10/14 追記完了しました
長らく「クソつまらない」や「キモい」「読むに耐えない」といった酷評タイトルが続いておりましたが、久しぶりに普通に「つまらない」1話だったなと感じます。
一応、前話で指摘した疑問点については解消されたので、その点はよかったですね。
- 1126話のラストで、ナミが聞いた声の主は誰だったのか?
→ウソップだったことでほぼ確定。 - 一味はみんな同じ場所にいたのか? 別の場所にいたのか?(ウソップはなぜナミに助けを呼んだのか?)
→別の場所で起きたが、ウソップはナミの近くで目を覚まし、その途端化け猫に食われたため、「ナミ!! おい!! 起きろ!!」とナミに助けを求めた。(ただ、ナミとは別の階で食われていたことや、食われてからナミに発見してもらうまで相当な時間が過ぎてるのに、化け猫は咀嚼せずに咥えていただけでウソップは無傷という、いずれにせよ無理のある展開) - 非常食はどこいった?
→別の場所に捕まっていて、今話で合流。 - 「謎の国」の正体と、衣装が変わっていた件
→”太陽神”がルフィ達を捕えて、箱庭に入れる際に着替えさせた。 - ルフィが食べた巨大ウサギの件
→”耳神様”で確定。
(不自然で無理のある展開であることは別として)17ページ掲載でひとまず先週時点での疑問についてはおよそ解消された上で、今話のラストが「野郎共構えろ!! 一直線に走ればまた鏡がある!! それを外壁ごとぶっ壊せば外だ!!!」→「よし!! 脱出するぞ!!!」と、ちゃんとテンポよく次の展開につなげてくれているため、その点はよかったです。
“太陽神”の正体も気になるところで、このページ数とテンポで描いてくれれば、おそらく次週には明かされるのではと思うので、その点は楽しみでもあります。
が、いかんせんその描き方の不自然さ、退屈さが凄まじいため、まるでワクワク感がなく、ただただ「つまらない」という感想でした。
まだ導入部分のため、物足りなさや退屈さがあるのは仕方のないところなのですが、それをカバーしてくれるはずの一味のやりとりや会話のセリフが終わっているため、むしろその退屈さを際立たせる結果となっています。
セリフの作為臭が強過ぎて、相変わらず作者がこういう展開にしたい、という思惑だけでキャラが動かされ、しゃべらされてるようにしか見えないんですよね。情報を与えられてるだけの読み心地な上、その情報に心揺さぶられる要素がないため、「退屈」で「つまらない」以上の感想が浮かんでこないという。
セリフと構成を変えるだけで、全然印象変わるはずなんですけどね。
今話を読むと、先週の1話がいかに無駄で中身がなく、描く意味のない1話だったかよくわかります。「一味が目を覚まして巨大ネコを倒す」「ルフィが巨大ウサギを食べる」という点だけ押さえておけばいいので、今話を19ページ掲載にすれば丸々1話にまとめられたような内容です。
そうやって今話を導入の1話にした方が、よほど読み応えのある新章の導入となり、わかりやすく、スムーズに話が前に進んだことでしょう。
取り急ぎ、コメント欄のために公開しておき、随時追記していきます。
以下、追記ですが、最終チェックできていないため、ミスがあるかもしれない点ご了承ください。(修正点があった場合、動画化の際に対応します)
また、最新1129話がすでに掲載されていますが、その内容は加味していません。
目次
1128話がつまらない理由
また前話とのつながりがわからない
最初の1ページ目からわかりづらすぎません?
前話では、一味5人が全員同じフロアにいたシーンで終わっていたわけですが、今話では、サンジがナミを抱きかかえていて、そのまま「さァナミさん!! 飛ぶよ〜〜〜♡」と言って城から飛び降ります。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
すると、ルフィ、ゾロ、ウソップはすでに地上に降りていて会話をしている、という状況です。
何もかも不自然であり得ないのですが、まず前回は同じフロアにいたのに、ルフィ、ゾロ、ウソップが飛び降りる様子を描かず、先に飛び降りたことについても一切触れずに、「すでに飛び降りた後」というテイで会話が描かれている上、絵や背景でそれを伝えられていないため、非常にわかりづらい描写になっています。
ウソップはどのように地上に降りたのでしょうか。この高度を自分で飛び降りられるとは思わないのですが、ルフィにでも連れ下ろしてもらったのでしょうか。それとも何か道具や技を使って自力で降りたのでしょうか。そんなことはどうでもいいという判断でカットされたのでしょうが、それでも「この3人はひと足先に飛び降りた」ということが「絵」で伝わるように描かなければ直感的に状況を理解できません。
今の描き方では、アシスタント任せの背景コマに、吹き出しでセリフを入れるだけで(その声の主が)「地上にいる」ことを表しているに過ぎず、カメラが「地上」を捉えていないため、その吹き出しの主がわからず、どこで誰がしゃべっているのか全くわかりません。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
次のコマで、この3人が明確に「地上」にいることがわかる描き方がされていればまだいいのですが、👇🏻このように背景がほとんどないため、この3人が「地上」にいるのかどうかは、上記コマの吹き出しの向きだけで判断するしかない描き方となっています。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-2-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
実際、👆🏻この背景だけ見ると、この3人はまだ城内にいて、サンジとナミが先に飛び降りたようにも見えるため、絵で地上にいることを伝えられていない。
また、「おれはあの街の裏側で目覚めて」は次のコマにも続くセリフのため、ゾロのセリフだとわかりますが、「危ねェ!! また崩れた」は(おそらくウソップなのでしょうが)、内容や吹き出しの向き的に、この国の住人のリアクションである可能性さえあり、誰のセリフなのか判断がつきません。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
普通に読めば、👆🏻このコマで一味以外のリアクションを描くのは「あり得ない」ので、ルフィかウソップのセリフなのでしょうが、漫画文法が崩壊した今のワンピースにおいては、それがあり得てしまうため、その可能性を排除できないのです。というのも、前話でも今話でも、この国の連中がルフィ達の行動による異常事態に慌てふためき、大声で叫ぶ様子がたくさん描かれているからです。
つまり、その住人達のリアクションのつながりで、城の崩落を遠くから目撃した住人が「危ねェ!! また崩れた」とリアクションしている可能性を消せないわけですね。
実際、「危ねェ!! また崩れた」というリアクションは、ルフィ・ウソップ(壊した当事者側)のセリフとして(他人事感が強過ぎて)しっくりこない上、その次のコマのセリフではその崩落について完全スルーしていて、このセリフを吐いた後の会話とはとても思えないため、その可能性を助長してしまっています。(「危ない」と思ったのなら、避ける素振りを見せるか落下地点を見届けるのが普通でしょう)
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-2-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
結論、もしウソップのセリフなのであれば「危ねェ!! また崩れた」は入れる必要がありませ。なぜならその崩落は、その後のコマで一切生きていないからです。👇🏻このコマ単体で城が「また崩れた」ことを説明しているわけですが、その情報が一切意味を生んでいないのです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
仮に、この後「鏡に映った城を見て、その崩落部分まで同じであることから鏡の可能性に気づく」という展開につなげるのであれば、まだ崩落に注目させることが意味を持つのですが、それに気づくこともなく、真っ正面から鏡にぶつかって破壊するのですから、尚更不要なセリフ&描写ということになります。
もっと言うと、「先に飛び降りた組」の会話はその内容からしてズレています。
こいつらのセリフは全て「飛び降りる前」、つまり前話で合流してすぐにすべきことであり、その会話よりも地上に飛び降りることを優先するなどあり得ないんですよね。
前話のラストシーンでは、ルフィ・ゾロ・サンジの3人がそれぞれ会話(というか独り言)をしていただけで、新たに合流したナミとウソップとは情報共有や状況確認の会話をしていません。
だからナミから「何で馴染んでんの!? ここどこ!?」とツッコまれたわけですね。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1127-7-3.jpg)
ゆえに、前話とのつながりで言えば、以下のコマの会話はその場でなされるのが自然であり、城から飛び降りた後にし始める(城から飛び降りることの方を優先する)のは不自然でしかありません。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-2-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
つまり、城内で合流した後、
ゾロ:「おれはあの街の裏側で目覚めて 騒がしい方へ歩いたらコイツがでけェ兎を仕留めててよ…」
ルフィ:「お前あんな猫ライオン倒せたろウソップ」
ウソップ:「寝起きで化け猫に食われたんだぞ!! パニックだ!!」
という情報共有をした後に、サンジに「そんなことよりひとまず地上に降りよう この城には人間は住んでいねェみたいだ」のような理由付けをさせて、地上に飛び降りる流れにするのが「自然」な展開だと思うわけです。
前話のラストシーンのルフィとゾロのセリフなど無価値でしかなかったのですから、このセリフを吐かせた方が、ずっと自然でしっくりくる流れとなったでしょう。
前話のラストシーンの後、一体どういうコミュニケーションがあったら、まず急いで地上に飛び降りる判断になり、その後このような会話がなされる流れになるのでしょうか。描かれていない部分を補完しようとしても、あまりにあり得なさすぎて補完できません。
それを描くのが面倒だから、カットした上で、強引に説明台詞で処理したため、キャラの意志を無視した、極めて不自然な描き方になってしまっています。
唯一考えられるのは、「”巻き” “ムチ” “シュート”」の衝撃で床が崩れ始めているから脱出を優先した、という理由くらいですが、それならそうわかるように描かなければ意味がないし、前話のラストを見る限り、とてもそんな状況には見えません。
