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【ワンピース】1045話「NEXT LEVEL」がクソつまらない理由

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4/18に投げ銭下さったTATSUKIさん、ありがとうございます!!

1045話の感想はというと、

「だめだこりゃ…」

の一言です。

もうダメですねワンピース。。

考えうる最悪の方向に突き進んでいます。

1044話で何でもありの後付け設定が追加され、“ギア5”となったルフィ。

1045話でどのような戦いを見せてくれるのか。「ゴムゴムの実」の覚醒やニカに関する新情報はあるのか。

前回の酷評を覆してくれるような、あるいは多少なり払拭してくれるような予想外の展開はあるのか。

読んでみて、絶句です。

この展開を面白いと受け入れている人たちは、今までワンピースの何を面白いと思って読んできたんでしょうか。。不思議でなりません。

初期からこの調子で描いてたら、10週打切り確実でしょう。

作者自らが、ファンや信者、考察者、そして編集者をもバカにするつもりで描いているようにしか思えない。

これまで丁寧に描かれてきた「ワンピース」の世界を、なぜこんな形で破壊してしまうのでしょうか。。

セリフが不自然の極みへ

カイドウ

もうね、1コマ目、1つ目の吹き出しから終わってます。

最初のセリフが「ゼェ…ゼェ…」って、そんな「説明」読ませるなって話です。

吹き出しの形を見るにカイドウのセリフだと思いますが、こうして文字で疲弊していること、ダメージが蓄積していることを「説明」しているのがひたすらダサい。

で、ルフィの変貌具合を見たカイドウは、次のように言います。

「“超人系”の『覚醒』とみて…良さそうだな」
「──だが少し妙だ」
「そういう『変身』は動物系の専売特許だろ!!!」

このセリフの違和感がすごい。

「カイドウは(ゴムゴムの実の秘密を知らないので)まだ“超人系”だと思っているけど、(洞察力に優れているから)その違和感(“動物系”の可能性)に気づいているんです」と「説明」しているように見えるんですよね。

だって、ルフィの「変身」って全然これまでの“動物系”の変身と違うじゃないですか。

この変身を見て「動物系の変身だ」って思いますか?

体型だって変わってないし、この変貌具合を見て、なぜ「動物系」の変身だと思うのでしょうか。

「人型」「人獣型」「獣型」のどの変身だというんでしょうか?

「なんだその変身は…!! いったい何が起きた…!!?」と疑問を持つほうが自然ではないでしょうか。

というより、ルフィにジョイボーイを重ねて、「お前もジョイボーイにはなれなかったか」なんて言ってたんだから、完全に死んじまったと思ってたルフィが変貌を遂げて復活してきたら、ジョイボーイの可能性がまず頭をよぎりませんか?

「“動物系”の変身」と捉えるより、そっちのほうがよっぽど自然な想像だと思うのです。

ジョイボーイの設定を謎のままにしつつ、「カイドウが違和感を抱いている」「何かあると気づき始めている」と、むりやり「説明」しているようにしか見えません。

だから違和感がすごい。もっとキャラクターたちに、自分の言葉で、自然な会話をさせてくださいよ。。

「そういう『変身』」の「そういう」に黒点が打たれているので、もしかしたら「動物系」には覚醒した場合のみ現れる新たな変形の「型」があって、カイドウはそれを知っている、ということなのかもしれません。そして今後それが明かされると。

だとしても100%後付けの蛇足設定ですし、もうクライマックスだというのに、この期に及んでまだそういう匂わせで設定を追加してくるのだとしたら辟易してしまいます。

そんな奥の手があって、もしカイドウがそれを身につけているとしたら、まだルフィvsカイドウの戦闘は続くことになるわけですから。いつになったら終わりが見えるんですかワノ国。。

モモの助

モモの助が、ルフィの“声”について外野から実況するだけのモブキャラと化しました。

いちいち“声”によってルフィの生存や残りライフを伝えようとする描写がしつこい。

セリフも壊滅的に不自然で、違和感しかありません。

ヤマト:「アレだれ〜〜〜!?」

モモの助:「え──!? なぜアレからルフィの“声”が!?」

ヤマト:「ルフィなの!?」

もうダメだこれ。。

もうほんとダメだ。。

プロの漫画家とは思えないセリフセンス。。

こんなセリフしか書けなくなってしまった尾田先生もやばいし、これをOKしてしまう編集者もやばい。お前ほんと何やってんだよ…仕事してくれよ。。

  • セリフとして不自然(こんなリアクションをする人間はこの世に存在しないレベル)
  • 空気の読めないギャグリアクション
  • 「○○〜!?」「え─!?」とうるさい
  • 「○○!?」と質問形式の独り言
  • 言葉の重複

