新世界編〜ワノ国前半がつまらない理由はコチラ

【ワンピース】1044話「解放の戦士」がつまらない理由

前回、「新世界編」以降初めてと言ってほど久しぶりに「面白い」と評価した1043話。

それは、

  • 雑音や違和感のあるセリフが減り、(私が面白いと思っていた頃のワンピースのように)“間”を描くようになってくれた
  • (ようやく)物語が大きく動き出し、この先の展開がどうなるのか読めず、ワクワクできた

という2つの理由からでした。

この先、これまで示されてきた謎や伏線が鮮やかに一つにつながるような、読者の予想を裏切る壮大な展開が描かれることを期待し、1044話を楽しみにしていたのですが…

結論は「がっかり」の一言。。

上記2点を、どちらも悪い意味で裏切られる内容だったためです。

前回、この先、“ゴムゴムの実”や麦わら帽子、ジョイボーイやニカの秘密が明かされたとき、「完璧な筋書きだ」と感じるか「さすがに無理筋で感情移入できない」と思うのかはわかりませんと書きましたが、残念ながら「完璧な筋書きだ」とは到底思えない、「さすがに無理筋で感情移入できない」展開となってしまいました。

25年間のストーリーやルフィへの愛着を破壊するだけの、後付け丸出し「なんでもあり」のちゃぶ台ひっくり返し展開。

もちろんまだ全てが明かされたわけでも、説明されたわけでもないので、結論を下すのは早計かもしれません。

でももう、ここまで破壊されてしまうと、私が面白いと思っていたワンピースが戻ってくることは期待できそうにありません。。

その上、「雑音や違和感のあるセリフ」も元通り大量に描かれるシマツです。

前回は「編集者が変わったのでは?」と思うほどセリフ周りに変化が見られたため、「今後、面白かった頃のワンピースの描き方に戻ってくれるかもしれない…!!」と期待していたのですが、わずか1話で元通り。また雑音まみれの描き方に戻ってしまいました。

今回は、なぜ1044話の展開を「無理筋」な「後付け」だと感じたかについて解説します。

25年間の物語を破壊する驚愕の「後付け」

1044話では以下のことが明かされました。

  • 超人系「ゴムゴムの実」には、もう一つの名前があり、それは動物系「ヒトヒトの実」幻獣種 モデル“ニカ”だった。
  • ニカは“太陽の神”と呼ばれ、体はゴムそのものの性質を持ち、空想のままに戦い、人々を笑顔にした“解放の戦士”である。
  • ゴムゴムの実が「覚醒」すると、ゴムの体に更なる“腕力”と“自由”を与える。
  • 「世界で最もふざけた能力」と言われている。
  • 動物系の「悪魔の実」には意思が宿り、800年もの間、世界政府から逃げている(様である)

なんという壮大な後付け。

もはや後付けであることを隠すつもりがないぐらい、清々しいほど大量に新設定を追加してきました。

つまりルフィは、超人系の“ゴムゴムの実”を食べたから「ゴム人間」になったのではなく、ゴムの体を持つ「ニカ」という神が宿る“ヒトヒトの実”を食べたから「ゴム人間」になったのです。

なにそれ。

25年間、「ゴムゴムの実」を食べた「ゴム人間」として描いてきたルフィのアイデンティティをひっくり返し、全てを茶番化するようなどうしようもない後付け設定。

そんなこと言い出したら、元々さまざまな能力を持った神がたくさんいて、全部その神たちの意思が宿った「ヒトヒトの実」モデル○○でよかった、ってことになっちゃうじゃないですか。

もしかしたら、今後“悪魔の実”の設定として、そうした歴史が明かされるのかもしれませんが、それも後付けとしか思えません。

だってニカの設定なんて丸々なくたって、「ゴムゴムの実」の「覚醒」だけで事足りるんですもん。

25年もの間、なくても成立してきた設定を今更出してくる時点で、後付け以外の何ものでもありません。実際、「ニカ」という名前はつい最近出てきたばかりです。

最初から決まっていたのであれば、尾田先生ならもっと上手く、反論の余地がない形で伏線を描いているはずです。

これを「初期から考えられていた伏線」とか「尾田先生は25年間読者を騙してきた天才」と評価をしている人は、これまで何を読んできたのでしょうか。

空島の宴シーンについて

「空島」の宴シーンのルフィのシルエットを挙げて、「ニカ」の伏線だと指摘して騒いでいる人がいます。

1つ目は黄金探しの「前夜祭」。

2つ目はエネル撃破後の宴です。

この時のルフィのシルエットがニカに似ていると指摘しているわけですね。

ちなみにニカのシルエットはこちら。

なるほどたしかにそっくりです。

そして今回、覚醒し、ニカの意思が芽生えたルフィのシルエットがこちらです。

こんなもの伏線でもなんでもありません。

おそらくカイドウを倒すための納得できる方法が思いつかず、考え抜いた末、ルフィを「神」にするというアイデアが生まれて、“太陽の神”というワードを出した「空島編」から辻褄合わせに使えるシーンを利用したのでしょう。

つまり過去のエピソードと強引に関連づけて「伏線」に見せているだけであり、最初から計算して描かれたものではないということです。

なぜなら、「覚醒」によって「ニカ」の意思や能力が出てくるというのなら、「覚醒」という言葉すら出ていなかった空島編で、「ニカ」の面影が見えること自体が矛盾しているからです。

この時のルフィは、「覚醒」はおろか「覇気」も「ギア」も習得していないんですよ?

