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【ワンピース】1141話「歳上の女」がつまらない理由

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3/12 追記完了しました…🫠

1141話、読むのがめんどくさいと思ってしまうほど、くだらなくてつまらない1話でした。。

全員壊れたロボットのように無理矢理動かされているだけで、セリフや展開に全く納得感がなく、感情移入できるキャラが1人もいません。

特に麦わらの一味の言動がどれもこれもキモすぎる…

ここまでキャラを破壊できるってすごいわほんと…ファン激減止まらないでしょうこれ。

何度しっかり読もうと思っても、頭が読むことを拒絶してしまって全然話が入って来ず、冷静な評価ができないため、一旦「つまらない」としていますが、タイトルは追って変えると思います。

最後のロキが立ち上がった作画だけは迫力あってよかったのと、次週どのような展開になるのかは気になりますが、ほんとそれだけで、16ページ中14ページは何も描いてないに等しいくらい、くだらない描写だらけの読むに堪えない1話でした。

取り急ぎ、コメント欄のために公開し、随時追記していきます!

以下追記です。最終チェックできていないため、ミスや確認不足のポイントがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)

1141話がつまらない理由

冒頭から読むに堪えない露出狂とアシ絵

今話を読む気にならなかったのは、冒頭から露出狂がキモくてウザ過ぎることに加え、アシ絵任せの大ゴマが多過ぎることが原因です。

ページ開いて1コマ目でまず、バカ女のバカなポーズによるバカな嘆きを聞かされ、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

その後すぐアシ絵メインのコマで「ロードの背中」と豆粒バカ女、ボンクラ雑魚門番共とのくだらん茶番を見させられるシマツ。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

セリフだけでもキツいのに、作画の大半はアシスタント任せのため絵も楽しめません。

文字情報だけでこのセリフを読んだら、発狂したくなるレベルの気持ち悪さで、この時点で読む気を失ってしまいます。

「でっっかいダイヤとか黄金とか真珠とか!! あると思うからあんな広いお城歩き回ったのに!! 目的はそれだけ!! 私はロキとかいう怪物には興味ないの!!」

キッツ…

マジで吐き気を催すレベルでキッツイ…

何なんだこの脳無しセリフは。。

放送禁止用語使わずには言い表せないレベルの気持ち悪さ。

「でっっかいダイヤとか黄金とか真珠とか!!」と、独り言のくせに具体例を3つも挙げるのがまずうるせェとしか思えず、絵を描かない分文字数だけ増やして何とか読み応えをかさ増ししようとしているようにしか見えません。

「お宝」がなかった事を一人嘆く上で、普通3つも挙げませんよ具体例。誰も聞いてないんですから。

「あんな広いお城歩き回ったのに!!」→てめェは下僕に運んでもらってただけでほとんど歩いてないだろうがクソッタレ。

「目的はそれだけ!! 私はロキとかいう怪物には興味ないの!!」→うるせェバカ。誰もお前の目的もロキに興味があるかどうかも聞いてねェんだよ黙っとけ。

両腕広げて叫んでるのも「私はバカです!!」とアピールしてるようにしか見えず、ほんと見るに堪えない気色悪さです。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

今のナミファンって、マジでこういう頭空っぽのバカ女描写をされても、「可愛い!!」「最高!!」って思えるんですかね…?

別人じゃないっすか? 前半の海の頃のナミと。

外見だけ同じならそれで何もかも愛せる感じですかね?

盲目にも程があるでしょ。

怒った方がいいよ、好きだったキャラをこんな「バカ」で「カラっぽ」な人間にさせられてるんだから。

その後はフランキーサイドに移ったので、内容的には気になる部分ではあったのですが、ここも大ゴマなのに99%がアシ絵処理。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

👆🏻このコマ、作者が描いてるのは、後ろの雲と👇🏻この鼻くそだけですからね。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

この樹の絵、昔だったら尾田先生が自分で描いてたと思うんですよね。。

そのエピソードやストーリー全体の世界設定に関わる重要な現象や固有名を持つものについては、きちんと作者がデザインするのはもちろん、多くの場合(建物以外は)作画も自分でしていたはずです。

たとえばサイクロン、ドラムロック、雪崩、ダンスパウダー、ヴァース、アクアラグナ、宝樹アダム、氷塊、氷塊が斬られるシーンなど、どれも(おそらく)作者自身で描いており、だからこそ、大ゴマシーンがど迫力で、その話を印象付け、読み応えが増し、作者の描く世界を存分に味わうことができたわけです。(サイクロンとアクアラグナはアシスタントが描いた部分もあるかもしれませんが、作者の手は確実に入っていると思います)

それが👇🏻これじゃさぁ…「線」が違いすぎて丸ごとアシスタントに任せてることが明らかであり、作者が命を吹き込んだ絵に全く見えないんですよね。。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

だから大ゴマで描かれてもまるで絵を堪能できず、全然印象に残らないわけです。だって作者が描いた絵じゃないんですもん。

作者が描いた絵は何かと言えば、👇🏻これです笑

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

いやいや…

せめてキャラ絵を(それが誰か視認できるレベルの大きさで)しっかり描いてくれればそこまで気にならなかったでしょうが、画面の99%がアシ絵で、肝心のキャラが鼻くそ扱いでは、(重要設定を説明するシーンというのに)読み込む気にならず、コマごとスルーしたくなってしまいました。

エルバフの「弱点」を推測で語るアホ住人

「エルバフの弱点かもね『火事』と『雷』」というセリフも、考察者達へのエサ撒きにしか見えず、「雷」というキーワードによって「エネルの再登場を匂わせてるんだ」的な食いつき方をさせたくて差し込んできたんだろうなと思ってしまいます。

で、実際その意図と狙い通りに食い付き、大騒ぎするんですからチョロイもんですね笑

何より、昔あった村が丸々なくなるほどの天災に見舞われたというのに、リプリーのセリフがあり得なさすぎるため、尚更そのエサ撒き臭がしてしまい、興が削がれるんですよね。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「エルバフの弱点かもね」じゃねェんだよ。なんでエルバフの住人であり当事者のくせに、そんな他人事感満載の推測セリフをにこやかに口にすることになるんだよ意味わかんねェな。

落雷で火がついたら村ごと枝を切り落とさなきゃならなくなるのなら、間違いなく国の存亡に関わる重大な「弱点」だろうが。

なんで「『火事』と『雷』はいつの時代もエルバフの弱点なんだ(いつ同じ事態が起こるかわからない)」と断定しないんだよキモチワリィ。

東日本大震災の被害を話すときに、東北の人達が「東北の弱点かもね 地震と津波」なんてのんきなこと言うと思うか? エルバフの住人で、自然災害で村一つ失っておきながら、なんで災害への危機意識ゼロなんだよ。樹の上に国を作っているエルバフの特性上、致命傷となりうる(絶対的に対策が必要な)「弱点」だろうが。

「雷が弱点」だと断定してしまうと、考察者達に先の(落雷によって樹が燃えて大惨事になる)展開を確定的に思われてしまうから、あくまで「匂わせ」に留めるために推測調にしたのでしょうか。

なんかフランキーに向けて話しているのに、考察者達に向けて(にこやかに)情報提供してるセリフにしか見えないんですよね。。

メタ視点でセリフ考えんなって….

キャラが死ぬから。

仲間から嘘をつかれ、ハブられる鼻

「うい〜〜ナミどこ行ってたんらよ〜〜う」とキモい酔い方しながら、「ルヒーとロロも見当ららねんら!!」とナミに絡んだところ、「探検じゃない?」と雑にあしらわれ、本当のことを教えてもらえない鼻。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「仲間」とは思えない愛のないあしらい方。

むしろいじめられて仲間外れにされてんのかと思ってしまうくらい「こいつに話す必要はない」と蚊帳の外扱いをされています。

ロキという怪物を解放したことで、下手したらエルバフがめちゃくちゃになってしまうかもしれないというのに、その危険な賭けをおこなっていることについて、「仲間」にさえ共有せず、軽くあしらって誤魔化す露出狂女は、一体どういうつもりでルフィとゾロの行動を放任して、どういうつもりでその話を鼻に隠す選択をしているのでしょうか。

冒頭で「ロキという怪物には興味ない」などとバカ丸出しの説明セリフを叫んでましたが、こいつはルフィがなぜロキを解放しようとしているのか分かっていないのでしょうか?

船長が恩人のシャンクスに会うために情報収集してるというのに、宝のことしか考えず、「興味ない」と言い切るって、お前ほんとに“麦わらの一味”の一員なんか?

また、ロキを解放した場合のリスクについてヤーから警告されているにもかかわらず、これも「興味ない」という理由で完全スルーしてしまうシマツです。

脳みそカラっぽすぎるでしょう。

「万が一の場合」、エルバフに大きな被害が及ぶ可能性があり、そうなれば自分の身も危険に晒される可能性があると言うのに、なぜ平然とスルーできるのか。

ロードやヤーから、ロキの危険度について聞いてる上、襲撃された門番達から「侵入者もロキを探してる」と聞いてる(はず)というのに、ルフィ・ゾロを放置して好きなようにさせるというのは、「ロキや侵入者がどれだけ危険な奴だろうと、ルフィ・ゾロがいれば大事になることはなく、エルバフが危険にさらされることもあり得ない(宴はこのまま平穏に続くだろうから、いちいち他の奴らに話す必要はない)」と考えているということでしょうか。

ルフィ・ゾロと一緒に行動しておきながら、城の扉が破られていて「不穏」だっただけでビビり出し、

ヤーに軽くあしらわれたルフィを見て、こんなに驚愕してたのに?笑

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

物理攻撃一発受けた程度でこんだけ驚いてた奴が、「ロキや侵入者がどれだけ危険な奴だろうとルフィ(とゾロ)なら大丈夫」と思えるほど信頼してるとは到底思えないんですけどね。。

ルフィの強さを信じていたら絶対にこんな表情にはならないし、信じていないのならロキを解放しようとするルフィの行動を「興味ない」などと放置したりしません。

何もかも描写が噛み合っておらず、ほんと前後のつながりやキャラの一貫性など完全無視して、その場限りの即席リアクションをさせてるばかりなんですよね。。

「ウソップが泥酔してたから今話しても無駄だと思ったんだろう」とか、「エルバフを満喫してる鼻に余計な心配をさせないようにしてるナミの優しさだろう」とか言い出す人がいそうですが、そういう話じゃないんですよね。