すべての駄文要素を詰め込んだようなクソみたいなセリフです。

ヤマト:「な、なんだあの巨人は!!!」

モモの助:「ルフィだ…!! ルフィの声が聞こえるでござる…!!」

(ヤマト:「あれがルフィ!!? 一体何があったんだ…!!」

くらいが普通の、自然なセリフではないでしょうか。(最後のヤマトのセリフはなくてもOK)

「アレだれ〜〜〜!?」なんて雑なセリフや、「なぜアレからルフィの“声が”!?」なんて不自然なセリフ、いらないんですよ。

ヤマト

「うわァ!! “熱息”をまともに!!」って「説明」してるんですけど、お前ルフィがすでに何回まともに食らってノーダメージだったと思ってんだよ。

今更そんな意味のない「ピンチ感演出」の説明いらないんだよ。

ヤマトはルフィがこれまで“熱息”を喰らったところを見ていないから、驚いて当然だって?

そんなどうでもいい整合性いらないんだよ。

読者は効かないってわかってるんだから、ヤマトのリアクション自体描く必要がないんだよ。

ギア5の戦闘について

「覚醒」によって、更なる“腕力”と“自由”を得たルフィ。

どんな戦闘を見せてくれるのかと思いきや、完全にトムとジェリーオマージュの幼児向けギャグバトル漫画となってしまいました。

ゴムゴムの風船

カイドウに食べられてから、

体内で動き回り、

「ゴムゴムの風船」で体内から膨張させる。

“ギア5”について、まだ詳しい説明がなされていないのでよくわかりませんが、これ、ギア5じゃないとできないことですかね…

なぜ「ふわっ!!」と浮き始めるのかもわかりません。ヘリウムにでもなったんか?

その後、

カイドウの目から手を出して、鼻をつかみ、体内から脱出するのですが、この描写も意味がわからない。

なんで目の中から手を出しているのに、眼球が傷つかないのでしょうか。。

また、なんで目から手を出して鼻をつかみ、引っ張ることで脱出しているのに、目からではなく、口から出てくるのでしょうか。。

カイドウは体をすり抜ける蜃気楼にでもなったんですか?

カイドウが「おれの体はゴムじゃねェぞ!!」と言っているので、おそらく「覚醒」によって「ゴムが“他”に影響を与えている」ってことだと思うんですが、それにしてもおかしい。

そもそもゴムだろうと、手が貫通したら眼球は壊れるでしょう。

もうこれで目を潰してしまえばよかったのに。。

“ギア5”に到達し、戦いを楽しみながらも桁違いの破壊力で(これまで描いたことがないくらいグロテスクな描き方で)無双して、カイドウを蹂躙するという狂気性を描いてくれたら、まだ面白くなったのに…。

何をやってのるかもわからず、ダメージを与えてるのかもわからないギャグ描写にしちゃったらもう終わりですよ。。

ちなみに今回の話で気づいたのですが、ここ数話、カイドウが龍になった時の鱗はアシスタントに描かせているようですね。(線が綺麗すぎて)明らかに尾田先生の筆致ではありません。

あまりのめんどくささ(もしくは時間のなさ)に、「キャラクターは全部自分で描く」というポリシーを捨ててしまったようです。別にいいんですけど、線が違いすぎて絵に違和感を抱いてしまう。

ゴムゴムの巨人(ギガント)

正直、この技はインパクトもあって、“ギア5”だからこそ繰り出せる技という感じがするのでカッコいいと思いました。

見開き構図も相まって、インパクトがすごい。

“ギア5”のバトルで最も興奮できるシーンです。(それに対するモモの助のリアクションがクソすぎて雑音になっていますが)

だからこの技でカイドウを踏み潰して、大ダメージを与えるようにしてくれれば多少なり興奮できたはずなんです。

それが攻撃すらしないまま、カイドウに首を噛まれて終わりって…

ほんと、尾田先生は何を描きたいんでしょうか。。

ここ一番の大技を不発に終わらせるって、何のために見開きで描いたんですか?

何のために“ギア5”になったんですか?

このバトルシーンで何を描きたいのか、全く理解できません。

ゴムゴムの縄跳び

この技も“ギア5”だからこその技でいいと思います。巨人化し、腕力が増えたことで、カイドウで縄跳びができるという発想は素晴らしい。

よくまだ新しい技のアイデアが出てくるなと感心します。

でも、これって空中で振り回してるだけで地面に叩きつけているわけではないし、

叩きつける前に“熱息”で反撃されているので、結局ノーダメージですよね?