「覚醒」していないから「ニカ」の意思が出てきたことはなかった(だからみんな「ゴムゴムの実」であることを疑いもせずに読んできた)、という体なのに、実は空島の宴の時のみ、「覚醒」していないけど「ニカ」の面影が出てきた、なんてあまりにも都合がよすぎるでしょう。

なぜ空島の宴の時だけ、ニカのシルエットに似たルフィが登場したのでしょうか?

答えは簡単です。

別に「ルフィがニカのシルエットに似た」わけではなく、「ニカのシルエットを考える際に、空島のルフィのシルエットに寄せた」だけだから。

つまり伏線ではなく後付けです。

そう言える理由について説明する前に、まずは「ゴムゴムの実」が覚醒した理由を考えてみましょう。

ルフィvsカイドウの戦闘描写や、覚醒が起きたタイミング、五老星の「過去何百年も“覚醒”することなどなかった」(=覚醒には達成困難な条件がある)というセリフから推察するに、

  • 覇王色の覇気をまとえる(流桜)レベルの実力に達する
  • 強敵との死闘を楽しめる(性格)
  • 瀕死(もしくは死)に陥る
  • 象主が近くにいる

あたりが覚醒のきっかけ候補として考えられます。(「象主が近くにいる」に関しては、まだゾウがワノ国に来た目的が明かされていないため一応入れていますが、おそらく関係ないでしょう)

これらの条件がそろったことでようやく覚醒し、「ニカ」の意思が芽生えたわけです。

一方、空島の宴シーンでは、上記条件は一つも満たされていません。

覇気もギアも習得していないどころか、言葉さえ出てきていない。強敵との死闘の楽しんでる最中でも、瀕死の状態に陥っているわけでもありません。

ただ、キャンプファイヤーの周りを踊っているだけです。

これでなぜ「ニカ」が空島の時点で考えられていた設定だなんて言えるのでしょうか。

もしニカの存在を示唆するために、ニカに似たシルエットを描いたのだとしたら、なぜ唯一このタイミングでのみ現れたのでしょうか?

考えられるとしたら、「ドンドットット」というドラム音です。この音が聞こえることが「ニカ」の意思を呼び覚ますという設定なのだとしたら、

  • 空島ではその音に誘発されて、一時的にルフィの中の「ニカ」の面影が現れた。(とはいえまだ能力を磨き切れていなかったため、覚醒したわけではなかった)

という説明も一応はつきます。

しかし残念ながら、空島では「ドンドットット」というドラム音は文字通り「太鼓を叩く音」として描かれている一方、ワノ国ではルフィの「心臓の音」として描かれています。

つまり「覚醒」したから「ドンドットット」というドラム音(心臓の音)とともに「ニカ」の意思が現れたのであり、太鼓のドラム音によって「ニカ」の意思が現れたわけではないということです。

とすれば、空島の物理的なドラム音とニカは無関係と考えるのが妥当でしょう。

たとえば、覚醒の条件が「瀕死(もしくは死)」と「ドラム音」で、ゾウがそれを知っており、モモの助に伝えてドラム音を鳴らしたことで「ニカ」の意思が目覚めた、という展開だったら、100歩譲ってまだ空島との整合性が取れます。

しかし実際は順番が逆で、「覚醒」したことで心臓の音がドラム音になりました。

これでは整合性の取りようがありません。

まぁ、ニカの心臓の音が「ドンドットット」というドラム音で、空島では「偶然」太鼓の音が同じ音だったため、ルフィの中にあったニカの意思が一時的に目を覚ました、という説明もできるにはできます。

しかしそんな曖昧でいい加減で隙だらけの設定を、空島編を描いていた頃の(全盛期の)尾田先生が描くはずがありません。

もしこの時点でニカや“ゴムゴムの実”の設定(とそれを明かすタイミング)を考えていたのであれば、もっと上手く伏線として入れ込むはずです。初期から考えていたのならなおさらです。

また、この宴シーンをニカの伏線だと言っている人たちは、尾田先生が某テレビ番組で挙げた「ワンピースの好きなシーンベスト3」にこのシーンが含まれてるから、という理由も挙げています。

しかしこの番組の放送は2020年8月24日であり、原作は、第987話「忠臣錦」付近です。つまり赤鞘たちがカイドウに討ち入りしたあたりであり、めちゃめちゃ最近の話です。

当然、この辺りではすでにニカの設定は考えられていたことでしょう。ニカの名前とシルエットが登場したのは1018話ですからね。

だから「もうじき公開する(後付けの)新事実」を「伏線」に見せるために、わざわざテレビで好きなシーンベスト3に挙げて印象付けたのです。

また、エネル撃破後の宴シーンで描かれたルフィのシルエットが、「集中線によって強調されている」ことを挙げて、以前からニカのビジュアルを考えていた理由として指摘する人もいます。

これは単に、ルフィ(青海人)・シャンディア・スカイピアという人種を異にする人々が、紛争を乗り越え、手をつないで踊り楽しむ様子をワイパーが目にしたことを、印象的に描くためにズームアップしているだけでしょう。