そうだと読み取れる描写はないし、結果ロキが暴走してエルバフが騒動の巻き込まれれば、嘘をついたことはむしろ鼻にとってネガティブな事実にしかならず、実際そういう展開になることは目に見えてる(メタ視点で言えば決まってる)わけですから、あっさい嘘をついてあしらう描写を入れることに、(「優しさ」のような)ポジティブな解釈をすることなどできるはずがありません。

どう考えても(100%騒動になると分かってるのに)仲間に状況共有しないことの違和感の方が強く、それを「優しさ」と表現するのであれば、思考放棄した「バカの優しさ」でしかありません。

また、鼻に関しても、ナミの嘘を疑う素ぶりなくあっさり信じるボンクラさもさることながら、「ほーかほーか結構ら」となぜか上から目線でその行動を評価してやる立場で言葉を吐くという鬱陶しさまで披露してくるシマツ。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

何様だよお前、キモいな。

「酔っ払ってるから」とはいえ、あまりにセリフが浅すぎて、作者がつなぎのセリフ(かつウソップっぽいセリフ)がわからなくて雑に選んだ言葉にしか見えないんですよね。

もう一味同士、仲間同士の会話に全く見えず、ただただ気持ち悪くて読むに耐えないシーンです。

ちなみに鼻の登場シーンはこの手抜き作画ばかり。

出典:ONE PIECE 1136話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

何回使い回すんでしょうかこの描写。。

しかも背景の建物が(スタバのロゴの女神のように)少しずつ近づいてきてるんですよね笑

寄れば寄るほどアシスタント任せの比率が上がり、人を描かずに済みますからね。

作者のラジコンと化す鼻の奴

さて、ウソップのシーンで酷いのは、ウソップが完全に作者の操り人形として利用されてるだけで、本人の意思や人格が完全に殺されてしまっていることです。

端的に言うと、ヤルルに(好きなタイプは)「歳上の女」と言わせたいがために、泥酔して文脈無視のガラでもない質問をさせられ、その後悪酔いのダルがらみをして止められるも、聞く耳を持たずに荒れ続けるという一連の粗相を、空気を読まずに一人やり切る様子が、さながら作者のラジコン操作によって仕立て上げられており、そこにウソップの意思は一切見られないという地獄のようなシーンとなっています。

なぜ「意思がない」と言えるかといえば、ナミを紹介して「べっぴんだのう」と返された後に「好きなタイプ」を聞くのは会話の流れとしておかしく、作者に「言わされてる」セリフであることが明らかだからです。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

たとえば「ヤルル! ウチの美人航海士だ!!」のように紹介したところ、「ほう確かにべっぴんだのう だがわしにはちと若すぎるな」とか「わしはべっぴんにゃあ興味はないのじゃ」と返されたのであれば、「じゃあどんなタイプが好きなんだ?」と掘り下げるのもわかるのですが、鼻はナミを「天才航海士」として紹介している上、ヤルルはそれに「べっぴんだのう」と返しているのですから、「好きなタイプ」を掘り下げる文脈になっておらず、強いて言えば「ナミが好み(少なくともナミ“は”好み)」という理解で終わるのが普通でしょう。

まだ「ナミみたいな女がタイプか?」とか「見た目に騙されるな コイツは怖ェ女だぞ?」のように返して、それを受けてヤルルが自分から好みのタイプを語り出す流れならあり得るでしょうが、「うちの天才航海士だ」→「ほうべっぴんだのう」→「お! エロジジイおめー好きなタイプあんのか?」となるのは会話の流れとして不自然すぎます。

「べっぴんだのう」と返しただけで「エロジジイ」扱いするのも意味不明だし、何から何まで強引で、会話の組み立てが下手すぎるんですよね。

だから最初から作者のラジコンとして、「好きなタイプ」を聞くためだけに絡みに行かされたようにしか見えないわけです。

要はこのシーン、最初に「歳上の女」という言葉を言わせることが目的にあり、それを遂げるために「あり得そうな流れ」を作者が考えて、それに沿ってキャラを動かしているだけなんですね。

具体的には、

  • ヤルルに「歳上の女」と言わせることで、考察者達にエサを与え、食い付かせたい。
  • そのキーワードを引き出すには、誰かに「好きな(女性の)タイプ」を聞かせることだ。
  • ウソップが適任だが、普段そうした会話をすることもないので、酔っ払ったノリでナミを紹介する流れで言わせよう。

という考えで作られたようにしか見えないくらい、描写が浅く、薄っぺらい。

それでもまだ、「好きなタイプ」を聞くまでのラジコン操作ならギリギリ許容できました。

しかしその後、その場にオチをつけるために、鼻は悪酔いして(憧れのエルバフの巨人に対して暴力的な)粗相をし、ドリーに止められるも聞く耳持たず暴れ続けるという、見るに堪えない迷惑泥酔客役まで担わされてしまいます。

「いねェよお前〜〜!! 世界最高齢だろがい!!」というおサムいツッコミをヤルルの剣をはたきながら入れて危害を加え、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

ドリーから「コラウソップ!! ヤルル様の剣に触るな!!!」と叱られても、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「うるへードリィィ」と生意気にも反発して罵声を返し、反省ゼロのまま「おい誰かこのエクスカリバーを抜ける勇者いねェか!?」と悪ノリを続けるクズっぷりを披露するシマツ。

「やめろ!! 出血多量で死んじまう!!」というブロギーはなぜか笑顔で笑い飛ばしているため、作者としては単なるギャグシーンとして描いてるつもりなのでしょうが、これ笑えましたか?

この姿を見て、「夢が叶った嬉しさのあまり酔っ払い、はしゃいでるウソップ微笑ましい」などとポジティブに捉えて感慨に浸れた読者、ウソップに好感を持った読者、一人でもいるのでしょうか。

普通に「しねよ鼻」と思いませんでした?

「しかたないのよ あいつの夢だったんだもん ここへ来るのは」という露出狂のあっさい小手先フォローによって、無理やり感慨深いシーンに持っていき、「仕方ない」ものとして処理しようとしていますが、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

そんなんで見逃せるような悪酔い具合じゃない、度を越した粗相であり、ただただ不快になるだけの暴れ方のため、「しかたなくねェよバカ、調子乗んな」「お前のクルーの暴走なんだから傍観してないで止めろよ」としか思えません。

歓迎してもらってる側なんだから、最低限のマナーくらい守れよ。

空気読まずに自分都合で迷惑なはしゃぎ方してんじゃねェよ利己主義者共。

今すぐ出てけよエルバフから…

本来このシーンは、「憧れのエルバフに来られたことに感動し、喜びはしゃぐウソップ」を描き、「それを見たナミがその気持ちを慮って、その様子を微笑ましく眺める」という順番で描くべきであり、そうすれば感慨深いシーンにもなったのですが、「ヤルルに『歳上の女』と言わせることで、考察者達に食い付かせたい」という目的が先にあり、そのためにウソップを泥酔させて強引にそのセリフを引き出させた後始末として描かれてしまっているため、まるで感情移入できない、表面的で押し付けがましく、ただキャラの魅力を削ぐだけの害悪シーンとなってしまっている。

どうせ「ヤルルより歳上の女ってことはイムのことか!?」と考察者達に食い付かせて、色々妄想させたいのでしょうが、そんなことのために、キャラの魂が殺されているわけです。

ウソップが可哀想で見てられませんよ私は。。

ナミを捨てゲルズに推し変したあごヒゲ男

1139話で、ナミがいなくなってる事に気づかず、男だらけの輪の中で大人しく話を聞いてるあごヒゲクソまゆげのあり得なさを指摘しましたが、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

今話でその後、なぜかナミではなくゲルズを探しているシーンが描かれました。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

マジで何なんだこいつ…

もちろん、現在ナミは宴に戻って来ているため、(このタイミングでナミを探し出すのはあり得ず)ナミはその場にいるからゲルズを探している、ということなのでしょうが、ナミがいない時は何も気にせず放置していたのに、ゲルズがいないことについてはすぐに気づいて探し出すって何なんでしょうか。。

1139話の時点で、「ナミさんはどこいったんだ…!?」というリアクションこそ描くべきで、ナミの不在については完全スルーした上で、ゲルズを探すシーンだけ描いてしまったら、こいつの頭の中はゲルズでいっぱいで、そこにナミはいないことになってしまいます。

こいつ1134話では「ナミさんはおれが守るぜ!!」って言ってたんですよ?笑

出典:ONE PIECE 1134話/尾田栄一郎 集英社

笑わせんなよあごヒゲクソまゆげ。

危険などまずないであろう図書館に向かう際には過保護全開でナイト気取ってたくせに、行方不明になったことには気づかないってどんだけポンコツなボディーガードやってんだよ。。

WCI編以降、お前の言葉一つも信用ならねェよ。

要はこの後、ゲルズ達が「冥界」に向かってルフィ達と合流する場にサンジをいさせる展開にするためだけに、「ゲルズを探す」という描写をねじ込んでいるわけですね。

前後の文脈やキャラの人間性のつながりなど一切考えずに、場当たり的にキャラの動きを決めていることがよくわかります。

おそらく

  • ロキ復活後のトラブルの現場にルフィ・ゾロしかいないのではサンジが無価値化してしまう(サンジファンにゾロ贔屓と言われかねないし、主力3人いた方が盛り上がるだろう)
  • サンジを「冥界」に連れて行く理由は、(ゲルズ含む)新巨兵海賊団がロキのもとへ向かうことにして、ゲルズを探した結果、一緒に同行することになった、でいいだろう。

といった思考回路で描いたのでしょう。

「ゲルズを探す」こと自体はサンジらしい行動で、あり得る動きと言えますが、ナミの不在時にナミを探す描写を入れていないせいで、ナミの存在を無視して、ゲルズだけに執着するという、あり得なさの方が際立ってしまっているわけですね。

門番達の負傷理由を隠す謎

ロードのスタンスも意味不明です。

まず、ゲルズに対して「ブロックの城のディテールの参考の為観光に行った所 扉が壊れており」と説明していることから、ルフィ達と一緒だったことを悟られないよう、「1人で城に行った」理由付けをしているのでしょう。

つまり「ブロックの城の参考の為に1人で城へ行ったら、門番2人が怪我をして倒れてたから急いで連れて帰ってきた(なぜ怪我をしているのかはわからない)」という嘘の報告をしてるのだと思います。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