好き勝手暴れて、圧倒的パワーを見せているように見えて、何の攻撃もできていない。何のダメージも与えられていない。

だからなんの爽快感も得られない。

こんなにつまらない戦闘があるでしょうか。。

空中ダッシュ

これも既視感があるので、ディズニーやトムとジェリーのネタですかね?

空中で足を高速回転させて飛んでいくというのは、(パクリだとしても)面白いアイデアでよいと思います。脚力があればいいので、“ギア5”じゃなくてもできる気もしますけど。

真剣なバトルの中で、こうしたコミカルな動きや、おかしなフォルムで「面白さ」を表すのは全然いいんです。

そうした戦い方で「人々を笑顔にする」というのも全然いい。

しかし、この先が地獄となります。

ギャグ戦闘描写が地獄

腕を回しながらカイドウに近づき、何か技を繰り出そうとするも……おそらくネタ切れだったのでしょう。

技を披露する前にカイドウに「引奈落」で反撃されて、これも不発に終わります。

このシーンの描き方がひどすぎる。

まずカイドウが棍棒を振り下ろす様子を描かず、ルフィが下の階に顔を出した部分だけを描くという手抜き具合。

殴る動作や直撃した部分を描かず、殴られた後の結果だけ描くって戦闘描写が下手すぎませんか? 漫画の描き方としておかしいでしょう。

そして、目と舌がバカみたいに飛び出るギャグリアクション。

これもトムとジェリーオマージュのようですが、これほんとに面白いと思って、笑ってもらえると思って描いてるんですか?

他のキャラのリアクションもひどい。ローやキッドにまでこんなリアクションをさせてしまいます。

信者や考察者さんたちはこのシーンをどう受け取るのか気になって仕方ありません。大笑いして「面白い!!」と好意的に捉えるのでしょうか?

ワンピースの大ファンである私としては、完全にバカにされているようにしか思えません。

これまで丁寧に描いてきたワンピースを、作者自らヤケになって破壊し、踏み躙り、読者の反応を見て面白がりたいようにしか見えないのです。

なぜこんな描き方を許してしまうのでしょうか。。

急に作風を変えるほどのギャグリアクションを採用して、誰も笑えない戦闘を描いて、これまで引っ張ってきた最強の四皇との戦闘をギャグ漫画化してスベり倒して、本当に何がしたいのかわかりません。

普通に「ゴムゴムの実」の覚醒によってできることが増え、強くなった自分が嬉しくて、戦闘が楽しくて、「しししし」といつも通りに笑いながら“ギア5”を披露してくれればよかったじゃないですか。

ニカの意思なんて余計なもんを後付けしたばっかりに、戦闘がギャグ化し、しかも全然面白くないという地獄のエピソードとなってしまいました。

“ギア5”があっさり解ける

“ギア5”が解けた後のルフィの表情も酷すぎる。。

今度は安倍晋三オマージュですか?

カイドウの「誰だ貴様!!!」のツッコミも意味不明です。元のルフィの姿に戻ったんだからわかるだろ。

むしろ“ギア5”で姿が変わったルフィを見た時に「誰だ貴様!!!」と言っとけよ。

安倍顔になったことに対するツッコミなんでしょうが、意味がないし、クソつまらないし、スベりまくってるしで雑音にしかなっていません。

もう違和感だらけ、不自然すぎるセリフの応酬で、プロとして最低限のクオリティにすら達していないと思うのは私だけでしょうか。

不自然シーン

急にペドロの名前を付け足す

直前までワノ国の「飯事情」と「水事情」ばかり気にしていたのに、急に思い出したようにペドロの名前を付け足すルフィ。

お玉やモモ、錦えもんの想いを背負って戦っていることが分かるセリフは、これまでに何度もありましたが、ペドロの想いを請け負っていたことを完全に忘れていたようですね。おまけ扱いで唐突に登場します。