集中線を入れたのは、「その中心にいるのが、空島を救い、争いを終結させたルフィである」と強調したかっただけ。「ルフィ=ニカ」を示唆する意図で描かれたものではありません。

もちろん、まだ全てが明かされたわけではないので、この後の「説明」によって(あらかじめ決められていた展開であると)納得できる可能性もゼロではありません。

しかし1044話を読む限り、もう無理でしょうね。というより、尾田先生自身にもはやそんなつもりはないように思います。

尾田先生自身が、後付けであることを隠していない、そう思われても仕方ない(一部の信者だけが「伏線すげェ」と思ってくれればいい)と諦めているように感じます。

ワンピースの人気が下がり続けていることに危機感を覚え、これまでの設定を破壊するくらいのインパクトを出して話題を作らないと、盛り上がりを取り戻せないと踏んだのではないでしょうか。

あるいは、尾田先生自身がもうワンピースを描くことに飽きてしまったのかもしれません。

長年作品を愛し続けてきた「普通のファン」は減るばかりで、新規ファンは増えていかず、盲信的なファンは何を描いても諸手を挙げて賞賛してくれるんですから、そりゃ描くモチベーションも手応えも得られないでしょう。

まぁ、そもそも空島のルフィのシルエットについて尾田先生からは何も説明しておらず、周囲が勝手に騒いでいるだけなので、「そもそも読者が勝手に決めつけているだけで、空島のシルエットはニカとは無関係である」という結論もあり得るでしょう。

「ドンドットット」というドラム音を合わせてるんですから、それはそれで卑怯な弁解とは思いますが。

五老星について

もう一つ、後付けとしか思えない理由として挙げられるのは、五老星のこれまでのルフィに対する評価と対応です。

初めて五老星がルフィについて触れたシーンはこちら。

3つ目の吹き出しに「…….」と長い沈黙があるため、見方によっては、この時点で「ゴムゴムの実」に対する警戒心があったと解釈することも可能です。

しかしその後、頂上戦争が終わり、ルフィがマリンフォードで「16点鐘」したことがニュースとなったタイミングでは、

「ガープの孫」であることや「レイリーとの繋がり」、そして「D」の名に対する警戒心のみがピックアップされています。

もし「ゴムゴムの実」が“神”の名を持つ“悪魔の実”であり、五老星がそれを知っていたのであれば、それを食べたルフィは最初から世界政府にとって要注意人物だったはずです。

たとえ何百年も「覚醒」していない(=ルフィが覚醒することもないと楽観していた)としても、その名前がニュースになり、世界政府を煩わせる存在になっていて、しかも長年追い続けてきた「ゴムゴムの実」を食べているルフィがすぐ近くにいるわけですから、そのまま放置しておくなんて全く筋が通りません。

本来、全勢力を賭けてでも捉えにいくはずではないでしょうか。

「ヒトヒトの実」幻獣種 モデル“ニカ”を食べたルフィが、世界政府の旗を打ち抜いて宣戦布告をし、エニエスロビーを崩壊させ、天竜人を殴り、インペルダウンに潜入してレベル6クラスの囚人達を世に解き放ち、頂上戦争では覇王色の覇気を披露して、ロジャーの右腕であるレイリーと共に「海軍本部」で「16点鐘」したんですよ?

さらに「世界最悪の犯罪者」であるドラゴンの息子という血筋もある。

それらを踏まえて、「全く話題の尽きん男だな」「ガープの孫といえば妙に納得だが」なんて呑気なことを言ってる場合でしょうか?

「厄介なのはいつも“D”だ…」「ここへ来て少々その名が人目に触れすぎている様だな」なんて悠長なことを言ってる場合でしょうか?

もし「ヒトヒトの実」幻獣種 モデル“ニカ”という設定が最初からあったのなら、ルフィの手配書を初めて見た時点で、

「モンキー・D・ルフィ…こいつがあの“ゴムゴムの実”の能力者か…」

とか

「ゴムゴムの実…長年手に入らずにいた伝説の実を、まさかこの小僧が食べていたとは…」

とか

「まさかとは思うが、最悪の事態だけは防がねばならん 全勢力をかけてこの小僧を捕らえるべきだ」

といったセリフが自然と出てくると思いませんか?

「何百年も覚醒していないから、ルフィが覚醒することもないだろうと思っていた」「だからそれについては触れてこなかった」なんて理由だけでは説明がつきません。

これまでは、「ルフィの実力はまだ脅威ではない(四皇や海軍大将含め、世界にはもっと強い化け物がたくさんいる)から、そこまで政府から目の敵にはされてこなかった」と思っていたんです。

(漫画ゆえの主人公補正もあるにせよ)上記のような所業を重ねても全勢力を向けて狙われない、ルフィに対する追跡が甘すぎる理由としては、それで納得できていました。むしろ、これから海を進んで海軍と全面衝突する展開に期待を寄せていたわけです。

しかし、ここに「ゴムゴムの実」が実は「ヒトヒトの実」幻獣種 モデル“ニカ”であり、しかもニカは歴史からその名前を消されるほどの重要人物である、という設定が加わると話はまるっきり変わります。

そこまで重要な実を食べたことを知っている五老星が、ルフィがどれだけ台頭して来てもその危険性について一切触れず、こんな呑気な会話をしてるなんてありえるでしょうか。

「どれだけ無能なんだよ」って話になってしまします。

もしかして、この先「五老星は実は無能だった」と明かして、「伏線回収」ということにするのでしょうか?