また、門番達を起こさず安静にしておきたいのは、彼らは(ルフィ達の目的はわかってないけど)城にルフィ達がいたことを知っているから、ロードが1人で行ったという嘘がバレてしまうからでしょう。

この時点で2つツッコみたいのは、①ゲルズの「すごい汗ね今日…暑い?」というクソ薄っぺらくて茶番丸出しの疑い方と、②1138話の時点では何事もなかったように普通にしゃべってた門番達が、急に重傷者扱いとなってタイミングよく熟睡し出すというご都合主義描写についてです。

前者について、ロードとゲルズは同じ海賊団の仲間で、おそらく子どもの頃からの付き合いなわけですから、ゲルズはロードがどういう性格で、どういうキャラなのかを理解しているはずなんですよね。

ロードは城に入るだけでも(怨霊を怖がって)めちゃめちゃビビり、腰が引けていたわけで、それくらい「城には近づきたくない」と思っていた事は、ゲルズ始め新巨兵海賊団の連中は知っているはずなのです。

出典:ONE PIECE 1137話/尾田栄一郎 集英社

初対面のルフィ達の前でこのビビり具合を隠さないくらいですから、仲間達がその小心者具合を知らないはずがありません。

つまり、ロードが「ブロックの城のディテールの参考の為観光に行った所 扉が壊れており」などと言い出したら、「ビビリのあんたが一人であの城に向かおうなんて思うはずないでしょう」という疑い方になるのが、「キャラ同士の関係性を生かした自然なセリフややり取り」になると思うわけです。

それが「すごい汗ね今日…暑い?」と、誰にでも言えるようなベタ丸出しの見飽きた茶番セリフによって、薄っぺらい疑い方にした上、大して「汗」の描写もなく、言葉だけで「すごい汗」であることを説明しながら、ロードが嘘をついていることに気づいていることを表すという、安直極まりない描写となっている。

要は、2人の関係性がまるで反映されていないやり取りになっているわけですね。だから退屈でつまらない。

自分が生み出したキャラの性格や設定のこと、全然考えてねェなこの作者、と思ってしまいます。

たとえばサンジがルフィの嘘を見抜く際は、しっかりと「すごい汗」をかいて焦るルフィを描いた上で、

出典:ONE PIECE 155話/尾田栄一郎 集英社

「ムダな抵抗はよせ てめェはポーカーに向かねェ人間なのさ」というセリフで、その嘘を白状させようとしています。

出典:ONE PIECE 155話/尾田栄一郎 集英社

そのアプローチにサンジらしさや賢さが表れており、セリフの個性やオリジナリティもあり、2人の関係性も反映された「面白い」やり取りとなっているため、何度読んでもこのくだりは笑ってしまいます。

「すごい汗だな…今日…暑いか?」なんて安直極まりないクソダサセリフなど吐かないどころか、大量に流れるルフィの汗に触れてさえいません。

それが今や👇🏻これです。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

ダセェ…

汗など全く流していないにもかかわらず「すごい汗ね」というセリフだけで「すごい汗」をかいて焦ってることにして、しかも「今日…暑い?」というこの上なく中途半端な追及の仕方で、不毛な質問をしてしまう頭の悪さまで披露している。

単純に描写としてクソつまらねェ上、白状のさせ方が下手くそすぎるでしょう。

また、門番達については、さっきルフィ達が駆けつけて気絶から目覚めたばかりなのに、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

のんきに爆睡し始めるのがあり得ない。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「睡眠薬でも飲ませたんか?」ってレベルで都合のいいタイミングで2人とも爆睡。一瞬、治療にあたって麻酔でも打ったから眠ったってことなのかとも思いましたが、(治療した側の)ゲルズが(治療後すぐに)「門番達を起こして質問を…」と言ってるため、それもないでしょう。

おそらく大怪我を負い、治療してもらってる間に(ダメージと疲労で)眠った、という事なのだろうと思います。

こいつら「門番」のクセに、敵意を持った侵入者がまだエルバフをうろついているというのに、その情報を仲間達に共有して注意喚起する前に、こんな気兼ねなく爆睡できるものでしょうか。。

もう何から何まであり得なさすぎて、誰一人作中世界を生きていないし、その状況下において自然で合理的な行動をしていない。

だから作者の操り人形にしか見えないわけです。

ちなみに、1139話で怪我人を放置したまま鍵探しを再開するのはおかしいとツッコミを入れましたが、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

今話でカギを手に入れた後、普通に村に戻す際に門番達を連れている、という描かれ方がなされました。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

要は鍵探しを続けるにあたり、「ワリィけどおれ達この城に用があるから お前ら村まで運ぶのちょっと待っててもらえるか?」のように伝えていたということなのでしょう。

が、そうしたやり取りがあったことを一切描いていないため、つながりや流れがブツ切れすぎて、いちいち場面転換された後の状況理解が困難になっています。

普通に、1139話の冒頭で「あの門番達 大丈夫かな?」「巨人族はみな頑丈ゆえあれくらいでは死なぬでござるが 早く医者へ連れていけるよう鍵探しを急ぐでござる」といったやり取りを入れておけば、読者は(カットされた)間のやり取りを想像することができるため、「つながり」を感じながら読み進めることができるのに、そこを丸ごと省いたせいで、ルフィ達が「怪我人を放置して鍵探しを優先した血も涙も無い連中」にしか見えなくなっているわけですね。

その後、帰りに「霧舟」に乗せて運んでやってる描写だけ入れても、そこのシーンの補足にはならないため、「怪我人を放置して鍵探しを続けた」可能性を排除できないのですから、1139話の時点で放置したわけではないことが伝わるセリフや描写を入れておくべきだったと思うわけです。

どうでもいいクソつまらんシーンは大量に描いてくるくせに、なぜキャラの行動や展開を支え、説得力を与える重要な部分については果敢に端折っていくのか理解できません。

まぁこれは細かい所なので、単に「(キャラが生かされておらず)中身がカラっぽ過ぎて退屈」「つまらない」というだけでしかなく、展開の根幹に関わるポイントではないため、まぁ許容できる範囲です。

本当に意味がわからないのは、ロードのスタンスです。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

ルフィ達に自由に行動させ、ロキの解放を見過ごしておきながら、「なんとかルフィたそ達の帰りを待たねば」(ルフィ達が帰ってくるまで嘘を突き通せばセーフ)という発想になるのが意味不明です。

さらにルフィ達の行動を隠すだけでなく、なぜか「“赤髪”に似た侵入者の件」まで話さずに放置するのもよくわからない。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

なぜこの件まで隠す必要があるのでしょうか。

普通に、「城に行ったら門番2人が怪我をしていたから急いで連れて帰ってきた」という嘘の報告において、「“赤髪”に似た侵入者にやられたと言っていた」と伝えることに何か問題があるのでしょうか。

侵入者がいることを話したら、村が侵入者探しで大騒ぎとなって、冥界やロキのもとに向かって(ルフィ達の望みが叶わなくなって)しまう可能性があるから、ルフィ達が帰ってくる(つまりロキを解放する)までは、何も知らない体で静観しようとしてるということでしょうか。

百歩譲ってそれはアリだとして、そもそもなぜコイツは「ルフィ達がロキを解放すること」について許容し、見過ごしているのでしょうか。

ルフィ達がロキを解放することも(ロキを狙う侵入者がエルバフに来ていることも)、自国が危機に陥るかもしれない看過できるはずのない重大事だというのに、なぜそれを放置して「ルフィ達がロキを解放するのを大人しく待つ」スタンスになるのか。

いねェからそんな住人。

おそらくその理由は「(ロキに)この島から出てってほしい」と願っているからなのでしょうが、「なぜロキを解放したらこの島から出ていくことになる」(とこいつが考えている)のかの説明がないため、まるで理屈が通らず、説得力がありません。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

ロキが解放されても、自分やエルバフに被害はなく(ロキが暴れ出すことはなく)そのまま素直にエルバフから出ていってくれると思ってるのでしょうか? あるいは、ルフィとそのような約束をしたのでしょうか。

つまり、ルフィから「ロキが暴れ出したら(エルバフに迷惑がかからないよう)絶対におれが止めるから安心しろ!!(おれが知りたいのはシャンクスの居場所だけだ)」とでも言われたから、ロードはそれを信じて、黙認しているということでしょうか。

いやいや、ロードを下僕にしたのはナミであり、ルフィ・ゾロは城まで運んでもらう足として利用した扱いでしかなく、ロードはルフィ達の目的を知った上でその役を受け入れてるわけですから、ルフィがわざわざロードとそのような約束を交わしたとは到底思えません。

ナミの下僕だから、“麦わらの一味”のやることは(どれだけエルバフに損害をもたらすものでも)目をつぶらざるを得ないということでしょうか。

いずれにせよ「あり得ない」としか思えませんし、仮にそうならそう描けという話でしかありません。

ここまでの描写では、ロードがなぜルフィ側について、ロキの解放を容認しているのかが全く読み取れません。(少なくとも、説得力や納得感のある理由付けは皆無です)

そのせいで、読者はロードの立場や考えを全く理解できず、「ルフィ達の行動をただ黙認している」だけでしかないため、その判断に共感もできず、展開に感情移入もできない結果となっているわけです。

※この点、1142話でロキ解放後、即エルバフに被害が及ぶ結果となっており、ルフィと約束していたのであればルフィの無能さが際立つだけですし、約束したわけではなかったのであれば、ロードの売国奴っぷり(というかあり得なさ)が際立つだけで、誰一人得をしない描き方となっています。

絶対にありえない場面転換リアクション

ロードのシーンから場面転換して冥界のルフィサイドに移るのですが、その際のセリフがこちら。

「おいルフィ!! 聞いてたのと違うぞ!!?」「おれも見たのと違うよ!!! 動物達もやられてる おい!! お前ら!!」

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

あり得ないって。。

冥界に着いて、ロキが血を流して気絶してる様子を見たら、まず「おいロキ!! どうした!! なにがあった!!?」という言葉が出てくるはずで、「聞いてたのと違うぞ!!?」とか「おれも見たのと違うよ!!!」なんて俯瞰したリアクションになるはずがありません。

このリアクションは、一旦ロキの状況を見て、それを受け入れた後に出てくるセリフであり、これを最初のリアクションにしてしまうと、この2人は「ロキのもとに戻ったら血だらけで気を失っていた」という事実を目にした瞬間に驚かず、いきなり状況を俯瞰したことになってしまいます。

たとえば友達から誰かを紹介してもらうことになって、その人に会いにいく道中でどんな人なのか説明を受けていたとして、現場に着いたら血だらけで倒れていたときに、「おい 聞いてたのと違うぞ!!?」というリアクションが一発目に出ますか?

