完全に世界設定が崩壊しており、全く筋が通っていません。

要は、作者が「エリスとティーチの命の危機をくまが間一髪のところで能力で救う」という展開を描きたかっただけなのでしょう。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

だから世界設定も海軍の設定も、この場のキャラ達の思考や心情も全無視で、「とりあえず砲撃させる」という強引な処理をしてしまった。

まだエリスの外見を見て「デービー一族の生き残りだ!!」と言わせるとか、「◯◯海賊団の残党だ!!」と勘違いするセリフと共に砲撃するなら理解できますが、島から脱走しようとする女子供を、何ら抵抗なく当然のように殺そうとすることも、そもそも島の住人を「脱走者」と認定することも、海兵の行動として全く理解できません。

お前らの正義はどこにいったんだよ。

相変わらず「世界一の無能」として、その名に恥じぬ活躍を見せる黒塗り大根様

くまがエリスとティーチを島外に飛ばしたことに気づかず、(なぜか爆炎を見ただけで)ロックスが始末したと思い込んでしまう世界一の無能。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

この作品は、世界の頂点に立ち、世界を支配している人間が、世界で最も愚かで頭が悪いおかげで、「世界をひっくり返す勢力」が沸き続けることで物語が成立しているだけだった事になってしまいました。

デービー一族を根絶したいと考えているのに、その死体を確認することはおろか、任務にあたったロックスにその結果を確認することも、その報告を促すこともせず、勝手に任務完了したと思い込んで「次」の命令に移るなど絶対にあり得ず、その無能さは異次元のレベルまで到達しています。

ロックス側からしても、(精神を乗っ取られて操られ、イムの意図と望みを理解した上で行動しているはずなのに)その点を何ら訂正せずに、根絶したものとして終了するのもあり得ない。

どこまで敵を無能にすれば気が済むんでしょうか。。

この「絶対にあり得ない」ことを、作者の御都合主義によって無理やり押し通すことで、デービー一族は無事生き残り、その「意志」は受け継がれたことになり、「約束」を果たしに現れることになるのです。

バカバカしいとしか言いようがなく、まごうことなき茶番です。

今の世界が成立している事、すなわりルフィがこの世界を冒険できているのは、「敵キャラが全員バカだったから」以外に理由付けができないくらい崩壊していることに、作者含め制作スタッフ達は気づかないのでしょうか。

いつの間にかイムではなく、ロックスを倒すことが目的になる謎

これもマジで意味わかんないんですよね。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

なぜロジャーとガープは、ターゲットをイムからロックスを切り変えたのでしょうか。

そしてなぜロックスは(イムに操られているはずなのに)その声を聞いただけで、即イムの命令に背いてロジャー達の前に現れたのでしょうか。

まず前者について。たとえばイムがその場から消えて、悪魔化したロックスだけ残り、目の前にいる仲間に手を出し始めたから「まずはロックスを止めざるを得ない」という判断になった、ということであれば、ターゲットをロックスに変えるのもわかります。

それでもロックスだけでなく、イムも止めなければ根本的な問題は解決しないのだから、他の仲間に指示を出して、戦力を二手に分ける判断を下すのが自然でしょう。

それが、その場にいるわけでもなく、自分達の目の届かない場所で、ロックスが何をやっているのかもわからない状況、つまり「悪魔化したロックスが、自分の仲間に手を出してくるかもしれない」という想像だけで、「手を出されたらたまらない」と理由をつけて、目の前に残っていたはずのイムをスルーして、ロックスを呼び寄せることを優先するなどあり得なさすぎるし意味不明です。

仮にイムもロックスと同時にこの場から消えてしまった場合、つまりどちらもこの場にいない状況ゆえ、叫んで呼び戻すとするなら、どう考えてもイムを呼び寄せるべきでしょう。