このように、とにかく一つ一つの描写やセリフが全く噛み合っておらず、最初の3コマだけで、すでにキャラ達が自分の意志で動いていないことがモロわかりであり、出だしからキャラが死んでいるわけです。
だから、「謎の国の冒険」を楽しめない。
一味から無視されるゾロ
またここのシーンでは、ゾロは完全にルフィとウソップに無視され、独り言を喋らされている可哀想なヤツになっています。
「おれはあの街の裏側で目覚めて 騒がしい方へ歩いたらコイツがでけェ兎を仕留めててよ…」
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-2-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
と、せっかく事の経緯を説明して情報共有してるのに、誰も聞いてねェ…笑
惨めすぎんだろゾロ…
「危ねェ!! また崩れた」がウソップだとすると、ウソップは城の崩落を見つめており、その間にゾロがしゃべり出しているにも関わらず、(崩落を見届けることもなく)急にルフィと会話をしている形になるため、尚更ゾロの無視され具合、独り言具合が際立っています。
ルフィの「お前あんな猫ライオン倒せたろウソップ」というセリフも脈絡なく唐突であり、どう考えてもライオンを倒した直後に話すことであって、地上に降りてから話すようなことではありません。
何がどうなったら、この話をする前にまず急いで地上に降りよう、という判断になるのか。
先述の通り、たとえば前話のラストないし今話の一コマ目で、「”巻き” “ムチ” “シュート”」の衝撃で床が崩れ始めている描写を入れて、だからゆっくり話している時間はなく、まず真っ先に脱出しなければならなかった、とわかる描き方にしておけばいいのに。
よくこんな意味わからんセリフや構成でOKが出るなと思ってしまいます。
ちなみに、👇🏻このコマの背景にある「あああああ…」という手書き文字も、どういう意味で描いているのか極めてわかりづらい。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-2-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
もちろん、飛び降りてくるナミの声なのでしょうが、ナミが手書き文字のギャグ調で「あああああ…」と叫ばされることなどおそらくこれまでなかったため違和感がある上、この叫び声は空から聞こえてきている(つまりまだ着地していない)のか、「あああああ…」の叫び声と共に着地して砂埃が舞っていることを表しているのか、どちらなのか読み取れません。
おそらく、この砂埃は崩落の瓦礫が落ちた際のものであり、サンジとナミはまだ着地しておらず、その声が上から聞こえている、というシーンなのでしょうが、上のコマではまだ着地していないのに、次のページではナミは地上にいて、(着地シーンが描かれることなく)普通にブロックでできた木(のようなもの)を触っているのです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-4-ナミ.jpg)
直前まで「あああああ…」と叫んでいたのに、着地シーンは省略され、何事もなかったかのように次のシーンに移るという。
描写1つ1つのつながりがわかりづらすぎるため、全然スムーズに読み進められません。
読者側の補完に頼りすぎている描き方です。
キャラと背景が連動していない
👇🏻このコマも意味不明です。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-4-ナミ.jpg)
「こんなのが木なわけない」って、これ、ナミは一体何を触ってるのでしょうか。
当然、「ブロックでできた木」ということなのでしょうが、この絵で「木」に見えますか?
木のどこの部分なのでしょうか。形的に幹にも見えないし、葉の部分にも見えないため、全く木に見えず、ナミの説明によって「木」にされているだけです。
このコマの前に、「ブロックでできた木」が一つでも描かれていればまだ理解できたかもしれませんが、👇🏻このコマを見る限り一つも確認できません。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
仮にコマの右下のものを言ってるのだとしても、これを「木」と呼ぶのは無理があるし、そもそもナミが触っているのはもっとボコボコしているため、ビジュアルが明らかに異なります。
普通に「レゴブロック 木」で検索して出てくるような、「🌲」「🌳」←こんな感じで、木だと明確にわかるデザインにすればいいのに。
さらに不自然かつ笑うしかないのが、奥にそびえ立つ超巨大樹のことは完全無視するという茶番です。
いや、木と言えばまず真っ先にそっちの方が目に入るだろう笑
そこに本物の木(それもこの世のものとは思えないほどの大樹)がそびえ立っているというのに、なんでブロックの木を触りながら「こんなのが木なわけない」なんて言葉が出てくるのか。
さらに言えば「私達が巨大化でもしたの!? こんなのが木なわけない」というセリフも、前後で意味がつながっていないため意味不明なセリフとなっています。このセリフだと、普通は「私達が巨大化したのであれば、こんなのが木なわけない」、もしくは「こんなのが木なわけないから、私達が巨大化したはず(ないし巨大化したはずがない)」というように、二つの文は意味的なつながり(論理)を持つはずなんです。
が、「こんなの」が明確に描かれていないため、前後の文をつなぐ論理が読み取れない上、仮に「ブロックでできた木」を指しているのだとしても、いずれにせよ両者をつなぐ論理は読み取れません。
結論、2つのセリフは意味的なつながりは持たず完全に分離しており、「じゃあここは『エルバフ』で…私達が巨大化でもしたの!?」とウソップに問いかけておきながら、全く無関係な「こんなのが木なわけない」という独り言を脈絡なく続けただけのシーンになっているわけですね。
もちろん、日常会話においては急に脈絡なく目の前にあるものを触り出して独り言を口にする、ということ自体は「あり得る」ことなのですが、作者が意図を持って描ける「漫画」において、わざわざそんな脈絡のないわかりづらいだけの描き方をする必要があるのか、という話です。
さらに、次のこの大ゴマを見ても尚(せっかく引の大ゴマで背景をしっかりと伝えられるコマだというのに)、ナミが何を触っていたのかがわかりません。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-4-2.jpg)
こうした描き方を見ると、キャラやセリフと背景が全く連動していないことがよくわかります。
「ブロックでできた木」など見当たらないのですが、ナミはどこの何を触ったのでしょうか。
これ、作者がアシスタントに具体的な背景指示を出していたら、絶対にこんな描き方にならないはずなんですよね。
歩き出したばかりで、まだ先ほどの場所から遠くに離れたわけではないのですから、普通、ナミが直前まで触っていた木が近くにあるはずなのに、それと思えるものがありません。
形的に、画面左側のブロックですかね? こんなもんただのブロックの塊であり、これをそもそも「木」だと思うことのほうが無理があると思うのですが…
ナミに「ブロックでできた木」を触らせるコマを描いておいて、その直後の引きのコマで、その木と思えるものが描かれていないって、漫画の描き方としておかしいでしょう。
「レーダー」と言っておきながら匂いで嗅ぎ分ける謎
サンジのいう「おれレーダー」とは「匂い」を嗅ぎつける行為だったようです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-4-3.jpg)
え…キッショ……
エッグヘッドでボニーを探していた時も、「おれのレディレーダー」なんて言ってましたが、この時もボニーの匂い「くんくん」してたんですかね?
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1094-3.jpg)
え…キッショ……
それ以前に、「レーダー」というからには、女性が発する何らかのオーラや波動のようなものを第六感で受信・感知している的な意味合いなのかと思っていたのですが、嗅覚でかぎ分けるって笑 お前それ「レーダー」じゃねェだろ…。
こいつが「くんくん」と女性の匂いを嗅ぎ分ける所作などこれまで一度も描かれてきてないというのに、なんでこういう意味不明な後付けするんでしょうね。
説明セリフキッツ…
👇🏻ここのコマのセリフの作為臭がキツいです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-4-4.jpg)
本来、一味のやりとりなど吹き出しのセリフだけで読ませる技量があったのに、もはやその腕は見る影もなくなってしまいました。
まず、おそらくウソップのセリフと思いますが、「うおおおお〜〜〜〜!!!」と叫んでるのに「ゲラゲラ」と笑いマークがつくのが意味不明です。どういう状態を描いてるんですかね。
「うおおおお〜〜〜〜!!!」と叫んだ後に「ゲラゲラ」と笑ったんだろ、と思うかもしれませんが、笑いのマークは「ゲラゲラ」に対してではなく、「うおおおお〜〜〜〜!!!」の吹き出しについているわけで、ゲラゲラもその吹き出しに添えられているのですから、これらは「前後関係」ではなく、「(ほぼ)同時」に発生しているものと解釈するのが妥当でしょう。
試しにやってみてください、「うおおおお〜〜〜〜!!!」と叫びながら「ゲラゲラ」と笑えるかどうか。
絶対にできないので笑
こういうところで、漫画文法が崩壊していると感じてしまうわけですね。
おそらく、「笑いマーク」を入れているのは、笑いながら「うおおおお〜〜〜〜!!!」と叫んでるという意味ではなく、「笑顔で陽気な表情」で「うおおおお〜〜〜〜!!!」と叫んでいる、ということなのでしょう。
要するに、👇🏻このような表情をしていることを表したいのだと思います。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/333-2.jpg)
うん、それならそう描けばいいのでは?笑 なぜ記号だけで済ませるのでしょうか。記号だけでは表情まで読み取れませんよ。
ナミの「わかる? ここがどれ程 得体の知れない場所か!! これだけ広くても全く風が吹いて来ないのよ!?」というセリフも酷い。というかキッツイ…
さりげなく「気象や天候に詳しいナミらしさ」を描いたつもりかもしれませんが、脈絡なさすぎる上、何もかもズレすぎてるためうるせェよとしか思えません。
まず「広さ」って風の発生に関係あるんでしたっけ? 風の有無って、その場所の「広さ」によって決まるんでしたっけ?