いまやってることは、そういうレベルの「伏線回収」の仕方です。

だから後付けにしか見えず、受け入れられない。

もし最初から「ゴムゴムの実」には“太陽の神”であり“解放の戦士”である「ニカ」の意思が宿っている、という設定があったのなら、

  • “悪魔の実”(特にゴムゴムの実とヒトヒトの実)の設定について、もっと意味深に触れておく
  • ルフィが笑ったときの擬音が、ゴムゴムの実を食べて以降「ニカッ」に統一される
  • ローグタウンで処刑されそうになった時の笑顔の擬音だけでも「ニカッ」にしておく
  • 空島の時点で「太陽の神ニカ」という名前と設定とシルエットを明かしておく
  • 五老星がルフィの台頭を知った時点で、“ゴムゴムの実”(の覚醒)に対する懸念を示す

といった、明確で筋の通る伏線を貼っておくべきでした。

「伏線」とはそういうものでしょう。

まぁ、そもそも「ニカ」という名前が「笑い方」からきていると説明されたわけでもないし、ニカの実を食べたからといって笑い方が変わるのもおかしな話なので、笑い方に伏線を求めるのはズレているかもしれません。

しかし最低でも、空島の時点で「太陽の神ニカ」という名前を出すとか、五老星の反応を意味深にしておく、といった伏線は必要でした。

もちろん、後付け自体が悪いとは思いません。前半の海でも、読者が伏線と勘違いているだけで、後付けだった設定はたくさんあるでしょう。

たとえ後付けでも、違和感なく整合性の取れる形で描いてくれれば何の問題もないんです。

でも、明らかに辻褄の合わない、違和感まみれの設定や、「それをやったら何でもありになっちゃうよ」というご都合主義の設定を追加されると、これまで描かれてきたものや、そこへの思い入れが否定されてしまうので、容易に受け入れることができないのです。

1044話の改善点

それでは、最後に1044話のセリフ面での問題点と改善点について解説します。

ルフィのセリフの違和感

冒頭は、ルフィの「どうしたんだ? おれ…」「何で?…まだ立てる」というセリフで始まります。

細かい点ですが、「何で?」がいらない。単純にルフィっぽくないし、セリフとして不自然です。

この後に「敗けたのに」と続くんですが、このセリフも白々しい。

「死んだのに、まだ立てる」のであれば、「何で?」と疑問を持つことはわかりますが、「敗けたのに、まだ立てる」ことに疑問を抱くのは意味がわからない。

敗けたって生きてりゃ別に立てるだろ。お前今まで何度敗けて、その度に立ち上がって来たんだよ。

「死んだのに」と言わせないことで、「ルフィの“声”が聞こえなくなった」と言われていたことの意味を曖昧にし、覚醒の条件を意図的に隠している印象を受けます。

別に隠すのはいいんですけど、もっと自然なセリフでやってほしい。こんな違和感バリバリのセリフだと、作者の意図ばかり目立って、ルフィに感情移入できないのです。

※追記:すみませんこの点は、「敗けたのに」の後に「楽しくなってきた…」が続くので、「敗けたのに 楽しくなってきた…」で一文かもしれません。ただ、いずれにせよ「何で?」というセリフはルフィらしくないと感じます。

ヒョウ五郎のリアクションがいらない

その後、ルフィが意識を取り戻したことに対し、サンジ、キッド、ロー、ヒョウ五郎、マルコの5人が気づきます。

それぞれ1コマずつ使って「気づく」様子を描いているのですが、これがしつこ過ぎてテンポが悪い。

先に読者にルフィが生きていることを伝えているのに、それに対する驚きをこんなにしつこく繰り返す必要などありません。

マルコが気づくのは、近くにいるナミとお玉にもルフィの生存を知らせる上で必要なのはわかりますが、ヒョウ五郎の「え…麦わらの人かい…!?」は明らかに不要です。

次のマルコの「麦わら…!?」とセリフが重複している上、こいつが気づいたかどうかなんで読者にとってはどうでもいい情報です。コマ合わせのために入れられただけにしか見えません。

サンジ:「ルフィ…!?」

キッド:「あ!?」

ロー:「!?」

マルコ:「麦わら…!?」

これだけで十分。というかこれがテンポよく読める適量でしょう。

その後のナミのリアクションがクソすぎるので、ヒョウ五郎を削って、その分でナミのリアクションを丁寧に描くべきでした。

1043話でカイドウ相手にあれだけ啖呵きって「ウソつき!!」「信じない!!」と喚き散らしていたのに、息があると言われて「ルフィ生ぎてんの!!?」と大泣きするのは意味がわからない。