「出て来いさっきの化け物〜〜〜〜!!!」「どこいきやがったさっきの黒塗り大根〜〜〜!!!」と叫ぶべきであり、ロックスの名を叫んで呼び戻そうという発想になる意味がわからない。

前話で全員イムを敵認識して共闘した上、ロックスがイムに操られる様子を目の前で見ていたのに、なぜイムのことを放置して、ロックスを呼び寄せ、倒す事が目的になるのか。

もっと言えば、ロックスを止めようとするならロックス海賊団のクルーであるべきであり(この場で言えば白ひげであるべきであり)、なぜガープとロジャーが率先して止める展開になるのかもわかりません。

ガープなんざ何の関係もなく、むしろロジャー、ロックスを拿捕する立場であり、それよりもイムに制裁を加えることを優先した立場でしょう。

なぜ急にロジャーと手を組んでまで、白ひげよりも前に出て、ロックスを止めることをミッションにし出すのでしょうか。

お前が止めるべきは「人間狩りゲーム」という非道な大会を開催し、海軍が掲げる「正義」の名に泥を塗った、ウジ虫共のトップであるイムだろう。

だからこそ前話で、ロックスもロジャーも目をくれず、一直線にイムを殴りに行ったんじゃねェのかよ。

なんで急にロックスを止める事が目的になるんだよ意味わかんねェな。

ガープの目線で言えば、まず何よりロジャーの拿捕を最優先に考えていたはずです。

それが上陸してみたら天竜人達がとんでもないゲームをやっていたため、それに対する怒りから、まずは身内のケジメをつけるために、イムに殴りかかりに行った、ということまでは(ガープの意図や考えがきちんとわかる様に描かれていれば)まだ理解できます。

しかし、そうした意図を一切描くことなく、遊び半分、好奇心優先で、目的をコロコロ変えながらイムに殴りかかったような描き方がなされた後に、今度は急にイムに対する興味を失い、悪魔化したロックスの方に標的を変えてしまっては、もはや作者に操られているだけで、キャラが自分の意思で動いているようになどとても見えないでしょう。

これが満を持して描かれた「ゴッドバレー事件」の真相であり、ロックスを止めるためにロジャーとガープが手を組んだ理由だったとされて、納得できる読者なんているんですかね。

当初構想していたゴッドバレー事件から確実に改変されている。

そのせいで完全に破綻し、物語として成立していない上、破綻させてまで描いておきながら、クソみたいにつまらない内容になっている事に落胆しないのでしょうか。

「それをロキの回想で描いている」という点まで含めると、何重に破綻したストーリーを描いてんだよと思ってしまいます。

読者にわかりやすく伝えることを放棄した超絶手抜き描写

また、👇🏻こちらの描写のわかりづらさ、手抜き描写は、もはや「漫画」とは言えないレベルです。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

作者の意図としては、イムはロックスに「島中の命の灯を消せ」と次の命令をしたのに、ガープとロジャーの「出て来いロックス~~~!!!」という叫び声によって、ロックスがガープとロジャーの前に向かったから、それに対して「デービー…!!?」と驚きを示した、という事だろうと思います。

が、今の描き方では、「ロックスがガープとロジャーの叫び声を聞いた様子」も「それに対するリアクション」も「その後の行動」も何一つ描かれていない上、イムがどこにいるのかも、何を見てこのリアクションをしているのかも絵からは読み取れないため、相当な情報を読者の想像に任せる描き方となっています。

具体的には、イムに「デービー…!!?」と驚かせることで、「ロックスがイムの命令に逆らって勝手な行動を起こした」「それはロジャーとガープの叫び声に応える行動である」と読者に読み取らせているわけです。

大半の読者はそういう意図だと理解できるでしょうが、明らかに描写が足りていないため、極めてわかりづらいシーンとなっていますし、何より「動き」が皆無なので、何の面白みも読み応えもなく、単に情報だけ伝えられているだけの手抜きシーンでしかありません。

