1042話では、以下の内容が描かれます。
- 前回、五老星からルフィの抹殺指令を受けたCP0を、ドレークが背後から刺して止めようとするも、反撃されてあっさり敗れる。
- 鬼ヶ島到着が迫る中、「花の都」で町民が楽しそうに空船をあげる。
- ルフィvsカイドウの戦闘。
メインとなるのは「ルフィvsカイドウ」の戦闘シーンで、14ページに渡って描かれます。
にもかかわらず、話がまったく進みません。。
1042話は、要約すると
「“ギア4”の制限時間が迫る中、ルフィが最後の力を振り絞って攻撃しようとしたところ、CP0が邪魔に入り、カイドウの技が直撃して致命傷を負ってしまう」
というものです。
より端的に言えば、
「CP0が戦いの邪魔に入り、カイドウの攻撃がルフィに直撃する」
という内容であり、「話が進む」要素はこの一点のみです。
つまりこのシーンさえ描けば、1042話の目的は果たされるわけです。
しかしながら、この描写はラストの見開き2ページ(との前ページの数コマ)のみのため、それまでの尺を埋めるために、ネタ切れ丸わかりの蛇足技や類似技を出し合いながら、延々と殴り合いを続ける構成になっています。
細かな心理描写や戦略性のある戦闘シーンが描かれるわけでもなく、ただひたすらに不自然なセリフを吐き合いながら「戦況を決するに至らない無意味な殴り合い」を続けるだけ。
もちろんそうした殴り合いのシーンもバトル漫画の醍醐味なので、あった方がいいのは間違いありません。
でもね、2021年1月4日掲載の1000話でカイドウと対峙してからもう1年以上経つのに、未だに殴り合いを続けているんですよ? これは「スリラーバーク編」(48話)や「パンクハザード編」(46話)丸ごとに匹敵する長さです。
もちろんルフィの戦闘シーンだけを42話かけて描いてきたわけではありませんが、それにしても長い。いつまで「互角の殴り合い」を描き続けるんでしょうか。。
バトルが無意味に間延びしているため、多くの読者は「まだ終わらないのか…」「話が全然進まないな…」と退屈感を抱いているはずです。
その上、くだらないギャグ要素を挟んで、バトルの緊張感を奪ってくるんですから堪りません。
なんでこんなにもつまらない描き方しかできなくなってしまったのでしょうか。。
不要な情報をカットして凝縮していれば、もっと名バトル・名シーンがたくさん生まれたはずなのに。。
以下、細かく1042話の問題点を指摘していきます。
目次
1042話の問題点
ドレークの最後の抵抗の意味とは?
ドレークが最後の抵抗としてCP0を背後から串刺しにします。
しかし致命傷を与えられず、あっさり反撃されてやられてしまいます。
このシーン、何のために描いたのでしょうか。
ドレークの最後の抵抗を描くことで、彼の面目を保ちたかったのでしょうか?
でも、背後から胸を串刺しにしておいて致命傷を与えられないってさすがに無能すぎません?
面目を保つどころか、雑魚感と無能感が増すだけの逆効果になっています。
本当に殺すつもりなら心臓を一刺しすればいいのに、なぜかそれをしない。ドレークがここでCP0を殺すわけにはいかないから、胸を貫くシーンを描いておきながら、作者の都合でCP0が反撃をして勝利するのです。
最初からCP0に勝利させるつもりなら、「死なないとおかしい」レベルの攻撃などさせなければいいのに。
もしかしたら直前にCP0が気づいて急所を外させたのかもしれませんが、そう読み取れる描き方もされていません。
胸部を刺したものの致命傷にはならず、反撃されてあっさり敗北し、何の足止めもできずにルフィとカイドウのもとにCP0が現れてしまうという展開を「雑に」描いただけです。
これでは
- CP0は、ドレークごときにあっさり背後を取られて不意打ちを喰らう雑魚キャラ(なのになぜか致命傷は負わないという茶番)
- ドレークは、背後から串刺しするチャンスがあったのに相手を殺せない雑魚キャラ
となってしまいます。
こんな無意味かつ不自然なやりあいを描くのではなく、普通に「CP0はドレークの攻撃をかわして反撃し、ドレークは抵抗虚しくやられる」という描き方にすればいいじゃないですか。
CP0のほうが実力が上(CP0の得体の知れない強さを描きたい)なら、あっさりかわして反撃させればいいし、両者の実力が拮抗している(ドレークの面目を保ちたい)なら、ギリギリで避けさせて、少しかすり傷は負うものの、反撃されて敗北する、という描き方にすればいい。
おそらく1042話の冒頭でいきなり串刺しのシーンを描くことでインパクトを出し、読者を驚かせたかったんでしょうが、この描き方ではCP0もドレークもボンクラの雑魚にしか見えない上、「胸を貫かれたのに死なない」という茶番感まで加わってしまいます。
もはやキャラ達の心情や行動のリアリティを追求することなく、雰囲気だけで描いているようにしか見えません。。全員が心を持たない作者の操り人形と化してしまっています。
バトルの「説明」が雑音でしかない
ルフィの“ギア4”「スネイクマン」での攻撃に対して、
「攻撃の軌道を曲げてる…!? あり得ねェだろゴムの性質上…!!」という「説明」を加えてくるカイドウさん。
陸海空…生きとし生ける全てのもの達の中で「最強の生物」と呼ばれる男が、「ゴムの性質」の違和感に気づき、指摘するなんて不自然でしかありません。
どこから飛んでくるかわからない連続攻撃に対して、「鬱陶しいわァ〜〜〜!!!」と力づくで弾き返すほうが、ずっとカイドウらしくありませんか?