あり得ません。

まず血だらけで倒れてる人の方に注意と関心が向くはずであり、「聞いてた話」(との違い)に思考が及ぶのはその後のことでしょう。

こういうのがキモいんですよね。。全部作者のメタ視点でセリフを考えていて、キャラの立場に入っていない。なぜこんなセリフにしてしまうのか、なぜ編集者は指摘して直させないのか理解できません。

シンプルに、漫画の描き方ヘタクソになりすぎでしょう。

そもそもルフィ・ゾロは、門番達から「ロキを探す敵意を持った侵入者」の存在と、そいつらに襲われた話を聞いているわけですから、その時点で、侵入者がロキを見つけたら攻撃を加える可能性があることくらい想定できていたはずであり、普通の脳みそを有していれば、「遅かったか!!」とか「門番達を襲った奴らか!?」といったリアクションになるはずなのです。

門番達の話、もう記憶から抜け落ちちゃったんですかね?

それともあの門番達、侵入者がロキを探していた事は伝えてなかったんですかね?

なんで?

伝えない理由ありますか?

何から何まであり得なさすぎてツッコミどころしかありません。

雑すぎだよ、描き方が。キャラのこともっとちゃんと知能を持った人間として描いてやれよ…

何で全キャラ脳みそ失った操り人形なんだよ。

蹴り入れないと傷が本物か判断できない脳筋

その後、ロキの大きさを目の当たりにして、ロキを解放して暴れ出したら「エルバフでさえ頭を抱える事態になるだろう」と警戒を強めたかと思いきや、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

いきなりロキの傷口に蹴りを入れ、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

その傷が本物であるか、気絶してるのが演技ではないかを確認し出します。

意味わかんねェ…こいつマジでどういう思考回路してるんでしょうか。。

もっとゾロらしくて賢い方法、考えられなかったんですかね?

普通に血に触れればそれが本物かどうかわかりそうなものですし、傷口を注視すればそれが本物であるかどうかもわかるでしょうに、何のために「蹴りを入れる」必要があるのでしょうか。

それによってもし死に至らせてしまった場合、シャンクスとの再会の手立てを潰すことになり、ルフィの願いは果たされなくなるというのに、何のためにそんな無意味なリスクを負ってるのでしょうかこの脳筋苔玉男は…

まぁ、今の読者は「ゾロが刀を使わずに蹴った…!!」的なリアクションで大騒ぎするんでしょうけど、それでルフィの目的を無意味化し、鍵探しをただの徒労に終わらせる結果となったらどうするつもりだったんですかね。。

どこまで頭の中カラっぽで、船長に不利益をもたらす使えない子分なのか。

船長の目的を無意味化しようとする無能

「死んだのならそこまでの運命」じゃねェのよ。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

誰だよこいつ…

船長の目的や願望を堂々と無視して自己正当化すんなよキモイな。

「死んだのならそこまでの運命」→「ひでェな お前💦」というツッコミ自体は、テンポ含めギャグ描写として笑えるのでいいのですが、そもそもなぜロキを解放しようとしてるかといえば、「ルフィがシャンクスの居場所を知りたいから」なわけですから、ロキの死を軽く見ることは、船長の目的を軽く見ることと同義なわけです。

それを分かってないのかなこの畜生は。

たとえば「エルバフ側の誰かからロキの解放を頼まれた」とか、「シャンクスの情報との交換条件なくロキから解放を求められただけ」であれば、このギャグ描写も受け入れられるのですが、そこにシャンクスの情報を絡めてしまったらギャグシーンにならないでしょう。

この脳筋苔玉男、1136話では「おれがどんだけ会いてェかわかってんのか!?」に対して「散々聞いてきたよ」と返しているわけで、ルフィがどれだけシャンクスに会いたがっていて、だからロキからシャンクスの居場所を教えてもらいたいと思ってるかかわかってるんですよ?

出典:ONE PIECE 1136話/尾田栄一郎 集英社

それで勝手にロキの傷に蹴りを入れ、「死んだのならそこまでの運命」と言ってのけるって、あり得なさすぎるでしょう。

こいつたぶん、もうルフィのこと船長とも自分の上に立つ男とも思ってないですよね。

ルフィの下についてるのがバカバカしくなって、ルフィを立てることやルフィの意思を尊重することをやめ、自分本位で独善的な行動を取るスタンスに変更したんでしょうか。

そういえば、ギャバンから「この島を出る頃にエルバフが無事だったらまたおれに会いに来い」と言われた時も、船長よりも先に「何でだよ二度と会うか!!」と返して、勝手に一味の意向を決定してましたよね。

自我出しすぎだよ。

何で急にそんな独断専行の自己中人間になったんだよ。

ゾロさん曰く、「いざって時にコイツを立てられねェような奴は一味にゃいねェ方がいい…!!」そうで、「船長が“威厳”を失った一味は必ず崩壊する!!!」のだそうです。

出典:ONE PIECE 438話/尾田栄一郎 集英社

“麦わらの一味”、ここに来て完全崩壊。

この発言をしていたゾロさん自身が、「コイツ」を立てる気が全くなく、おサルさんは完全に“威厳”を失っていますから。

まじで一味辞めたのかなってレベルで我を出し始めており、その割に判断がどれもこれもズレていてバカを晒しているだけなので、見るに堪えないカッコ悪さです。

ゾロはこんなやつじゃなかったよ…作者見失いすぎだよキャラのこと。

こりゃ最終話までに、どこまでキャラが崩壊して行くか見モノですね。このままだと骨一つ残らないレベルで跡形もなく消え去りそうですが。。

絶叫するタイミングがキモすぎる

緑のヤツがロキの傷口を蹴飛ばしてえぐったところ、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

ロキは「んは!!」と目を覚ましてから、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「ギャアアアアアア〜〜〜!!!」と絶叫します。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

あり得なくないっすか。。

痛みによって目覚めたのなら、最初から叫ぶか、「ぐっ」とか「う”っ」と痛みに顔をしかめたり、反射的に歯を食いしばって痛みを堪えたりする目覚め方になるはずであり、「んは!!」と吐息が漏れるようなリアクションになるはずがありません。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

これじゃ痛くない(蹴りが効いてない)リアクションにしかなってないんですよね。

大怪我を負った友達が寝てる間に、その傷口に蹴り入れるところを想像してみてください。「んは!!」と目を覚ましてから、一拍置いて「ギャアアアアアア〜〜〜!!!」と叫び出す様子、想像できますか?

絶対あり得ませんよ。

あまりにもリアクションが意味不明すぎて、最初こちらのコマで、誰の何に対する叫びなのかわかりませんでした。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

だってその前のコマが「痛みを感じてない」描写なんですもん。

要は👇🏻この段階でゾロの攻撃など全く効いてない(それだけロキは強靭で頑丈な肉体をしている)という描写なのかなと思ったため、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

次のページで急に絶叫し出して、何に叫んでるのかわからなかった、ということです。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

キモチワリィ…

何なんだこいつ…

何より、戦士は“死に様”ジタバタするなと言ってる人間の痛がり方じゃないんですよね。。

出典:ONE PIECE 1136話/尾田栄一郎 集英社

いちいち叫び過ぎだよみっともねェ…

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1137話/尾田栄一郎 集英社

インペルダウンの“洗礼”に眉一つ動かさず、見事な入獄を見せたクロコダイルさんを見習えよ。26億ベリーの世界政府特別賞金首さんよ。

お前の断末魔、うるさ過ぎて聞いてられねェよ…

ロキの能力を「時間のムダ」と言って聞かなかったくせに「海楼石」に頼る腰抜け

ロキと対面して、その大きさを目の当たりにした緑のヤツは、急に「このオーズ級にデケェ巨人が暴れ出せば 確かにエルバフでさえ頭を抱える事態になるだろう」と(超説明的なセリフで)警戒を強めます。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

にもかかわらず、なぜか至った結論は「錠を解くぞ」という笑

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

しかも「ただし片足だけ海楼石はつけたままにする」と「悪魔の実」の能力を警戒して「海楼石」に頼るシマツ。

ヤーの前では「ロキはいかなる能力を使うのか!!」という話題を(自分達の強さへの自信から)「時間のムダだな」と聞く耳持たなかったくせに、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社

いざロキを前にしたら、とりあえず能力だけを封じる選択をする腰抜けっぷりを披露。

そんなに警戒するなら能力について聞いとけよ大マヌケ。

錠が「海楼石」じゃなかったらどうするつもりだったんだよお前。

ギャバンの警告を無視するシーン、絶対要らなかったでしょう。無視させるのであれば、絶対に「ロキはいかなる能力を使うのか!!」なんてセリフは言わせるべきではなかった。

「ロキの能力に興味はねェが、せっかく海楼石があるのなら、一応能力は封じさせてもらう」というスタンス、中途半端でカッコワリィと思いません?

「まず錠を解く」という前代未聞の愚行を犯す大マヌケ

何より、なぜあれだけロキを警戒し、簡単に信用しない立場を貫いていたくせに、会話も交渉もすることなく、まず真っ先に「錠を解く」という結論になるのでしょうか。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

何を偉そうに明らかなる愚策を先導してんだこの苔頭は…

「悪い噂」しか聞いておらず、「助ける義理」がなく、「暴れ出せば確かにエルバフでさえ頭を抱える事態になるだろう」と疑ってる相手に対して、話し合い前や駆け引き前に「錠を解く」必要がどこにあるのでしょうか。

それをすることに一体何の意味があるのでしょうか。

「ロキの言動の真偽の見極めはおれ達がやる」とか「まだ逃すと決めてるわけじゃねェ」と慎重姿勢を貫いてきたくせに、着地の選択があまりにもアホすぎません?

お前は一体何を見極めたんだよ? まだしゃべってもないんだぞ? 傷が本物で、気絶が演技じゃないとわかったからといって、なぜまず錠を外すという結論になるんだ? 会話なら錠を解かなくてもできるだろうが。

ここに医者を連れてくるのは大変だから、錠を外して(気絶してる間に)自分達で医者のもとに連れて行くってことならまだわかりますが、片足は錠をかけたままなんですから、ここに医者と肉を持ってくるつもりなわけですコイツは。

じゃあ何のために今拘束を解く必要があるんだよ笑

錠を外した分、ただ自分達のリスクを高めるだけなんだが?