要するに、「絵」や「動き」を描く事なく、「デービー…!!?」というセリフ1つと、その後の「ザ…!!」という擬音の吹き出しによって、それらの情報を補完しているということです。

読者にわかりやすく伝えることは放棄して、いかに面倒な描写、動きのある描写をカットして、セリフ(リアクション)と擬音で「動きがあった」事を伝えるかを優先する描き方になっている。

なぜなら、その方が楽だからです。

「ロジャーとガープの声を聞いて、(正気を失いつつも)何かを思い、動き出すロックス」を描く場合と比べて、ベタ塗り大根の寄り絵にを描いて「デービー…!!?」と言わせる方が、作画労力は9割近く削減できます。

本来、島の端っこまでエリスを殺しに向かい、その後「島中の命の灯を消せ」と命じられて近くにいたモブ達を殺していたところ、ロジャーとガープの「出て来い」という声を聞いて元も場所に戻ってきたわけですから、相当な距離を移動してきたはずなのに、その間の描写が丸ごと端折られ、一瞬で戻ってきた描写になっている。

そんな自由に瞬間移動ができるような作品ではないのですから、そこを端折ってしまう時点で、エリスを殺しに向かう展開自体に無理があり、何もかも御都合主義で強引に構成されているようにしか見えません。

ラストシーンも、描写自体はよかったが…

ラストシーンもよかったですが、それは白ひげのシーン同様、「このシーン単体で見た場合」という前提がつきます。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

私としては、そもそもイムがゴッドバレーに現れる展開も、ロックスが“黒転支配”をかけられる展開も、デービー一族の設定も、どれも丸ごと不要であり、後付け改変によって当初の構想に大幅に雑音が加えられたと思っているため、実際のところ余計な後付けなどせず、当初の構想通り「ロックスvsロジャー&ガープ」を描いていたらもっと面白くなっただろうに、という感想であり、もったいないとしか思えません。

ただ、この点は無視して、今の展開を受け入れなければならない前提で考えた場合、「イムに操られたロックスをロジャーとガープが迎え討つ」シーン自体は(作画含めて)よいと思えました。

また、悪魔化し、暴走するロックスを見て「なんて顔してんだよお前…!!」と戸惑うロジャーも、そのロックスの表情も、「頼む…!! おれを殺してくれ…!!」と残されたわずかな意識の中でロジャーとガープに心の声で頼み込むロックスも(描写や演出としてはベタではあるものの、だからこそ)シンプルで胸に迫る描写になっていると思います。

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

しかし、このセリフと表情をさせるなら、ロックスにはエリスとティーチを殺させなければなりませんでした。

もちろん、ティーチを殺すわけにはいかないので、エリスだけでもロックスの手で殺させるべきでした。

こいつはくまのおかげで妻子を殺すことを免れ、その後はモブ海兵やロジャー海賊団のモブクルーを殺し回っていただけですから、涙しながら死を望むほど絶望する状況とは思えないからです。

こいつは一体何に苦しみ、何に涙し、なぜ死を望んでいるのでしょうか。

親族を殺しても「殺されるくらいなら殺すに決まってる」と言ってのけた男が、「おれは妻と子を逃がせりゃそれでいい」と言っていた男が、妻と子を殺さずに済み、逃すことができたというのに、一体これ以上何を望み、何に苦しんでいるのでしょう。

正気を失っているせいで、妻と子を殺してしまったと思い込んでるのでしょうか?(剣を振り下ろしたのだから、手応えがなかったことくらいわかりそうなものですが…)

見知らぬ子供(くま)によって、どこかへ弾き飛ばされた事は確認したが、それで生きてるとは思えないから、殺されてしまったと思って悲しんでるのでしょうか?