これ、おそらく五老星が言っていた「伝説の悪魔の実」が“ゴムゴムの実”であることを匂わせるため、もしくは“ゴムゴムの実”が「覚醒」し始めていること匂わせるために、あえて言わせたセリフだと思いますが、そういう「意図」が露骨に伝わってしまうほどに、不自然なセリフを強引に言わせているわけです。
もう最近は、ワンピースの考察者たちとの「会話」のためにセリフを決めているような印象さえ感じます。
以下のルフィの「説明」も不自然すぎる。
「あと何分持つんだ…!?」
「これが最後の“ギア4”」
「もう時間がねェのに!!」
いや知るか。一人で何をしゃべり続けてんだお前。
説明的すぎる上、「あと何分持つんだ…!?」と疑問系でしゃべってるのも不自然でしかない。
前回も指摘しましたが、疑問系で独り言を言わせるの、もう禁止にした方がいいと思います。
自分がルフィだとして、この状況で「あと何分持つんだ…!? これが最後の“ギア4”!! もう時間がねェのに!!」なんてしゃべりますか?
読者に向けて「説明」するためだけに言わせてるようにしか見えないセリフです。
「くそっ…!! もう時間がねェってのに…!!」
とか
「まずい…!! もうすぐ“ギア4”が解けちまう…!!」
くらいが自然に出てくる「セリフ」ではないでしょうか。
余計な「説明」などないほうが、切迫している空気感が伝わってくるはずです。
「○○上戸」が雑音でしかない
カイドウの新技を考えるのが面倒になったのか、もうネタ切れなのか、「○○上戸」のバリエーションでしか新しい技を繰り出せなくなってしまいました。
バトルもクライマックスに入っているというのに、「甘え上戸」で「やめてくれよ〜ん♡」と気色悪くてクソつまらんギャグ要素を入れてくる。
なぜこの期に及んで緊張感を無にするような雑音を入れて、退屈さの増す描き方をするのでしょうか。
やはり尾田先生も描くことに飽きていて、おふざけを入れないとモチベーションを保てないんですかね。。
全然面白くないのに、こんな雑音ばかり入れられてはバトルの空気感が壊れてしまいます。
作者が一番空気を読めていない。
それに対して「ムカッ!!💢」「まだ酔ってんのかァ!!!」とキレるルフィのリアクションも浅すぎます。
カイドウを「ワノ国」から追い出すことが目的なんだから、相手が油断してると思うのなら、その隙にさっさと倒してしまえばいいじゃないですか。全然キレるところじゃありません。
1037話で「おれに敗けても!!! 『酔ってた』なんて言い訳すんなよ!?」と立ち向かって行ったのに(このセリフもクソダサいですが)、いまだに致命傷を与えられていないんですから、相手に舐められたって仕方ないでしょう。キレられる立場ではありません。
しかもこのシーンで、カイドウは(酔ったことについて)
「わざわざ弱くはならねェよォ…」
「お前を認めたんだ!!」
「おれと本気で一対一でやりあえる奴なんざ…いつぶりだろうな!!」
とルフィを認める発言をしているんです。
その後、カイドウの攻撃を喰らったルフィは「油断したのおれじゃねェか!!」と反省しています。
つまり、
- カイドウは酔っ払っても弱くはならないこと
- ルフィを舐めて酔ったではなく、認めたからこそ「酒龍八卦」を見せたこと
- 油断したのはむしろルフィだったこと
をすでに説明してるんです。
にもかかわらず、「まだ酔ってんのかァ!!!」と改めてキレ直す。
なんなのお前…5話前の自分の発言も覚えてないの?