理科苦手なので原理を深く理解しているわけではないのですが、別に広い場所だろうと狭い場所だろうと風が吹いていない「無風状態」(に感じる)場所や時間など普通にあり得ませんかね? 広い場所では常に人間が感知できる風が吹いているのでしょうか。
こういうと、ナミは天候に詳しいから風の感知にも常人以上の感覚を持っていて当然だろう、と言われそうですが、そういう話ではないんですよね。そもそもこのタイミングで、(「ここがどれ程 得体の知れない場所か」を伝える上で)まず真っ先に「無風」であることに触れることと、その理由づけが「広さ」という的外れ具合というか、わかりづらさが不自然だと指摘しているのです。
まだ目を覚ましてから大した時間も経っていないのですから、仮にここまで「無風状態」であったとしても全然「あり得る」ことであり、「得体のしれなさ」の根拠として説得力がありません。
そもそも、他に、「得体のしれなさ」を感じることなどいくらでもあるというのに、まず真っ先に「風」について触れ、わずかな時間の観測だけで「全く風が吹いて来ない」と結論づけて、得体のしれなさの理由にしてしまう不自然さたるや。
要はこの後「箱庭(檻の中)で飼われている」ことを伝える前に、(風が吹いていないという点から)ナミらしさを生かしつつ、そのおかしさに気づいていました、ということを伝えたいのでしょうが、その描き方やセリフが不自然すぎるため、作者の作為しか感じないシーンになってしまっているわけです。
「得体の知れない場所」加減で言ったら、ブロックでできた木々や建物、奥にそびえ立つ巨大樹の方にまず目がいきませんかね?
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-1-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
なんでそっちは完全スルーで、まず何よりも「風」を得体の知れなさの根拠にしてんだよ意味わかんねェな。
せめて、何らかの不自然な現象を見て、風が吹いていないことに気づく様子を描いてくれれば、まだ唐突感が薄れるのですが、以下のコマで、先に砂埃が一定の方向に流れている(つまり風が吹いているようにしか見えない)シーンを描いておいて、急に「全く風が吹いて来ない」と結論づけるのは無理があるでしょう。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-2-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
何から何まで筋が通っておらず、ほんと、小手先で考えられた「言わされセリフ」にしか見えないんですよね。
クソつまらん茶番RPG描写
サブタイトルの「RPG」っぽさを感じるエンカウントシーンの描写がこちら。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-5-2.jpg)
「ん?」
「え? え? え? ヤダ」
「ギャー!!」
「気持ち悪ぅ〜〜!!」
ひでェ…
一味のリアクションも酷いですが、この中身のなさというか、展開の強引さというか、面白みのなさというか…最終章の1エピソードの導入とは思えない雑さ、適当さ、捻りのなさです。
「虫全般嫌い」な軟弱男に改変されるサンジ
虫にビビるナミとサンジのコマも、ジャヤでのサウスバード探しの際の2人を思い起こさせて盛り上げたいのでしょうが、「サンジは虫嫌い」という極めて表面的なキャラ付け(キャラ解釈)に改変した上で巨大バッタにビビらせているため、作為臭しか感じません。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-5-3.jpg)
薄っぺらいんですよね、なんかもう「個性」の描き方が何もかも。。
よく、私のことを「何でもかんでも批判して難癖をつけてるだけで、ワンピース愛を感じられない」的な批判をする人がいますが、私からすれば作者に「キャラクター愛」を全く感じませんし、その描写を全て妄信的に受け入れて盛り上がれる読者の方がよほど愛を感じません。
ジャヤのシーン、サンジにはわざわざ「そういう気味悪い系の虫」はアウトだと言わせています。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/230-2-2.jpg)
なぜか。それはサンジは「虫全般が苦手なわけではない」からです。
虫全般が嫌いで苦手なのであれば、「そういう気味悪い系の虫は」なんて前置きはしません。
あくまでクモや蛾、ムカデのような「気味悪い系の虫」がアウトなのがサンジの個性だったわけです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/230-2-3.jpg)
実際、作者もサンジがビビる虫については、ちゃんと読者までゾッとするような「気味の悪い虫」の描き方をしているため、サンジの言い分には大半の読者が共感できるはずです。だからあれだけ強くて頼り甲斐のあるサンジでも「気味悪い系の虫」は苦手、という設定(個性)を読者は違和感なく受け入れられるわけです。(同時に、ウソップは虫全般平気という個性・強みも、説得力を持って描けています)
逆に、同じ虫でも、巨大てんとう虫や、
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/231-2.jpg)
巨大ナメクジに対しては、サンジも一切ビビることなく、抵抗しています。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/231-3.jpg)
このシーンのポイントは、ナミは及び腰で「汗マーク(💦)」を出しながら抵抗していることです。「気味悪い系の虫」には2人ともビビっていて、巨大てんとう虫や巨大ナメクジに対しては、サンジはしっかり対抗している一方、ナミは(気味悪い系の虫ほど身震いしながら距離をとって逃げ出したくなるほどではないものの、それでも)抵抗感をもって接していることがわかります。
この描写によって、「ナミは虫全般が苦手だが、サンジは気味悪い系の虫が苦手なだけで、少なくともてんとう虫やナメクジについては問題なく対峙できる」ことがわかります。
ここまで丁寧に、キャラごとの細かな好き嫌いや、それに伴う行動・リアクションを描き分けてくれていたわけです。だから一コマ一コマ、全ての描写を味わうように読み込む楽しさがありましたし、そうやってキャラ一人一人の個性や人間性を、深く理解していくことができたわけです。
さらにこの後、空島ではねずみやカエルを平然と鍋にぶち込もうとするシーンが描かれ、
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/253.jpg)
ねずみに関しては幼少期の頃に自らエサをあげて友達になる描写まで追加されました。(この描写は不要だったと私は今でも思っていますが)
つまり、クモや蛾、ムカデのような「気味悪い系の虫」はアウトだけど、てんとう虫、ナメクジ、ネズミ、カエルは問題ない、それがこれまで描かれてきたサンジです。
もちろん、その好き嫌いはサンジの主観的判断によるとはいえ、それまでに描かれていたサンジのイメージやサンジらしさを踏まえれば、ジャヤのシーンにおける「気味悪い系」と「そうではない虫」の分類や、ネズミやカエルは(食材として見ているため)気味悪がらない、といった描写は、大半の読者にとっておよそ共感・納得できるものだったはずです。
で、今回の描写です。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-5-3.jpg)
これまでの描写を見てきて、サンジが「(巨大)バッタ」を「気味悪い系の虫」としてビビることに違和感があるのは私だけでしょうか。
巨大てんとう虫やナメクジはOKなのに、バッタは鳥肌立てて距離を取るくらいNGという感覚が私には違和感しかなく、1人のキャラの個性(嗜好)として、整合性がとれていないと思ってしまいます。
ゆえに、ジャヤの描写1つを表面的に捉えただけで、これまで描いてきたサンジというキャラ全体の一貫性など無視して、「サンジは虫嫌い」という一点だけで巨大バッタにビビらせている、作為しか感じないシーンに見えてしまうわけです。
これが「キャラに愛情のある描き方」なのでしょうか。私からすれば、こうした雑な描写(「サンジは虫全般苦手だったことにする」、あるいは「サンジにとってバッタは気味悪い系の分類とする」)をアリだとしてしまう方が、よほどキャラ本人の意思や嗜好を無視した、キャラへの愛を感じない作者本意の描写に見えてしまいます。
「うおおおお〜〜〜ん」と獣泣きする非常食
もはや媚びるか泣き喚き叫ぶ役割しかもらえなくなってしまった非常食。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-8-2.jpg)
前回のナミと並べると、3バカトリオの無能雑音っぷりがよくわかります。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1127-2-ナミ号泣.jpg)
ちなみに「うおおおおおおん!!」という泣き声は、これまでたぬきやペコムズのような動物系のキャラが発するものだったのですが、ナミまで獣泣きするようになった上、今話でたぬきも同じ泣き方をするというワンパターン描写となっています。
あえてやっているのか、無意識にやってしまっているのかわかりませんが、もう「キャラを泣かせる時の記号」として定着してしまったようですね。。
ちなみに、非常食だけ檻の外に拘束されていた点について、おそらく何らかの理由があるのだろうと思いますが、もし「東の海の5人での冒険を描きたかった」という理由だけで排除したのだとしたら、最終章とは思えない小手先描写&展開の連続に落胆してしまいますね。
次週以降、その理由が描かれることを期待して待ちましょう。
「ゆっくりは話せん」と言いながら、聞いたことに答えず、聞いてないことをベラベラしゃべりまくる操り人形
RPGのモブキャラのように、決められたセリフを吐くように設定されてるのかってくらい不自然な説明セリフを口にするモブジジイ兵。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-5-3-2.jpg)
「おっさん誰だ?」「ここどこだ?」「おれ達の仲間知らねェか?」という質問に対して、「ゆっくりは話せぬが」と前置きをしておきながら、いきなり「この広大な土地は全て太陽神様のものだ」となぜか「土地の所有者」の話から入る的外れ具合を披露。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-5-4-2.jpg)
聞いてねェんだよんなことは…時間ないならさっさと核心から答えろや。
「ここどこだ?」という問いへの答えに繋がるのかと思いきや、結びは「言わばここは”神々の国”」という何の答えにもならない説明で終わるシマツ。