2人を飛ばしたくま自身も、同じ能力でその場から消えたのだから、「助けられた」(可能性が高い)と理解するの方が自然であり、自分の剣で斬り殺すことになったり、砲撃に巻き込まれて殺されたりするよりも、ずっと希望を持てる結果かと思いますが…

あるいはイムごときに意識を乗っ取られ、操られている事自体が耐えなられない屈辱であり、苦痛だから泣いているのでしょうか。

それってロジャーとガープに「頼む…!! おれを殺してくれ…!!」と泣きながら頼むほどの事なのでしょうか。

妻と子は生きてるし、自分の手で殺さずに済んだんですよ?

👇🏻こんな描き方をされたら、普通にエリスとティーチを殺した上で「このままだと妻と子供だけでなく、仲間達まで殺してしまうから、殺してくれ」という意味で言ってるものとして読みません?

出典:ONE PIECE 1164話/尾田栄一郎 集英社

あるいはエリスとティーチを殺しに向かう前に、それを止めてもらうために願うシーンとして描く表情でしょう。

そのどちらでもなく、「妻と子を殺しに向かい、殺さずに済んだ後に、戻ってきてこのセリフを吐いている」となると、こいつの涙の意味が全く読み取れないため、微塵も感情移入ができません。

この状況なら、むしろ「頼む 助けてくれ…!!」(あの世界政府の化け物を殺して、おれを解放してくれ)とお願いするほうが自然ではないでしょうか。

デービーの「意志」を途絶えさせてはいけないのだし(今の描き方ではそもそも受け継げているかさえ曖昧であり)、エリスと「ルルシアでまた会おう」という約束をしたのですから、簡単に死を選んでいい状況ではないだろうとしか思えません。

何を意味のわからんタイミングで死を望み出してんだよお前は。

もっと生きるためにもがけよ。

要するに、涙を流してロジャーとガープに「殺してくれ」と頼む描写も、その後、迫ってくるロックスをロジャーとロックスで迎え討つ描写も、それ自体は良いと思えましたが、そこに至る経緯の描き方が破綻しているせいで、台無しになっているという結論です。

イムやらデービー一族やら無駄な後付けなどせずに、純粋に「ロックスvsガープ&ロジャー」を描いていれば、普通に面白いエピソードになっただろうに。

どうしてこう、無駄な後付けによって素材を殺す方向でしか話を描けなくなってしまったんでしょうね。

きちんと構成を考えて、編集者に共有してフィードバックを求めた上で描いていれば、こんな破綻したエピソードにはならなかったと思うんですけどね。

これが破綻していることに気づかないのだとしたら、もう制作部隊自体が終わってるとしか思えません。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

guest

1.4K Comments
新しい順
古い順 人気順
Inline Feedbacks
View all comments
匿名
匿名
1 ヶ月 前

マジで謎付け足す段階じゃないんだよな
もうほぼ全ての謎を解明させて残るはラスボス戦って形にしてないとヤバいのにいつまで〇〇族やら意味の分からない約束やらを増やすんだろ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

追記お疲れ様です!
「デービーの約束を受け継がなくてはいけないのに、簡単に死を選んではいけない」ってのは確かにそうだと思いました!

先住民狩りでデービー一族がどれだけ生き残ってるかもわからない。全滅してるかもしれない。
ロックスが泣いているということは、エリスとティーチを殺したと思っているのかもしれない。
そうであれば、助けを乞うか、ロジャーとガープにデービー一族の「約束」の内容を教えるべきですね。

イムとロックスの会話の破綻具合はヤバいですね…。これ理解できる人いるのかな…。

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

そもそも「世界の王」っていうのがいまいちピンとこない
現代イムがその立場に近いんだろうけどイムですら全然統治できてないし
統治できてたとしても各島のトップが自治してイムの存在なんて全く気に掛けてない
世界の王だった!と言われてもはぁ。それで?となる

トラファル・ガーローw
トラファル・ガーローw
1 ヶ月 前

『黒塗り無能イチモツ大根』って言い方草

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ジャンプ編集部にはもう無能しかいないんだろうな
20週以内打ち切りが連発してるし
2話目以降ゴミみたいな展開の新連載がおおすぎ