こんなリアクションを描いたら、上記シーン自体が無意味になるじゃないですか。なんのために「酒龍八卦はルフィを認めたからこそ見せた技である」と「説明」したのでしょうか。。
作者も忙しすぎて数話前に何を描いたか覚えていない(確認する時間さえない)んですかね?(それなら編集者が指摘しろよとしか思えませんが)
「くそ…バカにしやがって…!!」くらいが自然なセリフではないでしょうか。
というより「甘え上戸」もその後のルフィのセリフも、どっちも不要なのでカットするべきだと思います。物語の質を下げる雑音にしかなっていません。
すでに「酒龍八卦はルフィを認めたからこそ見せた技である」と「説明」してるんですから、それ相応の強力な「奥の手」と見えるように扱うべきで、「甘える」なんて無意味でおサムい技を出させる必要などないのです。
こういう「無駄なこと」を描くから、物語が無駄に間延びして読者が飽きてしまうのです。
「盗人上戸」なんていよいよ意味がわかりません。
ルフィの(未来が見える)「見聞色」の覇気をマネする(盗む)という技なのですが、四皇なら実力的に未来が見えるレベルの覇気くらい身につけていて欲しいし、マネするだけでできるなら、酒の力などなくてもやれよ(「酒龍八卦」関係ないだろ)って話です。
「酒のおかげで相手の能力を盗めるようになる」という点に何ら理屈がないので、ただの思いつきのおふざけネタにしか見えません。
もっというと、ここで“未来”が見える設定を出す必要もないので(そもそも「未来が見える設定」自体、穴だらけなので二度と出さなくていい)このやりとり自体が不要です。
普通にカイドウがルフィの攻撃を避けるなり、弾き返すなりすればいいじゃないですか。“未来”を読んで避ける必要なんて全くありません。
「殺戮上戸」もまた意味不明です。
顔が不細工になっただけで、繰り出す技は、
「雷鳴八卦」とほとんど変わらず、両手持ちになったくらいしか違いがわからない。
これでは「殺戮上戸」の効果も必要性をもわかりません。
おどろおどろしい名前をつけておいて、ルフィを気絶させることすらできない。
このように、「○○上戸」の名前を(適当に)考えてるだけで、意味のある新技は一つもありません。
完全にネタ切れしてるのに、尺を埋めるために思いついた技を適当に追加しているようにしか見えないのです。
「殺戮上戸」なんて入れずに「咆雷八卦」を使えば、新しい大技として違和感なく読めるのに。
不要な要素や作品の質を下げるような要素は、編集者が指摘してきちっと削っていきましょうよ。。
ダメージの表現が雑すぎる
四皇との戦闘だというのに、ダメージの描き方が雑すぎて、全く危機感がありません。
ルフィの攻撃を受けるカイドウの反応がこちらです。
「やめてくれェー!! いてェ〜!! 痛ェからァ〜〜〜…」
なんなんですか、このジャイアンが母ちゃんにおしりぺんぺんされてる時のようなリアクションは。。
覇王色をまとったルフィの連続攻撃を受けても、「やめてくれェー!!」とか「いてェ〜!!」とか叫べるレベルなんですか?
作者は本当に自分が考えたキャラクターの「攻撃の威力」や「それを受けた時のダメージの大きさ」を想像してバトルシーンを描いているのでしょうか。
仮に自分がプロボクサーから一方的にタコ殴りされたとして、「やめてくれェー!! いてェ〜!! 痛ェからァ〜〜〜…」なんて言葉が出てくると思いますか?
命を賭けた戦いにおいて、相手の強力な攻撃を受けている時に、「やめてくれェー!!」とか「いてェ〜!!」なんて言葉、出せるはずがないんです。これだけ連打されたら、呼吸さえままならないのが普通だし、喋ってたら舌噛んで死ぬわ。
「ダメージを受けている」=「痛い!!」という記号的なセリフを描いてるだけで、まったくキャラクターの気持ちになりきれていません。
あまりにもバトル漫画を舐めすぎではないでしょうか。。
一方、カイドウに噛みつかれたルフィも、
バキボキと骨が折れる音がしているのに、「痛てててて!!!」と足ツボを押されたレベルのリアクション。
龍に全身噛みつかれて骨を砕かれてるときに、「痛てててて!!!」なんて呑気なセリフが出てくると思いますか?
「うあ”あ”あ”あ”…!!!」とか「ぐあ”あ”あ”あ…!!」と叫び声を上げるのが普通ではないでしょうか。
これでは全くダメージの大きさを感じられず、カイドウの攻撃が茶番になってしまいます。
こういうセリフの雑さや不自然さに、編集者も盲目的な読者も違和感を持たないんですかね…?
見開きページのコマ割りの見づらさ
「ドレスローザ編」以降、見開きページのノド(冊子を開いた時の、中央の綴じ目の部分)にコマがかぶって、絵が潰れてしまう描き方が多発するようになりました。
「ドレスローザ編」と比べるとだいぶ減ったものの、「ワノ国編」でもしっかり登場しています。
以下、ノドの部分を黒く塗りつぶしてみました。
ご覧のように、ジャンプ本誌やコミックス読者の方は、“熱息”を受けるルフィの表情がノドにかかってつぶれているはずです。
こんなコマ割、他の作品ではまずあり得ないのですが、ワンピースだけは気にせず押し通してくるんですよね。
不要なコマをなくして(描くべきコマを厳選して)整えれば、ノドにかからないコマ割りでも全然描けるのに、なぜわざわざ読者が読みづらいコマ割にしてくるのでしょうか。
作者も編集者も何を考えてるのかわかりません。全員電子版読者だと思ってるんですかね?
