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【ワンピース】1048話「二十年」がつまらない理由

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4/18に投げ銭下さったTATSUKIさん、ありがとうございます!!

前回、ルフィの超巨大パンチについて、「万が一これもかわされる、もしくは不発に終わるとしたら、私はもうこの作品を見限るかもしれません」と書きました。

1048話では、とりあえずパンチはヒットしました。

さすがにこの大技を不発に終わらせることはないだろうと思っていたので、ヒットさせてくれてひとまずホッとしたものの、パンチの行く末はまだわかっていません。

前回振りかぶった拳を単に振り下ろしただけ。

ほんとに毎週数秒ずつしか進んでいかない。しかも描く必要のないことや一度描いたこと、すでに終わったことを掘り返して描き直してくるので、何一つ物語が進みません。

かつてのアニメ版ドラゴンボールのような引き伸ばし方を、原作漫画でやってしまうという。もはや誰に向かって、どこに向かって、何のために漫画を描いているのかわからなくなるレベルです。

アニメが追いつかないように、わざと尺を稼げる描写をはさんでいるのでしょうか?

1050話のキリ番に合わせるとかいうくだらない理由で、調整のためにわざと引き伸ばしているのでしょうか?

ここまで露骨かつ無意味な引き伸ばしをする作品を、私は未だかつて見たことがありません。

こんな不自然な形で内容のないエピソードばかり続けて、話数調整することに何の意味があるのでしょうか。

それが盛り上がりや作品の質を貶めていることに、プロの作家も編集者も気づけないんでしょうか。

100話や1000話のような大きなキリ番でこだわりを見せるのはいいですが、それ以外はまじで何の意味もありません。そんなこと誰も求めていない。

話数へのこだわりなんて、自然な流れで、読者にその意図を気づかれることなく合わせられて初めて意味があることでしょう。「1050話に合わせて、わざと内容薄くして物語を進めずに調整してるな」と読者に勘繰られている時点で終わりです。

そんなくだらないことにこだわってないで、あくまで漫画の内容で勝負してくれませんかね。。

1048話がつまらない理由

また「ムリでござる」と叫ぶモモの助

もう作者も編集者も病気ですね。

前回、わざわざ3ページもかけて(無駄に)描き直したモモの助の決意を、速攻で覆すような発言を初っ端からさせるって頭おかしいでしょう。

「ムリでござる!!」とクソうざいセリフを何度も何度も繰り返し、不要な回想を挟んでまで「母上に…!! 合わせる顔がない!!」と自分の甘さに気づかせ、決意を固めさせたというのに、ルフィから「『鬼ヶ島』をどけろ」と言われたら、また第一声が「ムリでござる!!」って…何のために決意の言葉を言わせたのでしょうか。

なぜ一度決意させたのに、「一度決意をした人間」としてその先を描かないのでしょうか。

もし前回のモモの助の意思や心情をきちんと引き継いだ上で描けば、(それが連載作品としてごくごく普通の描き方ですが)、

「待てルフィ!! まだ『鬼ヶ島」をどかせるだけの“焔雲”を出せておらぬのだ!!」

のように「何とかするために行動しているけど、まだ準備ができていない(だから待ってほしい)」という言葉が出てくるのが自然ではないでしょうか。

あるいは、

「こんなでかい『鬼ヶ島』拙者一人でどうやって動かせば…!!」

とか

「鬼ヶ島をどけろって…そんな無茶な…!!」

のように、何とかしたいとは思いつつも(その意思はあるものの)どうしていいかわからず途方に暮れてしまう、という描き方のほうが自然でしょう。

速攻で「ムリでござる!!」なんて言葉を吐かせたら、前回の3ページがまるまる無駄になってしまうとわからないのでしょうか。

そうして同じ駄々を何度も繰り返すモモの助にヘイトが溜まっていくことがわからないのでしょうか。

今決意を固めたばかりなのに、ハナから「ムリでござる」と全否定するなんて頭おかしいでしょう。 

一応すぐに言いとどまり、

家族の顔を思い浮かべて「鬼ヶ島」を動かすために行動するのですが、だからこそ「ムリござる!!」なんて安易なセリフを吐かせるべきではなかった。

というか、前回描いたことを簡易的に繰り返しているだけなのでコマの無駄遣いでしかありません。

「どうにかしたいけど、どうすればいいのかわからない」というモモの助の「焦り」や「絶望」を描き、そこで家族の顔を思い出して、とにかく「鬼ヶ島」に体当たりして動かそうとする「がむしゃらさ」を描いたほうが、ずっとモモの助の覚悟や男らしさを描けるし、感情移入して応援できるシーンになったと思いませんか。