匿メイ
匿メイ
1 ヶ月 前

宝箱から「zzz」が出ていたことに追記読むまで気づかなかったわ

読んでいて思ったけどツッコミどころ満載のガープ反逆描写をするなら「サターン聖は異形の化け物に姿を変え海兵を手に掛け正気ではない、おそらくあの黒いものがサターン聖を操っているのだろう。サターン聖をお救いする」とか白々しいセリフを吐いて建前ではサターンを助けるって体にすればよかったのに。

Last edited 1 ヶ月 前 by 匿メイ
匿 名
匿 名
1 ヶ月 前

ドミリバされると巨大化するの?

ワンピ元信者
ワンピ元信者
1 ヶ月 前

>余計な後付けなどせず、当初の構想通り「ロックスvsロジャー&ガープ」を描いていたらもっと面白くなっただろうに

同意。後付けやシャクヤクとか本当描かず、ロックスvsロジャー&ガープ描いてたら面白かったんだろうな。多少長引いても別にバチ当たらなかったと思う

田野クリステル
田野クリステル
1 ヶ月 前

ロックスの「俺を殺してくれ」の違和感に全く同意。

殺してくれって言うくらいだから妻子を殺しちゃったと思ってると自分は解釈してた。
けどどうやらそういうことでもないのか、心情が描かれてないからわからんw

そもそもこいつは一般人とか他の海賊や海軍の命などどうでもいいと思ってると推測できるので、妻子が逃げたと理解しているのなら「俺を殺してくれ」に繋がらないんだよね。

妻子は殺してないと理解してるけど
世界中のどこまで追って殺しに行っちゃうのかな?

みんな島から脱出しちゃってドミリバされたままロックスが一人で船に乗って妻子を探す旅に出ると思うと笑えるわw

田野クリステル
田野クリステル
1 ヶ月 前

ガープとロジャーが「ロックス〜!」って叫んだ時に覇気みたいなものが出ててそれにイムは驚いてるのかと思ってたw

まだ強者がいるんだと気付く描写で
そっちのほうが漫画としてベタだから。

引きで「バリバリ」が手抜きすぎるよ。

無二の親友や家族ならわかるけど大した仲でもなさそうなガープとロジャーの声に反応するって物語的に何も生まないやん。
結果に合わせにいっただけ。
Dのテレパシーなの??なんなの??

匿名1
匿名1
1 ヶ月 前

絶対シャクヤク周りの話全カットで良かったよね笑

匿名1
匿名1
1 ヶ月 前

待ってました!!

匿名
匿名
1 ヶ月 前

更新お疲れ様です!
やはり話数跨いだ話になるとなべおつさんのブログが面白いっすわ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

売り上げ落ちたと言うてる人いるけどまだまだ全然落ちてないんだよなあ
100万いってる時点で結構売れてる漫画の総売上ぐらいの数値を保ってるバケモン

匿名
匿名
1 ヶ月 前

何に対して面白いと感じるかとかどう評価するかとかは個人の自由だと思うけど、それを発言する場所はある程度は空気読むべきだと思うわ

ワンピを楽しんでるコミュニティの中でしつこつディスってくるやついたら、嫌なら読むなよっていうのもわかる
長期的にコンテンツが合わないって感じ続けてるならコミュニティ離れればいいだけだしね

何が言いたいかというと、こんなサイトで嫌なら読むなよとかいうのは正論でもなんでもない
まぁ逆にわざわざ好きでもない考察者動画とかファンサイト開いて、そこでアンチコメするのも相当キモいと思う

