ホーム › 掲示板一覧 › その他 › 尾田栄一郎先生の公式発言をまとめたい › 返信先: 尾田栄一郎先生の公式発言をまとめたい
2012年11月29日発売
日刊スポーツ発行「週刊ONE PIECE新聞」
第2弾「ゾロ ウソップ サンジ号」
編集者対談 第2回「リアルなやり取り」より
服部……シャボンディ諸島〜魚人島くらいを担当
井坂……魚人島〜ドレスローザくらいを担当
―― 長いときは
井坂 マックスで15~16時間ですかね。
――通話15〜16時間!?
井坂 1通話で、ちょっと途中にご飯休憩を挟みつつ15~16時間が一番長かったですね。
服部 それは長い。僕は12時間くらいですけど… 同じようなものか(笑い)。めったにないです。せいぜい平均4~5時間くらいです。
―― 電話では非常に重要な部分について意見を言い合うんですか?
井坂 尾田さんが「ここで悩んでます。ここだと思うんですけど、どう思いますか?」と言われて「自分はこう思います」と言います。尾田さんがアイデアの中から「こういう方向も」というのが出てきて「じゃあどっちにしましょうか」というのを話します。
服部 (電話中)尾田さんは考えているんです。だから、半分くらい無言なんですよ。
井坂 (電話を)ハンズフリーにして。
服部 多分、鉛筆で机を”ペチペチ”やってるよね? 音が聞こえてくるんですよ。(尾田さんに)聞いたことないから分かんないですけど。
(中略)
――その間、尾田さんは沈黙ですか?
服部 ずーっと待っているわけですよ、尾田さんが何か言うのを(笑い)。 考えている時は邪魔しちゃいけないので、あまりしゃべらないようにします。
井坂 尾田さんは考えたい時は、話しかけても特に反応しないですもんね。
厳密に言うと尾田先生の発言ではないですが……。
当時、「尾田先生に編集者は不要、なぜなら他人からのアイデアを必要としないから」という固定観念があった読者たちに驚きをもたらした記事。アイデア自体は自分由来でも、その取捨選択を担当の嗅覚に頼っちゃうのは果たしてどうなのだろう。
あと普通に何時間と電話で拘束される上に先生が考え込んでる時は話しかけても無視されるし何か言うまでずっと待機させられる担当編集さん超かわいそう。