ルフィの「戦う目的」に違和感
前回から、急に「カイドウを倒す目的=ワノ国のみんなが腹いっぱいご飯が食べれるようにするため」という点がクローズアップされるようになりました。
1041話では「お前らの野望なんか関係ねェ!!! それでまた この国の奴らがメシ食えなくなるんだろ!?」と叫び、
1042話では「『ワノ国』の奴らは水もろくに飲めねェんだ!!」と叫ぶ。
これ見よがしに「カイドウを倒すのは、自分のためではなくワノ国の人たちのためだ」という点をプッシュして、ヒーロー要素を強調してくるんです。
もちろんその目的は当初からありましたし、ルフィらしい目的とも言えます。
しかしルフィは、もともと「四皇はおれが全部倒すつもりだから!!!」と言っていたわけで、カイドウはローと同盟を組んで倒すと決めた相手なわけで、海賊王になるには必ずぶつからなければならない相手なわけです。
つまり「ワノ国」の人たちがカイドウの支配に苦しめられていようがいまいが、そもそも戦い、倒す相手だったはずです。
にもかかわらず、急に「ワノ国のみんなが腹いっぱいご飯が食べれるようにする」ことが最上位の目的かのように強調される。
「敗けられねェ」理由が、カイドウがいる限り「ワノ国」の奴らは水もろくに飲めないから、なんです。
え、お前の敗けられない理由って「ワノ国」の水事情だったの…?
さまざまな目的や戦う理由、背負っている想いがある中で、わざわざ1つをピックアップして具体的に「説明」しようとするから、「え、お前それが一番の理由だったの?(もっと重要な理由あるだろ)」となってしまう。
“ギア4”が間もなく切れそうで、早く攻撃して倒さないと敗北してしまうという緊迫した状況で、「ワノ国」の水事情を一番に気にしてる場合ですか?
お前これで敗けたら海賊王の夢が断たれて、「ワノ国」どころか“麦わらの一味”も全滅することになるんだぞ?
自分が置かれてる立場や状況、背負っているものをまるで理解していないような、リアリティのないセリフになっています。
だから締まらない。決め台詞にならない。
こんなセリフなくても全く問題ありません。なんなら前回の決め台詞で「ワノ国」の飯事情に触れてるですから、言ってることが完全に重複してしています。真っ先に編集者がカットすべきセリフでしょう。
ルフィとカイドウの言い合いが不自然すぎる
その後のルフィとカイドウのやりとりも、無駄なことをしゃべらせすぎで緊迫感がありません。
時間のない切迫した状況で、なんでこんなにしゃべりまくるんでしょうか。。
しかも本当に意味のない言い合いをしています。
「枕詞は”勝者”にゃつかねェ」というセリフを言わせたいがために、“非暴力の弱者” “名誉ある死者”という枕詞を唐突に出してくる。
ルフィはそのつなぎとして「うるぇェ!!! 侍は強ェんだ!!!」と、何も意味をなさない、雑すぎる一言を言わされる。
それに対しカイドウは「強ェのか!? 強がりか!?」「お前はどっちだ!?」と、相手に答えを求めていない自己完結型の「質問台詞」を連投してくる。
もう嫌気がさすほど不自然で無意味なセリフの応酬です。センスのかけらもない。。
そもそも「枕詞は”勝者”にゃつかねェ」というセリフも、一見カッコよく感じますが意味がわかりません。
なぜこのタイミングで、“敗者”の枕詞について話す必要があるのでしょうか。。
誰も“枕詞”の話なんてしてないのに、いきなりどうしたお前、って感じです。
何かしらカッコいいセリフを言わせようとしたものの、文脈を無視した意味不明なセリフにしかなっていない。
この無意味なやりとりによって、「時間がない」という切迫感が台無しになっています。
ルフィが「それでダメなら俺の敗けだ」と口にしてしまう
“ギア4”で攻撃しても全く致命傷を与えられない状況ですから、“ギア4”が解けたらルフィに勝ち目がないのは確かです。
しかしこれまで散々「何があってもカイドウに勝つ」と言ってきたルフィが、
「もう一発…!! それでダメならおれの敗けだ…!!!」と潔く敗けを認める宣言をしてしまうなんてありえません。こんなの絶対に言わせてはいけない言葉でしょう。
1010話でゾロやローに「あとはおれが…何があってもこいつに勝つから…!!」と約束し、
(その後速攻で気絶させられ海にポイ捨てされるも)海の中から「モモ…伝えろ!! おれは必ずカイドウに勝つ!!!」と話しかけ、
復活してからは「どうやっても死なねェよ!!!」とか「カイドウにはおれが!! 必ず勝つ!!!」と宣言し、
カイドウから「おれに勝てる可能性でもあんのか!?」と聞かれれば、「生きてんだから無限にあんだろ!!」と言い返していたルフィが、
なんと「もう一発…!! それでダメならおれの敗けだ…!!!」などと歯切れよく敗けを認める発言をしちゃうんです。
「何があっても」「必ず」としつこいほどに勝利宣言を繰り返し、「生きていれば勝てる可能性は無限にある」と言っていたルフィが、その可能性をあっさり捨てて「これでダメならおれの敗け」なんて言ってしまう。
自分の言葉に一切責任を持たない、世紀の「前言撤回主人公」、ここに極まれりです。
このセリフのおかしさに、作者も編集者も気づけないのでしょうか?