ルフィが医者探しに行ってる間、仮に目を覚ましたらお前一人で相手にしなければならない可能性があるのに、なんでわざわざハイリスクノーリターンの選択をしてんだよ。

頭沸いてんのけ?

今までの慎重姿勢は一体何のパフォーマンスだったんだ。

そこまで警戒するなら、錠を外す前にせめて武器だけでも回収しとこうとも思わんもんですかね。。

「信用できない人間の言動の真偽を見極める」「その前に取り急ぎ命を助けてやる」という目的において、「まず錠を外す」という選択に至るのが意味不明すぎて、「あ、ほんとにバカなんだ、この人達」と思ってしまいました。

どうせ、今話のラストでロキを復活させて立ち上がらせる引きを描きたいから、ここでとりあえず足以外の手錠を外すという作者都合100%で「そうさせられた」のでしょう。

そうじゃないと、こんな無意味でトチ狂った選択になるわけがありません。

エルバフの嫌われ者をエルバフの医者に治療させようとするボンクラ

もっと言うと、ロキの傷の治療をエルバフの医者にさせようとしている(してもらえると考えてる)のも頭が悪い。

「図書館は距離がありすぎる 宴やってる村に医者はいるハズだが…」

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「それをきっかけに“ロキの解放”がバレたらおれ達が追放だろうな」

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

と、当然のように「エルバフの医者」がロキを治療してくれる前提で話を進めていますが、エルバフ側はロキを解放したくない、されたら困るという立場なのに、なぜ(ロキを解放しようとしてるお前達の頼みによって)ロキを治療してくれると思ってるのでしょうか。

暴力や脅しで無理やり言う事聞かせるつもりでしょうか。

それとも「エルバフもロキを死なせたいわけじゃないだろうから、治療はしてくれるだろう」と見込んでるのでしょうか。

治療後に逃すつもりなのに?笑

その意図を知った上で素直に治療してくれると思いますか?

自分達の意図を隠したまま、騒ぎになる事なく治療だけしてもらえると思いますか?

いずれにせよ、村中に知れ渡ったら目的達成不可能となりますから、暴力や脅しで医者だけ連れてきて無理やり言う事を聞かせる他ないでしょう。

それを、「ロキと話をしておらず、まだどんな奴かわからない」状況でやろうとしているわけです。

わけわかんねェよ…笑

お前の警戒心は一体なんだったんだよ。

言ってることとやってることがメチャクチャすぎて、何考えてんのか全く読み取れません。

エルバフからの「追放」を即受け入れる船長

「“ロキの解放”がバレたらおれ達が追放だろうな」に対し、「追放で仕方ねェそれでいこう」とノータイムで受領してしまうサル男も酷い。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

念願のエルバフに来てわずか数時間程度だというのに、なんでそんなにあっさり「追放」を受け入れられるんだよ笑

ウソップのこと少しは気にしてやれよ。エルバフに来ることがあの鼻の夢だったんだろ?

滞在時間わずか数時間でエルバフにトラブルをもたらして、友達の巨人達から嫌われ、恨まれ、追放されて慌ただしく出航しなければならない状況になることを「仕方ねェ」と受け入れるって、どういう船長判断なんだよ。

「友達になった動物達は食えない」と言いながら、「友達になったエルバフの巨人達には不義理を働いて死人が出るかもしれない害を与えても問題ないし、それで嫌われて追放されても仕方ない」ってどういう価値観なんだよ…

ちょっと手なづけた動物のことなんかより、エルバフや巨人族のことを心配してやれよ。

お前の身勝手のせいで、死人が出るかもしれないんだぞ?

お前の考えや選択一つ一つが意味不明すぎて、何一つ共感できねェよ。

というかこれ、「ルフィのセリフ」ではなく、「作者の考え」なんですよね。

作者的にはもう、一味のエルバフでの目的は果たしたから(宴以外に描くことがなく、後は騒動を起こして解決するだけだから)、ルフィに「追放されても仕方ない」という前提で能動的にトラブルを起こさせるしかないのです。

結果、「友達になった動物は食えない主人公」が、「シャンクスとの再会の為ならエルバフがどうなろうと(エルバフに死人が出ようと)、巨人達との関係性がどうなろうと知ったこっちゃない」と言ってのけるシーンとなっているわけです。

キモすぎません…?

そもそも急すぎんだよシャンクスとの再会願望のスイッチ入るの。

お前の夢は海賊王になることであり、そこを目指して航海を続けて行くことで、いつかシャンクスに会えるだろう、というテイで冒険していたはずなのに、何を海賊王になる前に、最後のロードポーネグリフを探すこともせず、急にシャンクス探しのほうに舵を切ってんだよ…

お前ほんとに「海賊王」になる気あんのか?

適当に思うがままに旅してればいつのまにか勝手に「海賊王」になれるとでも思ってんのか?

当初の設定ではそうだったかもしれんが、ロードポーネグリフを4つ集めないとラフテルに行けないとなった時点で、適当に海を進むだけでは海賊王になれないことが確定したというのに、なんで最後のロードポーネグリフを探そうとも、情報収集しようともしないんだよ。。

ワノ国を出る時、ロー・キッドと次の行き先のくじを引いた際は、「一番先へ進める」方角を取れなかったことを謝ってた(ロー・キッドより早く海を進みたいという意思があった)くせに、何でもう1つのロードポーネグリフを探すための情報収集より、急にシャンクスの情報収集に必死になり出してんだよ。

その割に、シャンクスの兄かもしれない男がエルバフにいる(しかも敵かもしれない)という情報には一切食いつかずにスルーするってどういう思考回路なんだよ。。

意味わかんねェよ…

ちゃんと自分の頭で考えて生きてくれよ。

作者の思い通りに動かされてるだけなの、見てて可哀想になってくるレベルで哀れだよ。

肉を人に分け与えるヒーローになるサル男

「あと肉も必要だよな 食わねェと治らねェ!!」というセリフもいらねェとしか思えません。

ルフィのくせに気が利きすぎだし、何より「肉を人に与える」思想を持ってることが過去のセリフと噛み合わず、違和感しかないからです。

出典:ONE PIECE 634話/尾田栄一郎 集英社

もちろん、怪我人を救うため(体力回復させるため)という目的があるので、その文脈で言えば普通にあり得ることではあるので、揚げ足取りの部分ではあるのですが、わざわざ言わせる必要がない、ただの蛇足描写でしかないため、わずかでも違和感を生むくらいなら、描かない方がマシだと思ってしまいます。

わずか数時間飯を食わないだけで骨と皮レベルに痩せ細るルフィが、

出典:ONE PIECE 855話/尾田栄一郎 集英社

(何時間もの鍵探しの後、自分も腹が減ってるはずなのに)ロキに肉を食わせる事を思いつき、率先して行動に移そうとするなど違和感しかありませんし、そこには「シャンクスの情報を得たいから」という下心があるわけですから、「純粋なる思いやり」ではないという点でもルフィらしくなく、「シャンクスの情報を得られるならポリシー曲げて肉も提供します!!」と媚びへつらってるように見えるのもルフィらしくない。

例えば、「錠を外してすぐ医者に連れて行こう!!」とか「チョッパーを連れて来よう!!」と言い出して、「エルバフの医者がエルバフの嫌われ者を治してくれるわけねェだろ」とか「図書館は距離がありすぎる」のようにゾロからそのアイデアを却下され、どうしようかと考えているところにハイルディン達が落下してくる、という展開で何の問題もないわけです。

倒れてる動物達にも触れたい(そこでルフィの動物達への優しさも描きたい)なら、「動物達の為にも早く医者に連れて行こう(医者を連れて来よう)」という描き方をすればいいだけであり、肉を絡める必要性など微塵もありません。

別にそこまで気にするセリフでもないのですが、言わせる必要がない(言わせなくてもこのシーンは問題なく成立する)のですから、こんなつまらない蛇足に尺を割くくらいなら、もっと描く必要のある「面白い」描写に尺を割くべきでしょうと思ってしまうわけですね。

ルフィ・ゾロに無視される黄色のヤツ

ルフィ・ゾロのもとに、「霧舟」に乗った新巨兵海賊団の面々が駆けつけるのですが、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

真ん中にゴミクズのようなサイズ感で「ゲルズちゃんはおれが救う!!」という戯言を抜かす、「将来“愛の伝道師”になりそうなあごヒゲ男」が確認できます。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

救えねぇよ。

しょせん口先だけの貴様の“騎士道”などでは…誰一人守れんし、誰一人救えねぇ。

出典:ONE PIECE 86話/尾田栄一郎 集英社

しかもこの豆粒男、せっかく駆けつけたのにルフィゾロから完全スルーされ、この出オチだけで出番終了してしまうシマツです。

「おぉサンジ!!」と名前を触れられることさえなく、なぜ巨人達と共にこの場に現れたのかに触れられることもなく、せっかく駆けつけたのに仲間達からフル無視される3番手😂

どんな扱いだよ…もう仲間やめたんか?お前ら。

可哀想に。

船ごと落下すると「即死」だが、さらに空高く弾き返せば「大ケガ」で済む謎

「霧舟」で冥界にやってきたところ、雲が消えて落下してしまい、「このまま落ちると死ぬ」という体だったところ、

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

ルフィが「ゴムゴムの風船」で受け止めたことで、地面への落下は免れました。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

が、その反動によってさらに空高く弾き返され、巨人共は船から飛び出してしまいます。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

で、その後「大ケガで済んだ!! あのままじゃ即死だった!!」と言い出すのですが、これ、どういう理屈で「即死」を免れて「大ケガ」で済んだのかわかりましたか?

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

弾き飛ばされた後、その高さからまたそのまま落下したのでしょうか?

その直前にルフィが巨人達をキャッチしたのでしょうか?

前者の場合、船ごと落下したら「即死」なのに、身一つで落下したら「大ケガ」で済む理屈が全くわかりません。巨人が死ぬ高度から落下したら、船と一緒だろうがその身一つだろうが、どちらにせよ即死じゃないんですかね…?