「『鬼ヶ島』をどけろって〜〜〜〜!?」という説明セリフもひどい。「素人かよ」と思わずにいられないレベルのクソ台詞です。

100歩譲って(前話を読んでいない読者のために)「説明セリフ」になるのはよいとしても、「〜〜〜〜!?」という伸ばし棒の質問セリフにするのが酷すぎる。

こんな緊迫した状況で、こんな呑気なセリフを吐く人間などこの世に存在しません。「意思や感情を持つ1人の人間」が絶対に吐かないようなセリフを、なんとなくのノリだけで言わせるからリアリティや緊張感がなくなるのです。

いかに手を抜くかしか考えていない雑な絵

もはや尾田先生自身、絵を描くのがめんどくさくなっていて(あるいは時間がなさすぎて)、いかに手を抜いて描くかが最優先されているように感じます。

↑このコマなんて、線が潰れていてほとんど何も描いてないに等しい。一番丁寧に描かれているのは、アシスタントが描いたドクロドームです。

しかも同じ1048話の中で、同じ構図が3回も描かれます。

1話のなかでこれだけ同じシーンを繰り返すなんて手抜き以外の何でもないでしょう。

もう構図への挑戦など一切なく、ただ早く描ける構図、無思考に描ける構図、大半をアシスタントに任せて手が抜ける構図しか描かれなくなってしまいました。

尾田先生の描く絵が大好きだった私は、この作画の劣化にただただ絶望してしまいます。

唐突に無関係な「説明」をし出すカイドウ

さて、巨大拳を構えたルフィに対して、

「よくわかった受けて立つぜ…」と謎の男気を見せ始めたカイドウさん。

これまで散々“ギア5”ルフィの攻撃を避けたり阻止したりしてきたのに、なぜか最後の大技に対しては「受けて立つ」と言い出すんです笑

え、なんで?笑

「よくわかった」って一体何がわかったのでしょうか。

ご丁寧に定番の敗北フラグを立てる雑魚キャラのような発言。

さらに続けて「知ってるか? 麦わら」と問いかけます。何を言い出すのかと思えば、

「20年前…!! この国の英雄が…!! 焼かれて死んだ!!! 以来この国は無法の国!!! お前たちは20年待たれた“英雄”だ…!!!」

え…うん、だから何? 今その話関係ある?

それを知ってるかどうかルフィに聞いて何の意味があんの??

ルフィが「知ってる」もしくは「知らない」と答えたら何だというんでしょうか?

「知らない」と返されたとして、「この国の英雄が焼かれて死んだ」ことを今このタイミングでルフィに教えて何になるのでしょうか?

しかもルフィは(錦えもんから聞いてるから)知ってるというオチ。何の意味もない、書く必要のないセリフです。

唐突になにをしゃべり出してんだこいつ。

途中に“火龍大炬(かえんダイコ)”という技名を挟みながら吐くべきセリフですか?

カイドウは何が言いたいのでしょうか。

おそらく、「ルフィは20年前に焼かれて死んだおでんに代わり、20年越しに現れた“英雄”であり、だからこそおでんと同じように焼き殺してやる」ってことが言いたくて、だから炎をまとってルフィにトドメを刺そうとしている、ということなのだと思います。

であれば、「だからお前も(おでんのように)焼き殺してやる」というセリフまで言わせないと意味がないでしょう。これがないと、おでんの話を出してきたことと意味がつながりません。

だって先のセリフだけだと、「知ってるか? 麦わら お前は20年ぶりに現れた“英雄”だ」と伝えてるだけなんですよ?

何それ笑

ボスキャラがクライマックスの攻撃直前に吐くセリフですか?

そもそも、おでんの最期って「銃殺」ですよね? カイドウが自分で射殺したくせに、なんで「焼かれて死んだ」ことになってるのでしょうか。。

頭を撃ち抜いた後、釜の中に倒れた時はまだ意識があったから、その後釜のなかで「焼かれて死んだ」ということなのかもしれません。

しかしおでんは“釜茹での刑”を耐えてるんですよ? どう考えても頭部を撃ち抜かれたことのほうが致命傷でしょう。

まじでこういう言葉選びのおかしさに編集者って気づかないんですかね?

一般読者が一読しただけで気づくような違和感に気づいていないんですか?

あなた、本当にワンピース読んでるんですか?