尾田先生は、単に「ギア4が間もなく切れてしまうこと」「ルフィの体が限界に近いこと」を説明することでピンチ感を作り出し、「最後の一発」であることを伝えることでクライマックス感を掻き立て、それがCP0の乱入によって阻止されることで「絶体絶命のピンチ」を演出したかっただけかもしれません。
でもね、これまでのルフィの発言や背負ってきたものを考えたら、「もう一発…!! それでダメならおれの敗けだ…!!!」なんて言葉、口が裂けても言えるないはずなんです。
なぜそんなことも想像できないのでしょうか。
主人公のセリフの重さ、きちんと考えて描いていますか?
こんなセリフを鬼ヶ島全域に拡声して伝えたら、全員から総スカンを喰らうでしょう。
「お前あれだけ“必ず勝つ”って(芸もなくしつこいほどに同じセリフばかり)繰り返してたのに、なにあっさり諦めモードに入ろうとしてんだよ」と。
なぜ
「もう一発…!!! これで絶対に終わらせてやる…!!」
とか、
「これで最後だ…!!! この一発で必ず終わらせる…!!」
といった前向きなセリフではダメだったのでしょうか。
まじでこのセリフを指摘して修正させられなかった編集者はクビにしたほうがいい。
これをよしとしてOKを出してしまう編集者に、ワンピース愛もルフィ愛も一切感じられません。
お前これまで何を読んできたんだよ?
同じアングルの同じ表情を描く
CP0が乱入したときのルフィの反応がこちらです。
1つ目は、乱入に気づき「え!?」と驚いた様子。
2つ目は、CP0によって動きを止められ、カイドウの攻撃が降りかかる直前の「やばい」という様子です。
どちらも同じアングルで、ほぼ同じ表情で描かれています。
うん、無駄ですね。同じ表情を描くのなら一つでいい。
時間の密度を高めるために細かく刻んで一瞬一瞬の表情を描きたいのなら、アングルや表情を変えるべきでしょう。
同じアングル・表情で「間」を描かれてしまうと、「いやそんなにゆっくり驚いてる暇があったらよけろよ」と思わずにいられません。
1042話の改善方法は?
では、1042話はどのように描けばよかったのでしょうか。
もし私が編集者で、1041話のネームの時点で1042話のネームもしくは概要を知れていたら、まずは内容を一つにまとめる方向性で打ち合わせします。
だって不要なページを端折れば、1話にまとめられる内容なんですもん。。
そのほうがテンポが良くなるし、情報が凝縮されて読み応えのある良質な1話になったはずです。
たとえば1041話は「小紫」というタイトルでしたが、結局正体をバラしただけで、その後にどうなったかまで描かれていません。そのため「小紫」というタイトルにする必要性が薄いんですね。
もし1041話の7〜8割のページを使って小紫とオロチのやりとりを描き、オロチを殺す(ないし攻撃する)ところまで描くのであれば「小紫」にするべきですが、ちょい出しするだけなら、1041話を「枕詞は”勝者”にゃつかねェ」にして、1042話の内容とまとめればよかったと思うわけです。
あるいは、もし1042話のネーム時点で1043話の内容がわかるのであれば、1042話と1043話の内容を合わせる方向性で考えるかもしれません。
1043話で何が描かれるのかわかりませんが、おそらくルフィ以外の場面がいくつか描かれるはずです。であれば、1042話のルフィの戦闘シーンを減らして、1043話の一部を先に描き、ラスト2ページでCP0の乱入を描くようにするでしょう。
それほどまでに、1042話は内容がないのです。
もし毎週ギリギリのため先のネームは出来上がっておらず(おそらくそうだと思います)、1042話の単体で修正を入れるとしたら、上記でお伝えしたセリフの修正や、不要なコマのカットを提案するでしょう。