船から降りるだけでダメージが軽減されるなら、全員船から飛び降りればよかっただけであり、ルフィに弾き返してもらう必要など全くありません。というか、弾き返された事で、さらに高い位置から落下することになるわけですから、どう考えても即死可能性は高まると思うのですが…

後者の場合、ルフィがキャッチしてるのに「無傷」で済まず、「大ケガ」を負うことになる理由がわかりません。

これ、作者はほんとに読者が理解できると思って描いてるのでしょうか。

誰か説明できる人いますか? ルフィのおかげで「即死」を免れ、「大ケガ」で済んだ理屈(というか、作者の描写の意図)。

ちなみに、「ゲルズちゃんはおれが救う!!」とか言ってた口先“騎士道”オヤジはどうなったんだと思ったら、ルフィに船を受け止めてもらったタイミングで、鼻くそ姿のままちゃんとゲルズだけ船から落として、着地させてましたね。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

いやしかし、それを👆🏻この絵で理解しろって…絵描く気なくしすぎでしょう…

豆粒(or鼻くそ)+セリフで状況を伝える描写だと、目がスベって無意識にスルーしてしまうので、読み返した時に初めてサンジがゲルズだけ降ろしていたことに気づきました。

「世界の敵」を殺さずに生かし続ける謎

ハイルディンによると、ロキは「狡猾で残忍で腹黒く救い様のない悪党」「世界の敵」で、「多少聞こえのいいことを言ったとしたらそれは計略」で、「昨日の友を平気で殺すような鬼畜」なんだそうです。

このセリフについて3つ疑問があります。

一つは、「うん、じゃあ何のために生かしてんの?」という点。

もう一つは「うん、じゃあなんで武器を引き剥がさないで武器ごと拘束してんの?」という点。

最後は、「かつて世界を震撼させた巨兵海賊団の復活を目指してる(つまり自分の海賊団によって世界を震撼させたいと考えている)お前は、『世界の敵』じゃないの?」という点。

まず一つ目について。なぜ生かしてるかといえば、①「いつかこいつが改心することを期待しているから」か、②「死なれたら何かしらの不都合があるから」、あるいは③「殺すことはしないと誰かしらと約束したから」あたりの理由が考えられます。

②③については、たとえば死ぬことでロキの「悪魔の実」の能力を失うことがエルバフにとって損失になりうるとか、シャンクスやハラルドからロキを殺してはならないと言われているなどが考えられますが、そうだと思わせる(あるいは読み取れる)描写が一つもない上、うっかり死なれる可能性のある冥界に拘束するのも筋が通りませんし、何よりそうした設定がある事をここまで描かずに隠し続ける意味もないことから、普通に読めば①と受けとるのが自然かと思います。

つまり、ロキは直系の王子であり、王を継ぐ立場であるから簡単に極刑に処すことができず、ロキの反省と改心を期待して拘束刑に留めている、という解釈です。

しかし、「狡猾で残忍で腹黒く救い様のない悪党」「世界の敵」「多少聞こえのいいことを言ったとしたらそれは計略」「昨日の友を平気で殺すような鬼畜」だから「ロキの解放だけはやめてくれ!!」と望む立場の連中が、つまりロキのことを一切信用しておらず危険人物としか見做していない連中が、ロキの反省と改心を期待しますかね?笑

逆にいうと、ロキの反省と改心を期待してる連中が、「多少聞こえのいいことを言ったとしたらそれは計略」なんてセリフを口にするでしょうか。

こいつらの言い分からすれば、殺す以外に手段がなく、ロキの反省と改心を期待することなど愚行でしかないという結論にしかならないのですが、何のためにロキを殺さずに生かしたまま拘束してるのか。

今後こいつは、何がどうなったら解放してもらえるのでしょうか。

こいつの言葉が今後、エルバフの人間達に信じられる日は来るのでしょうか。

「多少聞こえのいいことを言ったとしたらそれは計略」と考えてるのに、何がどうなったら信じられるようになる想定なのでしょうか。

絶対そんな設定考えてないでしょう。

要は、ただ「逃げられる(展開の)為に拘束してる」だけで、「絶対に解放されない為、改心させる為の刑」になってないんですよね。

だから茶番にしか見えず、緊張感がまるでない。

この先描かれる可能性もゼロではありませんが、ここまで読んできて、普通の読者なら「じゃあ何故、何のために生かしたまま放置してんだよw」と思うでしょう。

それでは描写や展開の説得力を失うだけなんですから、本当に設定を詰められているなら、早い段階で「何のために拘束しているのか(なぜ処刑しないのか)」について説明しておくべきなんですよね。

余計な情報は不自然なほど説明してくるのに、なぜストーリーの根幹に関わる重要設定については説明しないのか。

それを説明するシーンなどいくらでもあったと言うのに、誰一人それを口にしない時点で、考えられていない(ルフィ達に解放されるために拘束されていただけでしかなく、「捕まった理由」は用意されているけど、「殺されずに生かしてる理由」は用意されてない)としか思えません。

本当に考えられているなら、「ロキを信用しちゃダメなんだ!!!」「多少聞こえのいいことを言ったとしたらそれは計略」なんてセリフにはならないし、そのセリフを口にさせるなら、「じゃあなぜ拘束したまま生かしているのか」についてまで触れるはずだからです。

「世界の敵」の武器を奪わず拘束する謎

また、そこまで信用してない相手なのに、なぜ拘束時に武器を奪っておかないのか、という点もあります。

これは初登場時からツッコミを入れていますが、作者の頭の中で、悪人や罪人を拘束する際に丸腰にすべきという発想はないのでしょうか。

出典:ONE PIECE 1130話/尾田栄一郎 集英社

結果、錠が外れたら即武器を手に取られて慌て出すシマツ。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

「やめろ!!!」じゃねェのよ笑

なんですぐ手にできる範囲に武器を放置してんだよバカが。

「狡猾で残忍で腹黒く救い様のない悪党」「世界の敵」と考えている相手への対応に全くなっていません。

もちろん、ロキを拘束する際は、わずかな隙をついて急いで拘束する必要があったため、体から武器を引き剥がす余裕はなかった、だから(武器ごと)身体を拘束することを優先した、ということはあり得るかもしれませんが、ロキの暴走を止めてエルバフに連れてきたのはシャンクスなんですよね?

それも、エルバフで暴れるロキをシャンクスが一時的に動きを封じて拘束したわけではなく、海で暴れるロキを捕らえて連れて帰ってきたわけですから、

出典:ONE PIECE 1139話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1136話/尾田栄一郎 集英社

その時点で「拘束している」ないし「心を折っている」か「言うことを聞かせている」状況なわけで、そこからエルバフに引き渡して冥界に拘束することになったとすると、どう考えても武器を引き剥がすタイミングはいくらでもあったはずなんですよね。

つまり、エルバフ内で巨人共が総がかりでロキを取り押さえて、すかさず拘束したのなら、武器を引き剥がす余裕がなかったというのもわかるのですが、外でシャンクスが捕らえて連れ帰ってきたのに、武器ごと拘束するのは「あり得ない」ため、キャラデザ上か、解放後の展開上の都合など、作者の作為による表面的な理由によってそうされているようにしか思えないということです。

まぁ作者の中では、罪人を拘束する際に武器を奪うという発想や、それをしないことがあり得ないことであるという認識がないのかもしれませんね。

包丁を持った罪人を牢屋に入れる際に、包丁持たせたまま投獄するって、誰がどう見てもおかしいと思うはずなのですが、果たして武器と一緒に拘束されている理由付けはあるのでしょうか。

私はないだろうと思っています。

それがあったら(武器と一緒に拘束されていることが本来おかしいことであると作者が気づいていたら)、もっと早い段階で、その点についてエルバフの人間に触れさせ、説明させているはずだからです。

世界を震撼させたい野郎が「世界の敵」を危険視する謎

もう一つ、ハイルディンは自分が「世界の味方」側のような立場で語ってますが、こいつの夢は「かつて世界を震撼させた巨兵海賊団」を復活させて、全巨人族の王になることなんですよね…?

出典:ONE PIECE 799話/尾田栄一郎 集英社

お前も十分「世界の敵」じゃねェか笑

世界を震撼させたいなら、「世界の敵」を解放した方がむしろ都合がいいのでは?

「世界の敵」であるロキの力があった方が、世界を震撼させやすくなるのでは?(ロキの解放は、お前の夢や目的と相反しないのでは?)

というツッコミが生まれてしまうため、これも要らないセリフです。

「世界を震撼させたい」と考えている人間が、「ロキは『世界の敵』だから解放してはならん」と言い出すのは、矛盾してるようにしか見えないでしょう。

お前もなんだよ「世界の敵」は…笑

もちろん、震撼のさせ方やその意味が異なる可能性はあるので、ハイルディンとロキの目的は相容れないということなのでしょうし、ロキの解放はエルバフを滅ぼすことにもなりかねないので、「拘束を解いてはならない」という結論自体は理解できるのですが、だからこそ、「世界の敵なんだ!!!」なんて浅いセリフなど吐かせるべきではないのです。

これを言わせたいのなら、先にハイルディンの夢をきちんと掘り下げて、(ドレスローザ編でのセリフと)整合性がとれるように説明しておくべきでしょう。

具体的には、「4人の仲間達と全巨人族を束ね、かつて世界を震撼させた巨兵海賊団を復活させる」とはどういうことか、「全巨人族の王になる」とはどういうことかを説明し、

出典:ONE PIECE 1137話/尾田栄一郎 集英社

ハイルディンとロキの立場の違いや信念の違いを明確にしておかなければ、こいつらの敵対関係について、読者は一切感情移入ができないからです。

それがなされていないせいで、こいつの口から出る言葉全てがカラっぽで、矛盾に満ちているため、何の説得力もありません。

「コイツは信用しちゃダメなんだ!!! おれ達はガキの頃から何度も騙され、裏切られてきた!! どんな取引を持ちかけられたかわからんが、コイツの口から出る言葉は全て嘘だと考えねばならん!!」くらいが、(自分のことを棚に上げずに)注意喚起するセリフとして、妥当なラインではないでしょうか。

とにかくロキがヤバイ奴で、こいつを解放することの危険性を読者に伝えて緊張感を与えたくて、表面的な言葉で捲し立ててるようにしか見えず、中身がカラっぽなんですよね。

絶対用意していないでしょう、ロキが刑期を終える条件。

だって「刑期を終える前に解放される」ことが、作者の中では決まっていますからね。

目を覚ますのを待ってたのに、目を覚ましたら驚く謎

「意識が戻ったら話をしよう」と言っていたのに、意識が戻ったら「えーー気絶してたはずじゃあ!!」と驚愕する意味不明さ。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

もうどこまで的外れで頭カラっぽのセリフなんでしょうか。。

もちろん「(ゾロに傷をえぐられて気を失ったにしては)目覚めるのが早すぎる」という意味での驚きなのでしょうが、それなら「もう起きたのか!!」と(その早さに)驚くリアクションになるはずであり、「えーー気絶してたはずじゃあ!!」なんて、「気絶してたのに目を覚ますなんておかしい」と言わんばかりに、目を覚ました事自体に驚くリアクションにすべきではありません。

誰がどう見ても、直前の文脈を踏まえていない、頭の悪いズレたセリフにしか見えないため、緊張感を失うだけだからです。

眠ってる相手に対して、起きたら話をしようと思っていたところ、想像より早めに目を覚ました時に、「えーー眠ってたはずじゃあ!!」なんて口から出ると思いますか? そんな言葉を口にする人間いると思いますか?