なぜか炎をまとえるカイドウ

“火龍大炬”って、要は“熱息(ボロブレス)”のような炎を口から出して、自分にまとって巨大化してる(ように見せてる)ってことですよね。

↑非常にわかりづらいですが、目を凝らしてみると、中央に本体のカイドウがいて、その周りを大きく炎で纏ってるように描かれているのがわかります。ルフィの手も、中央のカイドウ本体をつかんでいます。

たしかにカッコいいですし、クライマックスに見せる大技としてのインパクトもあっていいんですが、もはや戦闘描写は見栄え重視の何でもあり設定になってしまいました。

炎を自在に扱えるキャラ、どんだけ出てくるんでしょうか。

ワンピースの世界における炎の価値や役割が形骸化しすぎではないでしょうか。

“メラメラの実”とは何だったんだ、エースの強さやアイデンティティとは何だったんだって話になってしまいます。

炎をまとえば「かっこいい」「大技感が出る」と味をしめたかのように、(というかそれしかアイデアが出せなくなってしまったように)、なんでもかんでも、誰でも彼でも炎をまとえるようになりました。ルフィでさえ今やほとんど自由発火できる体になっています。

もはや、なぜ「炎」はたくさんのキャラたちが「悪魔の実」の能力と関係なく自由に放ったりまとったりできるのに、冷気や雷は自由に放てないのかが不思議になってくるレベルです。

いつからこんなに何でもありの設定崩壊漫画になってしまったんでしょうか。。

バトルシーンなのに「説明」まみれ

ここからは「説明セリフ」のオンパレードです。

絵で表現することができないため、全てキャラクターに言葉で「説明」させることでしか、状況を伝えられなくなっています。

前回、カイドウに攻撃を避けられないよう首根っこを掴んだルフィでしたが(そもそも掴まれた手を振り解けないカイドウも意味がわかりませんが)、カイドウが炎をまとったため、「熱」くて触っていられず、「手を離す」ことになります。

カイドウは「逃げるつもりがない」ので、手を離しても問題ありません。

そしてカイドウによると、ルフィが「その右手を振り降ろすことはない」そうです。

なぜなら(炎が熱すぎて)触れたら「溶けて消える」から。

そう言われたルフィは、「溶けてたまるか!!!」と返します。

なぜなら「触らねェ方法」を「ジジー」に習い、炎に触れることなく攻撃する術を身につけたからです。

もうバカバカしいくらいの「説明セリフ」のオンパレード。

「悪魔の実」が“覚醒”して神の能力を手に入れ、“ギア5”で「やりたかった事全部できる」ようになったというのに、今さら死に設定の「流桜」など入れ込んでくる。

どう考えても不要な「説明」です。お前何回“熱息”直撃してノーダメージだったんだよ。今更ダメージ気にしてビビってんじゃねェよ。

ドン・クリークの時は、拳に穴が開くことも厭わず一切の躊躇も見せずに剣山マントをぶん殴りにいったのに、

武装色を使えて、覇王色もまとえて、自分の攻撃に自在に炎もまとえて、“神”の能力を手に入れたルフィが、今さら炎を攻撃することを恐れ、「触らねェ方法ならジジーに習ってんだ」などと「説明」させてしまう。

まるで、この「説明」を入れずに攻撃したら、「なんでルフィはドクロドームが燃えるほどの高熱のカイドウを普通に殴れてるんだ?」とか「もうなんでもありだな」とか「結局“流桜”って意味なかったよな」といった批判がくることを恐れているかのように、不自然な「説明」を入れてくる。

「触れていないこと」を絵で表現することができないから、すべて言葉で説明してくる。

なんというセンスのなさ。

とっくに「なんでもあり」の設定崩壊を起こしているのに(というよりニカの後付けによって自ら設定崩壊させたのに)、今さら何を取り繕おうとしているのでしょうか。

ギア5の設定、早速崩壊

「あっひゃっひゃっひゃ!!」と笑いながら戦うルフィも完全に死に設定となり、ただ“ギア5”の姿で真剣に戦ういつものルフィに戻りました。

あのクソみたいなスベり芸、入れる必要ありましたか?

変身した一瞬だけニカに意思を乗っ取られていて、その後、ルフィが自分の意思を取り戻したのでしょうか?