匿名
匿名
1 ヶ月 前

だっっせぇな…
仲間殺しも厭わない最凶の海賊団のトップが涙鼻水ポロポロして「おでをコロしてくれ〜」かよ
何回やんねんこういうノリ
しかも散々シャクヤクだのアイドルだのに尺を使った割に、(この駄作回想のなかでは)一番の盛り上がり処だっただろう3人の対決を始まった途端巻きが入ってサッサと畳むの正気とは思えんわ
しかもハラルドすら関わってねぇし、何が描きたかったんだよ…この”ロキの”回想の中でよ

匿名
匿名
1 ヶ月 前

今回もクソつまらなかったがドラゴンの決断力はまだマシ
あんなカスども上官だろうが、普通に処刑していいわ

オッダッダッ
オッダッダッ
1 ヶ月 前

作者がドミリバったか?

Last edited 1 ヶ月 前 by オッダッダッ
匿名
匿名
1 ヶ月 前

イム様「カタカタカタ… 嫌なら読むな、ムー!ムー!(ガンギマリ)」

匿名
匿名
1 ヶ月 前

嫌なら読むなは相手を思いやっての言葉じゃない
自分にとって不快な意見を言う人間を目の前から消し去ってやりたい気持ちからくる攻撃的な言葉だよ
単に自分本位で身勝手なコメント
そんなワガママ言っても誰も聞かないよ

アンチに捧ぐ
アンチに捧ぐ
1 ヶ月 前

嫌なら読むなとか言ってる信者は、ドミリバしたアンチと言っても差し支えない

最近は、ワンピ批判系の動画も以前より伸びなくなってきてる
つまり、ワンピおもんないからワンピどうでもいいのフェーズにきてる

このままじゃまじでワンピの最終話読む前に打ち切られちまうよ!
アホなコメントしてる信者ども!
俺も信者さ!信者にとって最も最悪なことはワンピが中途半端に終わっちまうことだろ?

的外れなコメントしてる暇があったら、何が好きかで語れよ!

匿名
匿名
1 ヶ月 前

無駄だよ。
ワンピの目的は「面白くなること」じゃなくて「続くこと」だから。

ずっと、永遠に続くことが

匿名
匿名
1 ヶ月 前

ロックスはワンピースを知ってるのかな?知ってたら取りに行ってるよな行かないと世界沈むし

匿名のファン
匿名のファン
1 ヶ月 前

まぁ「文句いうなら読むな」ってのは普通に正論だよ。でも文句や愚痴を言いながら読むのも読者の自由だろ。ただ思うのは、ワンピースのつまらない所ばかり指摘してもつまらないんで、面白いと思った漫画についても書いた方が良い気がするね。「嘘喰い」とか「ガンニバル」とか「光が死んだ夏」とか自分が最近読んだ面白い漫画にはうまく言語化できないけど、今のワンピースでは決して描かれないような本当の瞬間がある気がする。漫画家が命を削ったからといって面白い漫画ができるとは限らないけど、面白い漫画の作者は命を削って何かを表現してると思う。漫画の面白さってなんだろうね。

匿名
匿名
1 ヶ月 前

文句言うけど読むよ?
買ったから

匿名
匿名
1 ヶ月 前

世の中にはお金が絶対的価値のある物だと思ってる人が多いけど、そうじゃないんだよな。
お金の価値は相対的なもので、色々な要因によって変動する。
だからワンピがどれだけ稼いでも偉くもないし、面白くもならない。
金稼ぎと面白さは全く別の次元にあるものだからな

とくめい
とくめい
1 ヶ月 前

みんなが薄っすら思ってそうなこと言うわ

「文句言うなら読むな」と思った方はこちらへのコメ欄でやれよ…

匿名
匿名
2 ヶ月 前

【最新】映画興行収入(日本国内)

【1位】
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
407.5億円 2020年
【2位】 
タイタニック
407.5億円 1997年
【3位】
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
375.3億円 2025年