「ここどこだ?」と聞かれてるのに、「この広大な土地は全て太陽神様のものだ」「言わばここは“神々の国”」って、何の答えにもなってないでしょう。
「今日のご飯何?」と聞かれたのに、「今日はお母さんが作った、とびっきり美味しいお母さん料理よ」と返すくらい答えになってません。んなこたぁ聞いてねェんだよ笑
それも、「言わば(神々の国)」と総括しておきながら、その前に登場した「神」の名前は”太陽神”のみなので、日本語としてもおかしく、この上なく頭の悪い説明となっています。
「この土地は全て太陽神様のもの。イスカット様は猫。言わばここは神々の国」って、説明になってないでしょう。イスカットについてもちゃんと「神」であることを伝えないと、「言わばここは“神々の国”…!!」という結びにつながりません。
仮に、これは結びのセリフではなく、この後の「針神様」「耳神様」の説明につなげるための導入のセリフなのだとしても、じゃあイスカットは何神様なんだ(なぜイスカットが神であるかどうかは伝えないのか)って話になるし、ただハリネズミが「針神様」、大ウサギが「耳神様」と呼ばれていることを伝えただけで、この土地における「神」とはどういう存在で、「神々の国」とはどういう意味なのか、だから何なのかの説明がないため、何の意味ももたらしていません。
「”神々の国”」なんて抽象的な説明、何も知らん人間にとっては、何の理解にもつながらない無価値な情報でしかない。
実際、ルフィ達はその説明には一切食いつくことなく、何の理解を得ることもなく、当初の目的とは無関係の情報の方に食いついて、ただ衝動的な行動に出るという強引な展開になっています。よく船と仲間を探すことや、ここがどこなのかの確認をすることなく、自分の質問への答えを得ることもなく、聞いてもない「決して進んではならぬ」情報の方に食いつけるよな…
ほんと、読者に対して「設定説明」しているだけで、このジジイが、何も知らないルフィ達の質問に答える、ないし説明をするセリフになっていないんですよね。
聞かれたことに答えず(相手の質問の意図を察することなく)、ひたすら要領を得ない無価値な回答ばかりを続けて、自分が話したいことだけを話す、典型的な「仕事できない人間」の返し方です。
たとえば、仮にこの国がエルバフ内にあることや、檻の中の国という事情を知ってるなら、まずはそこから話すべきだし、何も知らず、ルフィ達同様にこの国に連れてこられた立場なのなら「わしも◯年前に突如連れてこられたゆえ詳しくは知らんが」のような前置きをするはずだし、この国で生まれたのであれば「ここは”太陽神”様によって創られた(ブロックでできた)国である」のように、この国がどんな国なのかを説明するべきでしょう。
参考までに、空島編ではどう描かれたか見てみましょう。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/238-2.jpg)
はい、きちんと聞かれたことに端的に答えつつ、相手の求めている事を汲み取って、答えを与えてくれていますね。
このシーンでは、まずお互いが何者なのか(どこから来たのか)を確認するため、「おぬしら青海人か?」「あなたは誰?」という質問があり、一味は「青海人」という呼称を知らないため、ナミが「? 何それ」と確認をしています。
ガン・フォールは、それに対して「我輩”空の騎士”である」と自己紹介して、「青海人」とは何なのかを端的に教えてくれた上で、「青い海から登ってきたのか」とよりわかりやすく噛み砕いた質問をし直して、ルフィが「うんそうだ」と肯定。
これを確認したガン・フォールは「通常の青海人では(この高度の空気の薄さに)体が持たないであろう」(という重要な)情報を教えてくれています。
また、この後コニスと知り合った際のシーンでも、
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/239-2-2.jpg)
コニスは(ガン・フォール同様)当然まず確認すべき「どこからやってきたのか」を質問し、ルフィも「お前ここに住んでんのか?」と相手の所在を確認しています。その上で、「ここはスカイピアの”エンジェルビーチ”」であると教えてくれ、ルフィが手に持っている「コナッシュ」の飲み方を(青海人は知らないであろうと)教えてくれています。
これが、きちんと自分の意思を持ち、自分の頭で考えて、言葉を発することのできるキャラ達による「会話」です。
一方、今話のモブジジイは、ルフィ達が何者で、どこから来たのか、何しに来たのか、何者かなど確認することなく、国の名前や場所を伝えることもなく、まず真っ先に「土地の所有者」を説明し、聞かれてもいない「城主の名前」を教える一方、自分の名前は名乗らず、ここが「神々の国」であるという何の意味も持たない抽象度の高い説明だけして、聞かれたことにまともに答えることなく、なぜか空腹の心配をして「街で”食糧”をもらって来るといい」とおすすめし、最後に一切話にあがっていなかった「決して進んではならぬ」場所について忠告するという描かれ方がしています。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-5-4-4.jpg)
何から何まで意味不明でしょ。
全く「会話」になっていない。
たとえば、ルフィ達が船や他の仲間達を探していて、「どこに行ったらいいか」を質問し、「ここに行ってみろ」と回答した上で、「途中にある神殿には絶対に近づくな」のように警告するとか、まず真っ先に目に入る巨大樹について興味を示して質問した結果、「あそこには絶対に近づくな」と警告するならわかるんです。
が、ルフィ達の立場や状況、目的も知らないのに、それを確認することもなく、抽象的すぎて意味をなさない情報を与えた上で、唐突に「城の反対側」というどこを指しているのかわからないこれまた中途半端な説明と共に、無関係な警告をし始めるあり得なさたるや。
こいつに言わせるべきセリフは、
- 「国の名前(どこのどんな国か)」(+国の所有者)
- 「自分の名前と立場」
- 「ルフィ達がどこから来た何者なのかの確認」
- 「ルフィ達の仲間のことを知っているかどうか」
です。
このうち答えたのは「国の所有者」と「自分の立場」だけであり、そのほかの情報は全て「聞かれていないこと」です。何なら「国の所有者」も別に聞かれていません。
ルフィに聞かれたのは「おっさん誰だ?」「ここどこだ?」「おれ達の仲間知らねェか?」なんですから。
つまり、普通は以下のようなセリフ(会話)になるのが自然なのです。
- この国は”太陽神”様の手で作られたブロックの国(あの世界樹を除き、すべての木々や建物はブロックでできておる)私はこの城の城主イスカット様に仕えている◯◯だ。
↓ - 城主? あの城に人がいたのか?
↓ - いや、猫だ 猫の”◯神様” 他にも大ウサギの”耳神様”、ハリネズミの”針神様”など、巨大動物の神達が各地の主をしている。言わば神々の治める国じゃ。
この説明の途中で、一味は自分達がやらかしたことに気づき(それを「!」で表し)、説明を終えた後にルフィが謝ろうとしてウソップが止める、という形で描けばいい。
「城にいる猫」という情報だけで、瞬時に自分達がやつけた猫だと結論づけて謝ろうとするのは逆に不自然であり、ハリネズミの”針神様”、大ウサギの”耳神様”のことまで聞いて確信する、という流れにした方が、圧倒的に自然で説得力のある描写になります。(「城にいる猫」という情報だけでは、他にもいた可能性は十分考えられるからです)
この後は、「お前達の仲間についてはわからんが、街に行けば”食糧”が貰えるので 新入りならそこにいるかもしれぬな──悪いが先を急ぐので私はこれで」のように言わせて、最後に「念の為」の警告を言わせればいい。
聞かれた質問に何一つ意味のある回答をせずに、聞かれてもいない「決して進んではならぬ」場所について警告し出すなんてあり得ないでしょう。
もう作者自身が、「自然な会話」を描けなくなってしまっているのがよくわかります。
ルフィが”太陽の神 ニカ”の姿にそっくりだと言われていたのに、「太陽神」という名前に一切食いつかない謎
もっと言えば、そもそもエッグヘッドではルフィのギア5の姿について、「太陽の神ニカ」にそっくりだと言われていたのに、
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なぜこいつらは「太陽神」という言葉に何も反応しないのでしょうか。
ゾロは👇🏻この時の場にいなかったものの、
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1069-5-2-2.jpg)
ナミ、ウソップ、サンジは話を聞いていたんですから、「太陽神」なんてワードが出たら、真っ先にルフィとの関係性について気が回るはずでしょう。
また、ベガパンクの放送では「エルバフに伝わる”太陽の神”ニカのように伸縮する体で戦ったという男」という説明までされているというのに、エルバフらしき国に来て「太陽神」という言葉を聞いておきながら、誰一人ルフィとの関連性に気づかず、触れようとしないなんて違和感しかありません。
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(まぁこれは一味はロビン以外誰も聞いてないということなのでしょうが…)
ウソップに至っては、この後ギア5のルフィに対して、「ルフィマズイ!! “太陽神”が帰って来た!!」などと声をかけてしまうシマツです。
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お前らエッグヘッドの記憶全て失ったんか? お前らの中でエッグヘッドの冒険はなかったことになってるんか?と思わずにいられないレベルのあり得ない描写。
このセリフのおかしさ、あり得なさに作者も編集者も気づかないんですかね…
ルフィの変貌に全く興味を示さず、「よくわかってない」と言いながら依然一切疑問を呈さずに、ひたすらスルーし続ける一味の描写に、違和感を覚えない読者など存在するのでしょうか。
私には作者都合で無理矢理そこに触れない、疑問も持たさないようにしているようにしか感じません。
要するに、作者が読者に対して直接説明ないし匂わせをするための描写ばかりで、作中キャラ達を全く介していない(無視している)ということです。
だからキャラが操り人形化して、感情移入ができなくなるんですよね。
何でこんな描き方しかできなくなってしまったのか。
媚び女キモチワリィ…
こいつなんでこんないちいち媚び顔ばっかり披露してくるんですかね…
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年々幼児化し、男に媚びることしかできない無能女化していく様が気色悪くて見てられません。
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いつから媚びることしか存在意義を示せないキャラに成り下がっちまったんだよ。。
なんで2年前より退化してんだよ。
ルフィがお前を仲間にしたのは、お前の媚び女力を見込んでたわけじゃないだろうが。自分の存在意義をもう一度見つめ直せよ。
もう最終章なんだぞ?