こんな不自然に出すくらいなら、カイドウを倒した後、ミンク族と会話する時に、ペドロの想いにも応えるために戦っていたことがわかる描き方をすればいいのに。

なぜか背中を向けるルフィ

カイドウと相対しながら、再び“ギア5”に変身しようとするルフィ。

しかし変身が完了した途端、なぜか急に背中を向けて隙を見せます。

ヤマトに「危ないルフィ〜〜〜!!!」と言わせて危機感を煽ってますが、なんでお前急に背中向けるんだよ。

カイドウが高速移動して後ろに回ったのでしょうか? その動きがわかるような描き方をされていないので読み取れません。

いずれにせよ、次のこの絵を描きたかったから、カイドウに後ろから攻撃させたわけです。

なんだこれ。

誰だよこいつ。

なんで急にスポンジボブみたいな作風になるんだよ。

これを描くことに何の意味があるのよ。

ルフィは死んでいなかった

こちらのシーンのルフィのセリフ。

「そうら…おれ死にかけらった…」といことなので、ルフィは死んでなかったということになりますね。

1043話でのルフィの死亡判定は何だったのでしょうか。。カイドウは死んだと判断し、周囲の覇気使いもみんな“声”が消えた(=死んだ)と判断した。でも、「死にかけた」だけで死んでなかった笑

もうなんなの。。

ドフラミンゴだけでなく、カイドウも目の前に倒れてる敵を正しく死亡判定できない無能なの?

これで「死」が覚醒の条件だったわけではなく、「瀕死」が条件だった可能性が高くなりました。

これまで何度も瀕死になってるのに覚醒しなかった理由はどのように説明されるんでしょうね。

うん、おそらくされないと思います。もう尾田先生に、その辺りの整合性を取るつもりなどないと思います。

ここまで物語の根幹を破壊してしまってるんですから、今更細かな整合性なんてどうだっていいのでしょう。というか、もはや整合性を取れなくなったから、破壊展開にしたのかもしれませんね。。

ギア5の攻撃に全く意味がない

最後はこちらのシーン。

覇王色の覇気をまとい、カイドウの顔面を貫く強烈なパンチが炸裂!!!

え!!!? 顔面貫通してる!!?

まさかこれで勝負アリ!!!?

“ギア5”ええやん!!!

破壊力抜群やん!!

と思いきいや、

次の一コマで顔面になんらダメージがないことが判明。。

まじで一体何を描いてるの…?

目を貫通しても、顔面を貫通してもノーダメージなんて描写をしたら、もうこれ以上の脅威的・破壊的な戦闘シーンなど描けないでしょう。

このコマで顔面を破壊して、カイドウは顔がないまま戦い続ける(白ひげが顔面半分を失いながら戦った時のように)、くらいのエグい戦いにしてくれれば、ギャグバトルの茶番シーンも、そのエグさを緩和するため、あるいはギャップでよりインパクトを出すためにあえてフザけた、という演出としてまだ許容できたのに。。

最初から最後までずっと茶番でしたとさ。。

話が何も進まない

1045話、一番の問題は話が全く進んでいないことです。

“ギア5”になり、カイドウを一気に圧倒するのかと思いきや、攻撃はほとんどかわされ、当たったかと思いきやダメージがわからない描写ばかり。

カイドウに「まるで絵物語」とか「興味深い“ショー”だった」とか「こんな自由な戦闘見たことがねェ」とか言わせてるので、おそらく「貫通」には「覚醒」の能力が関係しているのでしょう。

この期に及んで“ギア5”の戦闘にまだ「謎」を含ませて、隠し、引き延ばしてくる。

なぜ貫通しているのかを同じ話の中で明かしてくれない。

「ゼェ…ゼェ…」「ハァ…ハァ…」という文字で疲労の蓄積を「説明」するだけで、両者肉体的なダメージは一切描かれない。

ただギャグリアクションを大量に描いただけで、話は何一つ進んでいません。

ここでカイドウの頭部を破壊していたら、「カイドウ死んだ!? ついに決着か!? 次週はどうなるんだ!?」と思えるのに、ダメージを受けた描写がないないから、「また来週も両者ノーダメージの殴り合いギャグバトルが続くのかよ…」と辟易してしまう。

1043話で、「もう一発…!! それでダメならおれの敗けだ…!!!」なんて言って、最後の一発を放とうとしてたくせに、“ギア5”になって更に腕力が増し、自分が「やりたかった事全部できる」ようになったにもかかわらず、なんのダメージも与えられない。

“ギア4”であれだけ追い詰めていた戦闘が、リセットされてまたゼロからのスタートです。

で、最後の締めはまたこのセリフ。

何遍同じことを繰り返すのでしょうか。。

“ギア5”の戦闘描写が必要なのはわかりますが、その「強さ」を描かずに、「(面白くない)面白さ」だけ描いて何がしたいんですか…?