※トップ同士(鬼滅)がトップ争いw

ーーーーーーーーー出版社のゴリ推しではどうにもならない作品としての「質」の壁ーーーーーーーーーーー

【13位】
ONE PIECE FILM RED
203.4億円 2022年

※トップ争いにかすりもしねぇw

ーーーーーーーーー興行収入100位の壁ーーーーーーーー

なお、ワンピースの他の映画作品は全て100位圏外である。

※出版社のゴリ推しがあってもこの結果なのですよ。
尾田先方はこの現実を受け止めましょう

トラファル・ガーローw
トラファル・ガーローw
2 ヶ月 前

『尾田栄一郎は天才…『ワンピース』史上最高の伏線回収(5)初登場時から仕込まれていた「ポンコツキャラ」の嘘』

ヤフーニュース眺めてたら、きっしょいタイトルの記事出てきた。新規読者獲得のためか知らんけど必死だね。

Last edited 2 ヶ月 前 by トラファル・ガーローw
匿名
匿名
2 ヶ月 前

とうとうブチ切れた、文句言うなら読まないで厨が様々なコメに絡みまくってて笑う

来るぞ、来おる来おるぞ、、

匿名
匿名
2 ヶ月 前

あーあ、ワンピースってつまらねー漫画だよなー!
タイトルも変だし(笑)

匿名
匿名
2 ヶ月 前

コピペ荒らしする暇があるなら全巻読み直すか5chかあにまんで熱く語ってくればいいのに
ファンじゃなくて構ってほしいだけのネットイナゴだから無理か

匿名
匿名
2 ヶ月 前

信者に「ワンピースが面白くないのは読解力のせい!理解できないお前が悪い」的なこと言われたときの返しにどうぞ

あ、そうなんだ、知らない間にニッチな作品になってたんだね笑

Last edited 2 ヶ月 前 by
匿名
匿名
2 ヶ月 前

イム様の煽り耐性の無さを考えるとデービーバックファイトが海賊のゲームとして存続していることに違和感がある
隠れて見つからない一族はともかく、歴史を紐解くきっかけになるようなワードが含まれてるゲームなんて撲滅しそうなものなのに

匿名
匿名
2 ヶ月 前

信者のサイトで海賊王(ロジャー)が目をハートにするのとかめっちゃ面白い!とかコメントしてる人いたけど、そこで何も思わないのはもう感覚が違うんだろうな

匿名
匿名
2 ヶ月 前

宣伝シャムさんの件だけど、公式すらエルバフ編よりそっち推してるやん

散々本誌の表紙に「大人気御礼」「大興奮のエルバフ編」みたいなアオリ書いてたのに
ちゃんと枕詞に『作者には』『作者が』ってつけないと、まるで読者が興奮してるみたいになっちゃうからね

こういう時代錯誤のアオリ詐欺と中身ゼロの宣伝いつまでやんだろ
新時代どころか旧時代のマーケティングのまま新緑たちに追い抜かれてるの滑稽すぎる

匿名
匿名
2 ヶ月 前

未だにワンピースを好きで読んでる連中って、YouTubeの広告によく出てくる左右にスクロールして兵士を増やして敵を倒す例のゲームをやってそう。

匿名
匿名
2 ヶ月 前

レイリー殺されるか女ヶ島にいないかでハンコック連れ去られて現代のゴッドバレー編を想像して怖くなった
でも、ハンコックがピンチになる展開やったばかりだし、ないよね…?