おそらく尾田先生はそんな細かな設定など考えていないでしょう。

最初はルフィの変化を強調するために「笑いながらフザけて戦う」描き方をしたけど、それに飽きたか、めんどくさくなったか、読者の反応が芳しくなかったから焦ったのかわかりませんが、ただ普通のルフィに「戻した」のだと思います。

もはや毎週思いつきで、数話前との整合性すらほとんど無視して描いているようにしか思えない。

わかりやすくするために説明セリフばかり入れてくる割に、本当に説明すべきポイントについては曖昧にしたまま、いつか説明される「伏線」のように見せて、考察者たちに深読みさせているだけです。

描いてないことを、「尾田先生はこういう意図であえて描いてないんだ」「このシーンは、こういう意味を持たせた伏線なんだ」と、盲目的な信者や考察者たちのポジティブなフォローや解釈に任せてしまっている。

読者の想像や考察による解釈に頼らないで、きちんとわかるように描いてくださいよ。

描かなくていいことばかり描いて退屈なシーンを増やす一方、描くべきことを全く描かず、謎ばかり蓄積させていく。もう尾田先生は、漫画を描くセンスを完全に失ってしまったようです。

カイドウの技が「噛み付く」だけ

さて、せっかく拳が溶けないように「触れない」攻撃をしたルフィですが、

なぜかカイドウさんから「ガブ!!」と噛み付かれてしまいます。

もうツッコミどころが多すぎる。。

まず「触れない」攻撃をしたはずなのに、なぜ噛み付けるのでしょうか…

絵としては全く噛み付いているように見えないのに、「ガブ!!」という効果音によって噛み付いていることを「説明」する描写の下手くそさにも呆れてしまいます。

“火龍大炬”って、カイドウさん本体の周りを炎でまとって巨大化する技ですよね? つまり外型は「炎」であり、実体はないはずですよね。なのになぜ「ガブ!!」という効果音が出るのでしょうか。。「炎」で噛み付いて、「ガブ」なんて音、鳴りますか?

また、炎の龍になるという奥の手を見せておいて、繰り出す技が「噛み付く」って笑 いくらなんでもお粗末すぎません?

“熱息”のほうがよっぽど破壊力があると思うんですけど…

さらに意味不明なのは、ルフィの「猿神銃(バジュラングガン)」とカイドウの「噛み付く」攻撃で拮抗しているはずのラストシーンでは、もうカイドウは噛み付いていないということです笑

え、カイドウさん口閉じちゃってるけど、このシーン、一体何をやってるの…? 見切れてる口先で拳を受け止めてるの?

絵で全く描けていない。意味のわからない描写が多すぎます。

もっと言うと、前回「“能力”が世界を制する事はない!!!」「覇気だけが!!! 全てを凌駕する!!!」なんて言っていたカイドウさんが、最後の攻撃に選んだ技が能力100%依存の攻撃って、もう笑い話でしかありません。

偉そうに高説垂れた直後なんだから、ルフィの完全能力依存の技を、覇気だけで凌駕して見せろや。

何のために「覇気が全てを凌駕する」なんて説明したんだよ。

無意味な「説明」が多すぎる

その他も、無意味な「説明」が多発します。

錦えもんと菊を「落としてしまった」ことを「説明」するウソップ。

このシーン必要ですか? ウソップが錦えもんと菊を落として、落としたことを説明したただけですよ?

「息はあるよな!?」「絶対死ぬなよ!!?」も不自然すぎるし意味のないセリフです。

気絶してる人間に離れた位置から話しかけてどうするんですか? 息があるかどうか気になるならちゃんと生存確認しろよ。

セリフだけで安易に「重症さ」を描こうとするから全てが薄っぺらくなるのです。

そもそも錦えもんって、なんで気絶してるんでしたっけ…? 下半身だけ分離して助けを呼びに行ってましたよね? その後、誰にやられて気を失ったのでしょうか? もはや印象に残ってなさすぎて全く思い出せません。

確認したところ、1036話では普通に意識があったのに、なぜかウソップに担いでもらった後に勝手に気絶したようです。武士のくせに何甘えてんだお前。早く起きて自分の足で脱出しろよ。

既に描いた「過去」をまた描き直す無駄

今話でカイドウに攻撃を喰らわせるまで行くかと思いきや、無意味な回想が追加され、そこまで至りませんでした。

既に描いた「おでん処刑後」のシーンに関する蛇足描写。ページ数の無駄でしかありません。

オロチとカイドウの悪行や、ワノ国の悲劇について、1コマずつ回想シーンを挟みながら振り返るくらいでいいのに、一度描いたシーンを長々と再生し直す無意味さ。

それも蛇足を描いたことで設定の矛盾(少なくとも違和感)まで発生してしまいました。

それはこちらのシーンです。

「子がいるのか…」って、いや、カイドウっておでんに子供がいること知らなかったんですか?

“マネマネの実”のババアが「モモの助」に変身した姿におでんが目を奪われたから、お前の攻撃が直撃したんですけど?