いませんよ。絶対にいません。

このセリフは「起きることなど想定していなかった人間のセリフ」であり、「起きたら話をしようとしていた人間のセリフ」ではないのです。

もう…なんでこんな頭カラっぽで前の描写と噛み合わないようなセリフばかり吐かせるんでしょうね。。こういう意味不明なセリフを言わされる代償は全てキャラが払うことになるため、キャラがどんどん「頭悪い」「アホ」「キモい」と思われることになってしまう。

可哀想に…

同じ表情でキレ続けるサル男

前話でギャバンにケンカを売られた際のサル男さんのリアクションがこちら。

出典:ONE PIECE 1140話/尾田栄一郎 集英社
出典:ONE PIECE 1140話/尾田栄一郎 集英社

で、今回のサル男さんのリアクションがこちら。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

キチィ…

もうおんなじ絵しか描けなくなってるんですよね。

ルフィが切れた時はこのアングルのこの表情に「💢」をつけて感情的に騒がせればOK。

主人公のリアクションが完全に記号化・テンプレ化されており、もういかに手を抜くかしか考えられていません。

なんで気の知れた仲間相手に、いちいちこんな感情的になってキレ散らかして噛み付く必要があるのでしょうか。

冷静に、理性的に、普通に自分の考えを伝えればよくないですか?

意見が異なる度にケンカする頭の悪さというか、ガキっぽさというか、やかましすぎて見てられません。

サイズ比おかしくね?

ラスト見開きのロキが立ったシーンの作画は、その大きさに驚愕できる、インパクトのある構図&作画でとてもよかったです。

出典:ONE PIECE 1141話/尾田栄一郎 集英社

が、他の巨人達よりも圧倒的に大きいような描かれ方をしていますが、👇🏻ロードがこれですから、

出典:ONE PIECE 1128話/尾田栄一郎 集英社

遠近感含むと(ロードはルフィ達よりだいぶ後ろにいるはずなのにこのサイズですから)ロードの方がでかいんじゃね?と思ってしまいますね。

要は、その場その場のインパクトを出すためだけに、「とにかくデカく描く(デカく見せる)」だけで、その差を全く表せていないということです。

もちろん、厳密な身長差を作画上で反映させることは困難ですし、そんなことをする必要もなく、その場その場の演出として、画のインパクトを出すために過剰に大きく描く、というのは全然あり得ることなのですが、それに頼りすぎというか、多用しすぎというか、「インパクトを出すためだけに、とりあえずその場の見映え重視で最大限デカくしてる」シーンばかりのため、サイズ感が大雑把かつチグハグすぎて、全然世界に入り込めないんですよね。

多用しすぎると、本当にインパクトを出すべきシーンの説得力が薄れるだけなんですから、ここぞという時だけに絞るように構成すべきだと思うんですよね。たとえばブロックの国を丸ごとカットしていれば(少なくとも、ロードのデカさを強調するような描き方をしなければ)、ロキのシーンは、もっとインパクトと説得力を持ったはずです。

私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。

ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。

実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。

ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。

ニーズがあるからです。

上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。

ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。

そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。

ニーズがあるからです。

ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。

もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。

余計なお世話としか言いようがありません。

自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。

あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?

他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。

論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。

プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。

私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。

あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?

購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?

お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?

飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?

市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。

一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。

「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。

頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。

尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。

その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。

そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。

その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。

心配しています。

このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。

なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。

なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。

そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。

尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。

思いません。

「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。

少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。

読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。

ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。

ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。

私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。

そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。


作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。

ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。

というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。

それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。

煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。

えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。

たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)

また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。

記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。

色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。

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匿名
匿名
8 日 前

シャンスクの情報を得たいから

日本語指摘おじさん
日本語指摘おじさん
9 日 前

誤:ディティール  
正:ディテール

これ自分も間違って覚えてたから印象に残ってるわ

もちょ
もちょ
9 日 前

「べっぴんじゃのう」に対してだったら
「だろ!?ウチの航海士は!」とか「いやいや、怒らせたらコエーんだよ!」とかが自然でしょうに、「エロジジイ」はワロタ
何より剣に刺激するのアカンすぎて、
エルバフ出禁やろこれ

トラファル・ガーローw
トラファル・ガーローw
11 日 前

>しかも背景の建物が(スタバのロゴの女神ように)少しずつ近づいてきてるんですよね笑

>普通に「しねよ鼻」と思いませんでした?

思いました。
「しねよ鼻」って。

匿名
匿名
11 日 前

ゾロがカバジレベルの小物に…
おんなじ格だよ…

匿名M
匿名M
11 日 前

追記きてたー
なべおつさん、推敲追記お疲れ様っす

私が、漠然とおかしくねって思ってるところにキレキレのツッコミと的確な言語化してくれるんでほんと読んでて気持ちいいんすわ!

なべおつさんも書かれてる通り、今のワンピースは、どこまで崩壊するか、そしてその結末はどうなるのかだけを見る漫画になっちゃったっすよねー

私、文学に詳しくないっすけど、近年ここまでストーリー、台詞、キャラクター、作画が崩壊した作品なくないすか?
まるで別人が描いてるんじゃない?って思えるほどなんすけど…

匿名
匿名
11 日 前

「死んだのならそこまでの運命」ドン!
こういう天然というか破天荒ボケがマジで面白くなくて嫌い
ゾロも魅力なくなったな

( ;∀;)
( ;∀;)
11 日 前

ウソップ、ナミ、船降りろ

匿11
匿11
11 日 前

もう神の騎士団でもなんでもいいから麦わらの一味にタイマン勝負の幹部戦をさせてほしい。ナミウソッパーの活躍を見せてから、「四皇の一味舐めんなよ!」ドンッ!をみたい。ドレスローザ以降からハッキリした勝利がないから新世界から見た人とかマスコットとしてしか見れないだろう

匿名
匿名
11 日 前

今ウソップのファンとかいるんかねマジで。好きになる要素がないだろ
へっぽこだけど、嘘や機転で誇りをもって戦うのが良いのに、単に尾田のスケベ親父精神をそのまま入れてるだけの気持ち悪い男ってイメージしかない。
サンジともまた違う気持ち悪さ。ウソップはまじで現実のセクハラ親父って感じでキツすぎる。自分も男だけど、ここまで不快なスケベキャラも珍しい。

サンジはサンジでなんていうかテンプレ通りすぎるスケベキャラで尾田の引き出しのなさがよく分かるキャラだし。

匿名
匿名
11 日 前

ウソップは一味がシロップ村に寄った時に出会った面白い青年で終わりで良かったんちゃう。ガイモン的な

匿名
匿名
11 日 前

ウソップはマジで船降りろ…
俺子供の頃はエルバフ着いたら「今度は俺が守る番だ…勇敢な海の戦士としてな…!」てきなウソップが見れると思ってました。

蓋を開けたら、気持ちわりー酔い方してからみ酒して師匠とか敬ってた巨人にうるせぇ!とか言ってるんだよ。
こいつマジでなんなんだよ、本気で海に沈めばって思った

匿 名
匿 名
11 日 前

ウソップがマジで不愉快すぎる
女性を紹介してみて「べっぴんじゃのう」と返されたら普通それに対して肯定なり否定なりある筈なのに、いきなり「エロジジイ」扱いって………
単純にお世辞の可能性もあるのにどんだけ無礼なんだよコイツは
挙句の果てには老人の古傷を抉るような攻撃的すぎるツッコミ……なんかもう生理的に無理すぎる

酒で酔ってるから仕方ないとかじゃないんだって
これはもうそういう問題じゃない

こんな不愉快な描写をウソップにさせちゃう作者の倫理観のなさがヤバいんだよ

匿名!!
匿名!!
11 日 前

追記お疲れ様です
ナミもウソップもゴミ雑魚で戦力にならんし、己の担当も放棄してる無能だからコイツらがはしゃいでるのを見るとマジでムカつくんですよね…もうこの作品を降板してくれ

匿名
匿名
11 日 前

ウソップが本当に不快。これ普通の漫画家なら「調子に乗ってて、これから不幸になって痛い目に合う伏線」くらいにわざと描いてるのかってくらい不愉快
てか、痛い目にあうべきだと本気で思う。本人のためにも。

酒のせいで済む話じゃねぇだろ。仮にもお前が師匠とかほざいてる相手になんだその口のききかた。

何もかも尾田の感覚がマジで言っちゃ悪いが老人そのものなんだよ…今の若い子あんな飲み方酔い方しねぇから…

匿名
匿名
11 日 前

何から何まで酷すぎるだろコレ・・・

匿名です
匿名です
11 日 前

追記お疲れ様です〜
アシスタントの絵かどうかについては盲点でした!
正直、見分けつかない💦
尾田先生はやっぱりご年齢の問題が大きいのですかね…😢
一応ゴールに向かって進み始めてるっぽいですし、なんとか完走してほしいですね

匿名さん
匿名さん
11 日 前

1142話でいつサンジはロキの元に来たんだろうって思ってたけど1141話で来てたんですね
マジで豆粒作画&誰も触れないから全く気づかなかった

匿名
匿名
11 日 前

追記お疲れ様です
ここ数話は特に作者がまともな精神状態で描けているのかすら疑わしいレベルでキャラと会話とストーリーの破綻具合が酷いせいで、読んでるこっちも頭がおかしくなりそうです
なべおつさんもだいぶ精神やられてそう…
差し出がましい誤植報告ですが、ロードのロキ解放に対するスタンスについての項目で、「ロキが暴れ出したら(エルバフに迷惑がかからないよう)絶対におれが安心しろ!!」とありますが、何文字か消えちゃった感じですかね
「どうするつ森」はちょっと笑っちゃいました
ご自愛ください

匿名q
匿名q
11 日 前

追記お疲れ様です
蹴り入れないと〜の下から2行ほど
どうするつもり が どうするつ森
になってますね

最初どう森かと思いました笑

Yoshi
Yoshi
11 日 前

追記本当にお疲れ様です。ありがとうございます。

自分はナミのファンです。恥ずかしながら。

だからこそ、今話こそは激怒しました。

ナミは知的だからこそ暴力性や悪党性も魅力的になるんです。
知性と奥ゆかしさがあったからこそエロいんです。
なんなんですか今話のナミは。ただのチンピラバカ女じゃないですか。今までのファンだった自分がバカみたいじゃないですか。

アンピース
アンピース
11 日 前

追記お疲れ様です。
1141話は見返す気にもならないほどつまらなかったのですが、改めて見直してみました。
ロキの存在、ほんと設定甘いなーという印象。

時系列まとめると、
14年前 ロキがハラルド王殺して実を食う

6年前 海に出て暴れてたのをシャンクスが捕える
(なぜかエルバフに連れ帰る笑 武器そのまま?)