「ルフィの仲間」ではなく、「読者向け媚び要員」にしか見えねェんだよ…
今更「凶暴な兵」ごときに食いつき昂る「かつてゾロだった誰か」
エッグヘッドでは、世界最強の剣士候補の一人であるナスに背中を向けながら全力逃走しておきながら、よくわからん国の「凶暴な兵」には不敵な笑みを浮かべて奮い立つ小物丸出し剣士と化したゾロ。
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そもそも、ナスの件がなかったとしても、今更「凶暴な兵」なんて情報だけで奮い立つ意味がわからない。
雑なんですよね、描写1つ1つがどれもこれも。
「今更ゾロが昂る描写を入れるべきじゃない」ということではなく、「昂らせるなら、きちんと今のゾロの実力や状況を踏まえて、その感情に説得力が出るように描いて欲しい」のです。
普通に、食いつくなら「太陽神」や「生きて帰った者はおらぬ」の方ではないでしょうか。たとえば「生きて帰れねェ神殿か…面白ェ」というリアクションなら、ゾロが興味を持ち、不敵な笑みを浮かべるのも理解できます。
が、四皇の右腕が、今更「謎の国」(すでに巨大動物達は雑魚であることが確定している)の「凶暴な兵」という情報だけで食いつくって、むしろ小物感を強める描写にしかならないんですよね。だって、「太陽神の神殿を守る」「兵」な時点で、より大物がいることは確定しているんですから。
なぜ神ではなく、その手下の兵の方に食いつくのか。
「神・エネル」と「凶暴な神官達」と言われて、神官達の方に食いついてるような不自然さです。
空島で最強の神と対峙し、敗北していることも踏まえると、尚更ゾロの性格上、神のほうに食いつきそうなものだし、そこをスルーして手下の兵の方に食いつくと、神には勝てないから手下の兵に逃げてるような印象さえ与えてしまう。
もしかしてシャンクス同様、ゾロも大物相手じゃ勝てないから小物狩りに精を出すキャラに格下げされてしまったんですかね…
せめて「この国最強の兵士達」とか「神に仕える最強の兵士達」といった、強さの保証がなされている肩書きであればわかるのですが、「凶暴」って単に「ふるまいが悪くて荒荒しいこと」であって、その兵士の「実力」を保証するものではないですからね。暴れ回る子供のことでさえ「凶暴」と言えるんですから。
前話で倒したハリネズミも猫ライオンも、いきなり襲いかかってきたのですから「凶暴な動物」と言えるわけで、あのレベルの敵かもしれない(むしろ状況的にはその可能性の方が高い)と考えると、「凶暴な兵」に食いつき昂ってるゾロが小物狩りに精を出してる小物剣士にしか見えなくなります。
何もかもセリフが的外れすぎて、全然気持ちよく読めないんですよね。。
マジで誰もセリフチェックしてないんですかね…
で、この後「凶暴な兵」とはただの巨大なヘビとネズミとカラスだったことが判明して、一切苦戦することなく瞬殺して終了というオチ。酷すぎるわ…
「お前までそうだからルフィがああなんだよ!!」と謎理論で責任追及する四番手
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「お前までそうだから」って、これサンジはどういう意味で言ってるんですかね?
「ルフィの右腕で、ルフィから頼られ、いつもルフィと行動を共にして、ルフィのお守り役をしているお前までそうだから」って意味ですか?
その場合、サンジは一味でゾロより立場が下であることを自ら認めた発言になるんですが、そんなこと言うと思います?
「両翼」の立場なのであれば、あるいは自分はゾロよりも実力も立場も上という自負があるのなら、サンジにだってルフィが身勝手な行動を取ること(を止められないことの)責任はあるはずでしょう。
全部ゾロに責任をなすりつけるってことは、自分はルフィの右腕ではなく、そのポジションはゾロが担っていることを認めたってことなんでしょうか。
ワノ国編ではジンベエに自分のほうがルフィの役に立ってる的なマウントを取ってましたが、「ゾロよりは下でジンベエよりは上にいたい三番手志望の四番手」ってことでいいですかね?
ダッセェ男になったもんだなサンジ…
「反省しやがれ」というセリフも違和感しかありません。「今すぐルフィを止めてこい」とか「てめェが責任取りやがれ」のように、トラブル(の元)の解決をさせようとするならわかるのですが、「反省」を促すって…いったい何の解決になるというのでしょうか。この期に及んで言ってること的外れすぎません?
何も学ばない知能と学習能力ゼロの主人公
「避けて先急ごう!!」と言っているのに、避ける素振りなど一切見せずにそのまま真正面から衝突する主人公。
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同じようなこと、ホールケーキアイランドでもやってたけど、ほんとに何も学ばねェなこいつは…
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「避けて先急ごう」と言わせることで、この時とは異なる展開を描くのかと思いきや、避けることなくそのまま全力衝突するって、退化してるやんけ…
避ける気があるのなら、絶対にこんな描写にはなりません。
一歩でも横に動けば向こうも同じ方に動くわけで、その時点で、また逆に避けようとしたり、少なくとも直進を止めたりするはずだからです。
というか、そもそもガラス張りならまだしも、鏡に向かって走って行って、そのまま気づかずに衝突することなんてあり得ますかね?
目の前に自分が映ってるんですよ?笑
これってマジでどういうシーンなんでしょうか。
まだ、👇🏻この距離においては(鏡側の姿を豆粒にして誰なのかわからなくするという作者の作為もあって)自分だと気づかないというのもわかりますが、
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-6-4-2.jpg)
この距離のまま急にぶつかるわけではなく、
👇🏻この距離まで近づいてようやくぶつかれるわけです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-6-4-3.jpg)
つまり、近づけば近づくほど自分の姿が大きくなっていくわけです。
避ける意思があり、正面には自分の姿が映っていて、その姿が大きくなっていく上、鏡のトリックはWCIで一度経験済みというのに、そのまま突っ込んで衝突するなんてあり得ないでしょう。
作者が、「鏡であることに気づかず真っ正面からぶつかって壊すことで奥の部屋の存在に気づく」という展開を描きたいから、キャラをその通りに動かしただけのシーンです。
「漫画なんだから別にいいだろう」と思いますか?
漫画だから、「作者の思い通りの展開にするためにキャラの知能を奪い、思考停止させて通常では絶対にあり得ないようなバカな行動を取らせても問題ない」と思いますか?
そんなキャラに感情移入できますか? 感情移入できない行動によって進むストーリーを面白いと思えますか?
何より、ワンピースってそんな作品でしたか?