そのこと認識してなかったん?

確かに攻撃した時点では、カイドウはモモの助の姿が身に入っておらず、ババアが変身したことでおでんの動きが止まったことに気づいていなかった可能性もあります。

また、そもそもこの子供がおでんの息子とは知らなかったのかもしれません。

でもその後、おでんの処刑時に「ババアの件は悪かったな」って謝ってましたよね?

こいつ、一体何を謝ったのでしょうか?

「ババアがお前の息子に変身してお前の目を奪うという姑息な手段を使ったせいで隙ができ、それに気づかず致命傷を与えてしまったこと」を(後から知ったから)謝ったんじゃないんですか?

「よくわからんけどババアが邪魔に入ったせいで致命傷を与えてしまったみたいだな」程度の情報で謝ったのでしょうか?

組織のトップのくせに何も知らされていないなんて、みっともなさすぎません?

そんな違和感を読者に与えてまで、「おでん処刑時は、カイドウはおでんに子供がいることを知らなかった」という事実を「説明」し直す意味ありますか?

説明する必要のないことを説明し直して違和感を与え、説明すべきこと(たとえばオロチが首を斬られても復活する理由や、サンジのぐる眉の向きが変わったことなど)は描かずに放置する(隠し続ける)なんて、構成が下手すぎるでしょう。

また以下のシーンは、回想の描き方の基本ができていないため、意味不明なシーンになっています。

「おでん様…!!!」と叫びながら走るシーンではみんな手錠がかけられているのに、銃声のシーンではなぜか手錠が外れています。

これ、972話では、錦えもんたちが力づくで手錠を引きちぎる様子が描かれているのですが、ここではその様子が割愛されているわけですね。

いや、そこ割愛しちゃダメだろ。この回想だけ見た人は、シーンが飛んでいるためなぜ次のコマで手錠が切れているのか読み取れないじゃないですか。

手錠をちぎるシーンを描かないのであれば、手錠をちぎった後から描くべきではないでしょうか。

手錠がちぎれた状態で、走りながら「おでん様…!!!」と叫ばせれるシーンから描けばいいじゃないですか。

なんで前後のつながりがわからなくなるようなカット割にする必要があるのでしょうか。

これ、本当にプロの漫画家と編集者が作ってるんですか?

そもそも972話を見る限り、赤鞘達は釜から飛ばされ、地に着いた瞬間に飛び出すように走り出し、全力疾走しながら速攻で手錠を引きちぎっているんです。

手錠をつけた状態で呑気に「おでん様…!!!」なんて泣き喚いてる暇などなかったはずです。

972話のスピード感(おでんの意志を継ぐため、主君の命を犠牲にしてまで逃げること・生きることを選択し、駆け出すシーン)を台無しにするようなこの追加描写。

このシーン、編集者はちゃんと972話を確認したのでしょうか?

絶対してないだろ。いい加減な仕事すんなよ。

この他にも回想シーンでは不要で違和感のある説明セリフが大量に描かれています。

「よせ!! オロチは地獄耳」って…笑 どんだけ不自然でダサいセリフなんだよ…

エネルのように「マントラ+雷」の力で会話を聞く能力があるのならまだしも、ただの「地獄耳」をわざわざ取り沙汰してビビるなんてみっともなさすぎだろ。

もうセリフの劣化具合に泣けてくるよ。。

こんなクソダサい「説明」だらけのセリフのまま世に出して、作者も編集者も恥ずかしくないんですかね。。

あっさりと死を受け入れる日和

1044話で片付いたかと思ったオロチが、1047話でまだ生きていたことが判明し、1048話では日和に襲い掛かろうとします。

もうしつこいし描き方が下手くそすぎる。

日和(小紫)がオロチを追い詰めたのって1041話ですよ? 何のための「小紫」というサブタイトルだったのでしょうか。。

その後もしつこくしつこく、不自然なセリフの応酬を重ね、味方であるカン十郎の“火前坊”に燃やされるというクソみたいな結末を迎えたかと思いきや、まだ生きていたという茶番。

「オロチは…私の手で殺したいくらいです…!!」と言っていた日和が、一切手にかけようとせず、トドメを刺そうともしないのが不自然で仕方ありません。

それどころか、オロチに襲い掛かられそうになった日和は、

「はっ」と言うバカみたいなリアクションをして、速攻で死を受け入れるかのように目を瞑るんです。

もうまじでなんなのこいつ。。

こんなにあっさり諦めるの?

死を受け入れるの?