信じてなかったのなら、こんなリアクションになるはずがないのです。

もちろん「信じない」というのはただの強がりで、内心は(本当かもしれないと思いつつ)ルフィが心配で仕方なかったのでしょう。

だから生きてるとわかってホッとして涙が出たもいうよはわかります。

しかしそれを、こんなギャグ調の薄っぺらい涙で描いてしまっては台無しです。心配していたからこそ、無事とわかった時に溢れてくる涙はもっと丁寧に描くべきでしょう。

もっというと、ナミとお玉のセリフも被っているので変えるべきです。なぜ同じセリフを何度も読ませるのか。。完全に二度手間です。

手抜きすぎると言うか、セリフ選びのセンスがなさすぎる。

「ルフィ…!! やっぱり生きてた…!! よかった…」と安心して涙ぐむとか、

「あたりまえよ!! あいつが死ぬわけないじゃない…!!」とルフィの生命力を信じている気の強いセリフを吐かせたほうが、よっぽど自然だしナミらしいと思いませんか。

CP0は「特級エージェント」だった

五老星の会話にもツッコミどころがたくさんあります。

まず「特級エージェントを一人失い」という点。

CP0って(あの弱さで)特級エージェントだったんですね…笑

それなら尚更、1042話でドレークに串刺しにさせたことが失態だったとしか思えない。

あんな描写をしてしまっては、特級エージェントの雑魚さが際立ち、それを失ったことのダメージなど全く感じられないからです。

五老星が駒として使い捨てたようなセリフを吐いていれば、まだ整合性が取れたのに。

「ゴムゴムの実」の後付け設定

同じシーンで、五老星の口から「ゴムゴムの実」に関する後付け設定が明かされます。

これに対するツッコミは、既に指摘した通りですが、一点追加すると、私が一番気になったのは「覚醒」によって与えられる「ニカ」の力です。

この期に及んで(カイドウを倒すために)得られた力が「腕力」って…もう失笑するしかありません。

ルフィに更なる腕力を与えるために、ここまで進捗のない殴り合いの戦いを延々描いて引き伸ばして来たんですか。。

そもそも「腕力」なんて計測可能で鍛えることができるものを、“神”の力に頼る必要ありますか? 筋トレでなんとかしとけって話です。

「雷」の能力を“神”の力と呼ぶのはわかりますが、“腕力”を神の力と表現するなんて、“神”の名折れも甚だしい。

ちなみに、(世界で最も)「ふざけた能力」という設定について批判している人もいましたが、この点については私としては許容できました。

尾田先生は以前より、主人公の悪魔の実を“ゴムゴムの実”にした理由について、どんなにシリアスな戦闘シーンでも「ゴムである」ということでふざけられるから、といった趣旨の発言をしていたからです。

この点は、たとえばvsドフラミンゴでのこちらのシーンが印象的です。

これは私が「ドレスローザ編」で唯一好きと言えるシーンで、尾田先生が描きたいのはこういうことなんだと納得できた部分です。

「ゴムゴムの実」(というふざけた能力)の能力者であるルフィには、どんな強敵との戦いでも、敵から「ふざけるな!!」と言われるような、読者が笑ってしまうような、「緊張と緩和」を入り混ぜた戦いを描きたい。シリアスで重苦しい場面でも、気が抜けるような「笑い」を挟める余地が欲しい。

こうした考えは理解できますし、実際、それは初期の頃からしっかりと描かれて来ました。

それがルフィの個性であり魅力であり、ワンピースの面白さにもつながっていたと感じます。

だからこの設定については受け入れられる。

でもね、それは「ルフィ本人はふざけてないけど、その技や容貌から、周りにはふざけて見られる」という描き方だからよかったんです。だから受け入れられたし、面白がれた。

ルフィ本人がふざけはじめたらもう終わりですよ。ただスベってるだけのサムくてイタいヤツにしかなりません。

それも「ニカ」の意思によって、笑いが止まらないふざけた戦闘になるなんて設定が乗っかったら、もう無茶苦茶。

ルフィのアイデンティティなど関係なく、「ただギャグ漫画のようにふざけた戦闘を描きたかった」という話になってしまいます。

ルフィはもともとふざけてる(と思われる)キャラクターだったのですから、ニカの意思や能力に関係なく、ふざけた戦い方をしてくれればよかった。

覚醒してニカの意思が宿ったことで、笑いが止まらないギャグ漫画主人公になるなんて設定、誰が受け入れられるんでしょうか。。

ニカの設定がまるまる不要なんですよね。。

これさえなければ、まだ物語は崩壊せずに済んだのに。

オロチと日和のやりとりが蛇足すぎる

1044話で最も不要な雑音シーンが、オロチと日和のやりとりです。

もう指摘するのも嫌になるほど、不自然かつ退屈なセリフのオンパレードで、全く心に響きません。

その上、結末が雑すぎて、もはや何を描きたかったのか、これまで描いてきたものは何だったのかわからなくなるレベルです。

こんな無駄なやりとりを描くのなら、ルフィvsカイドウや象主のセリフを描けば、もっと深みが出て読み応えのあるエピソードになっただろうに。

まずはオロチのこちらのセリフ。

この期に及んでこの言い分が通ると思っていることが意味不明です。最後の言い逃れにしても、あまりにもリアリティがなさすぎる。

「ま、待て…小紫!! わしは…カイドウに利用されておったのだ!! 許してくれ…!!」くらいが自然なセリフでしょう。

「おでんはわしも大好きであった…!!」
「よく…考えろ…!?」
「共に逃げようぞ…!!」
「さァ釘を抜いて…」

全部いらない。

これまで描いてきたものは何だったのでしょうか。こんな無意味なセリフ、いまさら描く必要がありますか?