前回と合わせて、“ギア5”の戦闘にもう2話分も使ってるのに、未だに「引き」のセリフが「楽しいなカイドウ」なんです。

ここからまだ楽しむつもりかよ。。

きっと信者や考察者さんたちは、このセリフも1036話の「楽しくなったきた!!」から「楽しいなァ!!!」に変わり、ルフィの進化を描く伏線回収とか喜ぶんでしょう。。

ただ新しい決め台詞が思い浮かばず、話を進める勇気が出ず、同じ展開を繰り返しているだけなのに。。

桁違いの破壊力で圧倒して、顔面や眼球を破壊して大ダメージを負わせ、「楽しいなァ!!! カイドウ!!!」と吐いていたら、その狂気性にゾクっとできたんですけどね。

「最高地点」まで進化したのにほぼ全ての技が不発で、命中してもほぼダメージ与えられていない状況で、一体何が「楽しい」んでしょうか。。

読者全員シラけてて、全然楽しめていないんですけど。。

どこが「人を笑顔にする」“解放の戦士”なんだよ。

みんな冷え切って真顔になってるよ。

まとめ

1045話を読んで、もう私の好きなワンピースが戻ってくることはないな、と諦めの気持ちを抱きました。

なぜなら、私が「新世界編」以降つまらないと思いながらも辛抱強く読み続けてきたのは、尾田先生が「連載初期から決まっている」という「絶対に面白い最終回」に向けて、(広げ切った風呂敷を)どのように収束させていくのかを楽しみにしていたからです。

それまでの過程がどれだけつまらなくても、クライマックスに向かう最終章が面白ければそれでいい。

だから「新世界編」以降、つまらないと思いながらも読み続けてきたわけです。

私の中で分岐点となったのが1043話でした。

1043話を「面白かった」と評価したのは、いよいよ最終章に突き進んで行く、物語の流れが大きく変わる兆しを感じたからです。

「いよいよ初期から構想していた最終章に向けた展開が始まるのでは…!?」とワクワクできたわけです。

しかしその期待は1044話、1045話であっさりと打ち砕かれました。

「ゴムゴムの実」に「ニカ」の意思なんて滑稽な後付け設定を追加して、ギャグ漫画描写を採用し、これまで丁寧に描いてきたワンピースの世界を破壊するという暴挙、愚挙に出た尾田先生。

こんな壊し方をしたら、この流れを受けて描く最終章も影響を受けざるを得ません。

連載初期から決まっている「絶対に面白い最終回」に、いよいよ向かおうとしているこのタイミングで、なぜこれまで描いてきたことをひっくり返すような後付けやおふざけを追加して、物語を破壊してしまうのか。。

なぜ初めから決まってる構想のまま、突き進んでくれないのか。。

長年作品を愛してきた多くの読者は、最終章を心待ちにして(新世界編がどれだけつまらなくても)辛抱強く読み続けてきたというのに…

尾田先生は、四皇戦のクライマックスで、目ん玉が飛び出るようなギャグバトルを描いて、読者を笑わせ、笑顔にしようと、連載初期から考えていたとでも言うのでしょうか?

そんなわけないでしょう。

だって全然面白くないっすもん。

もうここまで破壊されてしまうと、何を言っても無駄なので、今後は私が好きだった「ワンピース」とは別の作品として、整合性など無関係なギャグ漫画として読んでいこうと思います。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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101 Comments
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匿名
匿名
3 ヶ月 前

出来ない奴は文句垂れときなさい
後ろ向きな奴が読む漫画じゃない
あなたは小田先生の読み切り作品や
ワンピース以外の作品は見た事が
ありますか?
織田先生がどんだけ頑張ったか
知っていますか?
尾田先生を馬鹿にできる奴は
少なくとも人前で自分の好きな作品を
馬鹿にする奴ではない。
この糞人間が。
最低でも漫画一話1人で描いてから
文句垂れなさい。
ワンピースは日本の宝です。
あなたは日本の宝に文句垂れる程
偉いのですか?
あなたみたいな人に読まれて
ワンピースが可哀想です。

普通の大工さん
普通の大工さん
3 ヶ月 前

この人が文句言っているのが面白い

ワンピース大好きだけど工夫したい⛏️
ワンピース大好きだけど工夫したい⛏️
4 ヶ月 前

(コメント被ってたらごめんなさい。)
確かに、死にかけからのギア5で復活はちょっと面白みに欠ける気がします。 
あんなに劣勢だったルフィが一気にカイドウを押して行き、カイドウを圧倒する姿にはびっくりしました。
あんなに強い力を持ちながら体力の大幅消費で済むのであれば、ギア5って最強?とも思いましたね。
もし、四皇のシャンクスと戦うとしたら、シャンクスは高確率でルフィに全力を出すように言うと思います。
ここでギア5が出て来てしまうと、シャンクスをも圧倒してしまうのではないか、と思いましたね。