こういう描き方をすることこそ、最もキャラや作品を尊重せず、蔑ろにしていることと同義だと私は思いますが、まぁ、「キャラは作者のものだからどう描こうが作者の自由」派の人にとっては、どう描かれようとも関係ないのでしょうね…
リアクションがくどい、というかあり得ない
「はァ〜〜〜〜!!? 空が割れたァ〜〜〜〜〜〜!!?」
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-7-2.jpg)
「何だ!? どういうことだ!!?」
「え〜〜〜〜!?」
これもあり得ない。こんな時間差で、順番にそれぞれ大声で驚きの声をあげるなんてあり得ません。
最初に(おそらくサンジが)「はァ〜〜〜!!? 空が割れたァ〜〜〜!!?」と叫んでおり、その後ゾロが「何だ!? どういうことだ!!?」と疑問を口にするまでは自然なのだから、そこで終わらせておけばいいのに、なぜかその後にナミウソップの「え〜〜〜〜!?」を追加してしまうあり得なさたるや。
とりあえず全キャラにセリフやリアクションをさせないと気が済まないんですかね。。
「空が割れたァ〜〜〜!!?」とタイムリーに驚いた後、「何だ!? どういうことだ!!?」と状況把握のステップに入っているにも関わらず、続けて「え〜〜〜〜!?」と驚くって、どう考えてもリアクションとして「遅い」でしょう。
何でこういう「あり得ない」描き方ばかりするのか。。
そもそも、鏡であることやその違和感に、誰一人微塵も気づかずに全員全力で驚き、うろたえている姿がバカとしか言いようがありません。
正確には、このコマの前に「見ろ あの城さっきの城と形が…」と異変に気づくようなセリフを言わせているのですが、にも関わらず、空が割れたことに全員驚愕する描写にしてしまっているため、鏡である可能性に誰も気づいていなかったことになり、何のためにこのセリフを入れたのかも意味不明となっています。
たとえば、ナミが「ちょっと待って 向こうに見える城 さっきのお城と同じじゃない…?」と異変に気づき、ウソップかサンジが「いや違う 向きが逆だ」のように指摘して、そのトリックを理解し、ナミが「ルフィ止まって!! それ以上進むと…」と声をかけ、ルフィが振り向いてよそ見をしたことで、そのまま衝突して鏡が割れる、といった描き方にすれば、誰も「バカ」にせずに、同じ展開を描けるじゃないですか。
先に読者に鏡だとバレてしまうと、空が割れるシーンの驚きやインパクトが損なわれるというのであれば、「いや 違う向きが逆だ」は言わせなくてもいい。ナミが「ちょっと待って 向こうに見える城 さっきのお城と同じじゃない…?」と一人で異変に気づいて、「ルフィ止まって!! それ以上進むと…」と制止し、ルフィが振り向いてよそ見をした結果、そのままぶつかってしまった、という描き方にすれば、ネタバレせず、誰もバカにせずに同じ展開が描けます。
というか、そもそも鏡のトリック自体WCIで既出な上、大してインパクトのある作画でもないんですから、キャラを全員バカにするような犠牲を払ってまで隠すようなネタでもないでしょう。
もっというと、先述の通りルフィが鏡に衝突すること自体が「あり得ない」ため、前から突進してくるヤツが避けようとしない(ないし避けてもかわせない)ため、(自分の姿だと気づく距離まで)近づききる前に、ぶっ飛ばそうとして鏡を破壊するという展開の方が、よほど「自然」で納得できる展開ではないでしょうか。
前話で、ベランダに向かって走っていって「行き止まり!!」と叫んだバカがいましたが、今話では鏡に向かって正面衝突するバカの登場です。何でこうやってキャラを知能ゼロのバカにする展開しか描けなくなってしまったのでしょうか。。
モブのセリフもひでェ…
「今日はこの国荒れてるぞ…!?」
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-7-3-2.jpg)
いや、いないって…そんなセリフ口にする人間…
その国の住人かつ、国の異変を現場で目の当たりにしている当事者が、ただその事実を説明するだけのセリフを吐くなんてあり得ない。
「何が起きてる!?」という事実確認の次に口にするのは、「なぜ今日はこんな異変ばかり起こるんだ!?」といった原因究明のセリフでしょう。
国に異変が立て続けに起こり、その事実に対して「この国に何が起きてる!?」と疑問を口にした後に、「今日はこの国荒れてるぞ!?」なんて(すでに認識している事実の)説明セリフなど吐くはずがないのです。
最後の「ええ〜〜〜!? 太陽神様が!! お怒りにィ〜〜〜!?」も酷い。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-11-2-2.jpg)
怒ってる人を見て、「お怒りにィ〜〜〜!?」なんて疑問符付きで驚くなんてリアクションをすることなどありますか?
なぜ疑問符が付くのか。つまり、なぜ怒ってること自体に驚いてるのか。
滅多に怒らない(怒ったところを見たことがない)から、怒っている姿自体に驚き、疑問符が付いたってことでしょうか。
それでも、この疑問符付きリアクションだけを単発で口にすることなどあり得ません。
怒った姿を見たことがない人が怒ったシーンを見たとして、「(普段温厚な)太陽神様がお怒りに…!? 何があった!?」のように、原因の方にすぐに気が向くはずなのです。
逆に、もし太陽神が怒ると国がめちゃくちゃになってしまう(過去にそうした事態になったことがあった)のであれば、「まずい…!! 太陽神様が怒りだ!! 急いで避難しろ!!」のようなリアクションになるはずです。
普通の思考力を持った人間であれば。
「ええ〜〜〜!? 太陽神様が!! お怒りにィ〜〜〜!?」というセリフが、いかに中身カラっぽで言わせる価値のないクソモブセリフなのかよくわかるでしょう。
非常食との再会シーンひでェ…
このコマで、非常食がどこにいるかわかりますか?
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-7-4.jpg)
ここです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-7-4-2.jpg)
が、肝心の当人の絵が描かれていないため、どこにどのように捕えられていたのか全く読み取れません。
で、次のコマでこれです。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-8-2.jpg)
この後、「首輪の鉄が堅すぎて外れなぐっでもう死ぬかと思っだ〜〜〜〜!!」と(どのように捕まっていたのかを)自ら説明するのですが、なぜか首輪を取ってくれたゾロではなく、ナミに抱きつくキモ媚びムーブを見せています。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-8-3-2.jpg)
なぜゾロではなく、ナミに抱きついたのか。はい、(露出度の高い衣装を着た)ナミに甘え、抱きしめられるたぬきを描いて、「チョッパーお前そこ代われ」と男性読者に羨ましがらせるためですね。
それ以外にあり得ませんよ、首輪をとって解放してくれたゾロではなく、一目散にナミに抱きつく理由なんてないんですから。
まぁこれは、たぬきから抱きついたのではなく、ナミが抱きかかえたってことなのだと思いますが、ゾロにお礼を言うこともなく、完全スルーしてナミに泣きついていることは確かであり、そこに作者の作為が介在していることは確実です。
そのせいで、ただただゾロが一味から無視される存在と化してしまっている。
冒頭の👇🏻こちらのシーン然り、ひたすら一味から無視をされ続けるゾロ。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-3-2-ルフィ-ゾロ-ウソップ.jpg)
もはや一味の絆などまるで感じませんね。。
可哀想に…
「強め」に続く違和感形容詞「でかめ」
アルコール度数70%程度(高いものは90%、低くても40%)の酒を「強め」と表現したサンジに続き、巨人族を見て「でかめ」と説明するルフィ。
![](https://onepiece.nabeotsu.com/wp-content/uploads/2024/09/1128-10-3.jpg)
これ、どういう意図で言ってるんですかね…
巨人族にはもっとでかい連中も小さい連中もいるから、その中では「でかめ」(真ん中より上くらい)であることを伝えてるんですかね?
いや、何のために?笑
ルフィ達からすれば、全員「でかい」ことには変わりないでしょうに、”太陽神”が巨人族の中では「でかめ」である(一番でかいわけではない)ことを伝えることに何の意味があるのでしょうか。
続くセリフが「見るからに怪しい!!」なのが、尚更意味不明さに拍車をかけています。巨人に対して「でかめ」だから怪しいって論理として成り立ってないでしょう。
仮に、この2つのセリフは意味的な繋がりがなく、「でかめだなあの巨人!!」というセリフは、「これまで対峙してきた巨人族と比べるとそこまででかいわけではないから、恐るるに足らない」という意味合いなのだとしても、そうした意図のセリフだとわかる描写が一切ないため、このセリフは完全に浮いており、まるで言わせる意味のないセリフとなっています。
セリフ一つ一つが全く意味を成しておらず、言わせる必要のないものばかりなんですよね。。
というか、言わせるセリフが思いつかないから、ものすごく雑で適当なセリフを口にさせているようにしか見えない。
「でかさ」について触れさせるなら、ドリブロよりもでかい(これまで見た巨人の中で一番でかい)ことにするか、これまで見てきた巨人と比べたら小さいから、恐るるに足らずだ、という意図を含ませないと言わせる意味がないでしょう。
「でかめ」であると述べることに一体何の意味があると言うのか。。
こいつは今後エルバフで巨人に出会うたびに、いちいち「お前は小さめだな」「お前はでかめだな」と評価していくのでしょうか。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
ナミがただただキモイ。えーんのシーンをアニメでどう演じるんだろうか。あまりにナミのキャラとかけ離れすぎて想像できない
すまんもう寝るわ
サンジの虫についてはそこまで気にならなかったな。
空島の時はサンジ虫苦手なんだなぁーくらいにしか思ってなかったし、あの時は3人の中で頼れるのはサンジだけだったから苦手だけど頑張って戦ってると思ってた。
今回はルフィ・ゾロがいたから任せたのでは?
(あと、シンプルに巨大バッタは気持ち悪いと思う。。
もう海賊狩りのゾロじゃなくて雑魚狩りのゾロじゃん
ゾロ「騒がしい方へ歩いたらコイツがでけェ兎を仕留めててよ…」
これナミじゃなく読者に向けて発言(説明)してるセリフだろ
ウソップに対してなら顔の向きが違うし、肝心のナミはまだ城から落下中だからやはりおかしい
ナミ「じゃあここは「エルバフ」で 私達が巨大化でもしたの?」
このセリフもおかしい
ゾロが”でけェ兎”って言ってんのになんでそれ聞いて「自分達が巨大化した」という発想になるんだ?
俺が当事者なら普通「私達が小さくなったの?」って思うぞ
もしここがエルバフで、オブジェクトの大きさをアピールするのなら
「じゃあここが「エルバフ」なのかしら…こんな大きな木、今まで見たことがないわ」
「何もかもが大きすぎる もしかしてここが「エルバフ」なのかも」
にしたほうが自然だと思うんだが
今の作者では全キャラ見事にキモいダサい方向にいってしまうようです。。。
誰かサンジの台詞だけでも直してやってくれないでしょうか(´;ω;`)
追記ありがとうございます!そして、お疲れ様です!