この後、日和はおでんが「約束を守った」ことを長々とオロチに告げ始めます。

日和がしたかったことって、おでんの無念をオロチに「説明」することだったんですか…?

そんなこと、罠にハメた張本人であるオロチが一番わかっているはずなのに、改めて説明し直して何の意味があるのでしょうか。

日和が正体を隠してオロチの近くに潜入した意図や狙い、その時の耐え難い苦痛や恨みなどについて話せばいいのに、読者もオロチも知ってる情報を改めて説明し直すなんて蛇足でしかありません。

おでんと日和の回想シーンのやりとりも酷い。

こんな薄っぺらいやりとりなら、わざわざ回想なんて入れる必要ないんです。

「おれにはお前達がいる!!」(だから悪口を言われても平気)というのは、子供達が生まれてきてくれた(存在してくれている)という意味合いであって、物理的に「いっしょにいる」かどうかの話ではないでしょう。

それを「ほんと!? じゃあずっといっしょにいるね!!」とズレた返しをして、「みんなにわるくちをいわれる父上」に対する心配は一瞬で晴れる。

あまりにも雑すぎて、心を持った人間同士の会話に聞こえません。おでんに「おれにはお前達がいる!!」と言わせたいがために、前後の会話を適当にはめ込んだようにしか見えない。

で、仮面を取って顔を明かし、日和が述べた決め台詞がこれです。

いやいや…散々もったいぶっておいて今更何言ってんの。。

1041話の時点で、おでんの娘だと明かしていて、オロチも気づいていて、何なら既に「日和」って呼ばれてるんですよ?

何を今更、涙ながらに自己紹介してるんですか。

読者にもオロチにもネタバレしきった情報を、引きつけに引きつけた最後の決め台詞でこれみよがしに披露して、一体何がしたいのか。

「口を慎め無礼者!!!」って…あなたの決め台詞それだけでいいんですか…?

口を慎むだけでいいんですか?

これまで描いてきた日和の無念と執念とは一体何だったのでしょうか。。

これに対するオロチのリアクションも酷すぎる。

「ひー!!!」「あわわ!!!」「おい!? よせよ!? 何もするな!!?」と雑魚キャラ丸出しであまりにも薄い。緊張感のかけらもない。

正体は既に知ってるのに、名乗られて急にビビり出すのも意味がわからない。

「復讐など今時流行らぬぞ!! おれを殺しても!! どの道カイドウには勝てぬしな!!」

もう説明しすぎ…みなまで言うなって…

何遍似たような構図で、似たようなセリフで、似たようなやりとりをさせるのか。。これをカットできない編集者は無能としか言いようがありません。

セリフのセンスがなさすぎて、クライマックスシーンが全然締まらない。

で、最終的にオロチは、カン十郎の火前坊に燃やされて終わります。

なんなのこのオチ…。

日和に「オロチは…私の手で殺したいくらいです…!!」なんて意味深に言わせておいて、わざわざ鬼ヶ島に侵入して1人オロチの前に姿を現し、海楼石の釘で動きを封じて、憎しみをぶつけるセリフを吐かせ、「私の手」で殺す絶好の舞台を用意しておいて、最終的に日和には一切手をつけさせずに、勝手に仲間内で自滅するなんて…。

これだけ引っ張っておいて、どんだけしょいぼい締め方してるんですか。。

日和は(既に読者にもオロチもわかっている)正体を明かして、「口を慎め無礼もの!!!」と言っただけですよ?

こんなことで日和の無念は晴らされるのでしょうか?

こんな中途半端な結末で、読者が感情移入できると思いますか?

こんなクソみたいな展開に、丸5ページも使っているというのも衝撃です。そんなに使うなら、オロチと日和の無駄なやりとりをカットして、オロチの最後をもっと丁寧に描いた方が絶対によかったでしょう。

こんな尻すぼみで何も残らない肩透かしのオチ、今まで見たことがありません。

1041話の時に指摘したように、やはりこのやりとりは1つにまとめるべきでした。1041話「小紫」で、オロチの最後まで描いておけばよかった。こんなくだらないオチにするなら尚更です。

無駄なセリフを削れば、全然1つにまとめられるんですから。

ルフィのセリフが説明的すぎて不自然

ルフィが「覚醒」状態の能力について、ご丁寧に説明してくれます。

「おれのやりたかった事全部できる」
「もう少し戦えそうだ」
「心臓の音も面白ェ!!」
「これがおれの最高地点だ…!! これだ…!!!」

なんという不自然極まりない説明台詞…。違和感バリバリの上、セリフのセンスが壊滅的で、まったくルフィのセリフに聞こえません。

まず「おれのやりたかった事」という表現が説明的過ぎて気持ち悪い。

具体的に何を指しているのかわかりませんが、以前から「やりたいけと思っていたけど、今の体ではできない事」があったことになります。それが「腕力」と「自由」が与えられたことで「全部」できるようになったと。