匿名
匿名
6 ヶ月 前

ギア5は好きな形態ではあるんですが、イム様や黒ひげの最終決戦もギア5で戦う場合、今回の戦闘のようになってしまうと思うと心配ですね。
せめて、キリッとカッコよく使いこなせるくらいになれば良いんですけどね。
ペドロの名前を急に出したのは、やはりルフィにとってペドロとの別れは衝撃的なものだったからこそ、言及はしなくてもずっと彼の想いを請け負おうとしてて、カイドウを絶対に倒すという自分への戒めとしてついに言及したということだと思ってます。
不自然な台詞と思いますが、僕はこのタイミングで言及したのに感動しました。

Last edited 6 ヶ月 前 by 匿名
にわか
にわか
11 ヶ月 前

ニカは後付けじゃないけど、確かにもうちょっとかっこいい戦闘シーン描いて欲しかった。モブ邪魔だし進化を描いて欲しかった

匿名
匿名
1 年 前

原作・尾田栄一郎
漫画・岸影様

にすれば、雑さと高尚さが中和されて良い塩梅になるかも

久保建英
久保建英
1 年 前

ゾロかっこいい〜

堂安律
堂安律
1 年 前

ワンピースおもろいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

菊田奏
菊田奏
1 年 前

ルフィかっこいいーーーーギガ5最高ー

匿名。
匿名。
1 年 前

そもそもワノ国へんが…

匿名
匿名
1 年 前

ギア5は賛否両論ありましたよね。ほとんど否だけど

匿名
匿名
1 年 前

つまらない理由を探しながら読む漫画ってそもそも面白くないだろうなぁww

匿名
匿名
1 年 前

長文感想お疲れ様です。
正直、僕もこの荒唐無稽なギア5周りの話について行けず、カイドウ決着前にも関わらず、遂に連載を追いかけるのをやめてしまった口です。
本気で「これは無い」と思いながら言葉で表せなかったモヤモヤをハッキリと言葉にして頂き、凄くスッキリしました。
今公開のFILM RED然り、感覚的には頂上戦争あたり?からワンピースという存在が大きくなりすぎて、人気キャラへの配慮やメディア展開、社会問題への問い掛け等色んな要素に雁字搦めになってしまってる気がします。
この海で一番自由な奴が海賊王だったんじゃないですかね?
途中離脱組は、いつか単行本で読み返しても、継続組ほどの感動は無いでしょうね。
辟易とされるかも知れませんが、ここまできた以上筆者様が完結まで読み続けられる事を願ってます。
(俺達の屍を超えていけ!)

あああああ
あああああ
1 年 前

死ねごみ

匿名
匿名
1 年 前

作者は後付けがヘタクソすぎる。ヘタクソすぎてビビる。

個人的には覇王色等の『色』が出始めてからダメになった。

長期連載漫画だから後付けは仕方ないし盛り上がる後付けや
無理のない読者が『納得できる後付け』はいいと思うのよ。
ただ、この『色』に関しては悪魔の実の存在意義だったり
よく言われる最初のシャンクスの腕食われるシーンだったり
このシーンで覇王色出したらよかったやんってのが多すぎる。
『納得のできない後付け』がひどすぎる。

で、作者は中途半端に辻褄合わせをしようとするから
後付けに後付けを重ねてさらに意味不明な感じに・・・。
シャンクスの腕食われるシーンも後付けするのが確定していると思うんやけど納得のできない後付けにしかならない。

うまくまとめられないなら最初から構想しておくか出さなければよかったのに・・・。
あ、もちろんニカも『納得のできない後付け』です(ニッコリ

『納得できる』という意味では進撃の巨人の方が何倍もすごかったわ。

なべおつさんは『色』に言及してなかったと思うんですが
どう思いますか??
(記事は全て読んだつもりですが、見落としてたらスイマセン)

匿名
匿名
1 年 前

お前が言わんとしてる事も分かるし
最近のワンピースつまらんし
ペドロの下り ビッグマムの時からどうでもよかったけど
記事を見るに ほとんどお前の文句だろ
どうせこの後も読み続けるならくだれねぇ事してんなや

匿名
匿名
1 年 前

ももの助の台詞に関する記述は追記ではなく書き直した方がいい気が…。
ただの難癖になってしまっていてこのブログの方向性に関わる気がします。
基本応援していますので、老婆心ながら