いらないセリフやコマがなくなれば、もっと緊張感や緊迫感を持って読めるため、最後のCP0の登場シーンもよりインパクトが出たはずです。
私の中で「ワンピース」は「史上最も好きな漫画」であり、まだ「前半の海」での評価の貯金が残っているからです。
ワンピースが大好きだったからこそ、この先改善されることを(いつまでも)期待して読み続けてしまっているわけです。その期待や熱量がゼロになったら読まなくなると思います。
実際「エッグヘッド編」以降、つまらなさが許容量を超えてきており、熱量は急速に冷めてきています。コミックスも104巻からついに購入をやめました。
ジャンプは購読して読み続けていますが、これもお金の無駄だと感じるようになったら卒業するかもしれません。
ニーズがあるからです。
上記の通り、最初は「史上最も好きな漫画」であったことから、(この先つまらないワンピースとして残りのエピソードが削られていくことに耐えられず)改善されることを願って批判をしてきましたが、もはや作品は崩壊し切ってしまったため、今は改善を期待しているわけではありません。
ただ、ワンピースという作品は、日本一売れている漫画だからこそ、熱量の高い(高かった)読者も多く、私と同様に「つまらなくなってしまった」と感じ、それを無念に思い、不満や釈然としない気持ちを抱えている読者の数も多いのです。
そういう方達にとっては、自分の気持ちを代弁してくれる記事や、自分の本音の感想をコメントして、同様の感想を抱いている方達と共有できる場には一定の価値があり、そうしたニーズに応えることにもまた一定の価値があると思っているため、運営を継続しています。
ニーズがあるからです。
ブログのようにテキスト情報だけ(それも超長文)だと、文章を読み慣れていない人にはハードルが高かったり、読む気にならなかったりする(実際、そのような声やリクエストがあった)ため、記事を動画化してYouTubeに投稿することにしました。
もっと批判や誹謗中傷コメントで溢れるかと思っていましたが、(ブログ読者の方に限らず、新規の方でも)共感し、更新を楽しみにしてくださっている方が相当数いて、ここにもニーズがあることがわかったため、運営を継続しています。
余計なお世話としか言いようがありません。
自分の人生の時間の使い方は自分で決めます。
あなたこそ、見ず知らずの他人の人生に意見するような無駄な行為に時間を使うのはやめたほうがいいのではないでしょうか?
他人の人生に口を出す前に、どうぞ自分の人生の心配をしてください。
論理が破綻しており、全く筋違いな言い分です。
プロの作家が商業作品として世に販売している時点で、それを購入した側が評価したり、感想を述べたりするのは当然に許された権利です。
私は読者(消費者)であって、漫画家ではありません。漫画を描きたいわけではなく、面白い漫画を読みたいからお金を払って購入している立場であり、購入した作品の内容に不満があるから、批判的な感想を述べているわけです。
あなたはお金を払って観に行った映画が酷い仕上がりでも、「自分に映画は作れないから文句は言えない」と考えて口をつぐむタイプですか?
購入したゲームがクソゲーでも、「自分では作れないから文句を言う資格はない」と考えるタイプですか?
お金を払って観に行った音楽ライブで、アーティストが音を外したり声が出てなかったり歌詞を間違えまくったりして全く感動できないパフォーマンスを披露しても、「自分のほうが歌が下手だから批判すべきじゃない」と思うのでしょうか?
飲食店でマズい料理を出されても、「自分で作れないんだから(店を開いてないんだから)文句を言う権利はない」とか、「文句を言えるように、まずは自分で作れるようになろう(店を出せるようになろう)」と思うのでしょうか?