オロチを自分の手で殺すために、単身鬼ヶ島に乗り込み、海楼石の釘で能力を封じ、絶好の復讐のチャンスを得たというのに、「口を慎め無礼者!!!」と怒鳴っただけで満足し、自滅したオロチを見つめながら涙を流して「“夜明け”はきっときます 光月は…約束を果たす一族!!」という無意味なセリフを残しただけですよ?

トドメを刺さなかったばっかりにオロチから逆襲され、速攻で目を閉じて死を覚悟するなんてあり得ないでしょう。

「約束を果たす一族」だったんじゃなかったのかよ…笑

お前そもそも何のために長年オロチの元に潜入してたんだよ。

せめてオロチの弱点や能力について探っていて(ヤマタノオロチの能力だから、8回首を斬られなければ死なないとか)、そこを突くような攻撃や、オロチを出し抜くような作戦を練っておけよ。

おでんの無念に対する怒りも復讐心も、お前から微塵も感じられないよ。

で、最後は今までどこにいたかもわからないような存在価値皆無のモブキャラが唐突に登場し、

どこから出てきてどういう動きで斬ったかもわからないような手抜きの構図であっさり終了という。

酷い。あまりにも酷すぎる。。なんでこんなクソみたいな描き方しかできなくなってしまったんですか。。

1041話でオロチを追い詰めた時に、長年潜入していたことでオロチの弱点がわかったことを明かし、(あと何回首を切れば息絶えるのかはわからないが、とりあえず)復讐を開始しようとするも、攻撃の途中で釘が取れてしまい、オロチが変身して襲いかかってきたところを、間一髪傳ジローが駆けつけて最後の一斬りでとどめを指す、という描き方でよかったじゃないですか。

あるいはオロチの弱点を知らず、トドメを刺したつもりが復活して逆襲されそうになり、「なぜ、確かに首を切り落としたのに…」と狼狽える日和に対して、オロチが自分の能力の秘密を明かし、日和を殺そうとするところ、傳ジローが駆けつけて最後の一斬りでトドメを指す、という描き方にすればよかった。

長々と無意味なセリフの応酬を描き、なぜか攻撃しようとしない不自然すぎる茶番を描き、オロチがなぜ何度も蘇るのかの理由も明かさずにしつこく復活させるなんて描き方、退屈すぎると思いませんか?

いや、もっと率直に、漫画の描き方として下手くそすぎると思いませんか?

こんなの尾田先生の描き方じゃないよ。。

日和はゾロに添い寝をした時から気色悪くて大嫌いでしたが、オロチとのやりとりを見て、モモの助と同レベルで意思も覚悟もない、存在価値のないクソキャラ認定となりました。

1047話と変わらない「引き」

で、1048話のラストシーンがこちらです。

前回振り上げた拳を振り下ろしただけ。振り切るまでは至らず、前回とほぼ同じ引きで終了。

構図も全く同じです。

まぁ相手は四皇・カイドウさんなんでね、1話の単発攻撃で倒してしてしまっては読者が納得しないだろう(批判がくるだろう)と恐れたんでしょう。

極大パンチを2話かけて放たせれば、(これまでにない)「特別」な演出になりますからね。

もはや絵や内容で特別感を出すことができないので、話数と尺で特別感を出すしかできなくなったのだと思います。

いくら「内容のない引き伸ばしだ」と批判されようと、「一発のパンチに2話かける」ことが「四皇を倒せる理由付け」として重要だったのでしょう。

まとめ

今話も登場人物全員が意思を持たない作者の「人形」と化していて、誰にも感情移入できませんでした。

こんな中身のないエピソードを、一体何話続けるつもりなんでしょうか。。

とてもプロの編集者がついた、世界一売れている漫画とは思えないクオリティです。

1049話で決着はつくのでしょうか?

話数調整している1050話に何を持ってくるつもりなのかによりますが、もし1050話で新たな展開を描くつもりなら、1049話で決着がつくでしょうし、1050話で決着をつけるつもりなら、1049話も引き伸ばしで終わるでしょう。

1049話が楽しみですね。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
1 年 前

炎の能力者多すぎ問題については、さすがに何か考えがあるんじゃないかって僕は睨んでます。不自然に多すぎますもんね。
炎はワンピ世界ではなんらかの特別な意味を持ってるんじゃないでしょうか。
多分ワンピ世界の謎が明かされるにつれて炎が特別な意味を持つ理由、炎の能力を使えるキャラが異様に多い理由、そしてそんな特別な炎の能力を備えるメラメラの実の特別性、そのメラメラを使用していたエースの特別性…みたいな感じで連鎖的に重要性が明らかにされるのではないか…って僕は根拠のない妄想をしてますw