匿名
匿名
2 年 前

私が思っていた感想が正にこのブログに書かれていました。
1045話、酷すぎました。
感想を一言で言うなら最後のルフィのコマの逆で「楽しくねえなァ!!!」って感じです。

ヤマトとモモの助のリアクション、全部不要です。
特にヤマトが描かれてる9コマ中6コマがほぼ同じ「正面で口を開けている」状態なんですよね。
リアクションも構図も同じようなコマが何度も登場して、サブリミナル効果を与えたいのかなと思うほどでした。
絵物語をイメージした戦いを描きたいなら見てるだけの第三者の視点は絶対いらないです。
好きなキャラなのに嫌いになりそうです。

マンガ的に引奈落のシーンは本当に酷い。
ドラゴンボールで例えるなら悟空がかめはめ波を撃つための「かーめーはーめー」のコマだけを描いて次のコマで決着がついてるみたいな。(迫力は全然違いますが)
いや、撃てよ。ぶつけ合うシーンを描けよと思いました。
バトルマンガの面白いところって必殺技同士が本気でぶつかるシーンだと思うのですが、ルフィはふざけるしカイドウも食べるだけ、殴るだけ。
ワンピースはお互いノーダメージの酷い茶番ですね。

そもそも覇王色の覇気纏ってたら触れないという設定だったはずでは?
触れないという設定も気に食わなかったけど、その設定を忘れて普通に当たりまくってるのも気に入らない。
もう本当に整合性とかはないんですね…

ギア5状態はカイドウ戦が終わったら発動できなくなって欲しいと思ってたんですが、今週一回解除して再び発動させる描写を描いてしまったので今後も任意発動できることがほぼ確定になってしまった。
一度だけの奇跡の技とかなら一万歩譲って許せたのですが。
早くカイドウ戦終わってくれないかな…

唯一良かったのはこのブログの存在を知れたことです。
今後もなべおつさんの感想を楽しみにしております。

匿名
匿名
2 年 前

主さんがワンピースを読み続けている理由ってなんですか?
クソつまらなくなった漫画を10年以上追い続けて、購入までしてるのってどういう感情なんだろうって疑問に思いました。
僕はクソみたいな演出が多いけど面白い場面もまぁまぁあるから読んでるって感じです。
昔好きな作品だったから、という愛着からですか?

匿名
匿名
2 年 前

1044・1045話と賛否両論でしたね~
感想動画や感想ツイート見てると、賛の人は尾田先生の手腕や伏線回収すげーーーっていう作者への感想が多く、否の人はルフィに対する裏切られた感と感情移入のできなさで否定的になってる感じがしましたね~

匿名
匿名
2 年 前

1044話から改善(できる)点がない程明後日の方向に飛んでいきましたね。夢なら覚めてほしいです。
たまに批判コメントを見ますが、どれもワンピースをちゃんと読んでいないかこのブログをちゃんと読んでいないかのどちらかですよね。
もちろん好きな作品を楽しみたいと思うのは当然ですし我々アンチはそういった方々に水を差しているかもしれませんが、原作を楽しみたいだけなら批評ブログなんて見なければいいし、逆にもしブログに対する批判コメントを残したいのであれば「『新世界編』以降つまらない理由」から全記事全文読むべきです。
私は毎回読ませて頂いておりますが、2年後のワンピースの劣化具合なんて読めば誰でもすぐに分かる(筈な)のに毎回的確に分かりやすく指摘されているブログ主には敬意を表したいです。
特に「『再会を果たした時、一味のメンバーがそれぞれに対してどんな言葉をかけ、どのようにお互いの2年間を振り返るのか(特に初期メンバーのゾロ・ナミ・ウソップ・サンジは、エースを亡くしたルフィに対してどのような言葉をかけるのか)』が描かれていない」というブログ主の指摘が2年後の全てを物語っていると思います。一時の遊び心によって一味のキャラデザを変えてしまい、二年前のエピソードを全てリセットし、本来の海洋冒険ロマンというテーマを逸脱し、考察者に後付け伏線もどきを、キャラ目当てのファンに無駄個性による萌えを提供して外野の盛り上がりを生み出すことを優先させる。その推進力のまま長期の休載もなく軌道修正する暇もなかった結果が今のワンピース。そういうことですよね。
悪いものを悪いと評価し発信することは(原作に影響を及ぼすかどうかに関わらず)大事なことだと思います。でなければ公式の煽りやら読者同士の盛り上がりによる見かけ倒しの熱気や同調圧力に呑まれ、ノせられているだけの好評価が総意のように扱われてしまいますから。
一つ思ったのですが世界会議編の執筆予定はないのでしょうか。もしあればいつでもいいのでupして下さると嬉しいです。以前予告のあった懸賞金編等も楽しみにお待ちしております。
長文失礼致しました。
これからも応援しています!