市場に商品として投下されている時点で、それを購入した消費者からの評価は避けられません。作り手はそれを分かった上で、自らの意志で作り手側(買い手から評価される立場)を選んでいるのです。
一方の消費者は、自分ではできないからこそお金を払って人に任せているのであり、そこで期待したクオリティに達していなかった場合に、低評価を下したり、批判したりするのは当然に許された権利です。
「購入した商品について批判するためには、自分がその商品以上のクオリティのものを作れなければならない(文句を言うなら自分で作れ)」なんてあまりにも本末転倒で筋違いな暴論です。
頭の悪い人だとバレてしまうので、金輪際そうしたコメントはしない方がいいですよ。
尚、私がこのブログで批判しているのは、基本的に尾田先生(漫画家)ではなく、担当編集者です。編集者視点で、「なぜこの部分を直さないのか」「なぜこの内容でOKを出してしまうのか」という批判をしているのです。
その意味でも「文句言うなら、自分で描いてみては?」という主張は的外れですが、もし「文句言うならお前が編集者をしてみろ」と言われ、実際に依頼をしていただけるのであれば、私は喜んでお受けします。
そして、私が編集者になった後のワンピースがつまらなければ、当然批判も受けとめます。
その覚悟を持って(編集者を)批判していることをご理解いただければと思います。
心配しています。
このブログでは、基本的に尾田先生ではなく、担当編集者を批判するスタンスをとっており、尾田先生の健康や多忙を心配するコメントを過去に何度もしています。
なんなら長期休載に入ることや、連載ペースを落とすことを推奨している立場であり、そうした対応をせずに原作以外の仕事を次から次へと振りまくって尾田先生に負担をかけ、作品の劣化を放置し続ける編集者を批判しているのです。
なぜなら、1人の人間が週刊連載で何十年も面白い作品を(世間とのズレを生む事なく)描き続けることなど、そもそも不可能だからです。肉体的に困難なのはもちろん、作者1人の感覚で何百万人という読者の感覚とズレることなく、質の高い作品を描き続けることなどできるはずがないのです。
そのズレを正すのが編集者の役割であり、作品の質を維持するためには編集者の客観的視点が不可欠だというのに、全く機能していないことが露骨に作品に出てしまっており、にもかかわらず原作以外の大量の仕事を振って尾田先生からネームや作画の時間を奪い続け、作品の劣化に歯止めがきかない状況を進行させているため、その点を指摘して批判をしているわけです。
尾田先生の健康面の心配はしていますし、「作品への批判」と「健康面への心配」は両立するものです。
思いません。
「少年漫画」だから大人の観賞に耐え得るクオリティになっていなくて当然(あるいはそれでも問題ない)という考え方は、「少年」の読解力や感性を「(自称)大人」の勝手な思い込みと偏見で侮り、間接的に「少年漫画」を見下していることと変わりません。レッテルに囚われた思考停止人間の典型です。
少年を侮り、少年漫画を見下し、少年漫画のファンとして感想を述べ合う大人達を「異常」だと言ってのける人間のほうが、よっぽど異常だと私は思います。
読者アンケートの順位は相対的なものなので、「1位のままだからワンピースは劣化していない」という論理は成り立ちません。
ワンピースがどれだけつまらなくなっても、他の作品が抱えているファン数がワンピースよりも少なければ、ワンピースは永遠に1位のままです。「アンケート回答するファンの数=作品の絶対的な面白さ」ではありません。
ワンピースは「前半の海」で蓄積した熱狂的ファンがあまりにも多いので、ジャンプのアンケート回答においては、今度もほとんど1位をとり続けるでしょう。
私の中で「信者」の定義は、「何を描かれても無条件に絶賛し、全て肯定的に解釈して作者を持ち上げる読者」を指しています。
そのため「つまらない部分やおかしいと思う部分は多少あれど、普通に面白いし楽しめている」とか、「前半の海よりも面白さが失われたとは思うけど、新世界編も総じて楽しめている」といった読者は、私の言う「信者」には含まれません。
作者にとって有害かどうかは作者が決めることですので、本人に聞いてみてください。
ただ「つまらない」「くだらない」「ゴミ」「読む価値がない」「お金の無駄」「オワコン」「資源の無駄」といった捨て台詞で、作品を貶めるだけの(ほとんど誹謗中傷でしかない)批判は「有害」だと思いますが、きちんと作品を読み込んだ上で、「なぜつまらないのか」「何が問題なのか」を考え、「どうすれば改善されるのか」まで提示した上で行う「論理的な批判」は、(作者個人は求めていないにせよ)私は「有害」とは思いません。
というより、そうした批判を行う権利は誰にでもあるので、それが有害かどうか議論すること自体がナンセンスです。
それこそ「嫌なら読まなければいい」のです。
煽り体制が低いのは事実ですが、勘違いコメントや難癖コメントを放置すると、それを見た方に誤解を与えたり、場が荒れたりしやすく、早々に対処しておく必要があるため、説明なり反論なりをしています。
えてしてそういうコメントをする人ほど、放置するとそれを「肯定」と見做して、さらに誤解を強めて暴走しやすい傾向にあるからです。
たとえば「煽りコメントにだけ返信してねェw 効いてる効いてるww」とか「図星だから反論できねェんだw」とか「何も言い返せないから逃げやがったww 悔しかったら反論してみろやww」のような言い分です。(そうなると対処にさらに時間がかかるので、早めに処理しています)
