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#13081
まくろ
ゲスト

方法論は訳わかんなくても出来上がったものがすごい、って場合もあるので一概には言えないかな〜とは思いますが、尾田先生の方が他人にはよくわからない妙なこだわりみたいなものは多そうですね。そこが良い風に出てるとこもあるんだろうとは思うんですが。

あと富樫先生がと尾田先生と違うのは各章ごとにかなり毛色の違う方法論とか新しい見せ方にチャレンジしてるとこかなあと。
ヨークシンは都会のギャング映画っぽいし、グリードアイランドは少年漫画らしい修行と成長、キメラアント編では一夜の数時間をものすごく細かい時間経過で描く。今の継承戦はグランドホテル形式ですがただそれだけじゃなくて、とにかく膨大なキャラを一気にたくさん登場させて同時に描くってすごいことをやってて。このことについてはソース忘れましたがどこかでワンピースのキャラの多さにも言及してましたね。ひとつの章だけで最多キャラ数を目指す的な。個人的に裏テーマは「アニメ化できるもんならしてみろ」だと思ってます。笑

富樫さんって、ひとつひとつの物語に1番フィットした語り口を選んでるなあと思ってて、例えば今は呪術廻戦がナレーションを多用した戦闘シーンを模倣しまくってるんですが、あれは一瞬の動きが非常に重要な意味を持つ闘いだからこそ活かされるし、また「軍議のように、ボードゲームのように」闘いを見せるってことをしたいがための方法論だったと思うので、他の見せ方がわからないから上っ面だけハンタを真似たようなことされるとしらけちゃうとこはありますね。(呪術に関しては魅力もあるけどちょっとな〜と思うとこも多いです。好きな人ごめんなさい。笑)

ワンピは比較すると、前半の海までは結構それぞれ毛色が違ったと思うんです。アラバスタも空島もCP9もそれぞれ雰囲気違うし。特にウォーターセブンの不穏な感じとか今までのワンピースと全然違って良かったんですけど。新世界以降はドレスローザはアラバスタの拡大再生産でしかないし、カイドウもようやく雰囲気の違う敵出てきたなと思ったら結局民を支配する系のいつもの悪役じゃーんっていう。振り返ると全て同じ味。