ワンピースが大好きだったころのエピソード

[どっちつかずの正義]

皆さんがワンピースに熱中していた時期のエピソードが聞きたいです。
現状への不満がある人ほど、過去の熱量は相当なものだったとお見受けします。

私はワンピースのゲームをやるためだけに、ワンダースワンと初代PSを購入し、隣町のおもちゃ屋で開催されたグランドバトルの大会に何十分もチャリを漕いで参加する程でした。

ガチャガチャの手配書キーホルダーがどこも売り切れで、TSUTAYAや家電量販店などを朝から探し回った事もあります。
しかし、やっとの思いで手に入れたクロコダイルの懸賞金が「8000万ベリー」になっており、幼心にモヤモヤを残しました。

ガラケーが普及して2chまとめサイトを頻繁に覗くようになり、章ボスと対峙する度に立っていた「エネル最強説」のスレを見るたびに、ニヤニヤしながら開いていました。

就職とともに上京し、ちょうど池袋で行われていたワンピース展に友達と繰り出した事もあります。

そんな彼とも仕事や家庭の関係上、数年疎遠になっていましたが、ニカ登場回のジャンプ発売日の朝イチに、該当の写真と共に「これは無いよな」と一文だけ添えられたLINEが届きました。

皮肉にも魅力を失ったワンピースのおかげで再び彼とも連絡を取るようになり、嬉しいような悲しいような何とも言えない気持ちになった瞬間は今でも鮮明に思い出せます。

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