なんで覚醒した直後なのに、やりたかった事が「全部」できると言い切れるのでしょうか。

さっきまで「どうしたんだ? おれ…」「何で?」と戸惑っていたくせに、能力の理解が早過ぎます。

こんな「説明」入れずに、カイドウとの戦闘の中で、その「自由さ」を披露してくれればいいんです。戦闘の中で技を試しながら、能力に対する理解を深めていけばいい。

その上で「なんだこの体…!! おれのやりたかった事全部できる」と言わせればよかった。

「ギア5」の名前をインパクト出して見せたいがために、その特徴(や凄さ)を文字で説明してしまうという愚策。それも不自然すぎてダサすぎる、ルフィらしくないセリフでです。

また「心臓の音も面白ェ!!」と関係ない話を差し込んでくるのも不自然極まりない。このセリフを吐くのなら、冒頭で「どうしたんだ? おれ…何で?…まだ立てる」と疑問を持っていた時でしょう。「どうしたんだ? おれ…何だこの心臓の音…」と最初に触れさせればよかった。

それを「やりたかったこと全部できる」と能力を理解したタイミングで、「心臓の音も面白ェ!!」だなんて…どんなタイミングで補足説明を入れてるんですか。こんな不自然なセリフにOKを出す編集者の気がしれません。

最後の「これがおれの最高地点だ…!! これだ…!!!」については救いようがない。ここまでダサいセリフを見たことがないくらいダサい。

厨二病丸出しの独り言で、「ギア5」という名付けの瞬間を見せてしまう恥ずかしさたるや。

こんなカッコ悪いルフィ、描いて欲しくなかったですよ。。

モブのリアクションがくそ

相変わらずモブの「え〜〜〜〜!!?」というリアクションのせいで緊迫感が台無しです。

死んだはずのルフィが息を吹き返し、カイドウを鷲掴みにしてきたら、「うわあぁぁぁ!!!」「なんだあのバカでかい手は!!!」といったセリフが出るのが自然ではないでしょうか。

「え〜〜〜〜!!?」なんてワンパターンのギャグリアクション、本当に雑音でしかないんですよ。

チョッパーのリアクションがくそ

ナミ同様、たぬきのリアクションが相変わらずクソです。

1043話ではカイドウの言葉を即信じて「ルフィがやられちまった〜〜〜!!!」と号泣してたくせに、今度はルフィの手を見ただけすぐ生存判断して泣き叫ぶ。

お前本当に医者なのか?

もう記号的に一喜一憂リアクションをさせるだけの獣に成り下がってしまい、心が通っているように全く見えません。

なぜか急にギャグバトルに

ギア5になってから、なぜか戦闘描写が急にディズニーや藤子・F・不二雄作品タッチの、ギャグ漫画調になります。

引っ張り上げられるだけでカイドウの目が置いていかれ、

ぐるぐる回されるだけで、目が置いていかれる。

たとえニカがギャグ漫画のようなキャラで、「ゴムゴムの実」が「ふざけた能力」だったとしても、こんなおふざけは必要がない。

ほんと、尾田先生はもうこれまでのワンピースを破壊することしか考えてないみたいですね。。

カイドウのセリフが不自然

ルフィが生きていたと知ったカイドウのセリフも違和感バリバリです。

死亡認定していたルフィが姿を変えて登場したのに、なぜ「生きていたこと」と「その変貌具合」にまず驚かないのでしょうか。

「誰だ貴様は…!!」とか「なんだその姿は…!!」とか「完全に心臓は止まっていたはず…なぜ生きている!!」といった疑問がまず出てきませんか?

カイドウが死亡判定を誤ったことに、何ら驚きを見せずに普通に受け入れているのが不自然で仕方ない。

またこれより前にルフィが敗北した時は、「お前もジョイボーイにはなれなかったか」なんて言ってたんだから、死んだはずのルフィが姿を変えて登場したら、普通ジョイボーイについても触れるでしょう。

「まさか…!! お前…!!」のように(ジョイボーイの名前まで出さなくても)驚きのリアクションをするはずです。

第一声が「生きてたか…!! ありがとよ」って笑

何のお礼やねん。

「死んだ」と認定した相手が生きていたときに、驚きや疑問ではなく、「お礼」が最初に出てきますかね。。まだ「よかった」とか「安心した」ならわかりますけど。

※追記:1049話で、カイドウにとってのジョイボーイは、「この先自分を倒す男」を意味していたことが判明しました。なので「まさか…!! お前…!!」というセリフではおかしいですね。この場面では、ジョイボーイについては触れずで問題ありませんでした。とはいえ、「生きてたか…!! ありがとよ」がおかしいのは変わりませんが。

もう一つ、ラストシーンでは「さっきは邪魔が入って悪かったな…アレで終わりにはしたくなかった」というセリフを吐くのですが、これも不自然すぎて、尾田先生に言わされてる感満載です。

「ありがとよ」も、このコマのセリフも、要は「CP0に戦いを邪魔されたことで悔いが残っていた」ことを表現しているんですが、2コマに分けて同じことを伝えようとするのがしつこくて描き方が下手すぎる。

作者が「悔い」の側面に引っ張られすぎていて、全くカイドウの感情に入りきれていません。

まず1つ目で「驚きと疑問」を描き、その上で2つ目で「感謝もしくは謝罪」を描くべきではないでしょうか。

オロチと日和の蛇足シーンに5ページも使うなら、カイドウとルフィのやりとりをもっと丁寧に描くべきでしょう。

ルフィのリアクションがくそ

さて、「ふざけた」能力者となったルフィは、「アハハハハ!!」と笑いながら戦いますが、カイドウの“熱息”が目の前に来ていることを知ると、このリアクションです。

いや、さっむっ…

まじでこの期に及んで何やってんの…?