また、私への直接的な質問系のコメントやうれしいお言葉にも、できるだけ早めに答えるようにしています。
記事への感想や建設的なコメントについては、読者さん同士でコメントやリアクションをしていただけているので、慌てて私がコメントせずにおまかせしている部分もあります。私がコメントするとそこでやりとりが終わってしまい、読者さん同士の会話が生まれづらくなったりもするので。
色々状況を観察しながら、よいコメント欄になるよう運営していきたいと思っています。
つまらんのやったら読まんでいいやんw
俺は面白いと思うから読んでるけど👍
自分はワンピースがとても好きな高校生です。前半の海は多分3周はしてると思います。それくらい自分はワンピースが大好きなのですが、最近久しぶりにワンピースを読もうと思い、ワノ国編から見始めたのですが、太いペンで荒いタッチで描かれる戦闘シーンはごちゃごちゃしていて戦闘シーンもよく目を凝らさないと誰がどんな動きをしているのかが全く分からず、はっきり言って僕の知っているワンピースではありませんでした。ルフィvsルッチ戦のようなシンプルだけどその迫力が絵だけで伝わってくるスカッとする戦いが見たいのに、、、(伝わるかな、、、)。あと、モブの無駄なコメントと大袈裟すぎるリアクションが増えた気がします。個人的な好みの問題なのですが、ブルック、フランキーあたりは登場時からあの面白くもない浮いたギャグが嫌いでした。最近のチョッパーは自分が可愛いとわかった上で可愛い行動を取ろうとしているのが嫌です。また、ワノ国からキャラクター全員がアホっぽくなってるのもとても残念です。急な変顔も意味不明です。なべおつさんはこのようなワンピースが悪くなってしまった点を鋭い観察力や豊富な語彙力、巧みな表現力を活かして、的確に言語化するのがとても難しいワンピースのなんか嫌なところをビシっと指摘してくれるところがすごく気持ちいいです。ワンピースは物語の伏線回収や秘密にされていた謎などが明らかにされていくのが楽しみです。駄文でしたが読んでくれてありがとうございました。
こと作品の問題点についての話題では第一に作者の怠慢だと直感的に捉えがちですが、ワンピに関しては尾田さんよりも最低限の添削もできない無能編集者が最大の元凶なのは明らかですね
尾田さんが一度思いついて描いてしまったものは仕方がない
問題はそれが世に出てしまう前に然るべき対応ができなかった編集者にありますから
まぁこんな編集なら今まで口出ししなかったのを「偉くなり過ぎた先生相手に逆らえなかったから」とか言い訳しそうですが
つかそれならワンピのつまらなさに憤ってるなべおつさん筆頭全国のまともな読者達の事は何とも思ってねえのかよという話になりますけどねw
誰の銭でメシ食ってんだテメェらwってね
ここまで来るとこんな誰が見てもダメな部分をNOと言えない編集と付き合ってる先生すらある意味「被害者」ですよ
単に私が「立場の低さを理由に責任逃れをする完全弱者」が虫酸が走るほど嫌いなだけかもしれませんがそれにしたってイエスマンなんて碌なモンじゃありませんよ
人を堕落させるだけですし「否定」を恐れた本人が既に人として終わってますからね
言うべき事、止めるべき事に上も下も関係ないんですがね
何で何もできないのかねってね
ともかく「尾田さんは別に悪くない、悪いのは無能編集者である」という新たな認識と共にこの物語の行く末を見守って参りたいと思います
そもそもルフィってヒーローになりたくない設定じゃなかったでしたっけ?他人に食べ物を分け与えるために戦うってルフィらしくない気がする。ココヤシ村では、あれだけ村がアーロンに荒らされているのに、「興味ない、散歩する」とか言っていたくせに。2年前までは、仲間や家族の危機のために戦うだったから、動機としてはわかるんですけど、2年後からは単なるヒーローをやっているだけやんって思ってしまいます。
くだらない理由付けはいらないから、単純に海賊王になりたいから、四皇を倒したいでいいのに。
クロコダイル戦の緊張感が欲しい。
信者って盲目だから、明らかに劣化しているのに全て肯定的に解釈してしまうんですよね。恋愛と一緒で。
昔は一話一話楽しみにハラハラ読んでいたのに、今は物語の根幹の伏線回収だけが楽しみで惰性で読んでいるだけです。私は30代で初期から読んでいるんですが、そういう惰性で読んでいる大人の読者は多いんじゃないでしょうか。
『〇〇上戸』は本当にやめてほしいです。読んでいるときに邪魔をしてきます。この部分をアニメでやったら絶対にテンポ悪くなりますね。
大事なシーンでのギャグ要素、本当に要らないですよね。
私がまだファンだった頃、空島上陸の際の一味の(特にルフィの)リアクションでさえ少しイラッとしてました。テーマパークに来てるわけじゃないんだからもう少し警戒しろよと…
話逸れてしまいましたが、貴殿のご指摘は今回もどれも納得いたしました。
次回の記事も楽しみにしております。
町民の空船祭りでは屋台がありますね…年に1度の祭りとはいえ食糧事情はどうなってるんでしょうか
そういえばおトコくらい小さい子もお小遣いで蕎麦を買えるようですし
おハコ蕎麦も女性だけで行列できてましたね、町民も食いたいもん食ってるように思いますが…
貧富の差はあれどみんな慎ましく楽しく暮らしてような気が…
戦いの終盤なのにルフィがなにを騒いでいるのか分からなくなってきました
なべおつがつまらなくなった理由