キャラクターの位置関係や前後の描写のおかしさ、前半のストーリーとの比較、さすがの推敲っす!
私が今回の追記で気に入った指摘が
「よく、私のことを「何でもかんでも批判して難癖をつけてるだけで、ワンピース愛を感じられない」的な批判をする人がいますが、私からすれば作者に「キャラクター愛」を全く感じませんし、その描写を全て妄信的に受け入れて盛り上がれる読者の方がよほど愛を感じません。」
ここはもう共感しかないっす
今のワンピース肯定派の方々は、ナミのコスチューム可愛いだの、セルフオマージュさすが!だの表面的な部分しか見えてないんすよねー
「チョッパーお前そこ代われ」と男性読者に羨ましがらせるためですね。〜お前そこ変われってノリキモくないですか?
やっぱ落ち着いた口調の方が好きよ
追記おつかれさまんさー
わんぴーすってきっっっっっっついおっっさんしゅうがあふれ出てるよね
1128話みたときに、なんとなくだけど俺でも気づけたわwチョッパー・・・うおおおおおおおんw
わらわらわらわらもはやわらわらわらわら
でもさ、そのあとのナミが貸し一つね♡は、ふつうにしゅーるでおもろかったんだがw
あ、おれだけ?w
追記お疲れさまです。
なべおつさんは改めてちゃんと俯瞰で読んでいる方なんだと再認識しました。
もはや「今週の違和感あなたはいくつ気付いたかな?」な漫画になってしまいましたね。
追記を読むと「普通に読んでたけど言われてみると変」なポイントの多さに気付かされます。
自分も含め説明セリフや状況の違和感は多少感じつつも、この「毎週違和感が続く」状況に慣れつつあるのかなと。普通じゃない事がさも普通のように描写されていくといいますか。
個人的には今話のような「冷静に淡々と斬っていくスタイル」が支持を集めたのだと思っているので、キャラへの罵倒はできれば最小限に抑えていただいて笑
毎週更新は大変だとは思いますがいつも楽しませていただいてます。
最新話を酷さをどう表現するか楽しみなのが俺なんだよね
総集編するらしいけど、昔のワンピもレッドライン超える前に2か月くらいのオリジナル(カマカマの実の奴が出る)とか入れてたんだから、いっその事エッグヘッド前の話の未解決の出来事や語られなかった話を語ればいいのに。それだけで1年は稼げるでしょ。
それが嫌なら、戦闘中にいきなりシャンクスが現れて「そういえばルフィ、ワンピースのアニメがどのように出来ているか、知りたくないか?」と唐突なメタ発言から、「それじゃあ、東映アニメーションに行ってみよう」と、アニメワンピースが出来るまでで話を引き延ばせばいいのに。
古の鉄腕アトムでもやった引き伸ばしだから、それはそれで面白いかもだし。
全て分かりました。ジョイボーイは、存在しません!
一つなぎの大秘宝は、ジョイボーイの伝説のことです!
また、太陽神二ヵ・・・こいつは古代兵器です!悪魔の実の黒幕はこいつです。
悪魔の実は、すべて、古代兵器です。プルトンなどや空島に書かれていた古代兵器は、すべて、ゴールド・ロジャーが開発した古代兵器。また覇気は、彼が発明・・・又は発見したものです!
たぶんあってません!すいませんでした!泣
でもこれがあってたとしたら尾田Tはどのように伏線を回収するのでしょうか。
前半の海のような形で回収して、画力も戻って、また情熱が戻れば、あの栄光に又帰り避けると思います。がんばってください尾田先生、批判もすればいいと思います。ですがね、そんな自分の書いた物語がね批判されようと、尾田先生は、初期のルフィのように「そうする!飯食おう!」
ってかんじで受け流して又わかせてくれると思います
大体さ、ワンピースのラスボスって天竜人っていわれてるけどさ、いま、天竜人ぜんぜんつよくないじゃん、もはや空島ルフィでも倒せるじゃん?そういう考察は見向きもされないけど、いやもしかしたら、もう考えてる人居るかもしれんけど、私なりの世界に一つだけの考察をするね。
シャンクスは天竜人。うんうん・・・もう察しのいい人なら分かったでしょ?そう・・・シャンクスがラスボス。まあ今の尾田っちの考えていることは分からんし、もしこれがあたっても別にすごくないと思うよ。どうせみんなうすうすかんじてることだしね。いやぁ、当てちゃったかなぁwwww
ワンピースって伏線めちゃくちゃ張ってるよね
進撃の巨人もふくせんのはりかたがすごいよね
じゃあ、いったいどっちがたっくさんの伏線張ってて質がいいんだろうか
好みの問題でもいいよ イワンコフ
アニワン休止かよ
じゃあもうNetflixサブスク解除しよっと
ちょっと関係ないかもだけど、「ワンピースの似顔絵メーカーのアプリ情報」に尾田聖のコメントあったけど、なんかもうあのコメント見て、間違いなく今のワンピって尾田聖が描いてるんだなって思った(悪い意味で)
もう完ッ全にドスべりなのと、いっちゃ悪いけど見ててキッッツいおっさん臭が…。。
あとエ〇ってものは読者が望んでる!僕はその期待に応えてる!って完全に空回りというか、今のワンピの悪い所完全に出てるなぁって思った。
結構コメント見てて面白いなって思ったのは、
最初に「いたたた」って書いて読み手はなんのことか分からないのに、最後に理由を言うワンピース構文というか、作者の性格ってここまで漫画に出るんだなぁってちょっと関心すらした
前半の名エピソードのリメイクは重要な部分端折ってて微妙な出来になってる事が多いけど新世界編は無駄が圧縮されて逆に出来良くなってたりしたら笑う
分かった!ワンピースの考察者ウタウタの実の能力に囚われているんだw
ワンピースニュースで重大発表をすると言ってたが、エッグヘッド編を休止して魚人島の再編集を放送するとか言って笑ったわ。
それだけ原作の進行具合が遅いって事やね。
速報
来年4月までアニワン充電期間に突入
10/27~魚人島編スペシャルバージョン開始
しょ正気か…
なんかもう本当商業主義の成れの果てみたいな漫画になったなワンピース。
情報な重要は小出しで意地でも隠し続ける。無駄な描写、無駄な休載を挟んで引き伸ばす。
特に隠し方が卑怯なんだよ。「ガンガン!」「ギャアアア」とかの台詞で隠して見せない。マジで性格悪すぎだろ尾田。
「扉絵連載」というシステムを開発したのは素晴らしい発想だったと思います。
本編と同時進行で別のストーリーを追えるわけですからね。
だからこそ、ジャンゴやゲダツなど二の次三の次のキャラにスポットを当てるのでは無く、エネルよろしくドラゴンやコブラを登場させて、そちらで「D」「古代兵器」「空白の100年」などの謎を描写して最終章でそれらが全て繋がる…
という描き方なら最高潮を維持したまま、伝説として幕を下ろす事が出来たのかなと思いました。
正直に言ってください、ドラゴンボールとワンピースってどっちが面白いですか?
ワンピースの2年前と、今と比べて
私はまだ空島を終わった辺りです。いまとてつもないネタバレを食らってみています。敗北者MADについてどうおもっていますか?また、つまらない理由を解説しているせいで、批判系チャンネルを批判する人たちにめちゃくちゃみられてるのに、やっぱりチャンネル登録はぜんぜんされていませんよね。まあ、批判系チャンネルというジャンルにあるのでしょうがないとおもいますが。論点付いててすこすこです。もはやすこすこすこです。ありがとうございます。
まだまだ引き延ばして稼ぐ必要があるんだ!
え〜!えぇ〜!!ぎゃー!!ぎゃー!!え〜んえ〜んピエンドンドンドドン♪ドン!
悲しき過去!衝撃の真実(小出しか明かされない)!して稼げるとこまで稼ぐんだ…!
今のワンピの楽しみ方はどこまで落ちぶれるか、なべおつとここのコメント欄くらいしかない
今週はたいようしんとどうぶついっぱいでてきたよ!
たたかって、にげるよ!いつもどおりだね!
じゃなくてさぁ、太陽神(の目的)て何?はもちろん疑問なんだけど
その前に
・どうやってサニー号ごと誘拐したのか
・コスプレお着換えは能力なのか
・アブサンの幻覚フリとは何だったのか
・そもそもそこはエルバフなのか
・「こい」のヤツいつまで待たせるのか
・サウロわい
・くまとステラは…?