幼児向けの古いギャグ漫画表現をいまさら使ってくるって…あまりにもダサ過ぎませんか。

覚醒後のルフィにしゃべらせる数少ないセリフを、ワンパターンのギャグリアクション「えええー!!!」にしてるのも芸がないし、とにかくつまらない。

↑このシーンのように、“ゴムゴムの実”の覚醒によって、周囲にも影響を及ぼし、地面をゴムにする、という要素だけでよかったじゃないですか。ニカの要素やおふざけギャグ漫画要素なんて全く必要ありません。

尾田先生は結局、「幼児向けギャグ漫画」を描きたかったってことなんですかね。。

尾田先生が「面白い」と断言しているラストシーンも、こんなギャグ漫画的な「面白さ」でスベりまくるつもりなんでしょうか。。

最後のこちらのイラストは、今まで見たことのない変化を遂げたルフィで、絵としてはかっこいいんですけどね、

最後の決め顔がひどい。。

何なのこの眉毛とバナナみたいな前髪。

まぁまだビジュアルの全貌が見えていないので、1045話で描かれるのを楽しみに待ちましょう。

まとめ

こうして長々と書いてみて思ったのは、もはや批判や矛盾点の指摘をしていても何の意味もないな、ということです。

編集者の力によって物語が改善されていくことを願い、批判を続けてきましたが、もはや尾田先生自身に、離れてしまった「普通のファン」を引き戻す気がなさそうです。

初期から構想されていた「クライマックスシーン」がどのように描かれるかを期待して読み続けてきましたが、私が好きだった「ワンピース」の根底をここまで破壊されてしまっては、批判を続けていても虚しいだけですね。。

もう諦めて、「別の作品」として読むしかなさそうです。

大好きだったワンピースの後半が、こんな無茶苦茶な展開になってしまうなんて残念でなりません。。

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匿名だよ
匿名だよ
3 ヶ月 前

ブログの内容としては本当にワンピースが好きだからこそという内容で読んでて面白い(ところどころ何様だよと思う文言もあるが)が、最後の

こうして長々と書いてみて思ったのは、もはや批判や矛盾点の指摘をしていても何の意味もないな、ということです。

という点、 え?何か意味があると思ってこのブログを書いていたの?ってビックリしました。
そんなに自分には影響力があると思われていたのでしたら、正直勘違いも甚だしいかと。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

読んでてものすごく共感しました。
このルフィの設定が出てきたとき、SNSのコメントで宴のシーンや過去のコマを引っ張っり出してきて「尾田先生の伏線回収すごすぎ!!」というコメントがいくつもありましたが自分的には「はあ?どこが?」でした。
こんなものは伏線とは言いません。
全てが後出し、こじつけ。そして、もしずっと前からこれらの構想があったというなら、正直それは「自己満足」でしかありません。完全に読者は置いてきぼり。
尾田先生、本当にヤバいです。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

後付けが増えてくるのは長期連載では仕方ないと思うのですが、まさかゴムゴムの実自体にこんな設定を乗っけてくるとは思わなかったです。
強力な能力相手にゴムっていう割と普通の能力で戦うところが良いところだと思ってたんですが
今後は最強の実だから勝てて当たり前になりそうで興醒めでした。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

ほんとにやばいですよね今のワンピース…(10年ぐらい)
説明過多、ギャグの寒さ、シリアスとのバランスの悪さ
「つまんないですよ」が言えない編集が一番タチ悪いですが、尾田先生に対するリスペクトも、もはやありません…
こんなに誰の目からも明らかな問題点に自分で気付けないレベルの作家なんだなぁって思うようになりました。
今でもポイントポイントで面白い箇所があるので読んでますが、読んでることを知られたら一番恥ずかしい漫画になってしまった。人におすすめ出来ない漫画になってしまったのが悲しいです。

匿名
匿名
5 ヶ月 前

1044話を絶賛する盲目的なファンもチラホラいるので、なべおつさんはどうなんだろうとヒヤヒヤしていましたよ。
周りの声に惑わされずにしっかりした考察・評価をされていて安心しました笑

匿名
匿名
5 ヶ月 前

ジャンプ史に残る悪夢

匿名
匿名
6 ヶ月 前

今回の1044話、ワンピース以外だったら打ち切りです。
ニカはもちろんのこと、ルナーリア族も唐突すぎます。2年間経つ前、せめて魚人島あたりで出ていればと思っています。

後付けで色々と広げて、伏線を回収せずに終わるのでしょうか。

匿名
匿名
6 ヶ月 前

ほぼほぼ同意です。
小学生から本誌で読んできてフィギュアなども集めてるファンですが、流石に無理矢理な後付設定と、寒いギャグ調のおふざけバトルになってしまったのを見て悲しいというか虚しくなりました。

匿名
匿名
6 ヶ月 前

本文的にこのブログ終わりそうな感じですか?

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