その後6年間海楼石につながれる
ドリブロ帰還前に逃げそうになりエルバフ巨人総出で抑えつけた(武器そのまま)
 
つまり6年で2回捕まってるはず。
(※ギャバンもサウロもエルバフには20年間いる)

なのに現状ロキは6年間武器も取り上げず監視もつけず野ざらしにしておくだけ。
鍵のセキュリティはザルで城に(隠し部屋とはいえ)テキトーに置いておくだけ。
司法制度とか存在しなそうだし単に処刑するなら海に沈めれば?って話で。
強さの記号だけで特別懸賞金とか矛盾するいらない要素までつけちゃって。

国中(子供でも)知っている悪人をただ放置してるだけって・・・
しかも1度逃げられそうになってるのに。
その後食事を与えたり更生の機会をうかがうでもなく、勝手にそこで餓死しろって刑罰ならそれはそれで残酷というかそこの倫理観もよくわかんねぇ・・・一応平和主義になろうと教育してる国設定なんですよね?他の罪人がいる描写とかも皆無で。

さらにこのロキをなぜか欲しがる騎士団もよくわからない設定という。

匿名
匿名
12 日 前

スタバわろた笑 的確

匿名
匿名
12 日 前

話は面白くないのに、毎回毎回イチイチ引っ掛かる描写ばかりで追記も大変だろうなあ
短くしようと思っても、変な描写や納得できない描写が多すぎるからな
お疲れさまです

匿名
匿名
12 日 前

今の尾田がアラバスタ書いたら

痴女「でっっかいダイヤとか黄金とか10億ベリーとか!!
あると思うからあんな広い国中歩き回ったのに!! 目的はそれだけ!!
私はビビとかいう王女には興味ないの!!」
とか平気で言うんやろな

つよよよ
つよよよ
12 日 前

追記お疲れ様です。言語化+過去の描写との比較がセットになると本当に分かりやすいです。

一つ気がついたことがあって、ここ何話か、「〇〇のシーンは迫力があって作画も良かった」というような評価があったと思います。1141話でいうと下記の部分です。

>ラスト見開きのロキが立ったシーンの作画は、その大きさに驚愕できる、インパクトのある構図&作画でとてもよかったです。

私は雑誌版のジャンプなのですが、このシーン、何度見直しても、迫力より「汚い」印象が勝ってしまうんです。
なべおつさんが引用しているのは電子版から切り抜いたカットだと思いますが、電子版は雑誌版よりずっと綺麗に見える!ということに気が付きました。
作画に関しては、雑誌版のジャンプを読んでいる人は電子版の人より辛めの評価になっているかも?と思いました。

匿名のファン
匿名のファン
12 日 前

ロキ解放でエルバフを追放されても「仕方ない」という認識に違和感しかないね。今のルフィに海賊としての矜持も人間としての魅力も何も感じない。ロキ云々関係なく、海賊なんだから社会から追放されるのは当たり前。むしろそこに「自由」や「解放感」を求めてたのがルフィだったんじゃないの?

匿名
匿名
12 日 前

東日本大震災さえ漫画批判の材料にするんですか?

Last edited 12 日 前 by 匿名
匿名
匿名
14 日 前

というかエルバフに否定側なサウロがエルバフに来た、これた理由、エルバフに対する信用に値するわけもさらっと流しててグダグダやな…長い過去編やれとは言わんがなんも話さず巨人達が侵入許すとか違和感感じる しかもロキ以外は全員敵なのに騎士団ただ墓穴に過ぎんのだよな こんな味方だらけの緊迫感もなしで何が盛り上がるのか

匿名
匿名
14 日 前

最新話みた。もうワンピの感想として「オタク臭い漫画になったなぁ…」って印象。なんだヨルムンガルドとか。
もちろんオタクをバカにしてるとかじゃなくて、ワンピってこんな漫画だったっけ…?少なくともこれ小学生が読んで「うおー!来週楽しみ!」とかならんだろ。そういう意識もしてないだろ。
まじでどこを客層にしてんだよ。今において一番比率が多い中年の信者を相手にするのが一番商売として正しいんだろうけど

Last edited 14 日 前 by 匿名
匿名
匿名
14 日 前

ワンピ信者が「ワンピースの売り上げが落ちてるのはなべおつのネガキャンのせい!」とか言ってておもろい

とくめい
とくめい
14 日 前

BOOKOFFや古本市場は、ワンピース全巻で棚が埋まってるぞ。
どこの中古店でも新品を安く確実に買えるから、
13000円あれば全巻が揃えらえるぞ。
コンビニ、電子コミック、書店で買うのは馬鹿のやる事。
今すぐ最寄りの古本屋にGOだ。

匿名
匿名
14 日 前

土曜日ってなんすか

匿名
匿名
14 日 前

今回の追記は大変だろうなあ…w

匿名
匿名
14 日 前

今週の絵の荒れ具合も酷かった。下書きみたいな状態で体育教師なんて血塗れってすげー分かりにくい。
世界を滅ぼすヨルムンガルドってさ、エルバフは北欧神話モチーフの世界観じゃなくて北欧神話そのものが伝わってるの?現実世界にある神話の伝説を例えで出すなよアホか。
そのくせ麒麟は麒麟らしくないなんでもありの能力だし幻獣種って便利ね。

あとロキのエルバフを救いたければ錠を解けって台詞は「錠を解かないとエルバフを俺が滅ぼす」と「エルバフを侵入者から守るために錠を解け」って2つの意味合いに取れるから尾田くんのストーリーを先延ばしする逃げの姿勢を感じて気色悪かった。

匿名
匿名
14 日 前

ヤルルがロキを嵌めた黒幕ボスとしたら今の緊迫感がないワンピースに相応しい能力は何がいいだろうかね?
麻薬状態みたいに痛みを一切受け付けない力なら笑いしかないニカルフィでも痛みが感じない相手なんてどうすりゃいいんだ?ってスリル感出るんじゃないかな

匿名
匿名
14 日 前

本屋に行ったらワンピースの最新刊が書籍全般の新刊・おすすめのコーナーにも漫画全体の新刊・おすすめのコーナーにもなくジャンプ系列の新刊の棚の下の方にあった

SPY×FAMILYなんかは漫画全体おすすめのコーナーで幅広く陳列してたのにワンピースは1列だけでここまで人気下がったか…と悲しくなった

(あとSPY×FAMILYって日本語打ちでも変換されるの初めて知った)

匿名
匿名
15 日 前

なべおつさんのおかげでワンピースの売り上げ落ちてるからこれを機に尾田には危機感を持ってほしい

匿名
匿名
15 日 前

2年後のルフィは集中力が欠けてると思うわ 主人公に真剣みがなくなった

匿 名
匿 名
15 日 前

というか、ロキ君ってよくよく考えるとローラに求婚してるんだよな。
まさか世界を破壊する!とか言い出したのって失恋したショックからとか言わないよな?尾田くんマジで頼むよそこらへん

匿名
匿名
15 日 前

いま来てる荒らしは文書を書く能力が著しく低くて分かりやすいね。
背伸びした感じが凄くする。小学生かな?

匿名です
匿名です
15 日 前

今のワンピは無料なら読みたいレベル

匿名
匿名
15 日 前

エッグヘッドは革命軍と合流させた方がマシだった、実力がどれほどか確かめれたのにルフィ達麦わら一味は留まる理由なく、虚無感と感じるわ。一般市民もいないから守らなくても自ら多少は化学兵器やロボットで戦えれる側だしな 緊張感だからないんだ
そうなれば政府側がCPO、海軍、五老星のサターンのみで丁度良いバランスだったろうに司令塔のドラゴンもここで実力見せてたら…絶好のチャンス見逃したな

匿名
匿名
15 日 前

Xでワンピース検索すると、自分とは違う世界線の作品を読んでるのか? ってくらい感想が違う。

どうみてもめちゃくちゃだろ今のワンピ。

匿名
匿名
15 日 前

コメ欄の人に質問なんですけど
ローは「過剰な覇気に能力は通じねェ」と言ってシクシクで作った病気を治していましたが
では、何故おでんはせみ丸が作ったバリアを破ることができなかったのでしょうか?
せみ丸曰く「バリアは何者も寄せつけぬという理屈じゃ」らしいですが、これが通るなら
「覇気では治せない」という理屈を付けた病気を作ればシクシクって無敵じゃないですか?

匿名
匿名
15 日 前

ここから先のバトルシーンでニカが待ってるからな…
ニカの登場までは悪く言わないけど、なんでふざけるだけの戦闘スタイルにしたんだろう?
これじゃ主人公のバトルシーンが微妙になるし、漫画として致命的だと思うけどな

匿名
匿名
16 日 前

コビーは頂上戦争の時点でなんかあれ?って感じで変わった印象あったけど、どんどんキャラとして評価悪くなるな…

匿名
匿名
16 日 前

皆様、日々お疲れ様です。
心も体も大切に生きていきましょう☺️☺️

匿名
匿名
16 日 前

今のワンピースは威厳のある悪役いないな。神の騎士団というモブは本当過去最高いらんし。ガーリングとかダサい頭が五老星という展開もいらんねん

匿名
匿名
16 日 前

銀魂→漫画家は原稿のストックが出来てこそ一人前

つまり…

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