ここまで重要じゃなくても、何かしらほんの少しでも理由はあると思うんですけどね。ただ単に炎の能力かっこいいからみんな使えるようにしたってだけなら残念です。

だいぼう
だいぼう
1 年 前

なべおつさん、こんにちは。初めてコメントさせていただきます。この回は過去のやきまわしで無駄におでん死後の各大名への襲撃を描いてましたが既視感しかありませんでした。ゾロ似のおさむらいさんたちが大名だったことが確定したくらいですかね、新情報は。
こんなくそ回なのに考察YouTuberさんたちは特に批判することもなく画がすごいだ、提灯のメッセージがグッとくるだと絶賛の嵐でいくら仕事とはいえ、提灯記事ならぬ提灯動画をあげてる始末に辟易としていましたので、なべおつさんの記事をみてようやくすっきりできました。
今後の記事も楽しみにしてます。

匿名
匿名
1 年 前

いつもこちら楽しみに読ませて頂いてます。
(本当はつまらない理由を共感して楽しむなんて無い方が良いんですが…)

明確な統計やソースがあるわけではないのですが
昨今の一部の若い方々は想像力の欠如と言うか、行間を読む力が無く
「小説は全部文字で説明してくれてるから分かりやすい(漫画やアニメは説明が少なくて分かりにくい)」
といった声まで耳にすることがあり

読む気が失せるほどモブにまでダラダラと喋らせる文字による説明描写は
「少年漫画(現代の若い子供向け)」として何を勘違いしたのか
そういう馬鹿向けに舵を切ったのかな…なんてちょっと考えたりもしました

まぁそういう「方向転換」では納得できない劣化がすごすぎるんですけどね
説明セリフの増加を許容したとしても
もっと自然なタイミングや言い方で言わせる事ができるでしょうし
そもそも本記事にもあるモモや日和なんていくら説明されても「?」しか浮かばない行動してますし…

匿名
匿名
1 年 前

いつも楽しく読ませていただいております。
本当にモモの助の無理でござるはやめてほしいですな。
決してモモの助というキャラクターが嫌いとかではないのです。
うまく言えないのですが、無理でござる→がんばるぞー→無理でござるのループがまるで穴を掘っては埋める罰を受けさせられているようで、いたたまれなさを感じます。
しかも、それによって読者から嫌われていってる感じが余計にかわいそう。
ストーリー的にもそんなに「無理でござる」する必要ないだろうに。。。
困難を乗り越える描写をしたら、すぐに無理でござるさせないでほしい。
すぐに無理でござるさせるなら、乗り越える描写しないでほしい。
尾田先生はモモの助嫌いなのかな。
弱音を吐かせるのはいいのでせめて無理でござる以外の言葉を使ってほしいと思う今日この頃です。

匿名
匿名
1 年 前

このブログ、本当に尾田さんや編集者に読んでもらいたいです。共感しかないです。
次回の記事も楽しみにしております。

ウワジマ
ウワジマ
1 年 前

もはやワンピ本編よりなべおつさんのブログを毎週楽しみになってますww
それにしてもドン・クリークを剣山ごとぶん殴った描写は迫力がありますね。
思い出補正ではなく過去のワンピースは本当に素晴らしい作品だったな、と実感しています。

なべおつさんが可能であるならば、東の海編やアラバスタ編のレビュー記事も見てみたいです!

匿名
匿名
1 年 前

クリーク戦のルフィかっこいいですよね。今のルフィはもうこんな表情できないんだろうなぁ…
昔のルフィのほうが好きだった。昔はバカだけど実は裏でちゃんと考えてたり、結構物事に対してドライでしたよね。今のルフィはルフィというよりルヒーって感じ

匿名
匿名
1 年 前

1046話
😁ー👊⚡………………🐲
1047話
😁ーー👊………………🐲
1048話
😡ーーーー👊🔥……🐲

来週はどうなるんでしょうね…

匿名
匿名
1 年 前

こんにちは、いつも共感しながら読ませて頂いてます。今回も、そうそう!と頷きながら読みました。

私は、ルフィの”奈落のどん底まで叩き落とす”って台詞にも違和感がありました。

ルフィって、うるせェ!ブッ飛ばす!で突き進んできたイメージなんですが、急に”奈落”とか”どん底”とか言い出して、語感もキレも悪いし、ルフィに合ってない。ブッ飛ばすから爽快なのであって、叩き落とすって…ハエかよ。