  
  
2 年 前

>カッコいいと思いました

まずここが間違ってるこの人
そもそもこの作者はルフィにかっこよさなんて求めてない
ギア2とかいう真面目なだけで面白みの無いテンプレ無個性強化スタイルの
劣化界王拳に関しては珍しくかっこよさを追求したようだけど
それ以外のギアスタイルは全部ふざけてるスタイルが基本
要はこの作者は主人公を徹底的にふざけさせて作中で遊ばせたいという事
その路線は今までのバトル漫画のテンプレ主人公からの脱却と言う意味で
とても意義があるし成功してると思う、真面目なだけの劣化悟空は不要
もし仮にこのサイト主の言うような真面目に戦うだけの無個性テンプレスタイルなら
おそらくここまで人気は出なかっただろうしもっと早く打ち切られてたと思う
読者としてもDBの二番煎じにしか成らないのなら見たくはないし正解だった
まぁここまで長々と追ってきて自分の好みの範疇から大きく作風が外れたのは
普通に同情する、それはきつい
個人的にはもうこの作品の読者からは足を洗う事をお勧めする
あなたがどれだけ非難しようとももうこの路線は変わらない
自分の好みから外れただけなのを作品の質の劣化に話を摩り替えて
最終回までずーーっと愚痴吐いてストレス溜めながら読むよりも
別の好きな作品に出会ってそっちでストレス無く作品を楽しめる方が
よほど有意義だと思うので
私は真面目なだけの主人公大嫌い且つふざけまくった能力大好きなので
あなたの分まで今後も楽しませてもらいます

沖
2 年 前

本当にくだらない漫画に成り下がりましたね。最早終わっていた漫画でしたけど。
私の20年間の月日を返して頂きたい。

匿名
匿名
2 年 前

コロコロコミックみたいで読んでてこっちが恥ずかしくなる…
そもそもONEPIECEという作品自体、戦闘描写におけるリアリティラインが曖昧(どこまでダメージを受ければ死ぬのか等が不明)でしたが、今回はその極地でしたね。
攻撃を喰らわない方がいいのか、食らったらダメージを受けるのか、さっぱり分からないので緊張感の生まれようがないです

匿名
匿名
2 年 前

目玉飛び出すリアクションはふざけるなと思いました。ローやキッドは上向いてないですよね…?目玉無理やりで、読者バカにしてるのかとなりました。

和の国編は漫画が下手くそです。このブログでも取り上げているように、コマやセリフが多かったり、一貫性のないキャラクター、ブサイクキャラだったり…。新世界へ入ってから顕著でしたが、和の国に入って一層酷くなりました。

ジャンプ看板を務めていたナルトやブリーチが終盤は掲載順位は下がりました。今のワンピースが上にいることが不思議です。話進むのが遅いなどの批判はナルトやブリーチにもありました。しかし今のワンピースのように読みにくい、セリフ多すぎ、キャラがブサイクなどの批判はほぼ無かったです。

尾田先生は考察ブロガーやYouTuberにネタを与えて快感を得ているだけではないかと最近思っています。長々とすみません。

匿名
匿名
2 年 前

ワンピについての知識が薄い自分ですが、そんな自分でも酷すぎると感じる展開ですね…なんだこれは…
今回はとくに読んでて気持ち良さが無いというか…カタルシスゼロというか…
詳しいあらすじはエニエスロビーあたりまでしか知らず、新世界編からは妙に不評と噂で聞いてはいましたが想像以上でした。

これほど中身のある感想・批評を見れるのは貴重だし面白いです!ご自身の負担にならない程度に、これからも応援してますね

匿名
匿名
2 年 前

レビューお疲れ様です、今週は本当に酷かったですね。
ツイッターでボーボボみたいだと意見が多くありましたが、ボーボボはちゃんと真面目にバカとギャグやってて面白かったので澤井先生に失礼かなと思いました。
せっかくギア5になったのに覚醒したのに、技を決める前にカイドウにやり返されるモヤモヤ感。
ジャンプフェスタで上手く描けるといいなと言っていたのはこの寒いギャグ演出なんでしょうかね、それともこの後の展開なのか。
来週の忖度の無い感想も楽しみにしてます(笑)

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