ないのなら現代のゴッドバレー編開幕を阻止してくれたレイリーありがとう

匿名
匿名
2 ヶ月 前

おっぱいってすごく柔らかいよな。最初にインパクトある言葉を置いておくと全文が読まれやすい。
世の中にはお金が絶対的価値のある物だと思ってる人が多いけど、そうじゃないんだよな。
お金の価値は相対的なもので、色々な要因によって変動する。
だからワンピがどれだけ稼いでも偉くもないし、面白くもならない。
金稼ぎと面白さは全く別の次元にあるものだからな。

匿名
匿名
2 ヶ月 前

伊集院が昔TVでおすすめしたベスボルが結構面白い
主人公が子供で親を失ってる点が忍空の主人公と同じな分、精神的にしっかりしてるから好感できる
仇討ちにこだわるばっかではない共感する心情表現があるのが上手い
作者ベテランな分表現力がしっかりしてる
個人的に続編大人になったベスボル見たいと思った

匿名
匿名
2 ヶ月 前

イム様は悪魔です←ふむふむ
ロビンは悪魔の子と呼ばれてます←困惑

匿名
匿名
2 ヶ月 前

結局シャムロックって政府の被害者、いまも生きてる可能性もある母親譲りの長髪、悪魔の実?のケルベロスの剣を所有しているくらいしかないよな…
もうドラゴンに改心展開しか思いつかねー
なんでまずはルフィかゾロと抗戦させる展開にしなかったん
お陰でなんのために出てきたかわからんやん

匿名
匿名
2 ヶ月 前

おい作者、お前…あんのか・・・・・・・・・!?
面白い漫画描く気はよォ!!!
ラディカル〜〜〜!!!

匿名
匿名
2 ヶ月 前

この漫画の信者の特徴としてなんでもかんでも読者側のせいにするってのがあるね
物語の粗や矛盾に対する指摘は読者の読解力不足、読み込みが足りない読者のせい
説明過多は説明されないとわからないバカな読者のためにやってる、これも読者のせい
作品が悪いって思考にはならないんだよね
聖典であるワンピースを疑う事は許されないんだな…

匿名
匿名
2 ヶ月 前

🍕のやたら再生数が伸びてるショートに「血液型でミホークがレイリーとシャクヤクの息子はありえない」と書きこむとガチで非表示になるじゃん…

匿名
匿名
2 ヶ月 前

アニメは休止してるのに
113巻に少ししか出てこないシャムロックを表紙にして、有名声優を起用して単行本PVですか
ワンピースのボイコミでもやるんすか?

REDと同じで、シャンクスの威光にあやからないと売れないって分かってるムーブっすね
しかも週刊で読んでる人じゃなくて、シャンクスを知ってるミーハーと単行本しか買わない人たちに向けたもの
余りにもみっともない

そんな小手先で取り繕ってどうにかなるレベルじゃねぇんだよ

シャムロックすぐ帰って愛のドミリバ物語始まるけど?それ読んだやつが次も買うと思うか?
世間を賑わすと言っても、どうせ114巻の真っ黒なページの量がバズって、また引き伸ばしかよって話題がせいぜいだぞ

匿名
匿名
2 ヶ月 前

思い出の中でじっとしていてくれ

匿名
匿名
2 ヶ月 前

X(Twitter)見てたら、ONE PIECE最新巻と怪獣8号最終巻並べた画像添付した明るい購入報告ツイートあって、不覚にも吹いた、なんか、ね、、

考察アンチ界の英雄ユデロンさんが語呂合わせ展開しようとしててワロタwww
楽しそうw、人に迷惑かけずに楽しんでて好き

Last edited 2 ヶ月 前 by
匿名q
匿名q
2 ヶ月 前

Xで113巻を背景に最近のワンピに批判的な意見を言ったポストが万バズしていた
アンチ系のアカウントではない一般の方のただの感想が、です
ホントに珍しい

今以上に広まって反響が大きくなれば制作サイドに影響を及ぼすかもしれないのでよければ高評価だけでもしてあげて下さい

匿名
匿名
2 ヶ月 前

みんなキャプテン・ジョンの死因知ってる?
昔SBSで答えてた!

宝を独り占めしたせいで部下の反感を買い刺殺されるという最期を迎えた(pixiv百科事典より引用)

ジキジキの実なのに…居眠り中だったのかなw

1.4K
0
ぜひあなたの考えをお聞かせくださいx