しかも、一般的に”奈落に落とされる”って内面的な表現で、絶望した時に使う言葉ですよね。ルフィがカイドウを”絶望させてやる”って何?もう何が何だか。
少し考えてから、竜の姿で空を飛び、自身より格上であるカイドウを、地に引き摺り下ろすどころか奈落まで叩き落としてやる!って意味かなと思ったのですが、だとしたら、何故なんの脈絡もなく急にそんな気の利いた?啖呵を切ったのか謎。カイドウが上から目線でお説教していたとかならともかく。。

なんなら、溶けてたまるか!も要らない。奈落がどうとか習ったとか余計なこと言わないで、”じゃあ触らず殴ってやる!”で良かったんじゃないかと。。ルフィがその手段を持っていることは、ジジーに習った場面が絵で挿入されてるわけだから、十分伝わると思います。

もう一言一句すべてがいちいち引っかかって、全然気持ちよく読み進められない。喋らないで戦ってくれとさえ思ってしまいました。
本誌読むたびにイライラして、ここで共感して、私もそう思った!そう!そう!とストレス解消しています笑。
嬉しさやワクワクに共感して楽しめるようになったらいいのになと思いつつ、もう無理なのかしらと半分諦めている今日この頃です。

匿名
匿名
1 年 前

時と共に考え方も変化していくものとはいえ
尾田先生の場合はインタビューのたびに(まぁ自信家である、と言う点は変わらないが)言う事がコロコロ変わるから信用は出来ない

カイドウを初めて出した際も、こんなのどうやって倒せばいいか自分でも分からない、ルフィと共に考えていくとか言ってたけど………それってつまりノープランなんですよね???
それでよく「今後どんどん面白くなる」、「構想を削って本当に面白いネタしか残ってない」とか言えるよな
お前先のこと何も見えてないじゃないの。むしろ現在というか現実が見れてないじゃないの

無駄な場面の転換やダメージが入ってるかも分からないプロレスをダラダラと続けて、これが削った後だって言うのなら、むしろ削らなかったらどうなってたのよコレ
連載終了まで何十年かかるんや

匿名
匿名
1 年 前

お疲れ様です。全コマ全セリフいらない、の一言で片付きそうな勢いの話だったのでもしかして更新されないんじゃないかと。
回想が一番要らなかったですね。。やるなら日和と傳ジロー視点のオロチ憎しな回想を入れるべきですよね。傳ジローがオロチを討つノルマ達成くらいにしか感じませんでした。というか記事を読んであれ?今週オロチ倒したんだっけ?と思ったくらい印象薄かったです。
描きたいキャラを全部描くつもりなんでしょうが結果すべての描写が浅くなっていて残念です。

匿名
匿名
1 年 前

いつも楽しく拝見させていただいてます。
途中で挿入されたドン・クリーク戦の画像と今の画像と見比べて本当に劣化したんだなぁと思います。
GL前半のあの頃は面白くて何度も読み返してましたが、後半になってから読むのが苦痛になって全く読み返す事も無くなり本誌はもう読んでません。
なべおつさんの記事で現状を知るぐらいです。
長寿漫画のこち亀はよく100巻までは面白かったとよくネタにされますが、ワンピースはどの巻まで面白かったってネタにされるんですかねぇ。

次回の更新も楽しみにしています。

匿名
匿名
1 年 前

お疲れ様です。やっぱりワノ国は扱いきれないのにキャラを増やしすぎたのがまずかったと思いますね…なべおつさんはワンピース以外に今ジャンプで読んでいる作品はありますか?

匿名
匿名
1 年 前

雷持つかパンチの違いなだけで引きの構図は3週連続で同じですね
今週はセリフ読まずにサラッと見たんですが全く話が進んでないことはわかりました…
キリ番だけちゃんと読むことにしますw

あと余談ですけどいつだかのSBSで尾田さんが、
ルフィは心の声の描写を描かない(思ったことは全て口に出す)ことを意識してるって見たんですけど、
全キャラその設定に引っ張られてる気がしてます…

匿名
匿名
1 年 前

的確すぎる
編集やってもらいたい

匿名
匿名
1 年 前

お疲れ様です、良くなるどころかどんどん酷くなっていってますね。
6ぺージも使った何の意味も無い回想にビックリしました。
傳ジローのシーンも仰る通りで、画力も落ちてるので迫力も無く、通りすがりの侍が何の思い入れも無くオロチを適当に斬っている様にすら見えました。
無理だと騒ぐモモの助、都の様子、ルフィがカイドウに効きもしない必殺技を打って次週へ。
数週間ずっと同じ事をしてるみたいです、尾田さんが心配です。

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