先送り事項が多すぎて没入できねんだが…
エルバフ編始まるまで巨人の国で今さら何やるんだろと思ってたけど、まさかこんなわけわからん導入と一つ解決してさらに続くクイズ展開とは、さす尾田。幼児(読者)が泣かないようにずっと色んなおもちゃで気をそらせてるみたいですね。真っ当な大人はついていくのに必死です。
昔
ルフィ…何も考えてないおふざけ野郎と見せかけて、物事の本質を見抜くクレバーな船長
ゾロ…世界一の剣豪になるべく直向に努力する実直な男
ナミ…どんな時でも金勘定を忘れない金の亡者だが、いざと言う時は損得勘定抜きで動く女傑
ウソップ…臆病者だが、大切な物のために勇気を振り絞れる勇者
サンジ…口も態度も悪く、重度の女好きだが、
空腹の者には種族、性別、罪状関係なく料理を振る舞う料理人の鑑。
チョッパー…全ての病気の万能薬になろうとする、偉大な医者の遺志を継ぐトナカイ人間。
ロビン…冷静沈着だが、真の歴史を解読するべく戦いに赴く女傑
フランキー…変態だが、大工としての腕はピカ一の度量の広い兄貴キャラ
ブルック…死してなお友との再会のために生きようとする熱い魂の男
ジンベエ…仁義に厚く、筋を通すためなら命を懸ける大親分
今
ルフィ…何も考えてないおふざけ野郎と見せかけて、本当に何も考えてない強いだけの戦闘員
ゾロ…ただ古株というだけで副船長になった偉そうな無能。雑魚狩り剣士
ナミ…何を見ても悲鳴を上げる、作者の着せ替え人形。媚び痴女
ウソップ…船大工の役割をフランキーに取られ、狙撃手なのに作者の不殺主義(笑)のせいで、
相変わらず武器がパチンコの雑魚戦闘員。勇敢な海の戦士になりたいはずなのに、
何を見ても悲鳴を上げ、ただの巨大動物になすすべなく喰われる哀れな男
サンジ…口も態度も悪く、重度の女好きで、嫌いな奴には剃刀を仕込む料理人のクズ
親父曰く、出来損ない
チョッパー…ただのマスコット
ロビン…ズレた感性が変な方向に解釈された結果、媚びヌケサク女になった。
私達アダルト組がしっかりしなきゃ→寝過ごしちゃいけないのに寝坊するのは駄目だろ。
フランキー…変態。どうでもいい機能の説明で1ページ使う。
ブルック…ロードポーネグリフの写しを手に入れたのは偉い。以降は影薄い
ジンベエ…仲間になった日が浅すぎて影が薄い
個人的なワンピースのキャラへの忌憚のない意見だよ。
尾田さんはどうせ作中の謎を連載中に全部回収できないんだから
ある程度謎のまま完結させて、別途解説本でも後から出しとけばよかったのにな
そういう意味で言えば二年後すぐに最終章に入って連載2,3年で完結くらいが
惜しまれつつ終われてよかった
今日はワンピ信者の活動が活発ですなぁ
太陽フレアで脳みそがやられたかな?
昔のブログは端的に分かりやすく指摘してたけど最近は微妙
昔のブログからはワンピースへの愛を感じられたんけど今はワンピース批判してこのブログ読んでる人を喜ばせようみたいな感じ
今のワンピースが全く面白くないことには全面的に同意するけどね
今日のニュースで王様ランキングの作者へ誹謗中傷した人が書類送検されたってのがあったね。
このブログ主やコメント欄の人たちも集英社から目をつけられてそう
何故ここで色々言われるのか?それは作者の発言による処も大きいと思う。
「ここからがワンピース。今まで隠してきた世界の謎全部描いていきます」「面白いです」「シートベルトをお締めください」
で始まったのがエッグヘッド編だったのでは?
でそのエッグヘッド編が終わり、今度はエルバフ編で現在のダラダラ展開。エルバフ編はまだ始まったばかりだから、どうこう言うのはまだ早いという声が聞こえてきそうだが、だったらエッグヘッドはどうだったんだ?と問いたい。今後も小出し小出しが続くのか?
そういえば、あと5年で終わる云々ってのもあった。
色々言われるのは、はっきり言って作者の自業自得でしかない。
①批判する為に読んでるの?
②画像たくさん貼ってて大丈夫なのか?
③(一部の視聴者が)信者、信者言う割には自分たちも信者になってない?
④他の読者をバカにするのはダメだろ
⑤視聴者の作者,読者に対する誹謗中傷まがいのコメントについて対応しないの?
⑥批判して金稼いでるの?
⑦口が悪すぎるのでは?
⑧動画の内容が冗長になってきた
なべおつ+その愉快な仲間たちの批判されがちポイント(⑨はただ自分が思ってること)
いちいち対応するのも面倒だし、返信で強い言葉で煽ってチャンネルがよくない印象を持たれてるみたいですよ
これらを改善,アンサーを置いとくなどしたら完璧じゃないですか?
ワノ国までは考察動画見ながら楽しんでたヤツに今のONE PIECEどう思う?って聞いたら「最近見てない一区切りついたしそのうち纏めて読むかも、ゴチャゴチャしてるから読むの疲れるんだよねー。今はボルト読んでる」って。
普通の読者は自然と離れていくもんなんだなって思いました。
目醒めた者「最近のワンピはこれこれこうだから面白くない」
盲目信者「なら見なければいいよね。批判しかできないなんて可哀想。お前が年取っただけ」
考察者「最新話出ましたね。さっそく神話とディズニーから読み解いていきましょう」
考察者もどき「ネットから色々情報集めてきたのでまとめて流します。あとヒグマは四皇です」
エロガキ「最近のナミエロくて好きww」
異常者「エッグヘッド編とワノ国編が一番好きだけどなー」
一般人「え?ワンピってまだ続いてんの?アラバスタまでは見たけど」
王たる気風、その肖像 ×
剥がれる鍍金 その末路 ○
馬鹿にする気で考察者の配信を見ていたのですが漫画に対する不満や文句が滲み出ており見ていて胸が苦しくなりましたw以下3点にまとめます
①シルエット芸・キャラ多すぎ
②話が進まない・テンポ悪い
③エルハブの目標が不明・フワフワ
特に②は「後10年かかりそう…」など尾田先生や当人の健康も気遣いかなり不満そうでした。考察者がなべ落ちするのも時間の問題かもしれませんね笑
ゾロの「二度と負けねェから!」はワンピース屈指の名シーンだと思うのですが、その発言が作劇で微妙に足枷になっていて負けられないけどボス相手にジャイアントキリングも出来ないから作劇的に保護されてビッグマウス口だけ野郎化した遠因なのかなと。
馬骨に善戦しつつも遅れを取ってしまった自分の不甲斐なさを恥じて死ぬ気で鍛え直すとかで良かったじゃないですか。
序盤のヒソカの自分が最強云々の発言が「じゃあなんで〇〇に挑まないんだよw」ってツッコミを産んでしまっているような長期連載の弊害を感じます。
(程度や感じ方の問題もありますのでH×H=ワンピースって主張している訳では無いです。)
そもそもワンピ自体がRPGみたいなもんだったのにね。船で移動、仲間集めてイベクリアしてボス倒して、次の島へって。
まあいつのまにか「ワンピースクエスト」しなくなっちゃったけどね。27年クリアできない無理ゲー(クソゲー?)
七武海や四皇幹部に勝ったルフィを一撃で倒したカイドウ。そのカイドウの攻撃に何百回も耐えて倒したニカ。こんな怪物誰が倒せるんですかね?新しい島でドキドキワクワクの大冒険?今の麦わらの一味にとってはこんな島は猫カフェにいる程度でしょうね。読書をドキドキハラハラさせるには、完全に強さの設定を間違えてますね。
ルフィの帽子が無くなっても気にしてないように見える。
夢、幻覚説がささやかれてたけど、それが無くなった今、どう反応すれば良いか分からない
最近ナミに下まつ毛が描かれるようになったのがなんか違和感
若い女性はほぼ美人であまりパターン無いのに髪型も服装も中身も表情も変わって顔パーツまで変わってくるとナミの概念がゲシュタルト崩壊してくる
海賊王を目指して海に君臨し、島々をめぐる主人公の物語
↓
ワンピースを目指して神になる主人公の物語
↓
ワンピースを目指してRPGの世界に入り込む主人公の物語
何これ?スピンオフ?
それとも、他人が書いた同人誌?w
また仮面の人物の素顔や正体を引っ張るならクオリティをW7編並みにしてくれ
島のシステム、そこに住む住人、巻き込まれる一味ってテンポ良く紹介して早く「ストーリー」を書いてくれ
ストーリーがなきゃ、ただの設定公開でしかないからね
テンポが遅いし、ギャグは寒いし、作画ミス多過ぎるし整合性も無視って…
集英社は何やってんだよ本当に
RPGで、ドット絵っぽい背景は分かります
が、今の少年達はその時代のRPGを知りません
→今の少年達は生まれた時からプレステやスマホ世代です
以上より、尾田先生が何と言おうがワンピースは現在の少年達に向けて書かれている漫画ではありません
かといって、リアルな人間関係が交差するような大人向けの漫画でもありません
結局のところ、ワンピースとは30年前少年だった者がその頃の感覚のまま書きなぐっているお話に過ぎません
要は小学校の授業中、教師の目を盗み、クラスメイトから絵が上手いと誉められたいがために少年が自由帳に書いた落書きに等しいのです
その様な感覚の者に構成や伏線というハイレベルなモノが表示できるワケもなく、そもそもからして30年前少年だった者の面白がる感覚が古過ぎます
現在の少年達には古すぎる
大人達には稚拙すぎる
それが今のワンピースなのでしょう
合成樹脂って単語が違和感しかなかったわ それなら普通にプラスチックでいいし、そもそもそんな物質にフォーカスする必要ないだろ 巨人族のレゴのおもちゃってことなんだろうけどワンピースの時代設定とはなんか合わない
SBS=S す B べってますよ S 先生